「BURN THE WITCH」と「BLEACH」の関係性は?【ネタバレ注意】

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『BLEACH』で知られる作者・久保帯人先生による最新作『BURN THE WITCH』。イギリスにあるロンドンを舞台に、ニニー・スパンコールと新橋のえるによる魔女コンビが、ドラゴンを相手に活躍する様が描かれます。2020年夏からシリーズ連載化、2020年秋に劇場中編アニメーション作品が公開される予定の本作についてご紹介していきます!

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久保帯人最新作!『BURN THE WITCH』とは?

『BURN THE WITCH(バーン・ザ・ウィッチ)』は、2018年に発行された「週間少年ジャンプ」50周年記念号に掲載された読切漫画作品。

イギリスにあるロンドンを舞台に、魔女コンビのニニー・スパンコール新橋のえるの活躍を描いたバトルアクション作品です。2020年夏からシリーズ連載化され、2020年秋には劇場中編アニメーション作品が公開される予定です。

BURN THE WITCHの作者は「BLEACH」の久保帯人さん

BLEACH 1 (ジャンプコミックス)

『BURN THE WITCH』の作者は、『BLEACH』で有名な漫画家の久保帯人さん

1996年に「週刊少年ジャンプ」増刊に掲載された読み切り漫画『ULTRA UNHOLY HEARTED MACHINE』で漫画家デビューを果たし、1999年から2000年にかけて「週刊少年ジャンプ」にて全4巻で完結した『ZOMBIEPOWDER.』を連載しました。

その後、2001年から2016年にかけて、同誌にて74巻で完結した『BLEACH』を連載。累計1億2000万部を突破するほどの人気を博した『BLEACH』は、テレビアニメ化、アニメーション映画化、実写映画化するなど多種多様なメディアミックスを展開しました。

2020年3月には『BLEACH」20周年プロジェクトの一環として、最終章となる「千年血戦篇」のアニメ化が発表され、いま再び大きな注目を集めています。

久保帯人さんからのコメントが到着!

「皆さんもどぶ森をやりながら公開を待っていてください」

『BURN THE WITCH』のシリーズ連載化&劇場中編アニメーション化決定を受け、作者の久保帯人さんは「続きは、ホントは描くつもりなかったというか、趣味で描いて家族にでも読ませようかなーと思ってたんですが、担当に上手いこと乗せられてジャンプに載せることになりました」と、連載化までの経緯を説明。

さらに2020年春にNintendo Switchのゲーム『あつまれ どうぶつの森』が発売されたのを踏まえ、「原稿はもう終わってるので、これを皆さんが読む頃は僕はどぶ森をやっていると思います。皆さんもどぶ森をやりながら公開を待っていて下さい。どぶ森というのは、どうぶつの森の略称です」と、思わず吹き出してしまうようなコメントを寄せたのでした。

アニメ制作は「teamヤマヒツヂ/スタジオコロリド」が担当

アニメーション映画『BURN THE WITCH』の制作は、「teamヤマヒツヂ/スタジオコロリド」が担当します。「teamヤマヒツジ/スタジオコロリド」は、『台風のノルダ』『ペンギン・ハイウェイ』『泣きたい私は猫をかぶる』などのアニメーション映画を手がけた「スタジオコロリド」の若手スタッフたちによる新チーム。

監督は、『甲鉄城のカバネリ』にアクション作画監督として参加し、『PSYCHO-PASS サイコパス 2』に作画監督として参加した川野達朗さんが担当。脚本は、『SKET DANCE (スケットダンス)』『夜桜四重奏 -ハナノウタ-』などで脚本を担当した涼村千夏さんが担当します。

『BURN THE WITCH』の舞台設定

『BURN THE WITCH』の舞台は、イギリスのロンドン。その「表(フロント)」「裏(リバース)」の世界。はるか昔から、ロンドンにおける全死因の72%に「ドラゴン」と呼ばれる異形の存在が関わっていました。人に害をなすのを防ぐためにはこのドラゴンを管理する必要がありますが、フロント・ロンドンの住人はその姿を目にすることはできません。

