『RAVE』キャラクター一覧<敵勢力編>

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真島ヒロ先生の大ヒット作『RAVE』。聖石レイヴと魔石ダークブリングの戦争によリ「大破壊(オーバードライブ)」が発生してから50年が経過した後の世界を舞台に、主人公の少年・ハル・グローリーが2代目レイヴ使いとなって、世界を救うための大冒険に出る様が描かれます。そんな本作に登場する個性豊かなキャラクターたちについて、敵役を中心にご紹介していきます!

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目次

『RAVE』とは?

RAVE 全35巻 完結セット (少年マガジンコミックス)

『RAVE』は、聖石と魔石を巡る戦いが描かれた冒険ファンタジー漫画作品。『FAIRY TAIL』や『EDENS ZERO』などで知られる真島ヒロさんによる初連載作品で、連載当初は「ポップでキュートな冒険ファンタジー」というキャッチコピーがつけられていました。

「週刊少年マガジン」の1999年32号から2005年35号まで無休載で連載が続けられ、全35巻で完結。2001年から2002年にかけては、スタジオディーン制作のテレビアニメも放送されました。

物語のあらすじ

舞台は、聖石レイヴを掲げたシンフォニア王国と魔石ダークブリングを掲げたレアグローブ王国の戦争によって、世界の10分の1を滅ぼしたという「大破壊(オーバードライブ)」が発生してから50年が経過した後の世界。主人公の少年・ハル・グローリーは、初代レイヴ使い・シバ・ローゼスからレイヴを受け継ぎ、世界を救うための大冒険に出ることになります。

ここからは、そんな本作に登場する魅力的なキャラクターたちについて、声優情報も交えてご紹介していきます。「敵勢力編」と題したこの記事では、ハルと戦った敵たちを中心に取り上げます。尚、身長や年齢などの基本設定はコミックスに収録された当時の情報に依拠し、最終回までのネタバレも含んで記載します。

『RAVE』キャラクター1:デーモンカード2代目最高司令官 ルシア・レアグローブ

ルシア・レアグローブは、ダークブリングを使用する悪の組織「デーモンカード」の2代目最高司令官。0050年7月7日生まれで、年齢は16歳。身長170cmで、体重は57kg。血液型はB型です。初代最高司令官キングの息子で、ハルと同じ日に生まれました。幼い頃にデーモンカードが帝国に一斉検挙された際に目の前で母親を殺され、それから砂漠の監獄メガユニットの地下66階に「金髪の悪魔」と呼ばれて閉じ込められていました。

監獄の中で、全てのダークブリングの母なる魔石「シンクレア」に邪悪面を引き出されて育ち、キングの死後に脱獄を決行。デーモンカードの次代最高司令官として残虐非道の限りを尽くしました。ルシアの胸の中には生まれた世界を否定せずにはいられない絶望があり、時間を操作することで豊かに栄えたこの平行世界を滅ぼし、人類の滅びる正規の歴史を辿った現行世界に渡ることを望んでいました。

最終的に1対1の戦いでハルに敗れた末に、後のことを託して消滅。本作でヒロインのエリーの唇を初めて奪った男性であり、彼女に対しては歪んだ愛情を抱き続けていました。テレビアニメでは、『中二病でも恋がしたい!』の一色誠役、『機動戦士ガンダムSEED』のキラ・ヤマト役などで知られる保志総一朗(ほし・そういちろう)さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター2:デーモンカード初代最高司令官 キング

RAVE レイヴ vol.10 (第28話~第30話) [レンタル落ち]

キングは、デーモンカードの初代最高司令官。0021年9月9日生まれで、年齢は45歳。身長201cmで、体重は92kg。血液型はAB型です。ルシアの父であり、レアグローブ国王であったシャクマの息子で、本名はゲイル・レアグローブ。ハルの父であるゲイル・グローリーと同じ名前を持ち、同じ日に生まれたこともあって意気投合し、2人で魔物討伐組織としてデーモンカードを立ち上げました。

意見の不一致からゲイルが脱退した後、キングはダークブリングで武力強化を行い、デーモンカードを悪の組織として生まれ変わらせました。ゲイルが悪の道に走るキングを止めようと帝国に逮捕のみを頼んだ結果、彼の意に反して帝国は無差別殺戮と一斉検挙を決行。妻子を失ったキングはゲイルに深い憎悪を抱き、ゲイルの妻のサクラを殺害。ゲイルを最も苦しませた末に殺すことを最終目的として、デーモンカードを再興させました。

ジンの塔でゲイルとハル親子と戦い、キングは敗北。苦しまされてもなお親友だと言ったゲイルに心動かされ、キングは自分の弱さと過ちを認めた上で彼のことを再び友と呼び、天に召されました。テレビアニメでは、『シティーハンター』の海坊主役、『戦国BASARA』の武田信玄役などで知られる玄田哲章(げんだ・てっしょう)さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター3:ルシアの母 エミリア・レアグローブ

エミリア・レアグローブは、ルシアの母でありキングの妻。色素の薄い髪を頭頂部でひとつにまとめた女性で、キングを止めるためにゲイルがデーモンカードを訪れたとき、「あなたの事は夫から何度も聞かされてるわ。同じ名前と誕生日の親友がいるって」と声をかけました。

キングから追い返されてしまった後、自分1人の力だけではどうにもならないと思ったゲイルは帝国にキングの逮捕だけを依頼。しかし、帝国はデーモンカードに無差別攻撃と一斉検挙を行い、その際にエミリアは後ろから銃で撃たれて死亡しました。ルシアは10の形に姿を変える魔剣「ネオ・デカログス」を使用していますが、その最終形態「ダークエミリア」は彼女の名前からとられています。

『RAVE』キャラクター4:ルシアの祖父 シャクマ・レアグローブ

シャクマ・レアグローブは、レアグローブ王国のかつての国王であり世界最強の魔導士。ルシアの祖父でもありますが、ルシアには家族は不要だと言って、最後まで血縁者だとは明かしませんでした。50年前の戦争時に「大破壊」によって平行世界全体の消滅を目論んでいましたが、規模の小さなものしか起こせず失敗。戦後はかつてのシンフォニア国王・マラキアを呪い殺し、隠遁生活を送っていました。

デーモンカードの最強幹部「六祈将軍(オラシオンセイス)」の1人であり弟子でもあるハジャに請われて組織に参入。ハルの仲間であるレットに敗れた六祈将軍の1人・ジェガンを宇宙魔法「流星雨(メテオリックシャワー)」によって粛清しました。その後、ルシアから特務を受けて、シンフォニア王国の跡地でエリーを捕らえようとしますが、エリーの「魔導精霊力(エーテリオン)」を帯びたハルの剣による一撃を受け、力尽きて消滅しました。

『RAVE』キャラクター5:レアグローブ一族の先祖 アルシェラ・レアグローブ

アルシェラ・レアグローブは、レアグローブ一族の先祖。世界規模の砂漠化、気温の上昇、疫病などが起こり、荒れ果ててしまったかつての現行世界最後の生き残りの女性で、干からびて痩せこけた身体に黒いボロ布をまとわせていました。アルシェラは「星の記憶」へとたどり着き、世界がまだ豊かだった時代へと時を巻き戻しました。

これから何が起こるのかを知っていた彼女は、同じ滅びを迎えないように歴史を変え、豊かなまま人類の存続する未来をつくり出すことに成功。その結果、人類の滅亡した「現行世界」と、アルシェラによって歴史を変えられ存続した「平行世界」が生まれることになったのでした。ルシアは自分がいま佇んでいる平行世界を生み出した先祖のアルシェラのことを、この世界の神にして「原罪(オリジナルシン)」だと称しました。

『RAVE』キャラクター6:六祈将軍 ハジャ

ハジャは六祈将軍の1人。別名「無限のハジャ」。2mを超える巨体を黒いローブで包んでいて、顔には豊かな顎髭をたくわえています。頭部から頰まで覆っている兜を外すと、額には逆さまにした人間の鼻と口が見えます。実はハジャの胸には彼に無限の魔力を供給する六一式ダークブリングが植えつけられていて、その開発に着手したキルキラ・イゴール博士を口封じのために自分の身体に閉じ込めていたのでした。

デーモンカードの頭脳とも言える立ち位置で組織に貢献していましたが、その実態は時の民の都ミルディアンのスパイとも言うべき存在。時の民と共謀して時を支配しようとしていましたが、ハルの仲間の1人・ジークハルトと都の中心部で戦った際に、真の目的はこの世でただひとつ究極魔法魔導精霊力に近い力を持つ超魔法「クロノス」を入手することにあるのだと明かしました。

