アニメ【うちタマ?!】第9回は、『寝ちゃダメ』『3丁目クイズ』『ベーとブル~ふたりは仲良し~』の3本立て。この記事では、そんな【うちタマ?!】第10回のネタバレを含めた感想を綴ります。
目次
【うちタマ?!】第10話ネタバレ「寝ちゃダメ」
トラがタマのおうちに遊びにやってくると、タマが必死に目を見開いていました。どうしたのかと聞いてみると、寝ないようにがんばっているらしく、いつもタマが寝ている間に食べられてしまっている「ごちそう」を、今日こそは分けてもらおうというのです。いつも睡魔に負けてしまうタマですが、今回ばかりは「絶対寝ない!」と、かなりやる気モードです!
そんなタマを見て「おもしろそう」と思ったトラも一緒に付き合うことになり、寝ない方法をいろいろと考えていきます。試行錯誤の結果、タマの「まぶたを閉じなければ寝ない!」という言葉から、2人はまずひたすら目を開け続けることに。
しばらくの間、がんばっていた2人でしたが「辛くね?」のトラのひとことであっけなく終了。頭や目が、すっかり痛くなってしまった様子で、必死にマッサージをする姿がかわいかったです。
脳筋・クロが考える「寝ない方法」
「どうやらこの方法はあまりうまくいかない」ことに気づいた2人が新しい方法を考えていると、「ジョギング、町内10周するぞ」と意気込むクロがやってきました。
タマがクロに、「寝ないためのよい方法を知らないか」と尋ねると、「身体を動かしている間は寝ない!」という答えが返ってきます。それはよい方法だと、タマとトラもさっそく挑戦してみますが、最初はともかく、だんだんと疲れてきた様子。またしても「辛くね?」のトラのひとことで、この方法も断念してしまいます。
続いて、2人は、全力で動くのではなく、シッポだけ動かすことに。これは名案だと思ったものの、シッポをフリフリしているうちに、うつらうつらしてきてしまい、危うく寝てしまうところでした。慌てて、今度はしりとりをしてみますが、やはりウトウト。
「っていうか、ぬこってなんだよ…」
またまた危ない、と飛び起きますが、寝ぼけながらタマが言った「ぬこ」という単語に、トラが「っていうか、ぬこってなんだよ」とツッコミをいれるシーンが、またかわいいんですよね。
最終的に2人は、「寝ちゃうかもしれないから、最初からダイニングテーブルの上にいよう」という結論に。テーブルの上にゴロンと転がりながら、固いところは好きじゃないから全然眠くならない…なんて話をしていますが、そのうちに、ろれつが怪しくなり、まぶたもだんだんと落ちてきてしまいます。
最後に、トラが再び、「ぬこってなんだよ…」とタマにたずねますが、答えは途中で途切れてしまい、2人はそのまま折り重なって、気持ちよさそうに寝てしまうのでした。
するとそこに、たけし君がおやつのソフトクリームを持って登場します。2匹がテーブルの上で寝ているのを見て、起こしちゃかわいそうだからと、ベランダに座っておやつを食べ始めます。
2人の可愛い寝姿をみながら、「タマ達の寝顔を見ながら食べるおやつサイコー。1番のごちそうだな。」とつぶやくたけしくん。どうやらたけしくんが言っていた「ごちそう」は、タマたちのことだったようですね。
【うちタマ?!】第10話ネタバレ『3丁目クイズ』
「わんこ、にゃんこ、わんこ~」という掛け声とともに、どこかで見たことのある映像で始まったクイズ番組「クイズ!タマトゴン」!提供は3丁目後援会のようです。これまた、どこかで見たことのあるようなクイズ番組のセットの中で、猫耳のついた解答帽をかぶったタマと、司会者のゴンが向き合っています。
「ワイハに行きたいかー?」というゴンの問いかけに、ギャラリーの3丁目の仲間たちはノリノリ!今日は最終回で、3丁目代表、「眠れる迷い猫・岡本タマ」が、クイズに挑みます。意気込みを言うタマですが、緊張のせいか何を言っているのかよくわからず、「むっちゃ噛んでる!」と、ゴンのツッコミもきれっきれです。
見事10ポイントを獲得したあかつきには、「よくわかんないけど、なんか甘じょっぱいもの」が贈呈されるそうです。賞品の紹介は、「仁義なき犬猫」回で登場した、「大塚チョコ」と「渡部どらごん」が担当。どらごんは何か一生懸命食べていますが、最初にゴンの言っていたワイハ旅行はどこに行ってしまったのでしょう…。
ちなみに、ポイント獲得数を示す人形は、個性的なセーターを着た「ブル人形」です。
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「天はネコの上にネコを作らず」
