【ワンピース】Dの名を持つ者とは?作中に度々現れるDの一族についてご紹介します!

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ONEPIECEにて作中に度々登場するDの一族については未だ解き明かされていない最大の謎の1つです。本記事ではこのDの一族についてご紹介していきます。

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Dの一族とは?

主人公モンキー・D・ルフィを初め、作中にはDの名を持った人物が複数登場しています。世界政府はDの名が世間の目につくことを避けようとしており、読者はこの謎が明かされるのを心待ちにしています。現時点で分かっている事についてまとめてみました。

天竜人の敵

作中には「D」というミドルネームを持つ者たちが登場し、現在判明しているのは10名であり彼らは「Dの意志を継ぐ者」とされていますが未だに詳細は不明のままです。

サウロ曰く「D」は先祖代々受け継がれている名前であり、ルフィやエース、ドラゴンは親と同様に「D」の名を継いでいる一方でローの家系では「D」を隠し名にしていることが明かされいます。

Dの一族はある宿命を持った者であり、Dはまた必ず嵐を呼ぶと言われるほど世界各地の歴史の裏で脈々と受け継がれている名で、ロシナンテの話によればDの一族は神の宿敵とも呼ばれています。神を仮に天竜人とするならばとされている通り、Dの名を忌み嫌っている者の中には世界政府中枢の最高権力を握る「五老星」も天竜人が務めています。

世界政府は「D」の名を持つ者達を警戒しており、ロジャーのフルネームを「ゴールド・ロジャー」と世間に広めるなど、「D」が世間の目につくことをなるべく避けようとしていました。

ロジャーは「D」が何なのかを知っており白ひげにそれを教え、「D」の秘密を知ったロジャー海賊団の者達は、世界政府がロジャーのフルネームを隠したがる理由を理解しています。Dr.くれはや元元帥センゴクも「D」にまつわる何らかのことを知っているようです。

天竜人は800年前に世界政府を作った20人の王の末裔ですが、20人の王の中でもビビやコブラの先祖である当時のネフェルタリ王だけは天竜人の地位になることを疎んでアラバスタ王の地位に残ったため、実際には19人の王の末裔から構成されています。

特権階級を持った天竜人は人をいきなり奴隷にしたり、いきなり発砲したりと通常では考えられない悪逆な振る舞いを繰り返していますが誰も彼らを止めることが出来ません。天竜人たちを武力を用いて止めたりすれば海軍や世界政府に追われることになってしまうからです。

世界会議(レヴェリー)でチャルロスがしらほしを奴隷にしようとし、CP0やネプチューンが一触即発の雰囲気になりますが、しらほしを助けてくれたのは奴隷を1人も持たないことから天竜人の間で変人扱いされていたミョスガルド聖です。

ミョスガルド曰く自分は10年前にしらほしの母オトヒメに人間にしてもらった恩を返せる日を待っていたと言い、しらほしの傍に付き他の天竜人が手を出せないようにしていた結果、ネプチューンやしらほしは無事リュウグウ王国へ帰国しています。

世界政府加盟国の王の一族ですら取るに足らない存在と考えているのがほとんどの天竜人だということが分かります。

彼らは普段は赤い土の大陸(レッドライン)上にある聖地マリージョアに住んでおり世界政府の本部もあるため、海賊がレッドラインを行き来するためには海底を通過する必要があります。世界貴族に属さない民衆と同じ空気を吸いたくないとの理由から、天竜人はマリージョアの外ではシャボン玉のようなマスクで顔全体を覆っています。

また、天竜人が住まう聖地マリージョアでは元天竜人のロシナンテ曰く「行儀の悪い子供は「ディー」に食べられる」と教えられており、同じく元天竜人のドフラミンゴも「Dの一族は歴史の底でくすぶり続けている」と語っています。

レヴェリーでは五老星の上には誰も座ってはならないとされる虚の玉座に座るイム様と呼ばれる謎の人物が存在し、巨大な麦わら帽子の存在も現れました。歴史より消すべき灯が決まったのかと問うており、ルフィ、ティーチ、しらほし、ビビの写真が出てきており、現在進行形で天竜人にとってDの一族を含め関わるものは忌み嫌っている存在だとも取れます。