それを手にいれるためなら時の民をも裏切ると言い放ちましたが、ジークハルトとの7日に及ぶ戦闘の末に彼の奇策に敗れ、自爆魔法で彼も道連れにしようとしましたが自分のみが死亡しました。テレビアニメでは、『エア・ギア』の御仏一茶役、『仙界伝 封神演義』の楊森役などで知られる上別府仁資(びふ・ひとし)さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター7:六祈将軍 レイナ

RAVE(16) (週刊少年マガジンコミックス)

レイナは六祈将軍の1人。0043年2月14日生まれで、年齢は23歳。身長170cmで、体重は51kg。血液型はA型です。銀術師(シルバークレイマー)で、無から物を造る空気のダークブリング「ホワイトキス」を使います。美の都エルナディアの出身で、貧しいながらも銀術劇で生計を立てる父と幸せに暮らしていましたが、その父が造り国が強奪した銀術兵器「シルバーレイ」が何者かに盗まれ、国王から嫌疑をかけられた彼は拷問の末に死亡。

復讐のためにエルナディア国王を殺害したレイナは、デーモンカードに所属しながらこの世に残る父の唯一の作品シルバーレイを捜索。ハルの仲間の銀術師・ムジカもまた師匠のリゼの遺言でそれを探し続けていました。一時休戦し協定を結んだ2人は、シルバーレイを盗んだ本当の犯人である鬼神(おにがみ)の総長・オウガ「紲(きずな)の銀」で撃破。それは信じ合う2人の銀術師が揃わなければ使えない究極の技(アルティメットスキル)でした。

暴走したシルバーレイを止めるため、レイナはひとりそれと運命を共にすることに。シルバーレイはレイナの心とともに銀槍へと姿を変え、レイナは死後もムジカと共に戦場に立ち続けたのでした。テレビアニメでは、『コードギアス 反逆のルルーシュ』のC.C.役、『ふたりはプリキュア』の雪城ほのか(キュアホワイト)役などで知られるゆかなさんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター8:六祈将軍 ジェガン

ジェガンは六祈将軍の1人。0041年3月13日生まれで、年齢は26歳。身長179cmで、体重は72kg。魔界のブレイア村出身の竜人(ドラゴンレイス)で、ハルの仲間のレットとは幼馴染の関係です。寡黙で人付き合いの苦手な性格で、唯一自分に優しくしてくれたジュリアに好意を寄せていました。レットの恋人となったジュリアを諦めきれず、故郷の村を滅ぼし、レットが死んだ幻覚を見せた上で彼女に催眠術をかけて操るようになりました。

竜人の成人の儀式「解竜の儀」に失敗したジュリアが知性なき竜と化した後も、催眠術をかけて傍に置くことに。レットとの対決では、1度目は大自然を味方にするダークブリング「ユグドラシル」の力で勝利するも、2度目は竜人最終奥義「神竜一声」を繰り出して過去の憎しみを断ち切ったレットに敗北。ジュリアはレットを選び、彼の飲ませたエリクシル改によって元の姿に戻りました。

その後、屋根の都リストドームに流れ着いた彼は、彫刻家の女性ジアナから手当を受け、帝国将軍の実兄ジェイドから励まされて新たな人生を始めようとするも、シャクマからの粛清を受けて死亡しました。テレビアニメでは、『NARUTO -ナルト-』の薬師カブト役、『Fate/stay night』のランサー役などで知られる神奈延年(かんな・のぶとし)さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター9:六祈将軍 ユリウス・レイフィールド

ユリウス・レイフィールドは六祈将軍の1人。別名「氷の魔法剣士ユリウス」。0043年9月17日生まれで、年齢は23歳。身長176cmで、体重は60kg。血液型はA型です。なんでも氷漬けにしてしまうダークブリング「氷の魔法剣アマ・デトワール」の使い手で、「美しく殺す」をポリシーとしています。いまひとつズレた性格のナルシストで、美しい顔を攻撃されると凶暴な一面が表に出ることも。

前回優勝者「舞リリアントプリンス」として舞姫の村リベイラで開かれる舞踊大会に参加するも、エリーの美しい舞を見て思わず涙してしまうほどに感動し、自分の番がきたときに棄権を宣言。心を洗い流された彼はデーモンカードから離脱し、ハルたちがブルーガーディアンズと戦う際に協力する道を選びました。その戦いが終わった後は解放軍に参加。最終決戦後はハルとエリーの結婚式にも参加しました。

テレビアニメでは、『機動戦士ガンダムSEED』のディアッカ・エルスマン役、『ヘタリア Axis Powers』のオーストリア役などで知られる笹沼晃(ささぬま・あきら)さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター10:六祈将軍 ベリアル

ベリアルは六祈将軍の1人。別名「悪魔候伯ベリアル」。9864年8月20日生まれで、年齢は202歳。身長245cmで、体重は113kg。魔界出身の亜人で、大地を操るダークブリング「ジ・アース」を使用します。恐怖に歪んだ人間の顔を見るのが好きな残忍な性格で、退屈しのぎに鉄壁の守備力を誇る城塞都市テクノティカを崩壊させたことがあります。

シンフォニア王国の跡地で行われた最初の対決ではハルを圧倒。しかしその後、全てのレイヴを奪えば国のひとつやふたつもらえるかもしれないと期待して、デルハリア山脈の洞窟に魔界の巨虫たちを伴って現れた際には、真実のレイヴから認められるための試練を乗り越えたハルにあっさりと敗北しました。

テレビアニメでは、『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』の若き日のガモ・ウイスキー役、『SAMURAI DEEPER KYO』のハイラ役などで知られる田中総一郎(たなか・そういちろう)さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター11:六祈将軍 ディープスノー

ディープスノーは六祈将軍の1人。0056年12月11日生まれで、年齢は25歳(本来は10歳)。身長178cmで、体重は68kg。血液型はA型です。流れるもの全てを味方にするダークブリング「ゼロ・ストリーム」の使い手で、その胸には人間の潜在能力を極限まで引き出す五六式ダークブリングが埋め込まれています。

ハードコア山脈にあるデーモンカード支部の科学者・キルキラ・イゴール博士によって、赤ん坊の頃に五六式ダークブリングを植えつけられ、普通の人間の2.5倍の速度で成長。キングによって帝国に送り込まれ、その圧倒的な強さから北の将軍の地位にまで上り詰めました。ルシアがデーモンカードの新最高司令官になると帰還し、シュダの離脱した六祈将軍に新たなメンバーとして加わりました。

ハルの味方となったシュダと対決した際に、自己の潜在能力を限界まで引き出すも、敗北。赤ん坊の自分を優しく抱き上げてくれたキングを父と慕いながらも彼からは疎まれていると思っていましたが、シュダの口から本当は彼から愛されていたことを知り、涙しました。テレビアニメでは、『魔装機神サイバスター』の安藤ケン役、『リトルバスターズ!』の宮沢謙吾役などで知られる織田優成(おだ・ゆうせい)さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター12:王宮守五神 ルチアングル

RAVE(8) (週刊少年マガジンコミックス)

ルチアングルは、キングを守護する魔界の騎士「王宮守五神」の隊長。別名「角殺のルチアングル」。9951年3月3日生まれで、年齢は115歳。身長230cmで、体重は196kg。クリアケースの中に塔を生やしたような頭部を持ち、鎧とマントを身にまとっています。ジンの塔でダークブリングを造る儀式「エンクレイム」をこれから行おうとするキングによって魔界から召喚され、他の王宮守五神のメンバーと共にハルたちの足止めを行いました。

その者の魂の風景を映し出す幻想空間「魂の宮殿」でハルたちを分断した後、結界聖騎士団員のフーアを倒してからムジカと1対1で対決。物を透明にしたり戻したりできるダークブリング「トランスペアレント」の力でムジカを追い詰めますが、彼から「破壊の銀」を発動され、撃破されました。テレビアニメでは、ディープスノー役と同じ織田優成さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター13:王宮守五神 ラカス

ラカスは王宮守五神の1人。別名「反撃のラカス」。0041年2月28日生まれで、年齢は25歳。身長185cmで、体重は78kg。鋭く尖った鼻と顎、そしてサングラスが特徴的な魔人で、両手にマラカスを持っています。隊長のルチアングルのことを慕っていて、他者と話していても「ですよね隊長」といちいち彼に確認をとるのが癖になっています。

当時王宮守五神の1人だったレットを倒してかなり体力を消耗していたハルの前に現れ、戦いを挑むことに。相手の技を受けることでその技を記憶し、2倍以上の威力で反撃できるダークブリング「リズムカウンター」で彼を追い詰めますが、フェアな戦いを望むレットからアドバイスを受けたハルが封印の剣ルーン・セイブで心を封印したことで彼の心を読めなくなり、敗北しました。テレビアニメでは、ハジャ役と同じ上別府仁資さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター14:王宮守五神 リオネット

