【RAVE】全あらすじ&ネタバレ紹介

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真島ヒロさんによる大ヒット漫画『RAVE』。聖石レイヴと魔石ダークブリングとの戦争により「大破壊(オーバードライブ)」が発生してから50年後の世界を舞台に、主人公の少年・ハル・グローリーが2代目レイヴ使いとなって世界中を冒険する様が描かれます。そんな本作のあらすじを最終回までのネタバレを込みでご紹介していきます!

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目次

『RAVE』とは?

RAVE 全35巻 完結セット (少年マガジンコミックス)

『RAVE』は、聖石と魔石を巡る戦いが描かれた冒険ファンタジー漫画作品。作者は、『FAIRY TAIL』や『EDENS ZERO』などで知られる真島ヒロさん。「週刊少年マガジン」にて1999年32号から2005年35号まで連載され、全35巻で完結。2001年から2002年にかけては、1〜12巻の内容をベースに制作された全51話のテレビアニメも放送されました。

物語の舞台設定

小国シンフォニアと大国レアグローブによる戦争時、魔石ダークブリングを持つレアグローブに対抗するため、シンフォニアはリーシャ・バレンタインの魔導精霊力(エーテリオン)による聖石ホーリーブリングの開発に着手。リーシャはそれと引き換えに命を落とし、聖石は彼女の名前の最初と最後の文字をとって「RAVE(レイヴ)」と呼ばれるようになりました。

初代レイヴ使いのシバ・ローゼスが最後のダークブリングの破壊を試みた際、ツメの甘さ故に、世界の10分の1を滅ぼしたという「大破壊(オーバードライブ)」が発生。それから約50年後の世界が物語の舞台です。

ここからは、そんな本作のあらすじをネタバレ込みでご紹介していきます!

『RAVE』あらすじネタバレ1:ガラージュ島からの旅立ち

レイヴを受け継いだハル

RAVE(1) (講談社漫画文庫)

ガラージュ島に暮らす主人公の少年・ハル・グローリーは、海釣りをしていた際に白いモグラのような姿をしたレイヴの使い・プルーを釣り上げます。シバと出会って50年前の戦争の経緯を聞いたハルは、ずっとプルーを探し続けていたというシバにプルーを返そうとしますが、そこにダークブリングを用いる悪の組織「デーモンカード」の下っ端・フェーベルが現れます。

シバが大怪我を負わされたことに激怒したハルは、フェーベルとの1対1の戦闘に突入します。その際に、シバから預かったレイヴが発動して爆発が発生。ハルがレイヴの後継者になったことが明らかになったのでした。

カトレアに「必ず帰ってくるから」と約束

ハルの母親のサクラは既に亡くなっており、父親のゲイルは15年前にレイヴを探すと言って島を出て以来、何の連絡も寄越していませんでした。姉のカトレアは、ハルがレイヴの後継者になったと聞いて強く動揺し、それを理由に島を出ていくことに猛反対します。

ハルはカトレアを守るために島に残ろうと考えますが、プルーが自分の使命を果たすためにイカダをつくって海を渡ろうとしている姿を見て、共に旅立つことを決意します。母親の墓前で眠るカトレアに「必ず帰ってくるから」と約束し、レイヴの後継者としてプルーと共に島を出たのでした。

『RAVE』あらすじネタバレ2:エリーとの出会い

RAVE(2) (講談社漫画文庫)

ヒップホップタウンにやってきたハルは、詐欺で連れ去られてしまったプルーを助けるために、ドッグレース場に向かいます。そこのオーナーを務めるデーモンカードの下っ端・ジョーコと戦うことになったハルは、彼のダークブリング「スモークバー」の能力によって窮地に立たされたところを、エリーという少女に助けられます。

ジョーコに勝利した後、ハルはエリーが自分の記憶を探して旅をしていることを知り、「一緒に探そーぜ!1人より2人のほうが早くみつかるよ」と明るく声をかけます。こうしてエリーがハルの旅の仲間に加わることになったのでした。

『RAVE』あらすじネタバレ3:鍛冶屋のムジカと銀術師のムジカ

ガレイン・ムジカの過去

世界最大の武器市パンクストリートにやってきたハルは、レイヴの力を引き出す大剣「テン・コマンドメンツ」を修理してもらうために、伝説の鍛冶屋・ガレイン・ムジカを探します。彼には、自分の打った「獣剣」をデーモンカードの第17部隊総隊長・ランスに乱用され、目の前で家族を惨殺されてしまった過去がありました。

それ以来、酒に溺れ、デーモンカードの犬にも成り下がる堕落した日々を過ごしていましたが、ハルがそのランスと戦うことを知って自分を取り戻します。修理し終えた大剣を手渡した後、ハルに「あの呪われし剣を破壊してくれ」と、涙を流しながら頼みました。

