【ダイの大冒険】ヒムは兵士(ポーン)でありながら最強に昇格した戦士!

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【ダイの大冒険】で中盤以降に登場するハドラー親衛騎団。あまりのかっこよさに出番が少ないにも関わらず大人気です。中でもヒムは指折りのかっこよさ。2020年アニメに登場することを期待しつつ、今回はヒムの強さとかっこよさについてまとめました。

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【ダイの大冒険】ヒムは最弱の駒?真の強さに迫る

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ヒムは物語中盤に登場した、ハドラーの新しい部下です。自らを超魔生物へと改造したハドラーは、バーンよりオリハルコン製チェスの駒を授かります。それを元に、得意の禁呪法で生み出したのがハドラー親衛騎団。ヒムはチェスにおいて最弱の駒・兵士(ポーン)より生まれた、禁呪法生命体です。果たして最弱の駒であるヒムは、勇者ダイたちとまともに渡り合えたのでしょうか。

年齢0歳?生まれながらの戦闘のエキスパート

ハドラー親衛騎団がサババを急襲したとき、初めは「北の勇者」と呼ばれるノヴァが自身のプライドの高さから、たった1人で迎撃に向かいました。ノヴァは闘気エネルギーの使い手ですが、自信たっぷりに放ったノヴァの必殺技でも、ヒムには傷ひとつ付きません。無傷だったのは、攻撃が当たる箇所に力をこめたから。ハドラー親衛騎団の恐ろしいところはオリハルコンで出来ていることではなく、戦闘においてコツを心得ていることでした

ヒムがノヴァにとどめを刺そうとする瞬間、ヒュンケルが割って入ります。その時ヒムの額を、鎧の魔槍で貫きました。これがきっかけで、ヒムはヒュンケルをライバルと定めます。

アルビナスはヒムについて「駒としての役割があるだけで、強弱はない」とし、「ヒムは距離を詰めての格闘戦ならめっぽう強い」と続けました。ヒムは最弱の駒ではなく、むしろ格闘戦においては最強の駒だったのです。

新たな力に目覚めたヒュンケルに成す術なくやられる

第21話 父の敵は・アバン!?憎しみの黒き最強剣!!

ハドラーがバーンに対して謀反したあと、ダイに最終決戦を挑みます。ハドラーがダイと一騎打ちをするために、親衛騎団がアバンの使徒たちを抑え込む作戦です。ヒムの相手は、ライバルのヒュンケルでした。しかしヒュンケルは直前の出来事で大きくパワーアップしており、すでにヒムでは相手になりません。なんとか食い下がろうとするものの、ヒムはバーンパレスより落下。ヒュンケルに完全に負け、死んだと思われました

一個の生命体として生まれ変わる

バーンパレスでしんがりを買って出るヒュンケルは、おびただしい数の魔物に襲われます。リーダー役を復活したアバンに託したヒュンケルは、圧倒的な力で次々と撃破。そこへ、倒したはずのヒムが現れました。魔物はヒムを「負け犬ハドラーの手下風情」と言い放ち、ヒムの逆鱗に触れてしまいます。魔物を一掃したヒムの頭部には、ハドラーの生き写しのように銀髪が備わっていました

新たな生命として生まれ変わったヒムは強く、ヒュンケルは苦戦。ヒュンケルは装備を外し、あえて自分を背水の陣に追い込むことでカウンター攻撃を狙います。カウンターは成功し、先にヒュンケルの拳がヒムを捉えました。素手でオリハルコンを粉砕する、という離れ業を見せたヒュンケル。ヒムは改めてヒュンケルの覚悟に圧巻し、同時に敗北を認めるのでした。

強大な光の闘気を操るヒムはミストバーンの天敵

先行していたポップとマァム、ラーハルトがミストバーンに苦戦している時、ヒムが戦線に加わります。ミストバーンは暗黒闘気を使って戦うので、強大な光の闘気を使うヒムに手も足も出ません。最終奥義「闘魔最終掌」でヒムの右腕を粉々に粉砕しますが、ヒムの狙いはカウンターのオーラナックル。ミストバーンが本来の実力を発揮するには、必ずバーンの許可が必要でした。しかし一方的になぶられるミストバーンは、許可を得ずに実力をさらけ出してしまいます。

大魔王バーンとの最終決戦

バーンのもとにたどり着いた戦士たちですが、多くが「瞳」という宝玉に変えられてしまいます。ヒムは「瞳」にはならずバーンとの決戦に挑みますが、バーンの想像を絶する強さにまるで歯が立ちません。しかしポップの策にわずかながらの希望を抱いたヒムは、生命を賭けてバーンに文字通りぶつかります。この後ラーハルトとともにヒムは「瞳」へと変わってしまいますが、バーン最大奥義「天地魔闘の構え」を破るきっかけとなりました。

【ダイの大冒険】ヒムは呪文が使えない!必殺技を紹介

ヒムの戦闘スタイルは格闘で、シンプルに拳での殴り合いを好みます。飛び道具や搦め手もなく、正々堂々とした戦い方です。作中で登場した技を紹介します。

超熱拳(ヒートナックル)