Dの一族と世界貴族である天竜人の因縁はポーネグリフの研究をしていたオハラの学者達が仮説を立てた通り、「空白の100年」が関係してる可能性が高いとされています。現在ポーネグリフが解読できる唯一の人物であるロビンも「D」について、歴史に関わる大問題であるとも指摘しています。

読者の間ではDの由来は神と対極にあるものという憶測が飛び交っていますが、他にも夜明けを意味する「DAWN(ドーン)」ではないかという説もあります。理由として1巻の第1話が「ROMANCE DAWN(冒険の夜明け)」となっており、タイトルにある夜明けという意味の「D」の頭文字を意味しているというものです。

ミンク族でありノックス海賊団の元船長であるペドロは、世界を夜明けに導くものとルフィたちのことを捉えており、ノックスという名には夜明け前という意味を込めたと発言しています。複数ある伏線があることからDの一族は「夜明け」に関係している人々ではないかということです。

また同じくミンク族のイヌアラシとネコマムシは、ラフテルに辿り着き海賊王となったロジャーと同様にルフィ達にロードポーネグリフが必要になるほどの物達だと見込んでいると明かしています。

Dの一族の共通点

 

Dの一族は海王類やズニーシャ(象主)といった他の人には聞こえない超巨大生物の声が聞こえることが特徴の1つです。海王類の声は魚人族や人魚族ですらも聞こえないものですが、何故かDの名を持つ一部の者だけには聞こえます。

ズニーシャの声はルフィやロジャーにも聞こえましたが、意思疎通して命じることが出来たのはDの一族かどうか明かされていない光月モモの助だけだったため、Dの一族でも能力差があるようです。

また、仲間が自然と集まるのもDの一族の特徴の1つです。ミホークがその場にいるものを掌握し味方につけるルフィの力を称賛してたりもしましたが、次々と人を引き寄せる能力も併せ持つ者がいる中でローなど例外キャラも存在します。

 

ロジャーとルフィの共通点に挙げられることも多いですが、ルフィも自分の死を悟った瞬間にロジャーと同様にニヤッと笑顔で笑ったことで有名です。エースやサウロも死に際に力を振り絞って微笑みを浮かべました。

Dの一族は苦境に陥った時ほど笑う傾向にあり、Dは人間の笑った口そのものを表しているとも捉えられ、Dの一族の自由を象徴している形だとも考えられます。

また、運に恵まれているのも特徴の1つです。死ぬ間際だったルフィの元に雷が落ちてきたため助かったり、病で死にかけていたローの元にオペオペの実が手に入って助かったりと次から次へと救いの神が降りてきました。

覇王色の使い手

覇王色の覇気は数百万人に1人しか素質を持たないとされ、武装色や見聞色とは少し違う珍しい力であり、レイリーによると世界で名を上げる大物はこの資質を備えていることが多く、王の資質を持つとされています。

四皇やルフィを始めとした最悪の世代と呼ばれるルーキーたちなど、強くカリスマ性のあるキャラはこの力を体得しており、能力を利用すれば敵を威圧して気絶させることが出来ます。

ルフィからロジャーと同じ何かを感じ取ったのか、ロジャー海賊団の副船長レイリーはルフィの師匠となり覇気の使い方を教えました。レイリーは武装色・見聞色・覇王色の全ての力を使うことが出来る覇気の達人であり、修行を終えたルフィは覇気を自在に扱えるようになり強敵たちとも戦えるようになり、魚人島編では5万人の敵を一気に気絶させるほどの覇王色を見せつけました。

覇王色の覇気を持つものが全てDの名を持つ者ではないため、Dだからこそ覇王色の覇気が使えるというわけではないようです。

Dの名を持つ者達

現時点で判明しているDの名を持つ者達を紹介していきます。

モンキー・D・ルフィ

本作の主人公であるモンキー・D・ルフィは最初に登場したDの名の持ち主です。作中ではロジャーに似ているということが何度も言われ、スモーカーやレイリーのように彼の死に際や出航の瞬間の様子にロジャーを重ねている者たちも多く、かつてのロジャーの格好はルフィに酷似しています。

また、ロジャーが万物の声を聞けたようにルフィにも似たような力が備わっており、海底でしらほしと同じように海王類の声を聞き、ゾウではモモの助と同じく象主の声を聞いています。

