【怪物事変】蓼丸織(シキ)の過去と正体に迫るネタバレ考察まとめ

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漫画家・藍本松先生の「怪物事変」は、人間と屍鬼の間に生まれた半妖・夏羽を中心に描かれたオカルトファンタジーマンガ。蓼丸織は、人間と蜘蛛の怪物との間に生まれた半妖の子。織の能力から過去にまつわるエピソードまで紹介していきます。

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「怪物事変」とは?

怪物事変 4 (ジャンプコミックス)

集英社「ジャンプSQ.(スクエア)」で2017年から連載中の「怪物事変(けものじへん)」は、漫画家・藍本松(あいもと しょう)先生のオカルトファンタジーマンガ。2020年1月時点で第9巻まで刊行され、最新巻の第10巻は、2020年3月に発売が予定されています。

また、2019年12月21日に幕張メッセで開催された「ジャンプフェスタ2020」で、「怪物事変」のアニメ化が発表されました。2020年1月時点では、アニメ「怪物事変」の放送日やキャストなどの詳細は未発表となっていますが、公式からの続報を待ちましょう。

「怪物事変」は、人間と血を持たない鬼・屍鬼(クーラー)の間に生まれた半妖の子・日下夏羽(くさか かばね)が、怪物専門の仕事を請け負う怪物屋「隠神探偵事務所」所長・隠神鼓八千(いぬがみ こはち)の力を借り、行方不明になった両親の手がかりを探していきます。

この記事でご紹介する「シキ」こと蓼丸織は、怪物専門の怪物屋「隠神探偵事務所」の従業員で、人間と蜘蛛の妖怪との間に生まれた半妖の子。織は、母親・蓼丸組(たでまる くみ)と生き別れたつらい過去を背負っていました。

【怪物事変】蓼丸織(シキ)のプロフィール

蓼丸織(たでまる しき)は、人間の父親と蜘蛛(あらくね)の怪物である母親・蓼丸組(たでまる くみ)との間に生まれた半妖の子。自身の汗やツバなどの体液を、蜘蛛のような糸「擬態糸(ステルスいと)」にして操る能力を持っています。

あだ名は「シキ」で、群馬県錦糸郷出身。11月10日生まれの14歳で、身長163cm、体重48kg。両親とはとある理由で幼い頃に生き別れており、叔父・蓼丸昭夫(たでまる あきお)育てられました。ちなみに、物語の最中に登場する蓼丸綾(たでまる あや)は、シキの妹です。

【怪物事変】蓼丸織(シキ)のCVを担当する声優さんは?

2019年12月21日に幕張メッセで開催された「ジャンプフェスタ2020」にて、「怪物事変」のアニメ化が発表されました!しかし現時点では、放送日やアニメの制作会社、声優(キャスト)の詳細は明らかになっていません。

シキは、いわゆるツンデレで感情的な性格ですが、母親・蓼丸組や、異父兄妹の蓼丸綾を大事に思う優しい男の子。また、織はなんだかんだ人を放っておけないガキ大将的な要素も持っているので、生意気な少年らしさを表現してくれる声優さんがピッタリな気がします。

【怪物事変】蓼丸織(シキ)の本当の性格は?

基本的に強気ですが優しいシキの性格を一言で表すなら、やっぱりツンデレでしょう。夏羽と初めて会った時はライバル心をむき出しにして冷たい態度を取っていたシキですが、やがて夏羽のまっすぐさに感化され、今では素直に”仲間”だと認めています。

また、シキは行方不明になっていた織の母親・蓼丸組と、組と妖怪の間に生まれた義父兄妹の蓼丸綾をとても大事に思っています。物語が始まった当初は離れ離れになっていた家族3人でしたが、再会後は家族全員で仲良く暮らしている様子。

そして、体調の戻っていない母親の組と、家計を支えようと8歳という若さで怪物の「治し屋(医者)」を開業した妹の綾を心配して、シキはいつも口うるさく注意をしています。普段はつっけんどんな態度を取ってしまうシキですが、家族や友人のことをとても大切にしているんですね。

思春期真っ盛り!シキのツンデレがかわいすぎる

怪物事変 9 (ジャンプコミックス)

「怪物事変」第16話の「夏羽の長い一日」内で、夏羽は蓼丸一家と遭遇します。綾の彼氏(実際は綾の片思い)である夏羽を前にして緊張した組が「織も来て、お願い。お母さん緊張して…」と思わずシキの手を取ると、「手ェ繋ぐのやめろって言っただろ」と、恥ずかしそうに怒っていました。

