【トニカクカワイイ】由崎司の正体を考察!【ネタバレ注意】

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2020年10月にはアニメ放送もされる注目作品、「トニカクカワイイ」の新妻ヒロインの正体に迫ります。ただひたすらかわいい彼女には、時を超えたファンタジーな秘密をにおわせる一面がちらほら。本記事では、彼女の内側に隠されているものについて、ネタバレを交えて考察していきます。

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「トニカクカワイイ」とは?【アニメ化決定!】

トニカクカワイイ(1) (少年サンデーコミックス)

「トニカクカワイイ」は、畑健二郎(はたけんじろう)による漫画作品。2018年より、「週刊少年サンデー」誌にて連載が始まりました。2020年10月にはアニメ放送が予定されているなど、話題の作品です。

「トニカクカワイイ」は、大した交際も経ずに結婚へと至った主人公とヒロインの物語。ラブコメ作品ではありますが、夫婦生活という形での恋愛を描いています。また、謎多きヒロインの正体についても、多くの考察がなされているところです。

作者の畑健二郎は、「ハヤテのごとく!」を代表作とする人気漫画家。彼は「ハヤテのごとく!」の物語が後半を迎えた2015年に、「アド アストラ ペル アスペラ」の連載を開始。しかし、この作品は第7話で第1部完結となり、第2部の連載開始はいまだ未定。実質打ち切りのような長期休載の中、彼が新たに描き始めたのが「トニカクカワイイ」です。

作品のモデルは作者自身!?

「トニカクカワイイ」は、2018年2月14日に連載をスタートさせています。そしてその2日前、なんと作者はSNS上で自身の結婚報告をしていました。相手は、声優の浅野真澄(あさのますみ)さんです。

2人の仲が深まったきっかけは、コミックマーケット(コミケ)と言われています。2人は合同でサークルを出し、浅野真澄さんの経験を原作とした同人誌を創作していたのです。また、彼女は「ハヤテのごとく!」のアニメに、声優として出演し続けてもいました。

「トニカクカワイイ」は、結婚報告から2日後という、絶妙なタイミングで連載が始まっています。それゆえ、「トニカクカワイイ」は、作者自身の結婚生活がモデルではないかと言われることもありました。その真偽は定かではありません。ただ、「トニカクカワイイ」という作品は、作者自身の結婚なくしては生まれなかったでしょう。

「トニカクカワイイ」由崎司のプロフィールを紹介

由崎司(ゆざきつかさ)は、「トニカクカワイイ」のメインキャラクターで、本作のヒロイン。16歳のときに由崎ナサ(ゆざきなさ)と結婚します。旧姓は月読(つくよみ)。

由崎司は、高校受験を控えた由崎ナサが、思わず好きになってしまうほどのかわいさを誇る美少女。彼女の身長は154センチメートルと小柄ですが、すらりと長く伸びた手足が特徴的です。髪は淡いピンク色のような明るい色で、ロングのストレート。整った顔立ちに、切れ長ながら少し垂れた目が、凛々しさと柔らかさを感じさせます。

由崎司はその見た目から、一見クールな印象を持たれがちですが、実際はそうでもありません。何にでも興味を持ってはテンションを高くするなど、好奇心の強い性格です。また、彼女は映画やアニメ、ゲームなどが好きという、イメージらしからぬ意外な一面も持っています。

トニカクカワイイ新妻ヒロイン

「トニカクカワイイ」という作品において、由崎司は“トニカクカワイイ”新妻ヒロインです。作中における彼女のかわいさは、夫由崎ナサが「宇宙一かわいい」と言わしめるほど。そんな彼女が、新婚生活の中で見せるかわいさの破壊力は抜群です。

由崎司は、夫の由崎ナサから「司さん」と呼ばれていましたが、その後「司ちゃん」に。その一方で、彼女は彼のことを「だんな様」と呼んでいます。まだまだお互いのことを知らない2人は、夫婦なのに付き合いたてのカップルのよう。キスすれば顔を真っ赤にするなど、そのいじらしさは、見ているこっちまで恥ずかしくなるほどです。

交際というプロセスを経ずにゴールインした2人は、盛大にイチャコラを始めます。この2人のオノロケ新婚生活こそが、この作品最大の魅力なのです。由崎司のうれし恥ずかしの若奥様ぶりに、ニヤニヤが止まりません。

出会って初日で結婚を約束!?

