『D.Gray-man』キャラクター一覧<その他編>

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星野桂先生の大ヒット作『D.Gray-man』。仮想19世紀末の世界を舞台に、神の結晶とも呼ばれる不思議な力を帯びた物質「イノセンス」に適合したエクソシストと、「暗黒の三日間」を発動させて世界を終焉に導くことを目論むノアの一族、そして悪性兵器AKUMAによる戦いが描かれます。そんな本作に登場する脇役を中心にご紹介していきます!

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目次

『D.Gray-man』とは?

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「Dグレ」の略称で知られる『D.Gray-man』は、エクソシストとノアの一族による聖戦が描かれたダークファンタジー漫画作品。作者は、『Continue』や『妖の王』などの短編漫画作品でも知られる星野桂さん。2004年に「週刊少年ジャンプ」にて連載が開始された後、数度の掲載雑誌の移籍を経て、2020年現在は季刊誌の「ジャンプSQ.RISE」にて連載が続けられています。

2006年から2年に渡って第1〜16巻をベースにしたテレビアニメが放送され、2016年には第17〜23巻をベースにしたテレビアニメが『D.Gray-man HALLOW』のタイトルで放送。話数は、主人公のエクソシスト・アレン・ウォーカーに徹夜で頑張る子というイメージがあったことから「第◯夜」でカウントされています。

物語のあらすじ

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時は仮想19世紀末。世界の救済を目的とした教皇の秘密結社「黒の教団」と、「暗黒の三日間」の発動により世界を終焉に導くことを目論む「ノアの一族」とが戦っている世界。黒の教団には神の結晶とも呼ばれる不思議な力を帯びた物質「イノセンス」に適合したエクソシストが所属し、彼らが組織の実働派として、ノアの一族、そして魂と機械と悲劇を材料に生み出された悪性兵器「AKUMA」と戦っています。

ここからは、そんな本作に登場する脇役を中心にご紹介していきます。なお、身長や体重などの基本プロフィールは公式ファンブックに記載されている情報に依拠し、第27巻に収録される予定の内容にまで踏み込んで記載します。

『D.Gray-man』キャラクター1:巡査 モア・ヘッセ

モア・ヘッセは、第1巻第1夜「opening」に登場した巡査。年齢は21歳で、誕生日は9月16日。身長175cmで、体重は55kg。英国人で、血液型はA型。趣味はクリケットです。眼鏡をかけたロングヘアの女性で、正義感が強く優しい性格の持ち主。幼い頃に両親を殺した強盗犯を捕まえるために警官になることを決意しました。

人々の間で旅人が消えると噂になっていた朽ち果てた教会を巡回していた途中、アレンを不審者として確保。その噂の元凶のAKUMAが、一緒に暮らしていた義兄・マルクに成りすましていたと知って強く動揺したものの、アレンがそのAKUMAをイノセンスによって救済する様を目にして、涙を流しました。

声優はゆきのさつきさん

旧アニメでモアの声を担当したゆきのさつきさんは、フリーで活動する声優。1970年5月25日生まれで、京都府出身。4人兄妹の末っ子に生まれ、『めぞん一刻』や『一休さん』の視聴をきっかけに声優業に対する憧れを抱きました。1992年に洋画『素晴らしき日々』の少女C役で声優デビューを果たし、1996年に放送されたテレビアニメ『きこちゃんすまいる』の主人公・二の宮きこ役でレギュラーデビューを果たしました。

2003年まで「雪乃五月」、2015年まで「雪野五月」の名義で活動していましたが、2015年に平仮名で表記された「ゆきのさつき」に改名。これまでに『犬夜叉』の日暮かごめ役、『ひぐらしのなく頃に』の園崎魅音役園崎詩音役、『銀魂』の志村妙役などを担当しています。

『D.Gray-man』キャラクター2:牧師 マルク

マルクは、モアの義兄の牧師。癖のついた短い髪の男性で、早くに両親を亡くしたクレアとモア姉妹のことをいつも支え励ましてきました。いつしか愛し合うようになったクレアと結婚して幸せな日々を送っていましたが、教会内に吊り下げられていた十字架の落下事故によって、クレアが死去。マルクは心を病んでしまい、「神はオレの妻を奪った!!なんという仕打ち!!」と、神を呪うようになりました。

ノアの一族のAKUMA製造者・千年伯爵の甘言に乗ったマルクは、あの世からクレアの魂を連れ戻しますが、クレアはそのせいで千年伯爵の魂から造り出された「魔導式ボディ」に囚われてしまいます。千年伯爵の命令を受けたクレアによって、マルクはその場で殺されてしまったのでした。

声優は川島得愛(かわしま・とくよし)さん

旧アニメでマルクの声を担当した川島得愛さんは、81プロデュースに所属する声優。1973年2月8日生まれで、東京都出身。声優の中尾隆聖(なかお・りゅうせい)さんと関俊彦(せき・としひこ)さんが主宰を務める演劇カンパニー「ドラマティック・カンパニー」のメンバーとしても活躍しています。

