『BLEACH』の朽木白哉の持つ斬魄刀「千本桜」はかなり強い能力を持っています。どのような能力を持っていて、卍解ではどのように変化するのか?そしてその能力を使ってどんな相手と戦ってきたのか?などを詳しく紹介していきます。
目次
『BLEACH』のキャラクター・朽木白哉とは?
護廷十三隊の六番隊隊長を務めるのが朽木白哉です。四大貴族と呼ばれている朽木家の二十八代当主でもあり、家督を継ぐということの責任の大きさを一番に感じています。
妻には緋真がいましたが病気の末に亡くなってしまいました。そしてその妹のルキアを養子に迎えて引き取ることになります。一護が死神になったことから起きたルキアの処刑騒動で、今まで朽木家を護ることしか考えていたことを改めて、自分の正直な気持ちに従って動くようになります。
そして尸魂界に害をなす者を絶対に許さず、強敵を次々に排除し、一護と共に尸魂界に大きく貢献しました。その強さは成長し続けているようにも思えて、初めから比べると技の切れや数が多くなっていきました。見た目と同様に戦い方がスマートで、勝つにしろ負けるにしろカッコよすぎます。
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朽木白哉の斬魄刀「千本桜」の能力
いい兄さんの日
兄さん、、、
_人人人人人人_
> 兄様!!!!!!!! <
 ̄^Y^Y^YY^Y ̄#いい兄さんの日
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朽木白哉の持つ斬魄刀は「千本桜」と言います。その名の通りに刀が千枚の刃に分かれて、まるで桜吹雪のように相手に襲い掛ります。攻撃は白哉の意思で行われるので、動きが自由自在になっていて避けるのもかなり難しいです。
一方で防御の方がおろそかになってしまう弱点もありますが、持ち前の瞬歩を生かしたスピードと鬼道を使う事でそれもカバーできているのではないかと思われます。
無傷圏とは?
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朽木白哉の千本桜は細かい刃の嵐のようなものです。しかしそれが見境なしだったとしたら自分にも危害が及んでしまいます。それを防ぐために刃の当たらない箇所を作っているのです。
それが無傷圏ですが、白哉を取り巻く周囲85センチだけは刃が届かない場所になっています。無傷圏に入られるとその間は白哉は無防備状態となってしまいますが、刃の嵐を避けながら白哉に近づくことも容易な話ではありません。
卍解「千本桜景厳」の必殺技
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卍解「千本桜景厳」の能力は、白哉が刀を地面に落として吸い込ませるところから始まります。刀が地面に吸い込まれると、すぐに周囲には千本の刀が並ぶ光景が広がります。
そしてその刀が全て細かい刃へと姿を変え、対象者に襲いかかることになります。刃の数だけで言うと数億枚になるのですが、ひとつひとつが細かいので殺傷能力は数枚程度ではそれほどのものにはなりません。
数億枚が一度に襲い掛かることで全身を切り刻まれることになります。そんな「千本桜景厳」には様々な必殺技があるので紹介していきます
殲景・千本桜景厳(せんけい・せんぼんざくらかげよし)
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「千本桜景厳」の真の姿と言われているのが「殲景・千本桜景厳」です。千本の刀の並ぶ結界の中で白哉の持つ刀だけで攻撃するというものですが、これを見せたのは一護で二人目です。最初に見せた人物は未だに明らかにはなっていません。
純粋な刀の技術で相手を圧倒するというものですが、認めた相手にしか出さないようです。これで相手を倒すことで本当の力で倒したということに繋がるのかもしれません。
能力的にいったら他の技の方が強いようにも思えますが、これはあくまでもプライドを賭けた戦い用に思えます。
奥義「一咬千刃花(いっかせんじんか)」
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ユーハバッハの親衛隊であるジェラルドとの対決で、最終決戦で使用された奥義です。日番谷冬獅朗が全身を凍結させた後に千本の刀での一斉射撃を放ったことで頭部を形を残すことなく破壊してしまいました。
今まで使用したことがなく、ここで初めて扱ったことからもエス・ノトに敗れてから鍛え上げて使用できるようになったと考えられます。「吭景・千本桜景厳」と比較しても威力の違いは数段上でしょう。
吭景・千本桜景厳(ごうけい・せんぼんざくらかげよし)
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「吭景・千本桜景厳」は、数億枚に枝分かれさせた刃で敵を全方位から攻撃する能力です。空から無数の刃の嵐が降ってくるようなもので、防ぐことはほぼ皆無で、よほど硬い防御能力があるか、相手の前から一瞬で姿を消せるか、能力の無効化ができるかしないと逃れられません。
ゾマリ・ルルーもこの技を喰らうことになりましたが、防ぐことはできずに致命傷を負うことになりました。
終景・白帝剣(しゅうけい・はくていけん)
