『キングダム』には魅力的な武将がたくさん登場しています。それぞれの武将の特徴が全く違い、武力に特化している者もいれば策略に特化している者、タイミングや運が良い者もいるのです。そんな武将の中でも誰が強いのか?ランキング形式で紹介していきます!
目次
- 『キングダム』の武将で誰が一番強いのか?
- 【キングダム】強さランキング第20位:壁
- 【キングダム】強さランキング第19位:輪虎
- 【キングダム】強さランキング第18位:項翼
- 【キングダム】強さランキング第17位:王賁
- 【キングダム】強さランキング第16位:羌瘣
- 【キングダム】強さランキング第15位:信
- 【キングダム】強さランキング第14位:尭雲
- 【キングダム】強さランキング第13位:凱孟
- 【キングダム】強さランキング第12位:汗明
- 【キングダム】強さランキング第11位:蒙武
- 【キングダム】強さランキング第10位:楊端和
- 【キングダム】強さランキング第9位:媧燐
- 【キングダム】強さランキング第8位:桓騎
- 【キングダム】強さランキング第7位:麃公
- 【キングダム】強さランキング第6位:騰
- 【キングダム】強さランキング第5位:廉頗
- 【キングダム】強さランキング第4位:李牧
- 【キングダム】強さランキング第3位:王翦
- 【キングダム】強さランキング第2位:龐煖
- 【キングダム】強さランキング第1位:王騎
『キングダム』の武将で誰が一番強いのか?
『キングダム』にはたくさんの武将が登場しており、率いている人数が強さの一つの指標となっています。五千人将以上になれば、中国全土の中でも名を轟かせている武将と言っても過言ではないでしょう。将軍となるとけた外れの強さを持つ者もいますが、数や名称ばかりではなく、純粋に強い力を持つ者も存在します。
そして、武力だけではなく軍を指揮する軍師としての才能も強さと言えるでしょう。個ではなく軍としての強さを持つ武将も存在するので、今回、強さの定義を「いかに相手より優れた力や策を持っているか?」と定め、純粋な力のみではなく総合力から見てランキングを考えました。
【キングダム】強さランキング第20位:壁
壁は『キングダム』1巻から登場し、信からは壁にいちゃんと呼ばれるほど親しい仲です。政が王都を負われても身近にずっといた昌文君の副官で、少しずつ戦場での位を上げていきました。
実力はそれほど目立ったものはないものの、国のために身を犠牲にして何度も死地をくぐり抜けていました。そんな壁の活躍の場と言えば、犬戎王のロゾを討った場面です。
この時、相手の戦力から考えても壁に勝ち目はありませんでしたが、泥臭く粘った結果、ロゾを討つことに成功しました。戦場で必要なのはカッコよさではなく執念というものを教えてくれるかのようでした。そして戦場では運もかなり必要ですが、『キングダム』の中で一番運が強いのは壁かもしれません。
【キングダム】強さランキング第19位:輪虎
— kohei (@cv9vb2) May 25, 2019
廉頗四天王のひとりであり、その実力は四天王の中でも一番とされています。廉頗の飛槍という異名を持ち、秦国の千人将を次々と討ちとっていきました。信も2度の対決をしましたが、1度目は全く勝ち目のない戦いでした。
輪虎の攻撃は、相手に間を与えないほどの素早さにあります。「気がついた時には斬られてしまっていた」と言ったところでしょうか。そんな鋭い攻撃が持ち味であり、王騎将軍にも一太刀浴びせたと言われています。
2度目の対決で信は勝つことができましたが、輪虎が楚水の強烈な殺気に反応していなければ、結果は逆になっていたことでしょう。
【キングダム】強さランキング第18位:項翼
— kohei (@cv9vb2) May 25, 2019
信と同年代の楚の千人将で、信とは良きライバル関係のような存在です。中国五大宝剣の一振りに数えられる「莫耶刀」を所有して、猪突猛進という戦闘スタイルを持って先陣を切ります。
秦の将軍騰とのやり合いでは互角の戦いを見せ、媧燐からも高評価を得ています。戦闘技術はそれほど高くはないのですが、伸びしろがあ理、今後も同じような立場である信との対決に期待できます。
【キングダム】強さランキング第17位:王賁
