【炎炎ノ消防隊】あらすじ・エピソードまとめ【ネタバレあり】

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『炎炎ノ消防隊』は、原因不明の人体発火から生まれた焔ビトを巡って、世界の真相に迫るストーリー。特殊消防官と、世界を再生するために現れた伝導者が複雑に絡み合うからこそ、謎もどんどん深まります。そんな『炎炎ノ消防隊』をネタバレであらすじやエピソードを紹介します。

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【炎炎ノ消防隊】作者・大久保篤の経歴

 

炎炎ノ消防隊(21) (講談社コミックス)

『炎炎ノ消防隊』の作者は、大久保篤。綾峰欄人の元アシスタントで、2001年に第3回エニックス21世紀マンガ大賞を受賞すると、『月刊少年ガンガン』の読み切り作品『一善の骨』で本格的に漫画家デビューすることになります。

その後、人気作『ソウルイーター』を2004年から2013年まで連載したのち、2015年から『週間少年マガジン』にて『炎炎ノ消防隊』の連載がスタート!

【炎炎ノ消防隊】あらすじ

太陽暦佰九拾八年の東京皇国では、焔ビトと呼ばれる原因不明の人体発火現象の脅威で混乱の渦に巻き込まれていました。そして、人間だった頃の意識を持たず破壊を繰り返す焔ビトを鎮魂するため、特殊消防隊が設けられることになったのです。

主人公である森羅日下部は、12年前に焔ビトが原因で母親と弟を失いますが、とある消防官に助けられたことで自らも消防官になることを決意します。

森羅は、「第3世代」と呼ばれる炎の能力者で足から炎を生み出すことができますが、それが原因で迫害を受け「悪魔の子」という勝手なあだ名を付けられていました。しかし、森羅は夢を諦めず消防官の訓練校を卒業した後、第8消防隊へと所属することになり、そこから12年前の出来事の真相や焔ビトとは何かを知ることに。

世界の真実に迫るため、伝導者一派と消防官、聖陽教、灰島重工が複雑に絡み合い、真相にたどり着こうとします

【炎炎ノ消防隊】エピソードまとめ※ネタバレ注意

『炎炎ノ消防隊』をエピソードごとにまとめ、詳しく紹介していきます。ここからはネタバレが多く含まれますので、ご注意ください。

第8消防隊へ森羅入隊!

炎炎ノ消防隊(1) (週刊少年マガジンコミックス)

森羅日下部は、訓練校を卒業して第8消防隊へと派遣されることになります。初出勤の時に乗り込んだ電車の中に突如焔ビトが現れ、そこへ第8消防隊が駆けつけ鎮魂することに。

鎮魂はすぐに終わりましたが、その際にシスターのアイリスの頭上に障害物が落下し、それを見た森羅が助けます。そこで、森羅と第8消防隊の初顔合わせとなり、森羅の入隊を大隊長の桜備、副隊長の火縄、特殊消防官の尾瀬が迎え入れました。

第8消防隊へアーサー入隊!

炎炎ノ消防隊(2) (週刊少年マガジンコミックス)

森羅が入隊してすぐに訓練校が同じだったアーサーも入隊します。アーサーは、自らを騎士だと信じて、第3能力者の力を使いプラズマの剣を振るう超がつくほどの天然です

迎え入れた尾瀬や火縄は、そんなアーサーの天然に戸惑うものの、所属人数の少ない第8消防隊にとってありがたい存在とも思っていました。そこから第8消防隊は、無能力者の桜備、第2世代の能力者の火縄と尾瀬、第3世代の能力者の森羅とアーサー、シスターのアイリスで活動することになります

第5消防隊との戦い

炎炎ノ消防隊(8) (週刊少年マガジンコミックス)

元消防官が裁判所で裁かれている最中に焔ビト化し、暴走します。そしてそのまま町へと飛び出し一般市民に危害を加えようとするところを森羅が止めに入りました。

そのまま鎮魂しようとするのですが、第5消防隊が割って入り焔ビトを生かしたまま連れて帰ります。第5消防隊の大隊長はプリンセス火華で、アイリスと同じ修道院の出身者でした。

昔のプリンセス火華とは全く別人になってしまった姿を見たアイリスは、第5消防隊へと話をしに向かいます。そして、アイリスがいないことに気づいた森羅たちは、第5消防隊へと乗り込むことに。

第5消防隊員は、荒々しく入り込んだ第8消防隊を阻むために戦うことになります。しかし、第5消防隊と第8消防隊には圧倒的な実力差があり、第5消防隊は、火縄、尾瀬、アーサーの前に手も足も出ずあっさりと敗北しました。