7歳の頃、シャンクスたちとの交流を経て海賊への憧れを一層強めたルフィであったが、海軍として育てようとしていたガープから激憤され厳しい環境で育てようとし、知り合いの山賊であるダダン一家のもとに預けられ、ポートガス・D・エースと出会う事になります。

最初はエースに邪険に扱われていたが、ルフィも両親を知らずに育ったことやエースを頼りにしてくれていることを理解し、ポルシェーミ事件以降はサボと同じくルフィを仲間として認めてくれ、義兄弟の盃を交わし3兄弟の契りを交わしました。

新世界篇からのルフィはレイリーとの修行により覇気を自在に使えるようになっており、相手の感情や気配を読み取ることが出来るようになっています。視界に入らない相手の位置や数、相手が何をしようとしているのかを先読みするや、相手の力量まで見抜くこともあります。

修行前にあれほど苦戦していたパシフィスタの攻撃も余裕で回避できる程までに成長していました。レイリーが言うには見聞色でも生き物の感情を感じ取る力に長けている様だと述べています。

ホールケーキアイランド編で対峙したカタクリとの限界を超えた戦いを通して、カタクリ同様に未来予知の領域に達してしまう程に更に練度が上昇します。ルフィ自身が見聞色を発動している範囲内で、相手の意志や気配から読み取った未来を秒単位で映像として視ることによって、言動や行動などを予知することが出来る様になりました。

ワノ国編ではルフィは相手の気配や表面上の感情から未来を見て、味方側に指示を出すことも可能になっており、ヒョウじいからは未来でも見えてんのかいと驚かれています。

現在の懸賞金は最悪の世代と呼ばれる超新星のの中でも15億となっており、断トツの金額で5番目の海の皇帝と称されています。

モンキー・D・ドラゴン

革命軍総司令官であり、海軍本部中将モンキー・D・ガープの息子であり、モンキー・D・ルフィの父親。

世界政府を直接倒そうとしている革命家であり、世界各地でクーデターを起こしており、黒いローブを身に纏い、左顔面を縦断する大きな刺青があるのが特徴です。世界会議の議題にも取り上げられるほど世界政府に危険視される存在となり、世界最悪の犯罪者として広く知れ渡っています。

自らの素性を多く語ることがなかったため、長い付き合いであるイワンコフですらルフィがドラゴンの息子であることを全く知らず、作中ではウォーターセブンにてガープから初めて本名とルフィとの関係が何の前触れも無く公言されました。

ルフィ自身も生まれてから全く面識がなかったため、ローグタウンでスモーカーの拘束から救い偉大なる航路への船出を見送った際も気付かれることはありませんでした。ドラゴンはルフィに対しては思うがまま生きるがいいと息子の活躍を喜んでおり、風に吹かれている時いつも東を向く癖があると指摘されています。

ガープは孫のルフィを海軍に育てようとしていましたが、息子のドラゴンが敵対する革命家となってしまったのが理由の1つだと考えられますが、ガープの会話から察するに縁が切れたわけではなく何らかの方法で連絡は取っているようです。

ドラゴンの元には幼い頃に助けられたサボもおり、世界会議で天竜人に宣戦布告をしに向かいましたが敗走したらしい以外の情報はまだ明かされていません。

モンキー・D・ガープ

「ゲンコツのガープ」という異名を持つ海軍本部中将でルフィの祖父であり、革命家ドラゴンの父。

かつて海賊王ロジャーと何度も激闘を繰り広げた、「海軍の英雄」と呼ばれる伝説の海兵でルフィ同様陽気かつ気まぐれで自由奔放な性格をしており、初対面だった麦わらの一味からも血の繋がりを感じると述べるほどでした。

敵であろうと分け隔てなく接するなど人を選ばない人間性もルフィと共通しているため部下からは非常に慕われており、ガープの世話になったクザンからも敬意を払われています。

ガープの元には自分の部下にと引き抜いてきたコビーとヘルメッポがおり、2人を短期間で海軍将校にまで育て上げているなど指導力も優れていますが、幼いルフィを強い海兵にするため過激なスパルタ教育で鍛え、現在の戦闘能力の持ち主に至る基盤も作り上げています。

