【ゴールデンカムイ】のっぺらぼうについての知識6選!アシリパの父が金塊を隠した目的とは?

コミックス版『ゴールデンカムイ』にてついに正体が明らかになったのっぺら坊。これにより金塊争奪戦はげきせんを極めていきます。今回は金塊の謎を解くキーパーソンであるのっぺら坊の秘密を6つに分けてご紹介します!

『ゴールデンカムイ』金塊争奪戦の元凶!のっぺら坊とは

かつて北海道ではあちらこちらの川で金が大量に採れていた…まさにゴールドラッシュ!時を同じくして、日本人はアイヌ民族に対して鮭や鹿の猟を禁止。日本人によるアイヌ民族の迫害が起こっていたのです。これに対抗すべく、一部のアイヌたちがとった行動は軍資金を集めること。

砂金を集め虎視眈々と戦う準備をしていたのでした。しかし、砂金を独り占めしようと仲間を皆殺しにする者が現れたのです!その犯人といわれているのが「のっぺら坊」!名前の由来は、顔がまるで皮を剥いだか焼けただれたようになっており「顔がない」ように見えたこと。

取られた金塊の量は20貫(75㎏)にものぼり、現代の価値にして8億円相当にものぼるといわれていました。しかし、「情報将校」の異名を持つ鶴見中尉によって実際は2万貫、8千億円相当の金塊が隠されていることが明らかになったのです!

金塊を隠した後に網走監獄に投獄されたのっぺら坊は、外にいる仲間に対して金塊のありかを知らせる必要がある…しかし、手紙では看守たちに盗まれてしまう。誰もが埋蔵金のありかに目を光らせていたのです。

金塊の行方を知らせるためにのっぺら坊がとった行動は…

そこでのっぺら坊がとった行動は同房の囚人たちの体に埋蔵金のありかを示す暗号を記した刺青を彫り込んだというもの。その囚人の数は全員絵24名。

「ここから脱獄しろ。成功したやつには金塊を半分やる」

さらに、刺青は全員分で1つの暗号になっている…この噂を聞いた屯田兵は刺青囚人を移送にかこつけて連れ出します。しかしこれは囚人たちにとっては脱獄のチャンス。刺青囚人達は屯田兵を皆殺しにし森へと姿を消すのでした。この後、金塊をめぐって血で血を争う戦いは始まります。

囚人たちは金塊目当ての人間に命を狙われ、そして金塊をめぐるもの同士で殺し合う…のっぺら坊は投獄されてなお、戦争を生む死神ともいえる存在なのです!

のっぺら坊の秘密1:刺青人皮の秘密を握るのっぺら坊!

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元陸軍軍人の杉本佐一(すぎもと さいち)は金を必要としていました。戦死した友人との約束…戦友の妻、そして杉本にとっては惚れた女。彼女の目を治すための資金が必要だったのです。その時で会ったのっぺら坊に父を殺されたという少女「アシリパ」

杉本は「不死身の杉本」と呼ばれるほどの強靭な肉体、そしてアシリパはアイヌ民族のサバイバル能力。2人はそれぞれの能力を生かし手を組みます。杉本は金塊のため、アシリパは父の仇のため…。2人の金塊を追う旅が始まるのでした。

囚人たちは小樽を目指す!

不要な殺生を嫌うアシリパの影響もあり、囚人を殺さず写しを取るという方法を選んだ杉本。この方法により刺青囚人から有益な情報を得ることになります。「明治の脱獄王」との異名を持つ刺青囚人・白石由竹(しらいし よしたけ)を仲間に加えた杉本は金塊を追う敵の存在を知ることとなります。

脱獄の際、屯田兵を皆殺しにする指揮をとったのは「箱館戦争」で死んだといわれていた「新選組」鬼の副長・土方歳三…彼もまた金塊を追ってるのだとか。さらに、囚人たちは一様に

「小樽へ行け」

とのっぺら坊に指示を受けていたという情報も白石から得ることができました。小樽へ向かえば、囚人の刺青を手に入れることができる…杉本達の旅の行き先が定まるのでした。

のっぺら坊の秘密2:のっぺら坊の正体はアシリパの父ウイルク?!

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イトウ釣りをしていた所にでくわしたアイヌの男・アシリパの知り合いキロランケ。アシリパが子供の頃からの知り合いで、キロランケはアシリパの父の葬式にも参列していたのだとか。キロランケは、アシリパに伝えなければならないことがあるのだといいます。

アシリパの和名である「胡蝶辺明日子(こちょうべ あすこ)」の名を知る老人が尋ねてきた。この老人は土方歳三でした。アシリパの父を殺した犯人だと思われていたのっぺら坊は、なんとアシリパの父ウイルク。

つまりアシリパの父はアイヌを殺し金塊を奪った張本人だというのです。のっぺら坊は投獄されながらも、アシリパに金塊を託そうと外の人間に接触するヒントを与えていたのでした。

ウイルクとキロランケの関係

キロランケもウイルクも、日本のアイヌではありません。ウイルクはキロランケとともに、樺太から北海道へと移住してきたのです。キロランケはロシア皇帝暗殺の実行犯であり、その際のミスをウイルクにかばって貰ったのだとか。

キロランケが皇帝の乗る馬車に投げつけた爆弾は目測を誤って外れてしまう…しかし、ウイルクは果敢にもその爆弾をつかみ馬車へと投げつけたのです。この経緯あってか、ともに北海道へ渡ってきたキロランケとウイルク。アシリパの瞳の色が日本人にはない深い青をしているのもうなずけますね!

