【ゴールデンカムイ】キロランケの正体はパルチザンの英雄!?皇帝暗殺テロの過去が判明!

『ゴールデンカムイ』網走監獄編を経て裏切り者ということが判明したキロランケ。なぜキロランケがそんな行動に出たのか…そのルーツを考察するには彼の過去に迫るしかない?!今回は本誌にて明かされたキロランケの過去から彼の心情を考察!

『ゴールデンカムイ』キロランケとは?

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立派な髭と濃い胸毛、アイヌ独特の髪型がトレードマークのキロランケ。髭に関しては、剃ってもすぐ生えてきてしまうほど剛毛です。アイヌ語で「キロ」は「ちから」を意味します。そして「ランケ」は「下す」という意味。つまり、キロランケは「下半身が力強い」を意味するのだとか。

煙管を嗜むシーンも大人っぽくてとっても素敵!そんなキロランケの好みの女性はぽっちゃり系で、妻と2人の子供を持つ既婚者です。自分が家を空けていても子供2人の面倒をみて家を守ってくれる働き者とキロランケは語ります。

キロランケはアシリパの父・ウイルクと旧知の仲で、樺太から共に北海道にわたってきたアイヌです。穏やかで人が良さそうにも見えるキロランケですが、アイヌの金塊のありかを示す刺青人皮を施した「のっぺら坊」をウイルクと断言するなど、謎も多い人物なのです。

キロランケは特技が多い

日露戦争では工兵を務めていたため、火薬の扱いにも長けています。その時キロランケは第七師団に所属していましたが鶴見中尉とは面識がない様子。

また、幼いころから馬に親しんでいたため馬術も達者!その腕前は、突然出場することになった競馬でも一位を取るほどです。このことから、工兵部隊の馬の世話を一手に任されていたのでそうです。馬が大好きなキロランケは馬肉を決して食そうとせず、知らずに口にした時は吐き出すほどの徹底ぶり。

因みに好物は魚で、初登場時もイトウ釣りをしている場面でした。白石がヌシの巨大イトウに食べられかけた時は川に飛び込みアクロバティックに助け出します。器用で運動神経も良い…なんでもできるキロランケに脱帽です!

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キロランケはロシアにいた!ウイルクとの関係は?

「若い時にウイルクと共に北海道へ渡った」と登場時説明していたキロランケ。しかし、キロランケの秘密はそのさらに過去にあったのです!『ゴールデンカムイ』160話で、キロランケはロシア帝国の反体制過激派組織である「人民の意思」のメンバーであったことが明かされます。

ウイルクとの付き合いもそのころからで、2人は同じ志を持ち国家にたてつくテロリストだったのです!キロランケ達は少数民族の独立のために戦っていたのだとか。それにもかかわらず、北海道へ渡って結婚してからは付き合いも薄かったというキロランケ。

追われる身であるが故あえて会わないように取り決めたのか、それとも2人の間に何かあったのか…気になるところですね!

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樺太は日本とロシアに潰された…思いをはせるキロランケの心情は?

樺太のキツネの飼育場を訪れた時のことです。キロランケは飼育場の主人に「このあたりに樺太アイヌの村があったはずだが知らないか」と尋ねます。しかし、この飼育場を立てるころにはもう何もなかったと聞かされます。20~30年前、飼育場があったところには樺太アイヌの村があり、この村はウイルクの故郷なのだそうです。

ウイルクはここで生まれ、ウイルクの母やその家族もここで暮らしていた…。この村が消えてしまったのは日本とロシアの間に結ばれた条約が原因なのだとキロランケは語ります。かつて、樺太はどちらの国もモノでもありませんでした。しかし、千島を日本領土とする代わりに、樺太全島をロシア領とする条約が締結されたため、そこに住んでいた住民はどちらの国籍にするかを迫られる事態となったのです。

アイヌの未来を憂うキロランケ

当時樺太に住んでいたアイヌは2000人、そして日本への移住を決めたのは841名。ウイルクの村の半数は北海道へ移住を決めますが、ウイルクの父はポーランド系アイヌだったため北海道へ移住できず、ウイルクの家族は樺太に残ります。

