【文スト】太宰治は凄惨な経歴と超人的頭脳を持つ探偵社員!魅力が分かる7の知識

『文豪ストレイドッグス』の太宰治は、現探偵社員にして元ポートマフィア幹部の美青年。趣味は自殺の変人であり、飄々としていて捉えどころがない太宰ですが、その身には途方もない闇を抱えています。この記事では、そんな太宰の魅力に迫ります!

『文豪ストレイドッグス』の重要人物・太宰治とは?

『文豪ストレイドッグス』の太宰治は、身長181cm、体重67㎏、誕生日6月19日、年齢22歳の美青年で、武装探偵社の一員です。趣味は自殺という変人で、飄々としており、同僚や後輩をからかうこともしばしば。しかしとんでもなく頭がキレる青年で、実力は認められています。

元・ポートマフィアの五大幹部というとんでもない経歴の持ち主であり、時折冷徹な笑みや言動を見せることも。本心の見えないミステリアスさも相まって大人気のキャラクターです。今回はそんな太宰について紹介していきます!

 

太宰治の知識1:声優は宮野真守さん

太宰の声優は、宮野真守さんです。『DEATH NOTE』の夜神月、『うたの☆プリンスさまっ♪』の一ノ瀬トキヤ、『東京喰種』の月山習などなど、多種多様な魅力的なキャラクターを演じている他、アーティストとしても活躍中の大人気声優です。

普段の太宰の穏やかな美声や、ギャグパートのからかい混じりの面白い声音、そして冷酷な面を見せたときのゾクゾクするほどの冷たい声など…もうどこをとってもまさしく太宰です

18歳や15歳のときの今よりも若いときの太宰も演じているのですが、今よりも幼かったり冷徹さが剥き出しだったりしつつ、やはり「太宰」であることを感じさせる演技で視聴者を魅了してくれます。

 

太宰治の知識2:超人的頭脳と異能力「人間失格」

異星人のごとき頭脳

太宰の特徴は、何といってもその超人的頭脳。太宰の立てる作戦や計画は何手先まで見通していて、どこからどこまで手のひらの上なのか常人には理解することができません。彼の頭脳の予測を超えるものは表れず、それゆえにひどく孤独で、生きることの価値を見出せずに常に死を求めています。

本編や劇場版『文豪ストレイドッグス DEAD APPLE』に登場するフョードル・ドストエフスキーや澁澤龍彦は、「他人が異星人に見えるほどの超人的頭脳」の持ち主と言われ、太宰と並ぶ存在です。

特にドストエフスキーについては太宰と思考が同じらしく、「共喰い編」では太宰が「私ならそうするから」とドストエフスキーの策を見破ることも。出し抜かれたり出し抜いたりと実力は拮抗しているようです。

 

究極の反異能力者

太宰の持つ異能力は「人間失格」。あらゆる異能力を触れるだけで無効化するもので、異能大国の欧州でさえ類を見ない究極の反異能力者です。

ただ、オンオフをつけることはできないので、治癒系異能力の恩恵を受けることができないという弱点もあります。実際、太宰は劇場版や小説『文豪ストレイドッグス 55minutes』では刺されて死亡(瀕死)していますし、本編では狙撃されて入院を余儀なくされています。

もっぱら頭脳派で異能も戦闘向きのものではないため、戦いは不得手といっていいでしょう。ただまるっきり出来ないというわけでもなく、マフィアの中で言えば中堅以下程度の身体能力はあります。

 

太宰治の知識3:相棒・中原中也との関係

「双黒」と呼ばれたコンビ

元ポートマフィアの最年少幹部である太宰は、マフィア時代、現在五大幹部のひとりである中原中也と相棒でした。互いに互いを嫌悪しており顔を合わせれば口喧嘩が絶えないふたり。彼らは16歳のとき、敵組織を一夜で壊滅させたことから「双黒」と呼ばれ、黒社会最悪のコンビとしてその名を轟かせることになります。

性格的な相性の悪さと仕事での相性の良さは、太宰がマフィアから抜けて4年経った現在でも変わらず。北欧の異能集団・組合(ギルド)がヨコハマに侵略してきた際には、一夜限りのコンビ復活を果たして組合の強大な異能者を倒し、街の危機をひとつ回避しました。

また、太宰と中也の出会いが描かれた『太宰、中也、十五歳』では、今よりも口調や言動が幼く、危うさが剥き出しの15歳の太宰を見ることができます。

 

太宰治の知識4:ポートマフィア最年少幹部としての過去

犯罪史に名を残す悪魔

幼少期は分かっていませんが、少なくとも15歳にはすでに死を求めていた太宰。ある事情から中也とマフィアの仕事をすることになった彼は、「死は生に組み込まれた一部であり、死を間近で観察すれば生きることの意義が見出せるかもしれない」と思い始めます。

そこで死を日常とするポートマフィアに入った太宰は、すぐに遊撃隊の指揮を任され、16歳で幹部候補にまでなり、18歳のときには五大幹部の席を用意されます

太宰が幹部に就任した前後の二年間で、マフィアが新たに得た利益の半分は太宰の功績によるとされ、その暴虐の数々は、欧州の異能刑務所の看守に「犯罪史に名を残す悪魔」と称されるほどのものです。実際、マフィアに所属していた3年間で太宰が犯した罪は、証拠があるものだけで1075件あるとされます。

 

部下・芥川龍之介に対する教育

五大幹部の権利として、「好きな者を一人直属の部下に雇い入れる」というものがあります。太宰は幹部に昇進したその日に貧民街を訪れ、「咆えぬ狂犬」と恐れられた子ども・芥川龍之介をスカウトしました。