ドラゴンを目にすることができるのは、リバース・ロンドンの住人だけ。従って、ドラゴンの保護と管理はリバース・ロンドンの住人が受け持つことになり、その中でも選ばれし人々が魔女(ウィッチ)あるいは魔法使い(ウィザード)となって、ドラゴンと直接的に接する資格を持つことになりました。

ドラゴンの形態や性質は多岐に渡り、そのほぼ全ての種が繊維・鉱物・燃料などの資源として、リバース・ロンドンの住人の生活を支えています。

『BURN THE WITCH』のキャラクター紹介

ニニー・スパンコール

ニニー・スパンコールは、リバース・ロンドンにある自然ドラゴン保護管理機関「ウイング・バインド」の2等保護官。その中の「笛吹き隊(パイパーズ)」に所属しています。

長い金髪を2つに結んだヘアスタイルで、思ったことをはっきりと表に出す正直で明るい性格の持ち主。後輩である新橋のえるからは「ニニーちゃん」と呼ばれていますが、本人は「ちゃん」付けされることをあまり快く思っていません。

ドラゴンを退治してロンドンの街を守る「戦術隊(サーベルズ)」への異動を目指していて、報酬や実績には強い執着を見せています。人気ガールズアイドルグループ「セシルは2度死ぬ(セシル・ダイ・トゥワイス)」のリーダーでもあります。

ニニー・スパンコールの声優は田野アサミさん

田野アサミ(たのあさみ)さんは、アミューズに所属する女優・声優。1987年2月12日生まれで、兵庫県出身。身長162㎝で、血液型はB型。1998年に沖縄アクターズスクール全国オーディションでグランプリを受賞した後、2002年にボーカル&ダンスユニット「BOYSTYLE」のメンバーとしてデビューしました。「BOYSTYLE」解散後は、タレント・女優・声優などマルチな活動を展開しています。

声優としては、2011年に放送されたテレビアニメ『トリコ』のリン役でデビューを果たしました。これまでに『スマイルプリキュア!』の日野あかね(キュアサニー)役、『ゾンビランドサガ』の二階堂サキ役なども担当しています。人気アイドルアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』では、主人公グループ「Aqours(アクア)」のライバルユニット「Saint Snow(セイント スノー)」の鹿角聖良(かづの・せいら)役を担当しました。

新橋のえる

新橋のえる(にいはし のえる)は、「ウイング・バインド」の1等保護官。ニニーと同じく、「笛吹き隊」に所属しています。黒髪のロングヘアで、ニニーとは対照的に感情をあまり表に出さないクールな性格の持ち主。

「ノエル」は男性の名前だし「ニーハ」呼びの方がかわいいからという理由で、ニニーからは「ニーハ」というあだ名で呼ばれています。

そんな新橋のえるは、ドラゴンを保護・管理する今の仕事が性に合っていると感じていて、厄介ごとにはあまり関心がありません。フロント・ロンドンではサウス・ブラクストン高校に通っていて、先輩であるバルゴから好意を抱かれ、よく追いかけ回されています。

新橋のえるの声優は山田唯菜さん

山田唯菜(やまだ ゆいな)さんは、アクセントに所属する声優。6月21日生まれで、福井県出身。趣味はジョギング・ウォーキング・新撰組ゆかりの地めぐりで、特技はバレーボールです。高校を卒業後、専門学校東京アナウンス学院放送声優科を経て、アクセント附属養成所シャイン16期生となりました。

2016年に放送された『クロムクロ』のミラーサ役で声優デビューを果たし、2017年に放送された『アイドルタイムプリパラ』の幸多みちる役で初のメインキャストを担当しました。その他にも、これまでに『ピアノの森』のアレグラ・グラナドス役、『アニマエール!』の有馬ひづめ役などを担当しています。

ビリー

ビリーは「ウイング・バインド」の主任の立場にある男性。タレ目で口髭を生やしていて、飄々とした性格をしています。作中ではニニーとノエルに出勤届に判を押させ、仕事の指示を出していました。