プリンセス火華は、森羅と一対一での交戦をすることになります。熱失神と炎の花びらの能力で森羅を追い詰めるものの、森羅は何度も立ち上がり絶対に諦めません。

結局、森羅が力技で最後まで押し切り、見事プリンセス火華に勝利。そして、この戦いをきっかけにプリンセス火華が森羅のことを好きになってしまい、第5消防隊と第8消防隊は協力関係となりました。

第1消防隊へ潜入捜査

炎炎ノ消防隊(14) (週刊少年マガジンコミックス)

森羅とアーサーは、第1消防隊へと研修という名目で潜入することになります。それは、バーンズの怪しい部分を探ることが目的でしたが、事態は予想外の展開に。

中隊長である烈火星宮が伝導者一派の人間で、子どもを誘拐して焔ビト化させていたのです。これには同期のカリムやフォイェンも騙されていて、全く知りませんでした。

そして、星宮の後輩の環は、星宮の正体を知ったことで殺されかけますが、助けに入った森羅が星宮を叩き潰すことで最悪の事態を避けることになります。

第8消防隊が出来た理由

炎炎ノ消防隊(6) (講談社コミックス)

第8消防隊は、大隊長の秋樽桜備がゼロから作り上げた消防隊でした。そのきっかけとなったのは、桜備が一般の消防官時代に焔ビトの事件に関わった時、特殊消防隊の傍若無人な振る舞いに苛立ちを覚えたとでした。

焔ビトのことを人として扱わず、焔ビトの家族のことを気遣う様も見られない…そんな姿を目の当たりにした秋樽桜備が、焔ビトを含め、関わるすべての人間に安らぎを与えられる消防隊を作ろうと決意します。

そして、軍人だった火縄をスカウトすると、火縄の部下だった尾瀬も同時に入隊することになり、第8消防隊の土台が出来上がりました。

第7消防隊との出会いと交流

炎炎ノ消防隊(16) (講談社コミックス)

第7消防隊へと訪れることになった第8消防隊のメンバーでしたが、そこは町並みや町民の人柄など全ての環境が今までとは違いました。第7消防隊の副隊長の紺炉が迎えてくれるものの、大隊長である新門紅丸は警戒心を緩めません。

よそ者は信用ならないという警戒心があったようですが、徐々に打ち解けていく第7消防隊と第8消防隊。同時に伝導者一派が浅草に入り込むと、第8消防隊も協力することになりました。

そして、紅丸は鬼化した焔ビトと戦うことになり、上空へと高く突き上げると、最大の必殺技「紅月」を繰り出し、伝導者一派の猛攻を退けます

第8消防隊も紅丸に認められ、これからも良き関係を持ちつつの付き合いをするようになったのです。

鍛冶屋ヴァルカンの元へ

炎炎ノ消防隊(9) (週刊少年マガジンコミックス)

第8消防隊は、技術職人として一流として有名なヴァルカンを引き抜くため、森羅とアーサーとアイリスをヴァルカンの元へと送りこむのですが、ヴァルカンは森羅たちを全く相手にしようとしません。

その時、伝導者一派はヴァルカンが所有しているであろう天照のキーを手に入れるため、家の周辺に集まり完全な包囲網を作っていました。森羅は、ヴァルカン家の側の森の中を散策していると、Dr.ジョヴァンニと遭遇します。

Dr.ジョヴァンニが機械化した体で攻撃を連発したことで、森羅はしばらく戦線離脱となりました。同じ頃にヴァルカン家の前には、伝導者一派のフレイルが現れます。

アーサーがフレイルを相手に粘る中、ヴァルカン家の中ではアイリスが警戒していましたが、ヴァルカンの家族同然の存在だったリサが裏切り予想外の展開に。

Dr.ジョヴァンニは、天照のキーを見つけ出すと、その場にいた全員を殺そうとします。しかし、プリンセス火華が急遽加勢したことで戦況は大きく変わり、伝導者一派を切り崩すきっかけになりました。

戦場に戻ることができた森羅はヴァルカンを救出すると、そのままリヒトの運転する車に乗り込み逃走します。

森羅とアーサーの修行

森羅とアーサーは、新門紅丸のいる第7消防隊を再度訪れることに。きっかけはリヒトの助言でしたが、新米のふたりにとって経験豊富な紅丸は、力を試すのに相応しい相手でもありました。

