『僕のヒーローアカデミア』に登場する謎の少女壊理は、オーバーホールによってずっと囚われの身となっていました。何故そのような状況になってしまったのか?過去から現在までの壊理について詳しく紹介していきます。
目次
『僕のヒーローアカデミア』壊理(エリ)とは?
壊理は路地裏からいきなり現れたことでデクと初対面となります。何故こんなところに少女が?そんな疑問を持っていましたが、そこへ後からあらわれたのがオーバーホールです。壊理はオーバーホールにずっと利用されていました。
オーバーホールは壊理が特異な個性を持っていることから、その個性を利用して莫大な資金を稼ごうとしていたのです。全ては自分の所属する組織である死穢八斎會のためでした。
壊理は自らの過去や個性のせいでたくさんの人を不幸にすると思って心を完全に閉ざしてしまっていました。しかしそれを変えてくれたのがデクでもあります。自由の一切ない壊理がいつか自由になれるかもしれないという希望を抱くようになったのです。
— kohei (@cv9vb2) November 17, 2018
壊理の見た目は小学校低学年ですが、頭に角が生えている異形の存在に見えますし、会話が妙に大人っぽかったりするので、実際はもう少し年齢が上なのかもしれません。性格は大人しく自分からは何も話せないような感じです。
そして優しい心を持っていて誰かが傷つけられることを嫌がります。それもオーバーホールとの関係が絡んでいます。もしも自分がここから逃げれば誰かがオーバーホールの手によって傷付けられてしまう。
そう考えると自分一人が傷付けはそれで済むと思ってしまいます。それでもまだ大人になっている訳ではないので、心が揺らいでいるのもよく分かります。
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壊理(エリ)に関する知識1:未知数の能力を持つ個性「巻き戻し」
— kohei (@cv9vb2) November 17, 2018
壊理の個性は「時間を巻き戻す」というもので、触れた者の時間を巻き戻すことができます。それは事象であり進化に影響を与えるようです。人間を胎児までに戻すのではなく、猿に戻してしまうということなので、正に進化の巻き戻しですね。
そして個性も進化の過程で生まれたものなので、個性を持たない生物に戻すということです。デクがオーバーホールと戦った時は、ワンフォーオールの力を100パーセント出せるように壊れる体を壊れる前に一瞬で戻していました。
壊理の個性にはまだまだ可能性があるので、事象も戻せるとなると無個性になったものを再度戻せる可能性もあるとも言えます。オーバーホールの研究の成果では「個性消失弾」の開発までにいきますが、これからの展開ではその上をいく才能の開花もあるかもしれません。
壊理(エリ)に関する知識2:父親や母親を巻き込んだ壮絶な過去
— kohei (@cv9vb2) November 17, 2018
壊理の父親は、壊理が持つ個性によってその場から消滅してしまいます。これを見た母親は自分の子どもは化け物なのだと恐れました。そして母親はそんな壊理とは暮らせないと思い、自らの父親に預けます。
壊理の祖父にあたる男は死穢八斎會の組長で、母親に代わって面倒を見ることを決めます。そして不思議な個性を持つことも承知の上でしたが、両親に捨てられた壊理のことを可哀そうに感じていました。
壊理は自らの個性によって父親を消滅させてしまったことから自らの個性を抑えようと必死でした。
壊理(エリ)に関する知識3:個性に執着するオーバーホールの洗脳
オーバーホール pic.twitter.com/08TuMaL8vQ
— kohei (@cv9vb2) October 18, 2018
死穢八斎會の若頭であるオーバーホールは組長から壊理を紹介されました。そして特異な個性を持っていることを聞くとそのことに興味を持ちました。
そして調べてみると壊理の個性は時間を巻き戻すことを知ったのです。そこで考えたのが「個性消失弾」です。これは壊理の個性を利用して、銃弾を受けた者が個性を持たない状態までに巻き戻されるという仕組みになっています。
この「個性消失弾」を死穢八斎會が持つことで巨大なマーケディングを展開して、莫大な資金源を生み出すことができると考えていました。そのためには壊理の体がどうなろうと知ったことではないという感じです。
そして壊理が逃げ出そう者ならそれに関わった人間も平気で殺してしまいます。それだけの能力がオーバーホールにはあるので、壊理も恐怖で支配されている状況となりました。
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壊理(エリ)に関する知識4:ミリオとデクとの出会いで生まれた願い
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— kohei (@cv9vb2) November 8, 2018
