『RAVE』キャラクター一覧<その他編>

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真島ヒロ先生の大ヒット作『RAVE』。聖石レイヴと魔石ダークブリングの戦争により「大破壊(オーバードライブ)」が発生してから50年後の世界を舞台に、2代目レイヴ使いとなった主人公・ハル・グローリーが、世界を救うための大冒険に出る様が描かれます。そんな本作に登場するキャラクターたちについて、ハルの周辺人物や敵勢力を除いた端役を中心にご紹介していきます!

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目次

『RAVE』とは?

RAVE 全35巻 完結セット (少年マガジンコミックス)

『RAVE』は、聖石レイヴ魔石ダークブリングを巡る冒険ファンタジー漫画作品。作者は、『FAIRY TAIL』や『EDENS ZERO』などで知られる真島ヒロさん。当時の「週刊少年マガジン」では珍しいファンタジーを題材とした作品で、同誌初となる20ページフルカラーの回を掲載するという試みも行われました(そのフルカラーの第130話「光の絆」は、第17巻に収録されています)。

「週刊少年マガジン」の1999年32号から2005年35号まで連載され、全35巻で完結。2001年から2002年にかけて、第1巻から第12巻までを元にして制作されたテレビアニメも放送されました。「スレイヤーズシリーズ」や「灼眼のシャナシリーズ」などで知られる渡部高志(わたなべ・たかし)さんが監督を務め、『SLAM DUNK』や『アイシールド21』などで知られる岸間信明(きしま・のぶあき)さんがシリーズ構成を担当しています。

物語のあらすじ

聖石レイヴを掲げるシンフォニア王国と、魔石ダークブリングを掲げるレアグローブ王国との間に戦争が起こり、世界の10分の1が破壊されたと言われる「大破壊(オーバードライブ)」が発生してから、50年が経過した後の世界が舞台です。主人公の少年・ハル・グローリーは、初代レイヴ使い・シバ・ローゼスからレイヴを受け継ぎ、世界を救うための大冒険に出ることになります。

ここからは、そんな本作に登場するキャラクターについて、声優情報も交えてご紹介していきます。「その他編」と題したこの記事では、ハルの周辺人物、敵勢力を除いた端役を中心に取り上げます。尚、身長や年齢などの基本設定はコミックスに収録された当時の情報に依拠し、最終回までのネタバレも含んで記載します。

『RAVE』キャラクター1:帝国西の将軍 ジェイド

ジェイドは、帝国の西の将軍。魔界出身の竜人(ドラゴンレイス)であり、ダークブリングを使用する悪の組織「デーモンカード」の最強幹部「六祈将軍(オラシオンセイス)」の1人・ジェガンの兄でもあります。真面目な性格の熱血漢で、当時北の将軍だったディープスノーから世界情勢を立て直すために砂漠の監獄メガユニットに囚われている「金髪の悪魔」を解放してみてはどうかと提言された際に、「いいかげんにしろ。あきれてものも言えんぞ」と一蹴しました。

ディープスノーが帝国を半壊させてデーモンカードについた後、金髪の悪魔の話をされたときに彼の裏切りに気づくべきだったと後悔します。その後、レイヴ使いの志の高さを確かめるための旅に出たジェイドは、屋根の都リストドームで偶然弟のジェガンと再会。兄弟の間にあった溝を埋め、生きる希望を失っているジェガンを強く励ましましたが、その直後にジェガンは組織からの粛清にあって死亡。ジェイドは強い怒りをあらわにします。

最終決戦時にようやくハルに会うことが叶い、「約束する。必ず勝つから」と味方に宣言する彼を見て、「その心、天より高し」と涙しました。テレビアニメでは、『鋼の錬金術師』のヴァトー・ファルマン役、『おおきく振りかぶって』の志賀剛司役などで知られる室園丈裕(むろぞの・たけひろ)さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター2:帝国東の将軍 ワダ

ワダは、帝国の東の将軍。東洋人風の大柄な男性で、首に大きな数珠をかけています。帝国本部の作戦会議室で将軍同士による会議が行われた際、ドリュー幽撃団、鬼神(おにがみ)、ブルーガーディアンズなどの闇の組織の力が増してきている現状を冷静に解説する役を担いました。

ディープスノーによって帝国が半壊状態に追い込まれた際、憤ってディープスノーを探しにいこうとするジェイドに対し、「オレたちの力じゃ殺されるぞ」と声をかけて引き止めました。その後、レイヴ使いの志の高さを確かめるための旅に出たジェイドと違い、帝国に残って皇帝を守護していましたが、ディープスノーによって今度こそ帝国全土が滅ぼされた際に死亡しました。

『RAVE』キャラクター3:帝国南の将軍 ブランク

ブランクは、帝国の南の将軍。白髪を後ろに撫でつけた黒人の男性で、白い口髭を生やしています。短気で熱い性格の持ち主で、帝国本部の作戦会議室で世界情勢に関する会議が行われた際、椅子から立ち上がりながら「今こそ我々帝国軍の力がためされている。全組織に総攻撃をかけるのだ!!」と声を発し、ディープスノーから冷静になるように促されました。

ディープスノーによって帝国が半壊状態に追い込まれた際、帝国兵から「金髪の悪魔」ことルシア・レアグローブを新たな最高司令官としてデーモンカードが復活したことを知らされ、驚きの表情を見せました。その後、ワダと共に帝国本部で皇帝を守護していましたが、ディープスノーの手によって今度こそ帝国全土が崩壊した際に死亡しました。

テレビアニメでは、『名探偵コナン』のトメさん役、『機動戦士ガンダムSEED』のコジロー・マードック役などで知られる中嶋聡彦(なかじま・としひこ)さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター4:帝国軍少尉 スレイド

スレイドは、帝国軍の少尉。鼻の上に出来物がある黒髪の男性で、かつて帝国軍で中佐の地位にあったハルの父・ゲイル・グローリーが帝国支部を訪れた際、「お久しぶりっス!!」と親しげに声をかけました。ゲイルは帝国をやめた後、親友のキングと共に魔物討伐組織としてデーモンカードを立ち上げましたが、意見のすれ違いから脱退。

その後、ダークブリングによる武力強化を行ってデーモンカードを悪の組織へと生まれ変わらせてしまったキングを止めたいと思ったゲイルは、スレイドにデーモンカードの場所を教え、キングの逮捕のみを依頼します。しかし、スレイドは帝国部隊を率いてデーモンカードで無差別殺戮と一斉検挙を決行。ゲイルから胸ぐらを掴まれて「キングを逮捕するだけだと言っただろ!!」と凄まれても、「痛いな〜。約束通り逮捕しますよ。キングはね」と、にやにやと笑いました。

