
麦わらの一味のロロノア・ゾロは三刀流の剣豪です。ゾロの持つ刀にも様々なストーリーがあり、本編のアクセントとなっています。
今回はゾロが手に入れた刀の中でも、閻魔についてご紹介します。


麦わらの一味のロロノア・ゾロは三刀流の剣豪です。ゾロの持つ刀にも様々なストーリーがあり、本編のアクセントとなっています。
今回はゾロが手に入れた刀の中でも、閻魔についてご紹介します。
閻魔とはどんな刀?
閻魔とはワノ国でゾロが手に入れた刀です。3つある刀のランク付けの中でも大業物21工の中の一振りに当たります。拵(こしらえ:日本刀の外装のこと)は不明です。
この項目では閻魔についてご説明します。
ゾロはどういう経緯で手に入れた?
今週のアニメのワンピース、オニ丸の話だった( ´•̥ ̫ •̥` )13年も信じて待ってて刀を集めて守り抜いてたオニ丸健気すぎてきゃわいいよお…河松と再開してほしいよお…
サブタイトル閻魔じゃなくてオニ丸がよかったのでは? pic.twitter.com/rDgLIsqcdY— な ぽ り🍝 (@napori_spn) December 13, 2020
ゾロは秋水という刀を持っていました。実はこの秋水は、ワノ国で『英雄の愛刀』『刀神様』と呼ばれ、国宝級の扱いを受けています。なくなった際には国中が涙を流したほどの代物です。
その秋水を返還してほしい、と言われるもゾロは渋ります。そこで光月日和から交換する形で渡されたのが、閻魔でした。
閻魔はまるで妖刀
ニュース|アニメ次回予告を更新!第954話 「その名は閻魔!おでんの名刀!」 #ONEPIECE https://t.co/x2OiBCZccH pic.twitter.com/sVJsoo8YtD
— ONE PIECE.com(ワンピース) (@OPcom_info) December 8, 2020
閻魔は妖刀と呼んでも差し支えない、特別な刀です。なぜなら閻魔は持ち主の武装色の覇気を強制的に、そして過剰に引き出して斬撃に乗せるという特性があるからです。
それゆえに制御が極めて難しく、極限まで鍛えた肉体と覇気が必要不可欠となります。ワノ国でも制御できたのは、光月おでんだけです。
ゾロも試し切りで軽く振いましたが、大地ごと斬ってしまいました。そして覇気の過剰放出による息切れを起こし、腕もミイラのように細くなったのです。ちなみに腕はその後ゾロ自身が、気合で覇気ごと回復させました。
閻魔は切れ味、攻撃力ともに伝説級の代物で、『百獣のカイドウ』の体に唯一傷をつけた刀です。ちなみに『百獣のカイドウ』は生命力、耐久力が強すぎるため、誰も傷つけることはできない、とされています。
ゾロは閻魔のことを気に入り、「閻魔に慣れた時…もっと強くなれる」と修業を始めました。
閻魔を作ったのは誰?
閻魔を作ったのは名前を霜月コウ三郎といいます。
ワノ国出身の刀鍛冶師で剣豪です。光月おでんの愛刀である天羽々斬(あめのはばきり)、ゾロの持っている和道一文字も作りました。
姿は現在出てきておらず、名前のみの登場です。刀鍛冶師の天狗山飛徹から語られました。
ゾロの故郷であるシモツキ村の創設者で、彼の師匠であるコウシロウの父でもあります。55年前に仲間と一緒にワノ国を違法脱出して、イーストブルーにたどり着きました。
山賊と戦い、剣術を教えるうちに現地女性と恋に落ち、コウシロウが生まれました。
閻魔は黒刀になるのか
黒刀!死・獅子歌歌!#ワンピース #OPFG pic.twitter.com/4Hlrs35ALw
— まつさん (@you_bet_11) May 19, 2018
作中には黒刀と呼ばれるものがあります。黒刀は刀身が黒く染まっている刀のことです。初めから黒刀として打たれるのではなく、成長してなるものです。
閻魔を譲り受けたときにも『「閻魔」はまだ黒刀に成っておらぬ!お前次第で「位列」も上がるぞ』という言葉が出てきました。そのため今後閻魔が黒刀になる可能性は低くありません。
この項目で黒刀とは一体どんな刀なのかご説明します。
黒刀とは
黒刀は悪魔の実のように、特殊な能力を持っている刀のことです。普通の刀が戦いの中で成長し、たどり着く境地とされています。
作中にはたくさん刀や剣が登場しますが、今出てきている黒刀は2振りだけです。つまりそれだけたどり着くのが難しいということです。
次の項目ではその2振りの黒刀についてご説明します。
作中に出てくる黒刀は2振り
一振り目は秋水をご紹介します。
ゾロが所有していて、ワノ国に返還された刀です。スリラーバーグでワノ国出身の剣豪、リューマのゾンビから譲り受けました。
当時のゾロは愛刀雪走を失い、新しい刀を探していました。そこにリューマのゾンビが現れ、いい刀を持っていると嬉々として挑み、勝利しました。そしてリューマのゾンビから「あなたが主人であるなら この刀も 本望でしょう」と渡されたのです。
リューマの歴戦によって黒刀となりました。
拵は黒刀・乱刃・大逆丁字(おおさかちょうじ)です。つまり刀身が黒く、刃文は乱れうねっている刀ということです。
攻撃力、防御力が非常に高いことが特徴です。扱いが難しく、斬る予定がなかったところまで攻撃が届いてしまいます。恐竜が踏んでも1ミリも曲がらないほどの強度があります。
二振り目は夜です。世界最強の剣士である、『鷹の目』ジュラキュール・ミホークが持っている刀です。
最上大業物12工の1つで、秋水よりの格上になります。
拵は黒刀・乱刃・重花丁字です。つまり刀身が黒く、刃文は乱れうねって水が跳ねたようになっている刀です。
黒刀の中でも、振るうだけで斬撃が発生し、遠距離攻撃が可能となっています。斬撃は氷山もあっさりと斬ってしまうほどです。
初めてゾロと勝負をしたときに、和道一文字以外の二振りを折った刀でもあります。
ミホークは自分が認めた人物にしか抜刀しないため、刀としての役割を果たすことはあまりありません。そのためか本編には黒刀としか言われておらず、詳細はファンブックなどで紹介されました。
まとめ
閻魔はまだまだ成長が期待できる刀で、とても扱いにくくあります。しかしゾロはそれをおもしろいと評し、受け取りました。
今後はゾロがどのように閻魔を扱えるようになっていくのか、『百獣のカイドウ』との戦いでどう使われるのか、注目です。