【Dr.STONE】第二部「STONE WARS」のあらすじ・ストーリーまとめ

原作もアニメも大人気、話題沸騰中の【Dr.STONE】!今回ご紹介するのは第二部、いよいよ師子王司との全面対決が始まります。科学の申し子『千空』と、霊長類最強の高校生『司』、2人の戦いが再び!科学王国VS司帝国の戦いの模様を、ネタバレ込みでご紹介いたします。

【Dr.STONE】第二部ストーリーを解説!【ネタバレ注意】

【Dr.STONE】ってどんな作品?

Dr.STONE 9 (ジャンプコミックス)

テレビアニメも絶好調の『Dr.STONE』は、『週刊少年ジャンプ』で大人気連載中の『科学』少年漫画。原作は「稲垣理一郎(いながき りいちろう)」作画は「Boichi(ぼういち)」が手がけており、あっと驚くストーリー展開と、美麗で迫力のあるイラストが人気の作品です。

謎の光によって、人類とツバメのみが石化してしまう、ファンタジー要素たっぷりな世界にも関わらず、お話の中では現実感溢れる科学実験が次々と繰り広げられます。全人類の救出を賭けて、科学の申し子『石神 千空(いしがみ せんくう)』と、頼もしい仲間達が大活躍する様子から、もう目が離せません!

【Dr.STONE】第二部はz=46~z=82

TVアニメ「Dr.STONE」オリジナルサウンドトラック

『Dr.STONE』のお話表記は、z=の形で表されており、z=1~z=12までが「プロローグ」z=13~z=45第一部、そして第二部は、z=46~z=82のお話「STONE WARS」です。

プロローグ編にて、石化から数千年の時を経て復活した千空は、科学の力で『復活液』を作り、全人類を甦らせようと決意しました。しかし、『霊長類最強の高校生』の異名を持つ、『獅子王 司(ししおう つかさ)』は千空の意見を否定し、未来ある若者だけを復活させ、新しい世界を作るべきだと訴えます。

千空と司、どちらも自分の信念を曲げず、2人は争い合うことに。そんな中、司に友人の『小川 杠(おがわ ゆずりは)』を人質に取られた千空は、一度は司に殺されてしまうものの、石化解除に伴う驚異的な回復力によって息をふきかえしました。そして千空は、自分が生き返ったことが悟られぬよう、そのままこっそりと司への対抗勢力『科学王国』を作り出す第一歩を踏み出します。

千空たちのような石化からの復活者ではない、原始の人類の村を発見し、めっぽう強い少女『コハク』や、自称天才妖術使い『クロム』、門番の『金狼(きんろう)』『銀狼(ぎんろう)』など多くの仲間と巡り合えた千空。村の巫女『ルリ』の病気を、『科学の万能薬』で治したことにより、村からも認められる存在となりました。

驚くべきことに、この村は「石神村」という名前であり、村の創始者は、宇宙飛行士として当時地球を離れていた千空の父親、『石神 白夜(いしがみ びゃくや)』だったのです。父から息子への数千年越しの科学土産が手渡されたそんな折、とうとう村へ司帝国からの刺客が現れ、再び千空と司の対決が始まります!

【Dr.STONE】あらすじ1:ついに始まる!科学王国VS司帝国

ジーマーでやばい、槍遣いの氷月!

ルリの病気が治った喜びも束の間、とうとう司軍が石神村に攻撃をしかけてきます。屈強な男たちを引き連れ、やって来たのは、司の次に強いと目される人物、『氷月(ひょうが)』です。あり得ないほどのスピードで繰り出される『管槍(くだやり)』の前に、石神村の中でもかなりの実力者である門番の金狼も歯が立ちません。

大ピンチの石神村でしたが、千空の機転によって「銃が完成している」というハッタリを敵側に信じ込ませます。鉄の筒に残りの火薬を詰め、着火と同時に投石、あたかも火縄銃のように見せ、氷月たちを一時的に退かせることができました。

しかし、ハッタリでごまかせるのも時間の問題。千空たちは敵が再び攻撃を仕掛けてくる前に、なんとか有効な科学の武器を作らねばなりません。

最強の科学の刃、日本刀!

科学チームが作ったのは、このストーンワールドでは最強ともいえる科学の刃『日本刀』。村一番の職人、『カセキ』の手によって、武骨ではありながらも素晴らしい日本刀が完成しました。凄まじい威力を持った日本刀を前に、敵側の心はガタガタに崩れますが、氷月の槍技『管槍貫流槍術(くだやりかんりゅうそうじゅつ)』は、日本刀にも負けぬ威力と柔軟性を持っていたのです。

その槍技の前には、コハクでさえも敵わず、あわや身体を貫かれる大ピンチに陥ります。しかし間一髪、氷月の槍先が突然バラバラに壊れ、コハクは槍の攻撃をまぬがれました。実は、槍が壊れてしまったのはゲンのしわざで、槍を固定している布の見えない部分に、こっそりと切れ込みが入っていたのです。