その後、夏羽に「仕事現場が組の病院の近くだったから…」と、親子3人で一緒にいた理由を必死に言い訳するシキ。思春期の男の子らしくて、とてもかわいいエピソードですよね。

【怪物事変】蓼丸織(シキ)は隠神探偵事務所の従業員

蓼丸織は、半妖としての能力を活かして隠神探偵事務所の従業員として働いています。

同じく隠神探偵事務所で働く雪男子の晶(アキラ)は、勤務歴だけならシキの先輩に当たるのですが、バリバリ能力を使って働くタイプではなく、事務所内などの雑務担当。一方シキは、どちらかと言えば好戦的で男らしい性格なので、現場に出向いて実践的な仕事をこなすことが多いようです。

夏羽が入社した当時は反発心を抱いていたシキですが、夏羽を”仲間”だと認めると、衣食住から仕事まで面倒をみる世話焼きな一面も。世間知らずな夏羽にとって、シキはお兄ちゃん的存在なのかもしれません。

シキは意外と義理深い

怪物事変 5 (ジャンプコミックス)

もともと隠神探偵事務所に住み込みで働いていたシキですが、母親の蓼丸組と妹の蓼丸綾との再会をきっかけに、引っ越すことになりました。その後、「このままシキが辞めてしまうのでは…」というしんみりした空気に包まれますが、シキは再び隠神探偵事務所に姿を表します。

驚く一同に対し、シキは「言っただろ。借りは返すってさ。オマエが両親に会えるまで、怪物屋(ここ)は死んでもやめねーよ」と、夏羽に自分の家族を助けてもらった恩を返すと宣言。シキの義理深い性格がよくわかる名言ですね。

【怪物事変】蓼丸織(シキ)と夏羽の関係は?

怪物事変 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

「怪物事変」第1巻第3話「怪物屋」内で夏羽と初めて会った際、蓼丸織は、自分と同じ半妖の子だった夏羽に敵対心を抱いています。そして、13歳だという夏羽に「ひとつ年上。そこんとこわきまえろよな」と宣戦布告とも取れる発言を投げかけました。

さらにシキは、ご飯として出されたピザを食べない夏羽に「…おい、はじめに言っとくけどな…お前なんか気に入らねー!俺が半妖だからって、仲間意識とか持つんじゃねーぞ。仲良くするつもりねーから!」と、つっかかります。

しかし、夏羽がピザに手をつけなかった理由は、食べ方がわからなかったから。初めてみるピザをじっと見つめるばかりの夏羽に、シキは「仲良くしねーとは言ったがよ。俺も鬼じゃねー。食いもんくらい分けてやるよ。ほら、食えよ、ピザ」と、ピザをすすめます。

シキにとって夏羽は”放っておけない存在”

 

怪物事変 8 (ジャンプコミックス)

その後、初めてのピザに悪戦苦闘しながらも美味しそうに食べる夏羽に、思わずシキも笑顔になってしまいます。

途中でシキは「な…仲良くしないって決めてたの忘れてたぜ」と我に返っていましたが、シキの優しさはバッチリ読者に伝わったはず。その後、自身の能力を使って風呂釜のお湯を糸に変え、夏羽を試したシキですが、逆に夏羽の能力と根性を見せつけられる結果となり、徐々に距離が縮まっていきました。

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【怪物事変】蓼丸織(シキ)はミハイと仲良し⁉

怪物事変 7 (ジャンプコミックス)

ミハイは、怪物専門の怪物屋「隠神探偵事務所」の情報通信技術担当の吸血鬼。隠神探偵事務所内の一室で、ゲームをしながら暮らしています。ミハイの性格は自由奔放で掴めない天才で、シキと同じくややツンデレな一面も。

元々ミハイとは関わりがなかったシキですが、隠神鼓八千と夏羽が四国屋島に向かう時、同行を断って1人隠神探偵事務所に残ります。そして、シキは、オンラインゲームに夢中になっているミハイの元へ…。

大好きなオンラインゲームに熱中になっているミハイを前に、シキは「俺っ…強くなりてーんだよ!!!あんたは強いし…アタマもいいし、ウソかマジかわかんねーけど、経験豊富だしさあ、ガキに稽古つけるくらい朝メシ前だろ…足出まといに…なりたくねえ…!!…お願いします…!」と、自分に稽古をつけるように土下座をしながら頼みこんだのです。

