「ULTRAMAN」が人気急上昇中!ウルトラマンとの違いは?【ネタバレあり】

『月刊ヒーローズ』の創刊と共に現れた『ULTRAMAN』の文字に反応してしまった人も多いのではないでしょうか。ウルトラマンと言えば、大人なら誰しもが知っている国民的特撮ヒーローですよね。そんなウルトラマンの世界観を継承した新たなヒーロー漫画『ULTRAMAN』の見どころを紹介します!

ウルトラマンの名を冠するニュー・ヒーロー『ULTRAMAN』とは?

ULTRAMAN1(ヒーローズコミックス)

ULTRAMAN』とは、国民的人気特撮シリーズの元祖である初代ウルトラマンの世界から40年後の世界を描いた話題の人気作品です。ゼットン以降に怪獣たちが出現していない世界に、ある日突然危機がせまります。

主人公は、40年前にウルトラマンとして戦った早田進の息子の早田進次郎です。ウルトラマンの因子を受け継いでいる進次郎が戦いに巻き込まれていく姿を描いた『ULTRAMAN』は、子供世代が活躍するヒーロー漫画です。

初代ウルトラマンの世界観を引き継いでおり、ファンには嬉しいサービス的展開も多く出てきます。ウルトラシリーズのファンなら誰でも知っているあの人や、あの怪獣も出てくるのでウルトラマンファンは必見の漫画です。

初代ウルトラマンの世界観を直接受け継ぐ『ULTRAMAN』

ULTRAMAN 1/6 ULTRAMAN SUIT [Anime Version] 1/6スケール PVC&ABS&亜鉛合金ダイキャスト&金属パーツ製 塗装済み可動フィギュア

『ULTRAMAN』は初代ウルトラマンの世界観を引き継いでいます。それ以降のウルトラマンシリーズの世界観は受け継いでおらず、セブンやエースなどの名称は初出です。完全に初代のウルトラマンの世界のその後を描いています。

ウルトラマンを殺したゼットン以降は40年もの間、怪獣が出現していない設定で、その沈黙の間に異星人たちが人間社会に溶け込んでいました。その異星人が事件を起こすことでULTRAMANが戦いに目覚めることになるのです。

初代ウルトラマンの世界観を受け継いでいますが、それ以降のウルトラマンシリーズの世界観を彷彿とさせる設定も多く出てきます。ウルトラマンファンの方なら、設定を追うだけでも楽しめるはずです

第2世代のウルトラマンが活躍する『ULTRAMAN』

『ULTRAMAN』の主人公は早田進次郎です。40年前に初代ウルトラマンとして活躍したハヤタ隊員の息子ですが、この世界ではウルトラマンは過去のできごとであり、科学特捜隊も博物館に展示される歴史でしかありませんでした。

しかし、ウルトラマンの因子は確実に息子である進次郎に受け継がれていました。父親に科学特捜隊のミュージアムへ連れて行ってもらったときに、進次郎は高いところから落ちてしまいます。

本当なら大怪我を追っているはずですが、進次郎は怪我もせずケロっとしていました。この演出はこれから2世代のヒーローが活躍することを示唆しており、わくわく感いっぱいのシーンです。

関連記事をご紹介

【ウルトラセブンX】ウルトラマン×ホラー?異色作を語りつくす!

ULTRASEVEN XとはウルトラマンX(エックス)の名前に妙な既視感があると思っていましたが…以前にもX(エックス)の名が…

 

初代ウルトラマンのハヤタ隊員も登場する『ULTRAMAN』

当然ながら『ULTRAMAN』の世界には、初代ウルトラマンであったハヤタ隊員が登場します。主人公である早田進次郎の父親役ということで、ここからどう話が展開していくのか楽しみでしかたありませんでした。

早田進にはウルトラマンであった頃の記憶はないですが、自分の体の変化にはなんとなく気づいていました。そしてその強靭な肉体を活かして、ハヤタ隊員はしばらくの間、ヒーローとして活躍していたのです。

親から子へと力が受け継がれる展開が熱い! ベムラー登場

ULTRA-ACT × S.H.Figuarts BEMULAR 全高約180mm

ウルトラマン因子を受け継いでいる進次郎は自分の体が他とは違うことに段々と気が付いていきます。ちょっとしたことで相手に大怪我をさせてしまった進次郎は周りから怖がられ、進次郎自身もその力を恐れるのでした。