ゲンの裏切りは、とても見事なものでした。逆スパイとして氷月のもとにいたゲンに、名探偵『スイカ』がその観察力を駆使して後を追い接触し、千空考案のミニサイズ日本刀を手渡します。ゲンは移動中の道に「犬鬼灯(いぬほおずき)」の花を目印として落していき、スイカは見事にこの目印に気が付いたのでした。

氷月は、ここでゲンがスパイということを確信しましたが、当の本人は開き直った態度で自らの裏切りを肯定します。ちなみに犬鬼灯の花言葉は「うそつき」で、なんともゲンらしい花のセレクトです。こうした紆余曲折を経て、戦況は科学王国の有利になるかと思われましたが、思わぬ事態が巻き起こります。

氷月の右腕、ほむらによる放火

村の入り口で戦っている隙に、中ではなんと大火事が発生していました。くノ一である「紅葉 ほむら(もみじ ほむら)」がこっそり村に潜入し、火を放っていたのです。嵐の前触れ、山おろしの強風が吹き荒れる中だったこともあり、風にあおられて火はどんどんと燃え広がってしまいます。

ほむらは、氷月が唯一信用し、「自分の右腕」と称する人物です。身体能力が高く、コハクと同程度のスピードや身のこなしを持っていますが、力はそこまで強くありません。氷月に心酔しているようで、司帝国のためではなく氷月個人のためにだけ行動します。

実は、氷月の攻撃は陽動であり、その隙にほむらが泳いで石神村に潜入する作戦でした。氷月の言う通り、「ちゃんと」自分の仕事を果たしたほむらによって、村は火の海となってしまいます。このまま火にあぶり出された村人が人質に捕まってしまえば、科学チームの戦況は一変し、形勢が不利になりかねません。

科学のはったりで石神村を守れ!

するとその時、小さいながらも皆の役に立ちたいと必死のスイカが、敵の注意をひこうと自ら囮になります。火であぶり出されないように、風に逆らって少しずつ進み、村から敵を遠ざけていくスイカですが、その先には毒ガス「硫化水素」を発生させる「硫酸」の源泉地帯が待ち受けています。

風に乗ってやってきた毒ガスに、スイカがのみこまれてしまうかと思ったその時、ガスマスクを付けたコハクが追い付いて、間一髪スイカを助けだします。危ないところではありましたが、このスイカの囮作戦のおかげで、千空たち科学チームが「すでに毒ガスをコントロールできる状態」であると敵側に信じこませることができました。

なけなしの火薬を使って銃が完成しているように見せかけたり、毒ガスのコントロールを信じ込ませたり、所詮科学のはったりではありますが、氷月の予想以上に科学王国は成長を遂げていました。そんな成長を目の当たりにした氷月は、部下たちを木から突き落として毒ガスの効果を確かめた後、いったん体制を立て直すために引き上げます。

なんとか危機を切り抜けた石神村は、今後の司軍との戦いに向けて、村一丸となって準備に取り掛かります。しかし、毒ガスの具合を確かめるために、何の迷いもなく部下たちを利用する氷月の非情さ…司とはまた違った意味で危険な人物だと言えますね。

【Dr.STONE】あらすじ2:決戦は春!携帯電話で情報戦を制す

ストーンワールドでまさかのケータイ!?

いったん退却した氷月たちは、司に千空生存の報告をし、科学王国との決戦について計画を練っていきます。これから季節は冬に突入することを考えると、決戦の時期は春。千空も司も、春の戦いを見据えて各々準備を始めます。

村が焼けてしまったものの、幸い村人は全員無事だった石神村は、千空を先頭に一致団結して戦いの準備に精を出します。そして、そんな千空が考える次の科学の武器は、なんと「ケータイ」。通信技術を手に入れて、情報戦で司帝国に立ち向かおうという考えです。この時「サルファ剤」と同様にケータイが完成するまでのロードマップが公開されますが、「プラスチック」やら「真空管」やら、この石の世界で本当に作れるのかと心配になるものばかりです。

まずはわたあめ機!?

いよいよケータイ作りに取り掛かりますが、最初に千空が作ったのはなぜか「わたあめ機」でした。しかしもちろん、わたあめを作るのが本来の目的ではなく、これを使って金の極細線を作るのが目的です。

目的はケータイの部品作りですが、わたあめ機のテストで作られた「わたあめ」は、石神村の人々にふるまわれ、大絶賛されました。ストーンワールドにおいて、およそ初めてともいえるスイーツの誕生の瞬間。コハクやルリといった女子だけでなく、大人も子供も男子も、みんなわたあめに魅了されてしまいます。

ちなみに、わたあめの材料となる砂糖の結晶は、ほむらによって焼かれてしまった酒やみりんが蒸発してできたものでした。本来なら村を焼かれた悲しみや悔しさが残るはずですが、それを逆手にとって新しいモノを作り上げていく様子は、科学があらゆる失敗を乗り越えて発展していく様子と重なりますね。

氷月に命令を受けたほむらは、その後の石神村の様子を遠くからずっと見張っていました。しかし、敵であるほむらの元へ千空はわたあめを1つ届けます。一見敵に塩を送る行為に思えますが、千空いわくこれも戦略の1つであり、甘味の誘惑によって心揺らぐ奴が出るかもしれない、とのこと。

合理主義第一に見せて、実は人一倍優しい心を持つ千空の本質に気が付いていたルリは、この様子を見て、戦略という意味よりも、ただ単に「おすそわけ」なのではないかと考えます。ほむらも一瞬警戒はするものの、わたあめを口にし、その時ばかりは普通の女の子の表情に戻って甘さを堪能していました。

バッテリー、電球、真空管!?

