ブギーポップシリーズ名言・名シーン20選!その名言たちを君はもう知っているはずだ

原作に沿ったストーリーが展開されている「ブギーポップ」シリーズの再アニメ化され、タイトルは知っているという人にも改めて認知されることになりました。多数の視点により事件の全容を描くという手法により、多くの想いや信念を載せた名言や名シーンが多く残されています。

目次

哲学的で濃い名言の多い「ブギーポップ」シリーズ

ブギーポップは笑わない (電撃文庫)

「ブギーポップ」シリーズの特徴として、キャラクターたちが少し難しいことを常に考えているというものがあります。そのために台詞のほとんどが意味深で、色々な解釈のできるものが多いです。

とくに主人公のブギーポップというのが世界の危機に自動的に現れる蜃気楼のような存在で、自分にしかわからない理で意味深なことを言うので名言になりやすい台詞も多くあります。

また、世界の危機に現れる救世主的な立ち位置にいるので、キャラクターのピンチにブギーポップが現れるだけで名シーンです。ブギーポップ以外にも力を持ったキャラクターが多く。それぞれが思惑を持って動いています。それに必死で抗う者もおり、名言・名シーンの宝庫となっています。

「ブキーポップは笑わない」シリーズ名言・名シーン第20位

世界は誤りで満ちているんだよ

宮下藤花の別人格として現れるブギーポップと宮下の恋人である竹田啓司は良く対談をしています。「ブギーポップ」シリーズ最初の『ブギーポップは笑わない』では竹田はブギーポップに友情を感じはじめていました。

世界の敵が現れた時にブギーポップも自動的に現れて世界の危機を救いますが、危機がさればこれまた自動的にブギーポップも消えていきます。マンティコア事件を解決したブギーポップは竹田に別れを告げました

別れを惜しむ竹田の未来への不安を察したブギーポップは「世界は誤りで満ちている」という名言を残し、自分自身の未来への間違いは自分で正さなければいけないと諭します。こうして竹田の迷いがふっきれて、デザイナーとしての道を集中して進めるようになった名言です。

「ブキーポップは笑わない」シリーズ名言・名シーン第19位

君たちは、泣いてる人を見ても何とも思わないのかね! これが文明社会 ってわけか!

ブギーポップの言う世界の敵とは異能者ですが、そういった世界の敵がはびこるのは周りに無関心な人間ばかりであふれている社会です。学校内で他生徒の素行の悪さやトラブルを聞いても他人事として噂するだけで無関心なのは変わりません。

そうしたなか街ではのちのエコーズと呼ばれる重要人物とわかる謎の青年が満身創痍でふらふらしていました。当然、街の人間は無関心です。しかしブギーポップには人間にはわからない独特の感覚でエコーズが泣いていることを察知します。

しかし「泣いてる人を見ても何とも思わないのかね!」は単に同情心のことを言っているのではありません。明らかに異質なエコーズに無関心なあまり、危機に気づかずに手遅れになっていく社会への警告でもあるのです。

「ブキーポップは笑わない」シリーズ名言・名シーン第18位

私に…あの人を好きになる資格は無いの

「VSイマジネーター」では実に様々なできごとが起こっています。「私に…あの人を好きになる資格は無いの」というのは織機綺と呼ばれる少女の名言です。彼女のは正体は実は統和機構によって作られた合成人間でした。

カミールと呼ばれる彼女には人間とまぐわって子孫を残せるのか実験するという使命がありませいた。加えてスプーキー・エレクトリックから谷口正樹を操って監視させられており、いつも他人に対して負い目を感じています

それでも女の子として慕ってくれる正樹について言ったのは「あの人を好きになる資格はない」と悲しい名言です。他人に嫌われちゃいけないと教えこまれた織機綺はまるで傷つきやすい女の子のように儚く美しいです。

