【東京喰種】7年間続いた物語の結末は!?ネタバレをまとめました!

カテゴリーまとめはこちら:東京喰種(トーキョーグール)

東京喰種とは週刊ヤングジャンプにて連載していた人気作品であり、漫画だけでなくアニメや映画、舞台化までされました。7年間続いた物語の結末についてご紹介していきます。

記事にコメントするにはこちら

東京喰種とは

石田スイ氏による現代の東京を舞台とし、人の姿をしながら人肉を喰らうことで生きる正体不明の怪人「喰種(グール)」をテーマにした物語です。ダークファンタジーであり過激な描写があるものの発行部数4400万部を超える人気作品です。どのような結末を迎えたのかまとめてみました。

2011年より連載開始

東京喰種トーキョーグール リマスター版 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

2011年41号より連載開始となった東京喰種。

主人公の金木研は本好きでミステリー作家の高槻泉の大ファンという平凡な大学生であったが、とある喫茶店あんていくで小説「黒山羊の卵」がきっかけで出会った神代利世(リゼ)と本屋デートをすることになります。

正体不明の怪人「喰種」が人間社会に紛れ込んでいる東京では、「喰種」による事件が多発していました。

本屋デートの別れ際に、神代利世は「喰種」の本性を現し金木を襲います。瀕死の重傷を負うも突如リゼの頭上に鉄骨が落下し、金木は危機を免れ病院に搬送されます。重傷だった金木は医師・嘉納の判断により、「喰種」であるリゼの臓器を移植されることになります。

手術後は元気に回復したように思えたが金木の体には異変が起こっており、今まで食べてきた食事が全て不味く感じ、食欲を唆るのは人肉であるという衝撃に襲われます。空腹で人を襲ってしまう化物になる前に移植された臓器を取り出そうと自らの腹に包丁を突き刺そうとするも体はありえないほど頑丈になっており、包丁は折れ曲がってしまいます。

苦悩する金木はあんていくで従業員の霧島薫花(トーカ)と店長である芳村の2人の「喰種」に出会い、人肉を分けてもらいますが人として出来るわけがないと口にすることを躊躇います。空腹による飢えで肉体・精神的に追い詰められていく金木は、同じ大学に通う西尾という「喰種」に目をつけられてしまいます。

親友の永近英良(ヒデ)が捕食されそうになり、金木は赫子を発現させ西尾を撃退することに成功するが、我を失いヒデを捕食しかけていたところをトーカに救われます。

「半喰種」となり自分の居場所が無くなってしまったと悲観する金木だが、芳村から喰種でもあり人間でもある、2つの世界に居場所を持てる唯一人の存在であると諭され、「喰種」として生きていく方法を学ぶためにあんていくで働き始めます。

金木は喰種捜査官の亜門の「この世界は間違っている」という言葉を受け、喰種と人間の双方の世界にいる者として、苦悩しながら自らの生き方を探していきます。

2014年から新編「東京喰種re」がスタート

東京喰種トーキョーグール:re【期間限定無料】 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

2014年46号から新編である東京喰種reが連載開始となります。

20区あんていく襲撃時に助けに向かった金木はCCG最強と謳われる有馬貴将に敗北後、記憶を失ってしまいCCGに保護されます。

佐々木琲世(ハイセ)となり喰種捜査官として活動するようになり、有馬貴将を超える捜査官を作るという目的から、喰種の能力を持った「クインクス」と呼ばれる4人をメンターとして統率します。

撃退した喰種の赫子をベースに作られる喰種捜査官の喰種殲滅用武器を「クインケ」と呼んでおり、クインクスとはクインケを体に内蔵した兵士のことです。クインクス施術を受け体に内蔵することで、クインケの形状変化出来ない短所をカバーし、喰種の持つ高い身体能力を手に入れたハイブリッドです。半喰種のようですが喰種とは違い普通に食事を取ることも出来ます。

