【約束のネバーランド】レイの父親はあの人!?母親であるイザベラの過去が悲しすぎる

2019年にテレビアニメ化され大きな話題となった漫画『約束のネバーランド』。その中に登場するレイは、物語の始まりの舞台となる「グレイス=フィールドハウス」に暮らす11際の少年。テストで度々フルスコアを叩き出す博識の読書家の少年で、ハウス一の天才と言われるノーマンと唯一渡り合える知恵者でもあります。そんな彼の父親がいったい誰であるのか、考察してみました。

『約束のネバーランド』レイとは?

約束のネバーランド 1 (ジャンプコミックス)

「約ネバ」の略称で知られる『約束のネバーランド』は、原作を白井カイウさん、作画を出水ぽすかさんが担当する漫画作品。「週刊少年ジャンプ」の2016年35号より連載が開始され、2019年7月現在の既刊は15巻です。連載が開始された当初から反響が大きく、2017年に「第63回小学館漫画賞」の少年向け部門、2018年に「このマンガがすごい!」のオトコ版1位に輝きました。テレビアニメは2019年に第1期放送され、2020年に第2期が放送される予定です。

物語の始まりの舞台は、親のいない子どもたちが暮らす「グレイス=フィールドハウス」。血の繋がりはなくとも子どもたちは「ママ」イザベラとともに幸せな毎日を過ごし、6歳から12歳までの間に里親の元に送り出されることになっていました。しかし、本当は子どもたちは「食糧」として鬼たちに引き渡されていて、この孤児院は鬼たちによる「農園」だったのです。その事実を知った主人公の少女・エマは、仲間とともにここから脱走する計画を立てることになるのですが…。

約束のネバーランド 6 (ジャンプコミックス)

レイは、本作のメインキャラクターの1人。「グレイス=フィールドハウス」に暮らす11歳の少年で、ハウスの中では最年長です。テストで度々フルスコアの300点を叩き出している博識の読書家で、優れた分析力と冷静な判断力を持つハウス一の天才・ノーマンと唯一渡り合える知恵者でもあります。

エマやノーマンと比べれて少しひねくれ者で、周りとは一定の距離を置く一匹オオカミ的な存在。それでもハウスの中では、弟妹の面倒をよく見る頼れるお兄ちゃん的存在でもあります。ここからは、そんなレイの父親はいったい誰なのかに関する考察してみましょう。

レイの母親はイザベラ

約束のネバーランド カンバッジ イザベラ

「グレイス=フィールドハウス」に暮らす子どもたちから実の母のように慕われている女性・イザベラ。子どもたちに対して優しく接していますが、その正体は鬼の手下として人間農園を管理し、育て上げた子どもたちを「食糧」として出荷することを仕事とした「飼育監」です。

「ママ」としては非常に優秀で、彼女の農園で育てられた子どもたちは上物として扱われています。エマたちに農園の実態を知られてしまうという失態を犯しますが、イザベラは今の管理体制を維持したまま出荷し続けることを望み、上層部には報告しないまま子どもたちと心理戦を繰り広げることになります。

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一見極めて冷酷に思えるイザベラですが、彼女自身にも実は農園で育った過去がありました。幼い頃、自分の暮らしている農園の真実に気がついてしまった彼女は、壁を昇って脱走を試みようとしましたが、農園の周りが崖になっていることを知って諦めます。

そして、イザベラは同じ農園で育ったレスリーという男の子に好意を寄せていました。しかし、彼が殺されてしまっていたことを知り、悔しさと絶望の中でイザベラは、何も変えることができないのであれば、せめて食べられない人間になって長く生き続けてやろうと、農園の「ママ」になる道を選んだのでした。

イザベラが、レイが自分の産んだ実の子どもだと気がついたのは、レイがとある歌を口ずさんだときでした。それはレスリーがつくったオリジナルの歌で、イザベラが妊娠中にお腹にいる子どもに歌い聞かせていたものでした。亡くなったレスリーと、イザベラ、そしてイザベラのお腹にいた子どもしか知り得るはずのない歌。通常なら起こるはずの幼児期の記憶がなくなる症状「幼児期健忘」が起こらなかったレイは、この歌を覚えていたのです。

「幸せな孤児院」という皮を被った「人間農場」で、血の繋がった親子である2人は、「飼育監」とやがて出荷される「食糧」という関係で再会してしまったのです。幼児期健忘の起こらなかったレイは、イザベラが歌い聞かせてくれた曲だけでなく、鬼のことも、この孤児院の真実も生まれた頃から知っていました。レイはイザベラに取引を持ちかけ、「協力者」になる代わりに、通常では手に入れられない物資を手に入れられる「ごほうび」、そして12歳での「円満出荷」を要求。いつかエマとノーマンをここから脱走させるために、人知れず準備を続けたのでした。

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レイの父親は誰か?鬼なのか?

約束のネバーランド ミラー レイ

本編でレイの母親はイザベラだと明かされていますが、父親の方は不明です。「ママ」になるためには、大人になってから子どもを産んで、能力を認められることが必要で、イザベラの回想によれば彼女は体外受精でレイを妊娠・出産しています。遺伝上の父親の姿は特に描かれてはいないのです。

ハウス出身の男性は基本的にみな鬼の食糧として出荷されてしまうため、彼らが遺伝上の父親になっているという可能性は低そうです。他に考えられるのは、人間の世界と鬼の世界との調停役を務める「ラートリー家」の兄弟である、ジェイムズ・ラートリーと、ピーター・ラートリー

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「グレイス=フィールドハウス」に本を寄贈する際の偽名として、「ウィリアム・ミネルヴァ」という名前も持っているジェイムズの方は、食用児たちに未来を選ばせてあげたいという想いを抱いていて、逆にピーターの方は人間世界の安寧のためには食用児たちの犠牲は仕方ないと考えています。農園と縁の深い彼らのうちのどちらかが、食用児をつくるためにレイの遺伝上の父親になった可能性はありそうですね。

他に考えられる可能性は、食用児たちを喰らっている鬼。この鬼という異形の怪物に関してはまだまだ解き明かされていない点が多く、人間との間に子どもをつくれる可能性もないとは言いきれません。ただしそうなると、鬼たちは一部鬼の血が混ざった食用児を食べることになってしまい、そうなるとわざわざ農園で「ママ」に優秀な人間の子どもを育てさせて出荷させている意味が見出せなくなってしまいます。この可能性は、やはり低いと言わざるを得ないでしょう。

レイの誕生日の謎も気になる!

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ここまで、レイの母親や父親のこと関して述べてきましたが、いかがだったでしょうか。

レイの誕生日は「2034年1月15日」と設定されていますが、実はこれは彼がそうだと自覚している誕生日で、実際の誕生日は異なると、作者の白井カイウ先生から明言されています。何故レイの実際の誕生日が異なるのか、大変気になりますよね。その理由が解き明かされた際に、レイの父親がいったい誰であるのかも明かされることを期待したいところです。

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