デーモンカード跡地で絶望していたゲイルの前に現れたスレイドは、デーモンカード創立者という理由で今度は彼を逮捕しようとします。しかし、そこに逮捕されたはずのキングが現れ、後ろから斬りつけられて死亡しました。テレビアニメでは、『クラッシュギアNitro』の国府田猛役、『NARUTO -ナルト-』のバイウ役などで知られる藤本隆行(ふじもと・たかゆき)さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター5:結界聖騎士団長 ソラシド・シャープナー

ソラシド・シャープナーは、結界聖騎士団の団長。0042年6月15日生まれで、年齢は18歳。身長170cmで、体重は58kg。血液型はB型です。緑色の髪を額の真ん中で分けている男性で、左耳から十字架のピアスをぶら下げています。闘争のレイヴを守る蒼天四戦士の1人・クレア・マルチーズの存在を隠すためにつくられた結界の都ラーバリアを魔人たちの手から守るとともに、妹のレミのサポートを行っていました。

ハルを追いかけてやって来たジンの塔では、キングによって魔界から召喚された「王宮守五神」の1人・ロン・グラッセと戦闘に。痛めていた左腕のギプスを割り、十字架剣をサイコキネシスで操った技「翼のはえた十字架(エアリアルクロス)」を決めて勝利しました。その後、王宮守五神のリオネットによって首を締められていたレミを助け、その場にいたレイヴの使い・プルーを超能力で操って、リオネットのダークブリングを破壊しました。

使命から解放された後は、故郷のアクアパレスにレミと一緒に帰ることに。別れ際、レミを口説いたハルの仲間・ムジカの首に刃物を当てながら「一回死にたいのか?」と迫るシスコンっぷりを見せました。テレビアニメでは、『BANANA FISH』の奥村英二役、『弱虫ペダル』の黒田雪成役などで知られる野島健児(のじま・けんじ)さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター6:偽物のレイヴの番人 レミ・シャープナー

レミ・シャープナーは、偽物のレイヴの番人。0051年8月22日生まれで、年齢は15歳。身長157cmで、体重は42kg。血液型はO型です。本当のレイヴの番人であるクレアの存在を敵から隠すために、肌を焼いて髪も染めて容姿をよく似せた上で彼女の孫「レミ・マルチーズ」だと身分を偽り、ラーバリアで自分こそが闘争のレイヴを守護する番人だという演技をしていました。

「レミ・マルチーズ」の演技中は周囲に対して厳格な態度をとりますが、事情を知るソラシドやフーアの前では、ただの「レミ・シャープナー」としての素顔を見せていました。ジンの塔では、影を支配することで相手の行動を制限できるダークブリング「シャドードール」を持つリオネットに首を締められて危ない状態に。そこをソラシドに助けられて事なきを得ました。

使命から解放された後は、ずっと帰りたいと思っていた故郷のアクアパレスにソラシドと共に帰還。最終決戦では、髪の色を元に戻し、結界聖騎士団と共にハルの支援を行いました。テレビアニメでは、『花右京メイド隊』の鈴木イクヨ役、『RUN=DIM』の麻生かんな役などで知られる有島(ありしま)モユさんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター7:結界聖騎士団員 フーア

フーアは、結界聖騎士団の団員。右目に眼帯をした武士のような姿の男性で、大きな二刀剣を武器としています。地底にあるラーバリアに落ちてきたハルたちを魔人だと勘違いし、ハルに対していきなり「二刀挨拶斬り(にとうさよならぎり)」を振るいました。レミやソラシドをあたたかく見守っていて、ムジカがレミの嘘に気づき始めたときには、「今は余計な詮索をせず力を貸してほしい」と自ら声をかけました。

ジンの塔では、王宮守五神の隊長・ルチアングルに敗北。傷だらけの状態でかろうじて息をしていたところを、ムジカに抱きかかえられました。ジンの塔での一連の戦いが終わった後は、故郷へと旅立つレミとソラシドを見送り、ラーバリアを引き続き守護することに。実は料理や裁縫が得意で、今作のヒロインのエリーに手作りクッキーを渡したことも。最終決戦では、レミやソラシドと共にハルの支援に回りました。

テレビアニメでは、『みつどもえ』の丸井草次郎役、『NARUTO -ナルト-』のマンダ役などで知られる天田益男(あまだ・ますお)さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター8:解放軍リーダー ユーマ・アンセクト

RAVE(24) (週刊少年マガジンコミックス)

ユーマ・アンセクトは、解放軍のリーダー。0027年2月18日生まれで、年齢は40歳。身長203cmで、体重は168kg。血液型はA型です。解放軍は世界に存在する闇の組織に抵抗する民間武装組織で、その構成員のほとんどはユーマが拾い育てた戦災孤児。ユーマはスキンヘッドの大柄な男性で、相手を叱る際は問答無用でビンタを食らわせる癖があります。解放軍のヤンチャな息子たちを育てるのは楽なものの、娘のナギサを育てることに関しては悩んでいる様子です。

解放軍のアジトの地下にある時空の杖は、シンフォニア王国で兵隊長を務めていたユーマの父・ハッシュが、王国からの命を受けて守り続けてきたものでした。父亡き後はユーマがそれを守ってきましたが、ハードナーを船長としたブルーガーディアンズにそれを奪われてしまいます。まだブルーガーディアンズが小規模な空賊だった頃、実はそこにはユーマも所属していました。しかし、原因不明の墜落事故によりユーマとハードナー以外の全員が死亡。

妻子を失って狂った野望を抱くようになったハードナーを止めたいという想いがユーマにはありました。ハルたちがその野望を打ち砕いた後、ユーマはハードナーに娘だけは生き延びていたことを伝えます。その報せに光を見出したハードナーは闇の世界から足を洗うことを決め、彼の願いを聞いたユーマはこれからもその娘を守って生きていくことを決めたのでした。

『RAVE』キャラクター9:解放軍の紅一点 ナギサ・アンセクト

ナギサ・アンセクトは、解放軍の紅一点。0052年9月3日生まれで、年齢は15歳。身長154cmで、体重は45kg。血液型はB型です。ピンク色の長い髪を2つの三つ編みにしている少女で、左目の下に泣き黒子があります。同じ解放軍の一員なのに自分だけを特別扱いする父のユーマから認められたいという一心で、舞姫の村リベイラで開かれる舞踊大会に「ミカ」という偽名で出場し、独断で六祈将軍の1人・ユリウスの暗殺を狙いました。