そしてすぐに修行が始まるのですが、紅丸はアーサーと森羅の弱点を一瞬で見抜きます。ふたりが常に緊張感を持っていないこと、森羅が自分の炎を上手く制御できていないこと、アーサーの剣さばきが単調だということ

紅丸に言われたことを僅かな時間でふたりは克服していくことになります。そして、森羅は炎を一点に集約することで以前よりも爆発的な瞬発力を手に入れ、アーサーは武士道を学ぶことで剣の技の幅が広がりました。

紅丸は、そんなふたりを見て及第点を出すと、ここで満足しないで更に技に磨きを掛けるように助言します。

地下での戦い

地下に潜った第8消防隊は、すぐに伝導者一派の襲撃に会うことになります。霧で周囲を覆われることで第8消防隊はバラバラになると、環とアイリス、桜備とヴァルカンがペアになり、火縄とアーサーが単身での行動になりました。

環とアイリスは、伝導者一派のアサルトと対決することになり、環のラッキースケベられが発動してしまったことで、あっさりと勝つことができます

そして、火縄はアローと対決することになり、距離を取っての打ち合い勝負に。何発も弓矢と銃弾が行き来しましたが、最後は火縄の放った銃弾がアローの速度を上回り大爆発を起こして勝利します

最後は、桜備とヴァルカンの元へリサとDr.ジョヴァンニが現れ交戦すると、能力者対無能力者の戦いが開戦。桜備とヴァルカンは消火技術も用いてふたりの能力を封じていきます。そして、Dr.ジョヴァンニ心を縛られていたリサの開放にも成功し、勝利となりました

象と森羅の兄弟の絆

炎炎ノ消防隊(12) (講談社コミックス)

地下で12年ぶりに弟の象と対面した森羅は、すぐに自らが象の兄だということを悟りますが、象は森羅のことを兄だとは認めていません。

そして、伝導者一派と消防官という立場で戦いが始まります。象はアドラバーストを使い、時に干渉して止めた時を動くことができました。そのために、森羅は無防備な状態で何度も攻撃を受けることになります。

一方的に攻撃され、ボロボロになっていく森羅ですが、自分にできることは速く動き続けることだけでした。森羅の加速は、どんどん速くなり、遂に時の壁を超えてしまうほどの加速力を生み出す事に成功します。

そのため、象が時間を止めた世界へと入りこみ、瞬きしただけで戦況が一気に変わるほどの高速バトルが展開されます。

ほぼ互角の攻防でしたが、森羅が象の持っている剣に突っ込んでしまい、そのまま胸を突き刺され動くことができなくなります。その時、森羅の仲間が駆けつけ、象たち伝導者一派は撤退という形を取りました。

第4消防隊への訪問

象との戦いで負傷をした森羅は、第6消防隊へと救急搬送されます。治療を得意とする第6消防隊のおかげで、森羅は完全回復しました

その後森羅は、第1消防隊大隊長であるレオナルド・バーンズから12年前の真相を聞かされます。母親が鬼化した焔ビトになったこと、そして象が連れ去られたことを知り、森羅はかなりショックを受けました。

そこから、焔ビトを元の人間に戻す方法がないのか?と考えついた結果、第4消防隊を訪れることになります。大隊長の蒼一郎アーグが待っていて、第4消防隊を散策しながら雑談を交わしている中、伝導者一派のハウメアが遠隔操作で森羅を強制的にアドラリンクさせたことがきっかけで、森羅の暴走が始まってしまいました

森羅は、理性を失い獣のようにアーグに襲いかかると、殺す勢いで攻撃を繰り返します。アーグはその全ての攻撃を受けきり、反撃に転じますが、生半可な攻撃では森羅を正気に戻すことはできません

そこへライバルのアーサーが駆けつけると、ふざけた素振りは一切見せず、真剣勝負で森羅と戦います。アーサーは、何度も森羅へと語りかけながら攻撃を続け、その声のおかげで森羅は正気を取り戻すことになりました。

伝導者一派へ新たなる者の覚醒と戦い

因果春日谷は、仲間と一緒に火事になった家の金品を奪うという火事場泥棒をしていました。因果には特別な能力があり、火事が起こる場所を事前に特定できたので、目星をつけて行動していたのです。

そんな活動を繰り返していると、伝導者一派のカロンとハウメアが現れます。因果がアドラバーストの持ち主であることを確信し、仲間に引き入れようとしたのです。

因果は、得体の知れない伝導者一派のことを危険だと認識しながらも、どこか自分が危険を求めていることも抑えられませんでした。結局、安全な人生よりも危険な人生の方が面白いと考え、伝導者一派へ付いていきます