CCGはハイセを人として扱うと決めているが、一定の数値を超えると喰種と判断されるRc値が一般人の6倍以上あり、赫子を発現し暴走状態になった場合はSSレート喰種として駆逐対象となってしまいます。赫子を発現させると片目だけ赤くなる赫眼の状態になり、戦い続けると前の自分が知らずのうちに現れて言動や性格が別人のように激しくなります。

人間オークション戦後のクリスマスの朝、ピエロの一員であるウタからハイセに金木研宛の眼帯マスク、ヒデから金木研名義で入手した高槻泉のサイン色紙入りの本をプレゼントされています。

自身の中で白髪の子供の姿をした金木研と初めて向き合ったことで、ハイセは自身のルーツや過去について知りたいと思い調べるようになります。調べていくうちに自身が眼帯の喰種と呼ばれていたことを知り、金木研を受け入れます。

2018年31号で最終話を迎える

CCGの奇襲により地下24区のアジトは窮地へと追い詰められ、窮地を脱するため金木は全てを喰らい尽くし竜のような姿へと変貌し、地上は悪夢のような光景へと変わります。

ヒデの働きにより、東京と金木を救うため一時休戦し手を組むことになった喰種とCCGは、金木を救い出すことに成功しますが、ROSの発症により人類総喰種化が進んでいき、救い出す方法は毒の根源を断つしかないとアヤトと地下24区へと向かいます。

CCGと喰種を総潰しに来たVと梟、ピエロに属する喰種たち、地下の深部で旧多と遭遇した金木…それぞれが抱える思いをぶつけ合い最終決戦が始まります。旧田を倒した金木は深部の奥へと進んでいき、毒の根元であった核となっているリゼを見つけ、「ありがとう」と伝え彼女の命を奪います。

最終話では6年後の東京やCCG、金木たちが描かれました。

あんていく襲撃、SSS級駆逐対象「梟」

SSS級駆逐対象「梟」の居場所を突き止めたCCGは、特等捜査官の有馬貴将も含めた歴戦のCCG捜査官をあんていくに集結させ、20区隻眼の梟討伐作戦を開始することになります。

自分を取り戻すため、あんていくに戻る決意をした金木はCCGによるあんていく襲撃を知り、「何も出来ないのはもう嫌なんだ」と単身で助けに向かいます。

隻眼の梟

CCGが突き止めたSSS級の喰種「梟」と呼ばれる存在は2体存在しており、いずれも身にまとうような赫子を持った赫者であるとされ、その1体があんていくの店長・芳村でした。

芳村が喫茶店あんていくを営んでいたのは、ある人を待ち続けていたのが1つの理由です。芳村と人間である憂那との間に出来た子供が隻眼の梟だと確信しており、彼女に成り代わるために梟の姿を模していました。彼女が店に訪れるのを待っていたが、願いはとうとう叶わなかったと思いを作中で表しています。

あんていくが襲撃されることを察していた芳村は、他の従業員への追撃を防ぐために昔から慕ってくれた古間、カヤと共にCCGを迎え撃ちました。古間はお揃いの猿面を付けた喰種集団のリーダー魔猿と呼ばれるSS級の喰種であり、カヤもブラックドーベルという喰種集団のリーダーで黒狗と呼ばれるSS級の喰種でした。

芳村は赫者として圧倒的な力でCCGの攻撃を迎え撃っていたが、特等捜査官たちによる猛追で致命傷を負ってしまいます。ようやくCCGの勝利かと安堵したのも束の間、隻眼の梟が突如出現しCCGに甚大な被害を与え、有馬貴将が現れ攻撃を受けた後、倒れていた梟を飲み込み逃走しました。

その後のシーンで、隻眼の梟はミステリー作家の高槻泉であり、かつアオギリの樹という喰種集団の創設者であるエトだということが判明しました。

宿敵・亜門鋼太郎

亜門はアカデミーを首席で卒業したエリートであり、正義感が強すぎて行動が行き過ぎているところがあるものの、この世界は間違っており歪めているのは喰種だと許せない気持ちからの現れです。

亜門の出自は孤児であり、ドナート・ポルポラという神父が営む孤児院で生活していましたが、彼は孤児院にいた小児を喰らう喰種でした。ドナートの捕食現場を目撃し彼の正体を知っても、何故かドナートは亜門を捕食せず手元に置き続けました。亜門はドナートに対して複雑な感情を持ち続けています。

