なろう系作品は本当にひどい?その理由を徹底考察

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今や見ない日は無いなろう系作品。沢山の作品がありファンも多いジャンルですが1部の間では「なろう系作品は酷い」という声も時には聞こえてきます。今回はそんな「なろう系作品」に迫っていきたいと思います。

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”なろう系”はひどい作品が多い?

今や1クールに必ず存在するジャンルの1つに「異世界転生作品」というのがあります。そして、この系統の作品に多いのは小説投稿サイト「小説になろう」出身作品ということです。勿論全ての作品がなろう作品というわけではないですが、比率が他のアニメジャンルと比較すると多いという事は間違いないでしょう。

なろう作品のアニメ化が多くなってきた昨今ですが1部ではなろう作品は「ひどい」という評価があるのです。しかし、具体的にどこが酷いのか?なろう作品は酷いという評価が一般的なのか?そんな疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は「なろう系作品は本当にひどい?その理由を徹底考察」と題しその真実に迫りたいと思います。

なろう系が酷いという評価は基本的にはアニメ化・漫画化される時に注目されるので今回はこのアニメと漫画という2つの角度から迫っていきたいと思います。

なろう発のアニメ作品は人気の作品が多かった

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やはり良い評価も悪い評価もよく見るのはアニメ化された作品です。それはなろう作品に限らないですし、その理由は作品によって全然違います。しかし、なろう系作品の悪い評価に多いのは「ストーリーが酷い」というものが多いです。勿論そういう作品もないことはないと思います。ですが、なろう系=酷いと決めつけてよいのでしょうか?

実際になろう生まれの作品を見てみるとむしろ「ストーリーが面白い」という作品も結構ありました。中にはこれってなろう作品だったのか!と思った作品もあったので、いくつかなろうアニメ作品を紹介していきたいと思います。

魔法科高校の劣等生

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「魔法科高校の劣等生」は2014年にTVアニメ第1期、2020年にTVアニメ第2期が放送されており、2017年には劇場版作品も公開されている大人気作品です。電撃文庫から出版されているライトノベル作品ですね。個人的にラノベ作品のイメージが強かったのですが実はこの作品、2008年から2011年までは小説家になろうで連載されていたなろう作品だったのです。

タイトルに魔法とついていますが、どちらかと言えば能力バトル作品の色が強いですね。作品の世界観・キャラクター・ストーリーあらゆる要素で評価されている作品です。アニソンとしての人気も高く中でもLiSAさんの「Rising Hope」は有名ですね。これはなろう作品の中でも代表的な作品と言って過言ではないでしょう。

この素晴らしい世界に祝福を!

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「この素晴らしい世界に祝福を!」は2016年にTVアニメ第1期、2017年にTVアニメ第2期が放送されており、2019年には劇場版作品も公開されている異世界転生作品の1つです。本作も元々は小説家になろうに投稿されていた作品ですが、2013年から角川スニーカー文庫で刊行されたライトノベル作品ですね。

本作は異世界転生作品なのですが、アクションが多いこのジャンルの中では比較的珍しいコメディ作品なのです。アニメの人気はかなり高く、第1期放送終了の直後には第2期の制作が決まりアニメ化で一気に人気が伸びた作品です。キャラクターの個性が強かったりギャグもしっかりしているのでクオリティも高い作品ですね。

Re:ゼロから始める異世界生活

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「Re:ゼロから始める異世界」は2016年にTVアニメ第1期、2020年にTVアニメ第2期が放送されております。2021年には第2期の2nd seasonが放送となっております。本作は2012年に小説家になろうで連載が始まり2014年にはMF文庫Jより刊行されています。現在も小説家になろうでの連載が続いているので気になる方はチェックしてみてください。

本作も異世界転生作品ですが、主人公のナツキ・スバルの能力「死に戻り」という死んだら一定の時間に戻されるという設定があります。いわゆるループものと呼ばれるジャンルですね。前2作品に比べるとシリアスな雰囲気の強い作品でストーリーの評価がなろう作品の中でも特に高い作品となっております。

評価の悪い作品の共通点は?