それが失敗した後、舞踊大会でペアを組んだデーモンカードの部隊長・ブランチによってブルーガーディアンズへと連れ去られ、解放軍のアジトの場所を吐かせるという目的で彼から拷問を受けます。ハル一行に助けられた彼女は、彼らを伴って解放軍のアジトへと帰還。ブルーガーディアンズとの戦いではハル一行と共に空中要塞アルバトロスへと乗り込み、エリーと共に六つの盾(シックスガード)の1人・レオパールと戦い、勝利を収めました。

実はハードナーと彼の妻ソフィアとの間に生まれた娘で、かつてブルーガーディアンズで原因不明の墜落事故があった際、事故現場の片隅で産声を上げた彼女をユーマが見つけ、自分の娘として育ててきたのでした。ナギサの幸せを守りたいユーマの意向と、その事実を知らされたハードナーの願いもあり、ナギサはこれまで通り自分の本当の親が誰かは知らされないまま、ユーマの元で娘として生きていくことになったのでした。

『RAVE』キャラクター10:解放軍No.2 ミツ・アンセクト

ミツ・アンセクトは、解放軍のNo.2。生年月日は不明で、年齢は15〜16歳。身長176cmで、体重は64kg。血液型はO型です。立てた髪を左に流した髪型の少年で、右頬と鼻筋に一本線の傷跡があります。ブルーガーディアンズが解放軍のアジトに攻めてきた際、ナナホシと共に周りのメンバーを指揮する役目を担い、ハルから「オレたちはどうすりゃいいかな」と問われた際、彼がレイヴ使いだとは知らず「いーよ、いーよ。何もしなくて」と笑いました。

こちらからブルーガーディアンズに攻め込むことになった際は、ユーマの指示で空中要塞アルバトロスに共に乗り込むことに。ハードナーからユーマへと放たれた銃弾を、ナナホシの素手と素手で挟んで防御しました。剣を持ってハードナーに挑みましたが、ブルーガーディアンズの副船長・ルナールの斧の一撃に敗北。ユーマの頭にハードナーの銃弾が当たるのを見て大粒の涙を流しました。

その後、セラミック繊維のバンダナのおかげで一命をとりとめたユーマを、小型飛行機でハードナーの元まで再び運ぶことに。そこでユーマがナギサは実はハードナーの娘だと話すのを聞いて、心底驚かされていました。

『RAVE』キャラクター11:解放軍No.3 ナナホシ・アンセクト

ナナホシ・アンセクトは、解放軍のNo.3。生年月日は不明で、年齢は15〜16歳。身長175cmで、体重は67kg。血液型はB型です。肩まで伸ばした髪を額の真ん中で分けた少年で、「点」の文字が書かれた黒いヘアバンドを額に巻いています。ブルーガーディアンズが解放軍のアジトに攻めてきた際、タバコを吸いながら「パパがやるって決めた以上、もうアトには引けねぇ」と仲間たちに声をかけました。

空中要塞アルバトロスに乗り込んだ際は、ミツと共にユーマを守護。目の前でユーマがハードナーに撃たれた際はミツと共に「パパァーッ!!」と叫びながら大粒の涙を流しました。その後、生き延びたユーマを再びハードナーの前に連れていった際は、彼の腕を自分の肩に回して支えました。

『RAVE』キャラクター12:解放軍船長代理 チャドク・アンセクト

チャドク・アンセクトは、解放軍の船長代理。生年月日は不明で、年齢は14〜15歳。身長168cmで、体重は58kg。血液型はO型です。スキンヘッドでたらこ唇の少年で、額から1本だけ毛が生えています。ハルたちと共に空中要塞アルバトロスに乗り込んだナギサからの通信を聞き、ハードナーの真の目的に気がついたユーマはミツとナナホシを連れてそこに乗り込むことを決断。解放軍の飛行船リベラルファミリアの指揮をチャドクに任せました。

ユーマ・ミツ・ナナホシがいなくなったリベラルファミリアではメンバーを叱れる人がいなくなってしまい、くだらないことをきっかけとした喧嘩が勃発。仲間から「何とかしてくれよ。船長代理」と請われたチャドクは、緊張のあまり「全砲門開け。一斉射撃だ!!」という全く関係のない指示を出してしまいます。その時にアルバトロスにいるナギサからの通信が再び入ったことで、ケンカはピタリと止まったのでした。

『RAVE』キャラクター13:ムジカの師匠 リゼ

リゼは、ムジカの師匠の銀術師(シルバークレイマー)。うねった短い黒髪の男性で、右まぶたの上に大きなX字の傷跡があります。銀術兵器シルバーレイの使用実験が行われたことで故郷と家族を失い、銀術を使って人を不幸にするなんて許せないという想いを抱いて生きてきました。アリバイ工作をした上で、美の都エルナディアにあるシルバーレイを盗んで破壊しようと試みましたが、既にそれは何者かによって盗まれた後でした。

次の日、パンクストリートにあるムジカの家で惨殺事件が発生。リゼは生き延びた幼いムジカを拾い、銀術師として育てました。ムジカから銀術の合格のお祝いにとせがまれたリゼは、ムジカの左腕に十字と音符が組み合わされたムジカ家の家紋を刺青として刻むことに。その後、リゼはシルバーレイを見つけ出して破壊してほしいという願いをムジカに託し、帰らぬ人となりました。

テレビアニメでは、『ルパン三世 イタリアン・ゲーム』のロブソン・ズッコーリ役や、『リストランテ・パラディーゾ』のサント・クラウディオ・パラディーゾ役などで知られる山野井仁(やまのい・じん)さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター14:銀の律動メンバー ヘビ・シルベット

ヘビ・シルベットは、盗賊団「銀の律動(シルバリズム)」のメンバー。銀の律動はムジカをリーダーとした盗賊組織で、わずかな情報を掴んではムジカと共に銀術兵器シルバーレイを探し回っていました。ヘビはモヒカン頭にサングラスをかけた男性で、原作ではその名前の通り額に「蛇」の文字が刻まれています。

ムジカのことを「ムジカさん」と呼んで慕っており、爆発間近の移動要塞ラプソディアにいるムジカから通信で助けを求められた際は、本当は20分かかるところを5分で駆けつけて銀の律動の飛行船アドヴェンド号に回収したことも。後にムジカがハルたちの旅についていくことを決めた際は、仲間たちとともに号泣しました。

銀の律動内で「歩く動物事典」と呼ばれるほどに生物学に精通していますが、資金管理に関しては不得手な様子。最終決戦では、銀の律動のメンバーと共にハルたちの応援に駆けつけました。テレビアニメでは、『烈火の炎』の花菱烈火役、『GTO』の吉川のぼる役などで知られる岡野浩介(おかの・こうすけ)さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター15:スカ村ホテルの女将 ラザーニャ