拳に火炎呪文メラゾーマを込めて殴る技。メラゾーマ単体でも使えるようですが、作中で使ったことがないので真偽は不明です。メラゾーマ自体が高威力で、オリハルコンの強度で殴るので、理論上は魔法剣に近い威力を持ちます。しかし残念ながら、作中では大きな活躍をしていません。

闘気拳(オーラナックル)

ヒムが生まれ変わり、闘気を使えるようになってからは闘気拳がメインとなります。メラゾーマを使えなくなったわけではないと思いますが、以降超熱拳が使われることはありませんでした。闘気拳の威力は高く、ヒュンケルにも通用し、ミストバーンには最大とも言える効果を発揮。闘気を込めて殴るというシンプルな技なので使い勝手がよく、場所や相手を選ばない強さでした。

グランドクルス

魔力を吸収する性質の檻から脱出する際に、見様見真似で放ちました。ちゃんと教えてもらっていないからか、闘気を溜めている間に腕にヒビが入り、徐々に破壊されていきます。しかし威力は高く、檻を破ったことからヒュンケルと同等か、少なくともアバンよりは威力があったのではないでしょうか。放った瞬間に両手足が粉砕されてしまいましたが、なんとか生きていました

【ダイの大冒険】仲間に恵まれたヒム!上官はハドラーとチウ

ヒムは敵でありながら、正々堂々とした好漢で非常に好印象な人物です。その人柄に惹かれる者も多く、たくさんの仲間ができます。上司にあたる人物として、ハドラー親衛騎団の時はハドラー、生まれ変わった後はチウが挙げられます。ヒムを囲む魅力的なキャラクターを、少しだけ紹介します。

親であり指揮官のハドラー

まず、ハドラーの存在は欠かせません。禁呪法により生まれたヒムは、ハドラーの正々堂々とした性格を色濃く反映しています。熱さや多少無茶をするところもそっくりで、ハドラーも「お前は1番、オレに似ている」と言うほど。ハドラーの銀髪がヒムに受け継がれたこともあり、この2人にはただならぬ絆が感じられますね

ハドラー親衛騎団・アルビナス

アルビナスはハドラー不在時に、親衛騎団をまとめ上げる隊長のような役割を担っていました。ヒムのことを「距離を詰めての格闘戦なら天下無敵」と評しており、強い信頼関係があったようです。死の大地でバランとヒュンケルが対峙したときもヒムと行動をともにしており、相性は悪くないようでした。

ハドラー親衛騎団・ブロック

ブロックには「キャスリング」という隠された能力があり、王(キング)と自身の位置を一手で入れ替えるというチェスの動きです。ブロックは最後に「キャスリング」でハドラーを守り、バーンの攻撃を受けます。残されたハドラー親衛騎団に「ハドラー様を頼む」と覚えたての言葉を遺し、生命を散らします。ヒムは禁呪法生命体でありながら、涙を流してブロックの死を悲しみました

ハドラー親衛騎団・フェンブレン

フェンブレンは独りで動くことが多く、ハドラー親衛騎団ではもっとも早く戦死してしまいます。独断でバランとダイの迎撃に向かって返り討ちにあった時、フェンブレンのエンブレムは割れてしまいます。エンブレムが割れたことでフェンブレンの死を予感し、いち早く驚愕していたのがヒムでした

ハドラー親衛騎団・シグマ

シグマはあらゆる呪文を跳ね返す伝説の盾「シャハルの鏡」を持っており、死の直前にポップに託します。最終的に「シャハルの鏡」はバーンの最終奥義「天地魔闘の構え」を破る決め手となり、砕け散りました。そのときヒムは砕け散った「シャハルの鏡」を見て「俺たちが宿敵と認めた奴らは、やっぱりただ者じゃなかった」とシグマを思い、語りました。

獣王遊撃隊の隊長チウ

ヒムが蘇ったあと、おおねずみのチウが隊長を務める獣王遊撃隊に無理やり加入させられます。ヒムとチウの戦力差は歴然としており、ヒムは最初認めていませんでした。ミストバーンとの戦いの時、「ヒムがハドラーの遺志を継いで生まれ変わった」というとミストバーンは「人形風情がハドラーの生まれ変わりの顔をするな」と怒りをあらわにします。

信じたかったヒムに、救いの言葉を贈ったのはチウでした。「悪に奇蹟は起こらない。ヒムは正義の獣王遊撃隊だから、それでいいのだ」と、チウは器の大きさを見せます。その言葉に感じ入るヒムは感謝を示し、徐々にチウを隊長として尊敬します。

バーンとの決戦の際、チウのピンチに体を張ったのは他ならぬヒムでした。

【ダイの大冒険】ヒムは最後に死亡した?