月読司は、由崎ナサの高校受験の試験当日に、彼と偶然出会います。彼女の姿を見た彼は、彼女のかわいさに魅了されて、あっという間に一目惚れ。そして、彼は彼女に声を掛けようとしますが、その際にトラックにはねられてしまいました。

重傷を負った由崎ナサでしたが、彼はそのまま月読司に告白。彼女は、結婚してくれるなら付き合うと返事し、彼はこれを約束します。しかし、彼はそのまま気を失い、気が付いたときは既に病院のベッドの上にいました。

その後、月読司が由崎ナサの前に現れることは1度もありませんでした。だが、そのまま彼が18歳を迎えたとき、約束を果たすために再び彼女が目の前に現れます。彼は約束通り、彼女を妻として迎え入れ、2人はついに結婚しました

2人はこれまで、恋人らしいことを何1つ行っていません。由崎夫妻のラブラブ生活は、まさにここから始まるのです。

謎めいた部分もたくさん!

由崎司は、「トニカクカワイイ」のヒロインでありながら、その素性がほとんど明らかになっていません。そのため、彼女はかわいいヒロインだけではなく、ミステリアスなヒロインでもあるのです。

由崎司は、由崎ナサ以外の人間との接点がほとんど見られません。もともと彼女と繋がりのある人間は極めて少なく、それ以外は彼回りの関係者ばかり。そして、彼女のこれまでについては、いまだハッキリと描かれていないのです。彼女の正体については他にも不明な点がありますが、詳細は後の項目で解説していきます。

それでも、由崎司がひたすらにかわいいことは確かな事実。由崎ナサにとっては“自慢の嫁”であり、彼女に関する謎など気にならないほどに、愛でるべき尊い存在なのです。一方で、彼女の正体に関する伏線は、「トニカクカワイイ」という作品の面白さを深めるエッセンスとなっています。

「トニカクカワイイ」由崎司の正体を考察【ネタバレあり】

ここからは、由崎司というキャラクターの正体について考察していきます。かわいいだけじゃない彼女の裏側には、いったいどんな秘密が隠されているのでしょうか。

まずはじめに、由崎司は自身の家族構成から既に判然としません。提出した婚姻届によれば、彼女の父親は太郎、母親は花子とのことでした。この記入例のような名前が両親の本名なのかは、真偽が明らかになっていないのです。

その他、由崎司は由崎ナサと結婚の約束をしてからの2年間、何をしていたか分かっていません。加えて、2年後に再会したときの彼女は身長すら変わらず、出会った時のままの状態でした。

そして何より、由崎司は「結婚」というものにやたらと執着しています。彼女にとっての「結婚」とは、何か特別な意味を持ったものなのでしょうか。「トニカクカワイイ」のテーマでもある「結婚」と由崎司にはどんな関係があるのか、要注目です。

時をかける不老不死の少女!?

由崎司の変わらないかわいさは、うれしく思うのと同時に、妙な不自然さを感じさせます。というのも、彼女は1000年以上前から生き続けていると思われる描写があるのです。

由崎司は、古文書を読むことが出来たり、刀の扱いにも長けています。夫の実家である奈良に来た際は、1000年前から変わらないと発言。また、彼女は織田信長などに直接会ったことがあるかのような話し方をしていました。他にも、齢80を超える彼女の身元保証人は、戦時中に16歳の彼女と出会ったと言っています。

そして、由崎司の容姿は、由崎ナサが初めて出会ったときから全く変わっていません。出会った日は、彼女も同様にトラックにはねられましたが、無傷でした。そもそも、彼女自身が自分はケガも病気もしないと言っています。

以上のことから、由崎司は16歳のまま衰えることのない、不老不死の存在だと考えられているのです。

かぐや姫と深い関係が?

