「けいおん!」は2019年4月から地上派でアニメ放送10周年を記念して再放送中です。女子高生の軽音部をテーマに描かれ、社会的ブームを起こした作品です。軽音部を再始動させた田井中律の魅力を13つの知識からご紹介していきます!
目次
- 『けいおん!』田井中律とは?
- 【けいおん!】田井中律の魅力1:りっちゃんの声優は佐藤聡美さんが担当
- 【けいおん!】田井中律の魅力2:軽音部の立役者!
- 【けいおん!】田井中律の魅力3:ドラム担当で軽音部を牽引!
- 【けいおん!】田井中律の魅力4:軽音部のムードメーカー!
- 【けいおん!】田井中律の魅力5:クールで男前なイケメン女子
- 【けいおん!】田井中律の魅力6:行動が波乱を巻き起こす⁉
- 【けいおん!】田井中律の魅力7:カチューシャを外すとかわいいと話題!
- 【けいおん!】田井中律の魅力8:モノマネが得意⁉
- 【けいおん!】田井中律の魅力9:秋山澪は唯一無二の存在
- 【けいおん!】田井中律の魅力10:十八番は平沢唯とのやりとり!
- 【けいおん!】田井中律の魅力11:アニメ版ではオリジナル設定が楽しめる
- 【けいおん!】田井中律の魅力12:高校卒業後の進路はどうなった?
- 【けいおん!】田井中律の魅力13:使用していたシャーペンは存在している!
- 【けいおん!】田井中律は明るい軽音女子だった!
『けいおん!』田井中律とは?
2007年から「まんがタイムきらら」で連載がスタートした「けいおん!」。かきふらい先生の、女子高生のガールズバンドをテーマにした学園作品です。2009年にはアニメ「けいおん!」が京都アニメーションで制作されました。2011年に公開された劇場版「けいおん!」は、観客動員145万人、興行収入19億円という記録を持っています。
田井中律は、私立桜が丘高校1年生(初登場時)です。1991年8月21日生まれの獅子座、身長154cm、体重48kg、血液型はB型。おでこを出したカチューシャがトレードマークの律は、男らしい性格も魅力的な女の子です。
軽音部を秋山澪と再始動させた立役者で、軽音部部長をしています。みんなからは「律」「りっちゃん」「りっちゃん隊員」「隊員」と呼ばれています。
【けいおん!】田井中律の魅力1:りっちゃんの声優は佐藤聡美さんが担当
軽音部部長・田井中律の声を担当しているのは、声優の佐藤聡美(さとう さとみ)さんです。佐藤さんは1986年5月8日生まれの宮城県出身。
「けいおん!」の田井中律役で大ブレイクした佐藤さんは、放課後ティータイム(通称:HTT)で第4回声優アワード歌唱賞を受賞します。
出演作品に「地獄少女」シリーズ・御景ゆずき役、「氷菓」千反田える役、「魔法科高校の劣等生」柴田美月役、「ご注文はうさぎですか?」宇治松千夜役などを担当しています。
律役を担当する前は、ドラムを触った経験がなかったという佐藤さんは、1からドラムの勉強をしたそう。
また、律役の前に演じていたのは律とは真逆の大人しい性格のキャラが多かったそうで、律の役が決まった時、驚きを隠せなかったと佐藤さんは過去のインタビューで明らかにしています。
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りっちゃんのキャラソンはパワフル!
田井中律のキャラソンは、「Girly Storm 疾走 Stick」「Drumming Shining My Life」などがあります。どの曲も明るくパワフルで、ドラムを担当している律らしいキャラソンになっています。
また、律のキャラソンは、ポジティブシンキングの律らしい歌詞がちりばめられているところも魅力ではないでしょうか。律のキャラソンには、ドラムの練習でよく使用していたシャープペンもフレーズも入っています。
【けいおん!】田井中律の魅力2:軽音部の立役者!
田井中律といえば、廃部寸前だった軽音部を再始動させた立役者です。文芸部に入りたかった幼なじみの秋山澪を強引に誘っています。
軽音部は律たちが入学する前に、部員が全員卒業してしまったために活動休止状態で廃部寸前だというのを、山中さわ子先生の口から知らされています。
「誰もいないってことは、今入部すれば、私が部長…悪くないわね!」という気持ちと、小さい頃にロックバンドを観てかっこいいと思っていた律は、軽音部を再始動させるために、澪を巻き込んで部員探しに奔走します。
律と澪の夫婦漫才を見て「楽しそう!」と軽音部に入部した琴吹紬と、「軽音部は軽い音楽」とさわ子先生から聞いて「自分でもできるかも…」と考えた平沢唯が入部してきます。軽音部の活動再開後律は、軽音部の部長にも自ら立候補して就任しています。
【けいおん!】田井中律の魅力3:ドラム担当で軽音部を牽引!
