【ダイの大冒険】ダイは生きてる?出生や技も解説【再アニメ化】

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【ダイの大冒険】の主人公ダイは、ジャンプ黄金期でも王道ストーリーを進んだ有名な主人公です。小さな島の少年から世界を救う勇者になりますが、一体どんな少年だったのでしょうか。今回の記事ではダイの家族や強さの秘密、名言まで紹介します。

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【ダイの大冒険】ダイとはどんな人物?

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ダイは年齢12歳で勇者に憧れる少年

ダイはモンスターのみが生息する島、デルムリン島で育ちました。島に人間はおらず赤ん坊だったダイが島に漂着し、鬼面道士ブラスによって育てられています。魔王ハドラーが倒れ、モンスターたちは邪悪な支配から逃れているので、島は平和そのもの。むしろ人間のように嫉妬や憎悪といった感情がない分、ダイは純真に育ちました

普通の人間とは違う環境で育ったため、人一倍平和に対する思いが強いダイ。「モンスター=悪」という先入観もないのでダイの純粋な心は、ポップやクロコダインのような多くの人の支えとなりました。

人々がダイを見る目は羨望、憧れ、そして恐怖

DRAGON QUEST―ダイの大冒険― 8 (ジャンプコミックスDIGITAL)

師アバンの死をきっかけに、ダイはデルムリン島を出て魔王軍を打倒する旅を続けます。魔王軍の軍団長を、次々と撃破するダイ。その勇名は、徐々に広がっていきます。直接ダイに救われたロモス王国やパプニカ王国では、勇者として慕われていました。一方で魔王軍の中でも、ダイは無視できない存在に。

ベンガーナ王国がドラゴンに襲われたとき居合わせたダイは、あまりにも圧倒的な力でドラゴンを討伐します。ドラゴンはモンスターの中でも別格の強さで、ドラゴンをあっさりと倒すダイに人々は恐怖しました。今まで人々を助けて感謝されたことはあっても、恐怖の目で見られたことがなかったダイは大きく困惑。ダイ自身の出生の秘密に触れていくことになります。

死神がダイを「進化する小さな魔神」と評す

DRAGON QUEST―ダイの大冒険― 22 (ジャンプコミックスDIGITAL)

自分自身の出生の秘密を知ったダイは、それでも人間のために魔王軍の打倒を決意します。吹っ切れたダイの成長速度は驚異的。大魔王バーンの側近である死神キルバーンは「彼は進化する小さな魔神だ」と言い、「どんな小さな戦いでも経験させない方がいい」と続けました。

名実ともに世界中に、「勇者」として知られるようになったダイ。おそらくダイが憧れた勇者とは少し違い、輝かしいことばかりではなかったでしょう。人間の醜い部分を見てしまい、一時は辛い思いもしたと思います。しかしダイの心に宿った純粋さは、平和のためにこそ力を発揮し続けました。

【ダイの大冒険】ダイはエリート家系?

ダイの父親は伝説の竜(ドラゴン)の騎士バラン

父親は、竜の騎士バラン。竜の騎士とは、地上や魔界でも名の知れた最強の種族で、神によって作られた生物です。魔界の神と称される大魔王バーンには強さは及びませんが、作中でもほぼすべての戦いで相手を圧倒するほどの強さを見せます。勇者アバンが魔王ハドラーと戦っている頃、魔界ではハドラーなど小物に過ぎないとされる冥竜王ヴェルザーと死闘を繰り広げ、勝利を掴みました。

本来であれば同じ時代に竜の騎士が2人現れることはありませんが、バランはダイという子を授かりました。神の使いである聖母竜マザードラゴンでさえこの事実に驚愕していたので、竜の騎士が子を授かるということは本来ありえないことなのでしょう。

ダイの母親は亡国アルキードの王女ソアラ

ダイの母親は物語の開始時点ですでに亡くなっており、バランの回想や幻でその姿を見ることができます。正体は、すでに失われたアルキード王国の王女です。バランはヴェルザーとの死闘を制したものの、大きく深手を負ってしまい、傷を癒やすために「竜の泉」へ向かいます。あと一歩というところで力尽きるバランでしたが、そこへ水を運んできたのがたまたま近くに居合わせたソアラです。容姿端麗で心優しいソアラ、バランが恋に落ちるのに時間はかかりませんでした。

幸せに暮らす2人でしたが、そう長くは続きません。バランのことをよく思わない臣下は、アルキード国王に「バランは魔王軍の生き残りだ」と根も葉もない噂を吹聴します。ソアラとバランを見守っていた国王でしたが、手のひらを返すようにバランの処刑を決めました。バランは死を受け入れるつもりでしたが、ソアラがバランをかばって死んでしまいます。王は娘の行動を「モンスターをかばった恥晒し」と言い捨て、バランの怒りを買ってしまいました。バランは人間に絶望し、アルキード王国を滅ぼします。