 

わたあめ機に続いて千空が作ったのは、携帯電話に電力を貯めるための装置「バッテリー」。金の極細線を作り出す過程で、出来上がりにムラが厳禁だと見抜いた千空は、一定の力で機械を動かす「ギア」を作り、安定して機械を動かすことに成功します。

そのギアを見たクロムは何かを閃き、カセキと共に作業を始めます。2人が作ったのは、川の流れを利用して動く巨大な水車で、この水車とギアを組み合わせることにより、今まで人力で動かしていた発電所を、「水力発電」へと変化させます。こうして動力を手に入れた科学王国は、作業効率がいっきに飛躍し、電力を貯めるための「バッテリー」が誕生しました

そして「電球」に関しては、超絶スゴウデ職人カセキのおかげで、すんなりとゲットすることができました。そして偶然にも、木にたくさんの電球を飾り、点灯のテストをした日はちょうどクリスマス。石神村にイルミネーションが輝きます

しかし、続いて作ろうとした「真空管」は一筋縄ではいきません。今まで使用していた竹の繊維のフィラメントが、真空管では耐えられなかったのです。今のストーンワールドに、真空管のフィラメントに耐えられる素材は無く、状況の厳しさにさすがの千空も落ち込んでしまいます。

そんな沈んだ気分を吹き飛ばそうと、メンタリスト・ゲンの提案で、初日の出を拝みに出かけたところ、スイカの持っていた石に異変が。朝日の昇る直前、地球に降り注ぐ紫外線に照らされて、鉱石「タングステン」が蒼く輝きます。

洞窟で手に入れたマグマとの絆!

「タングステン(灰重石)」は、紫外線に反応して蒼い光を放つ、文明の滅ぶ前の世界でも非常に貴重な鉱石で、熱に負けない宇宙最強の金属です。そのタングステンを手に入れるために、洞窟探検隊が編成されますが、千空の選んだメンバーは、「千空」「クロム」そしてなんと、最後の1人は「マグマ」でした。

マグマは、千空のせいで村長になれなかったと不満を抱いている人物のため、3人だけで行動すれば襲われるリスクがある、とクロムは危惧していました。しかし、タングステン採取にはパワーが必須。ならば村1番のパワーを持つマグマを連れて行くのが最も効率的だと、千空は考えたのです。

そして案の定、足場の悪い雲母(うんも)地帯に入ると、マグマが千空に体当たりを繰り出します。千空はそのまま天然の落とし穴に落ちてしまうかと思われましたが、逆に体当たりしたマグマの足場が衝撃で崩れてしまいます。体当たりを食らったのにも関わらず、千空はマグマの手を取り助けようとしますが、雲母は多層構造の脆い鉱物なので、結局2人揃って落とし穴へと落ちてしまいました。

ふてくされるマグマをよそに、千空は落ちた周囲の様子を観察して脱出の手掛かりを探します。そこでクロムが、「水を穴に溜めていき浮力によって穴を脱出する」というアイデアを思い付き、そこに千空の効率的に水を溜める知識、サイフォン工作をプラスして脱出をはかります。

穴に落ちる時、マグマは「強いものがボスになる、弱い奴が世界を牛耳る文明社会なんて認めない」という正直な気持ちを叫んでいました。それに対して千空は「頭を使う奴だけではなく、パワーのある奴も必要。いろんな奴がいる=強さ」だと伝えます。

それを聞いて、マグマの気持ちに変化があったのか、水に長い時間浸かって低体温症の危険が迫っていた千空を、先に肩に乗せて投げ飛ばし脱出させます。ひとまず、司を倒すまでは千空に協力すると約束したマグマは、「そのかわり、つまんねえもん見せやがたら殺すぞ!」と叫びます。以前にコハクも言っていましたが、男同士の友情というものは、やはり本当にめんどうくさいものですね…。

ハッピーバースデー千空、天文台のプレゼント!

Dr. STONE, Vol. 7 (7)

落とし穴からの脱出に成功し、無事にタングステンを手に入れた探検隊。タングステン以外にもたっぷりとあるお宝の鉱石に、千空とクロムが大興奮し、すっかり時間が経ってしまいました。そんな中、マグマが途端に千空とクロムの2人を急き立てて村への帰還を促し、途中で千空に目隠しまでする始末です。

村に戻り、目隠しをとかれた千空が見たものはなんと「望遠鏡」。いや、望遠鏡がそなえつけられた「天文台」でした。これはゲンと村人全員からのサプライズ誕生日プレゼントで、千空が留守にしている間に、ゲン発案でこっそりと作られていたのです。ちなみに、そんな千空の誕生日は1月4日の「石の日」。千空にピッタリの日ですね!