金木と初めて対峙した時に喰種でありながら、自身を殺さずに「頼むから僕を人殺しにしないでくれ」と涙ながらに訴え亜門を見逃したことに衝撃を受けて彼に興味を持ち始め、敵でありながらも会話を交わすなど次第に信頼に近いものを感じるようになります。

あんていくへと向かう金木と対峙し、激闘を繰り広げた中でも心中では金木に対して生きていて欲しいと願うほどでした。死闘の末に致命傷を負わせるが自身も金木の攻撃により右手を失ってしまいます。深傷を負っても彼を人殺しにはさせないと強い思いから辛うじて意識を保っていました。

意識を失う前には微笑むドナートが浮かんでおり、どんなに憎んでいても結局は義父への思慕は捨てきれなかったことが伝わります。

CCG最強の有馬貴将

亜門に致命傷を負わされて地下に逃げ込んだ金木。CCGで補佐として働いていたヒデだが、地下道で半赫者の力を暴走させていた金木と再会します。動揺した金木だが、ヒデは喰種となったことに最初から気づいていたことを明かし、再び全力で戦うよう励まします。

その際、金木によって口元などを喰われる程の重傷を負ってしまうも、「東京喰種re」では何とか生き延びたヒデがいます。

暴走していた金木は意識が朦朧としながらも地下を進んでいくと、逃げた喰種の殲滅と本物の隻眼の梟を倒すことを任せられた有馬貴将が地下V-14で待ち受けていました。金木が辿り着いた時には大量の喰種の死体が転がっていました。

先ほど助けたはずの魔猿の仲間たちとブラックドーベルたちの大量の死体に気付き、あんていくの仲間である古間とカヤは無事だろうかと心配するも、待ち構える有馬の存在は「死」を連想させました。

有馬は新人時代に隻眼の梟の撃退に貢献するという手柄を上げ、特等捜査官の中で別次元とも言える戦闘能力を有することから「CCGの死神」とも呼ばれていました。

金木が戦おうとした瞬間、後頭部から左目をクインケで串刺しにされてしまいます。その後も一撃さえ当てれば倒せると考えた金木の攻撃も有馬はクインケを破壊されながらも防ぎ切りました。

クインケを破壊したことを賞賛し、不気味な笑みを浮かべながらもまたクインケで金木を貫き、その左目に再びクインケを突き立てました。両目をクインケで貫かれ戦闘に負けてしまいます。

梟討伐戦終了後

View this post on Instagram

#東京喰種#tokyoghoul#真戸暁

A post shared by 未読魔 (@midokumaa_) on

20区隻眼の梟討伐戦において多くの死傷者、行方不明者を出しながらもCCGはほぼ全ての喰種の駆逐完了を宣言し、戦いは終了となりました。

喰種の攻撃により死んだとされた亜門を始め、行方が分からなかった者の一部は喰種に協力している医師・嘉納の実験体になっていたことが後に判明します。

有馬との戦い後、記憶喪失となってしまった金木は佐々木琲世としてCCGの一員となっている事が最終ページで描かれています。

東京喰種re

20区隻眼の梟討伐戦からしばらく経ち、記憶喪失となってハイセとして生きていた金木が過去の記憶を取り戻し、人と喰種は分かり合えると踠きながら仲間のために動きます。

クインクス班の指導者・佐々木琲世として

クインクス班の指導者として彼ら4人と共に活動していましたが、曲者揃いで手を焼いている様子がしばしば伺えます。

単独行動をする瓜江、その後を追うように単純な行動をしがちな不知、眼帯で男装をしている六月は臆病であるが真面目であり、残る1人の米林は望んでクインクス施術を受けたわけではないため反感から怠惰な生活と訓練も怠りがちでした。