王翦の息子で、王族の生まれからくるエリート志向が強い人物です。しかし、熱い心を持っていて常に上を目指そうとする野心も持ち合わせており、同じように将軍を目指している信のことをライバル視しています。
そんな王賁は、火龍七師である紫伯を討伐するなどの功績をあげ、五千人将まで上り詰めました。信や蒙恬と共に秦国の次世代の将軍になるであろう人物のひとりでもあります。
【キングダム】強さランキング第16位:羌瘣
羌瘣は暗殺を生業としている一族『蚩尤』の出身です。『蚩尤』では真の『蚩尤』を決めるために祭りと称して代表者を募って殺し合いをさせる文化があり、その代表者に選ばれるほどの実力を羌瘣は持っています。
巫舞という秘技を使うことで潜在能力を引き出し、目にも止まらない速さで動くことが可能ですが、体への負担も大きいようです。しかしそんな力を持っているからこそ次々と敵国の将軍を撃破していき、三千人将にまで上り詰めることになりました。
そして、目標として将軍になることを掲げるのですが、実際は「信の側でずっと戦いたい」という気持ちがあるようで、信を死なせないために強くなることを目標にしているような気もします。「トーン、タンタン」という巫舞の独特なリズムのとり方が印象的です。
【キングダム】強さランキング第15位:信
政と並ぶ2大主人公ですが、その成長のスピードには目を見張るものがあります。一兵卒から始まり、百人将、三百人将、千人将、三千人将、五千人将と7年ほどで上り詰めます。そして信の強さは、戦場でどんどん増していくという特徴があります。
つまり、相手が強敵であればあるほど自分の力を引き上げることができます。仲間を率いる才能もあり、自らが戦う姿を見せるためにどんなに辛くても引かず、逃げずに立ち向かっていく精神的な強さも持ち合わせています。
その闘志に触発され、仲間の士気もどんどん上がっていきます。「信を殺させてはならない!」という気持ちにその場にいる全員がさせられるようで、飛信隊だけではなく敵国の武将からも一目置かれる存在です。
奴隷からここまで這い上がれたのも、生きようとする力が誰にも負けないほど強いからではないでしょうか。今後も戦いは続くようですので、まだまだ伸びていく可能性も大いにあります。
【キングダム】強さランキング第14位:尭雲
キングダム、信がゴリ押しで趙峩龍をついに撃破。尭雲との決着も近いか。
早く李牧さんが阿鼻叫喚する絵図を見たいわー。 pic.twitter.com/srQolHvsSD— NOB蔵@ENCLAVE中野支店 (@nobuzare) April 25, 2019
趙三大天の地位に上り詰めた名軍師藺相如の1番弟子で、六将たちと渡り合ってきても未だ命があるという強者です。軍師としての能力がかなり高く、河了貂が読み切れないほどです。腕っぷしは凱孟並みなので、最前線でも十分に戦えます。
【キングダム】強さランキング第13位:凱孟
凱孟さんの時も好きw pic.twitter.com/hxAv80MjNq
— ?くろしゅん@とてもおねむ (@kurosyun0318) March 25, 2017
魏国の大将軍で魏火龍七師の一人でもあります。討った武将の首は100を超えるという武将で14年もの間幽閉されていました。王騎や廉頗ですら一騎討ちを避けたと言われるほどの強さで、戦い方は策を無視した力まかせの真っ直ぐなものです。
戦に対して、夢や信念は持っていないという珍しい人物でもあります。信を一撃で吹き飛ばしてしまうほどの強さは本物であることを感じさせましたが、軍として上手くまとめられているかというと、軍師である荀早頼みであることは間違いありません。
【キングダム】強さランキング第12位:汗明
とりあえず自分がどれぐらいキングダム好きかって言うともしキングダムの時代(春秋戦国時代)にタイムストリップしたら汗明親衛隊に入って太鼓叩いて汗水垂らして応援歌歌いたいぐらいに大好きです()
汗明ホントすこ(*´ω`*) pic.twitter.com/h82AjuANu4
— 大和KID (@yamatokid77) May 20, 2015
大柄な楚の将軍で、大錘や巨大な分銅を使って戦います。その威力は凄まじく、突っ込んでくる相手を一瞬で吹き飛ばしてしまうほどです。過去に負けたことが一度もないとされ、中国でも最強の武将のひとりです。