ラザーニャは、谷の村スカにあるホテルの女将。0040年12月5日生まれで、年齢は26歳。身長172cmで、体重は50kg。血液型はA型です。ウェーブのかかった黒髪を額の真ん中で分けている女性で、夫が出稼ぎで不在のなか息子のチーノを女手一つで育てています。デーモンカードの部隊長・ゴウ・ロックウェルが恋人のローザと共に映画撮影をしている関係で、スカ村には5年もの長い間人工的に雨が降り続いていました。

ラザーニャの口からその事情を知ったハルは、雷館にいるゴウに勝利し、スカ村を雨から解放することに成功します。スカ村の上にあった厚い雲が消えて青空が広がり、チーノの顔に笑みが広がったのを見て、ラザーニャは嬉しさに涙を流しました。テレビアニメでは、『serial experiments lain』の山本麗華役、『サイボーグクロちゃん』のミー役などで知られる手塚ちはるさんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター16:ラザーニャの息子 チーノ

チーノは、ラザーニャの息子。0061年7月14日生まれで、年齢は5歳。身長86cmで、体重は30kg。血液型はAB型です。坊主頭の男の子で、原作では「R」と大きく書かれたTシャツを身につけています。ゴウが長期に渡って人工的に雨を降らせ続けていたので、生まれてから今まで一度も青空を目にしたことがなく、「悪魔退治」と称してカエルに石を投げつけ続けていました。

ハルにそのことを叱られた後、「だってオレが雷男なんかに勝てる訳無いじゃんか」と泣きながら本音を打ち明けます。ハルは自分がゴウに勝って青空を取り戻すことを約束。チーノもまたカエルにもう石を投げないことをハルに約束します。ハルが約束を果たして空を晴れ渡らせた後、チーノは満面の笑みを浮かべて「晴れたー」「おおー」と彼と共に喜びを分かち合ったのでした。

テレビアニメでは、『激闘!クラッシュギアTURBO』の青森ユキヒコ役、『放課後のプレアデス』のいつき役などで知られる立野香菜子(たての・かなこ)さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター17:ムジカの元彼女 メロディア

メロディアは、ムジカの元彼女。0048年8月29日生まれで、年齢は18歳。身長165cmで、体重は47kg。血液型はAB型です。ショートカットの黒髪の少女で、丈の短い花柄のワンピースを身につけています。列車の故障の関係でハルたちがブルースシティに留まることになった際、メロディアは偶然ムジカと再会。「久しぶり!!生きてたの?」と笑って声をかけ、ムジカからは「ずいぶんな言い方だな。オイ」とツッコまれていました。

ムジカには捨てたと伝えましたが、本当は過去に彼から贈られた手造りの指輪を大事に持ち続けていました。ムジカからいくら探し回ってもシルバーレイが見つからないことへの弱音を吐露されたときには「私はあると思うな〜」と言って彼を元気づけ、その後ムジカがハルたちと共に修理の終わった列車に乗って旅立った際には「いい友達ができたんだね。よかった」と笑って見送りました。テレビアニメでは、チーノ役と同じ立野香菜子さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター18:バーのマスター アルフレッド・デ・コーン

アルフレッド・デ・コーンは、ブルースシティにある「BAR FLOWER」のマスター。顔3つ分くらいの長さのおでこを持った男性で、もみあげだけはきちんと耳の横にあります。「BAR FLOWER」はムジカとメロディアが昔付き合っていた頃によく通っていたバーで、列車の故障の関係で2人が偶然再会したときも、すぐ近くにあったそこに入りました。

『RAVE』キャラクター19:ケツプリ団リーダー ワンダフル・ゴッチ

ワンダフル・ゴッチは、ケツプリ団のリーダー。0033年10月3日生まれで、年齢は33歳。身長168cmで、体重は61kg。血液型はB型です。ケツプリ団は自称大強盗団で、その名前の通りメンバー全員の尻が大きいのを特徴としています。子分たちから「アニキ」と慕われるワンダフル・ゴッチは、ゲジゲジ眉毛と角のように尖った黒髪の持ち主。自称悪人ですが大変情に脆く、自分の過去を聞いて泣いてくれたハルとは奇妙な友情関係を築いています。

空中カジノ「エーデルレイク」で強盗を働こうとした際、ハルたちと闇の組織「ドリュー幽撃団」の構成員が衝突しているところに遭遇。その際ハルが見せた優しさに感動したワンダフル・ゴッチは、ハルたちを助ける目的で、ケツプリ団全員で強大な屁を放つケツプリ奥義「ガスケツトリプルエクスタシー」を発動。自分たちもろともその場にいた者たちを気絶させました。

同じく大きな尻を持つ父親も実は悪の道に走っており、刑務所でたまたま隣同士の牢に入っていたこともありました。テレビアニメでは、『おじゃる丸』のアオベエ役、『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』の近藤真茶彦役などで知られる一条和矢(いちじょう・かずや)さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター20:ケツプリ団子分A カレン・ボーグ

カレン・ボーグは、ケツプリ団の子分A。0038年1月23日生まれで、年齢は28歳。身長166cmで、体重は52kg。血液型はA型です。細身で出っ歯の男性で、「〜でござんす」と話すのを特徴としています。爆発物処理に詳しく、列車強盗をしようとしたときには屋根の上でその設置を担当しました。

たまたまそこにやってきたプルーが爆弾のスイッチの上に乗ってしまい、子分Bのマルコに動かないように押さえてもらいながら、爆弾の起爆コードを解除できないか頭を悩ませることに。解除不可能と判断した結果、ケツプリ団は列車から急いで脱出することになりましたが、プルーがジュースの飲みすぎで小便をしてしまったことで爆弾は結局発動されずに済んだのでした。

テレビアニメでは、『妖怪ウォッチ』のホノボーノ役、『レ・ミゼラブル 少女コゼット』のテナルディエ役などで知られる矢部雅史(やべ・まさひと)さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター21:ケツプリ団子分B マルコ・ベルンジュ

マルコ・ベルンジュは、ケツプリ団の子分B。0046年4月9日生まれで、年齢は26歳。身長153cmで、体重は97kg。血液型はA型です。おにぎりのような頭をしたふくよかな男性で、語尾に「〜っス」とつけるのを特徴としています。

子分Aのカレンと共にアニキの言動に対するツッコミ役と盛り上げ役を担当していて、たとえば19回や27回というキリの悪い数の腕立てを要求するアニキに対して「ええ!!そんなハンパな!!」とツッコんだり、デーモンカードと戦えば勝算はあったと豪語したアニキを「シブいっス。最高っス!!」と盛りたてたりしました。