海外作品の吹き替えを担当する機会が多く、これまでに『ジャージー・ボーイズ』のフランキー・ヴァリ役、『スティーブ・ジョブズ』のスティーブ・ジョブズ役、「ハリー・ポッターシリーズ」のオリバー・ウッド役などを担当。アニメ作品では、『英國戀物語エマ』のウィリアム・ジョーンズ役、『GIANT KILLING』の後藤恒生役、『銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅』のアレックス・キャゼルヌ役などを担当しています。

『D.Gray-man』キャラクター3:シスター クレア

クレアは、モアの姉のシスター。強盗に両親を殺された憎しみを捨て、妹のモアの幸せだけを願って生きてきた優しい女性で、モアがその犯人を捕まえるために警官になろうとしていることを知ったときにはつい喧嘩をしてしまいました。それを知った夫のマルクから「キミと神が育んだ子じゃないか…。信じよう」と言われ、「信じるわ」と微笑んだときに、巨大な十字架が落下してきて死亡しました。

あの世から魂を連れ戻されて「魔導式ボディ」に囚われた後、千年伯爵の命令でマルクを殺し、彼の皮を被ってモアと共に生活していました。アレンのイノセンスに破壊されたことでその呪縛から解き放たれ、彼に「ありがとう…」と言い残して昇天しました。

声優は天野由梨(あまの・ゆり)さん

旧アニメでクレアの声を担当した天野由梨さんは、アーツビジョンに所属する声優。1966年1月5日生まれで、京都府出身。『アルプスの少女ハイジ』の再放送を観て感動したことをきっかけに声優の仕事に興味を抱くようになり、1985年に放送されたテレビアニメ『昭和アホ草紙あかぬけ一番!』の女生徒A役で声優デビューを果たしました。

1987年に放送されたテレビアニメ『マシンロボ ぶっちぎりバトルハッカーズ』のパトリシア・ロングフェロー役で初のレギュラーを担当。その他にも、『幽☆遊☆白書』の雪村螢子役、『機動武闘伝Gガンダム』のレイン・ミカムラ役、『魔法陣グルグル』のジュジュ・クー・シュナムル役などを担当しています。

『D.Gray-man』キャラクター4:小さな科学者 ジャン

ジャンは、第1巻第2夜「満月の夜」と第3夜「ペンタクル」に登場した少年。年齢は12歳で、誕生日は2月3日。身長148cmで、体重は37kg。英国人で、血液型はO型。趣味はAKUMAパトロールです。ヴァチカンで科学者として働く父親の研究資料からAKUMAのことを知り、親友のレオと共に街を守るためにパトロールを行っていました。

科学者になるのが夢で、自作のタマネギ爆弾をアレンに放って涙を止まらなくさせたことも。AKUMAがレオに成りすましていたことを知って衝撃を受けたものの、現実を受け入れて泣きながら「壊してアレン!!!」と叫びました。戦闘後は、レオのために小さな墓標を自作し、自分に足りなかったものを見つめ直した上で科学者になる決意を新たにしました。

声優は三瓶由布子(さんぺい・ゆうこ)さん

旧アニメでジャンの声を担当した三瓶由布子さんは、アクセルワンに所属する声優。1986年2月28日生まれで、東京都出身。2000年に放送されたテレビアニメ『だぁ!だぁ!だぁ!』の西遠寺彷徨役で声優デビューを果たし、2005年に放送されたテレビアニメ『交響詩篇エウレカセブン』のレントン・サーストン役で初主演を果たしました。

この他にも、「Yes!プリキュア5シリーズ」の夢原のぞみ(キュアドリーム)役、『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』のうずまきボルト役、「フューチャーカード バディファイトシリーズ」の大宇宙カナタ役などを担当。2019年に「第13回声優アワード」で主演女優賞を受賞しています。

『D.Gray-man』キャラクター5:ジャンの親友 レオ

レオは、ジャンの親友で一緒にAKUMAパトロールを行っていた少年。色素が薄く短い髪を斜めに分けた髪型の少年で、ジャンの情報でAKUMAは人類の敵だと知っていたはずでしたが、母親の急な死をきっかけに心に闇が生まれ、千年伯爵の甘言に乗って母親の魂をあの世から連れ戻し、AKUMAへと変えてしまいました。

レオを殺害してその皮を被った母親のAKUMAは、千年伯爵の邪魔をしたジャンを彼の元へと案内した後、その正体を現してジャンを殺害しようと試みました。最終的に、アレンのイノセンスによる「十字架ノ墓(クロスグレイヴ)」の一撃を受けて破壊されました。

『D.Gray-man』キャラクター6:迫害された老人 グゾル

グゾルは、第2巻の「土翁と空夜のアリア」のエピソードに登場した老人。年齢は85歳で、誕生日は4月13日。身長175cmで、体重は52kg。イタリア人で、血液型はA型。趣味はララの歌を聞くことです。皮膚のただれた醜い容姿のせいで、幼い頃に村の者たちから迫害を受け、南イタリアの古代都市マテールに捨てられました。そこでマテールの民に造られた歌い踊る快楽人形・ララと出会い、彼女と共に長い時を過ごしてきました。