この時のダイはまだ赤ん坊だったので処刑はされず、島流しとなります。ちなみにダイの本名は「ディーノ」と言い、アルキードの言葉で「強き竜」という意味です。

ダイの育ての親は鬼面道士ブラス

怪物島とされるデルムリン島。ダイの育ての親は、島に住んでいる鬼面道士ブラスです。魔王ハドラーの支配から解放されたブラスは、島に流れ着いた赤ん坊のダイを拾いました。ゆりかごの中に名前が刻まれたプレートがありましたが、削れてしまい頭文字の「D」しか読み取れません。ブラスはせめて頭文字だけでも同じにしたいという優しさから、赤ん坊の名前を「ダイ」にしました。ブラスの優しい心が表れた、素敵なエピソードです。

バランとブラスに面識はありませんが、バランは「ブラスというモンスターは私よりも人間らしい心の持ち主だったのだろう」と称賛しました。ダイを魔法使いにすべく教育していましたが、その点についてのみダイとは折り合いが悪かったようです。

【ダイの大冒険】ダイの名言3選

氷炎将軍フレイザードとの決着

禁呪法で生まれた生物であるフレイザードは、悪のエネルギーそのものを断つ「空の技・空裂斬」が有効でした。ただし空裂斬は習得が難しく、修行が途中で終わったダイは使えません。戦いの中で急成長を遂げたダイは、土壇場で空裂斬をマスターします。フレイザードを倒しましたが、そこにミストバーンが現れました。ミストバーンの力を借りて、戦いを続けるフレイザード。しかしダイに焦りはありません。空裂斬を会得したことで、あの必殺技が完成したからです。

「大地を斬り、海を斬り、空を斬り、そしてすべてを斬る!」
「空裂斬ができたんだ。きっと、きっとオレには…すべてが斬れる!見てくれ!アバン先生!」
「これが…これが本物の…アバンストラッシュだ〜!!」

ダイが放つ、完成版アバンストラッシュ。その威力は復活したフレイザードを、一撃で粉々にするほどでした。

北の勇者ノヴァとの出会い

魔王軍への反抗拠点に世界中から有志が集まり、その中には北の勇者と称されるノヴァがいました。ノヴァはプライドが高く、ダイと比較されたことに苛立ちを隠さず嫌味を吐き捨てて、1人でハドラー親衛騎団討伐に向かいます。ダイをバカにされ、ポップが腹を立ててしまいます。しかしダイは、あっけらかんと言いました。

「そりゃ多少は腹が立ったけど別にどうでもいいじゃんか誰が勇者かなんて」
「強い仲間なら何人いたっていいし、そのうち勇者は1人だけっていうきまりがあるわけでもないし」
「2人いたって3人いたって…100人いたっていいんだからさ!!」

ダイが言うことで説得力が増し、逆に場は和みます。のちに力の差を思い知ったノヴァは、ダイについて「勇者とは自身ではなく、むしろ周りに勇気を沸き起こさせてくれる者」と語りました。

ゴメちゃんとの別れ

デルムリン島からずっと一緒に旅をしてきたゴールデンメタルスライムのゴメちゃんは、どんな願いでも叶うという「神の涙」と呼ばれるアイテムでした。ダイも覚えていない幼い頃、「友達がほしい」とダイは「神の涙」に願いました。その願いを叶えるためにゴールデンメタルスライムという形をとり、ずっと一緒にいたのです。最終局面でバーンは、「神の涙」を破壊。ゴメちゃんという存在は死んでしまいますが、最期に「みんなの心をひとつにしてほしい」というダイの願いを叶えました。そしてダイは心の内で、いずれ復活するとされるゴメちゃんに約束します。

「また必ず同じ願いを頼むよ…!そして一緒にまた遊ぼう…!!」
「…だから…!またね…!」

ゴメちゃんは金色の煌めきとなって、天へ還っていくのでした。

【ダイの大冒険】ダイの圧倒的な強さの秘密

ダイの必殺技

・ギガストラッシュ

ダイが最終決戦中に編み出した、最強の剣技です。電撃呪文のギガデインを剣に宿し、アバンストラッシュを放ちます。単発としては作中でも最強の技で、ハドラーとの決着に用いられました。使用するためにはチャージ時間が必要なので使い所が難しく、作中でもたった2回しか使われていません。

・アバンストラッシュX(クロス)