ガレイン・ムジカとハムリオ・ムジカの関係

たまたま街でハルたちと知り合った銀術師(シルバークレイマー)のハムリオ・ムジカは、ランスに囚われたエリーを助けるために、先に彼の屋敷に来て戦っていました。テン・コマンドメンツを持ってそこに駆けつけたハルは、ランスの獣剣とダークブリング「リアルモーメント」による攻撃を受けてボロボロになりながらも、見事勝利して獣剣を折り砕くことに成功します。

ガレイン・ムジカとハムリオ・ムジカは、ムジカ一家惨殺事件で生き別れた祖父と孫でした。お互いの生存を知らなかった2人は、この一件でそのことを知ることになったのでした。

『RAVE』あらすじネタバレ4:雨続きのスカ村

デーモンカードの部隊長のゴウが恋人のローザと映画撮影をする関係で、谷の村スカには5年ものあいだ人工的に雨が降り続いていました。生まれてから一度も青空を目にしたことのない少年・チーノに「オレがおまえに青空を見せてやる」と約束したハルは、ゴウのいる雷館に向かいます。

ハルとエリーがゴウとローザに勝利し、プルーが雨を降らせる機械の停止スイッチを押したことで、久々にスカ村の上に青空が広がります。チーノは戻ってきたハルとともに晴れたことを喜び合い、改心したゴウとローザは自分たちのせいで被害を受けたスカ村を元通りにすることを決めたのでした。

『RAVE』あらすじネタバレ5:トレモロ・マウンテンでの戦い

知識のレイヴの獲得

トレモロ・マウンテンの「夢穴(アクムホール)」と呼ばれる大穴に入ったハルたちは、デーモンカードからの依頼を受けた暗殺者シュナイダーに命を狙われます。再会したハムリオ・ムジカに危ないところを助けられたハルたちは、彼とともにここに眠っている「知識のレイヴ」を捜索します。

そのレイヴは、熊の姿をした男性・ディアハウンドによって守られていました。彼は50年前の戦争でシバとともに戦った蒼天四戦士の1人で、死後に動物の姿を借りながら現世に留まっていたのです。彼はレイヴとともに平和への祈りをハルに託し、天に昇りました。

シュダとの戦い

トレモロ・マウンテンの中から姿を現した移動要塞ラプソディアの上空で、ハルはデーモンカードの六祈将軍(オラシオンセイス)の1人・シュダと戦います。シュダにはかつてハルの父・ゲイルに敗北した過去がありました。シュダはゲイルと同じ血が流れているハルにここで勝利することで、今度こそ絶対にゲイルに負けない自信をつけたいと思っていたのです。

しかし、ハルに敗北してしまったシュダは、ラプソディア上空の足場から落下してしまいます。そこを限界まで力を使い果たしたはずのハルから片腕を掴まれて助けられ、シュダはハルに「生きろ」と言い残して自分の腕を切り落とし、遥か下方にある森に落ちていったのでした。

『RAVE』あらすじネタバレ6:魔導精霊力の暴走

時の番人ジークハルト

ソング大陸最大の都エクスペリメントで、エリーはジークハルトと再会します。ジークハルトは、時を狂わせるもの全てを破壊・消滅させる使命を持つ「時の番人」で、かつて魔導精霊力を持つエリーのことを危険視して命を奪おうとしたことがありました。

エリーが生き延びていたことを知ったジークハルトは、今度こそ自分の使命を全うするためにエリーを殺そうと試みます。彼の魔法によって瀕死状態に陥ったエリーは、ハルと出会ってからの日々を思い浮かべ、最後にもう一度彼に会いたいと願います。

ハルの出した「もう1つの答え」

そこに駆けつけたハルは、エリーを傷つけられた怒りに震えながらジークハルトと戦います。宇宙魔法「暗黒の楽園(アルテアリス)」による精神攻撃を受けたハルは石のように冷たくなってしまいますが、エリーに泣きながら抱きしめられたことによって自分を取り戻します。

その時に、エリーの魔導精霊力が覚醒し、暴走状態に陥ります。ハルはテン・コマンドメンツの10の形態の1つ「封印の剣ルーン・セイブ」によって、世界を滅ぼしかねないほどの圧倒的なその魔力を封印。ジークハルトは、命を奪わずにすむ答えを見出したハルに驚かされたのでした。

『RAVE』あらすじネタバレ7:ゲイルとキングの因縁の対決

2人のゲイル

結界の都ラーバリアにやってきたハルたちは、ジンの塔に魔人軍の頭・ゲイルが来るという話を耳にします。デーモンカードとの繋がりも指摘されて冷静でいられなくなったハルは、仲間に黙ってたった1人でそこに向かいます。

塔の前に集結していた1000にも及ぶ魔人兵を相手に戦ったハルは、そこにやってきた父のゲイルと15年ぶりの再会を果たします。同時刻にデーモンカード最高司令官・キングもそこに到着。キングの本名はゲイル・レアグローブ。奇しくもハルの父と同じ名前の持ち主であり、彼こそが魔人軍の頭だったのでした。

王宮守五神との戦い

RAVE(8) (週刊少年マガジンコミックス)