エクソシストのアレンと神田ユウによる任務中、ララの動力源となっているイノセンスを奪ったAKUMAからの攻撃を受け、瀕死の状態に。イノセンスを取り戻して初期化されてしまったララに「大好きだよ」と語りかけて死亡しました。

声優は小形満(おがた・みつる)さん&下屋則子(したや・のりこ)さん

旧アニメで老齢期のグゾルの声を担当した小形満さんは、マウスプロモーションに所属する声優。1961年3月24日生まれで、青森県出身。『くまのプーさん』のピグレット役、『KURAU Phantom Memory』の天箕創役、『甲鉄城のカバネリ』の荘衛役などで知られています。

旧アニメで幼少期のグゾルの声を担当した下屋則子さんは、81プロデュースに所属する声優。1982年4月22日生まれで、千葉県出身。『Fate/stay night』の間桐桜役、『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』の風祭モエギ役、『テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス』のライラ役などで有名です。

『D.Gray-man』キャラクター7:マテールの亡霊 ララ

ララは、グゾルと長い時を共に過ごしてきた快楽人形。14世紀頃にマテールの民によって製造されたと推定されています。身長145cmで、体重は40kg。趣味は歌唱です。イノセンスを動力源としていたために、マテールから人々が去ってしまった後も、「マテールの亡霊」として500年に渡って動き続けていました。

イノセンスを一度奪われて初期化してしまった後、死したグゾルのために子守唄を歌い続け、3日目の夜に活動を停止しました。ララを壊すのはグゾルだけという2人の約束を守るためにその時まで待ち続けたアレンは、初期化されたはずのララからの「ありがとう。壊れるまで歌わせてくれて。これで約束が守れたわ」という声を耳にして、涙を流しました。

声優は桑島法子(くわしま・ほうこ)さん

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旧アニメでララの声を担当した桑島法子さんは、青二プロダクションに所属する声優。1975年12月12日生まれで、岩手県出身。小学生の頃に映画『風の谷のナウシカ』を観て衝撃を受けたのをきっかけに声優の仕事に憧れを抱くようになり、1995年に放送されたテレビアニメ『美少女戦士セーラームーンSS』の女生徒役で声優デビューを果たしました。

これまでに『犬夜叉』の珊瑚役、『ハートキャッチプリキュア!』の明堂院いつき(キュアサンシャイン)役、『機動戦士ガンダムSEED』のフレイ・アルスター役ナタル・バジルール役、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のステラ・ルーシェ役少年期のレイ・ザ・バレル役などを担当しています。

『D.Gray-man』キャラクター8:クロウリーの祖父 初代アレイスター・クロウリー

初代アレイスター・クロウリーは、エクソシストのアレイスター・クロウリー三世の祖父。大変奇天烈な男性で、ルーマニアにある孤城に悪魔の彫像やドクロの置物などの不気味なコレクションを揃えていました。その中でも彼が特に重宝していたのが巨大な古代植物たちで、奇声を発して人に襲いかかるために、いつのまにかそこに住む者たちは「吸血鬼」と恐れられるようになりました。

高位エクソシストである元帥のクロス・マリアンとは友人同士の関係でした。彼の訃報を聞いて城にやってきたクロスは、彼から預かっていた品だという食人花の赤ちゃん「ロザンヌ」を孫のクロウリーに返却。その花に噛みつかれたことが、クロウリーがイノセンスに適合するきっかけとなりました。

声優は八奈見乗児(やなみ・じょうじ)さん

旧アニメで初代アレイスター・クロウリーの声を担当した八奈見乗児さんは、青二プロダクションに所属する声優。1931年8月30日生まれで、東京都出身。『巨人の星』の伴宙太役、「ドラゴンボールシリーズ」の北の界王役ナレーション、『モリゾーとキッコロ』のモリゾー役などで知られています。

「タイムボカンシリーズ」への出演で有名で、『タイムボカン』のグロッキー役や『ヤッターマン』のボヤッキー役などを担当。「ポチッとな」「いくわよ〜」「イケズ〜」「ハァ〜イ、全国の女子高校生のみなしゃ〜ん」などの数多くの印象に残る台詞がありますが、実はこのほとんどは八奈見乗児さんのアドリブによって生み出されたものでした。

『D.Gray-man』キャラクター9:ティキの孤児仲間 モモ

モモは、ノアの一族のティキ・ミックの孤児仲間の1人。ティキは流れ者として人間社会で働く「白」の生活と、ノアの一族として人を殺し続ける「黒」の生活の両方を楽しんでいる男性で、モモは「白」のティキと行動を共にしています。ニット帽を被った三白眼の男性で、ティキやクラック同様ポーカーのイカサマの達人です。

汽車でキリレンコ鉱山まで出稼ぎに向かう途中、ティキたちと協力してクロウリーをポーカーのカモにしていたところで、アレンに遭遇。修行時代に師匠のクロスの借金と生活費を稼ぐために死に物狂いでギャンブルの腕を磨いてきたアレンには敵わず、逆に身ぐるみを剥がされて青い顔をしていました。

