『にほへし』の公式エピソードを紹介!現実が最大手の二振を徹底解説!

大人気刀剣育成シミュレーションゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』。「にほへし」は、その中に登場する刀剣男士の2振である日本号とへし切長谷部によるカップリング。どちらも織田信長に所有されたから黒田家へと渡った武器で、両者とも黒田家に対する思い入れがあります。現実世界ではなんと400年以上に渡る付き合いのある2振。そんな「にほへし」に関するエピソードの数々をご紹介していきます!

『刀剣乱舞-ONLINE-』にほへしとは?

日本号×へし切長谷部

「とうらぶ」の略称で知られる『刀剣乱舞-ONLINE-』は、ニトロプラスとDMMゲームズがタッグを組んで制作された刀剣育成シミュレーションゲーム。2015年にサービスが開始され、2016年に動画工房制作のテレビアニメ『刀剣乱舞-花丸-』の第1期、2018年に第2期が放送。2017年にufotable制作のテレビアニメ『活撃 刀剣乱舞』も放送されています。その他、舞台化、ミュージカル化、実写映画化など、多様なメディアミックスが展開されています。

時は、西暦2205年。過去に干渉することで歴史を改変しようと目論む「歴史修正主義者」に対抗するために、時の政府は「審神者(さにわ)」に歴史の守護を託すことを決断。審神者は、物に眠る心を目覚めさせてその力を引き出す能力を持っていて、刀剣や槍などの武具から「刀剣男士」と呼ばれる戦士を生み出します。プレイヤーは、審神者として刀剣男士たちの主となり、過去の世界で歴史を守るための戦いに挑むことになるのです。

「にほへし」は、刀剣男士の日本号へし切長谷部によるカップリング。どちらも織田信長に所持されてから黒田家へと渡った武器で、双方黒田家に対する思い入れがあります。

ファンの間で日本号とへし切長谷部は「黒田組」というグループのメンバーとして数えられており、これは『刀剣乱舞-ONLINE-』内で黒田家との繋がりが明らかにされたキャラクターをまとめて呼ぶ時の愛称で、他にも短刀の博多藤四郎厚藤四郎などが含まれています。

日本号

日本号は、槍の刀剣男士。御手杵(おてぎね)、蜻蛉切(とんぼぎり)とともに天下三名槍に数えられている槍で、「日の本一の槍」と称えられている存在です。黒田藩の重臣である母里太兵衛が、福島正則との呑み賭で勝ち取ったという逸話から、「呑み取りの槍」という別名もあります。

刀剣男士としての声は、『ゴールデンカムイ』の尾形百之助役や、『テニスの王子様』の乾貞治役などで有名な津田健次郎さんが担当しています。

高身長の身体にゆったりサイズの黒いつなぎを身につけていて、癖のある髪を雑にハーフアップにまとめた髪型とタレ目が特徴的。「呑み取りの酒」としての逸話から、酒にまつわる台詞が多くあります。出陣中でも酒を口にしてしまうような呑兵衛キャラとしての印象の強い日本号ではありますが、過去の主に対しては義理堅い一面があり、今の主である審神者に対しても気安く接しながら忠義を尽くしています。

へし切長谷部

へし切長谷部は、打刀の刀剣男士。長谷部国重作の打刀で、その変わった名前は、織田信長が膳棚の下に隠れた茶坊主をその棚ごと圧し切ったことに由来しています。その狼藉が由来となったことと、直臣ではない黒田官兵衛に下げ渡されたことから、織田信長に対しては愛憎入り混じった複雑な感情を抱いています。

中の人は『Fate/Zero』の間桐雁夜役、『攻殻機動隊ARISE』のトグサ役などで有名な新垣樽助さんです。

茶色がかった灰色の髪と藤色の瞳が特徴的で、ストレートの前髪は真ん中で分けられています。衣装は神父と執事をミックスしたようなデザインで、戦闘が行えるように絶妙なアレンジが施されています。主である審神者に対する忠誠心は大変に厚く、「何でもお申し付けください」と言うくらい従順な世話焼きではありますが、戦闘では一転して苛烈な一面を見せることもあります。献身的に尽くすのは、「主に一番に必要とされたい」という渇望が裏にあるからでしょう。その切実な想いが、へし切長谷部というキャラクターをより魅力的にしています。

ここからは、そんな「にほへし」の公式エピソードの数々をご紹介していきます!

「にほへし」エピソード1:任務中に飲酒する日本号を長谷部が注意

回想「黒田家の話」

『刀剣乱舞-ONLINE-』では、特定の条件を満たした上で特定の刀剣男士を一緒に出陣させると、「回想」という会話イベントが発生します。特に時代や地域の指定なく、日本号とへし切長谷部を一緒に出陣させると「黒田家の話」という回想を見ることができます。

その内容は、任務中にもかかわらず酒を飲んでいる日本号に対し、へし切長谷部が「また酒など飲んで。主の命がなければ切り捨てるところだ」という厳しい注意を行うというもの。それを言われた日本号は「殿様が持つと格下でもつけあがるってなー」とへし切長谷部を煽り、終始険悪なムードのまま回想は幕を閉じることになったのでした。

