『刃牙』に登場するオリバは、技を一切持たずに力のみで多くの猛者に勝ってきました。その印象は凄まじく、まるで違う次元の強さを見せているとも言えます。力の強さの秘密とは何か?どんな戦いをしてきたのか?日常の生活は?様々な角度から詳しく紹介していきます。
目次
『刃牙』にてミスターアンチェンと恐れられるビスケットオリバとは?
【STORY更新ッッ】第13話 ミスターオリバ
刃牙が慕う女性である梢江の前に現れたシコルスキー。恐怖に震える梢江は刃牙の名を絶叫する。一方、警視庁では死刑囚たちが東京の街を跋扈する状況の収拾をつけようとオリバと呼ばれる人物の協力を仰ごうとしていた→ https://t.co/RZBa1yX8bS #バキアニメ pic.twitter.com/F6rsnfKqcG— TVアニメ「バキ」公式アカウント (@baki_anime) September 17, 2018
ビスケットオリバは、『刃牙』の「死刑囚編」から登場しました。繋ぎ止められない男であるゆえにミスターアンチェインという通り名がつくほどです。普段は刑務所を自らの家代わりに住んでいて、警察が手に負えないほどの凶悪な犯罪者がいるとそこへ駆けつけ解決してしまいます。
刑務所内での生活は、まるでホテルのスイートルームでの暮らしのようで何一つ不自由がありません。欲しいものがあればすぐに手に入れることができ、出入りも自由になっています。格闘技は一切身につけておらず、自らの腕力のみで相手を制圧してします。
強さだけではなく頭脳も最強クラスで、あらゆる文化や知識を学んで自らの糧にしているところも凄いです。勇次郎と並んで国家レベルでの警戒が必要とされる人物でもあります。
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ビスケットオリバの知識1:異常な量の筋肉とその強さ
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オリバの最大の武器は筋肉です。一流と呼ばれる格闘家たちの筋肉力とは比較にならないほどの大きさと密度を誇っています。腕は女性の腰ぐらいの太さで、胸の厚さは勇次郎と比較しても倍近くあります。そんな筋肉から繰り出される力はどのぐらいのものか?
殴った相手が後方数メートルまで吹き飛ばされたり、胸が陥没したりしています。更に押さえつけての攻撃では外すことも不可能となり、崩れ落ちてしまいます。そして相手の攻撃も平気な顔で受け止めてまるでダメージを感じさせません。
散弾銃の銃弾を至近距離で受けましたが、軽傷で済んでしまいました。これほどの筋肉を持っていても体脂肪は5パーセントをキープしているので、全身が筋肉の塊ということです。
ビスケットオリバの知識2:消費カロリーと食事の摂取量
ビスケットオリバ以上にステーキを美味しそうに食べてるキャラを知らない pic.twitter.com/FBrpdQuWZN
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オリバの日常で欠かせないのはカロリー摂取です。筋肉量が多すぎるので何もしなくても常にカロリー消費をしているような状態なので、成人男性の数十倍のカロリー摂取を毎日しなくてはなりません。
そのカロリーは10万キロカロリーとなり、おにぎり500個分に相当します。 それ以外にも負傷した時には傷を早く治すという意味でステーキを食べまくっています。その数は実に数十皿と何キロ食べているのか分かりません。
しかし銃弾を受けた傷もその効果で食べ終わるとすぐに治り始めていたので、どんな体の構造なのか謎です。
ビスケットオリバの知識3:彼女マリアとの関係
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オリバには長年愛している女性がいます。それはマリアなのですが、若い頃の姿と現在の姿がまるで別人になっています。スタイルの良かったマリアが、ベッドから起き上がれないほど太ってしまったのです。その体重は軽く200キロを超えています。
それでもオリバは変わらず愛し続けていて、彼女を愛するがゆえにこれほどまでの筋肉を手に入れたとも話しています。マリアとオリバではマリアの方が立場が上で、オリバはまるで下僕のような存在になっていました。
これもオリバが一方的にマリアを愛しているということが分かります。
ビスケットオリバの知識4:モデルはセルジオ・オリバ
(バキのオリバのモデルであるセルジオ・オリバ込みで好きなところは)ありますねぇ!!!ありますあります(食い気味)
もう気が狂う! pic.twitter.com/PTcAnEbdSy— 一般ネックロム男性アトロシアス ヴェルデグリーングリューン (@CALAMI_DESTINY) September 25, 2018
オリバのモデルとなっているのが、セルジオ・オリバです。1960年代から1970年に掛けて活躍したボディービルダーで、ボディービル世界最高峰のコンテスト「Mr Olympia」で3連覇をしています。