壊理は最初からデクに対して助けを求めていました。それは言葉ではなく、目と気配で訴えかけるというものでした。それをいち早く察したデクだからこそ、初対面だった壊理を見て救ってあげなくてはと感じました。
しかしそこにはオーバーホールという強敵が現れます。デクよりも何もかも上の存在だからこそ敵わない相手だということもデク自身が分かっていました。それでも壊理を救いたいという気持ちは強く、何としても救ってあげる!という意思がはっきりとしていました。
そしてミリオも同様の考えで必死に壊理を護りました。オーバーホール相手に個性を途中で消失しても最後まで護りきる姿には多くのヒーローに感動を与えました。壊理は自分を護ってくれたミリオとデクの姿を見て、自らが変わるための決心をしたのだと思います。
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壊理(エリ)に関する知識5:オーバーホールからの開放
— kohei (@cv9vb2) October 23, 2018
オーバーホールの一味も遂にヒーローとの戦争に発展しました。お互いの個性を利用した戦いとなるのですが、ヒーローには通形ミリオがいました。ミリオの個性である「透過」はオーバーホールを苦しめて、追い詰めました。しかしまさかの「個性消失弾」にミリオが被弾して無個性となってしまいます。
そこからは、デクとオーバーホールとの戦いとなるのですが、壊理の力を使いワンフォーオールを100パーセント出せる状態になったことでオーバーホールに勝利することになりました。しかし壊理は自分の力の制御が分からずデクの力も暴走状態となります。
そこはイレイザーヘッドの助けもあり壊理の力を消すことに成功します。こうして壊理はオーバーホールから解放されることになりました。
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壊理(エリ)に関する知識6:死穢八斎會からの救出後の心境変化
壊理ちゃんはいいぞ! pic.twitter.com/SgVsLMCaOL
— 雪なめら (@yukinamera) November 11, 2018
デクたちに救出され、しばらく病院の世話になっていた壊理でしたが、雄英高校の文化祭をきっかけに心境の変化が見られるようになりました。
今まではオーバーホールに怯えるだけの生活だったのに、周りにはたくさんの優しい人間がいるのだということを知ったのです。そして笑顔も見られるようになりミリオやデクは本当に良かったと感じていました。
雄英高校で壊理を預かることになったので、今後は個性の制御も可能になりヒーローたちの役に立つことだと思います。
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壊理(エリ)に関する知識7:個性の制御が今後の鍵となる!
— kohei (@cv9vb2) November 17, 2018
壊理はオーバーホールという恐怖の存在から解放されることになりました。そして自らの救出のためにヒーローたちの活躍を間近で見ることもできたからこそ、自分の個性を役立つために生かそうと考えているはずです。
壊理はまだ自分の個性である「時間の巻き戻し」を上手く制御できていません。しかしこの個性は無限の可能性を秘めているとも思います。事象と進化の巻き戻し以外の巻き戻しがあるとしたら、死んだ人間までも生き返らせることができるかもしれません。
他にも無個性になった人物を元に戻すことができるかもしれません。そうなれば、通形ミリオの復活もあり得ると言えます。そういった意味で今後の展開で大きな活躍を見せてくれることは間違いないと思われます。
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悲しき過去を持つ壊理はデクから生きる希望を与えられた
— kohei (@cv9vb2) November 17, 2018
化け物と恐れられ、両親からは見放されると、オーバーホールによって道具として扱われる人生しかなかったのが壊理です。籠の中の鳥で自由がない生活にはうんざりしていましたし、自らの個性が何なのかも理解できませんでした。
そんな時に出会ったのがデクで、壊理の世界を大きく変えてくれることになります。オーバーホールとの戦いを通じて自分にできることや自分の意思をはっきりと表に出していました。そしてオーバーホールからの解放へと繋がり新たな人生を手に入れることができました。
全てはデクたちのお陰ですが、これからは壊理の持つ個性を生かしてたくさんの人に影響を与えてくれることでしょう。笑わなくなった少女が笑える世界を作ってあげたデクの活躍はかなり大きいですね。
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