ジンの塔で新たなダークブリングをつくるための儀式「エンクレイム」を行う予定のキングを倒すため、ハルはゲイルと協力し合うことを決意。共に塔の最上階を目指しますが、ハルは途中で侵入者を阻むトラップに引っかかってしまい、ゲイルだけを先に行かせます。

ハルの前にキングを守護する魔界の5人の騎士「王宮守五神」が出現。そこに駆けつけてくれた仲間たちとともに王宮守五神全員を撃破します。怪我を負った仲間たちはそこで塔を離れ、ハルはプルーと一緒に塔の最上階に向かいます。そこでハルはキングの本当の目的は「ゲイルを最も苦しませた上で殺すこと」だったと知るのです。

ゲイルとキングの過去

親友同士だったゲイルとキングは、かつて魔物討伐組織としてデーモンカードを結成しました。意見のすれ違いから脱退した後、ゲイルはガラージュ島でサクラと結婚して子ども2人に恵まれますが、ある日島外から来た商人の口からダークブリングで武力強化を行ったデーモンカードが悪の組織に生まれ変わったことを知ります。

キングを止めるため、ゲイルはレイヴを探すための旅に出ることを決意。残念ながら5年かけてもそれを見つけることができず、直接デーモンカードに赴いてキングを説得しますが、「今日は帰ってくれ」と追い返されてしまいます。

ゲイルがガラージュ島に帰れなかった理由

自分1人の力ではもうどうにもならないと思ったゲイルは、デーモンカード結成前に所属していた帝国にキングの逮捕のみを依頼しますが、帝国は無差別殺戮と一斉検挙を決行。妻子を殺されたキングはゲイルが帝国に密告したことを知り、深い憎悪を抱きます。

脱獄したキングは、放心していたゲイルを痛めつけた上で彼を探しにやってきたサクラを殺害。絶望した彼の眉間に「大破壊」を起こすダークブリング「エンド・オブ・アース」のタネを埋め込みます。その爆発に他人を巻き込まないため、ゲイルは孤独と恐怖と戦いながら、10年もの長い時を砂漠で過ごすことになったのでした。

闘争のレイヴの獲得

ジンの塔の外で、鳥の姿を借りた蒼天四戦士の1人・クレア・マルチーズから「闘争のレイヴ」を預かったエリーは、塔の最上階にいるハルにそれを届けます。そのレイヴを手にしてパワーアップしたプルーは、キングから放たれた「デスペラードボム」の一撃を防御。ハルは隙を見せたキングに次から次へと攻撃を叩き込んでいきます。

追い込まれたキングは裏ダークブリング「モンスタープリズン」によりモンスター化。ゲイルはハルと力を合わせて、天空の秘剣「空束斬」の一撃を、自我をなくして暴れるキングに叩き込んだのでした。

ゲイルとキングの友情の回復

ゲイルは妻を殺されて孤独と恐怖に苦しめられてもなお、キングのことを親友だと言って涙を流します。それを目にしたキングは自我を取り戻し、ダークブリング「ワープロード」の力でゲイルの眉間に埋め込まれた「エンド・オブ・アース」を瞬間移動させて、デーモンカード本部を壊滅させます

自ら胸に剣を突き刺したキングは、全ては自分の弱さが招いてしまったことだと落涙。ゲイルはキングから伸ばされた手をしっかりと握り返し、安らかな表情を浮かべた彼の死を看取ったのでした。

ゲイルの最も大切なもの

RAVE(9) (週刊少年マガジンコミックス)

ハルとゲイルは、ジンの塔の崩壊に巻き込まれてしまいます。ゲイルはこれまで幼いカトレアと交わした「必ずガラージュ島に帰る」という約束を最も大切なものだと思ってきました。しかし、塔の崩落が進んだときに、いま目の前にあるハルの命こそが最も大切なものだと思い、その身ひとつでハルを守り抜いて命を落とします。

その後、ハルはラーバリアの岬につくられたゲイルの墓をひとり座って眺めていました。そこにやってきたエリーから「こうゆー時は、男のコだってがまんしなくていいと思う」と声をかけられたハルは、父の死に大粒の涙を流したのでした。

『RAVE』あらすじネタバレ8:エーデルレイクでの戦い

元王宮守五神の竜人(ドラゴンレイス)・レットを仲間に加えたハル一行は、シンフォニア大陸へと向かう途中、空中カジノ「エーデルレイク」に立ち寄ります。そこでは闇の組織「ドリュー幽撃団」が、カジノのオーナー・ルビーから組織強化のための軍資金を絞り取ろうとしていました。

ドリュー幽撃団が純真なルビーを騙しただけでなく、ルビーの父・パールを殺害していたことを知ったハルは激怒。悪しき者にけして金を渡さなかった父の誇りを傷つけてしまったことを悔やむルビーの味方として、その組織と一戦を交えます。飛行船に戻ったハルたちはルビーを仲間に加えてシンフォニア大陸へと向かったのでした。