リオネットは王宮守五神の1人。別名「影使いリオネット」。9968年7月2日生まれで、年齢は98歳。身長242cmで、体重は205kg。顔全体を覆うドクロのような形の兜と、骨のように細長い両腕を容姿の特徴としています。

魂の宮殿でハルたちが分断された後、影を支配するダークブリング「シャドードール」でそこにいる者たちの動きを封じ、闘争のレイヴを守護する少女・レミの首を締めて殺害しようとしますが、そこに現れたレミの兄・ソラシドによって妨害されます。レイヴの使いである不思議な生き物・プルーの角であればダークブリングを破壊できると知ったソラシドは、超能力でプルーを操ってダークブリングを破壊。

その後、リオネットはエリーのガンズトンファーの銃弾を受けて、敗北しました。隊長のルチアングル曰く王宮守五神の中で最も残忍らしいですが、コミックスに収録されたプロフィール紹介ページで、描いた当の作者から「どこがやねん!!」とツッコまれるレベルでその残忍さを発揮することができないままやられてしまったのでした。

『RAVE』キャラクター15:王宮守五神 ロン・グラッセ

ロン・グラッセは王宮守五神の1人。別名「針使いロン・グラッセ」。0064年11月9日生まれで、年齢は2歳。身長271cmで、体重は270kg。鎧と兜を装備し、槍と盾を手に持った魔人で、黒い手が描かれたたすき掛けのサッシュを身につけています。常に激しい殺人衝動に駆られていて、兜から白い煙を吹き出しながら「もうがまん無理。オレにも殺し、させろ!」と言って、仲間の制止する声も聞かずにハルに攻撃を仕掛けました。

針を操るダークブリング「ニードルペイン」の使い手で、地面のいたるところから巨大な針を突き出す「針地獄」という技を使用します。魂の宮殿でハルたちが分断された後、ムジカとソラシドと対戦。超能力で十字架剣を強化したソラシドの技「翼のはえた十字架(エアリアルクロス)」に敗れました。テレビアニメでは、ベリアル役と同じ田中総一郎さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター16:ジンの塔管理人 グネット

グネットは、ジンの塔を管理している魔人。四角い頭の額部分に方位磁石があり、そこから上にくるりと巻かれた触手のようなものを生やしています。仲間に黙ってハルがたった1人きりでジンの塔にやってきた際、崖の上に立つ彼を遠くから見上げながら「自殺志願者かー?」とにやつき、1000の魔人兵に彼を殺すように指示を出しました。

途中までは魔人兵をなぎ払っていくハルを「たった1人で1000の兵に向かってくるとは、まともな考えとはどうも思えねー」と侮っていましたが、魔人ザーシップが倒されたあたりから表情を変えていきます。磁力を操るダークブリング「コンパスコード」の力で、ジンの塔に入ろうとするハルの動きを封じますが、勢いよく投げつけられた大剣テン・コマンドメンツが胸に刺さり、倒れました。

テレビアニメでは、『絶対無敵ライジンオー』のスカイダー役、『勇者指令ダグオン』の爆睡宇宙獣モグネール役などで知られる巻島直樹(まきしま・なおき)さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター17:ジンの塔魔人兵 ザーシップ

ザーシップは、グネットの指示でハルの前に立ちはだかった魔人。ハルの身長を遥かに超える巨体の魔人で、知能が弱いせいか、興奮のあまり味方の魔人たちを攻撃してしまうことも。潜水艦のように土の中を移動できるダークブリング「サブマリーンソイル」の使い手で、土の中に潜りながらハルを攻撃していましたが、背後から飛び出て襲いかかろうとした際に、振り返りざまのハルの一撃にあいます。

魔人たちの大半がハルに敗れた後、倒されたかに見えたザーシップは密かに土の中に潜りその下からハルに襲いかかろうとしていました。しかし、そこにやってきたハルの父・ゲイルにそこにいることを気づかれ、一太刀を浴びせられて死亡しました。

『RAVE』キャラクター18:グネット補佐役 シンガン

シンガンは、グネットの補佐役の魔人。三角形に尖った頭を持つ魔人で、グネットのことを「様」づけで呼んでいます。自分の歯を飛ばす「機銃歯弾」で、ジンの塔に入ろうとしたハルを攻撃しましたが、避けられて斬りつけられることに。「今すぐ殺せ!」というグネットの声を受けて起き上がり、他の魔人たちとともにハルに飛びかかって自爆。ハルに大ダメージを与えました。

ちなみに魔人たちの名前は頭に「マ」をつけるとそのキャラクターに関係した言葉になるようにできていて、たとえばラカスは「マラカス」、リオネットは「マリオネット」、グネットは「マグネット」となります。シンガンは「マシンガン」となります。

『RAVE』キャラクター19:デーモンカード下っ端 フェーベル

フェーベルは、デーモンカードの下っ端。頬骨と顎が尖った顔立ちをしていて、デーモンカードのロゴが入った黒いヘアバンドをしています。ガラージュ島にやってきたシバの前にレイヴを奪う目的で現れ、右腕にはめたパンクストリート製のバズーカ砲で重傷を与えました。シバを傷つけられたことに怒ったハルにやられたものの、その頃デーモンカードにいたシュダからダークブリング「フルメタル」を譲り受けて再起。

ハルの家をバズーカ砲で派手に撃ち抜いた後、身体を金属に変えられるそのダークブリングでハルと戦闘に。破壊する快楽に支配されて、ハルの姉のカトレアの首をしめたとき、怒ったハルから爆発の剣エクスプロージョンの一撃を受け、ダークブリングを破壊されて倒れました。その後は改心したようで、ガラージュ島にある「カフェつぼみ」で雑用として働いている模様です。

テレビアニメでは、『勇者指令ダグオン』の大堂寺炎役、『デジモンアドベンチャー02』のホークモン役などで知られる遠近孝一(とおちか・こういち)さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター20:デーモンカード部隊長 ルーガス70(セブンティー)

ルーガス70は、デーモンカードの部隊長でシュダの部下。0063年9月1日生まれで、年齢は4歳。身長190cmで、体重は110kg。デーモンカード本部でつくられたサイボーグで、名前はハリウッドスターのスティーブン・セガールのアナグラムになっています。針金のように尖った髪と筋骨隆々とした肉体の持ち主で、右腕からロケットパンチ、左腕を取り外して三角形の金属を放つ「Δ(デルタ)・キャノン」を繰り出します。

トレモロ・マウンテンから姿を現した移動要塞ラプソディアの上でムジカと対決。ムジカから「福音の銀(ゴスペリオン・シルバー)」の一撃を食らって敗北しましたが、その後にラプソディアの自爆を食い止めようと奮闘していたムジカを、解除コードを遠隔操作で書き換え続けることで最後まで妨害しました。

テレビアニメでは、『機動戦士ガンダムAGE』のイゴール・エバンス役、『レイトン ミステリー探偵社 〜カトリーのナゾトキファイル〜』のクラーク・ゴスペック役などで知られる杉野博臣(すぎの・ひろおみ)さん(現・杉野田ぬき(すぎの・たぬき)さん)が声を担当しています。

『RAVE』キャラクター21:デーモンカード部隊長 プーシャ

プーシャは、デーモンカードの部隊長でシュダの部下。0041年1月9日生まれで、年齢は25歳。身長147cmで、体重は71kg。血液型はB型です。ふくよかな体型と丸い形のサングラスが特徴的で、女好きでかなり危ない性格の持ち主。六祈将軍の美女・レイナのファンで彼女の部屋から盗み出した私物をいくつか所有しています。移動要塞ラプソディアの上でエリーと相対したときには「決めたブー。おまえ今日からオレの彼女な」と迫りました。

ダークブリング「グルー・ティアー」の使い手で、頭から生えた触角のようなものから接着剤を放つことができます。ムジカを倒せば昇進してレイナに一歩近づくことができると思い、ルーガス70の「Δ・キャノン」で放たれた複数の三角形の金属をダークブリングで操る連携技「最後の雨(Ω(オメガ)・レイン)」を放つも、ムジカから「福音の銀」を受けて敗北しました。

テレビアニメでは、『デジモンフロンティア』のウッドモン役、『うたわれるもの』のテオロ役などで知られる石川ひろあきさんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター22:デーモンカード下っ端 ジョーコ

ジョーコは、デーモンカードの下っ端。0026年3月14日生まれで、年齢は40歳。身長142cmで、体重は40kg。血液型はO型です。デーモンカードのロゴがついた円筒形の帽子とサングラス、首元にファーのついた黒いコートを身につけています。ヒップホップタウンにあるドッグレース場のオーナーで、そこに売られてしまったプルーを助けにきたハルをダークブリング「スモークバー」の力で圧倒しました。