「ギターとかベースとかキーボードとか、指でちまちまちまちまするのを想像しただけで…」という理由から、田井中律はパワフルに叩けるドラムを選んでいます。軽音部でもドラムを担当し、パワフルな演奏をライブで披露しています。
第1期第11話で学園祭前に律が秋山澪とケンカして、ドラムの調子が上がらなかった時、代打を探しては?と提案した山中さわ子先生に琴吹紬は「りっちゃんの代わりはいませんっ!」と怒りながら拒否しています。
他の軽音部の部員からも異論は出ませんでした。このエピソードから、軽音部での律のドラムや存在感の重要さを証明しています。
りっちゃんのドラムのモデルは?
田井中律が叩いているドラムのモデルはYAMAHAの「Hipgig メローイエロー」とシンバル「ジルジャン・ シンバル」をプラスしたものです。
律のカチューシャと同じイエローカラーを使用したドラムで、ガールズバンドである「放課後ティータイム」の演奏を、視覚からも明るい雰囲気にさせています。
他の種類のドラムよりもコンパクトに設計されているので、身長154cmの律が叩くのにも丁度いいサイズだといわれています。
【けいおん!】田井中律の魅力4:軽音部のムードメーカー!
元気いっぱいの明るい性格の田井中律は、ノリツッコミなど冗談を言って場を盛り上げるため、軽音部ではムードメーカーキャラとして有名です。特に律のノリツッコミは的確で、軽音部の部員から顧問の山中さわ子先生まで幅広く行われます。
2期第14話で律と琴吹紬が休日に2人だけで遊びに行った時に、紬が律にツッコミを入れて貰うにはどうしたらいいのか?という相談をしていたのも、律が軽音部のムードメーカーであるのを証明しています。
冗談が好きな律ですが、平沢唯がテストで追試になった時には、笑わせる動画を送信して和ませています。「映画 けいおん!」では、中野梓にプレゼントする計画がばれそうになると話をそらすなど、場の空気を読んで対応しているのもムードメーカーの律だからこそです。
【けいおん!】田井中律の魅力5:クールで男前なイケメン女子
「そういうの残しておきたいって思ってな」「いくぞ!」など、男の子っぽいセリフが多いのも、田井中律が男前だといわれている一つの理由です。瞬時にノリツッコミをこなし、仕切りもできるクールな性格の律はイケメン女子ではないでしょうか。
第2期18話の学園祭の「ロミオとジュリエット」ではジュリエット役に指名された律ですが、「私がジュリエットはありえないだろう!」と異議を唱えています。同級生からは「コンビでしょ。守ってあげなよ~」という声に押されてジュリエット役を演じていました。
ジュリエット(女)がロミオ(男)を守る…というのは、イケメン女子の律がジュリエット役(女役)を演じるから出た言葉だといえます。また律は、プロレスも大好きでプロレス技(チョークスリーパー)を平沢唯や澪にかけているのが描かれています。
【けいおん!】田井中律の魅力6:行動が波乱を巻き起こす⁉
廃部寸前だった軽音部を再始動させた行動力のある律ですが、第1期第5話で学園祭に参加できないことが発覚します。部として活動していたのに、参加できないのを不思議がった軽音部員たちは、生徒会へ直談判しにいきます。
生徒会の真鍋和が調べた結果、軽音部は部活動を開始するための『部活申請用紙を提出していなかった』ということが発覚していました。部活申請用紙が提出されていなかったのは、軽音部の部長だった律がうっかり提出し忘れていたためだったのです。
和の計らいで無事学園祭に参加できましたが、部室にクーラーを設置する時にもうっかり申請し忘れてしまったというエピソードもあります。うっかりが多い律ですが、山中さわ子先生に交渉して顧問を頼んだり、ライブの流れを率先して決めたりなど行動力は軽音部No.1です。
【けいおん!】田井中律の魅力7:カチューシャを外すとかわいいと話題!
いつもカチューシャをしている田井中律は、家にいる時は前髪をゴムで縛って過ごしていることが多いです。おでこを出している律もかわいいですが、前髪を下ろした律の姿は美少女!と評判になりました。
また、前髪を下ろした姿が平沢唯に似ているため、「どっちが律で、どっちが唯か分からない」と迷う人が多く出ます。
外ハネしているのが律で、ハネていないのが唯、髪の毛の色も微妙に違う…と、よく見ると見分けがつきます。しかし、律本人が前髪を下ろすのが嫌いなので、見分けがつかないことはほとんどありません。
琴吹紬は、律の髪をクシでとかした時に「髪の毛はずっと触っていたいほどサラサラ」と律の髪の感想をみんなに伝えています。
【けいおん!】田井中律の魅力8:モノマネが得意⁉
ノリツッコミが好きな田井中律は、人のモノマネをするのも大好きです。特に幼なじみの秋山澪のモノマネを得意としています。
律のモノマネが登場するのは、第1期第4話の合宿中に練習をサボっていた律に澪が怒っているシーンです。学園祭の話になった律は、澪にメイド服着させたらいいと切り出し、妄想でメイド服を着せた澪の声色をモノマネ「もえもえ~きゅん!」として、澪に殴られています。
第1期第9話で、中野梓が猫耳を着けてみんなにかわいいと言われていたシーンでも登場します。「梓かわいいな。イジられる対象が私から梓に移ったのは助かったけど…でもこんな寂しい気持ちは…」と猫耳を付けながら嬉しそうに澪のモノマネをしています。
【けいおん!】田井中律の魅力9:秋山澪は唯一無二の存在
秋山澪は田井中律と幼い頃からの幼なじみで、律に強引に軽音部に入部させられています。2人のやりとりは、周囲から夫婦漫才として見られていて、琴吹紬が軽音部に入部するキッカケになったのでした。
第2期第11話では、真鍋和と仲の良い姿を見せた澪に嫉妬したのか、いつもより厳しいツッコミを律はしています。軽音部の仲間たちが驚くほど、険悪なケンカをした律と澪でしたが、無事に仲直りをしています。
また、律は足音だけで澪だと分かり、澪は律のカチューシャのベストポジションをとっさに判断できます。
第2期第12話で行った夏フェスでは、澪が「律!律!」と律に興奮しながら話しかけていたのが印象的です。嬉しそうな顔をしている澪を、楽しそうに付き合ってあげている律の姿が2人の仲の良さが伝わってきます。
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【けいおん!】田井中律の魅力10:十八番は平沢唯とのやりとり!