蒙武との一騎打ちでは周囲の人間が近づけないほどの迫力と力を開放していました。まさに力と力のぶつかり合いで、汗明も蒙武同様に策などを用いることをせず、純粋な闘争を楽しんでいるかのようでした。
力だけならば王騎や龐煖に匹敵しますが、武器の速度という点ではこのふたりには敵いません。蒙武との戦いでは敗れて死ぬことになりましたが、最強の武将のひとりには違いないです。
関連記事をご紹介
【キングダム】強さランキング第11位:蒙武
呂不韋直属の四柱の1人で、蒙恬と蒙毅の父が蒙武です。自らが中華最強だということを証明するために六大将軍制度の復活を上奏するほど野心が強い人物です。その戦い方はとても単純で、目の前の敵を全力で叩き潰す!というスタイル。
基本的に策を用いることをしないので、感覚と力のみで相手に立ち向かいます。そして、実力以上の力を戦場で出せる数少ない人物でもあり、汗明との戦いでは明らかに不利だったのにも関わらず、ひっくり返して勝利しました。
蒙武は、戦いになると実力以上のパワーを発揮するタイプのようです。その背景には、たくさんの人間の思いを背負って戦っているという責任感があるのかもしれません。
【キングダム】強さランキング第10位:楊端和
山の民の女王で「山界の死王」という異名を持っています。自らも戦場で最前線で戦う覚悟を持っており、その強さは男性になも負けません。彼女の右腕であるバジオウの戦闘力も相当のものですが、それ以上の強さを持っています。
実際に楊端和が敵を倒す姿はあまり描かれていませんが、山の民の動かし方と自らの動き方がとても上手です。政が危機を迎えた時に2度も手を差し伸べてくれたのが楊端和だったので、秦国にとっても大きな功績を残しています。
史実では女性ではなく男性で秦国の将軍として登場していますが、山の民をまとめる存在ではありません。
【キングダム】強さランキング第9位:媧燐
楚の大将軍でかなり大柄な女性です。戦術において戦いの天才と言われるほどの才覚の持ち主で、あの李牧の策も読んでしまうほどです。函谷関の戦いでは戦象を用いて騰軍を囲い込むことを目くらましにして、その間に函谷関の裏側に伏兵を忍ばせていました。
その策とは、全体の目が騰軍との戦いに目が行っている時に、門を裏側からこじ開けようとするもの。しかしこの作戦は王翦によって失敗に終わったのですが、もしもオルド将軍が王翦をしっかりと監視していれば、結末はまた変わっていたのかもしれません。
しかしこの戦いで媧燐の強さを認める人が多くなり、媧燐の評価を上げることになりました。
【キングダム】強さランキング第8位:桓騎
野盗上がりで何をするのかが分からないのが桓騎です。秦国に仕えている身ではありますが、特に忠誠心というものは持っていないようで、自らの利益になることだけを好みます。制圧した村や町は全て奪い去り、虐殺も構わないという考え方なので、信とも衝突しました。
しかし、そこには計算も含まれており、無残な虐殺行為を見せることで無言の圧力を相手にかけるという策でもあります。その才能は、六大将軍に引けを取らないと言っても過言ではありません。
個人的な強さとしてどれほどのものなのかは不明ですが、度胸はかなりあるようで、火矢を最前線ではなったり、敵軍に成りすまして廉頗四天王の玄峰を討ち取ることに成功しています。策略というところでは誰もが発想しない感覚の持ち主です。
【キングダム】強さランキング第7位:麃公
王騎と同等の力を持つと恐れられている将軍で、自らが先陣を切って戦いの中に切り込んで大将首を取るという戦闘スタイルを持っています。魏の将軍「呉慶」が秦に攻め込んできたには、一騎打ちの果てに切り倒してしまいました。
策略というよりはその場の感覚を大事にしており、機が来たら動く!というスタイルです。そんな麃公も李牧率いる別動隊の存在を察知して独断で追撃するのですが、そこにいた龐煖によって倒されてしまいました。
それでも武神と呼ばれる龐煖の右腕を追って、信を逃がすという功績を残しています。その死は決して無駄にはならず、後の秦国の勝利へと繋がるものでした。
【キングダム】強さランキング第6位:騰
王騎の副官であり、長い間王騎に仕えてきました。そのため王騎という人間をよく理解しており、どのように自らが動いたら良いのかを熟知しています。そんな騰は、王騎の元で戦っている時から恐ろしいほどの強さを持っていました。
