【ビースターズ】リズは一見優しいくまさんだが…?!隠された本性と魅力が分かる7つの知識!

大きな体に優しい心、おっとりクマさんのリズ。しかしそれは表向きの顔…本当のリズは本能との激しい葛藤を抱えていたのでした。今回は『ビースターズ』の転機となる存在・リズの本当の姿を徹底解析します!レゴシとの決闘の行方は…?

『ビースターズ』リズって誰?

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リズとは、チェリートン学園高等部2年、演劇部に所属するヒグマのオス。演劇部所属で、目立たないながらも大きな体を生かして力仕事を担当しています。周囲から見たリズは「はちみつが好きなおとなしくて大きなくまさん」

リズがはちみつを頻繁に食べているのは、身長2mを超えた肉食獣は筋肉を委縮させる薬の服用が政府から義務づけられており、この薬の副作用を抑えるために頻繁にはちみつを摂取しているのだとか。

「力抑制剤」の副作用は頭痛・けだるさ・気分のおちこみ。そしてリズは、この副作用に加えて「誰も本当の自分を知らない」ということにも心を悩ませていたのです。

チェリートン学園で起こった悲劇・食殺事件

チェリートン学園で起こった食札事件…演劇部所属・アルパカのテムは学園内で何者かに食べられて殺されてしまったのです。犯人は学園内の何者か、さらには演劇部の誰かと噂されながらも捕まることはなく…草食獣たちにとって、平和を脅かされる事件となりました。

何もなくとも、草食獣は肉食獣にどこか怯えている…この事件は、草食獣と肉食獣との間の軋轢を大きくしてしまいます。草食獣の生徒たちには、家族から心配する手紙が連日届き、肉食獣が草食獣の寮に居ると嫌な顔をされる…。チェリートン学園は疑心暗鬼に包まれたのです。

この食殺事件の犯人こそリズ!テムとリズは演劇部内でも仲の良い2人でした。それにもかかわらず、リズがテムを食べてしまうに至った理由は、リズの「本当の自分をわかってほしい」と強く願っていたことにありました。

『ビースターズ』リズの知識1:はちみつ大好き!温厚そうなヒグマだが…

政府から義務付けられている力抑制剤。その副作用を抑えるためにはちみつを食べているリズですが、その様子は周囲からは穏やかで癒されるという印象を与えていました。

力抑制剤を飲んでいる自分は、本当の自分じゃない…「やさしいくまさん」というレッテルはリズを緩やかにむしばんでいたのです。強い副作用に加えて、「肉食獣」としての本能は世間からも嫌煙されており、自分を出してはいけないというプレッシャーもあったのでしょう。

人知れず、リズは悩みを深めていたのです。そんな時、テムに言われた「リズってなんか怖いよね」という言葉…。テムは、いつも賑やかな部員を見るリズの目線が気になっていたのだとか。自分の本質を言い当てられたリズは、少しだけ心が軽くなるのでした。

『ビースターズ』リズの知識2:歪んだ愛情…食殺したテムとは親友だった

高い目線が心細い?いつもどんなこと考えてるの?…張り付けられたイメージを超えて、見たままを素直に尋ね、悩みを聞いてくれました。理解しようとしてくれるテムにリズは救われるような思いを感じたのです。そして、同族以外に初めて打ち明けた力抑制剤のこと…。心も副作用の症状も軽くなり、はちみつの消費量も減っていきました。

そうしていくうち芽生えたのは「テムとの距離をもっと近くしたい」という欲望力抑制剤を飲んでいない本当の姿を知ってほしいと思ってしまったのです。

「お前ら肉食獣なんてみんな怪物だ」

テムから言われたその言葉は、リズにとっては言葉の抱擁…本当の自分を言い当てられたことが、リズは何よりうれしかったのです。そして、感情が高ぶるに任せてテムを食べてしまうのでした。

『ビースターズ』リズの知識3:「テムを喰ったのお前だよね」犯人としてレゴシと対峙

演劇部員のテムの食殺に立て続いて起こった、クロヒョウのタオが誤ってアリクイのキビの腕を切断してしまうという事件。草食獣も肉食獣も動揺し、一同混乱に包まれます。そんな中、部員たちが違和感を覚えるほどに冷静だったのはリズとレゴシ。

血と肉になれている2人は取り乱すことなく2人は協力してキビを医務室に運び、無事ことなきを得るのでした。この時、リズと2人っきりになったレゴシは確信に迫ります。

「テムを食ったのお前だよね」

夜の学園で奇襲を受けたレゴシはその時、リズの唾液の情報を得ておりそこから食殺犯のにたどり着いていたのです。自分が捕食者だと理解し、ぶつかってくるレゴシに、リズはテムに抱いたような深いつながりを求めます。

