【青ブタ】梓川咲太の名言ベスト10!セリフと共に名シーンを振り返る!

「青春ブタ野郎」シリーズ(以下、青ブタ)は、「さくら荘のペットな彼女」などで知られるライトノベル作家・鴨志田一先生の人気作。思春期症候群を発症した若者たちの葛藤と甘酸っぱい青春が描かれています。さまざまな思春期症候群に翻弄されていく主人公・梓川咲太の名言を、ランキング形式で振り返ってみましょう!

『青ブタ』梓川咲太とは?

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2014年から刊行されている「青春ブタ野郎」シリーズ(以下、青ブタ)は、「さくら荘のペットな彼女」で有名なライトノベル作家・鴨志田一先生が執筆しているSFラブコメディ作品です。

2019年5月時点で第9巻まで刊行され、2018年にアニメ「青ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」が放送されました。2019年6月15日からは映画「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」が公開されます。

青ブタの主人公・梓川咲太(あずさがわ さくた)4月10生まれ、身長172cm、峰ヶ原高校2年生の男の子です。携帯電話を持たない珍しい男子高校生で、いじめが原因で引きこもりになった妹・花楓(かえで)と猫の「なすの」と暮らしています。

咲太は料理、洗濯、掃除など家のことを一手に引き受け、ネットで都市伝説と噂になっているさまざまな思春期症候群に翻弄されています。

『青ブタ』梓川咲太の名言&名シーン第10位:「したいことをすればいいと僕は思う」

「青ブタ」第1話「先輩はバニーガール」

ある日突然、バニーガールの格好をした桜島麻衣が梓川咲太の前に現れます。麻衣は、咲太の通っている峰ヶ原高校の1つ上の先輩で高校3年生の女の子。6歳から芸能活動をしていた麻衣は、高校入学を機に芸能活動を休止しましたが、学校に馴染めず孤立した存在になっていました。

そのストレスから存在が認識されなくなってしまう思春期症候群を発症し、誰からも認識されない状態にいたバニーガール姿の麻衣を発見したのが、咲太だったのです。

麻衣の思春期症候群に冷静に対処できたのは、いじめによって思春期症候群を発症してしまった妹・梓川かえでと同じ時期に、咲太の胸に3本の大きな傷ができたからでした。

咲太は大きな傷のせいで病院送りになり、「病院送り事件(中学時代に咲太が暴力事件を起こして相手を病院送りにした事件のこと)」の噂が流れて孤立していたのです。

学校で空気のような存在に徹底していた麻衣の気持ちを知っていた咲太は、「したいことをすればいいと僕は思う」と、麻衣に芸能界に復帰すればいいとアドバイスをしています。

『青ブタ』梓川咲太の名言&名シーン第9位:「世界中に嫌われたとしても、その一人が必要としてくれたら生きていける」

「青ブタ」第5話「ありったけの嘘を君に」

何度も同じ日(6月27日)が繰り返されている現象に気づいた梓川咲太は、思春期症候群の可能性を考え始めます。同じ日がループする思春期症候群(双葉理央からは「ラプラスの悪魔」と命名される)を発症していたのは、公園で知り合った1年後輩の古賀朋絵です。

朋絵は、友達の好きな人から告白されて悩み、思春期症候群を発症します。人の目を気にしている朋絵を見て、妹のかえでと同じだと咲太は心配します。

「私はみんなに好かれたい…てか、嫌われたくない」と朋絵の言葉を聞いた咲太は「僕はたった一人でもいいけどね。世界中に嫌われたとしても、その一人が必要としてくれたら生きていける」と答えています。

この後も、人の目を気にしすぎてがんじがらめになっている朋絵を心配した咲太の行動が、朋絵の思春期症候群を癒すのですが…また新たなトラブルに巻き込まれていきます。

『青ブタ』梓川咲太の名言&名シーン第8位:「少なくともその間、ずっと僕がそばにいられる」

「青ブタ」第2話「初デートに波乱は付き物」

自分に親身になってくれる梓川咲太に疑問を持った桜島麻衣は「ねえ、どうして咲太は私に構うの?」と聞いています。

咲太は、「困っているのに、誰にも頼れないのはしんどいからですよ」と答えていました。この咲太の言葉には、妹のかえでが思春期症候群を発症した時、誰にも信じてもらえなかったとつらい経験があったからです。

両親から離れて、かえでと2人暮らしになった咲太は、牧之原翔子だけが理解してくれたから気持ちが楽になったのだと明らかにしています。咲太には、実の母親にも認識されない麻衣の姿が自分と重なったのでしょう。