太宰は芥川に対し、遠からずマフィア最強の異能者になるとまで評していました。ただしその教育は苛烈を極め、殴る蹴るは当たり前、時には発砲さえ厭わず、太宰は芥川の異能による強さを決して認めようとしませんでした。

ちなみに武装探偵社に入ってから拾った中島敦に対する態度は、芥川に対するものとはがらりと変わっており、太宰の「部下の育て方」の違いに注目です。

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小説『太宰治と黒の時代』

文豪ストレイドッグス 太宰治と黒の時代 (角川ビーンズ文庫)

小説『文豪ストレイドッグス 太宰治と黒の時代』では、太宰がマフィアを抜ける時期のことが中心に描かれています。太宰は最下級構成員である織田作之助と、諜報員の坂口安吾と友人関係でした。

しかし、安吾の正体が特務課のエージェントの判明し、彼等の友情は終わりを告げます。さらに、安吾の情報とマフィアの首領・森鴎外の策略によって、織田作は敵組織の長・ジイドと相討ちに。織田作の死に目に駆けつけた太宰は、彼からの「人を救う側になれ」という遺言を聞きます。太宰はその言葉を胸に、マフィアから姿を消しました

 

首領に次ぐ五大幹部でありながら、前代未聞の失踪を遂げた太宰ですが、それは森によって仕組まれたものでもありました。森は太宰の能力を高く買っており、「このままいけばあと数年のうちに森を殺して太宰が首領の座に就くだろう」と予想していたのです。

そのために、太宰の友人を殺す作戦を立て太宰の出奔を促したのですが、森は太宰失踪後も、太宰の席を残したままにしています。そのため、現在は「五大幹部」と銘打ってはいるものの、その座に就いているのは4人です。それだけ太宰の頭脳は恐れられ、そして同時に惜しまれたのです。

 

太宰治の知識5:探偵社に入社した経緯

文豪ストレイドッグス 太宰治の入社試験 (角川ビーンズ文庫)

2年ほど地下に潜った太宰は、その後特務課の案内を受けて武装探偵社へ入社します。そこでは、見知らぬ人でも助ける心と強さを持っているかを験す入社試験があり、新人はそれを知らされずに受けることになります。

太宰の入社の是非を判断したのは、社長の福沢諭吉の弟子である社員・国木田独歩。太宰は国木田と共に、探偵社やヨコハマを揺るがす「蒼の使徒」事件を追い、その過程で持ち前の知略を発揮します。国木田は太宰の素行について最悪だと評しながらも、いずれ社を支える調査員になると確信し、太宰の入社を認めました

しかし、「蒼の使徒」事件の終盤では、太宰と国木田の「正しさ」に対する考えが真っ向からぶつかり合います。正しさを求める言葉では人を救済することはできない……そう言った太宰の言葉の裏には、彼の友人の遺言が感じられます。

 

太宰治の知識6:太宰の胸の内が垣間見えるキャラソン

TVアニメ『文豪ストレイドッグス』キャラクターソングミニアルバム 其ノ壱

『文豪ストレイドッグス』のキャラクターソングミニアルバム其ノ壱に収録されている、太宰のキャラソン「永遠未遂にグッド・バイ」。この曲の歌詞には、太宰の長年に渡る希死念慮と、現在の想いが込められています。

座右の銘は「清く明るく元気な自殺」であり、自殺嗜好(マニア)とまで称される太宰。しかし、4年前までと現在では、彼の死への渇望に少しだけ変化が見られます。声優の宮野さんの歌い方も太宰そのものであり、太宰の心の内を少しだけ感じることのできるキャラソンとなっているのです。

 

太宰治の知識7:心に刺さる名言

「自分を憐れむな。自分を憐れめば人生は終わりなき悪夢だよ」

文豪ストレイドッグス (7) (カドカワコミックス・エース)

単行本第7巻で、太宰が敦に放った台詞です。異能力で周りを傷つけてしまった敦に対するものですが、太宰の人生や過去についても思いを馳せてしまう名言です

 

「確かに人は皆罪深く愚かだ。だからいいんじゃあないか」

単行本第11巻の、ドストエフスキーに対する台詞です。人間の罪深さ、愚かさを認めながらもそれを肯定しているところが、太宰と思考の似通ったドストエフスキーとの違いだと分かる言葉です。

 

「さよならを云うべき相手のいる人生は、善い人生だ」

文豪ストレイドッグス BEAST (角川ビーンズ文庫)

本編のIF時空を描いた小説『文豪ストレイドッグス BEAST』における太宰の台詞です。死を希求している太宰が発した意外なこの言葉。それ自体ももちろん「名言」なのですが、何よりもこれを発した太宰の境遇が重みを持っています。

本編とは違い、友人と出会わず、マフィアの首領になるという道を歩みながらも、本編軸の自分から記憶を受け取っている『BEAST』の太宰。織田作の友人としての記憶を持ちながらも、この世界での彼に太宰のことを敵組織の首領としか認識されていない太宰が言うからこそ、この言葉は多くの読者の胸を掴みます

 

太宰が魔人と頭脳戦を繰り広げるアニメ第3シーズンに注目!

文豪ストレイドッグス (13) オリジナルアニメBD付き限定版 (角川コミックス・エース)

組合戦での太宰は、敦と芥川が共闘してヨコハマを救い、鏡花が入社試験に合格することまで読んでいました。しかしアニメ第3シーズンの敵は「魔人」と称されるほどの頭脳を持つドストエフスキーであり、太宰自身も「ここから先は私にも読めない」と言っていたように、太宰といえど油断できない相手となります

ドストエフスキーと対峙する際には、今までに輪をかけて元マフィア幹部らしい冷徹な面を見せる太宰。今後の原作にも大きく関わってくる「共喰い編」が描かれるアニメ第3シーズンの太宰の活躍は必見です!

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