『RAVE』あらすじネタバレ9:シンフォニア大陸へ

ルシアとの邂逅

シンフォニア大陸にたどり着いたハルたちは、ダークブリングマスターを名乗る少年・ルシアと出会います。彼はキングの息子で、帝国による一斉検挙が行われた日に実は生き延びていたのでした。それから砂漠の監獄メガユニットに監禁された彼は、全てのダークブリングの母なる魔石「シンクレア」に邪悪な部分を引き出されて育ち、キングの死後に脱獄を決行。

ハルたちは、ルシアがエリーの唇を無理やり奪って泣かせたのを見て激怒。ルシアは地面に剣を一突きしてハルたちの攻撃を防ぎ、ここには挨拶をしに来ただけだと言ってその場を後にしたのでした。

六祈将軍との戦い

RAVE(12) (週刊少年マガジンコミックス)

ルシアがいなくなった後、デーモンカードの六祈将軍が襲来。キングが発動させた「エンド・オブ・アース」の爆発から逃れていた彼らは、魔導精霊力を持つエリーを危険視して殺しに来たのでした。ハルたちはエリーを守るために戦いますが、六祈将軍の力に圧倒されてしまいます。

そこに現れたジークハルトは、これまでのことをエリーに謝罪した上でハルたちに加勢することを宣言。天空魔法陣によって何倍にも魔力を増幅させた魔法を見せつけて六祈将軍を退かせた後、ハルと「剣と魔法はいずれ1つになる」と誓い合い、全てのレイヴが揃った後に再びここで会うことを約束したのでした。

『RAVE』あらすじネタバレ10:ドリュー幽撃団&鬼神との戦い

セリアとの出会い

RAVE(13) (週刊少年マガジンコミックス)

岩の間に挟まっていた人魚の少女・セリアを助けたハルは、仲間とともに人魚の集落ミルデスタに招待されます。セリアが1年ぶりに訪れたその故郷は、闇の組織「鬼神(おにがみ)」の襲撃を受け、人魚たちのほとんどが連れさらわれてしまっていました。

ハルたちはセリアを連れて戦うことを決意。鬼神前線基地「宵藍(シャオラン)」から人魚たちを解放した後、巨大戦艦クリーチャーに乗り込んで、鬼神と連合を組むドリュー幽撃団の団長・パンプキン・ドリューに戦いを挑みますが、ハルは夜が深まるほど傷が悪化する「宵の剣」で刺されて重傷を負ってしまいます。

ムジカとレイナの共闘

RAVE(16) (週刊少年マガジンコミックス)

デーモンカードの新最高司令官となったルシアからの指示を受けて、鬼神の所有する海底要塞リバーサリーにやってきた六祈将軍の1人・レイナは、ハルと別行動をとっていたムジカからこのリバーサリーこそがシルバーレイだと聞かされます。

シルバーレイは、レイナの父が造り出した銀術兵器。美の都エルナディアの国王に強引に奪われた後に何者かによって盗まれ、その嫌疑をかけられてレイナの父は拷問の末に死亡しました。レイナはこの世に残る父の唯一の作品であるそれを探していて、ムジカもまた銀術の師匠・リゼの遺言でそれを探していました。2人は一時休戦して共闘することを決意します。

銀槍シルバーレイの誕生

シルバーレイを盗んだ本当の犯人は、鬼神総長・オウガでした。ムジカとレイナは、信じ合う2人の銀術師が揃うことで使える究極の技「紲(きずな)の銀」によってオウガを撃破します。発動したまま制御不能状態に陥ったシルバーレイを破壊するため、レイナはムジカを海に突き落とした上で、ひとりそれと運命を共にすることを選びます。

レイナをひとりで死なせてしまったことに苦しむムジカの前に、銀槍に姿を変えたシルバーレイが突き刺さります。ムジカは彼女の心が宿ったその槍を手に取り、仲間たちの待つ戦場に戻ったのでした。

パンプキン・ドリューの敗北

ドリューには、人間と亜人が共生する「オルベスク」という町をつくった過去がありました。しかし、ふとしたことをきっかけに元々あった差別意識が表面化し、住民同士の関係が崩壊。ドリューは人間たちから「光の裁き」と呼ばれる暴行を受けた末に町で一番暗い牢獄に閉じ込められ、光と人間への憎悪を募らせていきました。

トドの姿を借りた蒼天四戦士の1人・ダルメシアンから応急手当を受けたハルは、仲間たちとともにドリューに再戦を挑みます。ハルはテン・コマンドメンツの形態のひとつ「太陽の剣ミリオンサンズ」を用いて、ドリューに勝利したのでした。

未来のレイヴの獲得

全ての戦いを終えたハルたちは、ミルデスタで開催された「星歌祭」を楽しんだ後、セリアや人魚たちに別れを告げてダルメシアンの元に向かいます。かつて争い合う人々を裁くために神によって落とされたという「神の剣」を見せたダルメシアンは、戦争を終結させるために用いられるレイヴもまた人を滅ぼすのではないかとハルに問いかけます。

