【鬼灯の冷徹】声優一覧<十王&海外編>

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江口夏実さんによるブラックコメディ漫画作品『鬼灯の冷徹』。日本の地獄を舞台に、閻魔大王の第一補佐官を務める主人公の鬼・鬼灯(ほおずき)が、問題を起こす亡者の対応をしたり、獄卒たちの指導を行ったりと忙しない日々を送りながら、地獄に暮らす者たちとブラックユーモアに富んだやりとりをする様が描かれます。そんな本作に登場する十王や海外のキャラクターの声優情報をご紹介します!

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目次

『鬼灯の冷徹』とは?

鬼灯の冷徹 コミック 1-20巻セット (モーニング KC)

『鬼灯の冷徹』は、講談社発行の雑誌「モーニング」で連載されていた漫画作品。作者は江口夏実(えぐち・なつみ)さん。2011年14号から2020年6号にかけて連載され、全31巻(全271話)で完結となりました。元になったのは第57回ちばてつや賞の一般部門で佳作を受賞した短編漫画『非日常的な何気ない話』で、2010年に『地獄の沙汰とあれやこれ』と改題した上で同誌にて読み切り作品として掲載され、それがさらに『鬼灯の冷徹』と改題されて連載されるようになりました。

「全国書店員が選んだおすすめコミック2012」において堂々の第1位に輝くほどの評価の高い作品となり、2016年7月時点で累計発行部数はなんと1000万部を突破。WIT STUDIO制作のテレビアニメ第1期が2014年に放送され、さらにスタジオディーン制作のテレビアニメ第2期が2017年から2018年にかけて放送されました。

物語のあらすじ

この世に生きる人間がいつか行くことになるあの世には、善人のいく天国と罪人にいく地獄が存在します。地獄は八大地獄と八寒地獄の2つに分かれ、さらにそこから272の細かい部署に分かれていました。第二次世界大戦後の人口爆発や悪霊の凶暴化などによって亡者のひしめくあの世は前代未聞の混迷を極めており、亡者の世話や管理を仕事とした獄卒たちは日々人材不足に悩まされていました。

本作の主人公の鬼灯(ほおずき)は、日本の地獄の王である閻魔大王の第一補佐官を務めている鬼。周囲から恐れられながらもその仕事ぶりから厚い人望を集めてもいる鬼灯は、閻魔大王の補佐の他、問題を起こす亡者たちへの対応、獄卒たちのサポート、そして人間に擬態した上での現世への視察に向かったりと大忙しになる傍ら、地獄にいる者たちとのブラックユーモアに富んだ日々を送ることになるのです。

ここからは、そんな本作に登場する十王や海外のキャラクターの声優情報をご紹介していきます!

『鬼灯の冷徹』キャラクター1:十王 秦広王(しんこうおう)

秦広王は、地獄で亡者の裁判を行う「十王」の1人。初七日に裁く裁判官で、三途の川の手前で亡者が自らの罪に嘘をついていないかを審議します。第一補佐官の小野篁(おののたかむら)の彫った閻魔大王像が原因で、鬼灯の補佐している本物の閻魔大王よりも閻魔大王っぽい見た目をしていると評されています。

蕎麦打ちや骨董品を集めることが趣味で、秦広庁には彼の収集した骨董品がたくさん飾られています。蕎麦打ちが好きなことを知った小野篁から「THE 定年後のお父さん」と爆笑されたのを聞いたときには思わずキレたことも。

秦広王の声優は松山鷹志(まつやま・たかし)さん

そんな秦広王の声を担当するのは、青二プロダクションに所属する声優・俳優の松山鷹志さん。1960年4月2日生まれで、東京都出身。身長173cmで、血液型はB型。1990年頃から声優活動を開始し、これまでに『トランスフォーマー カーロボット』のゴッドマグナス役、『ハングリーハート WILD STRIKER』の村上監督役、『HUNTER×HUNTER』のノブナガ=ハザマ役やゴトー役などを担当しています。

『テニスの王子様』の越前リョーマ役で有名な声優・皆川純子(みながわ・じゅんこ)さんによれば、松山鷹志さんはかなりのアドリブ派で、収録の際に即興で演じているのではなく、事前にいくつかネタを練って台本に書き込んでから芝居に挑んでいるとのこと。俳優としてはこれまでに『仮面ライダークウガ』の杉田守道役、NHK大河ドラマ『徳川慶喜』の服部歸一役、「呪怨シリーズ」の佐伯剛雄役などを担当しています。

『鬼灯の冷徹』キャラクター2:秦広王第一補佐官 小野篁(おののたかむら)

鬼灯の冷徹(26) (モーニングコミックス)