一度退却したハルをプルーを囮にして誘き出し、密室に閉じ込めた上でダークブリングを発動。自身の身体を一酸化炭素の煙に変えて相手にくらわせる「CO・ヘブン」という技でハルを呼吸困難に陥らせますが、エリーがガンズトンファーで会場中を打ちまくったことによって密室を破られます。さらにいつのまにかプルーにダークブリングを奪われていたことで力を使えなくなり、ハルからの鋭いパンチを受けて敗北しました。

テレビアニメでは、『ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-』のロッコ・ベルフェバン役、『進撃の巨人』のニック司祭役などで知られる麻生智久(あそう・ともひさ)さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター23:デーモンカード第17部隊総隊長 ランス

ランスはデーモンカードの第17部隊総隊長。別名「獣剣のランス」。0028年2月6日生まれで、年齢は38歳。身長218cmで、体重は97kg。血液型はA型です。頭の両脇を残して伸ばした髪を鶏のトサカのように立たせていて、両眉の端にリング型のピアスをつけているのが特徴です。世界最大の武器市パンクストリートに屋敷を構えており、エリーを人質にしてハルをそこに誘き寄せました。

ハルの仲間のムジカの祖父であり、レイヴの力を引き出す大剣テン・コマンドメンツを打った世界一の鍛冶屋でもあるガレイン・ムジカから「獣剣」を打ってもらった際に、試し斬りとして彼の家族を惨殺した過去があります。振る度に獣の幻が出るその剣と、幻を一瞬だけ現実化できるダークブリング「リアルモーメント」を用いてハルと戦うも、敗北。負けを認めた後にハルに後ろから斬りかかる卑劣さを見せましたが、振り向きざまのハルの一撃に倒れました。

テレビアニメでは、『魔法少女リリカルなのは』のザフィーラ役、『明日のナージャ』のゲオルグ・ハスキル団長役などで知られる一条和矢(いちじょう・かずや)さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター24:デーモンカード第17部隊員 ビス

ビスはデーモンカードに所属するランスの部下。ふくよかな体型をしたモヒカンの男性で、原作では「DEATH」の文字が額にあります。「デブ」と言われると頭から煙を出すほどに怒りますが、一方「ブタ」は彼には褒め言葉として受け取られる模様です。頭に刺している複数のネジを高速で放つ「ネジ式散弾銃」という技でハルたちを壁に張りつけ、レイヴを服の中に隠していないか周りにいる者たちに探させました。

その後、エリーを取り返しにランスの屋敷にやってきたムジカを相手に戦うことに。4蓮のドリルを高速回転させる武器「クランキーマン」を右腕に装着してムジカに攻撃し続けるも悉く避けられ、最終的にランスに後ろから斬りつけられて倒れました。ランスが逮捕された後、ガレイン・ムジカの弟子になった姿が6巻第46話の扉絵に描かれています。テレビアニメでは、ルーガス70役と同じ杉野博臣さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター25:デーモンカード部隊長 ゴウ・ロックウェル

ゴウ・ロックウェルは、デーモンカードの部隊長。別名「怒槌(いかづち)のゴウ」。0040年9月15日生まれで、年齢は26歳。身長199cmで、体重は82kg。血液型はO型です。長い黒髪を立たせた上半身裸の大男で、右胸から右腕にかけて虎柄のような刺青を入れています。実は映画監督でもあり、ニコニコ映画賞を総ナメにした『ポピーくんこんにちは』で有名。谷の村スカに雷館を構え、機械で5年間雨を降らせながら映画撮影を行っていました。

寝ぼけて自分が殴り飛ばしてしまった恋人のローザがハルにやられたと思い込み、村人のために雨を止めにきた彼と対決することに。GOと刻まれたハンマー「怒槌」に取りつけた雷を操るダークブリング「アングリーブリッツ」で戦いましたが、エリーから投げ飛ばされたプルーの角でダークブリングを破壊され、敗北。その後、心を入れ替えた彼は村の復興に尽力し、最終決戦ではハルたちを支援しました。

テレビアニメでは、『城下町のダンデライオン』の櫻田総一郎役、『機動戦士ガンダムAGE』のファルク・オクラムド役などで知られる松本大(まつもと・だい)さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター26:デーモンカード部隊員 ローザ・スプラッシュ

ローザ・スプラッシュは、デーモンカードの部隊員でゴウの恋人。0047年7月10日生まれで、年齢は19歳。身長167cmで、体重は48kg。血液型はB型です。ショートカットの髪の美女で、女優としてゴウの映画に出演しています。雷館で男性限定で踊らずにはいられなくなる音楽をかけてハルやデーモンカードの他の男性隊員を踊らせてしまった後、エリーこそがレイヴ使いだと勘違いして彼女と対決。

蛇腹剣と銃を組み合わせた武器「踊る狼」でエリーを追い詰めますが、彼女のガンズトンファーの一撃を食らってその武器が暴走状態に陥ります。その攻撃が自分に届きそうになったときに、敵であるはずのエリーから助けられ、敗北を認めました。その後、雨を降らせ続けた村の復興にゴウと共に尽力し、最終決戦でもゴウと共にハルの支援を行いました。

テレビアニメでは、『新世紀エヴァンゲリオン』の伊吹マヤ役、『機動戦艦ナデシコ』のマキ・イズミ役などで知られる長沢美樹(ながさわ・みき)さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター27:暗殺者 シュナイダー

シュナイダーは、裏の世界で有名な暗殺者。白衣を身につけた短い黒髪の男性で、ムジカ曰く金でしか動かない汚い奴。デーモンカードからハル暗殺の依頼を受け、トレモロ・マウンテンの夢穴(アクムホール)と呼ばれる洞窟内で、「睡眠花粉(スリープバラン)」を大量に吸い込んで眠ってしまったハルたちを一度助けた後、エクスペリメントで医師をしていると偽った上で、一定時間後に睡眠効果と麻痺をもたらす薬を投与しました。

ハルたちが眠ってしまった後に、フック型の武器で殺そうとしたところを後ろから現れたムジカに止められて失敗。その際にムジカからやられた傷を自力で縫合した後に、再びハルの前に現れたものの、彼から音速の剣シルファリオンの攻撃を受け、敗北しました。テレビアニメでは、『戦姫絶唱シンフォギア』の風鳴弦十郎役、『NARUTO -ナルト-』のうちはイタチ役などで知られる石川英郎(いしかわ・ひでお)さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター28:デーモンカード女戦士隊特別攻撃部隊員 ソプラ

ソプラは、六祈将軍のレイナ率いる女戦士(アマゾネス)隊特別攻撃部隊の隊員。別名「沈黙のソプラ」。0047年4月8日生まれで、年齢は19歳。身長170cmで、体重は60kg。血液型はA型です。髪を短く切ったボーイッシュな印象の女性で、ドリュー幽撃団の総帥であるパンプキン・ドリューと、鬼神総長のオウガの所持しているシンクレアを奪う目的で、女戦士隊とともに海底要塞リバーサリーに侵入しました。

一時的に全ての音をシャットアウトできるダークブリング「サウンドキャンセラー」と、ヌンチャクやナイフなどの武器の使い手で、コンビを組んでいるランジュと共に周辺の鬼たちを掃討。ゴブのダークブリング「スカイハイ」に敗れそうになったところをレイナに助けられ、隊ごとリバーサリーを離脱するように指示を受けました。

浜辺でレイナの帰りを待ち続けていましたが、海からひとりで戻ってきたムジカを見てレイナの死を確信。レイナがいなくなったのを機に女戦士隊はデーモンカードから離脱することに。最終決戦時は、女戦士隊全員の意見の一致でハルの支援に向かいました。

『RAVE』キャラクター29:デーモンカード女戦士隊特別攻撃部隊員 ランジュ

ランジュは、レイナ率いる女戦士隊特別攻撃部隊の隊員。別名「騒音のランジュ」。0052年11月12日生まれで、年齢は14歳。身長145cmで、体重は39kg。血液型はO型です。長い髪をツインテールにしている少女で、左腕に1から10までの数字が刻まれています。数字をかぞえた分だけ大声を出せるダークブリング「ユーズドサウンド」の使い手で、コンビを組むソプラには彼女の持つダークブリングの性質上効き目がありません。

海中要塞リバーサリーに侵入した際、ソプラと共に周辺の鬼たちを掃討。ゴブとの戦闘時に30秒を数えて特大の声の一撃を与えようとしましたが、彼のダークブリングで攻撃されて失敗。危ないところをレイナに助けられ、彼女から指示を受けて隊ごとリバーサリーを離脱しました。その後、レイナの死を知って大粒の涙を流し、ソプラに抱き寄せられて慰められました。最終決戦時は、女戦士隊と共にハルたちを支援しています。