キューバ出身の元重量挙げの選手で、細いウエストと驚異的な逆三角形に注目が集まりました。これだけでもオリバとかなり酷似していると思われます。
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ビスケットオリバの知識5:勇次郎との関係
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オリバと勇次郎の関係は長いようです。昔からの間柄のようで友人関係という感じです。勇次郎はどんなに仲の良い人物でも自らが認める強さを持ていないとすぐに付き合いを止めてしまいます。
しかしオリバは勇次郎を納得させるだけの強さを持っているので付き合いが続いているのです。実際に手合わせをしている時もありましたが、勇次郎が相手を壊さなかったのは珍しいケースとも言えます。
腕力だけで勇次郎に向かっていったオリバですが、勇次郎には敵いませんでした。しかしその後も関係は良好のようです。その理由には勇次郎が大人になったということもあるかもしれません。
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ビスケットオリバの知識6:かなりの戦歴
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オリバは『刃牙』シリーズでもたくさんの格闘家と戦っています。その戦歴をまとめてみましたので、紹介していきます。
シコルスキー
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「死刑囚編」で最初に戦ったのは、シコルスキーです。シコルスキーは拳で相手を切り刻むことができましたが、オリバの肉体を切ることはできませんでした。オリバは肌に粗塩をすりこんでいたので肌までも強くなっていました。
そしてシコルスキーの渾身の後ろ蹴りも太い首が衝撃を吸収して全くの無傷でした。そこからオリバは反撃をするのですが、たったの一発でシコルスキーをよける間もなくビルから落下させてしまいました。
龍書文
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「中国擂台賽編」で伝説の拳法家と呼ばれた龍書文と戦うことになりました。龍は高度な技を持ち、ポケットからの抜拳でオリバを追い詰めていきます。技では絶対に勝つことは不可能でしたが、オリバはそれを力のみでねじ伏せることになります。
相手を動けないように押さえつけてからの連続の頭突きは技など関係なく、龍はそのまま崩れ落ちるしかありませんでした。最後まで自らの意思を貫いて力のみで技に勝ってしまったオリバに観戦していた勇次郎も驚きを隠せない様子でした。
渋川剛気
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渋川剛気とは警察署内で初対面となります。警察官の指導に来ていた剛気でしたが、オリバが柔道に興味を持っていることから手合わせをすることになります。
オリバは怪力だけで剛気を投げようとしますが、剛気はそれを合気で返し手首の関節を外してしまいました。これにはオリバも驚いて戦いの続行をしませんでした。それでも剛気はオリバの強さをしっかりと見抜いていて、有段者の資格ありと自らの黒帯を渡しています。
お互いに本気ではないのが分かる試合のような感じだったので、本気だったらどのような戦いになったのか想像もつきません。
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ゲバル
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同じ刑務所のナンバー2ことゲバルは、アメリカで一番喧嘩が強いのはオリバだと知って刑務所にわざと入りました。そして念願の対決となったのですが、オリバの怪力はゲバルの想像を遥かに超えて、自分に合わせて戦っているのも分かるような内容でした。
刃牙が割って入るような形になったことでオリバが本気でゲバルを叩き潰しますが、一撃で終わってしまいました。これほど実力差があるのかというのを見せつけた戦いでもあります。
範馬刃牙
オリバ pic.twitter.com/Z4tr7E6Qjs
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刃牙はゲバルと同じくオリバに挑むためにわざと刑務所に収監されました。そして自らもオリバと同じように自由に刑務所を出入りできることをオリバの前でやってのけます。これを見たオリバも怒りを隠すことで精一杯という様子でした。
