【ポケモン剣盾】ドラパルトのおすすめ育成論を紹介!効率的な育て方とは?

ポケットモンスターシリーズの最新作、ソードバージョンとシールドバージョンが発売されて、インターネットでの通信対戦も盛り上がりを見せています。今回は、対戦環境で特に人気の高いポケモン・ドラパルトの特徴や育成論を紹介します。

ドラパルトとは?

剣盾で初登場したドラゴンポケモン

ドラパルトは、第8世代ことポケットモンスターソード・シールドにて新登場したポケモンです。タイプはドラゴンゴーストの複合タイプとなっていて、今作では過去作から続投しているポケモンの種類が制限されているため、この複合タイプを持つのは現在ドラパルトのみです。

出現するのはワイルドエリア。進化元であるドラメシヤドロンチげきりんの湖で捕獲するか、うららか草原や、キバ湖の瞳マックスレイドバトルで捕獲する等の入手方法があります。

その優秀な種族値や、覚える技の幅広さから多くのプレイヤーが採用するポケモンであり、現通信対戦環境のトップメタの一角となっています。マジカル交換にて、孵化余りの個体が流れてくることもそう珍しくはないでしょう。

ドラパルトの種族値

トップクラスの素早さを持つ超高速アタッカー

ドラパルトの種族値はH88/A120/B75/C100/D75/S142です。いわゆる合計種族値600族の1体で、全ての能力が高い水準となっています。特にSの値が142と非常に高く、今作登場のポケモンでドラパルトより早いポケモンは「テッカニン」と「アギルダー」の2体のみです。

また、攻撃面を見てみるとA120/C100と、物理アタッカーと特殊アタッカーの両方をこなせる数値であり、覚える技も有用なものを多く覚えます。中でも「とんぼがえり」は苦手な相手から逃げたり、「りゅうせいぐん」の撃ち逃げを手助けする等、ドラパルトの高い素早さを十全に生かせる技です。

とはいえ、他の600族のポケモンと比較すると耐久力は低く設定されており、後出しで攻撃を受けるという立ち回りは苦手な様子。更にタイプ一致技で抜群を取れる相手も多くはないので、持ち物や立ち回りでの補佐が必要となります。

ドラパルトの特性

3つの有用な特性を持つ

ドラパルトは2つの通常特性と1つの夢特性を持ち、それぞれ「クリアボディ」「すりぬけ」「のろわれボディ」となります。

クリアボディは相手に能力を下げられることがなくなり、「いかく」やダイマックス技での攻撃能力下降に悩まされることが多い物理アタッカー向けの特性です。すりぬけの方は、特殊型で対策しにくい「みがわり」を無効化できる利点があります。

のろわれボディは壁貼り型や、鬼火たたりめ型等で採用される場合があります。しかし、今作ではダイマックスするとかなしばりが一時的にではありますが無効化されてしまうため、他の2つの特性に比べて採用例は少ない状態です。

ドラパルトの育成論

ここからは実戦的なドラパルトの型を説明していきます。ドラパルトは出来ることが多く、様々な役割を持たせることができます。どんな型でドラパルトを使いたいのか、育成論を参考にしながら考えてみましょう。

物理アタッカー型

ドラパルトの高い素早さと専用物理技である「ドラゴンアロー」を活かす型です。努力値はAS252、余りはHに4振っていいでしょう。性格はようき推奨です。一応むじゃき等のBかDに下降補正のかかる性格で特殊技の火力を落とさないようにもできますが、そちらは両刀型の項目にて説明します。

技は2回攻撃によりタスキを事実上無効化する「ドラゴンアロー」、ゴーストタイプの一致高火力技「ゴーストダイブ」まではほぼ確定枠です。残る枠としては「はがねのつばさ」「ふいうち」「とんぼがえり」等から選択になります。補助技を入れたいのなら「りゅうのまい」「みがわり」「でんじは」等が考慮に入るでしょう。

持ち物枠は火力アップとして定番の「いのちのたま」、相手の耐久調整を狂わせる「こだわりハチマキ」、ドラパルト対面に強く出れる「こだわりスカーフ」があります。アタッカーを強く意識するのなら、ドラパルトは火力が少し控えめなので火力アップアイテムを持たせたいところです。

特殊アタッカー型

ドラパルトはAの値がCよりも20大きく、専用技も物理であることから物理アタッカーとしての採用が多いですが、特殊型も優秀です。こちらの型では「だいもんじ」もしくは「かえんほうしゃ」を採用することで、はがねタイプに対して明確な打点が持てる強みがあります。

技構成としては定番の「りゅうせいぐん」「シャドーボール」までは確定。ほのお技枠として「だいもんじ」か「かえんほうしゃ」の選択になります。命中率の気になる方はかえんほうしゃにした方がいいでしょう。残りは「10まんボルト」「ハイドロポンプ」「なみのり」等から選択になりますが、Aに下降補正が入っていたとしても「とんぼがえり」は選択肢に入ります。

性格はおくびょう推奨。努力値はCS252H4が基本です。持ち物に関しては物理型と大きく変わりませんが、とんぼがえりの威力が上がらず、りゅうせいぐんからのとんぼがえりができなくなってしまうので、「こだわりメガネ」はとんぼがえりを採用していると、少し使いにくく感じるかもしれません。

両刀アタッカー型

こちらは性格をむじゃき、もしくはせっかちにすることで、物理と特殊の両方の火力を保つタイプです。ただし、純アタッカー型よりも若干耐久力は下がりますので、より慎重な立ち回りが求められます。

努力値はS252を固定に、AとCには自身の構築単位での仮想敵を考えて努力値を割きます。ちなみに、ドラパルトは前述の通り環境に非常に多く、ドラパルトミラーで先手を取れないのは非常に危険なので、明確な理由がなければ性格・努力値を合わせての最速が基本となります。