『RAVE』キャラクター30:デーモンカード諜報部員 レディ・ジョーカー

レディ・ジョーカーは、デーモンカードの諜報部員。後ろ髪を立たせた女性で、首から双眼鏡をぶら下げています。レイナの死亡を報告した際「ここは弔いの言葉の一つでも申された方が」とルシアに進言しますが、「てめェは何様のつもりだ」と彼から胸ぐらをつかまれて投げ飛ばされることに。その日のうちに、闇の世界の重鎮がデーモンカードに結集する「プロジェクトDR(ダークランデブー)」の完成を目撃することになりました。

その後、全てのシンクレアを揃えたルシアがデーモンカード本部に帰還した際、ルシアに従うことを決めた四天魔王の一角・メギドが会場に集まったデーモンカードの隊員たちを焼き滅ぼしていく姿を目撃。その騒ぎの中で、ルシアから背中に剣を突き刺され、死亡しました。

『RAVE』キャラクター31:デーモンカード科学者 キルキラ・イゴール

キルキラ・イゴールは、デーモンカードに所属する科学者。スキンヘッドの小さな老人で、「ひっひっひ」と気味悪く笑います。かつてハードコア山脈にあるデーモンカード支部で、ダークブリングと新兵器に関する研究を行い、五六式ダークブリングと純正の人間の赤ん坊を融合させた生物兵器を生み出しました。その子どもはキングによってディープスノーと名づけられ、後に六祈将軍に加わることになりました。

ハジャに無限の魔力を供給する六一式ダークブリングを植えつけたあと、口封じのために彼の身体に封印されてしまうことに。ハジャがジークハルトを道連れにしようと自爆魔法を使用して亡くなった後、彼の身体から解放されて姿を現しました。生きた人間を使った実験をまたやろうとミルディアンの民のヒルデの顔を掴んだとき、生き延びていたジークハルトの魔法によって気絶させられ、幽閉されることになりました。

『RAVE』キャラクター32:デーモンカード部隊長 ブランチ

ブランチはデーモンカードの部隊長。0046年1月2日生まれで、年齢は21歳。身長160cmで、体重は42kg。血液型はA型です。長く伸ばした黒い前髪を手で払う癖があります。ずる賢く卑怯な性格で、都会人を気取っているものの、実はハルと同じガラージュ島出身。一時期交際していたハルの姉のカトレアに暴力を振るって泣かせていたため、怒ったハルからやっつけられたことがあります。その裏では他の島民たちからいじめられる鬱屈とした日々を過ごしていました。

先輩として慕っていた六祈将軍のユリウスがデーモンカードから離脱した後に、保身のためにデーモンカード傘下のブルーガーディアンズに取り入ろうとします。そこの幹部のシアンとコアラから脅され、舞踊大会でペアを組んでいたナギサを拷問して解放軍のアジトの場所を吐かせようとしますが、どれだけ傷つけられてもナギサは口を割ろうとせず、それを見つけて心底激怒したムジカから殴られて失神します。

ブルーガーディアンズに捕まったブランチは生身の身体を改造されて命令通りに動く機械兵となり、戦いの最中にハルに「オレを殺してくれ」と懇願。恨みがあってもハルは彼を殺せず、生きるように説得します。しかしその後、ブランチの誘導でハルたちが避難した後、その場に残った彼の体内に仕掛けられた爆弾が爆発。もう少し時間があればハルと友達になれたかもしれないと思いながら死亡しました。

『RAVE』キャラクター33:ドリュー幽撃団総帥 パンプキン・ドリュー

パンプキン・ドリューは、闇の組織「ドリュー幽撃団」の総帥。0026年12月30日生まれで、年齢は40歳。身長199cmで、体重は93kg。血液型はAB型です。元々は魔界の王の1人で、人間に興味を抱いて地上世界にやってきました。人間も亜人も仲良く暮らせることを目指して、苦労の末にオルベスクという町をつくりましたが、人間の子どもが亜人の子どもに傷つけられたことをきっかけに元々あった差別意識が表面化し、住人同士の関係が崩壊。

「光の裁き」と呼ばれた暴行の末に町で一番暗い牢獄に閉じ込められ、シンクレアのひとつ「ヴァンパイア」に選ばれたドリューは人間と光に対する復讐を誓ったのでした。ハルとの一騎打ちでは、引力を支配するそのダークブリングと、夜が深まるにつれ痛みが強くなる「宵の剣」で彼を圧倒。ハルが仲間と団結して再戦を挑んできた際には、魔王の力で彼らを圧倒するも、最終的にハルの太陽の剣ミリオンサンズに敗れました。

テレビアニメでは、『爆丸バトルブローラーズ ニューヴェストロイア』のゼノヘルド役、『勇者王ガオガイガー』の大河幸太郎長官役などで知られる石井康嗣(いしい・こうじ)さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター34:ドリュー幽撃団員 フランケン・ビリー

RAVE(15) (週刊少年マガジンコミックス)

フランケン・ビリーは、ドリュー幽撃団の団員。顔や身体に縫合痕のある大柄な男性で、首の両脇には大きな釘が刺さっています。非常に短気な性格で、空中カジノ「エーデルレイク」のオーナー・ルビーを騙してドリュー幽撃団を大きくするための資金を新たに得ようとするも、彼からクビだと言われたことをきっかけに我慢の限界に達し、自分たちの正体を明かして彼から全財産を奪い取ろうとしました。

手足を大きくするダークブリング「ジャイアント」の使い手で、ドリュー幽撃団の所有する巨大戦艦クリーチャーでは巨人島(トロルエリア)を守護。艦内でムジカと1対1で戦いましたが、彼の「銀槍コルセスカ」の一撃を受けてあっさりと敗れました。テレビアニメでは、『真・女神転生デビチル』のビビサナ役、『戦国無双』の直江兼続役などで知られる高塚正也(たかつか・まさや)さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター35:ドリュー幽撃団員 リリス・ニーナ

リリス・ニーナは、ドリュー幽撃団の団員。黒いドレスに身を包んだ妖艶な女性で、ヘアバンドで髪を上げて額を見せています。自らの身体を風に変えられるダークブリング「ノアズ・ウインド」の使い手で、ルビーから資金を得るための交換条件としてエーデルレイク内にいるプルーを捕まえることになった際には、「風祭」という技で睡眠花粉を飛散させて安全にプルーをゲットしました。

巨大戦艦クリーチャーでは誘惑の牢(テンプテーションエリア)を守護。単純なビリーと違って悪知恵が働き、艦内でルビーを騙して全財産を譲渡する契約書にサインさせた後、ミルデスタの人魚・セリアとの戦闘に突入。彼女がハルに片思いしていることを見抜き人間になる方法を教えると騙して一時優位に立つも、水中魔法陣の中に誘い込まれた上で海魔法「青い有頂天(ブルーエクスタシー)」の一撃を浴びせられ、敗れました。

ドリューとハルたちとの決戦中に再度姿を現し、ドリューの味わった過去の痛みに共感するような言葉を発しますが、それがドリューの癇に障って殺されました。テレビアニメでは、『おとぎ銃士 赤ずきん』の白雪姫役、『放課後のプレアデス』のいつき役などで知られる立野香菜子(たての・かなこ)さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター36:ドリュー幽撃団員 クッキー

クッキーは、ドリュー幽撃団の団員。別名「粉砕(クラッシュ)クッキー」。2つの角のある頭巾を被った男性で、ガムを噛んだり膨らませたりしながら戦闘を行います。かつて1000人以上をその手にかけた最凶の殺人鬼で、15年前に帝国に捕まって処刑されましたが、ドリューが死んだ人間の魂を肉体に戻すネクロマンシーを行ったことによって、ドリューを支配者(ネクロマンサー)としたゾンビとして蘇りました。

巨大戦艦クリーチャーでは墓の道(トゥームエリア)を守護。触れたもの全てを粉々にできるダークブリング「オールクラッシュ」を使ってハルたちを迎え撃ちましたが、ハルから真空の剣メル・フォースを使われたことで壁に叩きつけられ、自分のダークブリングの力で壁を砕いて外に出てしまいます。海に落ちていく途中で夕日の光に全身を照らされ、消滅しました。

『RAVE』キャラクター37:ドリュー幽撃団員 オロチ

オロチは、ドリュー幽撃団最強の戦士。別名「毒霧のオロチ」。右頰に「神」左頰に「酒」の文字が刻まれた短い黒髪の男性で、その名前の通り両腕には蛇の刺青が彫られ、首には大蛇のようなものがぶら下がっています。吸い込んだら一瞬で死んでしまう毒霧を放つダークブリング「デスポイズン」の使い手で、首から下げている蛇の口からそれを吐かせています。

巨大戦艦クリーチャーでは毒の街(ポイズンエリア)を守護。クリーチャーは右上のエリアから攻められることが多いため、ドリュー幽撃団で最も強い彼がここに配置されています。ハルたちとの戦闘に入った後、武闘派のレットの攻撃を全て防いだ後に毒霧を放ち、一時退却。その間に六祈将軍のジェガンに襲われ、ハルたちが追いついたときには事切れていました。