テレビアニメでは、『BLEACH』の狛村左陣役、『鉄のラインバレル』の沢渡拓郎役などで知られる稲田徹(いなだ・てつ)さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター22:名薬剤師 アリス

アリスは、風の村デバコ付近の森に住む薬剤師。ハートマークとウサ耳がついた帽子を被った変な老人で、「むにゃ」と話すのが癖。出会ったばかりのハルたちに心と身体が入れ替わる薬をいきなり飲ませて混乱に陥れ、それを見て大笑いした後に逃亡。プルーの身体に入ったハルの奮闘により捕らえられ、自分こそがアリスだと明かしました。

実は秘薬エリクシルを調合した名薬剤師で、年齢はなんと508歳。何百年も1人で医療に関する研究を続けており、一目で病気の不安を抱えていることや、病に冒されていることを見抜けるほどの腕を持っています。

初代レイヴ使いのシバや、蒼天四戦士の1人・アルパイン・スパニエルといった王国戦争当時のメンバーとは旧知の仲で、シバの願いで一時的に若さを得る代わりにその者の命を奪う薬を彼に与え、真実のレイヴから認められるための試練として、ハルと全盛期の頃のシバの対決を断腸の思いで見守りました。

『RAVE』キャラクター23:大予言者 サガ・ペントラゴン

サガ・ペントラゴンは、未来をつかさどる島アカペラ島に住む高名な大予言者。アカペラ島には人面ヒマワリのような謎の生き物たちが暮らしていて、高齢のサガは長い眉毛と髭を垂らした見た目をしています。黙示録の著者として知られており、王国戦争以前のシンフォニア王国の人々はサガの予言の元に暮らしていたと言われています。

ハルたちが屋敷を訪れた際、ディーディーに「ポイ」と呼ばれる力を奪われてしまったせいで予言ができなくなっていましたが、ハルたちが取り戻してくれたおかげでまたできるようになり、彼らにこれからの戦いに関する予言と助言を与えました。

50年前は今とは違って長い髭を生やした老人の姿をしており、シンフォニア王国の国王・マラキアに謁見して、忘却の王エンドレスを倒すために必要な知識を授けました。ハルたちがエンドレスに勝利した最終決戦の結末も、人間の姿になって遠くから見届けました。

『RAVE』キャラクター24:サガの屋敷のメイド ソニア

ソニアは、サガの屋敷のメイド。メイドキャップをつけて口紅を塗った人面ヒマワリのような見た目をしています。美味しい紅茶を入れるのが得意で、花に関する知識も豊富。一度花の話をしだすと止まらなくなり、ハルたちが屋敷を訪れた際は、彼らが思わず呆れてしまうほど長く茶葉や花に関する話をしていました。

50年前は、花柄のスカーフを頭に巻いた老女の姿でサガと共にマラキアに謁見。自分の足に刻んだ命紋(フェイト)を見せながら、身体に刻む文字と未来には密接な関係があるという話をしました。ハルたちの最終決戦の結末も、サガと同じく人間の姿で見届けました。

『RAVE』キャラクター25:植物モンスター ディーディー

ディーディーは、通称「地獄沼」と呼ばれるアカペラ島北の沼地に住む植物のモンスター。予言の力を得ようとして、サガから「ポイ」を盗みました。サガのためにそれを取り返しにきたハルが「でてこーい!!」と呼びかけたときに、「オレ様を呼ぶ奴ァどこのどいつだァ〜?」と食虫植物のように恐ろしげなその姿を現しましたが、そのサイズは大変小さく、プルーに簡単に踏み潰されてしまいました。

「もういじめないで」と言ったディーディーは、エリーに「じゃーポイ返して」と言われて即座にそれをサガへと返却。ハルとムジカは「ポイ」の正体がわかるのを楽しみにしていましたが、目にできるものではなかったため、結局その正体はわからずに終わりました。

『RAVE』キャラクター26:ナカジマの父 パパジマ

パパジマは、ナカジマの父。ナカジマはガラージュ島にあるハルの実家の外壁に張りついている人面ヒマワリで、パパジマはナカジマによく似た顔に口髭を生やしています。アカペラ島の入り口にある門の、外から見て右側の柱に張りついていて、そこにやってきたハルたちをママジマとともに「旅の方、ようこそアカペラ島へ」と出迎えました。

ハルたちが島を出る際にサガの「ポイ」を取り戻してくれたことに対する感謝を述べ、「ガラージュに帰ったら息子によろしく言っといてください」と頼みました。ママジマの話によると、パパジマは今度カブト虫に転職するそうです。

『RAVE』キャラクター27:ナカジマの母 ママジマ

ママジマは、ナカジマの母。長いまつげを生やし、両頬を赤く染めた人面ヒマワリのような見た目をしています。アカペラ島の入り口にある門の、外から見て左側の柱に張りついています。

島を出ようとするハルから「それよりポイって何?」と尋ねられた際は、即座に鼻ちょうちんを出しながら眠ることでその正体をごまかしました。そのまま去ろうとするハルを呼びとめて、パパジマと一緒に父さんと母さんは元気だとナカジマに伝えてほしいと頼みました。

『RAVE』キャラクター28:ミルデスタの人魚 セリア

RAVE(13) (週刊少年マガジンコミックス)

セリアは、海底にある人魚の集落ミルデスタの人魚。0051年7月23日生まれで、年齢は15歳。全長216㎝で、体重は68kg(人間の姿に変身すると身長160cmで、体重は49kgになります)。岩に挟まっていたところを助けられたお礼にハルたちをミルデスタに案内するも、1年ぶりに訪れた故郷が鬼族の闇の組織「鬼神」に襲われたことを知り、戦うことを決意。以後、鬼神とその連合組織「ドリュー幽撃団」との戦いまでハルたちと行動を共にしました。

ドリュー幽撃団の巨大戦艦クリーチャーではリリス・ニーナと対決。ハルへの恋心を利用されて一時不利に追い込まれるも、水中魔法陣に誘い込んだ上で海の精霊魔法「青い有頂天(ブルーエクスタシー)」を放ち勝利を収めます。パンプキン・ドリューとの決戦では、自分が犠牲になるのも厭わずエリーの魔導精霊力(エーテリオン)を放出するも、それを無理やり止めたエリーから「死のうとか考えないで!!」と叱られ、その想いに涙を浮かべました。