クインクス施術を受けた者は喰種捜査官を辞めた後も半永久的に生活が保証されます。

トルソーを捕らえ損ねた佐々木班は、ナッツクラッカーを次の捜査対象とし、単独行動を起こしがちなためハイセは班長を瓜江から不知に任命しました。少しずつチームらしさが回見えたが、ロゼヴァルト討伐戦で仲間を守るため殉職してしまった不知。彼のため、妹の治療費を稼ぐべく残りのメンバーの使命感が高まりました。

隻眼の王として黒山羊を結成

有馬はアオギリの樹のリーダー隻眼の王であったことが判明します。CCG最強として喰種を殺し続け奪うばかりの人生に絶望していた有馬はエトと出会い、この世界を滅茶苦茶に直してやりたいという彼女の言葉に共感し、エトと手を組み共にアオギリの樹を設立します。

有馬を殺した喰種が存在すれば喰種たちの希望になるとし隻眼の王となりました。梟討伐戦で自分を殺せる可能性を持った喰種・金木に後継者の素質を見いだし捕獲します。記憶を失った金木に佐々木琲世と名付けて部下に置き、自身の戦闘技術を教え込みました。

金木の力を認め、殺害への意思がないと知ると自ら動脈を切り自害し、死ぬ間際にCCGの真実と白日庭の秘密を伝え、金木の腕の中で息を引き取りました。

有馬を含めた白日庭出身者とは、和修家によって人工的に作り出された喰種と人間の間に生まれた半人間であり半喰種でした。特徴として高い身体能力を持ち人間と同様の食事も摂れるが短命でした。老化が通常の人間の2倍以上のため、三十路過ぎの有馬でさえ緑内障に侵され寿命も残り僅かの状態でした。

一時は記憶喪失となったものの有馬とエトの期待通りに金木は有馬を倒すほどの実力を持ちました。

零番隊の部下である平子に金木の手助けを命じ、有馬の人生は幕を下ろし、人間と喰種が共存できる世界を望んだ有馬の遺志は金木、零番隊の部下たちに受け継がれました。

同じ頃、秘密裏に調査を進めていた丸手特等により、CCGのトップである和修家の正体が喰種であったことが明らかになりました。

また、金木たちのコクリア脱走に助力していたエトの隙をつき、一瞬で戦闘不能に追いやった旧多は、コクリアから脱獄したドナートやピエロに属する喰種、Vと結託して和修本家一族を殺害します。

有馬の意思を継いで隻眼の王となった金木は、喰種と人間が理解し合える世界を作ることを目的とし黒山羊を結成します。

死んだと思われていた元喰種捜査官・滝澤政道だが、嘉納教授による人体実験で大量の捜査官達が失敗する中で唯一の成功体として半喰種化して生きており、「オウル」という名を持ち、人間オークション編から登場しています。

この時に実験で使われたベースとなっているのは、あんていくの店長であった芳村であり、赫包の培養器の中に入れられ、捕われた喰種捜査官の半喰種化施術のドナーにされてしまいました。

芳村ベースの失敗作フロッピーとして呼ばれた亜門鋼太郎は、その後復活を遂げています。

流島上陸作戦で滝澤と同期でありハイセの上司であった真戸アキラは再会して衝撃を受けるが、CCGの手で滝澤が追い詰められた時、重罪であることは分かった上で彼女は身を挺して庇い重傷を負わされてしまいました。

その後、昏睡状態に陥ったアキラを助けるためにラボへと潜入してRc抑制剤を盗み出し、無事投与することが出来ました。CCGによって半喰種の分析対象サンプルとして回収されていた亜門鋼太郎もこの場におり、半赫者の力を暴走させたためオウルとクロナが交戦しアジトに連れ帰ることに成功します。

亜門は回復したアキラと再会し、彼女の好意を受け入れ、彼女を支えながら共に逃亡するため黒山羊のアジトを離れます。

CCGによるアジト襲撃

黒山羊結成してからまもなく、旧田が立ち上げたオッガイにより、多くの喰種が殲滅させられます。

24区に身を潜めていた黒山羊ですが、自殺者の肉も入手出来なくなり食料の確保が困難となったため、金木が月山らと共に食糧確保のために樹海に向かうことになります。

不自由な生活の中で、トーカの妊娠が発覚します。金木は結婚を申し込み、月山の計らいで喰種式の結婚式を上げました。月山、さすがです…

同じ頃、旧多に不信感を抱いていた瓜江は、黒磐と共に旧多を追及します。ピエロの喰種・ロマや死堪を利用し、瓜江と黒磐を除くクーデター組を全員殺害し、自らも黒磐を殺害するが丸手らに半喰種だと正体がバレてしまい、室長室を襲撃されるも命からがら逃げることに成功しました。

