【文スト】森鴎外は合理主義のマフィアの首領でロリコン?魅力が分かる6の知識!

『文豪ストレイドッグス』のポートマフィア首領・森鴎外。常に論理的最適解に従って決断を下す合理主義者でありながら、常に少女・エリスを傍に置く幼女趣味。そんなギャップだらけの森鴎外について、単行本16巻までのネタバレ込みでまとめてみました!

『文豪ストレイドッグス』のポートマフィアの首領・森鴎外とは?

『文豪ストレイドッグス』の森鴎外は、ヨコハマの黒社会を牛耳るポートマフィアの首領です。身長175cm、体重60㎏、誕生日は2月17日の40歳です。

常に金髪碧眼の少女・エリスと共に居り、彼女に対してはデレデレなロリコンですが、非常に優秀で必要な犠牲であれば構成員を切り捨てることも厭わない首領でもあり、そのギャップも魅力的。今回はそんな森鴎外の異能力や過去、太宰治との関係などに迫っていきます

 

【文スト】森鴎外の知識1:声優は宮本充さん

森の声優は宮本充さん。『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の中川圭一や『結界戦線』のスティーブン・A・スターフェイズなどを演じています。吹替でも多く活躍しており、ディズニー作品の吹き替えで主役を務めるのベテラン声優です。

一見人の好さそうな、しかしどこか頼りなさげな「くたびれた町医者」といった風体の森。宮本さんの優しく穏やかな声音はそのイメージ通りのもので、エリスに夢中なときの猫なで声もぴったりです

マフィアの首領としての冷徹さや威厳のあるシーンでは、声質は変わらないながらも雰囲気ががらりと変わり、その些細な変化の付け方は流石です。第3シーズンでは今までには見られなかった森の姿がたくさん見られるので、その分宮本さんの演技にも期待が高まります。

 

【文スト】森鴎外の知識2:徹底した合理主義と異能力「ヰタ・セクスアリス」

冷徹な合理主義

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森の特徴は、その徹底的な合理主義。「首領というのは組織の長であると同時に組織の奴隷であり、組織のためならばどんな非道でも喜んで行わなければならない」という考えを持っており、常に組織の利益となる”理的最適解”に沿って判断を下しています。

また、森は14年前の戦時中、まだ軍医だったころに、現在は探偵社員の与謝野晶子(当時11歳)を治癒異能目当てで徴用しています。

森は「不死聯隊」論文なるものを奏上し、与謝野を使って軍上層部に戦争における異能力の重要性を理解させようとしたのです。そのために、与謝野や兵士の心が壊れても、森は冷徹に淡々と彼らに命令を遂行させています。

 

必要とあれば冷酷非道な行いをする森ですが、森自身に情がないわけではなく、現にマフィアの首領として部下からの信頼は厚いです

森の命が懸かった「共喰い編」では、敵の手のひらの上で踊らされていると自覚しながらも、マフィアの構成員たちは森の命を救うために戦いました。幹部の尾崎紅葉曰く、森が死ねば暴虐の限りを尽くし街や構成員を無駄に消耗させる先代の頃のマフィアに逆戻りするとのこと。

森が率いるマフィアは闇と血の組織ではありますが、ヨコハマという街の秩序は譲らず、そして合理性の無い暴虐は行いません。だからこそ構成員は森に敬服し、ついていくのでしょう。

 

【文スト】マフィアの最重要機密・森鴎外の異能「ヰタ・セクスアリス」

森の異能力は「ヰタ・セクスアリス」。戦闘力や飛行能力を備えた異能生命体「エリス」を出現させる異能です。本編でのエリスは金髪碧眼の美しい幼女の姿で、森は常に彼女を傍に置き、我儘に振り回されることを至福としています。堂々とエリスのことを「妻」と呼ぶ姿はいっそ清々しさを感じさせます。

エリスの外見や性格は森によって設定されており、現在の姿は12歳以下が守備範囲の森の嗜好に合わせたもの。14年前や本編のIF時空となる小説『文豪ストレイドッグス BEAST』でのエリスは、性格や年齢が現在とはまったく異なります。

ちなみに、なぜかエリスは森のことを「リンタロウ」と呼んでいます。これは史実の文豪森鴎外の本名・林太郎が元なのですが、『文スト』の森の名前が偽名であるかどうかは不明です。

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【文スト】森鴎外の知識3:武装探偵社社長・福沢諭吉との過去

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ポートマフィアの首領である森と、武装探偵社の社長・福沢諭吉は、実は旧知の仲。その出会いは12年前に遡ります。ヨコハマの全てを知るとされる男・夏目漱石が、闇医者兼情報屋をしていた森鴎外のもとに、探偵社創業の準備をしていた福沢を派遣したことが始まりです。

ふたりはヨコハマに災禍をもたらす無法者を倒すために共闘してから、何度も衝突しながらも、時には共に戦い敵なしでした。しかし、当時暴虐の限りを尽くしていたポートマフィアが変わらないのであれば同じこと。

戦後の混迷期のヨコハマに秩序をもたらすには、「昼を軍警と特務課が、夜をポートマフィアが、夕刻を探偵社が取り仕切る」という夏目の「三刻構想」の実現が必要でした。森はその構想に乗ってマフィア首領の医師となり、首領の地位を狙うことにします。

 

福沢も乗ったことで、「三刻構想」は実現し、ふたりはこの点において盟友ともいえる関係になります。しかし、敗戦から3年後、森が強大なマフィアの首領を打破するために、心が壊れた与謝野をもう一度利用しようとしたことによって、福沢と森は袂を分かつことに