君とは対話じゃなくて捕食でつながりたいよ」

一人悩みを抱えるうちに、親しみの感情が歪ませてしまっているようですね…。

『ビースターズ』リズの知識4:力を抑制する薬の副作用に苦しむリズ

レゴシとの直接対決!いざ攻撃態勢に入ったその時、リズを襲ったのは力抑制剤の副作用でした。力抑制剤の効果が切れたリズの瞳は、いつもの愛敬のある黒目がちなものではなく、鋭く獰猛な小さな瞳孔…。そんな小さな瞳で見えたのは、孤独のみだったとリズは人生を思い返すのでした。

その孤独を共有するように、レゴシと爪を交わらせるリズ…

「種族の壁を壊せるのは捕食だけだ!!」

肉食獣である自分を否定しなければならないことの孤独、親友を捕食してしまった罪悪感…リズの魂の叫びです。これに対して、レゴシの想いは全くの真逆でした。

「種族の壁を壊せるのは…愛だけだよ」

同じ肉食獣でありながら、相いれない2匹…大みそかの血統を約束するのでした。

『ビースターズ』リズの知識5:恐れを知らぬドールビッグホーン・ピナ登場!リズは…

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食殺犯だと言い当てられ、一触即発のリズとレゴシ。そんな緊迫した状況で割り込んできたのは演劇部の新入部員のピナ!口止めにピナを始末しようとするも「2度も草食の演劇部員が殺されたら警察に演劇部の肉食獣が犯人と教えるようなもの」といわれてしまい手が出せなくなってしまいます。

面倒だから口外しないとピナは言うも、レゴシと合わせると2匹の生徒に自分の犯行がバレてしまったことになります。

「安眠できない夜を過ごしてろよ」

そう言い捨てるピナに、リズは手も足も出ません。本能的な力に屈せず、草食獣としての誇りを掲げるピナをリズは手にかけることはできなかったのです。

『ビースターズ』リズの知識6:リズVSレゴシ!大晦日の大決闘!!

最初は奇襲、そしてシャワールームでの戦いを経て、大晦日、リズと満を持して命を賭けた決闘に至ります。肉を食べることで力が増す肉食獣、レゴシがリズと対等に戦うには肉を食べることが必要…そこでレゴシは、蛾の幼虫を生で食べることで力をつけたのでした。

とはいえ、リズの大きな体、そして本当に肉を食べたパワーは絶大。レゴシは戦うことができないほどの怪我を負ってしまいます。リズはレゴシにとどめを刺す前、テムへの想いを独白します。「怪物」という本質を言い当てられたことが嬉しく、「食殺」を「友情」に置き換えて美化していたこと。でも、テムを食べたことは一方的な食殺だと自分でわかっていること…。

「テムの顔や声はもううろ覚えなのに…味と匂いは今でもしっかりと思い出せるんだ」

リズは、レゴシとの本気の力のぶつかり合いを楽しむのと同時に、テムの見抜いた「怪物」としての自分を悲しく思っていたのかもしれません。

『ビースターズ』リズの知識7:リズが抱えていた孤独

「肉食獣が爪と牙を持つのは捕食するために他ならないのさ」

そう考えるリズに対して、レゴシの考えは真逆のものでした。

「肉食獣の爪と牙は大切なものを守るためにあるんだ」

もはや勝敗は関係なく、2匹はお互いの肉食獣の生き様をぶつけ合っているのです。戦況は、レゴシの戦いを見届けるために来たルイの登場により変化を迎えました。ルイは、レゴシに自分の右足を食べさせることで戦う力を授けたのです。

食って食われる関係でありながら強く結びつくレゴシとルイ。これに対して、テムを食べ、本能を満たし強い体を手に入れたリズ。「肉食獣の強さは孤独と引き換え」という考えをレゴシとルイの関係は覆したのです。「誰も本当の自分を知らない」という孤独を抱えて居たリズ。そして、そんな自分を理解しようとしてくれたテムを食べたリズは、より深い孤独へと陥っていたのでした。

リズの逮捕、学園を去るレゴシ…『ビースターズ』これからどうなる?!

この後、ピナが呼んだ警察によりリズは連行されていきます。生前、死と隣り合わせでも隣で笑ってくれていたテムをリズは思います。生きている時に「ありがとう」とテム伝えていたら何かが変わったのか…。チェリートン学園で起こった食殺事件は誰も救わない悲しい結末を迎えました。

そして、合意の上とはいえルイの足を食べたレゴシは学園を去ることになります。リズとレゴシの決闘は『ビースターズ』の転機となりました。レゴシのいなくなったチェリートン学園はどうなってしまうのか?!

学園に戻ったルイは今後どうするのか…そして獣たちを統べるビースターとなるのは誰?!そして徐々に明かされるレゴシの過去…見逃せないポイントが満載ですね。

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