さっそく「スマッシュチャンス!」というゴンのかけ声で、クイズが始まりますが、こちらもなんだか聞いたことのあるセリフですね。とにもかくにも第1問は、「ノラは1年中いつでもファー付きコートを着ていますが、それはなぜでしょう?」という問題。
3択問題で、解答は「A.オシャレ」「B.冷え性」「C.体毛」の中から選ぶ形です。そして、解答者はタマしかいないにも関わらず、なぜか早押し。タマは悩んだ結果、Bを選択しましたが、ゴンに「ファイナルアンサー?」と聞かれて迷い中。ライフラインをゴンに勧められ、「テレフォン」を使ってみることにしましたが、電話の相手は、まさかのノラ本人です。
タマはノラに、問題の答えを聞きますが、マイペースなノラは、「全ての物事に答えがあるとは限らない、天はネコの上にネコを作らず、ネコの舌のしまい忘れは単なるウッカリ」と、なにやらよくわからないことを話し始めます。
さすがノラですが、タマは「今はそういうことを話しているんじゃないんだけど!」と珍しくツッコミ役に回っています。結局何も有力な情報は聞きだせず、時間切れになってしまいました。ちなみに、控え室に待機させられていたであろう、ノラの前に置かれていた大量のネコ用おもちゃが、とても気になったのは私だけでしょうか?
絶望的な状態のタマですが、ここでゴンから有力な情報が与えられます。最終問題ということで、倍率ドン!「ゴールデンブルちゃん人形」で正解すれば、10ポイント進呈されるということで、「今までのポイントはいったいなんだったんだ」という、ありがちな展開になってきました。
タマ渾身の「ファイナルニャンサー!」
結局タマは「C」を選択し、「ファイナルニャンサー!」と叫びます。ところで、先ほどから、有名クイズ番組で聞いたことのあるセリフが、ちょいちょいでてきますね。
お約束の、解答をじらされる場面で、泣きそうになってしまっているタマ。いよいよ、ゴンが答えを言おうとしたその時、お腹いっぱいで寝てしまった、スタッフのどらごんが、うつらうつらと船を漕いでセットに激突し、ドミノ倒し的に次々と崩壊してしまいます。
結局そのまま、「わんこ、にゃんこ、わんこ~」の最初の画面が映し出され、番組は終了。ご視聴ありがとうございました!
【うちタマ?!】第10話ネタバレ『ベーとブル~ふたりは仲良し~』
今日も自宅の窓ガラスを使って、キメポーズを模索するブルですが、やはり右斜め35度のいつものポーズが1番よいようです。そんなふうに、「1番輝くオレ様捜し」をしていたら、いつの間にか夕方になってしまいました。すると突然、ブルの後ろからベーが顔を出します。どうやらベーはおうちのお手伝いで、夕刊を届けにやってきたようです。
ちょっぴり「不思議ちゃん」のベーは、ブルの言うことも聞かず、犬小屋の上にのぼって辺りを見回し、探検したいと言い出します。そんな天然なベーにペースを乱され、「オレ様、あいつ苦手…」とつぶやくブルなのでした。
ブルの家には大きな蔵があり、「これはお金持ちの象徴」だと、ブルは胸を張ります。蔵の中には入らないよう、家の人からいつも言われていますが、中は寒いから、もし入ってしまったら冷えてしまわないように、あのいつもの個性的なセーターを着なければならなくなってしまうそうです。そのため、ベーが入りたいと言うと、ブルはすごい勢いで反対します。
閉じ込められたベー&ブル
しかし、ブルがちょっと目を離したすきに、ベーは蔵の扉を開けて中に入ってしまった様子。仕方なく、ベーを探すためにブルも蔵の中に入ります。その直後、蔵の扉が開いているのを見つけた飼い主さんが、「ブルちゃんが入ってしまったら大変」と扉を閉めてしまいました!中の2人はまだ気がついていませんが、どうやら蔵に閉じ込められてしまったようです。
ブルはようやく、変なお面で遊ぶベーを見つけますが、ブルの心配をよそに、メトロノームを発見して、頭とシッポをフリフリしながら遊んだりと、相変わらずのマイペースっぷりです。業を煮やしたブルは、半ば無理矢理ベーを連れて蔵をでようとしましたが、蔵の扉が開きません。ここで初めて、2人は蔵に閉じ込められてしまったことに気がつきます。
ブルは絶望的な声を出しますが、ベーは「まだ探検してもいいってこと?!」と楽しそうな様子で、さらに蔵の奥へと探検しにいってしまいます。どこからか見つけてきた兜をかぶってご機嫌のベーですが、そのシッポに赤いバンダナが引っかかっていました。
その品は、ブルの大切なもの…生き別れたお父さんのバンダナです。バンダナを自分の首に巻きつつ、思い出を語るブルは、ちょっぴり切ない表情を見せますが、その間もベーは脳天気。どこからか蔵の中に入ってきたアリの行列を眺めながら、「アリさんってすごいよねえ。」なんて言っています。
ベーをもっと知りたいならこの記事をチェック!