技構成はここまで物理・特殊型で紹介してきた技の中から選択となります。この場合、努力値振りによっては極振りでは倒せていた、という相手が倒せなくなったりしますので、仮想敵をしっかりと見定めていきましょう。主にギャラドスナットレイ等、環境に多い4倍弱点を持つポケモンを特殊技で狙うのが定石です。

ダイマックスエース型

今作で登場した新バトルシステム「ダイマックス」を活かして戦う型です。ダイマックスするとダイマックスレベルに応じてHPが上昇し、最大で2倍になるため、「じゃくてんほけん」との相性が良好です。

ひこうタイプの技が変化し、自身の素早さを1段階上昇させる「ダイジェット」、はがね技からの変化で、防御が1段階上昇する「ダイスチル」が特に強力で、上手くじゃくてんほけんの発動と合わせれば火力・防御・素早さを上昇させ、圧倒的な抜きエースとしての性能を発揮します。

基本的には物理型と同じ性格と努力値振りです。技は確定枠のゴースト・ドラゴン技に加えて、上記のダイマックス技を発動するための「はがねのつばさ」「そらをとぶ」でほぼ固定となります。

鬼火たたりめ型

この型は「高い素早さから先手でおにびを撒く」ということに主眼を置いており、ドラパルトを倒しに来た物理アタッカーに対して強く出ることができます。また、相手をやけど状態にするため、「たたりめ」の効果を活かした特殊アタッカーになることも可能となります。

性格は物理技を受けられるようにずぶといがいいでしょう。Aに下降補正をかけるのは、物理型対策で増えてきた「イカサマ」用です。この場合のSの努力値は最速ではなく最低限Sに割り振って、残りを耐久に回します。性格無補正でもSに28割り振れば、最速のサザンドラを抜くことができます。

この型では「みがわり」を採用するため、HPの実数値が4n+1になるように努力値を振るとみがわりを4回使用してHPが1だけ残り、16n+1になるように振ると「たべのこし」を持たせた時の回復効率が良くなります。

壁貼り型

リフレクター」と「ひかりのかべ」を覚えることも、ドラパルトの長所の1つです。先手で壁を貼って、後続の抜きエースに有利な状況を整える、という役割を持つ型がこの壁貼り型となります。

ゴーストタイプを有していることで、貼った壁を「かわらわり」で破壊されにくいですが、「サイコファング」というエスパータイプの壁破壊技もあるので注意は必要です。壁貼り役と言えば持ち物は普通「ひかりのねんど」ですが、後続に負担をかけにくい交代用アイテム、「だっしゅつパック」「だっしゅつボタン」も候補に入ります。

この型の場合、先手での壁貼りが前提のため、素早さは最速になるように育成します。残りの努力値は、壁込みで仮想敵からの弱点技を受けられるようにHに振り、余りをCに振ることになります。Aに振らないのは、鬼火たたりめ型と同じく「イカサマ」対策です。

ドラパルトと相性のいいポケモン

通信対戦の構築を考えるのは、ポケモンの醍醐味の一つです。使いたいポケモンが決まったら、他にどのポケモンを採用すればパーティを盤石なものにできるのか。ドラパルトと相性のいいポケモン達を見ていきます。

ドリュウズ

はがね・じめんタイプのポケモンで、ドラパルトの弱点であるドラゴン・フェアリータイプの技を半減で受けることができます。また、はがねタイプなのでドラゴンの天敵であるフェアリーに強く出ることができますが、耐久力自体はそれほど高いわけではないので、受け出しの場合は注意が必要です。

バンギラス

600族の1体、いわ・あくの複合タイプを持つポケモンです。かくとう4倍という弱点を持ちますが、ドラパルトはゴーストなのでかくとう技を無効化することが可能で、ドラパルトが弱点のあく技は半減で受けられます。

しかし、両方ともフェアリー弱点が共通しているので、3体目の選出で上手く補完するようにしましょう。

ドラパルトの苦手とするポケモン

では相手のドラパルトにはどう対処するべきなのか。ドラパルトは上記の様に取れる戦術が非常に多く、全ての型を1体で対策することはほぼ不可能です。よって今回は、対面から比較的有利の取れるポケモンを紹介します。

ミミッキュ

フェアリー・ゴーストタイプのドラパルトと同じく環境トップメタです。非常に強力な特性「ばけのかわ」での行動保証、2回攻撃のドラゴンアローを無効化するフェアリータイプと、ドラパルトに対して有利な要素を多く持ちます。

もちろん同時に使っても強いポケモンですが、ゴーストタイプという一貫性をお忘れなく。

キリキザン

はがね・あくタイプにより、ドラパルトのタイプ一致技を両方半減で受けられます。また、強力な先制技である「ふいうち」をタイプ一致で使えることにより、ドラパルトに安易な攻撃選択を許しません。

オーロンゲ

フェアリー・あくの複合タイプにより、ドラゴン無効・ゴースト半減で受けることができ、素早さは遅めですがキリキザン同様「ふいうち」で縛ることができます。また、特性の「いたずらごころ」が強力で、ドラパルトを引かせた後に壁貼り役をこなしたりすることが可能です。

現環境のトップメタ・ドラパルト

初登場後、その驚異的な性能からランクマッチのトップメタに躍り出たドラパルト。恵まれた種族値から繰り出される幅広い戦術で、対戦相手を翻弄し、こちらに敗北を叩きつけてきます。

どのような型で使うのか、使わずに対策を重くするのか、相手がこちらの型を見誤るような型で楽しむのか。育成を考えるのが非常に面白いポケモンです。