「ブキーポップは笑わない」シリーズ名言・名シーン第17位

四月に降る雪

「四月に降る雪」はイマジネーター編に何度も何度も登場する名言です。実に3人の人間がこの名言を使っています。ひとりめは死んだ作家の霧間誠一が著書に書き残した言葉です。思いがけない可能性について語った言葉となっています。

次に使ったのが、水乃星透子で霧間誠一との対話で「四月に降る雪」の名言を直接継承しています。彼女はイマジネーターを名乗り、人の心の欠落が見える飛鳥井仁にその意思を継がせようとしました。

飛鳥井仁もまた水乃星透子からこの言葉を受け取り、自分が書いた絵のタイトルにもしています。「VSイマジネーター編」では他のキャラクターたちも思いがけない出会いに翻弄され、未来が変わる様子を見せており、「四月に降る雪」の名言が当てはまる名シーンばかりです。

「ブキーポップは笑わない」シリーズ名言・名シーン第16位

ぼくは自動的なんだよ

「ぼくは自動的なんだよ」とはブギーポップの本質を表した名言です。世界の敵が現れると本人の意思に関係なくブギーポップは唐突に現れて、唐突に消えていきます。ブギーポップが「不気味に現れる泡」を表す通り、この名言もそんなブギーポップの存在を的確にとらえた名言です。

「ブキーポップは笑わない」シリーズ名言・名シーン第15位

メサイア・コンプレックスなんだよ、俺は

一人称に俺を使う少女、霧間凪はちょっとだけ進化した人間で、事件に首を突っこんでは解決しようとする正義の味方キャラです。そんな自分を霧間凪は「メサイア・コンプレックス」と言っており、彼女の性質を表した名言です。

「ブキーポップは笑わない」シリーズ名言・名シーン第14位

正義の味方かな。なんのしがらみも無く、ただ事件を解決するだけの正義の味方

そんな霧間凪の性質になったのにはスケアウロウとの出会いがきっかけでした。スケアクロウとは統和機構により作られた合成人間です。彼は別件で病院を探っていたところ、入院中の凪に出会っています。

探偵を名乗るスケアクロウは凪に「正義の味方になりたい」という願望を告げました。それに対して凪は「なれるよ」と後押します。進化しかけていた凪を助けるため、スケアクロウは統和機構を裏切り、薬を投与しました。

スケアクロウの命と引き換えに進化が止まった凪ですが、普通の人間よりは肉体が強化された状態に止まっています。自分が助けられたことになんとなく感づいていた凪は、その後はスケアクロウに影響されたように事件に首を突っこむことになるのでした。

「ブキーポップは笑わない」シリーズ名言・名シーン第13位

アイツと違って名乗る趣味はないね

霧間凪が物語で起こる事件に首を突っこむということは、ブギーポップとの邂逅も多くあるということです。実際に凪とブギーポップは面識があります。霧間凪は正体を聞かれると何度も「アイツと違って名乗る趣味はないね」と言っています。ふたりの間柄がわかる名言です。

「ブキーポップは笑わない」シリーズ名言・名シーン第12位

社会に都合のいいように洗脳されているということだ

スプーキー・エレクトリックに洗脳されてブギーポップを演じさせられていた谷口正樹は、織機綺への想いも洗脳だったのかと嘆きます。正樹を助けたブギーポップはその問いにこの名言で答えました。社会のルールやこうあるべきだという風潮に従う社会人のことを言い当てた名言です。

「ブキーポップは笑わない」シリーズ名言・名シーン第11位

自分だけが可能性だと思うから、いつのまにか足をすくわれていることになる

自分の使命を植えつけられたイマジネーターは織機綺の心にある種を摘んで、それを世界にバラまくことで人間の思考を統一させようとしました。しかし織機綺の心に触れることができずにイマジネーターは敗北してしまいます。

ブギーポップは敗北したイマジネーターに向けて、「自分だけが可能性だと思うから、いつのまにか足をすくわれていることになる」と言い放ちました。人の心を植物に見立てて捜査できるイマジネーターでしたが、それは一時的な処置にすぎず、またもとに戻ってしまうことを示唆しています。