案山子姿の喰種スケアクロウとして、身を隠す様に暗躍していたヒデも表舞台に現れ、今後の作戦に参加しています。また、逃亡した旧田は何食わぬ顔してS3班とともに行われる黒山羊掃討作戦に参加しています。

金木たちがアジトを離れた後、オッガイとS3班の襲撃が始まります。金木は不穏な気配を感じて単身でアジトに戻り、トーカとヒナミの窮地に間に合い、什造と阿原と対峙します。

着脱式クインケのアラタを装備した2人になす術もなく、金木は四肢を切断され戦闘不能な状態にまで追い込まれるが、脳内で複数の自分との対話を経て、退かずに前に進み続けることを決意します。

およそ100体のオッガイとCCG捜査官、そして旧多の持つ核を捕食した結果、巨大な赫子の化物のような姿「竜」に変わり果ててしまい、大きな被害を生み出しました。

喰種・CCG共闘へ

嘉納の助手の1人として現れたのは西尾の恋人であった貴未でした。竜となった金木が活動停止をしている今が絶好のチャンスであり、活動が再開すれば23区の被害は更に拡がります。

自然消滅させるには推定200年かかるため、竜の元になっている金木を救い出し崩壊させようという作戦を立てました。

ヒデは異様な姿と化したカネキを助ける為に、CCGと喰種の仲を取り持ったりするなどの工作を行います。しばらく逃亡を続けていた亜門とアキラはヒデと再会し、共にCCGに喰種との協力を仰ぐためヒデと行動します。

敵対していた喰種と協力するなど納得出来ない捜査官たちの前で、集まった喰種たちはマスクを一斉に外し、金木のためなら何だってするという姿勢を見せました。

喰種がCCGとの協力を申し出た際は、什造は篠原だったらどう答えるかを考え断ろうとしたが、丸手に諭され自分の考えに従って協力を受け入れました。

竜から金木を救うことに成功し、目覚めた金木はトーカや才子、黒山羊のメンバーたちと再会出来ました。亜門からヒデが生きていることを知らされます。

竜となっていた自分の行いを確かめたいと、瓜江や才子と共に外へ出歩くが喰種と化した人間と遭遇します。タイミングよく旧多が流した映像にて竜から産まれた大量の落とし仔が人を襲い、落とし仔が爆発して撒き散らされた毒により人間がROSを発症して喰種と化しているのを知らされます。

金木たちが落とし仔に囲まれ、才子が毒を浴びたせいでROSを発症してしまい、何もできないのは嫌だと金木の赫子が落とし仔たちを一掃します。アジトに戻って貴未が金木の体を確認すると、金木には落とし仔の毒に耐性があることが分かりました。

トーカの案内でヒデと再会すると、自分が喰った痕を確認したいとヒデの顔を見せてもらいます。鼻から下が酷く損傷した姿を見て感謝を述べ、彼の傷と共にこれまでの罪を背負っていくことを改めて誓います。

金木は人間の喰種化の拡大を食い止めるべく、毒の元を断つためにアヤトと共に卵管へと調査に訪れるも、毒を持った落とし仔たちの襲撃に遭遇します。

亜門鋼太郎とドナート

金木とアヤトが調査に向かう同時刻、ピエロやVによる作戦本部襲撃が始まります。隻眼の王の王座を金木に託した後に死亡したとされたエトだが、その遺体はVの管理下に置かれ、ドナートの能力で操作されていました。