小野篁は、秦広王の第一補佐官を務めている人物。平安貴族にはあるまじきくるくるの天然パーマの持ち主で、のんびりとよく笑っていますが中身はかなりの自由人且つ変人。生前に地獄と繋がる六道珍皇寺の井戸を覗き込んだときに、たまたま地獄側からこちらを見ていた鬼灯の姿を見て、ストレートヘアになった未来の自分の姿なのではないかとはしゃいでうっかり地獄に迷い込んでしまったことがあります。その際に見事な天然パーマ故に鬼と間違われて獄卒として働くことになってしまいました。

鬼灯に事情を説明したところ、すぐにでも補佐官を務められるレベルのその仕事ぶりを評価され、現世の内裏に視察に行きたいと思っていた彼と利害が一致して短期間だけお互いの立場を交代することに。その際に危篤状態に陥り審議中だった藤原良相に地獄で働いているところを目撃され、補佐官代行として彼の弁護を行いました。仕事ぶりこそ大変優秀ですが、平気で枠外の行動をして周囲を驚かせたり呆れさせたりすることもあり、秦広王が趣味で収集している骨董を割った際には庭に埋めるという奇行に走り、その理由として「だって皿割っちゃったら庭に埋めるでしょ」と言ったら、「なんか危ないやつ」と評されたことも。

小野篁の声優は井上剛 (いのうえ・ごう)さん

そんな小野篁の声を担当するのは、シグマ・セブンに所属する声優の井上剛さん。1978年4月19日生まれで、佐賀県出身。身長170cmで、血液型はA型。ビリヤードやゲームを趣味とし、暗記や徹夜を特技としています。

これまでに『TIGER&BUNNY』のスカイハイ(キース・グッドマン)役、『神撃のバハムートGENESIS』のカイザル・リドファルド役、『D.Gray-man HALLOW』のコムイ・リー役などを担当。『Axis powers ヘタリア』ではスペイン役を担当しており、2010年に開催されたサッカーワールドカップにおいてスペインが優勝した際には、井上剛さんのツイッターアカウントに多数の祝福のメッセージが寄せられていました。

『鬼灯の冷徹』キャラクター3:十王 初江王(しょこうおう)

初江王は、十王の1人。二七日に裁く裁判官で、秦広王による裁判を受けた亡者が、その裁きの内容に応じて正しく三途の川を渡ってきたかを審議することに加え、生前その亡者と関わりのあった動物を呼んでその証言を聞くこともあります。元々は仙境に住んでいたので動物によく懐かれ、自身も大変な動物好き。

ただし、宋帝庁にいるダンディな見た目のオス猫獄卒・漢(かん)や、天国の桃源郷で薬剤師として働く白澤(はくたく)の描いた(周囲から「呪われた猫」と評された)猫好好(マオハオハオ)ちゃんのことを「かわいい」と言ったりするなど、「見た目がかわいいからかわいい」と言うような一般的な動物好きではなく、鬼灯曰くの「動物の変態」。初江庁の獄卒のほとんどは動物で構成されており、既に前例としてそれが成り立っていたことから、鬼灯によって推し進められた動物獄卒の採用強化策を誰も止めることはできませんでした。

初江王の声優は佐々健太(ささ・けんた)さん

そんな初江王の声を担当するのは、EARLY WINGに所属する声優の佐々健太さん。4月3日生まれで、秋田県出身。 身長173cmで、血液型はA型。 作曲やイラスト、パソコンを自作することなどを趣味・特技としています。これまでに『Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-』の沢崎崇彦役、『レイトン ミステリー探偵社 〜カトリーのナゾトキファイル〜』のザックリー役、『妖怪ウォッチ シャドウサイド』のドッグマン役などを担当しています。

『鬼灯の冷徹』キャラクター4:初江王第一補佐官 パン吉

パン吉は、初江王の第一補佐官を務めているパンダ。1000年前に開催された和漢親善競技大会において妖術と頭脳テスト両方で入賞したことをきっかけに、初江王からヘッドハンティングされました。「パン吉」という名前は、初江王が暫定的につけたもの。外交を得意としています。

パン吉の声優は手塚(てづか)ヒロミチさん

そんなパン吉の声を担当するのは、リマックスに所属する声優の手塚ヒロミチさん。10月5日生まれで、茨城県出身。身長184cmで、血液型はO型。ラーメン屋巡りや特撮鑑賞、洋服収集などを趣味とし、ギターや料理を特技としています。これまでに『アルドノア・ゼロ』のセルナキス役、「ハイスクールD×D シリーズ」のクルゼレイ・アスモデウス役、『プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ』の鷲見紀世斗役などを担当しています。

『鬼灯の冷徹』キャラクター5:十王 宋帝王(そうたいおう)