ゲンは以前、千空にさりげなく「生きてきた日数」を聞きだし、千空の誕生日を逆算していたのです。村人に天文台づくりを持ちかけると、みんな喜んで協力してくれました。思いもよらぬサプライズに、内心とっても喜んでいるはずの千空ですが「望遠鏡は対司戦用に使える」など、照れ隠しでわざと実用性に対しての感想だけを残しています。

ゲンは、ふさぎ込みがちな千空に「初日の出を見よう」と誘ったり、誕生日をお祝いしたり、メンタリストとしてかなり重要な仕事をこなしています。今回も、洞窟探検に出かける前、こっそりとマグマに「必ず4日の夜までに千空を村に連れて帰ってきてほしい」と耳打ちしていました。ゲンが味方になってくれたことは、千空にとって予想以上に大きな収穫だったと言えますね。

【Dr.STONE】あらすじ3:数千年の時を経て…硝子のレコード!

百物語其之14、おしゃべり蜂の「レコード」

Dr.STONE 6 (ジャンプコミックス)

さて、コランダムのおかげで真空管も出来上がり、いよいよケータイの完成です。テストで行われた、クロムからルリへの通信は無事大成功をおさめ、「まるでスピーカーですね」とルリが放った言葉に千空が反応します。「スピーカー」とは「百物語其之十四」に登場する蜂の名前であり、その蜂は墓石に針を刺すと、死者の声を甦らせることができる…という逸話を持っていました。

他の百物語と違って教訓的な要素が全くなく、現代人にだけ分かる単語をわざと無理矢理組み込んでいること。そして、物語の順番が14、つまり「いし」だと気づいた千空とゲンは、創始者の墓石がタイムカプセルになっていることに気が付きます。そして、コンクリートで覆われたタイムカプセルの中身は、ガラス瓶の底を使って作られた「レコード」でした。

歌姫・リリアンの天女の歌

早速レコードを再生してみると、千空の父である白夜の声と、世界的に有名な歌姫「リリアン・ワインバーグ」の歌声が流れてきました。その歌声は「歌」という娯楽を失ってしまったストーンワールドにおいて、とてつもないパワーをもたらしたのです。

石神村の人々は、初めて聞く「娯楽」としての本物の歌声に、すっかり心を奪われてしまいます。千空は、文明が無くなる前には、歌の他にも、「ゲーム」や「映画」など、様々なエンターティメントが存在したことを語り、そうしたもの全てを復活させることを誓います。こうしてリリアンの歌を聴いたことで、石神村の人々の結束はさらに強まり、対司帝国戦への士気が上がりました。

ゲンの策略、悪魔の囁き

さて、このレコードが発見されたことで、ゲンの脳裏にある考えが閃きます。とても音質がよいとは言えない、ガラスで作られたレコードですが、この悪い音質を逆手にとった策略で司帝国の無血開城も夢ではないとゲンは悟ったのです。

その策略とは、まずケータイを司のもとにいる大樹と杠にこっそりと届け、その後ケータイ越しにリリアンの声で「アメリカは既に復興している」という嘘の情報を流し、司帝国の人々を少しずつ味方につけていくというものでした。

ゲンの特技である声帯模写は、男性だけでなく女性の声もギリギリ可能ではありますが、元が男性の声なので、直接聞くと違和感が残ります。しかし「ケータイ」を通すことで音質が悪くなり、その違和感にも気が付きにくくなる、さらにはレコードに入っていた「本物のリリアンの歌声」を流せば、皆リリアンの生存を信じるに違いない、という算段です。

リリアンの天女のような歌声を利用して皆を騙そうという作戦が失敗すれば、千空もゲンも地獄に落ちる危険な賭けです。けれども千空はあっさりとこの計画を採用。しかし、もし嘘がばれてしまった場合にも石神村の村人が恨みを買わないよう、自分達だけでこの「騙し」作戦を実行しようとします。

結局この作戦には、天文台で相談していた千空とゲン、そして階下で聞き耳を立てていたクロムも加わり、もしもの時には3人で仲良く地獄に落ちようと誓い合います。司帝国の無血開城を目指して、まずは携帯電話を大樹と杠に届ける大ミッションのスタートです。

【Dr.STONE】あらすじ4:STONE WARS BEGINNING

見張り役、ほむらを撒け

苦労して作り上げた「ケータイ」を、今度は大樹たちの元へと届けなければいけませんが、これが非常に難問です。石神村は現在、常にほむらによって見張られているため、村から司帝国側に動く人間の陰があれば、確実に見つかってしまうからです。

リュックサックほどの大きさの携帯電話は、こっそりと人目につかぬよう運ぶには少々大きすぎますし、暗闇の中を無理に進んで落としてしまったりすれば、部品が壊れて使い物になりません。