隻眼の梟を操っていたドナートを発見すると、亜門が対決しに向かいました。ドナートが憎い喰種だと理解していても育ての親だという事実に本気を出せずにいましたが、オウルから十字架を返却された際に、この世界を歪めているのは自分も同じであり育ててくれたドナートへの愛情を認めた上でドナートを撃破します。

その後、涙を流しながら「お前は喰種で大量殺人鬼で倫理の欠片もない最低の男だ…それでも息子が父親を愛してなにが悪い」とドナートへの思いを伝えると、ドナートも涙を流しながら事切れるまで笑い続け、亜門はドナートの最後を看取りました。

四方とウタ

隻眼の梟を操っていたピエロ達と交戦する際に、四方はウタと再会します。ウタは四方と出会った頃のように純粋に命をかけた闘いをすることが生き甲斐であり、彼が全力で戦わざるをえない状況をつくるために旧多に協力していました。

友人として彼の暴走を止めるために戦いを挑みますが、ウタの赫者としての力は四方を圧倒し、「僕、ずっと君を喰べたかった」と四方を喰べようとします。

この行動に対し憤るも、避雷針を利用した渾身の一撃をウタに放ち、彼を打ち破りました。他人に迷惑をかけなければいつでも本気で相手をするという四方の発言を受けてウタと和解します。

ウタには四方が必要だと再確認し、今度からは全力で戦うことを約束し、二人で笑いました。

最深部にて旧田と対峙

地上の残党をVとピエロに任せていた旧田は、地下の竜の核の近くにいました。竜に取り込まれて死んだはずの金木が出現し、「…おまっ!まだ生きてんの!?ヒクわ~!」と驚いたふりをしつつも、巨大な赫子で騙し討ちを始めます。

一連の計画を実行した旧多ですが、喰種の血が流れている半人間のため幼い頃に自分は早死にする運命を知り、やりたい事は全部やらなければという決意がありました。

和修の人間として生まれてから死ぬまでの役割を与えられ、一切の自由を与えられることなく生きることを強いられていた旧多はいつか全て無駄になるなら自分が何もかも台無しにしてやろうと考えたことが始まりでした。

金木の想定外の強さに徐々に追い込まれて行き、強がるように赫者化する旧田ですが、一瞬の隙を突いた金木に横っ腹を一突きされ、ついに旧多は倒れます。その刹那に、旧田は伴侶とみられる女性と子供を抱いて微笑む自身の理想の家族像を空想していました。

「普通に生きたかったなんて言ったら嗤いますよねぇ」と言う旧多に金木は今まで間違えて傷ついてきたけれど無駄に思ったりしない、僕には全て必要なことだったから無駄になるとしても願いを叶える為にあがき続けると話します。

正反対のような2人ですが、金木の気持ちを聞いて吹っ切れたように笑いながら旧田はその生に幕を閉じました。

さらに深部へと進んでいき、金木は誰でも悲劇の主人公であり、どんなに傷つき失う事があっても希望を叶えるために自分の道を選び続けるのだと考えます。毒の根元であった核となっているリゼを見つけ、「ありがとう」と伝え彼女の命を奪います。

ついに最終話へ、それぞれの結末は

最終話では最終決戦から6年経過しており、東京は少しずつ復興しているようです。

TSCと共同戦線

CCGの代わりにTSC(東京保安委員会)が新たに作られ、喰種側では月山が代表を務めTSCに協力する共同戦線との定例会が行われるようになり、ここにはヒデも出入りしているようです。TSC長官には丸手がなっています。

月山は一族の財産を東京の復興資金へと投じており、竜になってしまった金木の幸せを願って涙を流すことなど、変人じみていた頃が嘘のように情に熱くリーダーシップが取れる青年へと変貌を遂げています。最初から最後まで月山の存在の大きさが感じられます。

人と喰種が協力し合い、少しづつ共存できる世界へと近づいているようです。

人工食物の開発

TSCでは喰種でも食べることが出来る人工食物の開発が進んでおり、喰種達の生活も少しずつ人に近づいている様子が分かります。試食させられている西尾は辛そうですが、貴未とは仲良く続いているようです。いずれ喰種でも美味しく食べられる人工食物が出来るといいですね。