声優は河本邦弘(かわもと・くにひろ)さん

旧アニメでモモの声を担当した河本邦弘さんは、81プロデュースに所属する声優。1975年9月1日生まれで、山口県出身。『NARUTO -ナルト- 疾風伝』のオモイ役、『フューチャーカード バディファイト』のディミオスソード・ドラゴン役、『劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者 ルカリオ』のレジアイス役などで有名です。

旅バラエティ番組『吉田類の酒場放浪記』や同番組のスピンオフ番組『おんな酒場放浪記』、バラエティ番組『ぴったんこカン・カン』の「吉田羊の酒場放浪記」のナレーションでも知られています。

『D.Gray-man』キャラクター10:ティキの孤児仲間 クラック

クラックは、ティキの孤児仲間の1人。額の右側に縫合痕のある長身の男性で、汽車内で卓越したイカサマのスキルを持つアレンとポーカー勝負をした際は「どうなってんだ。クズカードしか回してねェハズなのに…!!」と、仲間たちとヒソヒソ話をしながら大慌てしていました。

キリレンコ鉱山に着き、工場主への挨拶に向かおうとしていたところで突如電話が鳴ってティキが別行動を取ることに。「また秘密のバイトかよ。最近多いぞテメー」と文句を言ってから、ティキをその場に残して仲間たちと共に去りました。第13巻のカバー裏に描かれたおまけ漫画では、「ティキのやつ、ちょっとバイト〜つってから全然帰ってこねェなぁ」と、休憩中に心配する姿が描かれていました。

声優は後藤哲(ごとう・さとし)さん

旧アニメでクラックの声を担当した後藤哲さんは、81プロデュースに所属していた元声優。5月2日生まれで、三重県出身。『ファンタジックチルドレン』のセス役、「MAJORシリーズ」の矢尾板役原田役、『コロッケ!Great 時空の冒険者』のバンバンジー役などを担当していました。

『D.Gray-man』キャラクター11:ティキの孤児仲間 イーズ

イーズは、ティキの孤児仲間の1人。推定年齢11歳で、誕生日は不明。身長110cmで、体重は19kg。ポルトガル人で、趣味はティキからのお土産集めです。癖のついた短い髪の少年で、いつもマスクをつけています。礼儀正しい性格で、アレンが「仲間の物が取り返せたからもういいですよ」と言ってポーカー勝負で獲得した荷物をティキたちに返却した後、かつてティキからお土産にもらった銀を「おれい」と言ってアレンに渡そうとしました。

イーズが宝物にしているその銀の代わりに、ティキはアレンにトランプを渡すことに。ティキが秘密のアルバイトで別行動を取ることになったときは、「またぎんをとってかえってきてね」と言って、仲間たちとその場を去りました。

『D.Gray-man』キャラクター12:中国の少女 ファン

ファンは、第5〜6巻の「咎落ち」のエピソードに登場した少女。黒髪を2つに結った少女で、中国の実家で家族と共にエクソシストのスーマン・ダークを介抱した際、彼の咎落ちとなった肉体に飲み込まれてしまいました。咎落ちはイノセンスとのシンクロ率が0以下、または神を裏切る行為をしたときに陥るもので、その者はイノセンスに取り込まれて破壊されることになります。

エクソシストのアレンとリナリー・リーが傍に来たとき、ファンはスーマンの肉体から一時的に顔を出して助けを求めました。アレンは自分が取り込まれる代わりにファンをそこから引っ張り出し、リナリーは彼から受け取ったファンを安全な場所へと移動しました。

声優は水野理紗(みずの・りさ)さん

旧アニメでファンの声を担当した水野理紗さんは、尾木プロ THE NEXTに所属する声優。1978年11月3日生まれで、神奈川県出身。『メダロット魂』の秋葉原ナエ役、『爆丸バトルブローラーズ』のジュリィ・ヘイワード役、『ラクエンロジック』のヴェロニカ・アナンコ役などで知られています。旧アニメでは他にも、スーマンの娘であるジェイミー役も担当しています。

スーマンの声を担当した郷田(ごうだ)ほづみさんが主宰を務める劇団「湘南テアトロ☆デラルテ」にも所属しており、第2回公演「煙が目にしみる」の瀬能あずさ役、第5回公演「幸せのアルデンテ」の栗原幾恵役、第8回公演「天使のいる珈琲店」の天王寺すみれ役などをこれまでに担当しています。

『D.Gray-man』キャラクター13:天青楼の女主人 アニタ

アニタは、中国にある妓楼「天青楼」の女主人。黒の教団の協力者(サポーター)でもあります。年齢は27歳で、誕生日は10月23日。身長165cmで、体重は46kg。中国人で、血液型はAB型。趣味は恋愛です。想いを寄せていたクロスを乗せた船が撃沈したと知って塞ぎ込んでいましたが、彼の行方を追うアレンたちと出会い、船を用意して彼らを江戸まで案内することを決意しました。