宿敵だった海賊王ロジャーとはいつしか信頼を寄せられるほどの顔なじみの関係となっており、ロックス海賊団との激闘の際はロジャーと共闘したゴッドバレー事件での功績により、ガープは「海軍の英雄」として讃えられることになりました。

ロジャーが投獄された際、彼から妻のルージュや生まれてくる子供のことを守ってほしいと頼まれてしまい、ロジャーの遺志を組んだガープは世界政府が押し寄せる前に病床のルージュから赤ん坊のエースを託され、故郷であるゴア王国コルボ山に住む山賊ダダン一家に預けています。

ルフィが海賊になったことには不満だが、孫の活躍に関しては「さすがわしの孫じゃ」と笑いながら喜んでいます。

天竜人は要請すれば海軍の大将を呼びつけるほどの権限を持っており、世界貴族を守ることは海兵の義務であると言われていますが、ガープに限ってはそういう風には考えていません。ステリー王との会話のなかで天竜人をゴミクズと呼ぶほど嫌っており、センゴクによればガープが大将にならない理由の1つが大将になれば天竜人の直属の部下になってしまうことだと言います。

エニエス・ロビー崩壊後、ウォーターセブンでコビーとヘルメッポを連れてルフィと再会し父親が革命家ドラゴンであることを告げます。ルフィを孫だからと見逃すため一時は帰還しますが、センゴクに怒鳴られ引き返し、ルフィたちを本気で沈めにかかったが取り逃がした際も孫の活躍に喜んでいました。

エースの公開処刑発表後にはインペルダウンに赴きエースと面会し、マリンフォード頂上戦争では海兵としての責務と家族を救いたい自分の葛藤に悩み、エースに「なぜわしの言う通りに生きなんだ!!」とと涙を流します。処刑台直前でルフィの前に立ち塞がりますが一瞬ためらってしまい、ルフィの一撃を食らって退けられます。

その後、解放されたエースが赤犬によって致命傷を受けた際には激昂し、赤犬への強い殺意を露にするがセンゴクに押さえつけられ、「わしをそうやって押さえておけセンゴク!でなければサカズキを殺してしまう!」と叫んでおり、ガープの思いがどれほどのものだったか伺える場面です。

マリンフォード終戦後にフーシャ村を訪れ、ダダンからエースを見殺しにしてしまったことを糾弾され殴り飛ばされますが、けじめとして一切反撃しませんでした。その後は海軍の職を退こうとしますが、センゴクと同じく若い海兵の育成のため軍に残っています。

ゴール・D・ロジャー

かつてこの世の全てを手に入れ、ひとつなぎの大秘宝を遺したとされる伝説の海賊で本名は「ゴール・D・ロジャー」だが、Dの名を世間から遠ざけたいと目論む世界政府により「ゴールド・ロジャー」という名で知られています。

若い頃はルフィと似たような外見をしているが、ルフィが被っている麦わら帽子は元々はロジャーが被っていたものであり、その後はロジャー海賊団の新米船員であった赤髪のシャンクスに譲られ、第1話にて、シャンクスからルフィに託されています。

大海賊時代の幕を開いたことや大事件をいくつも起こしたため世間からの評判は最悪であったが、基本的には楽天的で仲間思いな性格で仲間達からの信頼は絶大で、ロジャーと直接交流した者からも無類の好感を抱かれていました。

冒険の先々で数々の友好関係を築いており、空島スカイピアの長ガン・フォールとも知り合いで、聖域であるジャヤへの侵入も許可されていたり、リュウグウ王国のネプチューン王とも互いに憎まれ口を挟みつつも決して険悪な関係ではない様でした。

万物の声を聞くという謎の能力を持ち、海王類や象主の声を聞くことが出来る人物であり、魚人島に向かう途中やモコモ公国では同じ能力を持ったおでんと怪訝そうに落ち着かないと漏らしていました。

麦わらの一味に関連する人物も繋がりが複数あり、顔見知りであるチョッパーの医学の師であるDr.くれは、ロジャー海賊団のオーロ・ジャクソン号を作ったのはフランキーやアイスバーグの師である船大工トムです。

船のルールとして堅気への手出しを禁忌としているらしく、光月おでんがおでんの具材を調達するために訪れた港町で略奪行為に及んだ際には船長に殺されるぞと止められていましたがそこが無法地帯だと分かると船員たちもヤケクソ気味で加勢し、その後はロジャーと肩を抱き合っておでんを堪能していました。