当時の森は、与謝野こそ街の平和を実現する要だと考えていました。しかし、あまりに与謝野の心を配慮しない森に福沢は激怒し、彼女を探偵社に引き入れます。そのときから森と福沢は敵同士に…。停戦協定を結んだり、テロリストに嵌められた探偵社にマフィアが手を貸したりしていますが、彼らが道を同じくすることはないでしょう。

 

【文スト】森鴎外の知識4:太宰治との関係

与謝野の利用を福沢に防がれた森は、自らの手でマフィアの首領を暗殺することになります。しかしその方法で森が首領となるには、「首領が病死の間際に森を次期首領に指名した」という証拠が必要になります。

そこで、「次期首領を森に任命する」という嘘の遺言の証人として選んだのが、自殺未遂で運び込まれてきた患者であった、当時14歳の太宰治です。太宰の考えでは、”自分が自殺を成功させれば暗殺と遺言のでっちあげを知る者は森以外に居なくなる”という点から彼を選んだとのことですが、真相は定かではありません。

金剛石のごとき太宰の頭脳に目をつけた森は、太宰に人の動かし方や戦争戦略論を教え込み、彼を育て上げます。太宰の「黒の才能」は凄まじく、彼は15歳でマフィアに加入してからたった3年で、歴代最年少幹部になりました。

 

文豪ストレイドッグス 太宰治と黒の時代 (角川ビーンズ文庫)

森は太宰が幹部になったときにはすでに、「あと数年もすれば太宰がかつての森と同じように森を殺して首領の座に就くだろう」と考えていました。それに対する論理的最適解として、森は太宰の友人と当時ヨコハマに侵攻してきた組織の長とを相討ちさせることで、太宰の出奔を促したのです

友人の死の原因となった森に対する太宰の心情は言わずもがな。ふたりの4年ぶりの再会のときには凍えるようなただならぬ雰囲気が漂っていました。

太宰がマフィアを抜けたことについて森は「後悔はない」としながらも、本気かどうかは分かりませんが幹部復帰の誘いを持ちかけたり、組合戦に際し太宰の不在を惜しむような言葉を漏らしたりと、苦渋の決断であったことがうかがえます。

【文スト】森鴎外の知識5:暗殺で死亡!?

文豪ストレイドッグス BEAST (角川ビーンズ文庫)

「死の家の鼠」の頭目・ドストエフスキーの策略によって、福沢と森が致死性のウィルスにかかる共喰い編。片方の命を屠ればもう片方の命は助かるというウィルスの特性上、どちらが死んでもおかしくない状況でしたが、夏目を始め敦や芥川の活躍でどちらも生き残りました。

しかし、本編とは違った道筋を歩む「可能世界」を描いた『文豪ストレイドッグス BEAST』では、森は4年前に死亡し、太宰がその後を継いでいます。本編で森自身が危惧していたように太宰が首領の地位を簒奪するために森を暗殺したのかと思いきや、実際のところ森が死んだというのは虚偽であり、むしろ太宰の手によって命を救われていたとのことです

『BEAST』時空のふたりに何があったのかは分かりませんが、表向き死んだことになった森は、中島敦が育った孤児院の新院長として暮らしています

 

【文スト】森鴎外の知識6:印象的なセリフや名言

「どんな困難な戦局でも、必ず論理的な最適解は有る。混乱して自棄になりそうな時ほどそれを忘れては不可ないよ」

第4巻、組合の異能者・モンゴメリの部屋から無事に脱出を果たした後の敦に対しての台詞です。人の好い町医者としての姿でのこの言葉は、恐らく森の信条でもあるのでしょう。

森は常に、論理的最適解に従って行動をしています。敵対組織に所属する敦にどのようなつもりで助言じみたことを言ったのかは定かではありませんが、敦だけでなく多くの読者の心に残る名言です

 

「お絵描きも人生も作戦も、枠に収まっていては面白くないんだから」

アニメ第18話「The strategy of conflict」の予告での台詞です。落書きするエリスに向かっての台詞という体なのですが、かなり深いことを言っています。

実際、この話での森の作戦は、組合と探偵社の両方を手のひらで転がした大胆かつ非常に上手いものでした。合理的最適解というと理詰めの型に嵌まり切ったものを想像しがちですが、実はむしろ意外性を伴ったものが多いのかもしれません

 

「戦争とは!「心」を配慮した側が先に負ける遊戯です!」

文豪ストレイドッグス (16) (角川コミックス・エース)

第16巻、与謝野を巡って福沢と仲違いときの、森の論理には心が無いという福沢の憤りに対する台詞です。暗殺剣を奮いながらも弱きを救け悪を挫く生き方を選んだ福沢とは異なり、森の最適解は情を配した合理的なものなので、どうしたってふたりに軋轢は生まれます。

森のこの言葉は、元軍医として「戦争」を間近で見てきた者だからこそのものであり、その一方で森自身決して血も涙もない人間ではないことを考えると、彼の人間としての強さも見えてくる言葉です

 

森鴎外と福沢諭吉の過去がアニメ化される第3シーズンは見逃し厳禁!

アニメ第3シーズンでは、森と福沢の12年前の出会いと共闘、そして「共喰い」を終わらせるための決闘が描かれることになります。もちろんマフィアの首領として部下に指示を出す姿や、エリスに夢中な姿なども楽しみですが、やはりこれまでとはまた違った森の一面を見ることができる「共喰い編」のアニメ化は見逃せません!

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