海上での戦闘時、舵を取りながらAKUMAからの攻撃を受けました。改造AKUMA・ちょめ助の口からクロスの生存を確認した後、ずっと使えずにいた母親の形見の髪留めをつけ、クロスの好きな雨に打たれながら「クロス様…。アニタは立派な女になれたでしょうか。母が認めてくれるような女に、私は…」と心の中で問いかけながら、砂と化して死亡しました。

声優は高山(たかやま)みなみさん

旧アニメでアニタの声を担当した高山みなみさんは、81プロデュースに所属する声優。1964年5月5日生まれで、東京都出身。OLとして働いていた頃に電話を取り次いだ相手から声を褒められたことをきっかけに声優になろうと思い、1987年にOVA『学園特捜ヒカルオン』の女子生徒役でデビューしました。

1987年に放送されたテレビアニメ『ミスター味っ子』の味吉陽一役で初主演を担当。この他にも、『忍たま乱太郎』の猪名寺乱太郎役、『名探偵コナン』の江戸川コナン役、『魔女の宅急便』のキキ役ウルスラ役、『楽しいムーミン一家』のムーミン・トロール役など、数多くの作品で主要な役を演じています。

『D.Gray-man』キャラクター14:アニタの部下 マホジャ

マホジャは、天青楼で働くアニタの部下。彼女と同じ黒の教団の協力者でもあります。年齢は29歳で、誕生日は8月24日。身長190cmで、体重は77kg。中国人で、血液型はO型。趣味は武術です。筋肉質な体格をしたスキンヘッドの女性で、アニタに対する厚い忠誠心を持っています。港でAKUMAたちからの襲撃を受けた際は、AKUMAを蹴飛ばしてアニタを守る勇姿を見せました。

海上での戦闘時、舵を取るアニタを後ろから支えて共にAKUMAからの攻撃を受けました。この先に大きな危険が待つと知っても進むと決めたリナリーたちに対し、「我らがつくった道をひき返さないとあなた方は言ってくださった。それがとても嬉しいです」と想いを伝え、アニタの傍で砂と化して死亡しました。

声優は本田貴子(ほんだ・たかこ)さん

旧アニメでマホジャの声を担当した本田貴子さんは、大沢事務所に所属する声優。1972年8月14日生まれで、東京都出身。『NARUTO -ナルト-』のみたらしアンコ役、『BLEACH』の花刈ジン太役少年時代の石田雨竜役、『劇場版 空の境界』の蒼崎橙子役などで知られています。

海外作品の吹き替えを担当する機会が多く、アンジェリーナ・ジョリーさん、サンドラ・ブロックさん、ミラ・ジョヴォヴィッチさんといった名だたる女優の声を担当。これまでに、サンドラ・ブロックさんの演じた『オーシャンズ8』のデビー・オーシャン役、ミラ・ジョヴォヴィッチさんの演じた「バイオハザードシリーズ」のアリス役などを担当しています。

『D.Gray-man』キャラクター15:シェリルの妻 トリシア

トリシアは、ノアの一族のシェリル・キャメロットの妻。病弱で慎ましい女性で、表向きは某国の外務大臣として政界で活躍しているシェリルの邸宅で暮らしています。その屋敷にはノアの一族のロード・キャメロットとワイズリーが養子として共に暮らしており、長く伸びた自分の髪をそろそろ切りたいと言ったティキの腹部をロードが殴った際は、「ロードったら叔父さまに失礼でしょう」と言いながら後ろから抱え上げていました。

シェリルにとってトリシアとの生活は「家族ごっこ」に過ぎませんが、朝起きたときと夜眠る前にトリシアにキスをしたり、休日の昼間には一緒にティータイムをしたりとこの生活を楽しんでいる様子です。

『D.Gray-man』キャラクター16:黒の教団の実験の犠牲者 幽霊

幽霊は、第16〜17巻の「黒の教団壊滅事件」のエピソードに登場しました。黒の教団本部で行われていた実験の犠牲者たちの魂が集合した存在で、成仏することができずに本部に取り憑いていたのです。ノアの一族のルル=ベルとAKUMAたちによる襲撃を受けて本部の移転が決まった際、黒の教団のサポート派のトップ「室長」のコムイ・リーの作った対残業用ゾンビウイルス「コムビタンD」を使って大事件を巻き起こしました。

犠牲になった自分たちを置いていくことが許せず引っ越しを中止させようとしましたが、コムイが100年分の犠牲者たちの名前を口にして室長としての覚悟を語った上で「こんな化けて出なくたって忘れたりしないよ」と言ったのを受けて、改心しました。

『D.Gray-man』キャラクター17:イノセンスを持つ亡霊 Mr.マーチン

Mr.マーチンは、第17巻第169夜「There was a silence」に登場した亡霊。かつてチェスのチャンピオンとして名を馳せていたようで、イノセンスでつくられた指輪の力を元に、死後も対戦相手を求めて右手だけで墓地に出現する奇怪現象を起こしていました。