宋帝王は、十王の1人。三七日に裁く裁判官で、オス猫獄卒の漢とメス蛇獄卒の艶(えん)の協力の元に、主に性犯罪に関する「邪淫罪」の審議を行っています。帽子を被って白い顎髭をたくわえた姿をしているため、第一補佐官の禊萩(みそはぎ)と揃って「サンタクロースとトナカイ」に間違えられることがよくあります。

宋帝王の声優は鈴木琢磨(すずき・たくま)さん

そんな宋帝王の声を担当するのは、81プロデュースに所属する声優の鈴木琢磨さん。1961年12月7日生まれで、東京都出身。身長171cmで、血液型はB型。サーフィンやスキーを趣味・特技としています。テノールの声質を活かし、好青年や不良、ギャグキャラなど幅広い役を演じています。

これまでに、第3作目の『ひみつのアッコちゃん』の大将役、『魁!!クロマティ高校』の林田慎二郎役、『つくるのだいすき!ねんDo!くんとなかまたち』のおじいちゃん役などを担当しています。

『鬼灯の冷徹』キャラクター6:宋帝王第一補佐官 禊萩(みそはぎ)

禊萩は、宋帝王の第一補佐官を務めている男性。真面目にコツコツと積み上げていくタイプで、ヒラの鬼獄卒から実績を積み重ねて鬼神へと昇進しました。冷え性のために神鹿(しんろく)のツノをあしらったコートを身にまとっており、その姿から白いヒゲをたくわえた宋帝王と並んで「サンタクロースとトナカイ」と間違われることも。ここ数十年では現世のクリスマス名物の客引きに間違われることも多く、ある年の新年会では宋帝王と一緒にいっそクリスマスパーティーでもやろうかと自虐に陥ったことも。

宋帝庁自体がマスコミからの取材がめったにくることのない地味な存在であることに加え、自身の顔もモブそのもののように極めて地味であることにも思い悩んでいます。平等王の第一補佐官を務める元忍者・弟切丑寅(おとぎり・ひろのぶ)の娘・乾(いぬい)と交際しており、婚約するにあたって彼女の実家を訪れた際は無数のトラップの仕掛けられた忍者屋敷を乗り越えて無事に結婚にこぎつけました。

禊萩の声優は長谷川芳明(はせがわ・よしあき)さん

そんな禊萩の声を担当するのは、アクロスエンタテインメントに所属する声優・俳優の長谷川芳明さん。1984年10月21日生まれで、東京都出身。身長171cmで、血液型はA型。ボクシングや走り高飛び、バク転を趣味・特技としています。1999年に公開された映画『地雷を踏んだらサヨウナラ』を鑑賞したことをきっかけに舞台の養成所に入所して俳優としての活動を行っていましたが、2010年に現在所属している事務所に入った頃から声優としての活動も行うようになりました。

声優としてのデビューは、エフエム東京のラジオドラマ『NISSAN あ、安部礼司〜BEYOND THE AVERAGE』でした。その他にもこれまでに、『カードファイト!! ヴァンガードGシリーズ』の江西サトル役、『妖怪ウォッチ シャドウサイド』の月浪トウマ役、『ブギーポップは笑わない』の安能慎二郎役などを担当しています。

『鬼灯の冷徹』キャラクター7:オス猫の獄卒 漢(かん)

鬼灯の冷徹(23) (モーニングコミックス)

漢は、衆合地獄から宋帝庁へと派遣されているオス猫の獄卒。男性亡者の目の動きを観察して嘘がないかどうかを見抜き、有罪であった場合は亡者の急所に噛みつきます。代々宋帝庁に住んで亡者の審議を行う家系の5代目にあたり、その特徴的な容姿からエジプト冥界の女神・バステトの部下と縁があるのではないかと目されています。

猫故に気まぐれ且つ自由奔放の性格で、基本的に仕事では無理をしない主義。マスコミから取材を受けたことをきっかけに注目され、ラジオパーソナリティーに抜擢されたことも。売り出し中のアイドルユニット「まきみき」の振りつけを依頼されるレベルでダンスが上手く、インド映画の真似をしてギックリ腰になってしまった際は、座敷童子によるマッサージを受けて回復しました。ダンスの他にもヨガやジム通い、アロマテラピーも行っています。

漢の声優は若本規夫(わかもと・のりお)さん

そんな漢の声を担当するのは、シグマ・セブンに所属する声優の若本規夫さん。1945年10月18日生まれで、大阪府出身。身長167cmで、血液型はA型。本名は「若本紀夫(わかもと・のりお)」で、一時期は「若本紀昭(わかもと・のりあき)」という芸名で活動していたこともありました。声優になる前は警視庁機動隊や日本消費者連盟事務局に勤務していた異色の経歴の持ち主で、声優としては1972年頃から活動を開始しています。

