
大人気漫画『ワンピース』はワノ国編に突入し、とても盛り上がっています。
そんなワノ国編では、新たにキャラクターがたくさん登場しました。
その中から今回は、クイーンについてご紹介します。


目次
クイーンって何者?
クイーンという名前から女性のキャラクターと思いがちですが、実は男性です。そんなクイーンは一体どんなキャラクターなのでしょうか。この項目でいろいろご説明します。
百獣海賊団の『災害』の1人
クイーンは、百獣海賊団の一員です。総督であるカイドウの腹心、大看板という最高幹部としてカイドウを支えているのです。大看板はクイーンを含めて3人いて、その3人は『災害』と称されています。
そんなクイーンは『疫災』のクイーンと呼ばれており、兎丼という場所を仕切っています。
ルフィが風船と呼ぶように、クイーンの体はまん丸です。けれどその丸い部分は本人が言うところによると筋肉で、ダイエットをしない理由を、「痩せるとモテすぎるからあえて痩せない」と説明しています。
手先が器用でもの作りが大好きで、特にカラクリ武器やウイルス作りが趣味です。
懸賞金はいくら?
懸賞金は13億2000万ベリーです。
これはホールケーキアイランド編に登場した、シャーロット・カタクリよりも高い値段になります。つまりカタクリよりも強い可能性が高いことを表しています。
どんな能力の持ち主?
クイーンの悪魔の実の能力は、リュウリュウの実モデル“ブラキオサウルス“です。つまり動物系古代種です。
リュウリュウの実は食すことで恐竜や翼竜になることができます。バリエーションによっては、巨大化のほかにも飛行能力を得ることができ、噛む力も上がります。
好物は「おれの酸素」?
ワンピース 944話 Queen Brachiosaurus form !
Key Animator : Tetsuro Nireki ( 楡木 哲郎 )
Source : One Piece Episode # 944𝗔𝗻𝗶𝗺𝗲 𝗩𝘀 𝗠𝗮𝗻𝗴𝗮 pic.twitter.com/8gMNJjwd3F
— Animation of One Piece (@OnePiece_Screen) October 4, 2020
クイーンの好物はなんと、おしるこです。どれくらい好きかというと、「おれの酸素」と例えるほどです。
また記憶を失ったビッグ・マムが助けてもらった町の人々のために、おしるこを求めて兎丼にやってきた際には、本気を出してビッグ・マムと戦いました。
四皇である彼女のことをババアと呼ぶなど度胸もあります。
CVは高橋広樹
台風のさなか恐縮です。
元気ですか?
元気にいこう!
今夜は月スタ☆ pic.twitter.com/s7CNcMvBEz— 高橋 広樹 (@H_I_R_O_K_I____) September 7, 2020
クイーンの声を担当しているのは、高橋広樹さんです。1994年に『マクロス7』の金龍役でデビューしました。2000年以降は洋画の吹き替えの出演が多くなりました。
第1作目の『ハンターハンター』のヒソカ、『遊☆戯☆王 ジュエルモンスターズ』の城之内克也を演じています。
歌いながら登場
囚人採掘場にやってきたクイーンは、公の場でありながら部下たちと一緒にミュージカルを始めました。
「痩せちまったらモテすぎるから♬ 敢えて痩せないタイプの〝FUNK〟!!」
「丸く見えるが筋肉だから♬ 歌って踊れるタイプの〝FUNK〟!!」
「エキサイト!!!」
「待たせたな ゴミクズ共ォーー!!!」
そんなシーンはアニメで軽快なリズムを刻みながら、動けるぽっちゃりさんであることを証明していました。
クイーンはどれくらい強い?
四皇カイドウの腹心であるクイーンは、一体どれくらい強いのでしょうか。
この項目では必殺技や攻撃力の源についてご説明します。
そもそもブラキオサウルスってどんな恐竜?
全長約25メートル、体高約16メートルもある、首の長い草食の恐竜です。前足は後ろ足よりも長く、肩が後ろに向かって傾いていたので、より高いところにある植物を食べることができたとされています。
攻撃力やパワーに繋がるのは何?
リュウリュウの実でブラキオサウルスになったクイーンの、攻撃力やパワーに繋がるものは何でしょうか。
1つ目は体重です。クイーンの攻撃は全体重をかけて行います。そのため体重が重ければ重いほど、相手にダメージを与えることができるのです。
ちなみにブラキオサウルスの平均体重は23トンです。大柄なクイーンがブラキオサウルスになったのであれば、もっと重いと考えられます。
2つ目は体の大きさです。ブラキオサウルスは長い尻尾を振って攻撃したと考えられています。体が大きければ、繰り出される攻撃のパワーも強くなります。
これらの、体重と体の大きさという武器で、クイーンは強い攻撃をすることができるのです。
必殺技は何?
ONE PIECE 第947話
「クイーンの賭け」 感想②
ルフィが抵抗している間に、何とか立ち上がるクイーン。何か作戦がある様子。おしるこ鍋の前で、足を止めるおリンさん。罠にかかったおリンさんにダイビング頭突きをお見舞いします。
なんと、その痛みでついに記憶が…#ONEPIECE pic.twitter.com/R0cgZM6Otd— くろしば丸 (@kurosiba_1) July 5, 2019
体重と体の大きさが武器になるクイーンの必殺技は『無頼男爆弾』(ブラキオボムバ)といいます。
簡単に言えば頭突きですが、ビッグ・マムとの戦いのときは、崖の上から飛び下りて攻撃し、相手に相当なダメージを与えていました。
しかしさすが四皇だけあって、ビッグ・マムは強烈な頭突きをされても倒れませんでした。反対に、ブラキオサウルスの長所でもあり、弱点でもある長い尻尾を掴んで、クイーンをぐるぐるとふり回すと、岩に投げ飛ばしました。
投げ飛ばされたクイーンはそのまま気絶してしまいましたが、これはクイーンが弱いのではなく、四皇であるビッグ・マムが強すぎると考えるのが自然です。
まとめ
クイーンはお茶目でギャグキャラのように思えますが、ルフィたちに生死をかけたゲームをやらせるなど、非道な面もあります。
そんなクイーンが、誰とどのような技を使って戦うのか、そしてどんな風にツッコミを入れて笑いを誘うのか、楽しみですね。