「咲太以外に見えなくて忘れられていることが何になるのよ!」と取り乱す麻衣に、咲太は「少なくともその間、ずっと僕がそばにいられる」と麻衣のそばにいると宣言しました。

『青ブタ』梓川咲太の名言&名シーン第7位:「自分のことなんて別に嫌いでいいんだよ」

「青ブタ」第8話「大雨の夜にすべてを流して」

梓川咲太の友人・双葉理央も、自分が2人現れるドッペルゲンガー現象を起こす思春期症候群を発症します。

理央の発症の原因は、友人・国見佑真に彼女ができてしまい孤独を感じたことからです。もう1人の理央は、SNSに匿名のアカウントを開設し、普段の理央らしくないセクシーな投稿をするようになります。

そして理央はもう1人の自分が佑真たちと花火をしたのを知り、嫉妬します。自暴自棄になって家から飛び出した理央を雨の中探した咲太は、風邪でダウン…。

病院で意識の戻った咲太は、理央に「自分のことなんて別に嫌いでいいんだよ。僕は、『ま、こんなもんだろ』って思いながら生きてる」と優しくさとします。この咲太の言葉がきっかけで理央の思春期症候群は快方へ向かい、密かに恋をしていた佑真に告白をします。

『青ブタ』梓川咲太の名言&名シーン第6位:「あのさ、翔子さん。ぼくも翔子さんのように生きてもいいかな?」

「青ブタ」第12話「覚めない夢の続きを生きている」

梓川咲太は、いろんな種類の思春期症候群と向かい合ってきました。なかでも長い期間対峙してきたのは、妹・花楓の思春期症候群です。

花楓は、自分の誹謗中傷が書き込まれているSNSを見ると体に傷が刻まれていくという思春期症候群と、解離性障害(別人格「かえで」が誕生)を併発しています。

花楓を助けてやれない自己嫌悪から、咲太の体に3本の傷が刻まれる病院送り事件が起き、さらに内向的になって行きます。そうして咲太が自己嫌悪に陥っていた時に、七里ヶ浜の海で知り合ったのが牧之原翔子です。

全てを信じ受け止め、励ましてくれた翔子に咲太は「あのさ、翔子さん。ぼくも翔子さんのように生きてもいいかな?」と質問を投げかけます。

すると翔子は、「当たり前じゃないですか。人に理解されない苦しみを知った咲太君なら、きっと誰よりも優しくなれます」と微笑み、咲太はさらに励まされています。翔子との出会いで、かえでの思春期症候群や、思春期症候群にも真摯に向き合う優しい咲太ができあがったのです。

アニメでも咲太が精神的に参っている時にアドバイスしていた翔子は、2019年6月15日から公開予定の映画「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」でも登場します。翔子が咲太と桜島麻衣の運命を握るキーパーソンとなっています。

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『青ブタ』梓川咲太の名言&名シーン第5位:「嘘は本当にならないし、本当は嘘にならないんだ!」

「青ブタ」第6話「君が選んだこの世界」

第5話で解決した古賀朋絵の思春期症候群は、第6話でも発症します。ウソの恋人関係を解消するために最後のデートを何度も繰り返し続ける咲太と朋絵ですが、朋絵は思春期症候群になっているのを自覚していないと咲太にウソをつきます。

朋絵のウソに気づいていた咲太は、「古賀が何度サイコロをふりなおしても、人の気持ちは変わらない。ウソは本当にならないし、本当はウソにならないんだ」「僕が好きなのは麻衣さんだ」と自分の気持ちを朋絵にぶつけています。

すると、人目を気にしていた朋絵が「大好き!!」と泣きながら咲太に自分の気持ちをぶつけます。朋絵の気持ちを受け止めつつ、「古賀、よく頑張ったな。ホント頑張った」と最後まで朋絵をサポートしてあげた咲太の笑顔が印象的なシーンです。

『青ブタ』梓川咲太の名言&名シーン第4位:「そんなの、うれしかったからに決まってるだろ」

「青ブタ」第10話「コンプレックスこんぐらっちゅれーしょん」

桜島麻衣の異母姉妹・豊浜のどかは、姉のことが大好きな女の子です。麻衣と同じく芸能界デビューしてからは、のどかの母親と麻衣の母親の代理戦争の駒にされていました。母親の期待に応えようというプレッシャーや、出来の良い姉を持ったストレスが大きく膨らんでいきます。

ついに、のどかと母親の間でケンカになり、のどかは麻衣のところへ…。麻衣のところで、のどかと麻衣が入れ替わってしまう思春期症候群を発症します。

のどかになった麻衣が、ステージを完璧にこなしている姿を、のどかの母親が褒めたことで嫉妬心を増幅させます。

咲太はそんなのどかに麻衣が書いた手紙を見せますが、のどかは大きく動揺して取り乱します。

咲太は「そんなの、嬉しかったからに決まってるだろ!お前の手紙を全部大事に取ってあったんだ。これでお前のこと嫌いだなんてあるわけないだろ」と妹を思う麻衣の本当の気持ちを代弁して、麻衣とのどかを仲直りさせ、思春期症候群を治しました。