独特の渋さと厚みを持った鋭い声が特徴的で、これまでに『サザエさん』の穴子さん役、『銀河英雄伝説』のオスカー・フォン・ロイエンタール役、『コードギアス 反逆のルルーシュ』のシャルル・ジ・ブリタニア役などを担当。『投稿!特ホウ王国』や『人志松本のすべらない話』などといったバラエティ番組のナレーションも担当しています。

『鬼灯の冷徹』キャラクター8:メス蛇の獄卒 艶(えん)

艶は、衆合地獄から宋帝庁へと派遣されているメス蛇の獄卒。女性亡者の匂いを嗅ぐことで、その真偽の確認を行う仕事をしています。気ままで自由な性格の漢から「おっかない」と言われるほどに気の強い性格をしていますが、両者の仲は良好です。

艶の声優は斉藤貴美子(さいとう・きみこ)さん

そんな艶の声を担当するのは、青二プロダクションに所属する声優の斉藤貴美子さん。1977年2月12日生まれで、長野県出身。身長167cmで、血液型はA型。物産展・アンテナショップ巡りや芸術観賞を趣味とし、トランペットやトロンボーンの演奏を特技としています。「きみちゃん」の愛称で知られ、中年女性や人外のキャラクターを多く演じています。

これまでに『DEATH NOTE』のレム役、『ONE PIECE』のボア・マリーゴールド役やカタリーナ・デボン役、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のフリュネ・ジャミール役などを担当しています。

『鬼灯の冷徹』キャラクター9:十王 五官王(ごかんおう)

五官王は、十王の1人。四七日に裁く裁判官で、亡者の罪の重さを「業の秤(ごうのはかり)」で量って裁いています。蓮の花を頭に乗せた黒髪の女性で、その容姿の美しさからマスコミに取り上げられることがよくあります。

第1期の五官王の声優は佐藤奏美(さとう・かなみ)さん

そんな五官王の声をテレビアニメ第1期で担当したのは、フリーで活動する声優の佐藤奏美さん。7月16日生まれで、岩手県出身。ソフトボールや油絵を趣味・特技としています。これまでに、『アカメが斬る!』のアリア役、『だぶるじぇい』の長宗我部彩役、 『ガールズ&パンツァー』のアリーナ役などを担当しています。

第2期の五官王の声優は本名陽子(ほんな・ようこ)さん

五官王の声をテレビアニメ第2期で担当したのは、リマックスに所属する声優の本名陽子さん。1979年1月7日生まれで、埼玉県出身。身長161cmで、血液型はO型。イタリア語やロシア語、テニス、書道などを特技としています。4歳の頃に劇団日本児童に入団して子役として活動し、1991年に公開されたスタジオジブリ制作のアニメーション映画『おもひでぽろぽろ』の主人公・岡島タエ子の少女期を演じて声優としてのデビューを果たしました。

さらに1995年に公開されたスタジオジブリ制作のアニメーション映画『耳をすませば』でも主人公の月島雫役を担当し、主題歌「カントリー・ロード」の歌唱も担当しました。2004年に放送されたテレビアニメ『ふたりはプリキュア』の美墨なぎさ(キュアブラック)役でテレビアニメ初主演を担当。この他にもこれまでに、『機動戦士ガンダム00』のスメラギ・李・ノリエガ役、「恋する天使アンジェリークシリーズ」のエンジュ役、「とある魔術の禁書目録シリーズ」のワシリーサ役などを担当しています。

『鬼灯の冷徹』キャラクター10:五官王第一補佐官 樒(しきみ)

樒は、五官王の第一補佐官を務めている獄卒。一本角を持つふくよかな体型の女性鬼神で、元々は禊萩同様ヒラ獄卒でしたが、「高速千切りの鬼」と呼ばれるほどの拷問での手際の良さから着実に昇進して今の地位につきました。「ちゃんと美味しいもの食べて暖かい布団で寝てる?」が口癖で大変面倒見がよく、獄卒たちからはまるで母親のように慕われています。

地獄の拷問は料理の基礎のような作業が多く、獄卒時代に培った拷問技術から料理上手となり、五官庁の食堂のレシピを考案しています。得意料理はからあげとハンバーグで、ソーセージやうどんなどを1からつくることができるほどの腕前があります。第一補佐官として罪を量る仕事をする際は、亡者と分銅代わりの巨岩を「業の秤」に投げ入れ、亡者の方が重かった場合は有罪とみなし、「五官庁名物」とも言われる「お尻叩き100回」の拷問を行っています。また秤マニアでもあり、エジプト冥界のアヌビス神とはそれで意気投合しています。

