【ケンガンアシュラ】十鬼蛇王馬はイケメン主人公だけど弱い!?真相に迫るエピソードまとめ

己こそ最強…自分を最強と信じる勘違い野郎は叩き潰す!純粋に強さを求める十鬼蛇王馬の闘いを描いたストーリー『ケンガンアシュラ』!ここでは主人公・十鬼蛇王馬を徹底解明。命がけの「拳願仕合」には感動のドラマも。十鬼蛇を知るとともにストーリーも振り返る!

ケンガンアシュラ「十鬼蛇王馬」とは

誰が一番強いのかハッキリさせる…強さを求める求道者!

企業の重鎮たちが巨額の金や自社株を賭け、勝ったものが総取りするという「拳願仕合(けんがんじあい)」。企業のアンダーグラウンドで行われるこの仕合に挑む十鬼蛇王馬(ときた おうま)もまた、謎多き男です。

身長182㎝、体重85㎏ということ以外は詳細不明で、誕生日は本人曰く5月2日ですがこれも真相はわかりません。ただ1つ確かなのは、王馬が強さを極める求道者ということだけ。強い相手に果敢に挑み、どんなに傷ついても立ち上がる戦闘狂です。

世話係を命じられた山下一夫(やました かずお)と行動を共にするまでは自給自足の生活だった王馬は狩りも得意です。よく肉を食べたがることから、おそらく肉好きなのでしょう。因みに、嫌いなものはトマト

範馬刃牙と似ているとの声も?!

範馬刃牙(1) (少年チャンピオン・コミックス)

最強を求める主人公、そしてあらゆる種類の格闘家がトーナメント形式で戦う…確かにこのシチュエーションは刃牙と似ています。しかし、ケンガンアシュラと刃牙はそれぞれ違って面白い!両者とも人間離れした強いキャラクターぞろいですが、刃牙はよりその傾向が強いといえます。

刃牙は最強ヒーローが無双的に敵を倒していく印象なのに対し、ケンガンアシュラは王馬が敵と競り合いながら戦うため、勝敗の行方がわからないドキドキ感のあるストーリー展開という印象。

そして、ケンガンアシュラはヒロイン位置・山下のうるささがとってもいい味を出しています。クールな格闘家・十鬼蛇と、流されやすいおじさん・山下とのやり取りがかわいいなんて声も多いんだとか。

設定は似通っていますが、刃牙とケンガンアシュラはそれぞれ個性のある魅力的な作品なので、どちらも読んでおきたい漫画です!

十鬼蛇王馬のアニメ版声優は鈴木達央

ケンガンアシュラの主人公・王馬を演じたのは鈴木達夫(すずき たつひさ)さん。鈴木さんは十代の頃に合気道、そしてキックボクシングの経験があるのだそう。そして、キックボクシングを始めたきっかけのお医者さんに「リングで声をやってくれないか」と依頼をされ、そこで初めて生で格闘技を見たとのこと。

実際に格闘技を観戦し、そこで感じた息遣いがケンガンアシュラでの演技に生きていると語っています。そして、鈴木さんが語るケンガンアシュラの魅力は「どのキャラクターにもドラマがあり、決着がつくまで勝敗がわからない」ところにあるそうで、鈴木さんの演技にもストーリー展開にも期待が高まります。

十鬼蛇王馬が使う技に迫る…その名も二虎流!

 一代で途絶えた伝説の武術!