そこで、ケータイの届け役である「クロム」「ゲン」「マグマ」の3人が出発する位置とは真逆の方向で、水素&酸素を混ぜた音だけの爆弾である「爆鳴気(ばくめいき)」を爆破させ、見張りの注意をそちらに向けさせます。計画通り、一瞬ほむらをひきつけることができましたが、すぐにおとりだと気が付かれ、クロムたちの後を追われてしまいます。

しかし、一度ほむらを捕らえた際、その身体にタングステンの粉末を塗りつけたおかげで追跡ができるようになります。その後、ケータイのワンギリモールス信号を使ってゲンたちとの意思疎通をはかり、ついにほむらを挟み撃ちすることに成功。情報戦を制すれば、無血開城も夢ではないという証明にもなりました。

ちなみに、今回の追跡劇によって明らかになったほむらの素性ですが、石化前は体操選手だったようです。驚くほどの柔軟性でコハクの攻撃をかわしたり、木をつたって逃げるスピードもコハクと同レベルですから、かなりの実力者だったのではないでしょうか。しかし、氷月の関係性は未だ不明のままであり、ほむらが氷月に心酔するようになったきっかけが気になるところです。

ゴイスーすぎる耳、羽京!

ほむらの追跡もかわし、司帝国へと到着したクロムたちが目指すのは、「千空のお墓」です。千空は大樹たちと別れる前、「墓参りだけは欠かさないように」と伝えていました。つまり、死んだと思わせた千空のお墓だけが接触可能地点であり、何度通っても司に怪しまれずに済む唯一の場所だったのです。

そこで、ケータイの届け役一行は、携帯電話の本体をほとんど地中に埋めてしまう作戦を実行します。夜になってから作業に取り掛かりますが、途中大きな岩をマグマが躊躇なく砕き、耳が異常に良い「羽京(うきょう)」に気付かれてしまいます。

羽京の耳の良さをよく知っているゲンは、大慌てで作業を進め、全員で物陰に隠れますが、残念ながらすでに羽京もこの場に到着していました。耳だけでなく弓矢の腕前も「ゴイスー」な羽京によって、クロムたち3人はたちまち追い込まれますが、ゲンが石神村に帰れないとリリアンの声マネをする者がおらず、作戦が成功しません。

そこで、残った電池で周りの枯れ木を燃やし、煙で煙幕をはると同時に、大声をあげながらクロムとマグマが突進していきます。自分達がおとりとなりゲンをなんとか逃がそうとする作戦ですが、声に出さなくても3人で思考を共有する描写が印象的なシーンでした。

【Dr.STONE】あらすじ5:目標は司帝国無血開城!歌姫で司軍を寝返らせろ!

千空のお墓!?死んだ千空と話が出来る!

大慌てではあったものの、なんとか千空のお墓にケータイを隠すことはできました。そして約1年ぶりに千空と大樹の対話が実現し、いつもはクールな千空も、この時ばかりは表情が柔らかくなっていました。

感動の再会ではありますが、時間がない千空は詳しい説明を省き「まずは1人、味方につけたい人物をこの場所に連れてくるように」と大樹に伝えます。千空のあまりの補足のなさに、周りで会話を聞いていた石神村の人々はビックリしますが、大樹は千空の指示をしっかり受け止めた様子。

「それが一番血が流れないんだな?」とだけ確認し、千空のイエスの返事を聞くと、早速味方に誘う人物のもとへと向かいます。千空を信頼しきっている大樹ですが、ただ盲信的に千空を崇めているのではなく、お互いがお互いを必要としているからこその信頼関係だということが、ひしひしと伝わってきます。

まず誘うは監視役ニッキ―

さて、まず大樹が説得を試みようとした人物、それは監視役として近くで見張っていた「花田 仁姫(はなだ にき)」、通称「ニッキ―」です。大樹たちの監視役を任されるだけあって、女性ながらも筋肉質な身体を持つ見るからに強そうな人物で、石化前は柔道選手として活躍していました。

非常に頑固で真面目な性格のようで、大樹が「話を聞いてほしい」と掛け合った際も「自分の仕事は監視なのだから、話は聞かない」と豪語し、さらには「『ハイ』か『イエス』以外の4文字目を言ったらぶん殴る」とまで言い出すほどで、取りつく島もありません。

しかし、大樹も負けてはおらず、4文字目を発するごとに殴られながら「それでも構わないので話を聞いてほしい」と訴えかけます。これにはさすがのニッキ―もこたえたようで、誘いに応じて千空の墓の前までやってきます。

さて、ここで大切なのはゲンの安否ですが、長い距離の移動にボロボロになりながらも、無事石神村に帰還していました。クロムとマグマが捨て身で逃がしてくれたおかげではありますが、ゲンの方も2人の気持ちに報いようと、必死に石神村を目指したことが伝わってきますね。

まずはケータイを通して、ゲンが「リリアン」の声で話しかけますが、なんとニッキ―はリリアンの「ガチファン」!ニッキ―は石化前、厳しい練習の中で何度もリリアンの歌声に救われていたのです。そんなガチファンのニッキ―は、もしリリアンの偽物だとしたら「絶対に許さない!」と血走った目で叫びます。

