【炎炎ノ消防隊】森羅日下部は悪魔のヒーロー?壮絶な過去と素顔に迫る8つの知識

『炎炎ノ消防隊』主人公・森羅日下部。悪魔の異名を持ちながら一心にヒーローを目指す森羅は、過去の悲しいエピソードにルーツが…?これを読めば、森羅日下部をもっと好きになること間違いなし!

【炎炎ノ消防隊】森羅日下部のプロフィール

炎炎ノ消防隊(1) (週刊少年マガジンコミックス)

森羅日下部(しんら くさかべ)は第8特殊消防隊所属の第2消防官。10月29日生まれの17歳で、身長は173㎝の男の子です。第三世代の能力者で、なおかつ物語のキーとなる「アドラーバースト」の使い手でもあります。

足首から炎を発生させて飛び、その勢いを利用した蹴りが主な攻撃技です。更に発火の爆発力で飛行することも可能なため縦横無尽で小回りの利いた戦闘を得意としています。

森羅の目標はヒーローになることですが、皮肉なことに森羅の異名は「悪魔」。これは森羅が緊張や恐怖する状況で笑ってしまうことに由来しており、母と弟を亡くしたことで感情を制御しきれなくなったトラウマが「いびつな笑顔」として表れてしまっているのですね。

森羅日下部の知識1:アニメ版声優は梶原岳人!

アニメ版【炎炎ノ消防隊】で森羅を演じるのは梶原岳人(かじわら がくと)さん。「5歳という幼さで母と弟を亡くしながらも、家族を大切に思う心を忘れず勇敢に炎に立ち向かう森羅の生き様を、心からリスペクトしている」と梶原さんは語っています。

まっすぐな心を持つ森羅のセリフを1つ1つ大切に演じる梶原さん。その純粋さがひしひしと伝わってくるような迫真の演技に注目です!

森羅日下部の知識2:悪魔の異名がかっこいいヒーロー

森羅が最初に「悪魔」と呼ばれたのは、母と弟を亡くしたショックを自分の中で消化しきれなかったことがきっかけです。そしてその後自分の能力のせいで無実の罪を着せられることになり、この事件はトラウマとなって森羅の心を深く傷つけました。

しかし、第8に入隊してからは森羅の強さを象徴するかっこいい二つ名となったのではないでしょうか。中隊長の武久火縄(たけひさ ひなわ)には、炎の中で気絶した時「悪魔なんてたいそうなあだ名をつけられていながら情けないやつか」と焚き付けられたこともありましたね。

森羅が発火能力を使った後にできるススからできる足跡は「悪魔の足跡」と呼ばれており、まるで悪魔のような強さを持ったヒーローに成長しました。

森羅日下部の知識3: 奇妙な笑顔に隠された悲しい過去

森羅は12年前、火事で母と1歳の弟を亡くしています。当時より足から火を出すことのできた森羅が出火原因とされ、親戚すら森羅を忌み嫌い「悪魔」と罵りました。緊張や恐怖を感じると無意識に笑顔が浮かんでしまうだけなのですが、誰からも理解さず「気持ち悪い」と拒絶されるばかり。

家族を亡くしたショックから感情表現がうまくいかなくなっていたところに、追い打ちをかけるような孤独な日々…そんな状況下でも、森羅が特殊消防官の道を進むことができたのは家族を大切に思う気持ちが強かったからでしょう。

実は、火事の時に森羅は第3者の影を目撃しています。その人物が犯人なのかはまだ突き止めていませんが、少なからず事件に関わりがあるキーパーソンではあるはず。「家族を殺した犯人を捕まえ、自分のような被害者がもう出ないように」そんな思いを原動力にして、森羅は前に進んで来たのかもしれません。

いびつな笑顔も今やチャームポイント⁈

「緊張すると笑ってしまう」と聞いた第8特殊消防隊の大隊長・秋樽桜備(あきたる おうび)は、わざと顔を近づけ威圧し、森羅が笑ったところを見て大笑い!「かわいい奴」と親しみを持って迎え入れます。

そして初出動で鎮魂を成し遂げ、遺族から「ありがとう」と言われた時の森羅の笑顔は「嬉しい」笑みだと秋樽は理解しており、このシーンは森羅にありのままを受け入れてくれる仲間ができた感動の瞬間でもありました。

ジョーカーとの戦闘で「殺される」と恐怖した時も目いっぱいの笑顔を浮かべた森羅ですが、「この状況で笑うとは」と感心され命拾いした上に「弟は生きている」という情報を得ることにつながります。忌み嫌われた笑顔も、ピンチの時には役立つようになりましたね。

森羅日下部の知識4:ヒーローといえばキック!森羅の能力

森羅は足首から発火する勢いを利用したキックを得意としており、「ヒーローはキックで戦うもの」というこだわりを持っています。実際に、発火の勢いを利用した飛行能力を利用した縦横無尽の飛び蹴りは森羅の必殺技だと言えるでしょう。

空中に浮いたまま連続して繰り出すため敵の意表をつける上に、飛行能力を生かして助走をつけたキックの威力は絶大。一撃で焔ビトのコアを打ち抜き、苦しみなく安らかに鎮魂させることができるのです。

炎炎ノ消防隊でも希少な飛行能力は、空を飛んで直線距離で現場に直行できるうえ、要救助者のいる階にいち早く向かえるので、人命救助にも役立ちます。特殊消防隊の新人大会でも、現場へ一番早く到着したのは森羅です。飛ぶことができるのは消防官として大きなアドバンテージですよね。