戦いを終えたハルたちがミルデスタを旅立つ際、ハルの頰にキスをしましたが、最後までその想いを伝えることはありませんでした。本作を元にしたゲームでは、『NARUTO -ナルト-』の山中いの役、『キルラキル』の鬼龍院皐月役などで知られる柚木涼香(ゆずき・りょうか)さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター29:ミルデスタの女王 フレミア

フレミアは、セリアの姉でありミルデスタの女王。ウェーブのかかった長い黒髪を持つ人魚で、両耳に三日月型の耳飾りをつけています。鬼神の構成員がミルデスタの人魚たちを連れ去っていった際、フレミアだけが何とか逃げ延びましたが、強い精神的なショックを受けてセリアの呼びかけにも上手く答えられない状態に陥っていました。事情を知って人魚たちを助けに向かうハルたちを見送り、彼らと共に戦いにいくセリアを「もう大丈夫よ。決して希望は捨てないわ」と抱きしめました。

ハルたちが戦いを終えて人魚たちも戻ってきた後、ミルデスタでは星歌祭が開かれることに。フレミアは「よくぞいらっしゃいました。我が一族を救ってくれた英雄たち」と言ってハルたちを出迎え、祭のダンスタイムでは美しい歌声を披露しました。

『RAVE』キャラクター30:鬼神の料理番 ユニコーン渡辺

RAVE(14) (週刊少年マガジンコミックス)

「ユニー」ことユニコーン渡辺は、黄緑色のゼリーのような身体にモップのような黄色い足を生やした謎の生き物。額にある角から鬼と間違えられて無理やり連れてこられ、鬼神前線基地「宵藍(シャオラン)」の厨房で料理番として働かされていました。プルーとグリフォン加藤がそこに来た際、初めは鬼たちの決まりに従ってプルーを料理しようとするも、グリフォン加藤の説得を受けて「本当の自分」を見出し、ハルたちに協力することを決意します。

色違いのグリフォン加藤のような見た目をしていますが、本人とグリフォン加藤はプルーの方にそっくりだと思っています。プルーとそっくりな自分は鬼ではなく犬なのだと気づいたユニコーン渡辺は、戦いが終わった後はミルデスタでとして生きていくことを決めたのでした。

『RAVE』キャラクター31:リストドームの彫刻家 ジアナ

ジアナは、屋根の都リストドームに住む彫刻家の女性。長い前髪を額の真ん中で分け、後ろ髪をシニヨンにまとめた女性で、浜辺で彫刻に適した石を探している最中、六祈将軍の1人・ジェガンが傷だらけの状態で流れ着いたのを発見しました。ジアナの自宅で目を覚ましたジェガンは死に場所を探そうと走り出しますが、街で偶然再会した実兄のジェイドから勇気づけられ、生きようと思い始めます。

都の外で美術展に出す予定の竜の彫刻をつくっていたジアナは、そこにやってきたジェガンから「竜にしては羽の位置や足の骨格が変だな」と指摘され、「だって本物の竜なんて見た事ないですもん」と笑います。2人の間に和やかなムードが漂いますが、そこにデーモンカード傘下に入った世界最強の魔導士・シャクマの宇宙魔法「流星雨(メテオリックシャワー)」が降り注ぎます。ジェガンを粛清するために降り注いだそれは、ジェガンやジアナの命を奪っただけでなく、リストドームそのものを滅ぼしたのでした。

『RAVE』キャラクター32:リストドームの農夫 グロック

グロックは、屋根の都リストドームに暮らす農夫。クワをかつぎながら浜辺を歩いていたところ、ジアナが悩みながら石を取捨選択しているのを見つけ、「石ばかり見つけてねーで男でも見つけねーと石と結婚するハメになるぜ」と彼女をからかいました。シャクマによる隕石を操る魔法が降り注いだときに、街の者たちとともに彼も死亡しました。

『RAVE』キャラクター33:ゲイルの育て親 エバーマリー

エバーマリーは、ハルの父親であるゲイル・グローリーの育て親。0002年8月30日生まれで、年齢は64歳。身長123cmで、体重は31kg。血液型はO型です。カタツムリ型の帽子を被った小柄な老人で、かつてリンゴ泥棒をしながら世界中を旅していました。ある日盗みに入った一際大きな屋敷でかわいい赤ん坊のゲイルを見つけた彼は、愛おしさのあまり盗んで脱走してしまいます。

ゲイルの父でありシンフォニア国王のマラキアに捕まった際、今まで2度結婚したものの子宝に恵まれないうちに先立たれてしまった自身の過去を語ったエバーマリーは、なんと彼からゲイルを育ててほしいと頼まれます。マラキアの妻は既に他界し、マラキアもまた不治の病に冒されていたため、ゲイルの養育先を探していたのでした。エバーマリーはマラキアが亡くなるまで1年間看病を続け、その後は星跡の洞窟に移り住んでゲイルを立派に育て上げました。

忘却の王エンドレスによって星跡の洞窟を破壊されてしまった後、エバーマリーはハルたちと舞姫の村リベイラへ。そこで開かれた舞踊大会で優勝&準優勝したことで得られた賞金を超高級な帽子に注ぎ込んだことで、ムジカから怒られました。最終決戦では、ジェイドと行動を共にしてハルたちの支援へ。最終決戦後のハルとエリーの結婚式にも出席しています。

『RAVE』キャラクター34:大蛇 ユルルングル

ユルルングルは、かつて舞姫の村リベイラで悪さをしていた大蛇。今から50年ほど前に毎日のように村を襲って人々を困らせていましたが、そこに旅の踊り子・リーシャがやってきます。彼女の美しい舞のおかげで村はひとときの活気を取り戻しましたが、その最中にユルルングルが現れて大騒ぎに。それでも踊り続けるリーシャを見て魅了されてしまったユルルングルは、それ以降2度と村を襲うことはしなくなったのでした。

この出来事をきっかけに、リベイラでは舞踊大会が開催されるようになりました。その大会でエリーが踊りを披露した際、リベイラの民はかつてのリーシャの姿を彼女に見出します。ブルーガーディアンズの巨大モンスター・ディマンシュの攻撃から村人たちを守ろうと、エリーがその前に立ったとき、突如ユルルングルが姿を現します。リーシャのことを覚えていたユルルングルは、彼女と村人たちを守るために、ディマンシュを食いちぎって破壊したのでした。

『RAVE』キャラクター35:ミルディアンの最高権力者 ミルツ

ミルツは、時をきざむ街ミルディアンの最高権力者。両脇にツノのある王冠のような帽子を被った老人で、言葉ひとつで民たちの行動を左右できるほどの権力を持っています。ミルツは六祈将軍の1人・ハジャと共謀して時を支配することを画策。ミルディアンの民でありハルの仲間でもあるジークハルトはそれに反対して街ごと敵に回し、魔都の中心(ミルディアンハート)でハジャと7日間にも及ぶ戦いを繰り広げます。