明るい性格で場を和ませるムードメーカーの田井中律と、天然系で無邪気な性格の平沢唯は、ムードメーカーとしての相性がバッチリです。エピソードの冒頭も2人のやり取りからスタートすることが多く、律と唯のかけ合いは「けいおん!」の十八番となっています。
恒例となっているのは、第1期第4話と第1期10話で合宿中に訪れた海での無人島の遭難コントです。
第1期第4話ではあっさりした無人島遭難コントでしたが、第話ではさらにパワーアップし、抱き合いながらコントをしていました。あまりの律と唯の熱の入りように、中野梓が顔を赤くしています。
天然でボケる唯を律がツッコミを入れるというのがメインですが、律と唯がボケて他の人にツッコミを入れられるとバリエーションが多いのも、律と唯のコンビのやりとりの特徴です。
【けいおん!】田井中律の魅力11:アニメ版ではオリジナル設定が楽しめる
ここで私は田井中聡を推させてもらう pic.twitter.com/2rF22wdoen
— もず (@xokomentaikox) January 15, 2016
田井中律の弟・聡が第1期の第13話で初登場しています。律と並んだ聡の顔は律とそっくりで、登場した後に話題を呼びました。第2期16話では、軽音部が律の家にやって来ると照れてトイレに隠れてしまいます。
さらに第2期18話でも聡は登場し、律がジュリエット役を演じると知って飲んでいたジュースを噴き出しています。
また、聡が照れてトイレに隠れてしまった第2期第16話では、律は軽音部の仲間のためにハンバーグを作ってもてなしています。イケメン女子・律の家庭的な姿は、驚きを隠せなかった視聴者やファンは多かったと思います。
弟・聡のエピソードも、家でハンバーグを作ったエピソードも原作にはなく、アニメ版オリジナルの設定となっています。律の女の子っぽい一面が垣間見えた、アニメ版オリジナル設定となりました。
【けいおん!】田井中律の魅力12:高校卒業後の進路はどうなった?
田井中律は私立桜が丘高校卒業後、軽音部の仲間たちと同じ大学へ進んでいます。律のその後が描かれているのは原作版「けいおん!highschool」です。
大学入学後、初めての寮生活をすることになった律や仲間たちですが、高校生時代と変わらずの関係を続けています。大学でも軽音部に入部し、「放課後ティータイム」の活動も続けています。
軽音部でムードメーカーだった律は、大学の軽音部でも先輩たちに冗談を交えてかわいがられていました。秋山澪との幼なじみ夫婦漫才も健在で、「けいおん!」ファンを安心させています。
【けいおん!】田井中律の魅力13:使用していたシャーペンは存在している!
田井中律が愛用していた黄色いシャープペンは、実在しているシャープペンです。モデルになったシャープペンはラミー社の「シャープペンシル サファリ イエロー L118」でした。
2019年4月時点で販売されているモデルは、律の持っているシャープペンとは違い、クリップ部分がブラックからシルバーに変更になっています(ブラックモデルも流通しています)。
「けいおん!」でシャープペンが登場した時点で、仕様変更になっていたそうで、律と同じブラックの「シャープペンシル サファリ イエロー L118」を探したファンが多かったそうです。
また、ペンケースもコクヨの「ペンケース レペテ オレンジ F-VBF101YR」だったというのが明らかになっています。2019年4月時点でもシャープペンもペンケースも流通しています。
【けいおん!】田井中律は明るい軽音女子だった!
「けいおん!」に登場する田井中律は、男らしい性格のイケメン女子です。私立桜が丘高校軽音部を再始動させた立役者で、軽音部の部長に立候補した律は、ドラムを担当しムードメーカーとして部を盛り上げています。
部長なのに申請書を提出し忘れて活動が危ぶまれたり、平沢唯とボケてみんなからツッコミを入れられてしまいますが、軽音部のことを思う行動力は軽音部で1番です。
2019年4月からアニメ放送10周年を記念して「けいおん!」の再放送が地上波で始まっています。明るくてパワフルなドラムを叩く軽音部の部長・りっちゃんの活躍を注目していきましょう!
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