不治の病を患っており、船医クロッカスによればいつ死んでもおかしくないほど病状は悪化していたようだが、船員たちの前では決して弱っている姿を見せまいと毅然として振る舞っていました。

子供好きでもあるようでバギーやシャンクスを見習いとして船に乗せており、モコモ公国で知り合ったペドロから自身も船員として船に乗せてほしいとせがまれた際にも、まだ待機だという言葉でたしなめていました。

おでんが家族を連れて海賊団に加わった際には、レイリーと一緒に赤ん坊だったモモの助と日和をあやし、歌も好きだったようで船上では仲間たちと共に「ビンクスの酒」を大合唱する場面も見られました。

世界で初めて偉大なる航路一周を果たし、全ての海賊の頂点である「海賊王」と呼ばれた2年後、海軍に自ら乗り込み処刑されることになりますが、死に際に語った「この世のすべてをそこに置いてきた」という言葉により「大海賊時代」を作り出しました。

レイリーは麦わらの一味と出会った際にロジャー海賊団がラフテルへと上陸したことについて「我々は早すぎた」という発言をしており、ラフテルから戻ったロジャー海賊団もまた同様の発言をしています。

生前ロジャーは魚人島へ向かう途中で聞いた海王類の会話であった彼らの王の話を思い起こし、最後の島ラフテルへの上陸と古代兵器には何かしらの関連性があるのではと見出していました。

「誰かが俺たちを超えていく、ひとつなぎの大秘宝…誰が見つけるんだろうな」という会話があるように、ロジャーたちはラフテルに到達したものの、島の持つ本来の理由までは手が届かなかったと思われます。

また、4つのロードポーネグリフ全てを読み解くことは出来ましたが、歴史を記した真の歴史の本文(リオ・ポーネグリフ)はいくつかしか触れていないと明かしており、何かしらの情報を見落としていたことを指し示すことだと考えられます。

ポートガス・D・エース

メラメラの実の能力者であり「火拳のエース」という異名を持つ白ひげ海賊団2番隊隊長でルフィとサボの義兄弟でありロジャーの息子。船長である白ひげを敬愛しており、彼を海賊王にする事を目標としていました。

かつて白ひげのライバルで海賊王と称された伝説の海賊ゴール・D・ロジャーを父に持つが、世間での父親の悪評を散々聞かされ自分が生まれた事について悩んで育った経緯から幼少期から父の存在を嫌い、母ポートガス・D・ルージュの姓を名乗り、その血縁を直隠しにして生きてきました。

ルフィとサボとはダダンの下で幼少期を過ごした仲で、将来海賊になることを夢見て兄弟盃を交わした義兄弟で、ルフィの祖父であり生前の母から自身を引き取ったモンキー・D・ガープには孫同然に育てられました。

部下だったティーチが白ひげ海賊団最大の罪「仲間殺し」を犯して逃亡し、仇を撃つために戦うが敗れて海軍に引き渡され、インペルダウンに投獄されてしまいます。

世界政府はロジャーの血を絶つためエースの公開処刑を決定し、さらに海軍元帥センゴクによってロジャーの息子であることやルフィと義兄弟であることが暴露され、エースを奪還するべく白ひげ海賊団や傘下の海賊団らがマリンフォードに乗り込むことでマリンフォード頂上戦争が勃発します。

海軍本部マリンフォードでは、元帥であるセンゴクを筆頭に、祖父である英雄ガープ、大参謀つる、三大将、王下七武海などが集結した厳戒態勢の下でエースの処刑が執行されようとしていました。

エース救出のため七武海ハンコックの助けを借りて戦場に乗り込んできたルフィに道連れになってほしくないため一度は来るなと拒絶するも、大激戦の末ルフィ達によって処刑台から解放されます。

エースの無事を確認すると、持病の悪化と闘いで受けた傷から死期を悟った白ひげは、残った力で白ひげ海賊団や傘下の海賊たちを逃がそうと最期の船長命令を下し、自身は討ち死に覚悟で海軍に立ちはだかります。