のっぺら坊の秘密3:のっぺら坊には顔がない…手掛かりは瞳の色

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皮ふの損傷が激しく、かつての顔を失っているのっぺら坊。その手掛かりは、アシリパと同じ色をした青色の瞳。その青色は美しく、「同物同治」を信じる家永カノ(いえなが かの)にも食べられそうになったほどです。

ヒグマの狩り方をはじめ、森で生きるすべを教えてくれた尊敬できる父…

「アシリパ 私の娘…お前はアイヌの未来」

そう誇らしげに言ってまっすぐ見つめてくれた瞳…。たとえ顔がつぶれていたとしても、アシリパは父の瞳を見まがうはずがありません。父がアイヌ虐殺の犯人だと聞かされたアシリパは悲しみとともにウイルクに会いに向かうのでした。

のっぺら坊の秘密4:のっぺら坊には偽物がいる?!網走監獄に施した犬童の罠!

父に会うべく網走監獄へ潜入したアシリパは、父といわれている「のっぺら坊」へと話しかけます。

「私だアシリパだ。小樽から会いに来た」

しかしそこにいたのは犬童が用意した偽物。のっぺら坊を狙った者が侵入してきたときのための非情報知器の役割をする囚人だったのです。舌を切られ言葉を失い、絶叫する偽ののっぺら坊…犬童が侵入者に対抗するべく動き出します。

そしてこの機会を待っていたかのように現れる鶴見率いる第七師団の精鋭たち。金塊のありかを知るのっぺら坊をめぐって網走監獄は戦場と化したのでした。

のっぺら坊の秘密5:のっぺら坊がアシリパの名前に込めた意味とは?

アシリパとは、アイヌ語で「新しい」という意味を持つ「アシリ」と、年や時代を示す「パ」を合わせた名前で「新年」を意味します。アシリパはこれを「未来」と解釈しており「新しい時代のアイヌの女」を意味する名前だと語ります。

また、和名である「明日子」も未来を示唆する名前のっぺら坊はアシリパにアイヌの未来を託していたのかもしれません。アイヌを迫害していた日本人に対抗するために軍資金を集めていたのっぺら坊…アイヌの人々に戦えというなら、自分の子供を特別扱いするわけにはいかない。

アイヌの女性の役割である家事を教えず、狩りなど生き抜くすべをアシリパに教え込んだのっぺら坊…。わが子への愛と、そして葛藤が詰まっている名前なのかもしれませんね。

のっぺら坊の秘密6:のっぺら坊が死亡!その時アシリパは…

土方が犬童と戦っている隙をついて逃げ出したのっぺら坊。その先で杉本と出会い、双眼鏡越しにアシリパとのっぺら坊は再会を果たすのでした。父の姿を確認したアシリパは涙を流します。

「アチャ…どうして…?」

自分の知る父は金塊のために仲間を殺すような人じゃなかった。命の大切さを父から学んだ…再会の喜びよりも、アシリパは悲しみに暮れているようでした。

一方のっぺら坊は、アシリパの姿を確認できたこと、杉本がアシリパに慕われていることを見込んでのっぺら坊は真実を語り始めます。

「アイヌを…殺したのは私じゃない」

そしてアシリパに伝えてほしいと、金塊の秘密に触れようとしたその時、のっぺら坊は尾形により狙撃され絶命するのでした。続いて杉本もまた、頭部を打ち抜かれてしまいます。尾形が裏切ったとも知らず、尾形より父と杉本の死を告げられたアシリパ。悲しみに泣き叫ぶしかできませんでした。

激戦を極める金塊争奪戦!アシリパの運命はいかに?!

鶴見一派の凄腕医師・家永の施術と持ち前の生命力で頭部を打ち抜かれるという大怪我から生還を果たした杉本。裏切者の尾形とキロランケからアシリパを取り戻すべく樺太へと向かいます。のっぺら坊が死んだことで金塊の謎を解くカギはアシリパのみ。

アシリパをめぐって激化していく金塊争奪戦!のっぺら坊の正体が明らかになったこと、アイヌ虐殺の犯人が別にいることが判明したことで金塊の謎がさらに複雑化…!アイヌ虐殺の犯人は誰?そして金塊の行方は…!?『ゴールデンカムイ』アニメの2期も放送中!ますます今後の展開が見逃せませんね。