しかしウルトラマンのようなヒーローに憧れていた進次郎はスパイダーマンのごとく、ビルの屋上で自分の身体能力についての独学修行を始めます。しかしそこへ謎の異星人が襲ってきたのです。

始まりの敵ベムラーを名乗る異星人の襲来に助けに来る父、早田進。しかしここで父親が大怪我を負い、息子の進次郎が新しいスーツを受け継いでベムラーと戦う熱い展開が待っています。そしてスーツを用いた必殺技がスペシウム光線なのも熱いです!

厳しい先輩? セブンまで登場するファンサービス

ULTRAMAN 4 (ヒーローズコミックス)

最初の敵にして強敵だったベムラーをなんとか退けた進次郎。科学特捜隊の面々は大喜びです。しかし、進次郎に向けられるのは喜ばしい視線だけではありませんでした。そこには厳しい視線もあったのです。

その視線を向けていたのが諸星弾という男でした。ウルトラマンシリーズなら誰でも知っているウルトラセブンが地球で活動していた時の名前です。『ULTRAMAN』の世界では、セブン以降のウルトラマンは地球にやってきていません。

突然現れた諸星弾は進次郎にとって怖い先輩です。進次郎の戦い方をまだまだ未熟だと判断し、ULTRAMANとしての在り方を厳しく教えます。自身もセブンのスーツを着て、忍者刀を使ったり投げたりして戦いますが、父の進と違い容赦がないです。

ヒロイン佐山レナの存在によって問われるヒーローとしての在り方

「ULTRAMAN」公式アンソロジー (ヒーローズコミックス)

若いヒーローが主人公物の醍醐味といえば、やはりヒーローと人間との間で揺れ動きながらヒロインとの絆を育むことでしょう。『ULTRAMAN』のヒロイン役です。は、人気急上昇中のアイドル佐山レナです。

レナはウルトラマン好きの父親の影響で、ULTRAMANという存在に興味を持ちます。そんなレナと親しくなった進次郎は自分の正体を隠してレナと絆を深めていくのですが、自分の正体を言えないもどかしさを感じているようです。

アニメ版では、ウルトラマンの戦いで母親の命を落としているという設定が追加されました。そのためレナはULTRAMANの存在を疑問視するようになり、レナの言葉を聞いた進次郎はヒーローとしての在り方に悩むのでした。

アイドルファン連続殺人事件により世界に明かされた異星人の存在

ULTRAMAN7(ヒーローズコミックス)

作中では、佐山レナの悪口をネットに書き込んだアイドルファンが殺されるという連続殺人事件が発生します。その事件には陰謀が渦巻いており、着実に宇宙人が人間世界を脅かそうとしていたのです。

事件の全容は、佐山レナの熱烈なファンであったイガル星人が、人間のファンと結託して殺し屋宇宙人に佐山レナの悪口を書き込んだ相手の殺しを依頼していたというものでした。そして星団評議会のアダトは、その事件を利用しようとレナのライブ会場で進次郎たちとの戦いを繰り広げました。

これにより連続殺人事件の犯人を炙り出すことができたのですが、異星人の存在を人間社会に公表することになります。このシーンではアダトがダダの姿をしていたり、イガル星人がピグモンの姿をしていたりとファンの間で話題を呼びました。

早田進次郎を惑わす後輩・北斗星司の登場

異星人と人間社会との関係性ががらりと変わったあとで、早田進次郎を惑わせる事件が起きます。それが学校の後輩である北斗星司の存在です。彼は、進次郎の正体がULTRAMANであることを知っていました。

星司は進次郎に対しては人懐こい後輩という態度で接していましたが、他人に対しては挑発的です。うしろめたい人を脅しては金品を請求していました。異星人から手に入れた独自のウルトラスーツをメンテナンスするための費用を稼いでいたのです。

さらに星司はエースとして、ヤクザなど悪い人たちを相手に金品を稼いでいました。科学特捜隊以外でのスーツ保有者の出現は衝撃的です。さらにエースの謎めいた存在感がわくわくを誘います。

