【文スト】死の家の鼠のメンバーを紹介!物語の舞台裏で蠢く暗躍者たちの情報まとめ

『文豪ストレイドッグス』において、主人公・中島敦が所属する武装探偵社やポートマフィアを脅かす組織のひとつである「死の家の鼠」。太宰治に勝るとも劣らない超人的頭脳の持ち主・ドストエフスキーが率いる地下組織のメンバーについてまとめてみました!単行本17巻までのネタバレ注意!

『文豪ストレイドッグス』の敵組織「死の家の鼠」とは?

『文豪ストレイドッグス』に登場する「死の家の鼠」とは、フョードル・ドストエフスキーが率いる地下を拠点に世界で活動する盗賊団です。不気味な鼠のマークがシンボルで、ヨコハマの地にあるとされている、書いたことが現実になる白紙の文学書、通称「本」を狙っています。

「本」を探す鍵となる中島敦を手に入れるため、北欧の異能集団・組合(ギルド)が主導する懸賞金作戦に参加していましたが、予想通りの失敗に組合とは完全に手を切りました。組合がヨコハマをある程度消耗させ、団長のフィッツジェラルドが武装探偵社とポートマフィアに敗れたのを皮切りに本格的に行動を開始します。

組合戦の際にも水面下で動き金や人員を掠め取っていた、地下に蔓延る鼠たち。今回は、そんな得体の知れない「死の家の鼠」のメンバーについてまとめてみました。

 

【文スト】「死の家の鼠」のメンバー1:フョードル・ドストエフスキー

超人的な頭脳を持つ「死の家の鼠」の頭目

「死の家の鼠」の頭目、フョードル・ドストエフスキー。ヨコハマの二大組織・ポートマフィアと武装探偵社を陥れた張本人です。人を人とも思わぬ悪魔のごとき知略の数々は太宰治の思考パターンと瓜二つで、頭脳戦は互角といえるでしょう。組織の力か個人の力かは分かりませんが、情報収集能力にも長けています。

その超人的頭脳によって隙の無い作戦を作り上げるものの、当人としては「完璧は退屈」だとしており、イレギュラーな事態には笑みを浮かべることもしばしば。余興も楽しむタイプです。

罪とは思考、呼吸であり、死はそこからの解放だという考えを持っています。ドストエフスキーが「本」を求める理由は、罪のない世界、つまり異能者のいない世界を創るため。常人には理解できない思想ですが、そこに惹かれる人間が居るのも事実です。

 

異能力「罪と罰」

文豪ストレイドッグス (11) (角川コミックス・エース)

ドストエフスキーの異能力は「罪と罰」。太宰や異能特務課でもその詳細は分かっていませんが、触れるだけで人の命を断つことができる恐ろしい異能です。対異能者専門家である特務課の特殊部隊でも命を落としたことから、どれだけの武装で固めてもドストエフスキーの異能からは逃れられないようです。

劇場版『文豪ストレイドッグス DEAD APPLE』では、異能力と異能者を分離し、持ち主を殺そうとする異能力を倒さない限り異能力を取り戻すことはできないという霧の中で、ドストエフスキーの異能はドストエフスキーを殺そうとしませんでした。むしろ持ち主たるドストエフスキーと完全に意思を一致させており、彼の異能の謎は深まるばかりです。

 

「天人五衰」のひとり

ドストエフスキーは「死の家の鼠」の頭目でありながら、特一級の危険異能力者が5人集った殺人結社「天人五衰」の一員でもあります。ドストエフスキー以外にも、「天人五衰」でありながら他の居場所を持つ人間は居るためおかしいことではないようです。

とはいえ、「死の家の鼠」の構成員を軸にし探偵社とマフィアを陥れた「共喰い」事件は、「天人五衰」の作戦のための前座であった節もあり、彼にとってどちらが本来の居場所なのか、あるいはどちらも利用しているに過ぎないのかは判断しきれないところがあります。

 

【文スト】「死の家の鼠」のメンバー2:イワン・ゴンチャロフ

ドストエフスキーに心酔する侍従長

「死の家の鼠」の侍従長、イワン・ゴンチャロフ。幸福は自分が理解できないものに身を委ねることで得られるという考えを持つゴンチャロフは、頭目であるドストエフスキーを「神なき世界に幸福をもたらす人物」としており、「主様」と呼び付き従っています

ドストエフスキーに顔の皮を剥げと言われれば剥ぐと宣言し、さらには彼に「不幸を感じる脳部位を切除してもらっている」と宣うなど、その忠誠心はもはや狂気の域です。

ただし、その精神はあくまでもドストエフスキーにのみ注がれるものであり、同じ「死の家の鼠」の構成員であっても「主様以外を護る気はない」とはっきり言い切っています。

 

異能力「断崖」

文豪ストレイドッグス (13) オリジナルアニメBD付き限定版 (角川コミックス・エース)

ゴンチャロフの異能力は「断崖」。岩の巨人をつくったり、岩から無数の手を生み出したりと、礫岩を自由自在に操ります。砕こうが裂こうがすぐにくっつき巨人や手を形成するため、攻撃の手は緩みません。相手を岩に沈ませたり、異能下にある礫岩から情報を得たりすることもできます。

ヨコハマにおける「死の家の鼠」のアジトは旧い炭鉱跡で、地面、壁、天井のすべてがゴンチャロフの異能力の対象でした。まさしくお誂え向きの戦場であり、中島敦・芥川龍之介の両名を苦戦させました。

 

【文スト】「死の家の鼠」のメンバー3:アレクサンドル・プシュキン

性格最悪の構成員

アレクサンドル・プシュキンは「死の家の鼠」の中でもドストエフスキー、ゴンチャロフと並んで「江戸川乱歩の超推理でも経歴を追えない犯罪者」です。欧州当局ですら捕らえることができない凶悪犯として名が知られていました