後に、2人をドラゴン退治に派遣したセンスを評価され、ブラックコートをまとって「戦術隊」に異動することに。

バルゴ

バルゴは、フロント・ロンドンでのノエルの先輩。明るい髪色の少年で、ちゃらんぽらんな性格をしていますが、根は優しい性格です。

クールなノエルに好意を抱いていて、いつも「パンツ見せて」と迫っては、蹴りや殴打といった返答をもらっています。2ヶ月前に拾った子犬の「オスシ」のことを溺愛しています。

セルビー

セルビーは、バルゴの幼馴染であり親友。てっぺんに癖のついた黒髪の少年で、バルゴの話すリバース・ロンドンやノエルのパンツに関する話を妄想だと一蹴しながらも、アルバイト終わりにバルゴに呼び出されては聞いてあげています。

7歳のときにバルゴと一緒に列車に轢かれかけて、バルゴをかばって大怪我をした過去があります。

『BURN THE WITCH』のあらすじネタバレ

 

「ウィング・バインド」として出勤する新橋ノエル

フロント・ロンドンにある「サウス・ブラクストン高校」から、リバース・ロンドンにある「ウイング・バインド」に向かう途中、子犬のオスシの姿を発見した新橋ノエル。

カバンの中を探して犬用のおやつを取り出したところ、後ろからバルゴに「今日こそはパンツみせてもらうぞ」と急襲をかけられ、ノエルは勢いよく蹴りを繰り出します。

バルゴを見事にノックアウトさせて公衆電話ボックスに入ったノエルは、コイン投入口にリバース・ロンドンに繋がる専用のコインを入れ、公衆電話ボックスごとリバース・ロンドンへと向かいます。それを見ていたバルゴは「ノエルちゃんが…消えた…」と、呆然としてしまったのでした。

ナインブルック放牧場でのブドウ収穫

「ウィング・バインド」に出勤した新橋ノエルは、主任のビリーの指示を受け、ニニーとともに「ナインブルック放牧場」に向かいます。のどかな田舎にやってきた2人は、ドラゴンの鼻の穴からシャンパン用のブドウを収穫することに。

「ゲップくっさ!」「なんなのマジで最悪もー」などと文句を垂れるニニーを「はいはい」と受け流していたノエルの元に、ビリーからの電話が入ります。

それは「今日の『収穫』の仕事切り上げて、『退治』の仕事やってくんない?」という依頼でした。「戦術隊」が演習のために全員北部に出払っていたために、サウス・ブラクストンへの直通コインを持っているノエルに声がかかったのです。ドラゴン退治のために、2人は箒に乗ってサウス・ブラクストンに向かいます。

オスシからダークドラゴンが出現

サウス・ブラクストンでは、セルビーとオスシを連れたバルゴが、公衆電話ボックスの中に入りながらここでノエルが消えた謎について考えていました。セルビーがバルゴの後頭部にオスシを乗せたところ、なんとオスシの中からダークドラゴンが姿を現します。バルゴはその姿を目にすることができませんでしたが、何かとんでもないものが姿を現したことはわかっていました。

ダークドラゴンは、人に接触してその負の感情を吸収した存在で、知能が高く、その多くは人語を操ることができました。ダークドラゴンと化したオスシは「ノエルチャン、パンツミセテエ〜〜〜!!!」と叫び、その場に姿を現したノエルは顔を真っ赤にしながら「バルゴさん! 出てきてください!!」と怒り心頭。その顔を見たバルゴは「おこってる顔もカワイイ!」と、思わず胸がきゅーんとなってしまったのでした。

セルビーがドラゴンに変身

ニニーがバルゴとセルビーを確保しようとしたところ、なんとセルビーからもドラゴンが姿を現します。実は本当のセルビーは7歳の頃に列車に轢かれかけた際にバルゴをかばって亡くなっており、それからドラゴンがその死体の皮を被ってセルビーに成り代わっていたのでした。魔女を喰らえば不死身になれるという迷信を信じていたドラゴンは、ニニーのことを食べようと目論見ます。

