
【弱虫ペダル】には、個性を表現したキャラクターの異名が登場します。かっこいいだけでなく、特徴を掴んだあだ名や愛称は思わず呼びたくなってしまいそう。今回は、主要キャラクターが持つ異名とあだ名をまとめてご紹介します!


目次
個性豊か!弱虫ペダルキャラクターの異名&あだ名
弱虫ペダルとは?
「弱虫ペダル(よわむしペダル)」は、2008年から「週刊少年チャンピオン」にて連載されている渡辺航原作の自転車競技漫画。アニメは第1期「弱虫ペダル」が全38話、第2期「弱虫ペダル GRANDE ROAD」が全24話、第3期「弱虫ペダル NEW GENERATION」が全25話、第4期「弱虫ペダル GLORY LINE」が全25話で放送されました。
弱虫ペダルではレースで目立った活躍をする選手に、その人に見合った異名が付くことがあります。自分自身で名乗っている場合もありますが、自転車競技ファンや応援している人から親しみを込めて呼ばれることも。そんなキャラクターに付いた異名やあだ名を、まとめて紹介していきます!
「山王」/小野田坂道
「小野田坂道(おのだ さかみち)」は、本作の主人公。身長は165cm、体重は54㎏、誕生日は3月7日、星座は魚座、血液型はO型。タイプは「クライマー」で、愛車は「ママチャリ」→「クロモリロードレーサー」→「黄色のBMC」です。
1年生でインターハイのメンバーに選ばれた坂道は、1日目に落車に巻き込まれ最下位になってしまいます。しかし、100人抜きでチームに合流し、2日目は体調不良で後れをとった田所を迎えに行き無事にチームの所まで引っ張りました。そして迎えたインターハイ3日目は箱根学園のクライマー「真波山岳(まなみ さんがく)」と接戦の末、見事1位でゴールした実力者です。
自転車競技初心者かつ無名選手だった坂道ですが、数々の偉業を成し遂げた結果「山王」の異名で呼ばれるようになりました!しかし、ファンの間ではニコニコしながら「ヒメ」と口ずさみながら全力で自転車を漕ぐ様子から「妖怪ペダル回し」と呼ばれることも…。
「浪速のスピードマン」/鳴子章吉
「鳴子章吉(なるこ しょうきち)」は、関西からの転入生。身長は165cm、体重は56㎏、誕生日は8月28日、星座は乙女座、血液型はB型。タイプは「スプリンター」→「オールラウンダー」で、愛車は「赤のPINARELLO」です。
派手で目立つことが大好きな鳴子は、スピード自慢が引き立つスプリンターで「天才ロケッター」と自称することもありました。初めて参戦したインターハイ1日目では、スプリングリザルトを泉田と田所と競い、接戦の末に僅差に田所に破れましたが総北の勝利に大きく貢献したルーキーです。
ちなみに、総北では鳴子があだ名を付けて呼んでいるケースが多いんだとか。今泉を「スカシ」と呼ぶのも、鳴子なりの愛情表現なのかもしれませんね。
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「轟音の古賀」/古賀公貴
「古賀公貴(こが きみたか)」は、メカニック担当部員。身長は182cm、体重は66kg、誕生日は6月4日、星座は双子座、血液型はA型。タイプは「オールラウンダー」で愛車は「黄緑のMERIDA」です。
「手嶋純太(てしま じゅんた)」と「青八木一(あおやぎ はじめ)」の同級生で、アニメ第3期第13話から登場しました。総北の自転車競技部に1年生の時から入部し、インターハイでは金城の代わりにエースとして出場した経験もある実力の持ち主。1000kmレースで脚を痛めてからは、部室で自転車の整備をしていることが多いです。
陸上部だった中学生の時は「体力バカ」と言うあだ名で呼ばれていて、自転車レースでは古賀が他の選手を抜いて走り去る時に風を切る音が聞こえることから「轟音の古賀」と異名が付きました。
「石道の蛇」/金城真護
「金城真護(きんじょう しんご)」は、自転車競技部主将。身長は178㎝、体重は65㎏、誕生日は12月1日、星座は射手座、血液型はO型。タイプは「オールラウンダー」で愛車は「Trek」です。
2年生の時からエースとして活躍する実力の持ち主。口数は少ない方ですが、真面目でストイックな性格から部員からの信頼も厚い主将です。そんな金城は、どんな逆境でも決して諦めない不屈の精神の持ち主であることから「石道の蛇」の異名を持っています。