ハルはその神の剣を折り砕いた上で「レイヴは平和への意志だ」という答えを示します。それに満足したダルメシアンは、ハルに未来のレイヴを託して昇天したのでした。

『RAVE』あらすじネタバレ11:レットとジェガンの因縁の結末

RAVE(19) (週刊少年マガジンコミックス)

最後のレイヴの獲得を目指すハルたちの前に、六祈将軍のジェガン率いるドラゴンの群れが立ちはだかります。操っている者さえ叩けばドラゴンたちの攻撃は止まると知ったレットは、因縁の相手であるジェガンに1対1の対決を挑みます。

レットには、ジェガンに故郷の村を滅ぼされ、恋人のジュリアを無理やり奪われた過去がありました。レットは自らの命と引き換えに竜の神の力を得る究極の技「神竜一声」を発動し、ジェガンに勝利。黒竜と化していたジュリアの口にエリクシル改を投げ込み、元の姿に戻った彼女から口移しでその薬を飲まされて一命を取りとめました。

『RAVE』あらすじネタバレ12:シュダとディープスノーの戦い

RAVE(20) (週刊少年マガジンコミックス)

今度はハルたちの前に、六祈将軍のディープスノーと皇帝護衛部隊(インペリアルガード)が立ちはだかります。そこに生き延びていたシュダがハルたちの味方として現れ、皇帝護衛部隊を壊滅させてハルたちを先に星跡の洞窟に行かせます。

シュダはディープスノーとお互いの誇りをかけて対決。シュダにはゲイルから神剣「天空桜」とともに託された彼の家族を守りたいという想いがあり、ディープスノーには父親のように慕ったキングのために戦いたいという想いがありました。魂を込めた一撃で勝利したシュダは、ディープスノーの命までは奪わずにその場を後にしたのでした。

『RAVE』あらすじネタバレ13:星跡の洞窟の崩壊

ゲイルの育て親のエバーマリー

星跡の洞窟にやってきたハルたちは、ゲイルの育て親のエバーマリーに出会います。かつてリンゴ泥棒をしながら世界中を旅して回っていた彼は、とある屋敷で赤ん坊のゲイルを見つけ、可愛さのあまり盗んでしまいます。

シンフォニア国王であったゲイルの父・マラキアに捕まった彼は、意外なことにゲイルを育ててほしいと頼まれます。マラキアの妻は既に他界し、マラキアもまた不治の病に冒されていたため、ゲイルを育ててくれる人を探していたのです。エバーマリーはマラキアが亡くなるまで看病を続けた後に、この星跡の洞窟に移り住んでゲイルを立派に育て上げたのでした。

ハルとルシアの対決

星跡の洞窟でルシアからの急襲を受けた際、ハルはテン・コマンドメンツ第9の剣「羅刹の剣サクリファー」でルシアを圧倒しますが、その剣の暴走に飲み込まれてしまいます。

エリーとプルーのおかげで我を取り戻したハルは、殴り合いの戦いの末にルシアに勝利。そこで星跡の洞窟の下から忘却の王エンドレスが出現します。それは人類・生命・歴史、その全ての記憶を消し去ろうとする古代の魔物でした。空駆ける馬車に乗って現れた四天魔王メギドが、エンドレスの足止めを行った上でルシアを回収し、ハルたちも急いでその場を後にしたのでした。

『RAVE』あらすじネタバレ14:時を守るということ

RAVE(22) (週刊少年マガジンコミックス)

故郷の時をきざむ街ミルディアンに戻ったジークハルトは、最高権力者のミルツに六祈将軍のハジャを共に倒してほしいと頼みますが、ミルツはそのハジャと共謀して時を支配するつもりでいました。ジークハルトは時を守ることと時を手に入れることは別だと主張して街ごと敵に回し、「魔都の中心(ミルディアンハート)」でハジャと7日間にも及ぶ戦闘を繰り広げます。

ハジャの本当の目的が禁呪の超魔法クロノスの獲得だと知ったミルツは、街を守るためにジークハルトに加勢することを決意。ジークハルトが奇策でハジャを破った後にこれまでのことを謝罪し、以後ハルたちに協力することになったのでした。

『RAVE』あらすじネタバレ15:リベイラの舞踊大会

エリーの優勝

RAVE(23) (週刊少年マガジンコミックス)

資金不足を解消するため、ハルたちは舞姫の村リベイラで開かれる舞踊大会に参加することを決めます。エリーは元皇帝護衛部隊のレイゼンビーとペアを組んでいましたが、同じ大会に参加するデーモンカードの部隊長・ブランチの策略で、1人で舞台に立つことになります。

オーケストラが奏で始めた女性1人用の舞踊曲を聞いて、勝手に身体が動き出すエリー。それはこの村の伝説の舞姫・リーシャがかつて踊った曲で、観客たちは美しく舞うエリーの姿にかつてのリーシャの面影を見出します。観客たちからの大きな声援と拍手を受け、エリーは見事に優勝に輝いたのでした。