そのイノセンスを回収する任務にやってきたエクソシストのアレン、神田、ミランダ・ロットーが対局を挑みましたが、まるで歯が立たず、アレンの監視役を務める監査官・ハワード・リンクが代わりに対局することに。アレンたちがAKUMAから守っている間に無事にリンクが勝利した後、「お前は負けたんだ。もうここいらでいいだろう?」という姉の声を受けて、砂と化してイノセンスを譲り渡しました。

『D.Gray-man』キャラクター18:司祭 フェデリコ

フェデリコは、イギリスのロンドンにある教会の司祭。年齢は28歳で、誕生日は12月25日。身長180cmで、体重は74kg。英国人で、血液型はA型。趣味は慈善事業です。黒の教団の協力者を務める穏やかな性格の男性で、空間転移能力を持つ方舟の28番ゲートの番人をしています。

Mr.マーチンからイノセンスを回収する任務を終えたアレンたちを教会で出迎え、黒の教団本部へと繋がるゲートを使用するために必要な暗証番号の確認を行いました。フランスのパリにあるハースト孤児院がAKUMAからの襲撃を受けた際は、新居が決まるまでそこで暮らす者たちを受け入れて安全を守る役割を担いました。

『D.Gray-man』キャラクター19:パリ市警警部 ガルマー

ガルマーは、第18〜19巻の「怪盗G」のエピソードに登場したパリ市警の警部。年齢は50歳で、誕生日は4月29日。身長174cmで、体重は64kg。フランス人で、血液型はA型。趣味は過去の事件の調査です。頑固で熱血な性格の男性で、仕事一筋なあまり妻に逃げられてしまった苦い過去があります。

怪盗G事件の捜査を担当し、その犯人がかつて自分が逮捕した強盗犯の息子・ティモシー・ハーストだと判明した際は「俺が今度こそそばにいてAKUMAからティモシーを守る!」と宣言する男気を見せました。結局それは却下されてティモシーがエクソシストになることが決まり、ハースト孤児院で先生をしていた娘のエミリアがティモシーのために黒の教団に入団することを決めたときは、大ショックを受けていました。

声優は後藤(ごとう)ヒロキさん

新アニメでガルマーの声を担当した後藤ヒロキさんは、フリーで活動する声優。1985年11月16日生まれで、埼玉県出身。『ガラスの仮面ですが』の桜小路優役、『鬼灯の冷徹』の柿助役、『ダーリン・イン・ザ・フランキス』のフトシ役などで有名です。ゲームの実況配信も行っていて、2019年1月に『メタルスラッグX』のキャラバンモードで全世界記録9位を達成し、同年12月に全世界記録6位を達成しています。

妻は同じ声優の田中杏沙(たなか・あずさ)さんで、『悪魔城ドラキュラ -キャッスルヴァニア-』のリサ役、『アバローのプリンセス エレナ』のオチョア教授役、『ビッグシティ・グリーン』のティリー役などで知られています。

『D.Gray-man』キャラクター20:ハースト孤児院 院長先生

院長先生は、ハースト孤児院の院長。年齢は56歳で、誕生日は10月6日。身長163cmで、体重は65kg。フランス人で、血液型はO型。趣味はピクニックです。眼鏡をかけた大らかな性格の女性で、額にイノセンスの玉を生やしたティモシーが孤児院にやってきた際、「オレの人生メチャクチャだ」と嘆く彼に顔を洗えるのであれば「じゃあ、なにも問題ないわね」と言って、あたたかく迎え入れました。

ハースト孤児院を襲撃したAKUMAが破壊された後、ティモシーは黒の教団に入団し、院長先生は孤児院の子どもたちとフェデリコ司祭の元へ行くことが決まります。別れ際に2人は大粒の涙を流し、院長先生は「顔洗えばダイジョブよ」と言ってティモシーを優しく抱き寄せました。

声優は伊藤美紀(いとう・みき)さん

新アニメで院長先生の声を担当した伊藤美紀さんは、大沢事務所に所属する声優。1962年10月21日生まれで、東京都出身。1985年にOVA『GREED』のイノセントB役で声優デビューを果たし、1986年に公開された映画『プロジェクトA子』の摩神英子役で初主演を果たしました。

その他にも、『マリア様がみてる』の小笠原祥子役、『Fate/stay night』の藤村大河役、『夏目友人帳』の藤原塔子役などで知られています。同じ声優の篠原恵美(しのはら・えみ)さんとは親友同士の関係で、『魔法騎士レイアース』や『カードキャプターさくら』など数多くの作品で共演。『マリア様がみてる』では、篠原恵美さんが小笠原祥子と姉妹の絆を結んだ水野蓉子役を担当していました。

『D.Gray-man』キャラクター21:クロスのパトロン マザー

マザーは、パトロンとしてクロスを支援している女性。黒の教団の協力者で、アレンにポーカーを教えた師匠でもあります。年齢は80歳で、誕生日は1月23日。身長149cmで、体重は55kg。英国人で、血液型はB型。趣味はポーカー、家庭菜園、釣りです。厳めしい顔つきをしてますが、性根は優しい人物。アレンはAKUMAにした養父・マナ・ウォーカーを破壊してしまった心の傷がある程度癒えるまで、彼女の教会で生活していました。