ドラゴンはバルゴに「その女は今から俺が喰うんだ。置いてけ」と冷たく言い放ちますが、バルゴはそのドラゴンの一撃からニニーをかばった後、「俺が置いてけねえのは……、お前だ。セルビー…!」と心の内を明かしました。

バルゴは7歳より前も後もセルビーは優しかったこと、ずっと変わらず親友だと思っていたことを伝え、「そのお前が人を喰うって言ってんのに、だまって置いてけるわけねえだろ!!!」と、必死に訴えます。

「今のはちょっとカッコ良かったです」

ドラゴンに鋭い蹴りを食らわせた後、ノエルは「…バルゴさん」と話しかけます。思わず「ハッ、ハイ!」と慌てたバルゴに対し、ノエルは「今のはちょっと、カッコよかったです」と正直な気持ちを伝えます。ノエルの涼しげな眼差しと風に煽られた髪が大変魅力的に描かれた1カット。バルゴが思わず見惚れてしまったのも納得です。

太もものホルスターから銃を取り出したノエルは、「対竜絶対殺害砲(アブソリュート・ドラゴン・シャッター)」でドラゴンを一撃で退治します。バルゴは「え、ウソでしょ。殺した!? 今ちょっとグッときたから、殺さない流れじゃなかった!?」とポカンとしてしまいますが、ニニーは「ダークドラゴンは殺す! それがルール! お仕事終了!」と伝え、ノエルとともにその場を後にします。

バルゴの保護を命じられたニニーとノエル

後日、ニニーとノエルは、「戦術隊」に異動になったビリーから「プレゼントがある」と言われます。そこにはなんと首輪をつけて笑みを浮かべたバルゴの姿がありました。

ビリー曰く、ドラゴンと10年以上接して挙げ句の果てに噛まれてしまったバルゴは「ドラゴン憑き」になってしまったとのこと。「ドラゴン憑き」は、生物学上人間ではなくドラゴンなので、「ウイング・バインド」で保護する必要があったのです。

あのまま退治されずオスシの中に戻ったダークドラゴンは、バルゴの後頭部にひょっこりと姿を現し、「ノエルちゃん。パンツみせて」とノエルに語りかけます。建物の中から逃げ出していったバルゴとオスシを、ノエルは「オスシちゃんを黙らせます!!」と言いながら追いかけることになったのでした。

『BURN THE WITCH』と『BLEACH』との関係性は?

『BURN THE WITCH』と『BLEACH』は世界線が同じ?

『BURN THE WITCH』のラストで「尸魂界(ソウル・ソサエティ)・西梢局(ウエスト・ブランチ)」という文言が飛び出しましたが、これには多くの『BLEACH』ファンが驚かされました。

「尸魂界」は『BLEACH』に登場する死後の世界のこと。作中で一度だけ「東梢局(とうしょうきょく)」という単語が登場したもののその後一切ふれられることはなかったのですが、なんとその謎がこの作品で解明されてしまったのでした。

つまり、「尸魂界」には地域・国別の管轄があり、それぞれによって体制も異なっているということ。ラスト1コマでは『BURN THE WITCH』のタイトルロゴの中に『BLEACH』の文字が仕込まれていたことも明らかになり、新たな『BLEACH』ワールドの広がりに、ファンは興奮を隠しきれなくなってしまったのでした。

2020年秋公開予定のアニメ『BURN THE WITCH』に期待!

ここまで、久保帯人先生の最新作『BURN THE WITCH』の内容を追ってきましたが、いかがだったでしょうか?

ただの読み切り作品かと思いきや、実は『BLEACH』と確かな繋がりを持った作品だったことには本当に驚かされましたよね。『BURN THE WITCH』のストーリー内で、今後も『BLEACH』との共通点が出てくるかもしれません。

2020年夏から始まるシリーズ連載、そして2020年秋に公開予定の劇場中編アニメーション作品では、『BURN THE WITCH』んの個性豊かなキャラクターたちがいったいどんな活躍を見せてくれるのかが非常に楽しみです。

これからも、20周年を迎えてさまざまな企画が発表された『BLEACH』と、まだまだ展開の読めない『BURN THE WITCH』に期待しましょう!

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