樒の声優は坂本千夏(さかもと・ちか)さん

そんな樒の声を担当するのは、アーツビジョンに所属する声優の坂本千夏さん。1959年8月17日生まれで、東京都出身。身長154cmで、血液型はB型。 生け花や料理、音楽鑑賞を趣味・特技としています。学生時代から声優業や歌手業に興味を抱き、1981年に放送されたテレビアニメ『ダッシュ勝平』の夏かおり役で声優デビューを果たしました。

1982年に放送されたテレビアニメ『フクちゃん』では、フクちゃん役で初主演を担当しています。その他にもこれまでに、『キャッツ♥アイ』の来生愛役、『それいけ!アンパンマン』てんどんまん役やちびぞうくん役、『となりのトトロ』の草壁メイ役などを担当。明るく元気な少女役や少年役に定評があり、近年では中高年の女性役を演じる機会も多くあります。

『鬼灯の冷徹』キャラクター11:十王 変成王(へんじょうおう)

変成王は、十王の1人。六七日に裁く裁判官で、本来は閻魔大王の裁きで地獄行きを宣告された亡者を、地獄のどこに流刑するかを決める役目にあります。爬虫類のようなぎょろっとした目をした男性で、カラクリ好きで機械によるシステムを積極的に導入しようとするような革新的な面があり、閻魔庁の技術課とも深く親交があります。

変成王の声優は後藤(ごとう)ヒロキさん

そんな変成王の声を担当したのは、フリーで活動している声優の後藤ヒロキさん。1985年11月16日生まれで、埼玉県出身。身長175cmで、香港映画の鑑賞や音楽、本・DVD・CD収集などを趣味としています。『悪魔城ドラキュラ -キャッスルヴァニア-』でリサ役や『ブンブン・タカコとブーブー・ヒューバート』でナット役を担当している同じ声優の田中杏沙(たなか・あずさ)さんと結婚しています。

これまでに『ダーリン・イン・ザ・フランキス』のフトシ役、『ガッチャマン クラウズ』の菅野英一郎役、『暗殺教室』の田中信太役などを担当。1つの作品で複数の役を担当していることも多く、『鬼灯の冷徹』では他にも「桃太郎ブラザーズ」の猿・柿助(かきすけ)役や、烏天狗警察の寮舎の寮長を務める武蔵坊弁慶(むさしぼうべんけい)役なども担当しています。

『鬼灯の冷徹』キャラクター12:変成王第一補佐官 焙烙斎(ほうろくさい)

焙烙斎は、変成王の第一補佐官を務める老人。亡者に関する記録が膨大すぎて覚えきれなくなったという理由から、からくり人形の補佐官「めめこ」を開発しました。めめこは、鬼灯がレディ・リリスから譲り受けた「アイスピックを持って追いかけてくるのろいの人形」をベースにしており、ビジュアルは焙烙斎の孫娘の「苺々子(めめこ)」に似せられています。

亡者が逃げ出そうとすると、五道転輪庁の第一補佐官を務める女性・中(チュン)さながらの凶暴性でアイスピックと包丁の二刀流で追いかけます。焙烙斎によれば、亡者や裁判に関するデータを蓄積・学習して、いずれは裁判で的確な判断を下すことが可能になる予定とのこと。試運転の段階では焙烙斎が罪状を読み上げていましたが、この仕事もめめこ自身が行うことができるようになる模様。

焙烙斎の声優は二又一成(ふたまた・いっせい)さん

そんな焙烙斎の声を担当するのは、東京俳優生活協同組合に所属する声優の二又一成さん。1955年3月15日生まれで、青森県出身。身長172cmで、血液型はB型。趣味はゴルフや野球。『それいけ!アンパンマン』のモモコちゃん役やおバチちゃん役、『HUNTER×HUNTER』のピヨン役などで知られる同じ声優の桐山智花(きりやま・ともか)さんと結婚しています。

これまでに『黄金戦士ゴールドライタン』のゴールドライタン役、『忍者ハットリくん』の小池先生役、『ハイスクール!奇面組』の出瀬潔役などを担当。2020年に紫綬褒章を受賞したことで話題となった漫画家・高橋留美子さん原作のアニメに起用されることの多い声優の1人で、『めぞん一刻』の五代裕作役、『らんま1/2』の五寸釘光役、『犬夜叉』の鉄鼠役などを担当しています。

『鬼灯の冷徹』キャラクター13:十王 五道転輪王(ごどうてんりんおう)

五道転輪王は、十王の1人で三回忌に裁く裁判官。基本的に裁判は7番目の十王・太山王(たいざんおう)の判決で結審することになりますが、そこで決まらなかった亡者の再審を平等王(びょうどうおう)、都市王(としおう)、五道転輪王の順で担当することになります。五道転輪王の判決が再審を経た本当の最終判決になるので、ここで亡者への刑が確定します。