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3つほど作品を紹介しましたがどれも近年のアニメシーンにおいて一定の評価を得ている作品ばかりです。また、これ以外にも評価の高い作品や続編の制作が決まっている作品は多いです。その為、なろう=酷いというのは流石に言いすぎなのだと思います。なのでなろう作品なら見なくていいという方はそう言わずに色んな作品に触れてみることをおススメします。

とはいえ、なろう作品が酷いと言われる理由もないわけではないです。では、その理由は何なのでしょうか?色んな理由があるとは思いますが今回は比較的に酷いと言われやすい要素を2つあげていきたいと思います。なお、ここからは個人的見解も含まれますのでご了承ください

近年の異世界転生作品の乱立

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異世界転生作品は人気の高いジャンルですが、毎クールこの手の作品が2,3作品ぐらいあるので、流石にアニメを毎クール隅まで見ている方はおなかいっぱいになってしまうのかもしれません。また、この手の作品はある程度の展開がテンプレート化してきているので、この展開前も見たことある…という事もあると思います。

これが1年に1,2作品だったらまた違うのかもしれませんが今はとにかく異世界転生作品が多いので、確かに気持ちは分からないこともないですね。異世界転生という設定がそもそも凄く便利なのでそれ故の現状ではあるのかもしれません。

主人公が対した努力も無しに物凄く強い

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アクションが多いアニメにしても、人間ドラマを描く作品にしても、肉体的・精神的に経験を重ねて努力をして強くなっていくのが基本的だと思います。子供の頃に見ていたアニメなどは特にそういった内容が多かったはずです。しかし、なろう系作品はこういったアニメとは真逆で最初からめちゃくちゃ強いという事が多いです。

最初から強くても作品によっては導入で「この主人公はこういう育ち方をしてきました。」と説明しているものもありますが、異世界転生をしたら前世の記憶を武器にすぐに無双状態になることも少なくないです。子供の頃に見ていたアニメにはあまり無かった展開についていけない人もいると思いますし酷いと言ってしまう人もいるかもしれません。

なろう系作品の漫画は作画が悪い?

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小説が人気になるとアニメ化だけでなく、漫画化されることもあります。作品の中には作画の担当との相性が良くなく作画が悪いこともありますが、なろう系作品の漫画化は何故か作画が悪くなってしまうことがとても多い、という評価が1部ではあるようです。勿論これも全くないとは言えませんがそう言われると気にしてしまう方もいるかもしれません。

また、イラストは上手いがコミカライズを担当すると上手くいかないというケースもあるようで、絵という大枠で見たら同じでも細かく細分化すると全く別物、なんてこともあるのでしょうね。では、なろう作品は作画が崩れた漫画が本当に多いのでしょうか?

作画の良いなろう作品も沢山ある

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確かになろう作品の漫画にも作画の悪い漫画がないわけではありません。ですが、作画の良い作品も沢山ありました。当然の事かもしれませんが、売り上げの数字が良かったり、アニメ化もされている作品は特に漫画で見てもクオリティが高くファンは勿論、漫画から作品に入る方も満足できるものが多いですね。

なろう作品は数が多いですし、そもそも漫画のサービスも今は沢山あるので漫画に触れる機会が昔に比べると増えてきました。その分否定的な意見も生まれやすいのかもしれませんね。ですが、良い作品は今も生まれてきているんです。なろう作品に触れたことがない方も漫画という形で入ってみるのも良いと思います。

結論

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なろう作品は酷い作品が多いのか?という問題を考察してきましたが、悪い作品もあるかもしれないですが良い作品も沢山あり、なろう作品というだけで否定するのは間違っているという結論になりました。当たり前のことかもしれませんがこれは色んなジャンルにも当てはまると思います。なろう作品もそこまで色眼鏡で見る必要はないと思います。

否定的な意見は肯定的意見より注目されやすいです。それ故に悪い評価が目立つこともあるかもしれません。ですが、結局のところ自分が好きな作品を愛し応援することが大事なのだと思います。他者の意見も聞いても良いとは思いますが自信を持って自分の応援したい作品を推していくのが1番幸せなことでしょう。

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