ナギサの救出

前回優勝者として舞踊大会に参加していた六祈将軍の1人・ユリウスは、エリーの美しい舞を見て心を洗われ、デーモンカードを離脱することを決意。彼の裏切りを知ったブランチは、保身のためにデーモンカード傘下の闇の組織ブルーガーディアンズに取り入ります。

ブルーガーディアンズからの命令を受けて、解放軍の少女・ナギサを拷問してアジトの場所を吐かせようとするブランチ。ハルたちはそこからナギサを救い出し、共に解放軍のアジトへと向かいます。

『RAVE』あらすじネタバレ16:解放軍vsブルーガーディアンズ

ブランチの死

解放軍は、世界に存在する闇の組織に抵抗する民間武装組織。その構成員のほとんどは、リーダーのユーマ・アンセクトが拾い育てた戦災孤児でした。アジトがブルーガーディアンズによる急襲を受けた際、ハルは機械兵に改造されたブランチと戦います。ブランチは実はハルの姉・カトレアの元彼氏で、交際中彼女に対して暴力を振るっていました。

ハルは因縁の相手のブランチに「殺してくれ」と懇願されてもそれを選べず、生きるように説得します。しかし、ブランチはハルたちを避難させた後に、体内に仕掛けられた爆弾が作動して死亡。ハルはブルーガーディアンズへの怒りをあらわにします。

ハードナーの過去

RAVE(26) (週刊少年マガジンコミックス)

ブルーガーディアンズがまだ小規模な空賊だった頃、そこには実はユーマも所属していました。船長のハードナーは、親友のユーマや仲間たちと共に充実した日々を過ごしていましたが、原因不明の墜落事故によりハードナーとユーマ以外の全員が死亡

ハードナーはその事故で妻子を失ってから何を手に入れても満たされなくなり、あの日の出来事を忘れたいと強く願うようになりました。彼は解放軍アジトの地下から奪った時空の杖と、魔導精霊力を人工的に手に入れる実験をしていた少女・ベルニカを利用して、忘却の王エンドレスを魔界に呼び寄せようと試みます。

ハードナーの改心

魔導精霊力を獲得できていなかったベルニカではエンドレスを呼び寄せられず、ハードナーは自分の邪念でエンドレスを魔界の誕生の祭壇へと呼び寄せます。ハードナーはそれと融合進化することで全てを忘れようと試みますが、ハルたちの妨害にあい、時空の杖を手にしたエリーにエンドレスをその場から消されたことで失敗します。

意気消沈するハードナーの前にユーマが現れ、ナギサこそがあの事故で生き延びていたハードナーの娘だと教えられます。それに光を見出したハードナーは心を改め、闇の世界から足を洗うことを決めたのでした。

『RAVE』あらすじネタバレ17:シバの旅の終着地

真実のレイヴの獲得

RAVE(29) (週刊少年マガジンコミックス)

デルハリア山脈の迷宮の奥で、ハルはシバと再会。真実のレイヴから認められるための試練として、薬で全盛期の頃の姿に戻ったシバと真剣勝負をすることになります。シバのリーシャへの想いと50年もの歳月に及ぶ世界への想いを宿した剣に圧倒され、ハルは改めて何のために戦うのかを己自身に問いかけます。

ハルが出した答えは、エリーのためでした。不安や悲しみや恐怖、そして何よりルシアの手からエリーを守りたいという想いだけは誰にも負けないと思ったハルは、その想いを宿した一撃によってシバの剣を折り砕いたのでした。

シバの死

シバが飲んだ薬は、一時的に若さを得られる代わりに命を奪われるものでした。涙を流すハルに対して、シバはたった1つの大切なものを守る気持ちが、やがて世界を守ることに繋がるのだと伝えます。そこに、エリーがやってきます。

かつてシンフォニア王国でリーシャと親しくなったシバは、彼女の死後にレイヴを託されて戦い続けました。エリーにそのリーシャの姿を見出したシバは、全ての真実を悟った上で、彼女に一度だけ抱きしめさせてほしいと頼みます。快くそれを受け入れてくれた彼女と抱きしめ合いながら、シバは命を終えたのでした。

世界の真実

デルハリア山脈を襲撃した六祈将軍の1人・ベリアルを破った後、ハルたちは50年前の王国戦争で生き延びていた蒼天四戦士の1人・アルパイン・スパニエルからこの世界の真実を聞かされます。

遥か昔に世界が滅びかけたとき、人類最後の1人は「星の記憶」に辿り着き、世界がまだ豊かだった時代へと時を巻き戻しました。未来を知っていたその人物は、人類が豊かなまま存続できるように歴史を導き、その結果、人類の滅びた「現行世界」と、ハルたちがいま生きている「平行世界」が生まれることになったのでした。

エンドレスの正体

しかし、それと同時に塗り替えられた歴史を消滅させようとする力も生まれました。それこそが忘却の王エンドレスだったのです。エンドレスは人々の憎悪や欲望といった負の力を吸収して成長を続け、この星のみならずこの次元そのものを崩壊させるほどの力を持ちました。