アバンストラッシュには、2種類の型が存在します。衝撃波によって攻撃するA(アロー)タイプと、直接斬りつけるB(ブレイク)タイプ。両方のメリットを組み合わせるために、ダイが思いついたのがアバンストラッシュX(クロス)です。A(アロー)を先に放ち、タイミングを見てB(ブレイク)で追撃。交差点で斬撃が重なりX(クロス)状に斬りつけます。タイミングが非常に難しく、戦闘の天才とされるヒュンケルでもできないとのことです。バーンの左腕を切り落とすという、値千金の効果を発揮しました。

ダイの得意魔法

・ドルオーラ

圧縮した竜闘気(ドラゴニックオーラ)を魔法力で撃ち出す、という竜の騎士専用の呪文。呪文と言うには生ぬるく、その威力は戦略兵器並みです。本来であれば竜魔人の状態でなければ、あまりの威力に使用者の肉体が損壊します。しかし最終決戦時のダイは、通常状態で使用していました。底しれぬダイの強さには、バーンも警戒を怠りませんでしたね。

ダイの切り札「竜魔人」

竜の騎士最大の特徴が「竜魔人」と呼ばれる、最終戦闘形態へ変身できることです。バランは作中で2回変身しており、とんでもない強さを見せつけました。ダイは人間の血のほうが強く竜魔人化できないと言われていましたが、最終局面でついに竜魔人に変身します。バランの竜の紋章を継承したダイは、竜魔人に変身できるようになっていたのです。バーンが手も足も出ないほど強く、伝説の竜の騎士の名に恥じない戦いでした。

【ダイの大冒険】ダイとアバンの使徒

大勇者アバン

魔王ハドラーを倒した先代勇者で、「アバンの使徒」の先生でもあります。ブラスやニセ勇者でろりんも、名前を聞いたことがある超有名人です。

戦闘技術は高く、アバン流殺法を編み出しました。作中で見られるのは剣と槍の2つですが斧や弓などもあり、本人は自らを武芸百般と自負していたようです。それぞれに力技である地の技、素早さを誇る海の技、悪しき魂を断つ空の技があり、アバン流殺法を会得するのは容易ではありません。さらにグランドクルスのように闘気をコントロールする技にも長け、呪文は職業に関わらず使用できるようです。弟子のポップ曰く、「あの人(アバン)は特別製」とのこと。

アバンは学者の家系らしく、アイテムの開発も得意で古代の呪法にも明るいです。知略にも長け、バーンをして「地上一の切れ者」と言わしめ、カリスマ性はミストバーンに「あまりに秀ですぎる能力を抑えこむかのような立ち振る舞い」と評されています。

ちなみに作中で「大勇者」と呼ばれたことはありませんが、おまけページなどで表記されることがありました。

戦士ヒュンケル

DRAGON QUEST―ダイの大冒険― 18 (ジャンプコミックスDIGITAL)

アバンの1番弟子の青年で、元魔王軍の不死騎団団長です。親に捨てられていたところを魔王軍のモンスターに拾われ、育てられました。育ての親であったバルトスは、勇者アバンと魔王ハドラーの戦いで戦死。アバンを父の仇と決めつけます。アバンに師事したのは、アバンを殺すためでした。

ダイとの戦いの際にアバンは仇ではない、という真実を知ったヒュンケルは魔王軍を裏切ります。以降は「アバンの使徒」の長兄役として、ダイたちパーティを引っ張るリーダー的存在に。戦士としてほぼ完成された強さを持っており、何度もパーティの窮地を救っています。しかし弟弟子に剣を向けた罪悪感からか自己犠牲的な行動が多く、「喜んで死にに行くような真似はやめて」と言われたことも。

背が高くて孤高の雰囲気もあり、異性から人気があるようでした。

武闘家マァム

DRAGON QUEST―ダイの大冒険― 16 (ジャンプコミックスDIGITAL)

「アバンの使徒」の2番目の弟子で、アバンの戦友であるロカとレイラの娘です。ロカとレイラはそれぞれ戦士、僧侶としてアバンをサポートしていました。娘のマァムはロカの力とレイラの回復魔力を強く引き継ぎ、僧侶戦士としてダイと共に戦います。後に賢者であるレオナに「回復呪文では敵わない」と考え、ロカ譲りの力を活かし武闘家へと転職しました。

優しさに満ちた少女で、基本的に戦いを好みません。「アバンの使徒」の中でも良心的な存在で、パーティの舵取りをすることも多かったです。最終決戦ではハドラー親衛騎団の最強の駒である、女王アルビナスを単身で撃破するという大金星をあげました。

大魔道士ポップ

DRAGON QUEST―ダイの大冒険― 11 (ジャンプコミックスDIGITAL)

ダイのパートナーで、最初から最後まで共に冒険してきた魔法使いです。冒険に出たての頃は意気地なしで頼りない印象でしたが、成長に成長を重ねてパーティになくてはならない存在に。

