【鬼滅の刃】胡蝶しのぶの生存は絶望的?姉の死に関わる童磨との因縁まとめ

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【ネタバレ注意】週刊少年ジャンプにて大人気連載中の漫画「鬼滅の刃」。個性的な登場キャラクターが多い中、持ち前の美貌と特徴的な戦闘スタイルから人気を集めた胡蝶しのぶの過去や判明している最新の情報を解説していきます。

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主人公・竈門炭治郎が語る胡蝶しのぶの秘められた激情

炭治郎から見た胡蝶しのぶは「怒っている」

鬼滅の刃の主人公である竈門炭治郎は、那谷蜘蛛山での任務中に鬼の幹部組織「十二鬼月」の一人、下弦の伍の称号を与えられた累と遭遇します。辛くも生き残った炭治郎でしたが、治療と機能回復訓練が必要でした。そこで鬼殺隊の幹部にして「蟲柱」の称号を持つ隊士、胡蝶しのぶが管理する蝶屋敷に滞在することに。

機能回復訓練の中、鍛錬の一環として瞑想している炭治郎にしのぶが声をかけ、少しの間会話をすることになりました。炭治郎に「鬼と仲良くなるのが夢」と自身の夢を打ち明けるしのぶに対し、炭治郎は唐突に「しのぶさん、怒ってますか?」と疑問を投げかけました。

しのぶは登場時からいつも笑顔を浮かべている美しい女性で、炭治郎との会話中も変わらず笑顔を浮かべたままでした。しかし、炭治郎は持ち前の優れた嗅覚でしのぶの笑顔の裏に秘められた感情を読み取り、「ずっと笑顔だけどいつも怒っている匂いがする」と評したのです。

最愛の姉・胡蝶カナエを鬼に殺害される

鬼殺隊の幹部「花柱」だった姉・胡蝶カナエ

幼い頃に一家を鬼に襲われ、危ない所を鬼殺隊に助けられた胡蝶姉妹は、「自分達と同じ思いを他の人にはさせたくない」という想いから鬼殺隊へと入隊。姉の胡蝶カナエは「花の呼吸」を身に着け、鬼殺隊の幹部「花柱」として最高位の剣士にまで成長します。

カナエはとても優しい性格の持ち主で、鬼殺隊の柱として殺害対象であるはずの鬼にすら同情していました。「鬼とは仲良くできる」という夢は、元々カナエが願っていたことでしたが、しのぶはこの事についてはあまり良く思っていなかったようです。

そんな優しい願いを持っていたカナエは鬼に殺されてしまいます。しのぶの腕の中で息絶える間際まで、カナエは鬼を哀れみ、しのぶに向けて「鬼殺隊を辞めて、普通の女の子として幸せに生きて欲しい」と言い残し、命を落としてしまいました。

いつもにこやかでいるのは姉の遺志を守るため

相反する姉の願いと己の感情

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しのぶはカナエの遺言には従わず、鬼殺隊として鬼と戦い続け、幹部「蟲柱」の称号を得るほどの実力を身に着けます。しのぶが鬼殺隊を辞めなかったのは、カナエの「鬼と仲良くする」という想いを継ぐためでした。

しかし現実として相対する鬼達は保身のために嘘をつき、本能のまま人を食い殺すような存在ばかり。しのぶは姉の夢を守りたいという自身の「想い」と、鬼に大切な人を殺された人々の絶望の声を聞く度に、自身の中に蓄積される「怒り」の二律背反に疲弊していました。

炭治郎との会話の中で、しのぶは炭治郎に自身の夢を託したいと伝えます。カナエと同じように鬼に対する哀れみの心を持つ炭治郎は、姉の夢を託すに相応しい人物だったのでしょう。しのぶの想いを受け取った炭治郎は、決意を新たに鍛錬に励むのでした。

無限城にて相対!姉の敵にして上弦の弐・童磨

姉の仇にして自分が打ち倒すべき相手

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#上弦の弐  #童磨 #くそ野郎

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鬼殺隊の最高管理者である「お館様」の住む屋敷の場所は秘匿されていましたが、ついにその場所を暴かれ、鬼の始祖こと鬼殺隊の最終目標、鬼舞辻無惨に襲撃されます。炭治郎や柱達も応戦しますが、無惨の配下の能力により突如地面が開き、無惨の本拠地こと「無限城」に全員落とされてしまいました。

鬼の扱う「血鬼術」と呼ばれる異能で作られた無限城は空間が歪んでいるのか、部屋の上下左右の配置も滅茶苦茶な上、大量の鬼の巣窟になっていました。しのぶが一人で探索していると、一つの部屋を見つけます。その部屋では一人の鬼が大量の女性を貪っている最中でした。

振り返った鬼の目に刻まれているのは「上弦・弐」。この鬼こそ、カナエの死の間際の願いに背いてまで仇を取ることを誓い、聞き出した特徴と合致する鬼。自身の怒りの根源に居座る存在にして、無惨から「上弦の弐」の称号を与えられた幹部・童磨(どうま)でした。