「にほへし」エピソード2:「だから忘れることにした」長谷部が日本号の前で本音を吐露

回想「黒田家の話・その後」

日本号とへし切長谷部には、もうひとつ回想があります。1つ前の項目でご紹介した「黒田家の話」の続きにあたる回想です。その回想を見た後に、日本号とへし切長谷部を同じ部隊に編成して15回以上出陣させると、ランダムで発生すると推察されています。

相変わらず酒を飲みながら、「黒田節」と呼ばれる民謡を口ずさむ日本号。彼はへし切長谷部に「相変わらず辛気臭いな。……お前、すぐ口にするのは右府さまのことばかり、なぜ黒田家の話をしないんだ?」と尋ねます。右府さまとは、織田信長のこと。何故、織田信長に対する愛憎入り混じった気持ちは口にしても、黒田家のことについては話そうともしないのかと尋ねるのです。

尚も「話したくはない」と言うへし切長谷部に痺れを切らした日本号は、「お前見るとたまに折りたくなる。黒田家には義理があるんでな」と、本音をぶつけます。それを受けたへし切長谷部はしばらく押し黙ったあと、「……長政さまは良い方だった。付喪神にあの世があるならばついて行きたかった。だができない。我々は人間より長くこの世に残る。だから忘れることにした」と、かつて仕えた主に対する痛切な想いを口にするのです。

黒田長政は、軍師として有名な黒田官兵衛の嫡男。安土桃山時代から江戸時代前期にかけて活躍した武将で、筑前福岡藩の初代藩主となったことで知られています。へし切長谷部の彼に対する深い想いを聞いた日本号は、「……そうか」と一言返事します。へし切長谷部は続けて「本当に良い方だったのだ……。だが一番は今の主だ! それだけは覚えておけ!」と主張します。日本号がへし切長谷部の中にある本音を引き出した名イベントでした。

「にほへし」エピソード3:「なあ、長谷部。おまえ、なんで黒田家の話をしないんだ?」酒を飲みながら尋ねる日本号

『続 刀剣乱舞-花丸-』第4話「この本丸の仲間だからだ」

『刀剣乱舞-花丸-』は、動画工房制作のテレビアニメ。2016年に第1期、好評を受けて2018年に第2期が放送されました。とある本丸を舞台に、刀剣男士たちのほんわかとした日常がメインに描かれます。その第2期4話「この本丸の仲間だからだ」には、上の項目でご紹介した日本号とへし切長谷部による回想が組み込まれています。

この話の冒頭で、織田信長に縁のある短刀・不動行光が顕現。織田信長に対して複雑な感情を抱いているへし切長谷部は、織田信長のことを強く慕う彼とつい衝突してしまいます。次郎太刀が本丸の片隅に開いているスナックにやってきた不動行光は、酒を飲みながら織田信長のことを「あんな男」呼ばわりしたへし切長谷部に関する愚痴を口にします。スナックでその話を聞いていた日本号は、「へっ、語るだけいいじゃねぇか。あいつは長年世話になったくせに、黒田家のことなんてこれっぽっちも話さないんだぜ」と言います。

そこにやってきたへし切長谷部に対し、日本号は「なあ、長谷部。お前なぜ黒田家の話をしないんだ?」と尋ねます。へし切長谷部は「話したくないからだ」と言いますが、スナックにいる者たちにせっつかれて、回想と同じようにかつての主・黒田長政に対する痛切な想いを口にします。

それを聞いた日本号は、「そーかよ」と一言返事をします。ゲームの回想では、日本号はへし切長谷部の想いを「……そうか」と低い声で受けとめていましたが、アニメの方ではあたたかく柔らかな声で「そーかよ」と返事をしているのです。どちらも素敵なので、ぜひテレビアニメの方でもこの回想をチェックしてくださいね。

「にほへし」エピソード4:現実世界では400年以上の付き合い

2振とも福岡市博物館に所蔵中

史実ではどちらも織田信長に所持され、その後黒田家へと渡ることになった日本号とへし切長谷部。なんと現実での両者の付き合いは400年以上にも及ぶのです。ゲームの時間設定は西暦2205年であるため、その事実を踏まえるとこちらではなんと約600年の付き合いになります。

現在、日本号とへし切長谷部はどちらも福岡市博物館に所蔵されています。2017年には『刀剣乱舞-ONLINE-』とのコラボ企画が実施され、実際の日本号とへし切長谷部とともに、ゲームでの彼らの等身大パネルや描き下ろしイラストが展示されました。2019年9月から11月にかけては、実際の日本号やへし切長谷部はもちろんのこと、短刀の五虎退や博多藤四郎なども展示される「特別展 侍 ~もののふの美の系譜~The Exhibition of SAMURAI」が開催される予定です。ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。

にほへしは現実が最大手の2振

ここまで「にほへし」の公式エピソードの数々をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

日本号がへし切長谷部から本音を引き出したゲーム内での回想はもちろんのこと、現実では400年以上にも渡る長い付き合いがあるところも胸が熱くなるポイントです。これからの『刀剣乱舞-ONLINE-』の展開で、新たな2振りのやりとりを見られることに期待しましょう!

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