死神キルバーンが、もっとも警戒していたキャラクターでもあります。パーティのムードメーカーとされ、最終決戦でポップが死んだ(と思われた)ときは全員が絶望し、いったんは勝利を諦めたほどです。最終決戦ではバーンの必殺呪文カイザーフェニックスを、無傷で処理するレベルに達しました。道中で自身が語った、「大魔道士」の名にふさわしい活躍を見せます。

出会った頃からマァムが好きで、メルルに好かれていることには全く気づいておらず、マトリフ曰く「もったいない奴」。

パプニカ王女レオナ

DRAGON QUEST―ダイの大冒険― 15 (ジャンプコミックスDIGITAL)

パプニカ王女レオナの性格は、楽しいことや色恋沙汰が好きな年相応の女の子といったイメージです。しかし一国の指導者としてのレオナは別人で、高いカリスマ性と指導力を持った気高い王女。国を率いるには若いですが、レオナを信じて付き従う臣下はかなり多いようです。アバンが認めた人にしか与えない重要アイテムの「アバンのしるし」は、かつてアバンが仕えた女王フローラから授かりました。「フローラが認めたなら間違いない」とアバンも認めており、ときに非情な決断もできる指導者としてパーティを引っ張ります。

「すべての戦いを勇者のためにせよ」とはアバンの教えで、レオナの名言でもあります。ダイを無傷でバーンのもとに向かわせるために、ポップとマァムにミストバーンの足止めを命じた名シーンですね。

【ダイの大冒険】ダイは最後に死亡した?生きてる?

大魔王バーンを倒した後どうなったのか

ダイはバーンを倒した後、超爆弾「黒の結晶(コア)」を抱えて遥か上空へ飛び立ちます。爆発の被害を地上に与えないよう、平和の犠牲となったのです。その後ダイの剣を墓標のように地面に突き立てていることに、ポップが「まるで死んでしまったみたいだ」と不満を漏らします。しかしダイの剣にはめ込まれた宝玉は、輝きを失っていません。ダイの剣を作ったロン・ベルクは、「宝玉が輝きを失っていない限りダイは生きている」と明言します。ダイが生きていることを確信したみんなは、ダイが守った地上の平和をこれからも守り続けて、ダイの帰りを待つと決意を新たにしました。

幻の「魔界編」がある?

物語はそこで終わりますが、「魔界編」の構想があったことが明らかになっています。父バランの跡を継ぎ、竜騎将となったダイと竜騎衆のストーリーとのことです。竜騎衆は陸戦騎としてラーハルト、海戦騎としてクロコダイン、空戦騎に新キャラクターを迎えた編成の予定でした。舞台は魔界で、おそらく敵は冥竜王ヴェルザーだったと思われます。しかし作者の体力やさまざまな問題から、実現には至っていません。機会があれば観てみたいものですね。

【ダイの大冒険】メディアミックスについて

1991年版アニメのダイの声優は藤田淑子(ふじたとしこ)さん

1991年版アニメでダイの声を担当していたのは、現代ではベテラン声優の藤田淑子さんです。2019年発売の「JUMP FORCE」というゲームにダイ役で出演し、ファンを喜ばせました。しかし残念ながら、2018年に病没しております。

他作品では「デジモンアドベンチャー」の八神太一、「ONE PIECE」のビッグ・マム(初代)、「キテレツ大百科」のキテレツなどが有名です。

2020年版アニメのダイの声優は種﨑敦美(たねざきあつみ)さん

『美少女戦士セーラームーン』を見て、演技力に憧れ声優を目指したと語っています。
同郷の岩男潤子さんと話したことがあり、声優デビュー後に再会したときは、喜んでもらえたそうです。
2020年5月27日に放送された【ダイの大冒険】の特番では、台詞「アバンストラッシュ」を披露しました。

代表作は『響け!ユーフォニアムシリーズ』鎧塚みぞれ、『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』双葉理央、『アイドルマスター シンデレラガールズ』五十嵐響子などです。

グッズ「ダイコロ」とは

フィギュアと台座がセットになったおもちゃで、コレクションだけでなくボードゲームのようにサイコロを使って対戦ができます。アニメには未登場のラーハルト、ボラホーン、ガルダンディーも販売されており、打ち切りの名残だと思われますね。

【ダイの大冒険】再アニメ化とメディアミックスに期待!

ドラゴンクエスト ダイの大冒険(1991)

2020年秋の再アニメ化が期待される【ダイの大冒険】は、主人公ダイをどのように表現するのでしょうか。また今回はアニメ化と同時に、ゲーム化のプロジェクトも発表されました。今まで「星のドラゴンクエスト」などとコラボはあったものの、単品でのゲーム化は初となります。まだ情報はほとんどありませんが、ぜひ期待して待ちましょう!

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