多くの犠牲を払いつつもエース救出を果たし、白ひげの遺志に従い戦場から生還することに専念していた海賊たちであったが、赤犬の「時代の敗北者」という白ひげへを侮辱した発言が許せず攻撃を仕掛けますが、メラメラの実の上位種とされるマグマグの実の能力者であるサカズキに攻撃は通用せず能力の差で圧倒されてしまいます。

隙を突いた赤犬の攻撃からルフィを庇ってマグマの拳に腹を貫かれて致命傷を負ってしまい、自らの死を悟ると最愛の弟であるルフィを抱き寄せ、世界中から疎まれていた自分を愛してくれた白ひげと仲間達、ルフィへの感謝の言葉を涙ながらに残し、「愛してくれて …ありがとう!!」と静かに笑いながら息を引き取りました。その後はシャンクスの働きにより、白ひげと共に白ひげの故郷の近くに埋葬されました。

エースが食していたメラメラの実は改めて出現し、七武海の一人ドンキホーテ・ドフラミンゴによって回収されてしまいますが、ルフィは長らく死亡したものと思われていたもう1人の義兄弟サボとの再会を果たし、サボがエースの能力であったメラメラの実を食し引き継ぎ、エースの分まで弟を守るという新たな誓いを立てました。

 

ポートガス・D・ルージュ

海賊王ロジャーの妻でエースと同じく顔にそばかすがある女性。生前ロジャーとの間に子供を授かりますが、ロジャーの血縁を絶やそうとする海軍の目を欺くために彼の子を20か月もの間胎内に宿し続け、ロジャーの処刑から1年3か月後にエースを産み力尽きて死亡してしまいます。

エースはロジャーと縁深い海軍本部中将ガープに託されました。エースという名前はロジャーがすでに決めていたと明かしており、女だった場合は「アン」と名付ける予定であったようです。

マーシャル・D・ティーチ

黒ひげ海賊団提督で四皇の1人となり上がり、通称「黒ひげ」。元白ひげ海賊団2番隊隊員、元王下七武海です。

悪魔の実の歴史上で最も凶悪とされる自然系悪魔の実「ヤミヤミの実」の能力者であり、闇の引力を駆使してあらゆる能力者の力を封じるという不可解な能力を使用します。

手段を選ばない非情さを持ち、自分の野望のためならば実力を隠し非常に確率の低い賭けに数十年を費やす周到さと狡猾さや覚悟を備えています。

白ひげ海賊団の2番隊に20年以上に渡って所属していたのは、ある悪魔の実が手に入る可能性が最も高いと自身が踏んだからであり、目的であったヤミヤミの実を4番隊隊長サッチが入手したため彼を殺害して実を奪い逃亡し海賊団を結成します。

マリンフォード頂上戦争では元船長の白ひげエドワード・ニューゲートの遺体を襲い、謎の手段で彼の「グラグラの実」の能力を奪い、世界で唯一の2つの悪魔の実の能力者となっています。

頂上戦争後は七武海の称号を捨て瞬く間に勢力を拡大し、圧倒的な力量差で弔い合戦に来た旧白ひげ海賊団を壊滅させ、かつての白ひげの縄張りを次々に略奪するなど、白ひげに成り代わる形で四皇の1人と呼ばれるようになりました。

エースの死のきっかけをつくった人物であるためルフィにとって無視できない存在となっており、またティーチ自身も決して信念を曲げないルフィに一目置いています。

ティーチが乗っている船は「サーベルオブジーベック号」といい、ロックスとは何かしらの関連性があると考えられていますが明かされていません。

 

トラファルガー・D・ワーテル・ロー

「オペオペの実」の能力者であり、元王下七武海のハートの海賊団船長で「死の外科医」の異名を持つ船長かつ船医です。

ルフィと同じく最悪の世代の1人で、新世界編では王下七武海となっていたが、麦わらの一味との同盟及びドンキホーテ・ドフラミンゴとの交戦が原因で除名され、5億ベリーの懸賞金を再び掛けられています。

白い毛皮の帽子を被り、両腕と両手の甲に「DEATH」、上半身全体にハートの刺青があり、背中にハートの海賊団のマークがあるのが特徴です。医者ではあるが人助けは好きではなく、敵に捕まった仲間に対してはドライな言葉を吐くが実際には見捨てることはしないため慕われているようです。

