【鬼滅の刃】冨岡義勇外伝とは?水柱の魅力が詰まった話をご紹介します!

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鬼滅の刃に登場する水柱・冨岡義勇。本編では語られていない彼の活躍と魅力が詰まった冨岡義勇外伝についてご紹介します。

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冨岡義勇外伝とは?

水柱・冨岡義勇は常に冷静で無表情で口数が少なく、説明不足で言葉が足りないことが多い故に誤解を招くことに繋がり他人と衝突しがちですが、彼は至って真面目です。

そんな彼の魅力がたっぷり詰まった外伝になります。

平野稜二氏による鬼滅の刃のスピンオフ短編

鬼滅の刃 外伝 (ジャンプコミックスDIGITAL)

冨岡義勇外伝とは、水柱・冨岡義勇を主人公とした鬼滅の刃の初のスピンオフ短編です。

本作とは違い、今まで語られることが無かった義勇の魅力がたっぷり詰まっており、「柱」個人にスポットを当てた作品となっています。

アニメ版の放送開始に合わせて、週刊少年ジャンプ2019年18号と19号にて前後編で掲載され、2020年12月に煉獄杏寿郎外伝も収録された鬼滅の刃外伝として発売されました。

話のあらすじ

外伝のストーリーは冨岡義勇が竈門炭治郎と鬼となってしまった禰豆子と最初に出会った少し後、炭治郎が鱗滝の下で修業している間の話になります。本作の舞台は炭治郎の生家がある山に近い場所となっています。

とある晩、刀を抜こうとする冨岡に人を喰っていたところを見つかった鬼は命乞いをします。鬼はもう人を喰べないと誓うと油断させようとしてからすぐ襲いかかりましたが、冨岡はそんな鬼の言葉に無意味なことだと耳を貸さず、一撃で頸を切り落としました。

任務を終えた冨岡の元に伝令の鎹鴉が飛んできて、北の宿場では猟師が何人も鬼に喰われるという事件が発生しているため向かってほしいと言われ、早速次の任務先である北の宿場に向かいます。

 

冨岡義勇外伝の登場人物

冨岡義勇外伝に登場する人物についてご紹介します。

冨岡義勇

階級:柱
誕生日:2月8日
年齢:21歳
身長:176cm
体重:69kg
出身地:東京府豊多摩群野方村(現在の中野区野方)
趣味:詰将棋
好きなもの:鮭大根

鬼殺隊を支える最上級の剣士であり、全集中・水の呼吸を使うことから水柱とも呼ばれています。鱗滝のもとで修行したため咄嗟の判断力に優れており、戦いの場でも発揮されています。

水の呼吸を極めて義勇が独自に編み出した「拾壱ノ型 凪」は自身の間合いに入った鬼の術を全て凪ぎ、無効化する技となっており、水柱としての実力を感じさせます。

柱になったばかりの頃に出会った炭治郎と禰豆子。鬼となった禰豆子が怪我をしてまで炭治郎を庇おうとした様子を見て、今までの奴らと違うと感じ、鬼殺隊へと導き恩師の鱗滝の元へと向かわせます。

後に柱合会議にて鬼化している禰豆子が万が一の時は冨岡と鱗滝も自らの命を持って責任を負うことを明かしており、それを知った炭治郎は感謝の涙を流します。

コミュニケーションを取るのが苦手な様で、言葉足らずな上に表情が乏しいことから度々周囲とぶつかってしまうことも多く、蟲柱・胡蝶しのぶにそんなだからみんなに嫌われるんですよと言われた際はわかりづらいがショックを受けたようで「俺は嫌われてない」と不満気に言い返しています。

本人は至って真面目ですが天然な上に言葉足らずなため、その様子を見たしのぶは度々フォローしている様です。

義勇の羽織は半分は修行を共にしていた錆兎の形見、半分は姉の蔦子の形見の着物を使用しており、その特徴から伊之助からは半半羽織と呼ばれています。

胡蝶しのぶ

階級:柱
誕生日:2月24日
年齢:18歳
身長:151cm
体重:37kg
出身地:東京府北豊島郡滝野川村(現在の北区滝野川)
趣味:怪談話
好きなもの:生姜の佃煮

鬼殺隊を支える最上級の剣士であり、全集中・蟲の呼吸を使うことから蟲柱とも呼ばれています。華奢な体な故に鬼の頸を斬る筋力がないことに劣等感がありましたが、藤の花の毒を使用した鬼を殺すことが出来る毒を開発し、柱の階級まで上り詰めました。