バーンパレス下層に閉じ込められた一行は、グランドクルスを使用した脱出を計画します。本来グランドクルスは最小限の闘気を放出する技で、闘気を放出しすぎると死の危険性があります。しかしヒュンケルは戦いの中で、死なないギリギリの放出で最大級の威力へと昇華させてきました。グランドクルスをヒュンケルに教えたアバンでさえも、威力はヒュンケルのものに遠く及ばないと言います。ボロボロの身体で敢行しようとするヒュンケルを制止し、名乗り出たのはヒムでした。

ヒムは見様見真似で、グランドクルスをやってのけます。「人間を好きになった」というヒムは、ひび割れる身体を無視してグランドクルスを放ちました。グランドクルスの反動に耐えきれず、ヒムの四肢は粉々に崩れていきます

ヒムの活躍で、脱出に成功したパーティ。獣王遊撃隊の隊長チウは、涙とともにヒムの隊員番号12番を永久欠番にすると誓います。それに文句を言うヒム。身体の大部分を失ったヒムですが、なんとか生命は無事だったのです。こうして誰1人欠けることなく脱出できたパーティは、1人残ったダイの勝利を祈るのでした。

【ダイの大冒険】ヒムの名言3選

ヒムの登場が中盤以降ということもあり、名言と呼ばれるものは多くありません。しかし最終決戦にも参加するので、一言一言が心に残りました。中でも人気のあるセリフを3つご紹介します。

うけろッッ!!オーラナックルッ!!

復活したヒムが、ヒュンケルに最後の攻撃を仕掛ける時のセリフです。初めて会った時はヒュンケルを「殺す」ことが目的だったと思いますが、この時のヒムは「倒す」ことが目標だったのでしょう。仲間やハドラーの想いも拳にのせて、ヒュンケルに挑みます。

「すべて吹き飛ばァすッ!!このオレの燃える拳でっ!!」
「あんたの『闘志』もっ、何もかもっ…!!」
「うけろォッ!!オォォーラナックルッ!!」

拳がヒュンケルに届く前に、決死のカウンターを食らいヒムのオリハルコンボディは砕けます。結果として敗北してしまいましたが、全力を出し尽くして得た結果に満足そうな表情を浮かべていました

男ならこっちで来いよ!!大将!!

ミストバーンが放つ「闘魔滅砕陣」を「トロくせえ事してんじゃねえっ!!」と、地面を踏みつけるだけで消滅させます。それまで暗黒闘気の技は、ダイとヒュンケルの「空の技」でしか打ち消せませんでした。そしてミストバーンに不敵の笑みを浮かべ、拳を掲げて言います。

「男ならこっちで来いよ!!大将!!」

強大な光の闘気を操るヒムは、ミストバーンの天敵。ポップたちが束になっても敵いませんでしたが、ヒムは1人でミストバーンを圧倒しました。

オレもまた不死身だ!!

バーンパレスから脱出する際、有効な技は「グランドクルス」と予想するポップ。しかしヒュンケルはすでに身体がボロボロで、アバンはヒュンケルほどの威力を出すと生命を落とす可能性がありました。誰が使うかと揉めている時に、ヒムが見様見真似で光の闘気を収束させますが、ヒムの身体が耐えきれずヒビが入ります。無茶をするヒムを止めるヒュンケルですが、制止を振り切って技を敢行。

「見そこなうなって…!!てめえが不死身ならっ…!!」
「…不死身なら!!」
「オレもまた不死身だぁーっ!!」

技の発動と同時に、ヒムの身体の大部分がボロボロに崩れ去りました。ポップのルーラで脱出したとき、なんとか助けられたヒムは最終決戦を生き残ったのです。

【ダイの大冒険】ヒムの声優を大胆予想!

1991年版のアニメでは、ハドラー親衛騎団が登場する前に終了してしまいました。2020年のアニメでは最後までやってくれると信じて、声優を予想してみます。

様々な声を使い分けるベテラン高木渉(たかぎわたる)さん

少ししゃがれたような声の持ち主で、いろいろな役を演じ分けるベテランの声優です。最近ではテレビドラマへの出演も増えてきました。しゃがれ声で叫ぶこともできるので、ヒムに合っているのではないでしょうか。

代表作は、「名探偵コナン」小嶋元太、高木渉(役名)や「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」虹村億泰などが挙げられます。

拳で殴るならこの声優!?小野大輔(おのだいすけ)さん

低音が響く声なら小野大輔さん。メインキャラを演じることも多く、実力は十分です。同じジャンプ作品の「ジョジョの奇妙な冒険」にて空条承太郎を演じ、拳で戦うスタイルもヒムと似ていますね。

代表作は、「ジョジョの奇妙な冒険シリーズ」空条承太郎、「進撃の巨人」エルヴィン・スミスなどです。

【ダイの大冒険】ヒムの輝かしい活躍をぜひアニメで!

ヒムは登場時期が遅いため、人気があったにも関わらず1991年版アニメでは活躍が観られませんでした。ハドラーの遺志を継いでからのかっこよさは別格。バーンに歯向かうシーンやグランドクルスのシーン、想像しただけで胸が熱くなります。2020年版アニメで最後までやってくれることを期待し、ぜひとも活躍を観たいものですね。

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