常に冷静沈着だが気まぐれで行動するなど掴み所がなく、雷ぞうに忍者の術を見せてもらうことを期待するなど子供っぽい一面もある一方で、自由すぎるルフィや麦わらの一味には振り回されることが多くなっています。

ルフィのことは一時的な同盟相手という態度をとっているが、ルフィからは友達や仲間だと思われており、麦わらの一味からは「トラ男」と呼ばれ、頭にチョッパーが乗っていることもあるほどです。

武器は鍔に白い毛皮が付いた大太刀「鬼哭」を使用しています。

幼い頃は父親から医学を学びながら家族4人で平和に暮らしていましたが、フレバンスの住民と同じく「珀鉛病」に侵されてしまい、フレバンスで起こった戦争で家族や友人の全てを失いドンキホーテファミリーの下を訪れます。

珀鉛病は珀鉛に含まれる毒が原因で発症する病気であり、1度発症するとどんな医者でも病気の進行を止めることは出来ないとされており、他国には伝染病だと勘違いされて伝わっていました。

世界政府とフレバンスの王族は珀鉛が巨万の富を生みだすものだと分かると、目先の巨万の富に目が眩み、毒が含まれているという事実を隠蔽していたため、フレバンスの国民は知らぬ間に珀鉛の毒に侵され一斉に珀鉛病を発症することとなってしまいました。

当時は余命わずか3年2か月であったことに絶望し、目に入る全てを壊したいという願望を抱いており、ドフラミンゴに見込まれてファミリーの正式な一員として迎え入れられます。

バッファロー達に本名を打ち明け、ローの本名を耳にしたコラソンから「隠し名D…それが本当なら出て行け。ドフィから離れろ」と彼の素性と「D」にまつわる伝承を教えられます。

珀鉛病を治すため、コラソンにファミリーから連れ出され、各地の病院を回るも伝染病だと思われていたため尽く治療を拒否されてしまいます。当初はコラソンに敵意をむき出しにしていましたが、自分の不幸な生い立ちに涙を流す彼の姿を見て「コラさん」と呼び慕うようになり、彼の前では笑顔を見せる様になります。

ファミリーを離れてから半年後、コラソンの尽力によりオペオペの実を食べ、ローは自力で病気を治すことが出来るようになりましたが、自分を島から逃がそうとしたコラソンがドフラミンゴに殺害され、仇であるドフラミンゴを狙い続けるようになります。

他のDの一族が隠すことなくDを名乗っているなか、トラファルガーの家系は「ワーテル」は忌み名とされ、口外禁止の名であるため普段は「トラファルガー・ロー」と名乗っており、Dの名を隠さなければならなかった理由はまだ明らかになっていません。先祖代々受け継ぐ何かを表す名前であるとローは語っています。

ハグワール・D・サウロ

海軍本部の元中将の巨人族の男性で、「デレシシシ」という独特な笑い形が特徴的な人物です。麦わらの一味のニコ・ロビンの命の恩人であり、元海軍本部大将のクザンは親友でした。

古代兵器復活に繋がるという理由から世界的に死罪と扱われる歴史の本文の研究に取り組んでいた学者達を検挙して回っていたサウロはロビンの母である考古学者ニコ・オルビアを捕らえるが、学者達を処罰することに疑念を感じ、政府や海軍の正義への不信感が募っていった彼は付いて行けないと感じオハラの者達を庇う事を選びます。

オハラへのバスターコール参加命令に強く反発し、オルビアと話し合った末に海軍への不信感からオルビアを逃がした後に、サウロは海軍から脱走して偶然オハラに流れ着きます。

オルビアの娘であるロビンに出会い、能力者である事や周りに煙たがられている立場を気にせず意気投合しますが、辿り着いた場所がオハラだということを知ると顔色を変えて、ロビンにこの島に海軍の軍艦が押し押せ、バスターコールと呼ばれる総攻撃を仕掛けてくるため、すぐに逃げ出すよう伝えます。

その後、当時の海軍本部大将センゴクの指令により出撃した本部中将のクザン、サカズキらが率いる海軍の艦隊がオハラに攻め寄せ、考古学者と歴史資料をオハラごと全て消し去るため、バスターコールによる大規模砲撃を開始しましたが学者達は屈しようとせず人類にとって尊い研究を守ろうと本が燃えないように湖に投げるなど最後まで守り抜いていきました。