五道転輪王はぽやんとした印象の若い男性の姿をしていて、聡明ではあるものの楽天的で天然な一面もあります。五官王同様ビジュアルが良いのでマスコミからの取材を受けることがよくあり、さらに作中作『鬼卒道士チャイニーズエンジェル』の司令官のモデルにもなっています。生前は中国の道士で、「キョンシー」という言葉で知られる「僵尸(きょうし)」を墓から掘りおこす召鬼法と反魂の術は得意としていましたが、それ以外の術は苦手で仲間と麻雀ばかりしていました。その声は、初江王の第一補佐官を務めるパン吉役と同じ手塚ヒロミチさんが担当しています。

『鬼灯の冷徹』キャラクター14:五道転輪王第一補佐官 中(チュン)

鬼灯の冷徹(18) (モーニングコミックス)

中は、五道転輪王の第一補佐官を務める僵尸。五道転輪王が墓から掘り起こした若い少女の姿をした僵尸で、彼が名前を考える際に袖口から偶然麻雀牌の「中」が落ちたのをきっかけにその名前が与えられました。読み書きや計算こそ全くできませんが、腕っ節の強い鬼灯すらも軽々と吹っ飛ばしてしまえるほどの怪力があり、再審の末に最終判決を下す五道転輪庁から諦め悪く逃げ出そうとする亡者たちを力づくで連れ戻すことを唯一の仕事としています。

五道転輪王が仕事をしている裁判官所の周りの壁は、彼女の怪力と格闘によってボロボロの状態にあります。実は昔、天国の桃源郷で漢方薬をつくる仕事をしている白澤と交際していたことがあり、大昔に亡くなったときの感覚のまま交際=求婚だと思っていたため、白澤の浮気性には大変激怒し、今でも白澤と顔を合わせると我を忘れて襲いかかっています。五道転輪王同様、作中作『鬼卒道士チャイニーズエンジェル』に登場するエンジェル朱色のモデルになっています。

中の声優は丹下桜(たんげ・さくら)さん

君だけが使える魔法

そんな中の声を担当するのは、ピクニックに所属する声優の丹下桜さん。1973年3月24日生まれで、愛知県出身。血液型はO型。独特の声質故にコンプレックスに感じていたこの声を逆に活かすために声優になりたいと思い、1994年に放送されたテレビアニメ『忍たま乱太郎』のユキ役で声優デビューを果たしました。

天真爛漫な少女役を担当する機会が多く、これまでに『カードキャプターさくら』の木之本桜役、『アクエリオンEVOL』のクレア・ドロセラ役、『Fate/EXTRA』のセイバー役などを担当。自身を代表する役となった木之本桜役は、アニメ化する前から声を当てて読むほどに原作のファンだった丹下桜さん自身が強く希望してオーディションを受けて射止めた役でした。声優業以外でも絵本作家としても活動しており、『うたのすきなことり』という絵本を出版しています。

『鬼灯の冷徹』キャラクター15:EU地獄の王 サタン

サタンは、EU地獄の王。『鬼灯の冷徹』では冥界はいくつかの地域に分かれており、サタンはEU地獄を担当しています。かつては天使ルシファーだったものの堕天して悪魔となり、その際に頭にツノが生えて身体つきも筋骨隆々としたものに変わっています。本人自身はこのマッチョな見た目を大変気に入っている様子。

他の地獄に所属している者を見下す傲慢な性格の持ち主ですが、小心者のような一面もあり、日本の地獄を手中に収める目的で視察に来た際には、鬼灯の冷徹とも言える仕事ぶりに驚いた挙句、万能薬の材料にされてしまうと勘違いして「オーマイゴッド」と叫んで逃げ帰りました。EU地獄で仕事をしているメイドの服のデザインを担当しており、普段は日本のゲームを楽しんでいたりメイド喫茶さながらの生活を謳歌しています。

サタンの声優は玄田哲章(げんだ・てっしょう)さん

そんなサタンの声を担当するのは、81プロデュースに所属する声優の玄田哲章さん。1948年5月20日生まれで、岡山県出身。身長173cmで、血液型はAB型。 日舞やモダンダンスを趣味・特技としています。24歳の頃に、声優や演出家などとして活躍した野沢那智(のざわ・なち)さんから薦められたことをきっかけに声優業を始めることになり、1972年に放送されたテレビアニメ『科学忍者隊ガッチャマン』でデビューを果たしました。

独特の低く太い声が特徴的で、海外作品の吹き替えではアーノルド・シュワルツェネッガーさんのような逞しい肉体を持つ俳優の声を数多く担当しています。玄田哲章さんの声はアーノルド・シュワルツェネッガーさん自身からも公認されており、「私の声を100年演じて欲しい」と言われています。日本のアニメではこれまでに、「シティーハンターシリーズ」の海坊主役、『クッキングパパ』の荒岩一味役、『スマイルプリキュア!』のピエーロ役などを担当しています。