『RAVE』キャラクター38:ドリュー幽撃団狼博士 マミー

マミーは、ドリュー幽撃団に所属する狼博士。右目に眼帯をつけて身体中に包帯を巻いたミイラ男のような出で立ちをしています。115年に渡って狼に関する研究をしており、ドリュー幽撃団の兵隊として人狼(ウルフ)を造り出していました。いかに強い人狼を生み出せるかにしか興味がなく、生命や亜人に対する敬意がないその姿勢はハルやレットを憤らせました。

巨大戦艦クリーチャーでは森の丘(ウッドエリア)を人狼と共に守護。ムジカをベースに生み出した最強の人狼「ウルフver.320」をハルたちに差し向けますが、彼はハルの呼びかけに混乱して自滅。マミーは肉体を破棄する代わりに骨の騎士の力を手にいれる裏ダークブリング「ボーンナイト」を使ってハルたちと戦いますが、ハルの飲ませたエリクシル改によって人間の姿を取り戻したムジカによって骨と化した身体を砕かれ、死亡しました。

『RAVE』キャラクター39:ドリュー幽撃団兵隊 人狼(ウルフ)

人狼は、ドリュー幽撃団の兵隊。狼博士マミーによって人間をベースに造り出された亜人で、筋骨隆々とした狼男の身体を持ち、その右手には銃が備えつけられています。ビリーたちがルビーの資金を狙って空中カジノ「エーデルレイク」に行った際にそのうちの一体が同行し、ルビーに献上予定だったものの断られたためいらなくなった幻の鳥「虹色鳥」を、ビリーから許可を出されて食べてしまいました。

巨大戦艦クリーチャーで守護している森の丘にハルたちがやってきた際、群れをなして彼らに襲いかかったものの、撃退されました。テレビアニメでは、『電光超特急ヒカリアン』の梅田笛太郎役、『探偵学園Q』の白峰隼人役などで知られる葛城政典(かつらぎ・まさのり)さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター40:鬼神総長 オウガ

オウガは、鬼族の闇の組織「鬼神」の総長。0030年2月8日生まれで、年齢は36歳。身長225cmで、体重は150kg。血液型はA型です。筋骨隆々とした大柄な肉体の持ち主で、肩より長い髪を額の真ん中で分けています。暴力的で支配欲に満ちており、魔導精霊力を持つエリーを「魔亜冥土砲(マーメイドキャノン)」の動力源として海底要塞リバーサリーに無理やり連れ去りました。

魔亜冥土砲の試し撃ちがエリーの抵抗とハルの封印の剣ルーン・セイブによって失敗に終わり、怒りのあまりエリーを殺してしまいそうになります。その後、銀術兵器シルバーレイを発動させ、一時的な共闘を決めたムジカとレイナと本格的な戦闘に突入。物理攻撃を全て無効にするシンクレア「ラストフィジックス」と金術で優位に立ちますが、信じ合う2人の銀術師が放つ究極の技「紲の銀」に敗れました。テレビアニメでは、ゴウ・ロックウェル役と同じ松本大さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター41:鬼神参謀長 ゴブ

ゴブは、鬼神の参謀長。常に何かをブツブツと呟いている陰気な印象の鬼で、両頬にそばかすがあるのが特徴です。エリーの魔導精霊力を動力源とした魔亜冥土砲の試し撃ちを行う際は操作を担当し、彼女が抵抗したことでそれが破損してしまった際は修理を担当しました。今日中に修理を終えるのは無理だと聞いて痺れを切らしたオウガから「レイナってのは美人って噂だよな。つかまえてこい」と命令され、リバーサリー内を探すことに。

その途中で女戦士隊のソプラとランジュと出会い、戦闘に突入。どんなものでも空中で操ることができるダークブリング「スカイハイ」で複数の武器を操って2人を追い詰めるも、そこに現れたレイナの銀術で攻撃を防がれ、ムジカからの拳の一撃を食らって倒されました。その後は縄で身体を縛られ、女戦士隊の捕虜として連れていかれました。

『RAVE』キャラクター42:鬼神工兵長 ヤンマ

ヤンマは、鬼神の工兵長。スキンヘッドの男性で両耳からトンボ型のピアスをぶら下げており、透明なトンボの羽を背中部分につけた上着も身につけています。非常に残忍な性格で、魔亜冥土砲のエネルギーを得るために、牢に閉じ込められて限界を迎えつつある女性の人魚たちを脅した上で、無理やり魔力を奪いとっていきました。

鬼神前線基地「宵藍(シャオラン)」にハルの仲間たちがやってきた後、エリーと1対1の戦闘に突入。物理的に全てを透視できるだけでなく、相手の弱点や能力などの情報までもを見通すことができるダークブリング「千里眼(ドーブレビスタ)」でエリーの弱点を知り、雷撃を放つ「サンダームーブ」で彼女を恐怖させましたが、彼女のガンズトンファーによる「エリーストライク」を受けて倒されました。

『RAVE』キャラクター43:鬼神砲兵長 ゴッコ

ゴッコは、鬼神の砲兵長。黒髪を後ろに撫でつけて前髪だけ立たせたような髪型で、両目尻の下にはホクロが縦に3つずつ並んでいます。オウガのことを心から信頼しており、ヤンマが魔亜冥土砲の準備が滞りすぎていることをオウガに知られたら「ヘタすりゃオレたち全員殺されちまうんだよ!!」と言った際に、カッと目を見開いて「総長は仲間を殺したりはしねェ!!」と怒鳴りました。

宵藍にハルの仲間たちがやってきた後、レットと1対1の戦闘に突入。壁をすり抜けられるダークブリング「スルー・ザ・ウォール」を使って壁の中に身体を隠しながら戦いましたが、レットから気配で居場所を特定されてしまいます。そこで、レットを壁の中に引きずり込んで身動きがとれないようにしましたが、彼にその壁を破壊され、顔を思いきり殴られて敗れました。

『RAVE』キャラクター44:鬼神遊撃隊長 ガワラ

ガワラは、鬼神の遊撃隊長。うねった長い黒髪の上に、2本の長い角をつけたヘアバンドをしている男性で、左目の下には「PEACH」の文字が刻まれています。巨大な魚に乗り、部下を連れて宵藍周辺の見回りをしていたところでハルに挑発され、後を追いかけることに。ハルから「印・空・連携ルーンフォース」で海を割られ、「爆・速・連携シルファードライブ」による爆発を受けた後、押し戻されてきた海水で部下ごと流されてしまいます。

ハルが宵藍の入り口を探していたところでガワラだけが彼に追いつき、ダークブリング「ストーン・ローゼス」の力で彼の右腕から全身にかけてをじわじわと石化させていきます。しかし、宵藍から解放された人魚たちの命がけの魔法によってハルの石化が解かれ、鬼の中でも一・二の防御力を誇っていたにもかかわらず、怒りをみなぎらせたハルの一撃によってあっさりと敗れました。

『RAVE』キャラクター45:皇帝護衛部隊 ダルトン

ダルトンは「皇帝護衛部隊(インペリアルガード)」の1人。皇帝護衛部隊は、その名前の通り帝国皇帝の護衛を務めてきた最も強靭な兵で、帝国が崩壊した後はデーモンカードにつき、ディープスノーの配下となりました。ダルトンの別名は「繭籠りのダルトン」。鉄のように硬い殻に覆われ、2対の羽を生やした昆虫のような姿をしています。

帝国残党の傭兵部隊「地底人(アンダーグラウンド)」との戦いを他の者たちに任せ、ディープスノーの命令でハルたちを追いかけることに。ハル以外の者たちを繭の中に閉じ込めますが、ハルに空から引きずり降ろされて叩きのめされて敗北します。

復活した後、「コクーンアーミー」という技で自分と同等の戦闘能力を持った複数の分身をつくって戦いを挑みますが、そこに現れたシュダの爆炎のダークブリング「バレッテーゼフレア」の力を受けて、まとめて爆死することになりました。

『RAVE』キャラクター46:皇帝護衛部隊 レイゼンビー

レイゼンビーは、皇帝護衛部隊の1人。別名「白炎のレイゼンビー」。0034年1月6日生まれで、年齢は33歳。身長216cmで、体重は147kg。血液型はB型です。黒いヒーロースーツに身を包んだ男性で、腕を4本生やしていますが、下の2本はただのアクセサリーです。極めて単純な性格の持ち主で、デーモンカードに騙されて、ハルたちのことを世界を混沌に陥れようとする悪人だと思い込んでいました。