また、度が入っているスポーツサングラスをかけているので、鳴子から「グラサン先輩」なんてあだ名で呼ばれることも。落ち着きがあり高校生とは思えない風貌をしているため、初対面の坂道の母親からは「老けてるわねー」と言われていました。
「頂上の蜘蛛男」/巻島祐介
「巻島裕介(まきしま ゆうすけ)」は、総北のエースクライマー。身長は176㎝、体重は62㎏、誕生日は7月7日、星座は蟹座、血液型はAB型(RH-)。タイプは「クライマー」で愛車は「GIOS」→「TIME」です。
印象的なルックスが目立つ巻島は、その見た目から「たま虫色の髪色」や左右に大きく揺れる「独特のダンシング」の人と呼ばれることも。
そんな巻島は長い手足を振り乱して頂上を目指す姿から「頂上の蜘蛛男」と書いて(ピークスパイダー)と呼ばれ、良きライバルの東堂からは「巻ちゃん」と言うあだ名で呼ばれています。さらに、語尾に「ショ」をつける独特な喋り方なので、いろんな人からモノマネされがちです。
「暴走の肉弾頭」/田所迅
「田所迅(たどころ じん)」は、総北のエーススプリンター。身長は185㎝、体重は74㎏、誕生日は10月16日、星座は天秤座、血液型はA型。タイプは「スプリンター」で愛車は「SpeciaLized」です。
巨漢で豪快な田所は「暴走の肉弾頭」の異名を持ちチームを引っ張ります。その様子は「肉弾列車」と呼ばれ総北の名物となっていて、この「肉弾技」はのちに後輩の「青八木」に伝授されました。
2歳下の鳴子からは「オッサン」と言うあだ名で呼ばれ、田所からも「赤頭」と呼び返しています。同じスプリンターとしてライバル意識はあるものの、険悪な雰囲気で呼び合っている様子はないようです!
「頂上のスズメ蜂」/新開悠人
箱根学園の「新開悠人(しんかい ゆうと)」は、新開隼人の3歳下の弟。身長は175cm、体重は61kg、誕生日は12月30日、星座は山羊座、血液型はO型。タイプは「クライマー」で、愛車は「cervelo」です。
箱学の自転車競技部で活躍した兄の「新開隼人」が卒業してから新入部員として入って来たので、レースに参加する前から「新開隼人の弟」だからと言う期待や噂で持ちきりでした。しかし、実力を見るよりも先に「弟」と言われることの多さにうんざりしていたようです。
しかし、強豪校の箱学で悠人は真波に続き1年生でレギュラー座を掴んだ実力者。そんな悠人は「頂上のスズメ蜂(ピークホーネット)」の異名を持ち、兄とは違うクライマーとしての才能を開花させます。
「神奈川の最速屋」/泉田塔一郎
「泉田塔一郎(いずみだ とういちろう)」は、箱学の次期主将。身長は171cm、体重は62kg、誕生日は10月10日、星座は天秤座、血液型はB型。タイプは「スプリンター」で愛車は「BH」です。
鍛え抜かれた肉体が自慢の泉田は、大胸筋に名前を付けていて「右」が攻撃的で排他的な「アンディ」、「左」が慎重かつ大胆な「フランク」。さらには筋肉を意味する「アブ」と言うフレーズを口ずさみながら調子を上げてスプリントする様子から「神奈川の最速屋」と言う異名を持ちます。
「全身スプリントマシーン」と称される肉体ですが、長い睫毛も特徴的で「御堂筋翔(みどうすじ あきら)」からは「キンニクマツゲ君」、「鳴子」からも「マツゲ君」とあだ名で呼ばれています。
「黒猫」「届け屋」/黒田雪成
「黒田雪成(くろだ ゆきなり)」は、箱学のエースアシスト。身長は175cm、体重は61kg、誕生日は2月4日、星座は水瓶座、血液型はA型。タイプは「クライマー」→「オールラウンダー」で愛車は「KUOTA」です。
中学生の時から「スポーツの天才」と呼ばれ運動部で助っ人として活躍していた黒田ですが、強豪校の箱学自転車競技部では1年生と2年生の時はインターハイ出場を逃します。しかし、実力のある走りから「届け屋」「黒猫」と2つの異名を持ちます。
先輩の「荒北」からは初対面で「クソエリート」と呼ばれ、幼馴染の「泉田」からは「ユキ」、同学年の葦木場からは「ユキちゃん」と相性で呼ばれています。
「道の怪物」「怪道銅橋」/銅橋正清
「銅橋正清(どうばし まさきよ)」は、入退部を繰り返すスプリンター。身長は191cm、体重は73kg、誕生日は9月5日、星座は乙女座、血液型はO型。タイプは「スプリンター」で愛車は「S-WORKS」です。