『鬼灯の冷徹』キャラクター16:EU地獄のNo.2 ベルゼブブ

ベルゼブブは、「サタンの右腕」と自称しているEU地獄のNo.2。その別名は「蝿の王」。胃液は毒でできていて、空港の異物検査の検問を通ろうとすると引っかかることがあります。

プライドの高い性格で、鬼灯よりも優位に立ちたいと思っていますが、何かと負かされては軽くあしらわれています。お互いがそれぞれの地獄の王を補佐するNo.2であること、またメイド服が好きという共通の趣味もあることから、若干ではあるものの友情めいた絆も見受けられます。鬼灯や妻のレディ・リリスといった周囲から振り回されてしまうことがよくあり、ストレスをよくためこんでいます。

ベルゼブブの声優は小西克幸(こにし・かつゆき)さん

そんなベルゼブブの声を担当したのは、賢プロダクションに所属する声優の小西克幸さん。1973年4月21日生まれで、和歌山県出身。身長180cmで、血液型はB型。「こにたん」の愛称で親しまれています。声優デビューを果たしてから1年も経たずに『勇者王ガオガイガー』のボルフォッグ役で初のレギュラー役を担当し、2001年に放送されたテレビアニメ『魔法戦士リウイ』のリウイ役で初主演を担当しています。

その他にもこれまでに、『テイルズ オブ シンフォニア』のロイド・アーヴィング役、『ブラッククローバー』のフエゴレオン・ヴァーミリオン役、『東京喰種トーキョーグール』の亜門鋼太朗役などを担当。2015年には「第9回声優アワード」において助演男優賞を受賞しています。『機動武闘伝Gガンダム』のドモン・カッシュ役や『Fate/stay night』のギルガメッシュ役などで知られる声優の関智一(せき・ともかず)さんが座長を務める劇団ヘロヘロQカムパニーで副座長を務めていましたが、現在は休団中です。

『鬼灯の冷徹』キャラクター17:ベルゼブブの妻 レディ・リリス

鬼灯の冷徹(7) (モーニングコミックス)

レディ・リリスは、ベルゼブブの妻。元々は原初の人であるアダムの妻でしたが、大喧嘩した末にエデンの園から出奔し、数多くの悪魔と関係を持った後にベルゼブブの妻となりました。金髪赤眼の美しい容姿を持った女性で、非常に気まぐれな性格。誘惑することが本分で、完全に落としてしまうかは別問題として、どんな男性が相手であってもとりあえず誘っています。

夫のベルゼブブとはそれなりに良好な関係を築いているものの、彼のことを「大事な財布」だと思っている節も。衆合地獄で妓楼「花割烹狐御前」を営む美女・妲己(だっき)とは親友同士の関係で、「世界悪女の会」ではツートップと称されています。お金持ちで自分の思い通りにできそうな「いい男」の情報交換をよくしています。また、鬼灯の紹介によって知り合った好色家の白澤とは、出会った瞬間に意気投合し、お互いのメールアドレスを無言で交換しました。

レディ・リリスの声優は本田貴子(ほんだ・たかこ)さん

そんなレディ・リリスの声を担当するのは、大沢事務所に所属する声優の本田貴子さん。1972年8月14日生まれで、東京都出身。身長173cmで、血液型はB型。こえまでに『とっとこハム太郎』ののっぽくん役、『NARUTO -ナルト-』のみたらしアンコ役、『劇場版 空の境界』の蒼崎橙子役などを担当しています。

海外作品の吹き替えも数多く担当しており、こちらではこれまでにサンドラ・ブロックさん演じる『イルマーレ』のケイト・フォスター役や『オーシャンズ8』のデビー・オーシャン役、ミラ・ジョヴォヴィッチさん演じる「バイオハザードシリーズ」のアリス役や『サバイバー』のケイト・アボット役、ミランダ・オットーさん演じる『宇宙戦争』のメリー・アン・フェリエ役や「ロード・オブ・ザ・リングシリーズ」のエオウィン役などの吹き替えを担当しています。

『鬼灯の冷徹』キャラクター18:リリスの付き人 スケープ

スケープは、レディ・リリスの付き人のヤギ。元は悪魔に生贄として捧げられた存在でしたが、ベルゼブブに拾われて以来、リリスの世話係として働くことになりました。ベルゼブブの神経質さやプライドの高さに呆れたり、さまざまな場所に遊びに出かけるリリスの奔放さに翻弄されたりしながらも、きちんとした生活をさせてもらえていることに感謝している様子です。