ケンガンアシュラ(21) (裏少年サンデーコミックス)

王馬が習得した二虎流は、力の操作を得意とする「操流ノ型」、歩法・走法で瞬発力を高める「火天ノ型」、肉体の硬化と打撃に特化した「金剛ノ型」、肉体を軟化した関節技を繰り出す「水天ノ型」そして、何にも当てはまらない「無ノ型」を合わせた5つの型に分類されます。さらに、極限状態から繰り出す必殺技は「極(きわみ)」と呼ばれ、かなりの威力を持っているようです。

「十鬼蛇区」に捨てらていた王馬は、12歳の時に二虎に拾われ「十鬼蛇 王馬」と名付けられ、その後4年間の間に奥義を含めた二虎の武術のすべてを学びます。

しかし、二虎は決闘に敗れ死亡し、二虎流を知るものは王馬のみとなります。そして王馬はその後10年、師の仇を探し強いものを求める戦いの日々を過ごすことになったのです。

二虎流の奥義

そして、すべてを習得した者にのみ伝授されるのが奥義「鬼鏖(きおう)」。これを身に着けるには「死の森」と称される餓鬼ヶ原樹海で心身を極限まで追い込み感覚を研ぎ澄ませることが必要で、王馬も師・二虎とこの命がけの修行に挑み、奥義を習得したのでした。

 「前借り」は諸刃の剣?!

王馬が「前借り」と呼ぶこの技は「憑神(つきがみ)」とも呼ばれ、心拍数を意識的に増加させて血流を高め、運動能力を向上させた状態で繰り出します。しかし、すさまじいパワーを誇るこの技は身体への負担もかなり大きく、発動させると体表の血管が浮き出て全身が紅潮し、肌の色が変わってしまう特徴があります。

前借りの最大の強みはその回転力にあり、身体能力の限界を超えた加速により攻撃力を一気に上昇させることがでいます。しかし、前借りで加速を行うと、緻密な動作が不可能となり、二虎流の技の一部は使用できなくなります。

更に、心臓への負荷は通常時の4~5倍。血管が損傷し吐血や鼻血、そして脳内出血による記憶の混濁や幻覚まで引き起こしてしまうのです。また、血流が増加するため傷を負った状態で使用すると失血死の恐れが。前借りは戦闘力を高めてくれる反面、身体が限界を迎えると死に至るという危険もあるのです。

十鬼蛇王馬は弱い?!ボコボコにされることも多し…

ケンガンアシュラ(1) (裏少年サンデーコミックス)

拳願絶命トーナメント、乃木グループ代表として名乗りを上げていた王馬。しかし、初見泉(はつみ せん)を代表とするという会長・乃木英樹(のぎ ひでき)の宣言に十鬼蛇は激怒。早くも「前借り」発動し全開モードです!

しかしすべての攻撃が避けられ受け流され、初見の余裕っぷりに十鬼蛇はまるで小物…。プロレスラーの関林ジュンとの戦いで右腕を骨折をしていたとはいえ、笑みすら浮かべている初見に対して怒り吼える王馬は弱者にしか見えないという結果になっていましました。

会長の乃木が二人を止めなかったら、王馬の敗北によりケンガンアシュラが終了していた可能性もありますし、王馬は対戦相手にボコボコにされるシーンが多く見ている側としてはかなりハラハラします。劣勢から逆転するドキドキ感も王馬のバトルから目が離せない理由と言えるでしょう。

拳願絶命トーナメント!十鬼蛇王馬は山下一夫の命運も背負う?!

乃木グループの代表としての拳願絶命トーナメント出場は叶わなかったものの、乃木英樹は「別枠」として王馬の出場枠を用意していました。そのために巻き込まれたのが山下一夫です。

「山下商事」と即席で会社を立ち上げさせられ、王馬を「山下商事の代表」として拳願絶命トーナメントに出場させることになるのですが、王馬をトーナメントに出場させるために背負った借金は総額51億!

しかし、この山下は「拳眼」と謳われた先祖の末裔で優れた動体視力を持ち、強者を見抜く眼力を持っています。オドオドしていることが多いですが、時には社長として矢面に立ち王馬を守ります。若いころいじめ虐げられてきた山下は「なりたかった自分」と王馬を重ねてもいたのでした。王馬に運命を託しつつ、自身も戦うファイターなのです。

十鬼蛇王馬は外見もかっこいい!一目惚れされタジタジ

ケンガンアシュラ(24) (裏少年サンデーコミックス)