「トニカクカワイイ」は、作品のイントロで、これは竹取物語の続きだと明記しています。つまり、由崎司はかぐや姫と深い関係があるといわれています。

由崎司とかぐや姫の関連をにおわせる部分は、作中において色々とありました。まず、彼女の旧姓には「月」の文字が入っています。彼女の、平安の世を懐かしみ、その後の時代をさも直接見てきたかのような言動もそうでしょう。また、彼女の不老不死説は、竹取物語の最後のくだりに関連します。

由崎司が「結婚」に対して、強くこだわっている点も理由の1つでしょう。竹取物語は、かぐや姫に公達(きんだち)や帝(みかど)が求婚するエピソードが描かれています。そして、その恋はいずれも叶うことのない、ある意味悲恋の物語です。

「トニカクカワイイ」は、竹取物語の要素が盛り込まれたストーリー。由崎司はさしづめ、現代のかぐや姫なのでしょう。

作者の過去作品に既に登場していた?

「トニカクカワイイ」は、「ハヤテのごとく!」の登場人物がたびたび描写されることで有名です。そして、由崎司は「ハヤテのごとく!」の人気キャラ、桂ヒナギク(かつらひなぎく)によく似ています。

由崎司といえばやはり、ヒロインらしい華のある、長くてサラサラな薄桃色の髪でしょう。彼女の最大の特徴ともいえるピンク色の髪や切れ長の目は、桂ヒナギクと同様のもの。刀(木刀)を扱うことができる点なども、共通した特徴といえます。

また、桂ヒナギクはキャラ人気投票で1位を獲るなど、作中最大の人気の持ち主。サブキャラながら、その姿はまさにメインヒロインといえます。

このように、何かと共通点の多い、由崎司と桂ヒナギク。彼女が桂ヒナギクの影響を受けていることは間違いないでしょう。むしろ、不老不死と思しき彼女は、「ハヤテのごとく!」の世界でも生きていたのかもしれません。

「トニカクカワイイ」由崎司役の声優は鬼頭明里

「トニカクカワイイ」の顔とも言うべき由崎司の声を演じるのは、声優の鬼頭明里(きとうあかり)さんです。なお、公式発表となったのは2020年5月12日と、つい2日前のこととなります。

鬼頭明里さんは、プロ・フィットに所属する若手声優の1人。彼女が現事務所の正式所属となったのは2019年ですが、それまでの準所属時代から積極的な活動を見せています。2014年に声優デビューして以来、すぐさまメインキャラの役を演じるようになりました。代表作は、『鬼滅の刃』の竈門禰豆子(かまどねずこ)役や『ブレンド・S』の日向夏帆(ひなたかほ)役など。

鬼頭明里さんは若手ながら、クールな役からかわいさを重視したキャラの役まで巧みに演じる、演技の幅の広い声優です。今回の由崎司役は、そんな彼女の持ち味となる部分が、存分に発揮できる役どころといえます。

「トニカクカワイイ」由崎夫妻のノロケっぷりに要注目!

「トニカクカワイイ」は、作者である畑健二郎の結婚生活とほぼ同時並行で始まりました。そうした背景もあってか、ヒロインである由崎司は、非常に魅力的な人物として描かれています。彼女たちのラブラブな新婚生活は、誰もが憧れる理想の夫婦そのもの。こんな生活を送りたいと思うと同時に、まばゆいほどの“リア充”ぶりに、こちらまで爆発しそうになります。

それもこれも全て、由崎司がトニカクカワイイのです。こんなにかわいい奥さんがいたら、他に何もいらないという由崎ナサの気持ちは、痛いほどよく理解できます。しかし、彼は彼女のことをまだ何も知りません。彼女の中に隠された秘密は今後、夫婦の間で明らかになっていくのでしょうか。

「トニカクカワイイ」は、現代に再びよみがえった竹取物語です。ついに結ばれた“かぐや姫”の見せる甘々のノロケっぷりに、のめり込んでみてください。

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