スケープの声優は遠近孝一(とおちか・こういち)さん

そんなスケープの声を担当したのは、東京俳優生活協同組合に所属する声優の遠近孝一さん。1971年10月20日生まれで、山口県出身。身長172cmで、血液型はB型。ハイバリトンの声質でクールなキャラから熱血キャラまで幅広く演じており、これまでに『NARUTO -ナルト-』の日向ネジ役、『爆丸バトルブローラーズ ガンダリアンインベーダーズ』のホークター役、『デジモンアドベンチャー02』のホークモン役などを担当しています。城や歴史好きとしても有名で、その話題となると誰にもとめられなくなってしまうくらいに口数が多くなってしまうことも。

『鬼灯の冷徹』キャラクター19:イギリス冥界の魔女 マジカル・マリン

マジカル・マリンは、イギリス冥界にある魔女の谷に暮らしている魔女。ローブを身にまとって杖をついている老女という誰もがイメージするようなステレオタイプの魔女ですが、カエルが苦手で、さらにホウキで空を飛ぶことも不得意としています。代わりに、昔の魔女がよくやっていたザルで空を飛ぶことは得意です。

レディ・リリスとは仕事仲間であると同時に茶飲み友達でもあり、他にも『白雪姫』や『ヘンゼルとグレーテル』に登場した魔女とも友人同士の関係にあります。ドジをしてしまうことが多い自称「ドジ魔女っ娘」でよく薬を爆発させてしまっており、毎年サタンにサバトの生贄を献上することを主な仕事をしています。

マジカル・マリンの声優は野沢雅子(のざわ・まさこ)さん

そんなマジカル・マリンの声を担当するのは、青二プロダクションに所属する声優の野沢雅子さん。1936年10月25日生まれで、東京都出身。身長153cmで、血液型はO型。スポーツ観戦を趣味としています。1963年に放送されたテレビアニメ『鉄腕アトム』のゲスト出演でアニメデビューを果たし、1968年に放送された第1作目のテレビアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎役で初主演を果たしました。

その他にもこれまでに「ドラゴンボールシリーズ」に登場する孫悟空役・孫悟飯役・孫悟天役、『銀河鉄道999』に登場する星野鉄郎役、『いなかっぺ大将』の風大左衛門役など、数多くの有名な役を担当。2013年に「第7回声優アワード」にて功労賞を、2014年に東久邇宮文化褒賞を、さらに2018年に長年の声優活動を通して児童の文化や健全な育成に貢献してきた実績が認められたことで児童福祉文化賞の特別部門を受賞するなど、さまざまな賞にも輝いています。

『鬼灯の冷徹』キャラクター20:エジプト冥界の神 アヌビス

アヌビス神は、エジプト冥界の神。黒ジャッカルの頭部を持っている神で、エジプト冥界の王・オシリスの補佐役として死者を迎え入れたり、裁判において死者の心臓の重さを計ることを主な仕事としています。

お互いが秤マニア同士だということで樒と意気投合し、さらに同じイヌ同士ということで、元桃太郎のお供の獄卒・シロと意気投合しています。フランクで明るい性格であり、カメラを向けるとまるで壁画のようなポーズをとってくれることも。同じ神のインプトという妻がありながら女性を口説く癖があり、その際には相手をいつもクレオパトラにたとえています。

アヌビスの声優は谷山紀章(たにやま・きしょう)さん

DJCD「谷山紀章のMr.Tambourine Man~獅子奮迅~」豪華盤

そんなアヌビスの声を担当したのは、賢プロダクションに所属する声優の谷山紀章さん。1975年8月11日生まれで、山口県出身。 身長175 cmで、血液型はB型。「きーやん」や「KISHOW」という愛称で親しまれています。1988年に公開されたアニメーション映画『AKIRA』を鑑賞したことをきっかけに声優業に興味を抱き、OVA『銀河英雄伝説』の帝国軍兵士役で声優デビューを果たしました。

これまでに『とある魔術の禁書目録』のステイル=マグヌス役、「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEシリーズ」の四ノ宮那月役、『進撃の巨人』のジャン・キルシュタイン役などを担当。テレビアニメ『好きなものは好きだからしょうがない!!』のエンディングテーマ曲として使用された2005年に発売されたシングル「Daydreamin’」で歌手デビューを果たしており、音楽ユニット「GRANRODEO(グランロデオ)」のボーカルとしても活動しています。

『鬼灯の冷徹』の有名キャストの方たちに注目!

公式コミックコンプリートガイド 鬼灯の冷徹 ~地獄の大事典~ (KCデラックス)

ここまで『鬼灯の冷徹』に登場する十王や海外のキャラクターを中心にご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

『鬼灯の冷徹』は日本の「あの世」ネタはもちろんのこと、海外にいたるまで幅広く話の中に取り込んでいるのが魅力的ですよね。ぜひ原作だけでなく、声優陣の素晴らしい演技を堪能できるテレビアニメの方もチェックしてみてくださいね。

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