対象にまとわりつく白い炎「ボンドファイア」で地底人と戦った後、ダルトンと合流。ハルとムジカを圧倒するほどの怪力を見せますが、シュダに斬られて敗北します。それから自分が騙されていたことを知り、ハルたちに同行することに。舞姫の村リベイラで開かれる舞踊大会の賞金を狙って、エリーとペアを組んで出場しますが、ブランチに下剤を盛られてトイレに引きこもらざるを得ない状況に陥ります。

そこから復活した後はブルーガーディアンズとの戦いに参加。それを終えた後は解放軍に参加し、最終決戦ではハルたちの支援に回りました。『FAIRY TALE』とコラボしたOADでは、『真・中華一番!』のチョウユ役、『ヘボット!』のハッカネズミ役などで知られる下山吉光(しもやま・よしみつ)さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター47:皇帝護衛部隊 ムーア

ムーアは、皇帝護衛部隊の1人。別名「月輪のムーア」。左頬に「T」の文字が刻まれたメキシカン風の男性で、チャクラムを武器として用います。地底人と戦った後、先にハルたちを追いかけたダルトンと合流。太陽の剣ミリオンサンズで目くらましをしてから逃亡したハルたちを追いかけますが、そこに現れたシュダに道を阻まれます。

風を切る音さえ聞こえない「サイレントチャクラム」、目には見えない「インビジブルチャクラム」という技をシュダに放ちますが、それを全て跳ね返された上で、シュダの妖刀「炎天下」に胸を貫かれて敗北しました。

『RAVE』キャラクター48:皇帝護衛部隊 ブロスナン

ブロスナンは、皇帝護衛部隊の1人。別名「金眼(こんがん)のブロスナン」。鎧で全身を固めた大男で、大剣を武器として用います。地底人と戦った後、ダルトンと合流。逃走したハルたちを追いかけてシュダに道を阻まれた際、上から勢いよく斬りかかり、両眼からビームを放って攻撃しました。

ムーアがシュダの刀に貫かれた様を見て「おのれ」と口にしますが、いつの間にシュダから攻撃を受けていたのか、その直後に自分の鎧にヒビが入って砕け散っていき、驚いている間に身体が燃えて敗北しました。

『RAVE』キャラクター49:ブルーガーディアンズ船長 ハードナー

RAVE(26) (週刊少年マガジンコミックス)

ハードナーは、大空賊「ブルーガーディアンズ」の船長。0025年10月29日生まれで、年齢は41歳。身長218cmで、体重は149kg。血液型はO型です。額に内向きに逆巻くVの字のような刺青を入れている男性で、普段は四角いレンズの眼鏡をかけています。その昔ブルーガーディアンズは彼と現解放軍リーダー・ユーマと仲間たちによる小規模な空賊でしたが、原因不明の墜落事故により彼ら2人以外が全員死亡してしまいます。

妻子を失い深い悲しみに暮れたハードナーは何を手に入れても満たされなくなってしまい、あの日の出来事を忘れたいと強く願うようになります。魔界にある「誕生の祭壇」忘却の王エンドレスを呼び寄せて融合進化することによって全てを忘れようと目論見ますが、ハルたちの妨害にあい、再生の力を持つシンクレア「アナスタシス」と、 処刑剣エグゼキューソナーズソードを用いて応戦。

しかし、魔界に呼び寄せられたエンドレスは、時空の杖を用いたエリーの魔導精霊力によってこの場から消されてしまうことに。そこに現れたユーマから実は娘が生き延びていたことを聞かされたハードナーは、これまでの自分の過ちを深く悔やみます。その直後にルシアにアナスタシスを奪われて重傷を負わされてしまったものの、光を見出したハードナーは闇の世界から足を洗って生きることを決めたのでした。

『RAVE』キャラクター50:ブルーガーディアンズ副船長 ルナール

ルナールは、ブルーガーディアンズの副船長。0046年3月19日生まれで、年齢は21歳。身長160cmで、体重は48kg。血液型はA型です。ネイティブアメリカン風の女性で、ハードナーに対して厚い忠誠を誓っています。ユリウスがブルーガーディアンズにデーモンカード傘下に入ってほしいと話しにきたとき、副船長として彼女がまず応対にあたっていました。

人工的に魔導精霊力を宿そうと調整を繰り返してきた少女・ベルニカをブルーガーディアンズに引き入れるために、ハードナーは平和のためにエンドレスを滅ぼそうとしていると嘘をつき、後にベルニカを絶望させることに。戦闘面では相当な実力の持ち主で、デーモンカードを離脱してハル側についたユリウスを倒し、彼からは「奴は化け物か」と驚かれていました。

『RAVE』キャラクター51:ブルーガーディアンズのモンスター ディマンシュ

ディマンシュは、ブルーガーディアンズが所有するモンスター。ドクロの顔にサソリの身体を持った超巨大なモンスターで、遠くにある千年樹を一撃で破壊するほどの威力を持った光線を口から吐きます。デーモンカード傘下に入ったブルーガーディアンズからの急襲を受け、南にある洞窟に避難した舞姫の村リベイラの民とハルたちを、その外側から襲いました。

ブルーガーディアンズから「魔導精霊力を持つエリーさえ差し出せば攻撃するのをやめる」と通告されるも、村の伝説となった舞姫の姿をエリーに見出したリベイラの長老はそれを拒否。ディマンシュは一丸となって立ち向かってきたハルたちと村民に光線を放ちますが、その時にかつて舞姫に魅了された大蛇ユルルングルが姿を現し、光線を防ぎます。ディマンシュはユルルングルに強く身体を締められて死亡しました。

『RAVE』キャラクター52:六つの盾 ルカン

ルカンは、ブルーガーディアンズの幹部「六つの盾(シックスガード)」のリーダー。「六つの盾」は元々デーモンカードの六祈将軍を倒すために集められた6人の戦士で、六祈将軍と同等かそれ以上の実力を持っています。ルカンはサメの形のフードを被った坊主頭の男性で、ブルーガーディアンズが誇る空中要塞アルバトロスの上では、魔界を守りたいという強い想いを抱いた竜人・ジュリアと1対1の戦闘に。

身体にふれたものを全て溶かす酸のダークブリング「アシッドルール」で、命懸けて立ち向かってきたジュリアを圧倒。彼女の顔を掴んで要塞の上から落としますが、その際に彼女からズボンの裾を掴まれて一緒に落ちてしまいます。

空中でジュリアに背中からしがみつかれた状態で首に絞め技をかけられ、自分の身体を酸に変えることでそれから逃れますが、そのせいで空気抵抗で身体が弾け飛ぶ結果に。ダークブリングを落とし、ジュリアからそれを遠ざけられた彼は、そのまま空気抵抗で全て弾け飛んでしまったのでした。

『RAVE』キャラクター53:六つの盾 ジラフ

ジラフは、六つの盾の1人。黒髪をリーゼントにしたキザな男性で、上からの命令には忠実に従います。同じ六つの盾であり本能的に行動するレオパールのことを上手くコントロールして手なづけていますが、彼女がエリーとナギサに敗れた際には「小娘ごときに負けた事は褒められねぇ。てめぇは六つの盾失格だ」と言って彼女を処罰しました。

空中要塞アルバトロスでは、ブルーガーディアンズから狙われているエリーを仲間とともに逃すために1人残ったムジカと戦闘に。仲間との絆を大事にしていることを「何が友情だよ。よく恥ずかしげもなくそんな事が言えるモンだ。くだらなすぎるぜ」と馬鹿にした上で、どんなに硬いものでもねじることができるダークブリング「ツイスター」で、ムジカの身体の骨を折ってダメージを与えていきます。

銀術師のムジカの銀も折ろうとしますが、それだけは折ることができず、ムジカの「あいにくそんな弱ェ女じゃなくてね」の一言に恐怖します。最終的に、ムジカとレイナとの「紲」によってつくられたその銀に敗れました。

『RAVE』キャラクター54:六つの盾 レオパール

レオパールは、六つの盾の1人。リボンで長い髪を2つに結っている少女で、猫のような顔立ちをしています。構成員たちとともに六つの盾全員で解放軍のアジトを襲った際、ハル・ムジカ・レットをそのスピードで圧倒。片腕を痛めていたとはいえ、音速の剣シルファリオンを使っているハルさえも追いつけないほどのスピードでした。

空中要塞アルバトロスでジュリアを敗った後、エリーとナギサと戦闘に。炎でも風でも銃弾でも身に纏うことができるダークブリング「ドレスアップ」とスピードを活かした戦いをしますが、エリーが弾切れとなったガンズトンファーから撃ち出した魔法弾(マジックショット)の一撃に敗れます。その後、ジラフと再会した際に、彼にダークブリングを使われて処罰されることになりました。