その後、北海道へ移住したアイヌの間で伝染病が流行り半数が死亡。生き残ったアイヌは樺太へ戻るも、ウイルクの村へと戻るものは誰一人としていなかったのだそうです。

樺太アイヌは日本とロシア、2つの国の間で潰された。いずれ北海道のアイヌもこうなる。キロランケは若いころと変わらず、少数民族であるアイヌの未来を憂い守りたいと思っているのでしょうね。

アシリパが手にした手配書にはキロランケ…語られる過去

遊牧民族の「オロッコ」は、樺太内で国境の行き来を黙認されている民族でした。キロランケたちはオロッコの助けを借りて、ロシア国境を超えようとします。しかし、ロシア国境で待ち構えていたロシア側の国境警備隊に狙撃を受けてしまいます。

実は、これは鶴見中尉がロシア側にリークしていたから。キロランケがオロッコの助けを借りてロシア進入を図ろうとすることを見抜いていたとは…さすが情報将校ですね。そしてこの時、国境警備隊が持っていたのはキロランケの顔写真付きの指名手配所。それと一緒にあったウイルクの手配書もアシリパは目にしてしまいます。

ここまで見られたらもう隠しようがありません。キロランケは自らの過去を語ることになるのでした。

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キロランケはテロリストだった!皇帝暗殺の実行犯

キロランケは15歳の時、サンクトペテルブルクで反体制過激派組織と知り合います。そして、ロシア皇帝の乗る馬車に爆薬を投げつけ暗殺するというテロの実行犯を任されるのです。しかし、馬車の中に投げつけるはずが馬に当たり計画は失敗に終わるかと思われました。

そこで動いたのはウイルク!爆弾を手に持ち馬車へと投げ入れ、自らも爆風で負傷しながらもテロを成功させるのでした。

パルチザンにとってキロランケは英雄的存在

パルチザンとは、少数民族などで構成された非正規の軍事活動をする民兵組織。ロシア国内は、このパルチザンと白系ロシアからなる帝政ロシア、そしてユダヤ系の共産党の3つの勢力により均衡が保たれています。

少数民族独立のために戦うキロランケたちにとって、ロシア皇帝を「神の代理人」とする信仰心は邪魔なものでした。このため、ロシア皇帝をただの人間だと示すため「暗殺」する必要があったのです。

これを成し遂げたキロランケはパルチザンにとって英雄的存在。ソフィアたち革命派を利用した形とはなりましたが、キロランケの行動はロシアに大きな衝撃と変化を与えました。しかし、古い体制が改善するにはいたらなかったのです。民族独立のため、そしてアイヌのカムイへの信仰心を守るためにも、キロランケは戦い続けるのです。

金塊にかけるキロランケの思い…キロランケの抱く正義とは

真相はまだ定かではありませんが、仲間のアイヌを殺し金塊を強奪した犯人はキロランケなのでは?との声もあります。かつて志を共にしたウイルクを尾形に狙撃させたキロランケ。少数民族の独立のために戦った仲間を殺したその意図は一体どこにあるのでしょうか?

キロランケが金塊を欲している理由は少数民族の独立のための軍資金ではないかと予想はつきます。それならばなぜウイルクを殺す必要があったでしょうか…?過去が明かされたなお、キロランケの謎は尽きることがありません!

さらに、キロランケのロシア名が「ユルバルス」ということも判明。そして、キロランケが次にもくろむのは、ロシアに置いてきたかつての行動を共にしていた仲間・ソフィアを脱獄させること。それだけでなく、亜港の囚人250人を一斉に脱獄させるという大掛かりな作戦です!それは監獄の複数の壁を爆破させるという大掛かりなもので、脱獄王・白石がもたじろぐほど。

『ゴールデンカムイ』16巻は2018年12月19日発売予定!本誌掲載内容を復讐し、今後の展開を見守りましょう。

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