マザーは異端のノア・ネア=D=キャンベルのことや、クロスの背負っている重い事情などを知る数少ない人物の1人で、深い心の傷故に口を聞けなくなってしまっていたアレンの世話に手こずるクロスを叱咤し、彼の本音を受けとめていました。

声優は京田尚子(きょうだ・ひさこ)さん/佐々木れい子(ささき・れいこ)さん

旧アニメでマザーの声を担当した京田尚子さんは、東京俳優生活協同組合に所属する声優。1935年2月22日生まれで、東京都出身。低い声質を活かしてマザーのような老婆の役を担当することが多く、『風の谷のナウシカ』で青き衣を纏った者の伝説を語っていた大ババ役、『犬夜叉』の桔梗の妹の楓役、『この世界の片隅に』の主人公・すずの祖母の森田イト役などをこれまでに演じています。

他にも有名な役では、『それいけ!アンパンマン』のおむすびまん役を担当。海外アニメの吹き替えを担当することも多く、『シンデレラ』のフェアリー・ゴッドマザー役、『怪盗グルーの月泥棒 3D』のグルーの母役、『ポパイ』のオリーブ・オイル役なども演じています。新アニメでは、佐々木れい子さんが声を担当しています。

『D.Gray-man』キャラクター22:マザーと共に暮らす青年 バーバ

バーバは、マザーと共に暮らしている青年。マザーと同じ黒の教団の協力者でもあります。年齢は35歳で、誕生日は8月31日。身長182cmで、体重は89kg。英国人で、血液型はO型。趣味は芸、釣り、歌です。鼻の頭を赤く染めたスキンヘッドの青年で、明るく朗らかな性格の持ち主

クロスがマザーの教会にアレンを連れてきた際は、心を閉ざすアレンのために料理や洗濯などの家事を頑張るクロスをあたたかくサポート。アレンのことが大好きで、小さなアレンと一緒にピエロの姿で踊る夢を何度も見ていました。黒の教団から追われる身となったアレンが再び訪ねてきた際は、「マザー 。噂をすればなんとかだぁ」と言いながら喜んで彼を出迎えました。

声優は志村知幸(しむら・ともゆき)さん/後藤ヒロキさん

旧アニメでバーバの声を担当した志村知幸さんは、賢プロダクションに所属する声優。1963年12月12日生まれで、茨城県出身。『鋼の錬金術師』のハイマンス・ブレダ役、『KURAU Phantom Memory』のダグ役、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』の虹村形兆役などで知られています。

海外作品の吹き替えを担当する機会が多く、俳優のデニス・オヘアさん、ニール・マクドノーさん、ハロルド・ペリノーさんの声を主に担当。これまでに、海外ドラマ『グッド・ワイフ』でデニス・オヘアさんが演じたチャールズ・アバーナシー判事役、映画『ヒッチャー』でニール・マクドノーさんが演じたエストリッジ警部役などを担当しています。新アニメでは、ガルマー役と同じ後藤ヒロキさんが声を担当しています。

『D.Gray-man』キャラクター23:マナとネアの育ての母 カテリーナ=イヴ=キャンベル

カテリーナ=イヴ=キャンベルは、マナとネアの育ての母。年齢は不明で、誕生日は9月8日。身長166cmで、体重は46kg。英国人で、血液型はB型。趣味は乗馬、歌、家庭菜園です。キャンベル邸に暮らしていた長い黒髪の女性で、サイラスという変わり者の弟がいます。

千年伯爵と面識があり、麦畑の中にあるコーネリアと呼ばれる木の傍で千年伯爵が2人の赤ん坊に分裂した後、それぞれにマナ=D=キャンベルネア=D=キャンベルという名前を与えて養育しました。ネアが病気がちなマナは大人になれないんじゃないかと心配した際は、元気になったマナをスカートから「ばぁ」と出して驚かせる茶目っ気たっぷりな一面を見せました。

『D.Gray-man』キャラクター24:旧キャンベル邸に住む女性 ジョー先生

ジョー先生は、現代で旧キャンベル邸に暮らしている女性。年齢は55歳で、誕生日は5月11日。身長175cmで、体重は63kg。血液型はO型で、趣味は格闘技と天体観測です。筋肉質な体格をした長い髪の女性で、医術の心得があります。

コーネリアの木に「どうしたんだい。コーネリア。なんだか今日は元気がないじゃないか」と話しかけていたところで、駆け寄ってきたルシアから、正史から除外される「裏歴史」を記録して旅歩く使命を持ったブックマンの意識が戻ったことを教えられ、彼女を肩に担いでキャンベル邸に向かいました。

『D.Gray-man』キャラクター25:旧キャンベル邸に住む少女 ルシア

ルシアは、現代で旧キャンベル邸に暮らしている少女。年齢は8歳で、誕生日は6月12日。身長130cmで、体重は26kg。北欧出身で、血液型はB型。趣味は読書です。丸眼鏡をかけたショートカットの髪の少女で、真面目な性格の持ち主