鬼を前にしても微笑みを絶やさない彼女の容姿は、めちゃくちゃ可愛くて顔だけで飯食っていけそうと善逸が述べているように負傷した隊士の手当をしている姿は女神のようです。

負傷した隊士は自身の蝶屋敷にて治療を施しており、薬学の知識をもったしのぶの存在は鬼殺隊にとって欠かせない存在へとなっています。

幼い頃に両親が鬼に殺害され、岩柱・非鳴嶼行冥に救われていることから、自分たちが救われたようにまだ壊されていない誰かの幸福を守れるようにと姉カナエと共に鬼殺隊として鬼と戦う道を選びますが、カナエも上弦の鬼との戦闘中に重傷を負って命を落としてしまい、仇を討つために鬼の行方を追っています。

八重

義勇としのぶが指令で訪れた村で出会ったマタギ見習の女性であり勝気な性格をしています。人食い熊を親の仇として追い続けて1人で山に入るなど無茶振りをしていることから、隠していることがあるんじゃないのかと義勇には見透かされています。

冨岡義勇外伝の話の内容と義勇の魅力

冨岡義勇外伝のストーリーと義勇の魅力について紹介していきます。

家族を失った八重

とある晩、人を喰らっていた鬼を斬り任務を終えた義勇の元に鎹鴉から鬼によって猟師が何人も喰われているという情報があり、義勇は次の任務先である北の雪山へと単身向かいます。

雪山の宿場に着くと、父親と仲間を熊に殺されたという八重と出会い、鬼に襲われた時の詳細を教えてほしいと聞き込みする義勇ですが、刀を持っていることから村人に警察の方でしょうかと尋ねられるも鬼殺隊ですと真面目に答えています。

鬼殺隊は非公式の組織であるため名前が知られていることは少なく、政府の役人かと問われても説明もせずに「鬼殺隊 冨岡義勇です」と繰り返し、周りの村人からも話通じねえコイツと飽きられていました。

村人の話で向かいの山で炭焼きの家族が惨殺された事件があり付近に現れた不審者が半々羽織を着ていたという情報がきており、義勇は村人たちに怪しまれて縄で縛られてしまいます。

非番で薬の買い付けのため偶然訪れていた胡蝶しのぶが通りがかり、義勇への誤解は解かれることになります。八重が熱で倒れ込んだため、しのぶも義勇の任務に手を貸すことになります。

八重が飼っている猟犬のタロは普段は人懐っこい犬のようですが、義勇が手を出すといきなり噛み付かれてしまいます。

見慣れない人間がいたため八重を守ろうとした行動だと思われますが、しのぶが八重に富岡さん ああいう人なのでと気にしないように八重に説明しているのが不憫です。

鬼のことを八重に説明しようとしたが未だにタロに噛まれている義勇は、引っ込んでてくださいとしのぶに制され、しょんぼりしている姿が可愛いです。

 

鬼の存在を知った八重

しのぶは八重の父親と仲間を襲ったのが鬼の仕業である可能性を指摘すると八重は確かに熊であったと答えますが、八重はしのぶに鬼について教えて欲しいと言い出します。

鬼についてと鬼を殺す術を身につけ人知れず鬼を狩る者が鬼殺隊であるとしのぶは八重に丁寧に説明します。

説明を聞いた八重は「鬼殺隊…鬼は…皆殺し?」と確認すると、しのぶは悪い鬼しか殺さない、今まで一度も人を喰わず餓死を選ぶ鬼がいれば慈愛の心で最期まで看取りますと答えます。

八重は再び山に仇である熊殺しに向かおうとしますが、冨岡に何か隠していることがあるんじゃないのかと止められます。少なくとも元に戻った人間を俺は見たことがないという冨岡の言葉に黙って山へ向かう八重。

鬼と化していた八重の父

八重はタロを連れて山に入るとタロは何かを見つけ吠えましたが、八重が駆けつける前にタロの首だけが飛んできました。タロの首が飛んできた先に見えたのはタロを喰らう鬼の姿であり、八重の父親でした。

八重は襲われた日に本当は自分の父親が仲間の猟師を喰っていたのを目撃しており、なんで鬼になってしまったのか、なんで皆んなを喰ってしまったのか、どうしてあの時自分だけ残して家を飛び出したのか、父に聞きたくて熊の仕業だと嘘をついていたのでした。