『青ブタ』梓川咲太の名言&名シーン第3位:「ああ謀ったさ」

「青ブタ」第10話「コンプレックスこんぐらっちゅれーしょん」

梓川咲太の妹・かえでは、桜島麻衣と電話で話ができたのをきっかけに、外に出ることに前向きになります。お兄ちゃんのためにと考えたかえでの前向きな姿勢に感心すると同時に、心配も募っていた咲太は「無理をするな」と優しく声をかけています。

かえでに外は楽しいものだと思ってもらえるように、咲太は動物園にパンダを観に連れていこうとします。咲太の思いに応えるために、かえでは玄関から外へ出てみるという目標を新たに設定しました。

しかし、玄関を前にしてかえではやっぱり緊張して咲太の背中にしがみついたまま…。咲太はかえでをしがみつかせたまま、玄関から外へ出ています。

「お兄ちゃん、謀りましたね」と驚くかえでに「ああ謀ったさ」と咲太は言っています。かえでをずっと面倒見てきた咲太の小さなウソがかえでを変えた瞬間でした。

『青ブタ』梓川咲太の名言&名シーン第2位:「ここで泣いたら僕はかえでの思いを裏切ることになる!」

「青ブタ」第13話「明けない夜の夜明け」

妹のかえでの症状が快方に向かっていたと思った矢先、本当の人格・花楓の意識が戻ってきます。かえでとの繋がりが無くなってしまったむなしさに、ショックを受けて泣いていた咲太の前に牧之原翔子が現れます。

家に帰ってお風呂に入っていた咲太を、翔子はかえでの日記を読んで励ましていました。かえでの日記には「かえでには分かります。もし、このままかえでがいなくなったら…きっとお兄ちゃんはまた『何も出来なかった』と後悔すると思います」と記されていました。

かえでが消滅する前、後悔して欲しくないから咲太と一緒の目標を決めたのだと知ります。「お兄ちゃんの妹になれてかえでは幸せです。今も…今までも…これからも大好きです!」と、咲太に日記で感謝を伝えていたかえで…。

泣いてもいいという翔子に咲太は「僕は泣いたらダメなんですよ!「ここで泣いたら僕はかえでの思いを裏切ることになる!」とかえでの気持ちを泣きながら受け止めています。

妹思いの咲太の気持ちを、本当の人格(花楓)ではなかったとはいえ、兄思いのかえでが感謝をしていたというのが痛いほど伝わってくるシーンです。

『青ブタ』梓川咲太の名言&名シーン第1位:「これから僕が相手をするのは空気だ」

「青ブタ」第3話「君だけがいない世界」

梓川咲太は、眠ってしまうと空気化の現象に巻き込まれ、桜島麻衣を認識できなくなると、麻衣の思春期症候群の原因を突き止めています。原因は学校にあると咲太はたどり着きましたが、空気化の現象を正常に戻す手段が分かるまで寝ないように努力します。

しかし、咲太の体を心配した麻衣によって薬で寝ってしまいます。眠りから覚めた時、麻衣のことを認識できなくなっていた咲太は、自分の日記やわずかな記憶の断片から麻衣を思い出します。

テスト中に麻衣のことを思い出した咲太は「大事なことを思い出した。大切な人の記憶が甦った。これから僕が相手をするのは空気だ。押しても引いても叩いても何も無いあの空気。学校を取り巻く空気」と考えながら校庭へ向かいます。

校庭で「桜島麻衣先輩のことが好きだー!」と麻衣への愛の告白を大声でする咲太。この思い切った行動が、麻衣の思春期症候群を治したのです。

【青ブタ】梓川咲太は優しい青ブタ野郎だった

青ブタの主人公・梓川咲太の名言からこれまでの名シーンを振り返ってみました。さまざまな思春期症候群に向かっていった咲太は、自分の考えを持った優しい男の子です。

個人的には、咲太の悩みだった花楓(かえで)の思春期症候群が解決したのが見ていて切なくもあり、嬉しくなりました!

2019年6月15日から公開の「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」では、アニメ版では謎の多かった牧之原翔子のことや、桜島麻衣に悲劇的な展開が待っています。

咲太は麻衣と翔子との間でどう行動するのか?結末がかなり気になりますが、映画公開前に、もう一度咲太の優しさを感じてみてはいかがでしょうか。

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