竜遺児

最終決戦で毒をもつ卵管は金木のおかげで破壊され、ROSの発症は食い止められましたが、まだ毒を持たない卵管は未だに残っており竜遺児と呼ばれる落とし児による被害が続いていました。人と喰種の共通の敵となっており、彼らの戦いはまだ続いているようです。

竜遺児を討伐する瓜江や夕乍の姿があり、竜遺児は世代交代を繰り返し進化しているようです。

再生医療の発達

什造はあれからも最前線で戦い続け、TSC最高位「竜将」として尊敬を集めました。多くの被害をもたらした竜戦ですが、再生医療の発達は最も大きな恩恵であり、回復が絶望的だった人も多く救われています。

竜戦の前からROSを発症していた不知の妹ハルも回復し、瓜江と兄の不知の墓参りをしていました。そして、ずっと植物状態だった篠原特等も目を覚まし、報せを聞いた什造はすぐさま病院へと駆けつけ、喜びの涙を流すのでした。

金木とトーカとの子供

金木との子供を身ごもっていたトーカは、壮絶な努力の末、無事に子供「一花」を出産できたようです。お腹の子供を無事に産むためには、トーカが人間に必要な栄養を摂取する必要があり、西尾に調達してもらったハンバーガーを無理やり飲み込む努力をしていました。カネキの子供を産みたいという一心で、トーカは壮絶な努力を影でしていたのです。

ウタとの戦いの後、大叔父になりたいと言っていた四方は夢を叶えて一花をとても可愛がっているようで、見られたくないところを皆んなに見られてしまって顔が固まっています。そして、ようやく無事だった金木が皆の前に姿を現します。生死が分からない終わり方だったのですが深部から生きて帰れたようで本当に良かったです。

金木とヒデが会話するシーンでは、この世界は良くなったのか悪くなったのか、今でも金木の行動や存在を受け入れられない人たちもいる、それでも何も出来ないのは嫌だと金木は言います。6年たった今も金木はTSCと共同戦線の協力者として生きているようです。

今まで明かされていなかったヒデの過去ですが、小学生の時に喰種捜査官だった父を亡くし施設で育っていたことが明らかになりました。金木が喰種になったことに気づいたのもCCGに入れた経緯も父親の影響があったのかまでは分かりませんが、ヒデとは生涯を通じて友人でした。

青空の下を金木、トーカ、一花の3人で歩いており、いい天気だねというシーンではトーカのお腹が大きくなっているようにも見えて、もしかしたら2人目も生まれるのかもしれません。金木が望んだ喰種と人が分かり会える世界に近づいていると信じたいです。

アニメや映画でも東京喰種の世界が広がる

東京喰種は漫画だけでなくアニメや映画も公開されました。

アニメ1期から3期

2014年7月より9月まで第1期(12話)が放送され、2015年1月より3月まで第2期「東京喰種トーキョーグール√A(ルートエー)」(12話)が放送されました。2期は原作者の石田氏がストーリー原案を手がけ、金木がアオギリの樹に参加するという漫画とは異なる展開が描かれました。

2018年4月から6月にかけては第3期「東京喰種トーキョーグール:re(12話)」が放送され、同年10月から12月まで『re』の最終章(12話)が放送されました。

主人公・金木の声優さんは、鬼滅の刃で炭治郎役など大活躍中の花江夏樹さんが担当されていました。

映画は2作公開された

2017年7月29日に1作目が公開し、2019年7月19日に2作目「東京喰種 トーキョーグール【S】」が公開されました。主人公・金木を演じたのは窪田正孝さんです。

人間であること喰種であること、金木が人間から喰種になっていく過程や、実際に喰種が存在したらこんな感じというのが映像化されて、実写ならではの迫力もあり楽しめる作品です。映画は2作品しかないので漫画で出てくるキャラクターが出てきませんが、2作目には美食家喰種・月山を松田翔太さんが演じており、こちらでも激しい戦闘シーンがあります。

どちらもホラーが苦手な方はオススメ出来ませんが、喰種の世界がより楽しめる作品だと思います。

記事にコメントするにはこちら