「ブキーポップは笑わない」シリーズ名言・名シーン第10位

失敗作どころか、君こそが新しい世界の王だ

「ブギーポップは笑わない」にはエコーズと呼ばれる宇宙人とそれをコピーしたマンティコアと呼ばれる存在が登場します。マンティコアは人を喰うことで生きながらえており、エコーズに関して劣等感をおぼえていました。

そこで出会ったのが早乙女正美と出会います。彼は人を喰うマンティコアに魅了されマンティコアと手を組みます。自分を失敗作だと自虐するマンティコアに正美はマンティコアこそ世界の王に相応しいとこの名言を残しました。

「ブキーポップは笑わない」シリーズ名言・名シーン第9位

全ては歪んで…どこかしら捻じ曲がっているのさ

全ては歪んで…どこかしら捻じ曲がっているのさ」は人の心のゆがみとして現れる歪曲王らしい名言です。歪曲王はその歪みに介入して人の心を黄金に変えようとしていましたが、その影響力は大きく彼の関わったシーンすべてが名シーンとなっています。

「ブキーポップは笑わない」シリーズ名言・名シーン第8位

人間というのは起爆剤のようなもので、ちょっとしたきっかけですぐに破裂する

「夜明けのブギーポップ」ではブギーポップの初邂逅が描かれています。中でもフィア・グールとの対話が面白いです。フィア・グールの正体は精神科医の来生真希子で、彼女はブギーポップと彼の存在について対話しました。

ブギーポップは自分を世界の敵を倒すために存在するとしたうえで、世界の敵とは何かという真希子の問いに対する答えが「世界の敵はどこにでもいる」でした。そして「人間というのは起爆剤のようなもので、ちょっとしたきっかけですぐに破裂する」の名言を残しています。

「ブキーポップは笑わない」シリーズ名言・名シーン第7位

君が何かをしようとした意思や真剣な気持ち。そういうものは必ず他の者達の中に残る

これはすでに死んでしまっているのにも関わらず「ブギーポップ」シリーズで常に重要な位置にいる霧間誠一の名言です。「夜明けのブギーポップ」にてまだイマジネーターとなる前の水乃星透子との会話で登場します。

誠一が死ぬ未来が見えている透子は死ぬとわかっているのにどうして何かを未来に繋ごうとしているのか疑問です。その答えである「そういうものは必ず他の者達の中に残る」はたとえ成功しなくても、その行動が誰かに受け継がれるということを表した名言となっています。

「ブキーポップは笑わない」シリーズ名言・名シーン第6位

貴女たちがどこへ行ったって…!誰かが必ず見付け出す!

早乙女正美とマンティコアは悪だくみをしては、生徒たちを食べていました。うまく失踪を隠していたつもりですが、やがていつかはほころびが生じてしまいます。ブギーポップは霧間凪、そして関係ない人たちが真相に近づいていました。

新刻敬は何の能力も持たない普通の女の子でしたが、マンティコアの事件に巻き込まれてその実態を知ります。自分は殺されると覚悟した敬は「貴女たちがどこへ行ったって…!誰かが必ず見付け出す!」と正義の心をみせました。

「ブキーポップは笑わない」シリーズ名言・名シーン第5位

この世に絶対的なものは1つだけ。恐怖だけよ!