幼いながらもブックマンの一族のこれからを案じていて、ジョー先生にブックマンの意識が戻ったのを伝えた後、「もしこのままブックマンさまが死んでしまったら、一族の永きにわたる記録はこれで途絶えるのですか?」と尋ねました。それに対しジョー先生は、「いいや、あたしには予感があるんだ。きっともうすぐここに、すべての謎を抱えた男がやってくる。だからブックマンはこの屋敷に……私たちの所へ来たのさ」と、希望を持って答えています。

『D.Gray-man』キャラクター26:ゴーレム ウルキャンピー

ウルキャンピーは、黒色のゴーレム。アレンの相棒のゴーレム・ティムキャンピーとそっくりな見た目をしています。通常時の直径は約15cm。趣味は人の頭にぶつかっていくことです。普段はジョー先生やルシアと行動を共にしていて、ルシアがブックマンが目を覚ましたことをジョー先生に伝えに行った際は、彼女の顔にぺちょっとぶつかって、なかなか離れようとしませんでした。

『D.Gray-man』キャラクター27:ガーベイサーカス団 団長

団長は、ガーベイサーカス団のリーダー。白髪をひとつに束ねた恰幅のいい男性で、親の顔も覚えていなかった孤児の「赤腕(後のアレン)」を金で買い取りました。血を流し込んだように赤く奇怪な左腕を持つ「赤腕」を見世物小屋に入れていましたが、その腕をどうしても晒したくないと泣いて懇願されたことから、彼を雑用係としてサーカスに置きました。

コジモから「赤腕」が暴行を加えられていた際、コジモの「赤腕が怠けてたんで注意してたんです」という言い分を鵜呑みにして、「金を稼げない分際で仕事をサボったのか?なんならまた見世物小屋に戻していいんだぞ」と厳しくそれを咎め、「おまえは私の所有物(モノ)なんだよ。わかったか赤腕」と言って彼に絶望を与えました。

『D.Gray-man』キャラクター28:ガーベイサーカス団のピエロ コジモ

コジモは、ガーベイサーカス団で活躍するピエロ。貴族の血を引いた短髪の青年で、「赤腕」同様金で買われて雑用係として働いていた過去があります。本当はこんな所にいる人間じゃないと鬱憤を溜め込んでおり、「赤腕」のことを「赤腕ちゃん」と呼んで絡みに行っては暴力を振るっていました。

ガーベスサーカス団で日雇いの仕事をしていた同じピエロのマナの実力が認められていることに嫉妬し、さらに雑用係からの成り上がりである自分がサーカス団員たちから本当の仲間だと認められていないことに憤り、マナの連れている犬のアレンの餌に毒を盛って殺そうと画策。それは「赤腕」と犬のアレン自身によって阻止され、コジモは恨みを募らせることになったのでした。

『D.Gray-man』キャラクター29:マナの愛犬 アレン

犬のアレンは、マナの連れている愛犬。黒い瞳を持ったビーグル犬で、元は別のサーカス団で芸をしていましたが、主人の芸人が病気で亡くなったのを機に捨てられてしまいました。死別した主人に会いたい気持ちを理解したマナに誘われて共に旅をすることになり、ガーベイサーカス団で「赤腕」と出会って仲良くなりました。

毒を盛ろうとしたコジモの魔の手から逃れた後、自分を心配して声をかけてくれた「赤腕」の左手を舐め、彼から涙を流されながら抱きしめられました。そこで生き延びたかに見えましたが、後日雪の上で冷たくなっているのをマナによって発見され、木の下に埋められることになりました。犬のアレンの死を知った「赤腕」は大粒の涙を流し、後にその名前を引き継いで「アレン」と名乗ることになりました。

『D.Gray-man』キャラクター30:マスコットキャラクター ヨッシー

ヨッシーは、『D.Gray-man』のマスコットキャラクター。ファンキーな見た目のウサギで、元は星野先生の短編漫画『continue』の背景に描かれたキャラクターでした。「ヨッシー」という名前は今作初期の担当編集者のY氏に由来しており、星野先生は怖いY氏とは正反対のウサギに皮肉を込めてそう名づけることで嫌がられたら面白いなと期待しましたが、残念ながらY氏にはその皮肉は全く伝わらなかったというエピソードがあります。

ヨッシーは今作に度々登場しており、たとえば第1巻第2夜でアレンに声をかけたバニーガールの顔、コムイの持っているマグカップの柄、ブックマンの弟子のラビが美人を目にしてハートを射抜かれた際の背景などに登場しています。

『D.Gray-man』は脇役まで魅力でいっぱい!

D.Gray-man 公式ファンブック 灰色ノ記録 (ジャンプコミックス)

ここまで『D.Gray-man』に登場する脇役を中心にご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

『D.Gray-man』の大きな魅力は、ひとつひとつのエピソードのクォリティーの高さ。たとえたった1話にしか登場しなかったキャラクターであっても、読者に好印象を残していくのがほとんどです。聖戦の裏の真実に踏み込みつつある本作のこれからの展開では、いったいどんな魅力的な脇役たちが登場することになるのか。これから登場する脇役たちの活躍にも期待していきましょう!

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