少しずつオリバを挑発することで、遂にオリバも本気で刃牙と戦うことを決意します。刃牙も剛体術や意識外の攻撃などを繰り出すのですが、オリバも負けていません。パックマンと呼ばれる相手を自らの筋肉で押しつぶすという必殺技を刃牙に喰らわせて五分の戦況にします。
最後は力のみでの対決となり無防備の状態で互いに殴り合うというものでした。そしてその力対決を制したのが刃牙でした。この時初めて勇次郎と同じく広背筋に鬼の顔を宿していました。
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ビスケットオリバの知識7:タキシードの抜け殻
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オリバと言えば有名なシーンがあります。それがタキシードの抜け殻です。オリバはゲバルとの戦いの前にタキシードを着込んで現れ、筋肉の膨張で一気に破ります。そして破れるのと同時にすっと体を抜け出すのですが、その後に残ったのが何と立ったままのタキシードだったのです。
どう見ても現実的に不可能なシーンですが、オリバの凄さを誇張させる良いパフォーマンスでもありました。これだけを見ると笑えてしまいます。
ビスケットオリバの知識8:名言
オリバ pic.twitter.com/IcmGkqKHG5
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オリバは『刃牙』シリーズでも5本の指に入る強者です。博学で力自慢で美意識も高いからこそ経験から出される名言もあるので紹介していきます。
「私以上の自由は許さない」
オリバ pic.twitter.com/c3pnwmWprV
— kohei (@cv9vb2) October 25, 2018
「死刑囚編」で死刑囚を捕まえるために要請されたオリバが口にした言葉です。自らがミスターアンチェインと呼ばれていることに誇りを持っています。そこには自分にしかできないことだという自負があるからです。それを他者が同じようにやろうとしていたことで火がつきます。
そして実際にどの死刑囚もオリバを追い詰めることには至りませんでした。実力から言ってもオリバには敵わなかったはずです。流石ミスターアンチェインの名を持つ人物だとも思います。
「愛以外に人を強くするものなどあるものか」
オリバ pic.twitter.com/5HTnQFmkEK
— kohei (@cv9vb2) October 24, 2018
刃牙がシコルスキーと廃ビルで戦っている時に割り込んできたのがオリバでした。そして一瞬でシコルスキーを倒すのですが、あまりにも強いので刃牙は質問しました。「何を食ったらこんなに強くなれるんだい?」この質問に対しての返答がこれです。
オリバの力の源は全て彼女であるマリアのためなのです。自分のためではなくマリアのためだからこそいくらでも強くなれたのだと話しているのです。愛があれば強くなれるというのは、後の刃牙にもつながることですね。
ビスケットオリバの知識9:アニメ版の声優は大塚芳忠さん
オリバが好きっていうか
大塚芳忠さんが演るオリバが好き pic.twitter.com/cdaCYHCrXx— フジダイ @HMPJ5 11/10.11 (@fujidai_s) October 8, 2018
アニメ版『刃牙』のオリバの声優を務めるのは大塚芳忠さんです。声優以外にもナレーターや海外映画の吹き替えでも活躍していて、日本テレビ『真相報道バンキシャ』のナレーターでも御馴染です。
年齢も60代前半とかなりのベテランですが、数々のアニメキャラクターの声を演じていました。人気作品では、『NARUTO』の自来也、『SLAM DUNK』の仙道彰、『ONEPIECE』のモンブラン・ノーランド、『亜人』の佐藤などを担当しました。
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オリバは筋肉馬鹿ではない!野見宿禰編での活躍に期待!
敬愛する漢のなかの漢。その1
ビスケットオリバ pic.twitter.com/Rlq5d0mh6a— Dai Fukutomi (@TryDai) October 25, 2013
ミスターアンチェインことビスケットオリバは、『刃牙』シリーズの中でもトップクラスの強さを持ちます。技は一切持たず、武器は鍛え上げた己の肉体のみです。筋肉は当然すごいのですが、それだけではなく頭脳も明晰だから正にスーパーマンみたいな人物です。
敗戦は刃牙と勇次郎のふたりですが、まだ対戦していないピクルや花山薫、愚地独歩など強者もたくさんいるので、本気でやりあった姿も見てみたいです。そして現在の『刃牙』でも野見宿禰編で登場していて、オリバを超える怪力との対決でこの先も目が話せない状態となっています。
オリバを知ることで『刃牙』シリーズも楽しくなりますので、是非登場シーンからチェックしてみてください。
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