この世界に存在するダークブリングの正体は実はエンドレスでした。ルシアは5つあるシンクレアを全て揃えたときに、エンドレスが次元崩壊のダークブリングへと姿を変えるのを目撃し、その強大な力を手に入れたのでした。

『RAVE』あらすじネタバレ18:リーシャ・バレンタインの真実

50年前のシンフォニア王国へ

RAVE(31) (週刊少年マガジンコミックス)

全てのレイヴを揃えたハルたちは、エリーの記憶を取り戻すためにシンフォニア大陸に向かいます。ハルとエリーは再会したジークハルトと一緒に、謎のガイコツが結界で守護するリーシャの墓に行き、そこで生まれた時の亀裂から50年前のシンフォニア王国に降り立ちます。

そこで3人は、エリーの正体はリーシャだと知ります。彼女は国王マラキアからの依頼で、50年後に出現するエンドレスを倒すために、自分の身体を凍結させて時を越えたのです。その邪魔が入らないように彼女の死は偽装され、レイヴ精製のために魔導精霊力を酷使した影響で彼女は記憶を失ったのでした。

リーシャの墓を守護するガイコツの正体

ハルとエリーを無事に現代に帰すため、ジークハルトは1人過去の世界に残って時の亀裂を操る役目を担います。ジークハルトはエリーに好意を寄せていましたが、その想いは伝えず、ただ「幸せになれ」と言って遠ざかる彼女を見送りました。

とある経緯でリーシャが所持していたエリーのペンダントを返してもらった後、ジークハルトはそれを身につけてリーシャの墓の前に座ります。ジークハルトはそこで息絶えて骨と化してもなお、リーシャの墓とそのペンダントを結界魔法で守り抜いたのでした。

魔導精霊力の完全制御が可能に

現代に戻ってきたハルとエリーは、エリーを連れ去りにやってきた世界一の魔導士・シャクマと戦います。シャクマは自分こそがかつてのレアグローブ国王でありルシアの祖父なのだと明かします。さらに、シャクマがマラキアを呪い殺し、キングとゲイルが殺し合ったように、互いの身体に流れる血によるルシアとハルの対決は避けられないと語ります。

記憶を取り戻したエリーは、完全制御した魔導精霊力を圧縮したエネルギー弾を放ちます。それを剣に帯びさせたハルは「見てるかジーク」とガイコツに語りかけながら、「剣と魔法は1つになる」を体現した一撃でシャクマを破ったのでした。

『RAVE』あらすじネタバレ19:聖剣レイヴェルトの完成

RAVE(32) (週刊少年マガジンコミックス)

祖父のガレインから渡された帳面を読んで、ハルにはシバ専用につくられたテン・コマンドメンツ第10の剣を使うことは不可能だと知ったムジカは、ハル専用の剣をつくることを決意します。テン・コマンドメンツにも使用された特殊な金属「鋼塊(インゴット)」を何度鍛治師のように鍛えても上手くいかず、最終的にムジカは銀術師の力で金属を操って剣の形をつくり、そこに銀の雫を己の魂として流し込みます。

ハル専用の第10の剣「聖剣レイヴェルト」が完成し、力を使い果たしたムジカは命を落としかけてしまいますが、あの世にいたレイナから「出直しておいで」と言われて一命を取りとめます。同時期にエリーの魔導精霊力で5つのレイヴが1つに統合されたのでした。

『RAVE』あらすじネタバレ20:世界の命運をかけた最終決戦

ジュリア&ベルニカ&ニーベル VS 絶望のジェロ

RAVE(33) (週刊少年マガジンコミックス)

現行世界に行くため、平行世界を消滅させようと目論むルシア。彼との最終決戦に挑むハルたちは、魔界を統治する4人の魔王「四天魔王」と先に戦うことになります。レットの恋人の竜人・ジュリア、超上級魔法「絶対回避魔法」を使う少女・ベルニカ、ミルディアンの少年・ニーベルは、絶望のジェロと対戦。

ニーベルは自分の時を差し出す代わりに強大な力を得る変身魔法の極意「最期の齢(ラスト・エイジス)」を使用し、圧倒的な力を持つジェロの動きを一時的に封じることに成功。戦闘中に瀕死の状態に陥ったベルニカも絶対回避魔法でそれに貢献します。最終的にジュリアが「炎竜旱天(えんりゅうかんてん)」を決め、ジェロを内側から焼き滅ぼすことで勝利しました。

レット VS 永遠のウタ

レットは永遠のウタと対戦。戦いに快楽しか見出せないウタの考えと、守るべきものがあっての戦いにこそ真の強さがあると信じるレットの考えとがぶつかり合い、レットは「神竜一声」によって命を差し出す代わりに天下無双の力を得るも、強烈な一撃を与えたはずのウタが戦鬼へと変貌するのを見て、命を差し出しても勝てないのかと絶望に陥ります。