ハジャが超魔法クロノスを手にいれるためにデーモンカードのみならずミルディアンをも裏切るつもりであることと、ジークハルトの魔導士としての素晴らしさと強い意思を知ったミルツは心を改め、街の者たちを守るためにハジャと戦うことを決意。最終的にジークハルトが奇策を用いてハジャに勝利した後、ミルツはこれまでのことを謝罪。ミルディアンの民とともに、最終決戦までハルたちの味方として戦いました。

『RAVE』キャラクター36:週刊少年ガジンの看板作家 シマヒロ

シマヒロは、人気雑誌「週刊少年ガジン」の看板作家。頭にバンダナを巻いた男性の魔人で、そのモデルは作者の真島ヒロさん自身。ウルクリック島の出版の村ガジンでは魔人たちがさまざまな本をつくっており、シマヒロは「光弾写(こうだんしゃ)」と呼ばれる塔を隠れ家にして漫画を描いています。その漫画はハルたちが冒険した実話を元にしたものですが、ハルの仲間のペンギン型の亜人であるルビー以外がかなり歪曲された姿で描かれており、それを知ったハルたちを笑わせると共に困惑させました。

実話を元にしているのでしばしば物語が現実に追いついてしまうことがあり、その度に想像で話をつくって急場をしのいでいる様子。また想像で話をつくらなければいけないのにそのネタが思いつかず困っていたときに、塔にやってきたルビーから意図せず「魔界の財宝」というアイデアをもらい、そのお礼にプルーをモデルにした「幻のプルーン人形超限定版」を手渡しました。その人形が後にハルたちが水や食料を手にいれる買い物をするときに役立つことになりました。

『RAVE』キャラクター37:週刊少年ガジンの編集者 ツキノリ・アキ

ツキノリ・アキは、「週刊少年ガジン」でシマヒロの担当をしている編集者。メガネをかけた男性の魔人で、悪魔のようなしっぽを生やしています。モデルは現実にいる作者の担当編集者。シマヒロの漫画のキャラクターでは特にルビーを気に入っていて、喋り方を真似して語尾に「〜ぽよ」をつけています。

締切間近で逃亡してしまったシマヒロを探している最中にハルたちと遭遇。出版の村ガジンへと案内した後に、シマヒロの漫画の内容を紹介しました。その後、土手に座って「もうすぐしめ切りポヨ。編集長に怒られるポヨね。シマヒロのバーカ」と言いながら1人たそがれていたときに、息を切らせてやってきたシマヒロから完成原稿を渡されて「本当ポヨか!?」と喜びました。

『RAVE』キャラクター38:エーデルレイク初代オーナー パール

パールは、ルビーの父。シルクハットを被ったペンギン型の亜人で、立派な口髭を生やしています。空中カジノ「エーデルレイク」の初代オーナーで、たった1代で巨万の富を築き上げました。

けして悪しき者には金を渡さないという徹底した姿勢を持ち、ドリュー幽撃団からどんなに美味しい話や珍しい品物を持ち込まれてもスポンサー契約を断り続けました。しかしその後、オーナーの座が息子のルビーに引き継がれれば懐柔するのも容易いと考えたドリューから謀殺されることになりました。

『RAVE』キャラクター39:ベルニカ専属の医師 ジェリーボーン

ジェリーボーンは、ベルニカ専属の医師。0015年11月16日生まれで、年齢は51歳。身長174cmで、体重は60kg。血液型はB型です。長い前髪を額の真ん中で分けて後ろ髪を1つに結い上げた男性で、額から左頬にかけて縫合痕があります。亡き両親の夢を受け継ぎ、実験と調整を繰り返して人工的に魔導精霊力を身につけようとしてきた少女・ベルニカのことを最もよく理解し、傍で支え続けてきました。

野望に協力させるため、ハードナーは部下にジェリーボーンを暴行させた上で逆らえば彼を殺すとベルニカを脅迫。そこにユーマがミツとナナホシを連れて襲来します。ベルニカに悪の道を踏ませないため、ジェリーボーンは嘘でユーマを煽って自分を殺させようとしますが、その思惑をハードナーに悟られて失敗。後にベルニカは死んだと聞かされ、絶望しながら涙を流しました。

人質から解放されたジェリーボーンは、解放軍の小型飛行機に同乗し、生き延びていたベルニカと再会。ブルーガーディアンズとの戦いに決着がついた後、ハルたちの旅についていくか迷うベルニカに対して「生まれて初めての友達じゃないですか」と背中を押し、ハルたちの元へ駆けていく彼女を見送りました。

『RAVE』キャラクター40:ハルとエリーの息子 レビン・グローリー

レビン・グローリーは、コミックスに収録されているおまけ漫画「RAVE0077 レビンのお留守番」の主人公。ハルとエリーの息子で、年齢は7歳。エリー譲りの茶色い髪をショートカットにしています。将来の夢は世界中を旅する冒険者になること。両親がデートに行ったので家で1人で留守番をすることになり、人面ヒマワリのような見た目のナカジマが彼の用心棒としてやってきます。

マイペースにボケを繰り返すナカジマに振り回されている苦労人で、家の外壁に張りついているナカジマをチェーンソーで切り落とせないかと考えたことも。17巻で一度ハルとエリーが「いい子にしてたか?」「ママ今日もカジノでいっぱい勝っちゃった!」と言って帰宅しますが、電話を受けて再度外出してしまうことに。その後、最終巻でおみやげを持って帰宅しました。

『RAVE』キャラクター41:ゴウとローザの娘 ローズ

ローズは、「RAVE0077 レビンのお留守番」に登場する女の子。ゴウとローザの間に生まれた娘で、母親譲りのピンク色の前髪を斜めに分け、後ろ髪を1つに結んで外側にはねさせています。ゴウとローザが新しい映画をつくる関係で外出していて暇だからという理由で、レビンの家に1人で遊びにやってきます。

レビンはローズに密かに好意を寄せていますが、ローズはナカジマを一目見て胸のときめきを覚えてしまいます。ナカジマのことを「へェーナカジマって言うんだぁー。セクシーね」と褒めた後、出会ったばかりにもかかわらず結婚を決めてレビンを大いに慌てさせました。その後、少女漫画描写になったナカジマから「君の為なら枯れてしまう事さえ恐くはないさ」と言われて、再度胸のときめきを覚えました。