ニッキ―は、本物のリリアンかどうか判断するため、本人にしか分からないようなコアなクイズを出してきます。そんなニッキ―に千空はフェルミ推定で対応し、第1問は見事正解しますが、2問目の「リリアンのスリーサイズ」という問題は、フェルミ推定で出した答えと、公式の発表とにズレがありました。「本物のリリアンであれば、ファンに対してリアルな数字は絶対に教えない」と、偽物であることを見抜かれてしまった千空ですが、ここで慌てずレコードを流します。

本物のリリアンの歌声にニッキ―は涙を流し、リリアンがすでにもう死んでしまっていることを悟りますが、科学に対して嘘をつかない千空の態度に好感を持ち、仲間になることを決意します。ニッキ―が仲間に加わったおかげで、ゲンの「リリアン声帯模写」は精度が上がり、今後の「司帝国の人々を仲間に加える作戦」はスムーズに進みそうです。

【Dr.STONE】あらすじ6:科学王国、全軍出撃!

自動車をつくろう!

Dr.STONE 8 (ジャンプコミックス)

ゲンを逃がすために囮となったクロムは早々に投降し、自分だけ羽京に捕まります。クロムは、羽京がわざとギリギリのところで矢を外しているのを見て、自分達を殺す気はないと察し、自分だけが捕虜になることを選んだのです。そして、クロムは司の元に連れて行かれますが、そこでも羽京はクロムたちの発見場所をごまかしたり、ゲンやマグマの存在を隠します。いったい、羽京は何を考えているのでしょうか?

その頃、石神村ではクロムが捕まったことが報告されていました。すぐにでも助けに向かおうとするコハクを制し、千空は科学王国全軍出撃を宣言します。ほむらを捕獲したことで見張り役がいなくなったので、安心して進軍することはできますが、たくさんの科学グッズを運ぶのは少々難しい様子。そこで今度は、ストーンワールド初となる自動車「スチームゴリラ号」が登場します。

パワーアップ、自動車を戦車に!

Dr.STONE 12 (ジャンプコミックス)

自動車を作り上げた科学チーム一行は、老人と子供達を残して、いよいよ出陣します。まずはクロムの奪還ですが、名探偵スイカのおかげでクロムの捕らえられている牢屋の場所が判明したので、そこに攻撃を仕掛けることに。正面突破でクロムを奪還するために考え出された案は、自動車をより強硬な戦車に大改造し牢屋に体当たりする作戦です。

戦車の装甲として採用されたのは、なんと「紙」!植物から紙を作り、それに固まる前のプラスチックを塗布することで、軽くて丈夫な「カーボン樹脂」を作り出します。金朗が槍で突いても、壊れないほどのカーボンの強さと、エンジンの強化や前輪駆動で、スチームゴリラ号は格段にパワーアップしました。

しかし、司も千空の正面突破を考慮し、クロムの牢の前にはたくさんの落とし穴を作らせていました。このままでは、いくらパワーアップしたスチームゴリラ号でも、正面突破は厳しい状況に陥ります。

クロムの脱走と羽京の希望

しかし、牢屋の中で落とし穴の存在を知ったクロムは、千空たちに助けてもらうのではなく、自ら科学の力で脱獄すると決心していました。用を足しに外に連れ出された隙に、近くにあったものを手当たり次第かき集め、なんとか脱獄できないものかと頭を悩ませます。

すると、そんなクロムのもとに押収されたはずの電池がこっそりと届けられます。そこでひらめいたクロムは、ためまくった自分の汗を電池パワーで分解させ「次亜塩素酸ナトリウム(じあえんそさんなとりうむ)」、今でいう「漂白剤」を作り出しました。

そうして完成した次亜塩素酸ナトリウムを牢を作っている縄にかけて溶かすと、見事に脱獄成功!その後は、牢の周りに掘られている大量の落とし穴を逆手にとり、追手をまいて逃げ出しますが、門番のリーダーである『上井 陽(うえい よう)』だけはクロムに追いつきます。

陽の石化前の職業は警察官であり、その逮捕術は相当のものです。しかし、絶体絶命のピンチの局面で、いきなり大量の血を吐きだしたクロムは「自分は石神村で肺炎に感染している」と嘘をつき、肺炎感染を恐れた陽の隙をついて攻撃し、再度逃げ出します。

こうして今度こそ本当に脱獄に成功したクロムは、無事千空たちと合流することができました。ところで、心配されたクロムの吐血ですが、これも科学技術を駆使したトラップで「シソ」と「カタバミ」によるもの。カタバミに含まれるシュウ酸によって、シソが赤い色に変わったのです。子供の頃から、何でも試しまくってきた、クロムの経験による勝利です!

【Dr.STONE】あらすじ7:死傷者0、奇跡の洞窟を制圧!

杠ミッションを目撃、羽京の目的とは?