「美の観点から見ても最上級」と山下が称するほどの肉体美、更に端正な顔立ちを持ち合わせている王馬。その美男子ぶりは理人とカジノに行った際は勝手に女性が寄ってくるほどです。クールな秘書・秋山ですら「強い女は嫌いじゃないぜ」といわれて頬を染めたというエピソードも。王馬のイケメンっぷりはそこ知らずです。

強い+イケメンの最強コンボは、呉一族当主・呉恵利央(くれ えりおう)の曾孫である呉 迦楼羅(くれ かるら)のハートに火をつけた!「お前私の夫になれ!」と初対面で求婚します。どんな強敵にも正面からぶつかってきた王馬もあまりの展開に逃走してしまいます。意外と純粋でかわいい一面もあるのですね。

男にもモテる?!十鬼蛇王馬に執着する男・桐生

ケンガンアシュラ(4) (裏少年サンデーコミックス)

皇桜学園グループの闘技者・桐生 刹那(きりゅう せつな)は古流武術「狐影流」の使い手。十鬼蛇を神聖視し「彼に殺されることで救われる」と信じており、十鬼蛇に強い執着を見せています。

「てめぇはトーナメントで叩き潰す、楽しみにしてな変態野郎」と言われて桐生は涙を流して大喜び。ここでの桐生のセリフ「求めあうなら最高の舞台で!求め愛!奪い愛!殺し愛!」は彼の異常性と執着心が良く表れていますね。

十鬼蛇王馬の死…感動のラスト

ケンガンアシュラ(27) (裏少年サンデーコミックス)

トーナメント最終仕合の対戦相手は、モーターヘッドモータース代表・黒木玄斎(くろき げんさい)沖縄発祥の殺人拳法・怪腕流の使い手で、パワーと強靭さ、更には素手で石壁に彫り物を施す緻密さを持ち合わせている強敵です。

これまでの戦いで「自分の二虎流」を完成させてきた王馬。前借りをコントロールする術も身に着け二虎流の技と前借りを両立させて黒木に挑みます。

しかし、右足に傷をつけられ出血したことで前借りを封じられてしまいます。リスクを背負い、一度解いた前借りを再び発動し放った最後の一撃も、黒木には届かず。王馬の敗北で拳願絶命トーナメントは決着したのでした。

十鬼蛇こそ山下にとって最強の男

「アンタも闘るのかい?」

「…はい。闘りましょう。」

初対面の時、自分は闘らないと怯えるだけだった山下。しかし王馬の生き様は山下に変化をもたらし、飾りだった「社長」の肩書はいつしか本物となっていったのです。

「共に闘う、だから無事に帰ってきて欲しい」…そう願いを込めて王馬を送り出した山下。その願いもむなしく、仕合後に王馬は海が見渡せる丘の上で息を引き取ります。すべてを出し切って闘った王馬に一切の悔いはなかったのでしょう。死に顔はとても穏やかでした。

それでも、山下は十鬼蛇に生きて欲しかったはず。

「さようなら、王馬さん。」

笑いながら号泣する山下にもらい泣きする拳願トーナメントのラストでした。

ケンガンアシュラの続編、ケンガンオメガ!十鬼蛇王馬生存の可能性は…?

ケンガンオメガはケンガンアシュラから2年後のストーリー。乃木出版を退職し「山下商事」の社長として再スタートをきった山下一夫のもとに現れたのは、王馬と同じように「自分より強いやつがいるなんて許せない」と語る青年・成島光我

亡き王馬の影を感じた山下は闘技者見習いとして成島を雇い入れ、再び拳願仕合が始まります。そして現れる王馬に生き写しの青年・臥王龍鬼…ケンガンアシュラに続くケンガンオメガも、ハラハラさせるスタートを切っています!

十鬼蛇の生存は、山下をはじめとするかつて闘った仲間が王馬の墓を訪れていることから望みは薄いのかな…と個人的には思いますが、ただ、成島の回想で王馬が登場するため、まだ知らない王馬がケンガンオメガで見ることができるかもしれません。

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