『RAVE』キャラクター55:六つの盾 リエーヴル

リエーヴルは、六つの盾の1人。ウサギの被り物をした大柄な中年男性で、解放軍のアジトではジュリアと1対1の戦闘に。ジュリアのことを「ボインちゃん」と呼んで「キレイな姉ちゃんは大好きだぁ」と笑い、強烈な息を吹き出せるダークブリング「ハードブレス」で鼻息を強く吹き出して上空に高く飛び上がり、相手を捕らえたまま頭から地面に叩きつける技「ノーズ・ブレス・ボム」でジュリアにダメージを与えました。

「オラの女になりやがれ」と言ってジュリアにダメージを与え続けますが、ジュリアは「女をオモチャかなんかと勘違いしてるんじゃないの?」と言って拒否。最終的にリエーヴルは、首に両足をかけて地面に叩きつける技「ジュリア・ラナ」を食らって敗れました。

その後、思いきり首を痛めた彼は治療受けてから空中要塞アルバトロスでの戦いに臨んだものの、ハードナーを探して走り回っているハルの爆発の剣エクスプロージョンの一撃に敗れ、再度首を思いきり痛めることになったのでした。

『RAVE』キャラクター56:六つの盾 コアラ

コアラは、六つの盾の1人。子どものような外見をしていますが、中身は残虐非道。ナギサから解放軍のアジトの場所を吐かせる命令を下されたブランチに「甘いよ」と言って拷問器具を与え、「何なら君に使おうかな」と脅迫しました。ムジカたちがナギサを取り戻しに来た際、機械に搭乗して姿を現しますが、ナギサの惨状を見て怒りに震えたムジカの一撃によってそれを破壊されました。

使用するダークブリングは、身近なものから機械を造り出したり直したり操作したりできる「マーシナリー」。解放軍のアジトでは、それで造り出した機械に搭乗してエリーを捕まえようとするも、時空の杖を用いた彼女のガンズ・マジックに敗れました。その後も諦めず、今度はマジックコーティングを施した機械でエリーを捕まえようとしますが、そこに現れたハルに一撃で破壊されます。

ハルからブランチを機械に改造したことを本気で怒られ、子どものように泣いて謝りますが、エリーが油断した隙に時空の杖を奪って逃亡。その後、空中要塞アルバトロスにやってきたハルたちを機械に搭乗して出迎えますが、そこに現れたシュダとユリウスに敗北。最終的にそこに忍び込んでいたルシアに斬られて死亡しました。

『RAVE』キャラクター57:六つの盾 シアン・ヴィヴェラン

シアン・ヴィヴェランは、六つの盾の1人。頭に葉っぱを1枚乗せた大男で、ブランチに対してナギサから解放軍のアジトの場所を吐かせるように命令しました。ハルたちがナギサを取り戻しにきた際、ハルとレットと対決。睡眠のダークブリング「ダックスドルミール」で2人を深い眠りに落とし、その巨体で上からプレスしたり、腕を掴んで壁に叩きつけたりして攻撃。そこにナギサの惨状を見て怒り狂ったムジカが現れ、彼に殴られて敗北しました。

解放軍のアジトでは、レットとルビーと対決。ルビーの魔法でダークブリングの力を跳ね返されて深い眠りに落ちてしまいますが、起きているときよりも技のキレや威力が増した「夢遊拳」によって2人を追い詰めます。しかし、気絶状態のルビーが攻撃されなかったことに気づいたレットが自分の気配を消したことで相手の位置を特定できなくなり、目を覚ましたところでレットからの「天竜虎博(てんりゅうこはく)」の一撃を食らって敗れました。

『RAVE』キャラクター58:四天魔王 メギド

RAVE(33) (週刊少年マガジンコミックス)

メギドは、魔界を統治する4人の魔王「四天魔王」の1人。別名「溶岩のメギド」。獅子の顔をした大男で、パンプキン・ドリューを未熟と言ってしまえるほどの強さを持っています。六祈将軍のベリアルからデーモンカードの傘下に入るように言われて「貴公ごとき2秒で消せるのだぞ」と憤るも、ルシアこそが探し求めていた大魔王の器だと言われて気が変わり、実際にルシアに拝謁した際にそれを確信します。

星跡の洞窟でルシアがハルに敗れ、その地下からエンドレスが出現した後、エンドレスを足止めした上でルシアを空駆ける馬車に回収し、「案ずるな、ルシアよ。貴公はまだまだ強くなる」と励ましました。ルシアがシンクレアを全て回収してデーモンカード本部に戻った際は、ルシアの求めに応じてその会場に集まったデーモンカードの構成員を軽々と焼き滅ぼしました。

最終決戦では、シュダと対決。炎のダークブリングを極めたが故に炎に対する強い耐性のついたシュダのことを「愉快なり」と言って笑い、地獄から噴き上がる超高熱の炎「獄炎」を彼に放ちます。しかし、後ろで倒れているハルを守ると決めた彼にその炎を斬り裂かれ、敗北。最終的に溶岩へと落ちて死亡しました。

『RAVE』キャラクター59:四天魔王 アスラ

アスラは、四天魔王の1人。別名「漆黒のアスラ」。枯れ木のような身体にピエロのような衣装を纏っています。その正体は生きたダークブリングで、変身すると悪魔のような角と翼を生やした屈強な肉体に無数のダークブリングを散りばめた状態となり、それらを使用することはもちろん、ダークブリングを精製するエンクレイムも単独で行うことができます。

メギドがデーモンカード本部を滅ぼしたのと同時期に、北東の大国アルムダウンを攻め、壊滅状態に追い込みました。最終決戦では、ルシアの花嫁にするためにエリーをダークブリングの中に閉じ込めて逃走。ハルに追いつかれた際に正体を現し、スモークバーやバレッテーゼフレアなどのさまざまなダークブリングの力で彼を追い込みました。

ハルの骨を折り砕いた後にレイヴのはめ込まれた聖剣レイヴェルトをへし折ろうとしますが、再起した彼がその剣を取り戻したときに全身のダークブリングが砕け散り始め、その剣による一撃が致命傷となって身体ごと砕け散りました。

『RAVE』キャラクター60:四天魔王 ジェロ

ジェロは、四天魔王の1人。別名「絶望のジェロ」。トランプのダイヤや花の模様を散りばめた衣装を身にまとった女性で、額から右頬にかけてひび割れが入っています。メギドがデーモンカード本部を焼き滅ぼしたのと同時期に、魔界の永久凍土より発掘された「氷づけの美女」としてエルボトの町のオークションに出品されて目を覚まし、その町ごと氷づけにしてしまいました。

最終決戦では、ジュリア・ベルニカ・ニーベルと対戦。超上級魔法「絶対回避魔法」によって数々の攻撃を防いだベルニカの腹を魔法で貫いた後、彼女に自爆魔法を使われるも、無傷のまま生存。その後に、変身魔法の極意「最期の齢(ラスト・エイジス)」を使用したニーベルから強力な魔法攻撃を受け続けて動きを止められ、ギリギリで生き延びたベルニカから絶対回避魔法で攻撃を防がれ、最終的にジュリアの「炎竜旱天(えんりゅうかんてん)」で内側から焼かれて死亡しました。

『RAVE』キャラクター61:四天魔王 ウタ

ウタは、四天魔王の1人。別名「永遠のウタ」。肩先までの長さの黒髪を額の真ん中で分け、両脇にドリルのような角を生やした黒い頭巾を被っています。魔界一の剣の使い手で、「戦」と書かれた超巨大な大剣を振るいます。メギドがデーモンカード本部を焼き滅ぼしたのと同時期に、軍事大国バラニア連邦をたった1人で滅ぼしました。

最終決戦ではレットと対決。戦に快楽しか求めることができないウタと、守るべきものがあっての戦にこそ真の強さがあると信じるレットの思想がぶつかり合い、レットは「神竜一声」によって自分の命を捧げる代わりに天下無双の力を得るも、確実にダメージを与えたはずのウタが戦鬼へと変貌したのを見て、命を捨てても倒せないのかと絶望に陥ります。

ウタを他の仲間の元には行かせないために、レットは己の全てを捨てて、目の前の敵に勝つ為だけの心なき戦をすることを決意。いかなる時も心だけは捨てないように竜王の姿になることを避けてきましたが、ウタをここで倒せるのなら悪にでも何にでも成り下がろうと思い、竜王の姿に変身。その圧倒的な力にウタは敗れました。

『RAVE』は敵キャラクターも魅力的!

RAVE 文庫 全18巻 完結セット (講談社漫画文庫)

ここまで『RAVE』に登場する敵キャラクターたちをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

『RAVE』にはオウガやランスのように「これぞ倒されるべき悪役!」と言いたくなるようなキャラクターもいれば、ドリューやレイナのように悪の道を歩んだ事情に思いを馳せざるを得ないキャラクター、ユリウスやゴウのようにコメディチックで憎めないキャラクターもいて、多種多様な敵役が登場しているから素敵ですよね。ぜひ『RAVE』のコミックスを開いて、ハルたちだけでなく、敵役たちの活躍もチェックしてみてください!

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