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「千本桜景厳」の数億の刃を、一振りの刀の形状に凝縮した状態です。卍解した一護との一騎打ちでも使われたものですが、卍解状態の一護の斬撃を受けられるほどの防御力と攻撃力を持っています。近接戦闘向けの技で、白哉の刀を振るう技術が純粋に試される能力です。
朽木白哉の対戦相手と内容
朽木白哉は『BLEACH』の中でも中心的存在のひとりなので、戦闘シーンも多いです。斬魄刀の能力をどのように開放して戦ってきたのかを詳しく紹介していきます。
黒崎一護
【BLEACH】黒崎一護形態別強さランク付け : つう速報 https://t.co/LgCZil2mHF pic.twitter.com/my0gRx7QlO
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一番初めの対戦相手は黒崎一護でした。まだ死神になりたてで、自らの斬魄刀の扱い方も良くわからない状況だったので圧勝してしまいます。しかしその後ルキアを追って尸魂界にやってきた時は、他の隊長と戦ったり卍解をすることになったりして強さを上げてきました。
そうすることで、2度目の対決がルキアの処刑台の元で行われたのですが、一護の戦闘力が上がったことで、目で追えなかった千本桜を追うことができるようになっていましたし、その速さについていけるようになりました。しかし経験の差もあり鬼道を加えることで一護が押されていくことになります。
一護はそのまま負けるのでは?と思われた瞬間に無意識の元で壊面の力を出し、形勢逆転となりました。そこから意識を取り戻した一護は壊面を引きはがすと最後の勝負に出ます。その結果僅かの差で一護が白哉を制する形となり、白哉も大人しく敗北を認めていました。
ゾマリ・ルルー
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エスパーダの第7位がゾマリ・ルルーです。呪術のような能力を持っていて、体全身が目で覆われた状態となり、その目に見られた肉体の箇所の動きを奪われます。
倒れているルキアを護るために自らが盾となって左腕、左足と徐々に動きを奪われてしまった白哉ですが、少しも焦ることはありませんでした。寧ろこのぐらいのハンデがあってもお前は勝てないと言うほど、余裕を見せていたのです。
これにはゾマリ・ルルーも頭にきて何度も白哉の体の動きを封じようと試みたのですが、最後は目で見る能力を鬼道の盾「断空」で防ぐと一気に距離を詰めて背後を取っていました。
そして命乞いをしたゾマリ・ルルーに対して容赦することはなく命を奪いました。
月島
月島は斬ったものに過去を改変することができる能力を持っています。朽木白哉と初対面した時に闘技場を斬ることで、何度も同じ場所の過去を改変して白哉との戦いを繰り返していました。そのため白哉の手の内は全て知られることになります。そのため無傷圏を利用されてどんどん追いつめられることになりました。
それを見た白哉はセオリー通りの戦いでは勝つことは無理と判断し、自らも危険に晒すことを選択します。無傷圏を狭めて自らの体も切り刻まれることになるのですが、そこから隙をついて握ってある刃の欠片から至近距離で千本桜を開放しました。
これには月島も予想外だったらしく胸に孔を空けられることになります。本当の戦場だからこそ何が起こるか分からなく、戦略というよりもひらめきが重要なのだということが分かる戦いでもありました。
エス・ノト
エス・ノトとは2度の勝負を行いました。1度目は訳も分からずに卍解を奪われてしまい、自らの卍解によって致命傷を負うことになりました。そこで死を覚悟した白哉でしたが、かろうじて生き残って霊王宮に連れて行かれ回復することになります。
そして己の斬魄刀を見直すことによって「千本桜」というものが、どういうものなのかということを深く知ることになりました。そのため再戦した際には、始解のままでも能力を開放した全力のエス・ノトにも動じた様子もなく攻撃を相殺してしまいます。
最後はルキアに卍解「白霞罸」によってエス・ノトは葬られることになるのですが、白哉は以前とは次元の違う強さに変わっていました。
「千本桜」は美しく華麗に相手を倒してしまう能力
朽木白哉 pic.twitter.com/q7PKnc2Vn8
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朽木白哉は貴族であり、護廷十三隊の六番隊隊長という肩書もあることから、責任感と使命感に燃える男です。そのため頭の固すぎるところもあるので、周囲を惑わす結果にもなることになります。
しかし死神を滅ぼそうとする敵に対してもその強さで押し切って、尸魂界の平和に貢献した人物でもあります。白哉の持つ斬魄刀「千本桜」は、名前も美しいのですが、能力も美しく描かれています。桜吹雪のように無数に散った刃が襲い掛るというものですが、その威力は半端ではありません。
卍解すると「千本桜景厳」となり、「千本桜」の数百倍の威力に変化します。こうなるとよほどの敵でなければ誰も手も足も出ない状態になってしまいます。
そして強さは技の能力だけではなく、策略とスピード、鬼道もあるのでかなり器用です。そんな白哉だからたくさんの魅力を戦闘でも感じさせてくれます。