銅橋は過去に出場した大会全てで勝利を収めている実力の持ち主で「道の怪物」「怪道銅橋」の異名を持つ実力者です。しかし、部員数の多い箱学では1年生の時には大会メンバーに選ばれず、年功序列に従えない銅橋は何度も入退部を繰り返し「箱学史上最も部を辞めた男」と言われています。
3度退部して4度入部しなおしているので、部員と仲良くしている印象はありませんが、1つ上の葦木場からは「バッシー」同学年の真波からは「バシくん」と愛称で呼ばれています。
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「運び屋」「野獣」/荒北靖友
「荒北靖友(あらきた やすとも)」は、福富のエースアシスト。身長は178cm、体重は63kg、誕生日は4月2日、星座は牡羊座、血液型はA型。タイプは「オールラウンダー」で愛車は「Bianchi」です。
中学2年生までは野球部に所属していた荒北ですが、肘を壊したことが原因で辞めてしまいます。野球部がないことを理由に入学した箱根学園では、ノーヘルで原付を乗り回すなど荒れ放題でした。しかし、そんな時に福富と出会い、ロードバイクと原付で競争して負けてしまったことからロードバイクに目覚めます。
自転車競技部に入部してからはロードバイクの魅力を教えてくれた福富のアシストを努めていて、その優秀さから箱根学園イチの「運び屋」と異名が付き、抜けきらない元ヤンっぷりに「野獣」とも呼ばれています。
「山神」「眠れる森の美形」/東堂尽八
「東堂尽八(とうどう じんぱち)」は、副主将エースクライマー。身長は174㎝、体重は61㎏、誕生日は8月8日、星座は獅子座、血液型はA型。タイプは「クライマー」で愛車は「RIDLEY」です。
東堂は箱学の副主将を務めるエースクライマーで、音も無く加速する「スリーピングクライム」を得意とすることから「山神」の異名を持っています。更に、音も無く加速し森さえ眠らせるクライマーであることから「眠れる森の美形(スリーピングビューティー)」を自称することも。
実力は確かですが、ややナルシストな一面があり、女子からの人気が高くファンサービスも派手。自身を「天才」「美形」と名乗ることもありますが、一部からは「森の忍者」と呼ばれているんだとか。
「箱根の直線鬼」/新開隼人
「新開隼人(しんかい はやと)」は、箱学のエーススプリンター。身長は177cm、体重は64kg、誕生日は7月15日、星座は蟹座、血液型はO型。タイプは「スプリンター」で愛車は「cervelo」です。
新開は、中学生の時から福富と自転車競技部に所属しており、その時から様々な大会で何度も優勝を果たしています。ラストスパートや本気モードに入ると目と舌を剥き出しにしてスプリントする様子から「箱根には鬼が出る」と言われ、「箱根の直線鬼」と異名が付きました。
上下関係や年功序列が厳しい部の「精神的支柱」「潤滑油」と言われ、普段の新開からは「直線鬼」と呼ばれている時と同一人物とは思えないほど人辺りが良く、穏やかな人物です。
「呉の闘犬」/待宮栄吉
「待宮栄吉(まちみや えいきち)」は、呉南のエーススプリンター。身長は175cm、体重は63kg、誕生日は5月31日、星座は双子座、血液型はA型。タイプは「スプリンター」で愛車は「GOLNAGO」です。
前回大会では総合3位入賞を果たす実力をもつ待宮ですが、ルール破りな行動や態度が目立ちます。そしてレース中にも凶暴な走りを見せることから「呉の闘犬」の異名で知られています。
レース前に総北のマネージャー「寒咲幹(かんざき みき)」を胸を触ってナンパしたり、Cパートでは泉田に「持っとるのぉ」と呟きながらアンディとフランクを高速で撫で、泉田を「止めて下さい!アブゥ」と言って泣かせてしまうなど、レース以外でも呉の闘犬ぶりを見せます。
異名はなくてもあだ名が印象的なキャラクター
バリエーション豊富で的確な悪口!?
弱虫ペダルには、かっこいい異名だけでなく『スカシ』『エリート』『弱泉くん』と呼ばれる今泉俊輔(いまいずみ しゅんすけ)や、『鉄仮面』と呼ばれる福富寿一(ふくとみ じゅいち)など、絶妙なあだ名を持つキャラクターがたくさんいますね。
また、真波山岳(まなみ さんがく)は『遅刻魔真波』のやや不名誉なあだ名で呼ばれたり、京都伏見のメンバーは「御堂筋翔(みどうすじ あきら)」から『ザク』と呼ばれたりもします。
みなさんが印象に残っているキャラクターのあだ名や微妙も、ぜひコメントで教えてくださいね!