鬼と化した父は八重に襲いかかってきたが、タロを喰ったことで僅かに残っていた人間の記憶から相手が自分の娘であることを認識します。

喰われそうになっていた八重の元に駆けつけた義勇としのぶに、鬼となった姿を見てもなお待ってとすがる八重に覚悟を決めろという義勇に涙を流す八重。

義勇は「水の呼吸 肆ノ型 打ち潮」で鬼となった八重の父の頸を斬り落とし、父の体が崩れ去っていくのを見た八重は靴を脱ぎ出しました。

絶望した八重

八重が脱いだ靴の中には猟銃が隠されており喉元に突き立て「やっと楽になれる」と呟き死のうとします。気づいた義勇としのぶは止めに入ろうとしますが、距離もあり間に合わないと焦ったものの、引き金を引いても銃は発砲されず止めに入ったしのぶに倒されて八重は命を取り止めます。

父親もタロも家も何もかも失った八重は自暴自棄になり、あんたらに何がわかんだよ!と泣き叫びます。そんな八重に向けて義勇は「…言伝だ おそらくお前に向けて…生きろと」という父からの最後の言伝を伝えます。

八重は何それ?と困ったような反応を見せますが、義勇は多くを語ることなく八重の前から去って行き、言葉足らずな義勇の代わりにしのぶは「どうかお気持ちを強く持ってください。私たちも…そうでしたから」と伝えて去ります。

義勇としのぶを静かに見送り、しのぶの言葉を聞いた八重は父から教わった言葉を思い出します。マタギは山から命を頂いて生きてる、殺したからには生きなくてはなという教えがあり、父の生きろという最期の言葉の意味を噛み締めます。

死のうと思って発砲した銃には父の血がこびりついて固まっており、引き金が引けなかったことに気づき、八重は涙を流して生きる道を選びます。

義勇の好物は鮭大根

八重の元を去った後、義勇としのぶはとあるお店で食事を摂っており、しのぶの中で義勇は骨まで冷えてるような印象を持っていたため八重に対する態度で変わりましたねと冨岡に尋ねます。

何か心変わりすることがあったんじゃないですか?というしのぶの問いに、義勇が思い浮かべたのは炭治郎と禰豆子のことであり、炭治郎は鬼にされた禰豆子を必死で守っており、また禰豆子も怪我を負ってまで炭治郎を守ろうとしていた姿に義勇は俺の判断は正しかったのだろうかと心が揺れているのを感じます。

師である鱗滝から義勇は、鬼殺の柱になりたいならば心を常に保て、水鏡のように静かに穏やかにと指導されており、義勇はしのぶに「…たとえ何が起きても俺の芯は揺らぐことはない」と答えます。

「誰よりも強い九人の剣士、俺たちは文字通り鬼殺の柱だ」と義勇の決意は揺らがないことを口にします。「己が剣は誰の為に振るうのか、誰を護る為にあるのか、支えるものがあってこそ柱は柱足りえる」と義勇は続けて答えます。

しのぶは義勇の答えに「なんだか煙に巻かれたよう、相変わらず生きずらそうで何よりです」と微笑みます。

真面目な話がひと段落した頃、「へい鮭大根おまち!」と店主が義勇の前に鮭大根を置きました。「冨岡さん好物なんでしたっけ」と言うしのぶが、ふと義勇を見るとぱあっと溢れんばかりの笑顔を浮かべた姿が。

後ろ姿だったのでどんな笑顔だったのか分かりませんが、見た店主が皿を落としてしまうほどの衝撃を与え、しのぶにもこっちに顔向けないで食べてもらえますかと言われる始末でした。

 

義勇の魅力が詰まった外伝

冨岡義勇外伝では、本作とはまた違った面の義勇の魅力がたっぷり描かれており、冷静で素っ気ない彼が炭治郎と禰豆子との出会いにより、不器用な彼ながらも少しずつ何かを伝えようとしていた行動がしのぶにとっては印象が変わったと感じたようです。

義勇は冷静で真面目かつ天然で普段は笑ったりすることもありませんが、大好物の鮭大根が出てきた時は喜びを隠せないようです。義勇の珍しい笑顔は、しっかり前から拝んで見たかったですね。

冨岡義勇が好きな方も他の剣士が好きな方も鬼殺隊を支える柱のストーリーの1つとして楽しめる作品です!

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