もはや主人公⁉ 愛する人のために立ち上がるエースの胸熱バトル

ULTRAMAN(6) (ヒーローズコミックス)

エースである北斗星司は12年前に飛行機墜落事故で両親を亡くしているという過去があります。その同じ飛行機に幼い頃から親しかった南夕子という少女も死亡しました。この南夕子というのが異星人で、家族は星団評議会の先遣調査隊の一員でした。

星団評議会の指令により、エースキラーによって行われた夕子の家族の暗殺がこの墜落事故の真相です。その真犯人の潜伏先を知ったエースはキラーたちを倒すべくひとりで立ち向かいます。

エースとエースキラー。オリジナル『ウルトラマンA』でも行われたライバル異星人同士の対決です。そこに人間と異星人とが仲良くなれる未来を願った夕子の想いをエースは胸に秘めており、ぼろぼろになりながらも立ちあがってエースキラーに挑む姿はもはや主人公です。

舞台はニューヨークへ! タロウ登場

ULTRAMAN(9) (ヒーローズコミックス)

異星人に襲われ瀕死の怪我を負った光太郎は驚異的な身体能力に目覚め、ヒーローとして本格的に活動を始めます。しかし派手に悪人を倒し続けることで、光太郎は暗黒の星なる異星人の組織に目をつけられてしまいました。

そして親友だったデイブを目の前で殺されてしまいます。絶望と怒りに苛まれた光太郎は、さらに力を覚醒させ暗黒の星の異星人を倒し、タロウが爆誕しました。

ULTRAMANたちが大集合! 暗黒の星との激しいバトル!

ULTRAMAN(10) (ヒーローズコミックス)

暗黒の星によるテロ行為を止めるために、進次郎はニューヨークに向かいます。暗黒の星は言葉巧みに人間たちを操り、ニューヨークの人々は暴徒と化してしまいました。さらに留学に来ていたレナまで危険にさらされ、ピンチに陥ります。

そんなピンチを救うため、これまでのヒーローが一堂に会する熱い展開に!主人公の早田進次郎、父でウルトラマンだった早田進、セブンである諸星、ジャック、そしてエース北斗にタロウまで勢ぞろいです。

ここではなんと、最初の敵として現れたベムラーも共闘します。なんとこのベムラーの正体がゼットンとの最後の戦いのあとにハヤタ隊員と分離したウルトラマンだったのです。この熱いシーンは、ファンの間でもかなり話題を呼びました。

レオとアストラの兄弟が敵に⁉ 先が読めない展開に震える

ULTRAMAN (11) (ヒーローズコミックス)

暗黒の星騒動のあとで、星団評議会は不審な行動を取り始めたアダドを始末するべく獅子兄弟を解き放ちます。獅子兄弟とはL77星人の生き残りで、星団評議会によって暗殺者に仕立てあげられた存在です。

そしてこの獅子兄弟とは名前から予測できる通り、レオアストラの兄弟のことでした。この兄弟の力があまりにも強大だったため、星団評議会は赤いタコのようなフォルムでお馴染みの生体兵器ノーバを送りつけました。特撮版『ウルトラマンレオ』の再現に胸が熱くなりながらも、どうなるかわからない展開が面白いです。

『ULTRAMAN』は巨大な戦士たちの精神を受け継いだ等身大のヒーロー漫画!

ウルトラマンの息子、早田進次郎の体の変化から始まるヒーロー『ULTRAMAN』。異星人の襲来や父親から子に受け継がれる力など、次世代ヒーローとしての熱い展開が待っています。

次世代のヒーローがテーマですが、前世代のファンへのサービスも忘れていません。『ウルトラマン』始りの敵となったベムラーが『ULTRAMAN』でも最初の敵として現れたり、エース対エースキラーや、レオ対ノーバなど特撮時代の対決も再現されています。

短銃にヒーローものとしての魅力も多いです。厳しい先輩のセブン、ヒロインとの恋にヒーローと人間との狭間で揺れる心、強敵にやれれても何度も立ちあがる根性。『ULTRAMAN』は新世代も旧作世代も楽しめる熱いヒーロー漫画です!

公式関連アイテム