「弱い自分は強い者に何をしたって許される」という考えを持っており、強い人間が弱い自分の異能に屈する姿に快楽を覚えるプシュキンにとっては、「死の家の鼠」もその娯楽のための道具でしかありません。

頭が回るタイプではないようで、ゴンチャロフを囮にアジトから逃げ出したにも関わらず、探偵社・マフィアの両陣に逃走経路を読まれ、あえなく捕まりました。

 

異能力「黒死病の時代の饗宴」

文豪ストレイドッグス (12) (角川コミックス・エース)

プシュキンの異能力は「黒死病時代の饗宴」「共喰い」のウィルスを傷口から感染させる異能力です。プシュキンのウィルスに感染した者はまず高熱と目眩で直立すら困難になり、48時間後に死に至ります。解除する方法としては、同時に感染した2人のうち1人を48時間以内に殺すか、プシュキン自身が解除するしかありません。

ドストエフスキーがポートマフィアと武装探偵社のそれぞれの長に「共喰い」の異能を使って両組織をぶつけ合わせたように、使い方によって国家間の戦争すら起こすことができる危険な異能力です。

関連記事をご紹介

文豪ストレイドッグスの波に乗り遅れるな!ネタバレありの文スト入門講座【初心者向け】

文豪ストレイドッグスって?出典:http://anicobin.ldblog.jp

中島敦は孤児院を追い出され、横浜市を空腹…

【文スト】「死の家の鼠」の協力者1:ナサニエル・ホーソーン

愛する人を想う気持ちを利用された牧師

ナサニエル・ホーソーンは身長188cm、体重72kg、誕生日は7月4日の27歳。神を信仰する敬虔な牧師で、元々フィッツジェラルド率いる組合(ギルド)に属していた異能力者でした。

しかし、仲間であるマーガレット・ミッチェルがフィッツジェラルドの命令によって重傷を負ったことにより組合から離脱。彼女を治す条件でドストエフスキーに協力することになります

その結果として、脳を弄られ、自我すらろくに保てないドストエフスキーの操り人形として異能力者を次々と襲う「仮面の暗殺者」に成り果てます。現在ホーソーンを動かしているのは「愛しの君の復活」、つまりミッチェルの回復だけであり、かつて相対した芥川のことすら忘れてしまっている状態です。

 

異能力「緋文字」

ホーソーンの異能力は「緋文字」自身の血を文字に変えて操る異能力です。血液を操るため必然的に自身を傷つけなければなりませんが、出血量が多くなるほど「緋文字」の力は大きく強くなるため、重傷を負った際には起死回生の一手を放つことができます。

血液を一点に集めて弾丸のように撃ち出したり、展開して障壁をつくったり、文字化した血液で鎖のように敵を拘束したりと汎用性は高く、作中では「中距離を宗とした攻防一体型」であり、芥川と類似の型の異能だとされていました。

仮面の暗殺者としては緋文字を空中に固定して空中歩行を可能にしたり、血だまりから文字噴出によって無人攻撃を仕掛けたりとテクニカルな異能の使い方をしています。

 

【文スト】「死の家の鼠」の協力者2:小栗虫太郎

偏屈な証拠隠滅屋

小栗虫太郎は身長178cm、体重56kg、誕生日は3月14日の26歳。その異能を買われ、政府によって作られた犯罪組織「七號機関」に捕らわれていた異能者です。政治犯罪や違法な作戦、醜聞などをもみ消す仕事をさせられていました。この組織にて顔も変えられたようです。

しかし「共喰い」事件の二カ月前、ドストエフスキーの手によって七號機関から脱出し、彼の作戦に協力することになります。かなりのこだわり持ちで、ドストエフスキーが協力を要請した際にも連絡手段から隠れ家の場所、衣服や食器に至るまでかなり細かく条件をつけました。

大の推理小説嫌いですが、偉大な推理作家であった親友・ヨコミゾとよく議論を交わしていたため、推理小説の定番やトリックは把握しており、それをもとにピンチを切り抜ける場面も。ヨコミゾの死をひどく悼んでいます

 

異能力「完全犯罪」

文豪ストレイドッグス (14) (角川コミックス・エース)

虫太郎の異能力は「完全犯罪」犯罪の証拠を隠滅するというある種究極の異能力です。ドストエフスキーの作戦においてはウィルス異能者のプシュキンの本当の犯罪歴を消しました。太宰のマフィア時代の犯罪の証拠を消したのも、七號機関に捕らえられていた虫太郎の異能力によるものです。

もちろんこの有用さはかなりのものであり、七號機関、ドストエフスキー、さらには殺人結社「天人五衰」など、政府や犯罪者などがこぞって欲しがる異能力であるため、虫太郎はしょっちゅうどこかに捕らえられている印象が強いです。

 

【文スト】「死の家の鼠」が活躍するアニメ第3シーズンに期待!

2019年4月から放送している『文豪ストレイドッグス』第3シーズンでは、ドストエフスキーを始め「死の家の鼠」がいよいよ本格的にヨコハマで牙を剥き始めます

一足先にアニメ第1期2クール目最終回や劇場版で登場していたドストエフスキーはもちろん、ゴンチャロフやプシュキンの声優や活躍の映像化、変わり果てた姿のホーソーンなど、アニメで見たいところが盛り沢山。協力者である虫太郎の登場はあるかどうか微妙なところですが、期待したいところですね。

もちろん、探偵社やマフィアのおなじみの面々が、不気味な「死の家の鼠」の面々にどのように翻弄され、立ち向かっていくのかにも注目です!

公式関連アイテム