仲間を守るため、レットは己の全てを捨てて、目の前の敵を倒す為だけの心なき戦をすることを決意。いかなる時も心を捨てることだけは避けてきましたが、ウタをここで倒せるのなら悪にでも何にでも成り下がろうと思い、竜王の姿に変身。その圧倒的な力でウタを倒しました。

ハル VS 漆黒のアスラ

現行世界に行くルシアの花嫁とするため、漆黒のアスラはエリーをダークブリングの中に閉じ込めて逃走。それを1人追いかけたハルは、無数のダークブリングを全身に宿したアスラとの戦闘に突入します。ハルは「バレッテーゼフレア」「ブラックゼニス」などのダークブリングの攻撃を受け、さらに「オールクラッシュ」で骨を折られて立ち上がれなくなってしまいます。

アスラが聖剣レイヴェルトをへし折ろうとしているのを見て、無理やり立ち上がったハルの元にその剣が戻ったとき、アスラの全身のダークブリングが砕け散り始めます。最終的にハルのレイヴェルトによる一撃を受けて、アスラは敗れたのでした。

シュダ VS 溶岩のメギド

アスラとの戦いの後にメギドからの灼熱の攻撃を受けて、瀕死状態に陥ったハル。そこに駆けつけたシュダは、かつてゲイルと交わした「家族を守る」という約束を果たすため、倒れ込んだハルを後ろに守ってメギドとの戦いに挑みます。炎のダークブリングを極めたが故に炎に対する耐性のついたシュダのことを「愉快なり」と笑ったメギドは、地獄より吹き上がる超高熱の炎「獄炎」を彼に放ちます。

シュダはゲイルから託された秘剣「天空桜」で獄炎を斬り裂き、メギドに勝利。溶岩に落ちかけたところでハルに腕を掴まれ、かつてのようにまた自分の腕を斬ろうとしましたが、ハルの声を受けて思い直し、生き延びることを決意したのでした。

ハル VS ルシア

エンドレスの中で、ハルはルシアとの最後の対決に挑みます。目の前で母親を殺され、10年も暗い牢獄に閉じ込められたこんな世界が正しいわけがないと、自分が受けた理不尽ゆえの苦しみを訴えるルシア。さらに彼は、この平行世界をつくった人類最後の生き残りの女性・アルシェラこそが自分の先祖であり、時を犯した彼女の罪ゆえに呪われた血を持つ自分がこの世界を壊して何が悪いと訴えます。

ハルは宿命も運命も関係なくこの世界が大好きだから自分は戦うんだと訴え、世界への想いを乗せた剣撃の勝負で見事勝利します。敗北したルシアは「あとはおまえの好きにしろ」と言い残して、消滅したのでした。

エンドレスとの戦いの決着

エンドレスの中から出られなくなってしまったハルは、外にいるエリーに魔導精霊力を撃って自分ごとエンドレスを消滅させてほしいと頼みます。エリーは泣きながらハルの命を奪いたくないと訴え、ハルは自分たちが出会えたこの世界を守ってほしいと訴えます。

時空の杖を手に持ったエリーは「ハルが大好き」と言いながら魔導精霊力を放出し、ハルも「オレもだよ。エリー」と答えます。エンドレスが消滅すると同時に世界各地にあるダークブリングは全て砕け散り、エリーは魔導精霊力を使いすぎた影響で記憶を失ったのでした。

『RAVE』あらすじネタバレ21:ガラージュ島への帰還

ハルの帰還

最終決戦から1年後、エターナの町にある学校に通っているエリーは、かつての仲間たちとともに最終決戦跡地にあるハルの墓に向かいます。エリーは自分が戦いに参加していた事実は教えられていたものの、ハルの命を奪ったことを知るのは辛いだろうと気遣われて、ハルのことに関しては何も教えられていませんでした。

エリーが仲間たちとともに黙祷を捧げていたとき、「星の記憶」に守られていたハルが生還を果たします。エリーは「ただいま」と言ったハルの姿を見てこれまでの記憶を取り戻し、「おかえり」と言いながら涙を流したのでした。

ハルとエリーの結婚式

最終決戦の前に、この戦いが終わったら一緒に暮らそうと約束していたハルとエリー。2人はプルーとともにイカダに乗ってガラージュ島に帰還し、ハルの姉のカトレアから「ハルもすみにおけないわね」と出迎えられます。その後、2人はこれまで出会ってきた様々な人たちを呼び寄せた上で、教会で結婚式を挙げたのでした。

『RAVE』は終わらない旅の物語!

RAVE 文庫 全18巻 完結セット (講談社漫画文庫)

ここまで『RAVE』の全あらすじをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

『RAVE』には、「人生とは旅をする事。旅をするとは生きるという事」というシバの名言が登場します。最終回ではハルがそれを引き継ぎ、「それは時につらく困難でもあるけれど、みんながいるから歩き出せるんだ。いつまでも、ずっと、この旅は終わらないんだ」とモノローグで語っています。

ハルの旅を描き続けたこの作品が、そういう言葉で終わっていくのが素敵ですよね。ぜひコミックスの方を開いて、実際の漫画内容をチェックしてみてくださいね!

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