フィア・グールはブギーポップによって最初に排除された世界の敵ですが、強烈なインパクトを残しました。フィア・グールである来生真希子は他人を恐怖させて殺しては、その脳を喰らっている悪役です。

そんなフィア・グールは恐怖が絶対的であるという信念のもとに動いているため、異様でありながら魅力的に見えます。「この世に絶対的なものは1つだけ。恐怖だけよ!」という名言はそんなフィア・グールの強い衝動を表す名言です。

「ブキーポップは笑わない」シリーズ名言・名シーン第4位

絶縁体のスーツだ。正義の味方気取りにはつきもんだろ

スケアクロウに影響された霧間凪は正義の味方になるという衝動によってフィア・グールと対決します。そんな強い信念を持った人間の恐怖こそ極上と考える来生真希子は凪を恰好の獲物と考えました。

フィア・グールの猛攻により劣勢かと思われていた凪ですが、水たまりの中で電流を流して優勢になります。「絶縁体のスーツだ。正義の味方気取りにはつきもんだろ」の名言とともに、返り咲くヒーローらしい名シーンでした。

「ブキーポップは笑わない」シリーズ名言・名シーン第3位

僕が誰なのか君はもう知っているはずだ

「ブギーポップ」シリーズには敵味方にも大きなドラマがあり、敵の悪しき策略によって良い側の人間たちが窮地に陥るころも多いです。そんな時にブギーポップが現れると絶対的な安心感があります。

この「僕が誰なのか君はもう知っているはずだ」はどっか耳に残る名言です。登場で毎回言っているわけでもないですが、ブギーポップが現れるだけで敵との問答があり、どれも名シーンとなっています。

「ブキーポップは笑わない」シリーズ名言・名シーン第2位

さあね、この世に本当の本物なんてものが存在するのかな?

ブギーポップは笑わない 新装版 上

その人が一番美しい姿の時に殺してくれるという都市伝説でのブギーポップを探していた咲子ですが、ついに邂逅する時が訪れます。その時に咲子はブギーポップに本物なのかと問いました

「さあね、この世に本当の本物なんてものが存在するのかな?」という名言がブギーポップの回答です。しかし実際に咲子が探していたのは自分を一番美しいまま殺してくれるというブギーポップですから、世界の敵であるほうのブギーポップは偽物のようなものでしょう。

「ブギーポップ」シリーズは物語が複雑で、何が事実で虚構かわからなくなるときがあります。さらに自分が世界を変えられると自負している敵でさえ、自分の力を見誤っており、真実だと思っていたことが偽りだったりするので、作風を的確に抑えた名言です。

「ブキーポップは笑わない」シリーズ名言・名シーン第1位

すべての人間はみな世界の敵たりうる可能性を秘めているんだ

ブギーポップは笑わない

「ブギーポップ」シリーズの世界には様々な因果を持ったキャラクターたちであふれており、そのほとんどが異能を持っていたり、あるいは異能者になりかけたりしています。そんな人たちが世界の敵となりうるのです。

独自の信念を持って世界の脅威となる敵が多いですが、ブギーポップは自分が特別だとわかっている人間ではなく、いたって普通の人間のほうがむしろ世界の敵になりうると力説しています。

こうした誰でも世界の敵となるうる状況で、人類の進化版となる能力者と現在の人類を未来に残そうとする人たちとで世界を賭けた心理戦になっているのも「ブギーポップ」シリーズの魅力にして名シーンではないでしょうか。

信念を持った敵味方が多いからこそ名シーンも多い「ブギーポップ」シリーズ

ブギーポップは笑わない VSイマジネーター 1 (電撃コミックスNEXT)

「ブギーポップ」シリーズの敵は大きな目的を持って動いています。中には世界を変えようとする酔狂な敵もいて、その傾向は珍しくありません。それを止めようとするブギーポップにも独自の価値観があり、その問答が面白いです。

マンティコアのように生きるために必死となり、人類の敵となってしまうケースもあります。学園を支配して自分に都合のよい配給システムを作ったのです。人類から見ればそれは悪なのですが、マンティコアにしてみれば生きようとしていただけです。

恐怖を恐れるあまり恐怖を崇拝し人間を恐怖に陥れたフィア・グールもまた世界の敵となってしまいました。彼女の存在はブギーポップの存在を考えさせるための材料であり、フィア・グールとブギーポップ、そして霧間凪とのやりとりもまた名言・名シーンばかりでした。

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