いよいよ攻めの姿勢に突入する科学チームは、最終決戦場を「奇跡の洞窟」に決定します。奇跡の洞窟さえ手に入れば、復活液も火薬も作り放題となり、実質的に戦いを制する可能性が高いという算段です。

その最終決戦のため、「リリアンの歌声」を利用して着々と仲間を増やしてきましたが、ここでとうとう羽京の耳に捕まってしまいます。格段にクオリティを上げたゲンの声帯模写でしたが、熱唱した後の微妙な揺らぎがない点を羽京に指摘され、ゲンの仕業だと見抜かれてしまいました。

しかし、羽京はなぜかこの指摘を英語で話しました。その理由は”周りの人間に内容を気付かれたくないから”だと気づいたゲンは、羽京の狙いに耳を傾けます。すると驚くことに、羽京は条件次第で千空に味方してもよいと語り始めました。

Dr.STONE 5 (ジャンプコミックス)

羽京の条件は「誰も死なないこと」を望んでおり、石像を壊す司のやり方に内心反発していました。そんなある日、羽京は杠の極秘ミッションを目撃。それは到底信じられないような、狂気のミッションでした。杠は、服を縫うと言って出かけながら、洋服作りを超スピードで片付け、残った時間を壊れてしまった石像の修復作業にあてていたのです。

立体物である石像の破片を集め、小さなパーツを元の形につなぎ合わせて復活液をかければ、石化解除の修復能力のおかげで傷も元通りになるはず、というのが千空の予想です。実際に成功するかはまだわかりませんが、この状況で全人類を救おうと考える科学チームに、羽京は気持ちを動かされたのです。

もともと「できるだけ」無血開城を目指していた千空は、羽京の条件をのむことでその目標が「絶対」に変化するだけでした。「絶対に誰も死なせることなく、この戦いを終わらせる」という新たな気持ちで、羽京を味方に加えた科学王国がいよいよ動き出します。

千空と大樹の再会!

奇跡の洞窟を制圧するため、千空が用意したのは一発限りの空気砲。犠牲者を出さないという絶対条件が加わったため、最初の空砲で敵の戦意喪失をはかり、そこから20秒の間に決着をつける作戦です。予期せぬ出来事が起きた際にパニック状態が続くのは20秒という研究結果を信じ、驚かせた隙をついて死人が出る前にケリをつけようという算段でした。

ここでとうとう大樹と杠が千空チームに合流!約1年ぶりの再会ですが、再会を喜び抱きつこうとする大樹をかわした千空は、そのまま肩をポンとするだけ…そんな様子を見守る杠という構図は、なんとも懐かしい光景ですね。そして、この3人が揃ったところで、砲台を設置したスチームゴリラ号を先頭に、奇跡の洞窟奪還作戦が始まります。

カウントダウン20秒!

Dr.STONE 1 (ジャンプコミックス)

『z=75 COUNT DOWN 20』では、空砲の発射から始まり20秒のカウントダウンが始まります。千空たちの攻撃を予測して、敵方も洞窟の周辺に罠を仕掛けているはずですが、無視して突撃するスチームゴリラ号。運転するゲンは必死にハンドルを操作し、コハクや金狼などのパワーチームは、混乱する敵陣に斬り込みます。

斬り込むとはいえ、「殺さない」のが絶対条件な中、頼りになるのがタフすぎる男・大樹です。大樹が盾を持ち、先頭で敵の攻撃を食い止めてくれるおかげで、コハクたちの攻撃も順調でした。しかし、残り11秒でとうとうスチームゴリラ号が動けない状態に。この様子を見た司軍は、ここぞとばかりに攻め込みますが、千空は「音響兵器ショックキャノン」を使い、爆音で敵を蹴散らします。

残っていた音爆弾が、司軍の攻撃で壊されてしまうピンチもありましたが、千空、クロム、大樹の、言葉を必要としない連係プレーによって対応し、無事20秒で奇跡の洞窟制圧に成功しました。奇跡の水を手中にした千空は、司が帰らないうちに火薬を作ろうと準備を始めますが、そこで羽京の耳がこちらに迫る異常に速い足音をキャッチします。「逃げろ、みんな……!」

【Dr.STONE】あらすじ8:千空と司の最強タッグ、復活!

ダイナマイトで司と交渉

早すぎる司の到着に驚きを隠せない科学チームでしたが、実は千空の墓の前で、司は携帯電話を発見していたのです。ちなみに、司が携帯電話の存在に気づいた理由は、「陽の死」という嘘の報告がきっかけであり、部下の死を弔いに行った結果でした。陽は、クロムを逃亡させてしまった責任を逃れようと、自身の死という嘘の報告を部下にさせて逃げ出していたのです。

やってきた司の最初の一撃により、羽京は負傷、千空の持っていた即席火薬作成キットも粉々に砕けて、状況は一変します。司と氷月の提案は、千空の命と引き換えに、科学王国の仲間の安全を保障するというものでしたが、科学王国はこの提案は拒否し、頭脳チームと体力チームに分かれ最後の戦いに挑みます。

コハクたちが司&氷月を引き留めている間に、何とか科学の武器を作り出そうとする千空とゲンですが、運試しの硝酸尿素作りは失敗。すると、素材王のクロムが、壊れたスチームゴリラ号の砲台から硫酸の残りを調達し、「硝酸」と「硫酸」に石鹸の「グリセリン」を混ぜ、戦いを終結させる「あるもの」を作り出します。