『RAVE』キャラクター42:ナカジマの子ども コジマ

コジマは、「RAVE0077 レビンのお留守番」に登場するナカジマの子ども。ナカジマが土に種をまいて生み出した子どもで、最初は2本の触角がついた細長い円形の顔をしていましたが、それがパカっと割れてナカジマと同じ人面ヒマワリのような顔になりました。

身体をうねうねと動かしながら意味なく「やめてー」と言い続ける変な生き物で、レビンが鉢に植え替えた後に「どーしよかなー。コレ」と困っていたときに、かつて谷の村スカでハルと出会い今ではレビンの兄貴分となったチーノがやってきます。チーノは「レビン!!あれをくれ!!」と言って、ウキウキした様子でコジマを連れて帰ったのでした。

『RAVE』キャラクター43:妖精 ツブ

ツブは、画面の端々に登場する4歳の妖精。丸顔の妖精で、まち針のような触角を頭から生やしています。ストーリーにはほぼ直接関係せず、時折ツッコミ役やナレーターとして画面に姿を現します。ハルの旅にずっとついてきているようで、シマヒロの漫画は実はツブからの情報を元にして描かれています。最終話のハルとエリーの結婚式にも姿を現しました。

『RAVE』キャラクター44:月 ツヨシ

ツヨシは、『RAVE』の世界の月。よくタバコを吸っている不良ですが、先輩のソレイユに対しては常に敬語で話しています。テレビアニメでは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の川路利良役、『デュエル・マスターズ』の邪藩牛次郎役などで知られる志賀克也(しが・かつや)さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター45:太陽 ソレイユ

ソレイユは、『RAVE』の世界の太陽。ツヨシに比べてマイペースな性格の様子。ツヨシとソレイユは特に本編には関係しないキャラクターで、主に昼夜の切り替えのタイミングで姿を現します。ソレイユの声は、ヘビと同じ岡野浩介さんが声を担当しています。

『RAVE』キャラクター46:人気ゲームキャラクター 米吉(こめきち)

米吉は、デジタルソナタ製のゲーム機「MILKY WAY」のアクションゲームソフト「米吉ファイターⅡ」に登場するキャラクター。米吉は薄毛の老人キャラクターで、このゲームにはこのキャラクターしか登場しません。敵味方に分かれて、様々な顔の米吉同士が戦います。エリーはこのゲームが得意ですが、ハルは苦手な様子。

ゲームセンターのゲーム機としても展開されていて、33巻第280話の扉絵ではムジカがゲームセンターで「米吉ファイターⅣ」をプレイしている姿が描かれていました。その画面を見る限り、対戦相手のエリーよりもムジカの方がプレイするのが得意な模様です。

『RAVE』キャラクター47:世界三大保護鳥の一種 虹色鳥(にじいろちょう)

虹色鳥は、世界三大保護鳥に認定されている鳥。銀の律動の中で「歩く動物事典」と呼ばれるほどに生物学に詳しいヘビ曰く、その昔虹色鳥はアルバナ大陸周辺に生息し冬になると南下する渡り鳥で、群れをなして七色に輝く姿がとても美しかったと言われていますが、大気汚染によって次第に数を減らし、現在では世界にたった5羽しかいません

7つの羽それぞれから別の香りがすると言われていて、実際に捕獲したハルから「本当にイイ匂いがするぞ」と確かめられていました。ヘビから虹色鳥がどんなに貴重な鳥なのかを知らされたハルは捕獲したことを反省。「こぶ次郎」という名前をつけて既に愛着がわき始めていましたが、「強く生きるんだぞー。ぜったい死ぬなよー」と言って逃しました。

しかしその後、自由になったはずの虹色鳥はドリュー幽撃団に捕まってしまいます。エーデルレイクを経営するルビーから新たな資金提供を受けるため、その組織のフランケン・ビリーは珍品好きのルビーにそれを献上しようとしますが、ルビーは「虹色鳥は絶滅寸前ポヨ。かわいそうポヨ」と言って断ります。部屋を退出した後、ビリーは不要になったその鳥を、人狼(ウルフ)に与えて食べさせてしまったのでした…。

『RAVE』キャラクター48:泣き虫な猫 リサ

RAVE(6) (週刊少年マガジンコミックス)

リサは、番外編「RAVE0065 プルーの特攻日記?」に登場する猫。プルーがハルたちと出会う1年前のとある島を舞台に、グリフォン加藤を総長とした不思議生物たちと、海の向こうからやってくるプリン軍団との戦いが描かれます。

リサはその島の住人で、常に涙を流している猫。新しく仲間に加わったプルーのことを「あら、かわいい子犬ちゃん。がんばって戦いましょーね!」と言って歓迎しました。プリン軍団との戦いでは特攻服を身につけ、なぜかハエたたきを武器として持っていました。

『RAVE』キャラクター49:芋虫 みかん

みかんは、番外編「RAVE0065 プルーの特攻日記?」に登場する芋虫。グリフォン加藤の島の住人で、常に首を横に振っています。プルーが仲間に加わった際はプルーが震えていることを気に入り、「オレ、オマエ好き」と歓迎しました。プリン軍団との戦いでは、遊撃隊長を務めていました。

『RAVE』キャラクター50:謎の生き物 鉄平

鉄平は、番外編「RAVE0065 プルーの特攻日記?」に登場する謎の生き物。大きな緑色の玉から手足を生やした生き物で、身体の横から毛虫のような何かをうにゅっと生やしています。プルーが仲間に加わったときは「よろぴく」と挨拶をして歓迎し、プリン軍団との戦いでは親衛隊長を担当しました。

『RAVE』キャラクター51:悪の組織 プリン軍団

プリン軍団は、番外編「RAVE0065 プルーの特攻日記?」に登場するグリフォン加藤たちの敵対勢力。プリン型の顔に目鼻がついている不思議な生き物で、髪の部分がカラメルソースになっています。特に理由もなくグリフォン加藤たちの住む島を潰そうとしていて、戦艦から大砲を撃って攻撃しています。最終的に、特攻隊長のプルーを攻撃するつもりで船を前進させ続けた結果、岩に衝突して自爆しました。

『RAVE』は端役まで個性豊かなキャラクターでいっぱい!

RAVE 文庫 全18巻 完結セット (講談社漫画文庫)

ここまで『RAVE』に登場するキャラクターたちについて、ハルの周辺人物や敵勢力を除いた端役を中心にご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

『RAVE』には、人情あふれるキャラクターはもちろんのこと、思わずくすっと笑えるようなキャラクターまで存在するのが素敵ですよね。ぜひコミックスを開いて、ハル一行だけでなく、端役たちの活躍もチェックしてみてくださいね!

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