森羅日下部の知識5:森羅とアーサーのライバルコンビ

同じ訓練校に通っていた森羅とアーサーはお互いをライバルとして意識しあう仲です。そんな2人はなんと同じ第8所属に所属することになり、出会い頭に「表出ろ!」と一触即発。騎士を名乗るアーサーに対し「騎士はヒーローよりショボイ」と言い捨てる森羅、それを受けて「騎士王」と改めるアーサー…作中でも、いたちごっこ的な張り合いが多々見られます。

森羅曰く、アーサーは「馬鹿で言葉が出ないだけなのに、クールに見えるからモテる」らしく、そんなところも気に食わない要因となっている様子。

しかし、2人の実力を測るために第一消防官の茉希 尾瀬(まき おぜ)が相手をした時のことです。肉体派の茉希を「オーガ」とたとえたアーサーは彼女を激昂させ、それを見た森羅が「なんでそんなオーガみたいな顔してんの」と追い打ちをかける始末…。

いつも言い合いが絶えない2人ですが、ある意味気があっているのかもしれません。ライバル関係というよりはコンビともいえるアーサーと森羅のやり取りは【炎炎ノ消防隊】の見どころの一つです。

森羅日下部の知識6: 「焰ビト」の謎に迫る!アドラバーストの使い手

アドラバーストとは「穢レ無キ炎」とも呼ばれる第3世代能力者に稀に発生する純粋な炎のこと。「原初ノ炎」とも言われており、太陽神がこの星を作った火種となった炎とされています。アドラバーストは年商現象を超越した炎で、能力の爆発的な向上の他、時間を止めるなど特殊な性質があるのだとか。

「伝道者一派」は人間を焔ビト化する「蟲」を使い焔ビトを人為的に出現させ、アドラバーストの適合者を探すことで陰謀を企てていました。8人のアドラバーストを生け贄にし、250年前には不発で終わった天照を使った大災害を起こそうとしているのです。

森羅もまた、このアドラバーストの使い手で伝道者一派に狙われており、非常に危険な立場に置かれていますが、そんなことでくじけたりはしません!

「誰であろうが世界に災害をもたらすならそれを止めるのが消防官の使命」

そう言って笑う森羅のいびつな笑みが勇ましく見えますね。

森羅日下部の知識7: 森羅の弟・ショウは生きていた⁈

炎炎ノ消防隊(12) (週刊少年マガジンコミックス)

12年前の火災は、ショウが発火したことが原因だったのです。ハウメアを前にしたショウの体から炎が生じ、その炎に触れた母も焔ビト化してしまう…これが12年前の火事の真相でした。第1特殊消防隊の大隊長・バーンズが「母と頭とは死んだ」と言っていたのは森羅を守るための嘘だったのです。

ショウは伝道者として森羅の前に姿を現すものの、記憶を失っていました。しかも、ショウもアドラバーストの使い手で時間を止める能力に森羅は圧倒されてしまいます。そんな状況を展示させたのは「アドラリンク」というアドラバーストを持つ者の炎に触れることで起きる精神干渉でした。

森羅の記憶を経由してショウは母と森羅のことを思い出しますが、スピードを制御できなくなった森羅は、自ら剣へ突進してしまう形でショウの持っていた剣に貫かれてしまいます。

森羅に忍び寄る伝道者の影

そこに現れたハウメアは、ショウと一緒に森羅も回収しようとしますが、そこへ駆け付けたのは第8特殊消防隊の仲間たち。しかし地震により、両者は撤退を余儀なくされます。

森羅は重傷を負うものの、第6特殊消防隊大隊長・火代子黄(かよこ ホァン)の『アスクレピオスの杖』によりなんとか一命をとりとめます。

目を覚ました森羅が感じたのは、弟の傍にいてやれない悔しさ。しかし、弟と再会できたことで倒すべき敵の姿が浮き彫りになったので、これから森羅には「伝道者を倒して大災害防ぐマン」としての活躍を期待したいですね!

森羅日下部の知識8:森羅が暴走⁈それを止めたのは…

ショウの記憶を取り戻させた「アドラリンク」の精神干渉は時に正気を失わせてしまうという大きな欠点がありました。それを知りながらも、謎の少女・一柱目(ひとはしらめ)は「母に会わせてやる」と心に入り込み森羅を暴走させます。

そこで暴走する森羅を目の当たりにしたアーサーが下した決断は「容赦なく斬る」でした。「邪魔するものは殺す!!!」と向かってくる森羅を容赦なくボコボコに殴るアーサー。そして本気で斬りつける前にアーサーは森羅に語り掛けます。

「大事な人を守れ!!騎士もヒーローも消防官もそういうもんだ!!」

そこで正気を取り戻した森羅は自らの顔面に蹴りを入れ、元の森羅へと戻ります。暴走する森羅に「ヒーローたれ」と本来のあり方を思い出させたアーサーが男前すぎますね。いつも喧嘩ばかりだった2人の間に芽生えた絆を感じた名シーンでした。

【炎炎の消防隊】アニメも熱い!躍動感満載の炎の戦いは必見

アニメ【炎炎ノ消防隊】は原作の魅力はそのままに戦闘シーンは躍動感あふれる大迫力の仕上がりです。第2クールまでの放送も決定しており、ますます盛り上がりそうですね。

アニメ公式サイトではトップ画面にショウが出ていることから、第3クールやそれ以上も期待できるかも!?10月17日に発売されたコミックス版【炎炎ノ消防隊】20巻では森羅が更なる強さを求めて修行をします。これからの森羅の活躍も楽しみですね。