千空が作り出した科学の武器は、なんと「ダイナマイト」!その力は一瞬にして人を吹き飛ばしてしまうほどの威力があり、いくら司といえどもダイナマイトが相手では手が出せません。まず脅しのために使われたダイナマイトは、ゲン作成の紙ヒコーキによるものでしたが、倒れていた羽京も命に別状はなかったようで、続けて「ダイナマイトアロー」を敵陣営に向かって構えます。

これにより洞窟内での戦争はいったん終結しますが、千空と司の間に決定的な意見の相違がある以上、どのようにこの争いの決着をつけるのかが重要となってきます。そんな中、千空は石化前の司の行動に矛盾があると指摘し、「妹はまだ生きている」と、司に取り引きをもちかけます。

司の妹、師子王未来の復活!

司の妹である、「師子王 未来(ししおう みらい)」は、石化前の世界では臨床脳死の状態でした。意識が回復する見込みはなく、生命維持装置によって命を繋ぎ止めている状態でありながらも、司はどうしても装置を外せずにいました。そんな妹の医療費を稼ぐため、格闘家として賞金を稼いでいた司に、千空は停戦の要求をのんでほしいと伝えます。

石化復活時の回復能力ならば、未来の脳死状態でさえも治る可能性がある、けれども司はその話を信じる根拠を問いかけてきます。それに対し千空の回答は「俺の言葉だけだ」「科学に嘘はつかねえ」「足りねえか」。かつて司が千空の首の骨を折った際、当の司本人が千空に言った「君は科学に対しては嘘をつかない」というセリフと同じものです。

一瞬、苦しげな表情を浮かべた司は、千空の言葉を信じて一時停戦を約束し、病院のあった場所から未来の石像を探し出すことになりました。

ほどなくして未来の石像は発見され、復活液がかけられます。石化復活時の回復能力はかなり強力だという確信はあったものの、どこまで回復するのかは未知数のままでした。しかし、無事脳死状態にも回復能力が働き、未来は健康な姿で復活することができました。

未来と司の感動の再会後、奇跡の洞窟で爆発が起こります。犯人は科学王国に捕らえられていたほむらで、牢につながれていたほむらを陽がこっそり逃がしていたのです。そして、この時をじっと待っていた氷月は、爆発音の隙をついて未来を攻撃。それを庇った司左胸を、氷月の槍が貫きます。

最強である司に守る存在ができたとき、司は最強ではなくなり、自分にチャンスが訪れることを氷月は知っていたのです。そして刺された司は川に落下し、それを助けようとした千空も一緒に流され、なぜか氷月までも川に飛び込みます。流れ着いた先で、氷月は千空に「自分とタッグを組んで、優秀な人間だけを復活させよう」と自らの思惑を打ち明けました。

氷月の思惑は、司の考えと似ているようで全く違うものでした。司が「人が人から搾取しない」世界を望んでいたのに対し、氷月が望んだのは「人類の選別」です。自分と組むよう、千空に脅しをかけてきますが、司の意識がまだ残っていることを確認した千空は、司と共闘することを決意しました。ここで「科学と力」の最強タッグが復活します!

即席スタンガンで氷月ダウン

司が氷月に刺された傷は致命傷とも言える深い傷でしたが、それでも司は千空と共に戦います。しかし、爆薬の攻撃にも全く動じない氷月を前に、千空と司の戦況は悪くなるばかり。そしてついに千空も氷月の槍攻撃をくらい、飛ばされてしまいます。

続いて、氷月は司を始末しようとしますが、司も諦めずにあがきつづけます。苦戦を強いられる中、「千空との束の間の共闘を長く楽しんでいたかったのかも」とこぼす司の声に応えるように、吹っ飛ばされた千空も這いつくばって戻ってきました。

そして槍の攻撃を喰らう前、「指先だけでお前を倒せる」と氷月に豪語していた千空が、ここで宣言通りの指先攻撃!千空の指先には包帯で隠された電極が仕込まれており、そこから流れる10万ボルトの電気が氷河を貫きます。

千空が自らの胸に仕込んであったマンガン電池による「即席のスタンガン」の材料は、氷月が奇跡の洞窟まで運んできて壊した携帯電話の部品です。気づかぬうちに、自らの手で千空に科学の武器を差し入れしてしまっていた氷月は、こうして千空と司のタッグの前に敗れ去りました。

アニメも第二部に突入!ストーンワールドの真意にグイグイ迫る!

無事氷月を捕らえ、無事に科学王国の勝利が確定しました。瀕死の司はひとまず傷を縫合し、今後の第三部での展開を待つことになりますが、これから先はいよいよ物語の本質、石化の謎について迫っていくことになります。

今回ご紹介した第二部「STONE WARS」は、アニメ版でも放映中。物語のスケールも大きくなり、登場する科学アイテムもどんどんとパワーアップしていく【Dr.STONE】から、目が離せません!