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柱ですら敵わない童磨の驚異的な強さ

新興宗教「万世極楽教」の教主でもある童磨は、「死に怯える全ての人間を俺が食べることで、俺と共に永遠の時を生きていく、それこそが救済」と説きますが、しのぶはこれを一蹴。「この羽織に見覚えはないか」と怒りを露わにします。

童磨がカナエの殺害を肯定したことが戦いの幕開けとなり、しのぶは高速の突き技「蟲の呼吸・蜂牙の舞い“真靡き”」によって童磨に毒を撃ち込みますが、童磨は毒を容易く分解。その後も4回に渡って調合を変えながら毒を撃ち込むも、全て童磨には通用しませんでした。

童磨の血鬼術は冷気を操る術。空気を凍てつかせ、肺や目にダメージを与えるこの血鬼術は「呼吸」によって自身の力を増幅する鬼殺隊の剣士にとっては天敵のような存在です。瀕死のしのぶは一縷の可能性に賭け、高速の歩法「蟲の呼吸・蜈蚣の舞い“百足蛇腹”」によって鬼の急所である頸に毒を撃ち込みます。

自分の命すら計算に入れた恐るべき罠

届かなかった最期の技、だけど届いたものがある

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童磨の体ごと天井まで突き上げたしのぶの最後の技は、童磨を絶命させるには至りませんでした。童磨は「全部無駄だというのに、やり抜く愚かさが人間の素晴らしさ」だと言い放ち、しのぶを抱きしめます。しのぶの継子である栗花落カナヲが部屋に飛び込んできた時、しのぶは全身の骨を砕かれ、その上童磨に吸収されている最中でした。

しのぶを姉のように思っていたカナヲは、怒りの声を挙げながら童磨と戦います。毒を使わなければ鬼を倒せないしのぶよりも、剣術の腕前自体ではカナヲの方が上でした。更に怒りを押し殺しながら童磨を挑発し、気を引きながら戦いますが童磨相手には敵わずに刀を奪われ、絶対絶命という時に天井から同期の鬼殺隊剣士、嘴平伊之助が乱入してきます。

童磨が母親の仇だということがその後の会話で判明し、カナヲ同様に怒りを燃やしながら戦おうとする伊之助でしたが、童磨は時間がないことを理由に血鬼術で作り出した「結晶ノ御子」に任せて部屋を去ろうとします。ところがその寸前、突如童磨の体が何故か崩れ始めました。

妹の栗花落カナヲに託した執念

死んでも仇を討つという覚悟の証

しのぶは姉の仇を絶対に倒すべく、予め自分の命を代償とした罠を張っていました。それは鬼にとって猛毒である「藤の花」から作り上げた毒を1年間服用し続け、自分の体そのものを毒薬として鬼に食べられることによって、刀での攻撃とは比較にならない量の毒を盛ることでした。

その量は実にしのぶの全体重分である37㎏。これは致死量の70倍に相当する量です。童磨もどうにかしてこの毒を解毒するべく、時間を稼ごうと巨大な氷の仏像を作る血鬼術「霧氷・睡蓮菩薩」を放ちますが、毒のせいで技が上手く扱えず、カナヲに接近を許してしまいます。

カナヲは元々しのぶからこの作戦を伝えられていました。カナヲが逃げだしたくなるような恐怖と、身体を燃やす激しい怒りを押し殺してまで、到底勝ち目のない童磨相手に決死の戦いを挑み、挑発を繰り返していたのは全て毒が回るまでの時間稼ぎだったのです。

死闘の終着!因縁の相手童磨の最期

無感動な鬼が最後に覚えた感動

カナヲは相手の技が甘い事を見切り、自身の目に失明のリスクを負うほど極度の活性化をかけることで、超人的な動体視力を得る技「花の呼吸・終ノ型“彼岸朱眼”」で童磨の血鬼術を掻い潜って頸に刀を食い込ませます。カナヲはそこで凍り付いてしまいますが、伊之助が投げつけた刀によってついに童磨の頸を落としました

童磨は自分の死が止められないことを知ると、「結局自分にとっては人の感情というものは他人事でしかなかった」と無感動に己の死を受け入れていきました。死の最中、童磨は黄泉路とも言うべき場所でしのぶと再会します。

生き残ったカナヲ達への想いを語りながら「これで安心して成仏できる」と告げるしのぶに対し、童磨は自身の感情が生まれて初めて興奮していることを自覚しました。興奮冷めやらぬまま「俺と一緒に地獄へ行かない?」と誘う童磨に、しのぶは笑顔のまま「とっととくたばれ糞野郎」と言い放ち、ここに胡蝶姉妹の因縁が幕を下ろしたのでした。

笑顔の裏に激情を秘めた隊士・胡蝶しのぶ

常に笑顔を浮かべる裏で激しい怒りの炎を燃やしていた復讐者、胡蝶しのぶ。連載当時鎹烏と呼ばれる鬼殺隊の連絡役がしのぶの死亡を告げた時、読者の間では「まだギリギリ生存しているのでは?」と推測されたりしていましたが、上述の展開から死亡が確認されました。

物語も佳境に入っている中、しのぶだけでなく他の隊士達が文字通り命を懸けて繋いでいったバトンが、今も戦っている炭治郎達にどういった形で受け継がれるのか目が離せません。

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