シキの土下座にミハイが動いた

シキの土下座を見たミハイは、「…いいことを教えてやる。”未体験””ザクロの缶詰””惜しみない賞賛”そして…”土下座”。私の好きなものだ覚えておくがよい」と嬉しそうな笑顔でシキの頼みを承諾。

そして、織はミハイの言われるがまま歩行型VR装置を装着しました。死亡責任契約書まで交わし、ミハイの作ったという「ミハイクエスト」をプレイすることに。そしてシキは、「待ってろよ、夏羽…オマエの親は…俺が見つけてやるからな…!!」と決意しながら、ミハイクエストに挑戦します。

ミハイクエストのプレイ中、ゲーム内に現れたミハイから煽るような言動を受けると、シキは奮起していきます。シキが強さを身につけるには、シキと同じツンデレタイプのミハイがぴったりだったのかもしれません。

【怪物事変】蓼丸織(シキ)の能力がかっこいい!

蓼丸織は、汗やツバなどの体液を蜘蛛のような糸「擬態糸」に変化させることができます。また、蜘蛛の糸のように変化させるだけではなく、溶解・凝固などの応用も可能。そんなシキの能力が初めて明らかになったのは、「怪物事変」第1巻の第3話「怪物屋」。

初対面でライバル心を抱いた夏羽に、「俺の出せる糸は、ひとつやふたつじゃないんだな~これが!例えば熱いお湯で溶けて、ぬるま湯で固まる糸とかなぁ…」と、お風呂のお湯を固めて夏羽を拘束するシーンが印象的でした。

”透明人間”にだってなれるシキの能力

また、シキは細い糸を敵や味方に見られないように出すことも可能で、この細い糸は人間の体を運んでも耐えれる強度を持っています。

さらに、バグバイト電子の潜入調査では、大量の水を飲んで体液を蓄積し、その体液で自分の体を透明化させることにも成功。この技についてシキは、「ネットで擬態する虫の記事を見ててさ、俺の糸でもできないかなーと思ったんだよね」と語っています。

この他にも、溶解糸で橋を作ったり、相手の能力の出る場所を硬化糸で封じ込めたりと、シキの「擬態糸」はかなり万能な能力のようですね。

【怪物事変】蓼丸織(シキ)が忘れていた過去とは?【ネタバレ】

蓼丸織は、夏羽が隠神事務所にやって来た当初、「死んでるほうがマシだ。生きてるってことは、捨てられたってことだ。死んだことにしているほうがずっと…」と、親に対しての気持ちを吐露しています。

隠神事務所に来る前、シキは群馬県錦糸郷に叔父の蓼丸昭夫と住んでいました。錦糸郷は、クモを助けて金持ちになるという昔話「錦蜘蛛伝説」が伝わる場所。シキの父親は、錦糸郷「錦蜘蛛伝説」を調べるために行った森で、蜘蛛の怪物である組と出会い、恋に落ちます。

やがて組はシキを身ごもりますが、織の父親は織が生まれる前に、森で足を滑らせて転落死…。しかし、組は必死にシキを一人で産み育てていました。そんなある日、幼いシキがインフルエンザに罹り、組は蜘蛛である自分の不甲斐なさを痛感します。

幼き日のシキが目撃した衝撃的な光景

シキを人間として育てたいと強く思うようになった組。そんな姿を見た昭夫は、「シキのために蜘蛛の力を大金に変えよう」と提案し、蜘蛛の怪物である組と、他の怪物を交配させていきます。

「シキのため」と組を説得した昭夫の本当の目的は、失われた細胞をつなぎ合わせ、臓器までも織り出すことのできる「治癒する糸」を完成することでした。

そして、シキが5歳を迎えた頃、他の怪物と組が交配している現場を目撃…。シキにバレてしまったと知った昭夫は、組を死んだことにして、別のところへ隠したのでした。

その後、隠神事務所で働き出したシキは、隠神鼓八千の手引で錦糸郷に戻り、組の行方を捜索します。その過程で、シキは強いショックから無意識に封印していた記憶を思い出したのです。

シキは昭夫と対峙し、夏羽たちの手を借りながら組の奪還に成功。さらに、シキは「治癒する糸」の能力を持って生まれた義父兄妹・蓼丸綾の存在を同時に知ることになりました。

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「怪物事変」は、主人公の夏羽が圧倒的な強さを見せていますが、シキも自分の擬態糸の能力を鍛錬しています。これからも、夏羽をアシストするシキの活躍が楽しみですね!

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