ベーの絆創膏は異次元への扉!?
とうとうブルの堪忍袋の緒が切れたのか、「オレの話を聞け~!!」とベーのほっぺたを両手ではさみこんだところ、ベーのトレードマークである絆創膏がとれかかってしまいます。この絆創膏は、何か不思議なものを封印しているようで、とれかかってしまったことから異次元空間が出現してしまい、ベーとブルは2人一緒に、その中に吸い込まれてしまいました。
気がつくと、3丁目ではないどこか知らない街に立っていた2人。この状況に動揺するブルですが、ベーはといえば、知らない街にワクワクして駆けだしてしまいます。ブルは慌ててその後を追いかけますが、追いかける道中、あっちで転んだりこっちでぶつかったり、「もう家に帰りたい」としょぼんとしてしまう始末です。
すると2人は、新聞紙で作られた兜をかぶった小さな男の子に出会います。兜同士、お揃いだね!と意気投合する少年とベーですが、どうやら迷子なのもお揃いのようで、男の子は大好きなお父さんとはぐれてしまったと言うのです。
「お揃いは友達だから」と、ベーも一緒にお父さんを探してあげることに。結局はブルも付き合って、3人で歩きながらいろいろな話をします。男の子は、けんかしているベーとブルを見て、「仲良しだからけんかする」と、お父さんが言っていたことを話します。
お父さんのことを話す男の子の目は、キラキラ輝いていて、とても嬉しそう。どうやら、男の子もお父さんもブルドッグのようで、「ブルドッグなのもお揃い」と、少年はブルに笑いかけました。
ブルとお父さんの思い出
「お揃いは友達」だからと、男の子はブルに自分の兜をあげて、ベーとお揃いにしてくれます。兜を脱いだ男の子を見て、ベーは「ブルとそっくりの毛並みに目の色だね」と嬉しそうに言いますが、ブルの方は、「もしかして、この子は…?」というような、胸がざわつく表情を見せています。
するとそこに、「ブル!」と呼ぶ声がして、橋のむこう側に男の子のパパの姿が見えました。ブルと同じキメポーズをキメて、お揃いの赤いバンダナを首に巻いた、凜々しいブルドッグの姿です。大好きなお父さんに抱っこされ、笑顔で去っていく2人を見ながら、目に涙を浮かべるブル…。
気が付くと、ベーとブルは、いつの間にか蔵の前で眠っていました。あたりはすっかり暗くなっていましたが、とても楽しい夢をみたと、嬉しそうなベー。話を聞いてみると2人とも同じ夢を見ていたようで、ブルのそばには、男の子からもらった新聞紙の兜が、確かに落ちていました。
最後までマイペースのまま、帰路につくベーを見ながら、「オレ様、やっぱりあいつ苦手」とつぶやくブルですが、でも、お揃いは友達だからと、小さなブルからもらった兜をかぶって、とってもいい笑顔を見せてくれました。ベーとブルはもう、すっかり仲良しの友達ですね。
【うちタマ?!】第10話のEDはベー役・内田雄馬さんの「ハレルヤ・ハレルヤ」
今回のエンディングテーマは、ベーを演じる内田雄馬さんが歌う『ハレルヤ・ハレルヤ』です。民族音楽のような、不思議なリズムにのって、ベー独特の世界が広がっていきますね。
「ほらハレルヤ ほらハレルヤ あのちょうちょをおってどこまでも」
しかし、ベーの絆創膏は、いったいなんのために存在しているのでしょうか。ベーはやっぱり「不思議ちゃん」です。