そして王騎が亡くなってしまってからは、自由に動き回れる機会を持つようになります。そこでは本気の強さを発揮しており、王騎と行動を共にしている時は全力を出せなかったのかもしれません。
副官でありながらこれほどの強さを持っている騰はどの国からも恐れられる武将となりました。「ファル、ファル、ファル」と言いながら戦うのが特徴的で、どこか憎めないキャラクターです。
【キングダム】強さランキング第5位:廉頗
趙の三大天として名を轟かせ、武力、軍師としての才覚、指揮力の全てが突出しています。あの天才と言われる李牧に「正面から廉頗に勝てる武将は私も含めて天下に一人もいません」といわしめるほどの実力の持ち主です。
趙の三大天としてたくさんの功績を残すのですが、代替わりした趙王とそりが合わず魏へ亡命します。戦いの中で生涯現役を貫き通すほどの気力の持つ主なので、今後も決して一筋縄ではいかないはずです。
【キングダム】強さランキング第4位:李牧
三大天のひとりが李牧ですが、個人的な純粋な強さではなく、策略に対して大いなる才能を発揮しています。李牧の才能は誰もが認めていて、秦国を攻めるための連合軍には必要不可欠な存在でした。
李牧はあの王騎の裏もかくほどの智将で、秦国と連合軍の戦いでは函谷関の戦いの最中に別働隊を少しずつ本陣に送り込むほどの用意周到さです。できれば争いなどしたくないのが本心で、平和な世界を作りたいと思い軍師として活躍しています。
李牧の考えを予測できる者は数少なく対等に考えられるのは王翦か媧燐ぐらいしかいません。李牧がもしも秦国の軍師として動いてくれるのならばこれほど力強いものはありませんが、常に敵として登場してきます。これは正に宿命としかいいようがありませんね。
【キングダム】強さランキング第3位:王翦
何を考えているのかさっぱりわからないのが王翦です。大将軍蒙驁の副官であり「自らが王になる」という野心から危険な人物として思われていました。しかしそんな野心に相応しいほどの実力があり、相手の策略を読んで裏をかくことが得意です。
トリッキーな戦略ではなく王道を貫くタイプですが、自軍の被害を最小限で済ませることができるので守備に長けています。函谷関での戦いではオルドの動きを予測して裏をかくなど、秦国にとって有利な働きを見せて連合軍の進行を阻止していました。
趙へ攻め入る時も小さな城を攻めては捕虜を逃がして、一か所の城に捕虜を集めることで兵糧攻めを行うなど常に先を見越して行動しています。
【キングダム】強さランキング第2位:龐煖
@mt3377
…偽者め←キングダムby龐煖 pic.twitter.com/sGcP1IPw— りー (@Lihuosirenz) February 12, 2012
王騎の最大のライバルが龐煖です。昔、王騎の婚約者である六大将軍のしょうを龐煖は殺しました。王騎の逆鱗に触れた龐煖は命を狙われますが、かろうじて生き永らえ更なる修行をしていました。
龐煖も王騎と同様に矛を武器として使用するのですが、大木を一瞬でなぎ倒してしまうほどの威力を持ちます。実際に戦場で振るうと、人の体など数名まとめて簡単に切り落としてしまいました。
龐煖は軍を率いて戦うというのではなく、自らが戦いたい相手の元へ切り込んで戦うというスタイルを持っています。そのため王騎との再戦をするために、秦軍のど真ん中に突進して一騎打ちを迫りました。
結果は龐煖に軍配があがるものの勝った気持ちがまるでしていないのが事実です。それほど王騎という存在が大きすぎたのでしょうが、実力からすると中華一になれる存在かもしれません。
【キングダム】強さランキング第1位:王騎
王騎は伝説の六大将軍のひとりで唯一の生き残りでもあります。その力は一騎当千に値するぐらいのものを持っていて、矛の一振りでまとめて数名の命を奪います。持っている矛の重さも相当のものなので、並の武将には扱えません。
作中では龐煖によって命を奪われることになるのですが、それも不意打ちの弓矢のせいでもあり、それがなかったら王騎は龐煖に勝っていたかもしれません。龐煖との違いは、武将としての厚みと底力の違いにあります。
何万という命を預かる身であることの自覚と、それを力に変えられる強さが王騎の武器であり、カリスマ性とパワーが他の武将よりも圧倒的な将軍です。