中華半島上陸

過去の大災害について調査するため、中華半島へと森羅たちは上陸すると、そこには天照によく似た御神体と呼ばれる建造物がありました。そして、御神体は森を守ってくれていると動物たちは信じていました。

しかし、その御神体を狙うかのようにたくさんの焔ビトも徘徊していたので、森羅たちは動物たちのために動きます。焔ビトの総括であるテンペは、破壊力も防御力も他の焔ビトとは比較になりません。

森羅の攻撃だけでは、鎮魂させることもできなかったので、森羅は御神体を作った女性にアドラリンクすると協力を仰ぎます。そして加護の力をプラスさせることで、森羅はテンペの排除をすることに成功しました

聖陽教へ殴り込み

炎炎ノ消防隊(15) (講談社コミックス)

新門紅丸に「聖陽教のことを知りたくないか?」と持ちかけるジョーカー。そして、それを知るためには、カチコミをするしかないとも告げました。さすがの紅丸も、そんな無茶な提案は断る…かと思いきや、面白そう!と、ジョーカーに言われるままについていきます。

そして、聖陽教に真っ向から突っ込んでいくのですが、当然のように護衛の人間が襲いかかってきました。紅丸もジョーカーもあっという間に片付けると、地下へと足を進めます。

そこには、ジョーカーの古巣である暗部組織が存在していて、ジョーカーは過去の因縁もひっくるめて全てぶっ壊すつもりでした。その時暗部組織の隊長が現れると、ジョーカーに襲いかかります。

ジョーカーは、過去に一度も隊長に勝つことは無かったのですが、ジョーカーも暗部組織を抜けてから数年経っていたので、腕を上げていました。そのため、最終的に隊長の力を上回り、切り刻んで隊長に勝つことになります。そして、ジョーカーとその場に後から現れたバーンズの口から聖陽教について語られました。

天照を作ったことにより発生した大量の焔ビトのこと、鬼化した焔ビトによってアドラリンクしてジョーカーもバーンズも片目を失ったこと。焔ビトもアドラリンクも全ては天照にあることを話しました。そして、天照を作ったの灰島重工に乗り込むことに。

灰島重工へ乗り込む

炎炎ノ消防隊(17) (講談社コミックス)

リヒトは、自らが灰島重工のスパイだったことを第8消防隊全員の前で語ります。しかし「そんなことだと思った」と、その場にいた全員はさほど驚きませんでした。それから、森羅は自ら灰島重工へ乗り込むことを決意します。

乗り込んだ先には、烈火星宮によって強制的にアドラバーストの持ち主にされたナタクがいて、実験と称して研究職員の黒野が何度も戦いの相手をしていました。

黒野は右腕が炭化しているのですが、そこから黒煙を出して固めて武器にしたり、相手に吸わせて内部から破壊したりという能力を持っています。そのため、アドラバーストを持っているとはいえ、ナタクに勝ち目などなく、敗北の連続です。

炎炎ノ消防隊(18) (講談社コミックス)

アドラバーストの持ち主であるナタクを伝導者一派も狙っており、灰島重工にカロンとハウメア、インカ、リツが現れます。そこからナタクを守るため、森羅、カロン、黒野が動きました。

そしてリツが生み出した巨大な焔ビトの塊がナタクを取り込むと、ナタクの様子がおかしくなります。過去のトラウマが爆発して、秘めた力を開放することに繋がり、全てを破壊することしか考えられない状況に。

その姿を見たカロン、森羅、黒野は一時休戦し、ナタクを正気に戻して保護することを最優先としました。そして、ナタクの最大の攻撃をカロンが反射の能力で弾きとばし、黒野が黒煙の剣で巨大焔ビトを切り刻んでナタクを開放します。

そこから黒野がナタクを捕まえると、ナタクの心の闇の部分を受け入れて、過去に囚われなくても良いことを教えました。伝導者一派は、この戦闘で力を使い果たし、一時撤退します

 

この先も【炎炎ノ消防隊】から目が離せない!

『炎炎ノ消防隊』のあらすじ・エピソードを紹介しましたが、これから先もまだまだ続いていきます。アドラリンクに登場する女性は誰なのか?焔ビトは人間に戻ることができるのか?アドラバーストの持つ主が全員揃うことで何が起きるのか?たくさんの謎があります。

そして、全ての謎が解明されていくことで、『炎炎ノ消防隊』の世界というものが、どのようなエンディングを迎えるのか見えてくるはずです。アニメ原作も楽しみですね!

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