サウロはクザンにこの行為が正義と言えるのかと訴えながらロビンを守る為に奮闘し、追い詰められるもロビンを守り続け、「いつか必ず仲間に会えるでよ!この世に生まれて一人ぼっちなんて事は絶対にないんだで!」と激励しながらクザンに凍結され死んだとされています。

ロックス・D・ジーベック

センゴクに「ロジャーの最初にして最強の敵」と評されるほどの実力者であり、約40年前に存在したとされる当時世界最強と呼ばれた伝説の海賊「ロックス海賊団」の船長。

大昔に海賊島ハチノスで1つの儲け話のために結成された集団で、船内でも仲間殺しが絶えない凶暴な一味であり、白ひげ、ビッグ・マム、カイドウの3人を始め、金獅子やキャプテンジョンなど後に名を上げる海賊が数多く所属していました。

38年前にゴッドバレーという島で起きた「ゴッドバレー事件」にて、天竜人とその奴隷たちを守るためにその場に居合わせたロジャーとガープが手を組んでロックス海賊団は壊滅し、世界政府によってゴッドバレーは地図から跡形もなく消滅させられています。

このロックスを打ち取ったことが、海軍中将モンキー・D・ガープの英雄伝説の始まりともされていますが本人は語りたくない様です。

数々の起こした事件が政府に揉み消されていたことや仲間殺しが絶えないほど船員同士の仲が非常に悪かったことから、壊滅後も語り継ぐ者がおらず海軍でさえ知っているものが少なくなった今は情報が少ないとされています。

ヒナ曰く「船長を失っても力は増している」、ガープからも「復活すれば脅威」とまで評され、ロックス海賊団への懸念は未だに続いています。

黒ひげ海賊団の船は「サーベルオブジーベック号」であることや、黒ひげは現在ハチノスの元締めを担っていることから、黒ひげはロックスに何かしらの関連性があると考えられます。

 

Dは半月を表している!?

ONEPIECEの作中には月の描写が多いことが読者の間でも話題となっています。Dと月との関係性についてご紹介していきます。

逆さまの麦わら帽子

Dの一族が月と関係があるのではと噂される1つ目の理由に、空島編後のエネルが向かった月の古代都市にあった壁画が関係してるんです。

扉絵連載「エネルのスペース大作戦」に描かれていたものの中で壁画の中に逆さまの麦わら帽子があり、エネルも首を傾げて見ているので逆さから見ることを暗示しているかの様です。

この巨大な麦わら帽子は今まで気にすることはありませんでしたが、906話にして世界会議でイム様が保管されている巨大な麦わら帽子を見ている場面が描かれており、壁画に出てくる巨大な麦わら帽子と関係があるのではないかとされています。

何故マリージョアにあるのか、本誌掲載時には凍結されている巨大な麦わら帽子に秘された大きな謎という文面が残っていました。

また、壁画にはポーネグリフに使われているような文字も記されており、月の古代都市が表している麦わら帽子もポーネグリフのどちらもDの一族と関係があるのではと考えられます。

月に関するものが多い

ONEPIECEの作中には月の描写が多く、現在連載中のワノ国編も月に関するものばかりなのです。

名前に月が入っている光月家、同志の印が足首の三日月マーク、また最大の謎の1つポーネグリフを作ったのも石工の一族であった光月家であることなどDの一族との関係性は深いのではと考えられます。

オハラの学者達が解き明かしたように、わざわざ硬くて砕けぬ石に歴史を刻んで世界中にばら撒いたのはメッセージが根絶やしにされないようにするため、ポーネグリフを作った者達には明らかに敵がいたと考えられると言っています。

その者達が敵に敗れて滅亡したならばその後の歴史には敵が生き残っている事になり、奇遇な事に空白の100年が明けた800年前に生まれたのが世界政府となっており、光月家と世界政府は敵同士だったと考えられます。

Dの一族と光月家が関係しているのであれば、世界政府がDの名が世間の目に広まるのを防ぎたいとしていることが納得の理由です。

また、ゾウで初めて遭遇した赤いポーネグリフ、全部で4つあるとされるロードポーネグリフに記されている地点を4つの点で結んだ時に中心に現れるのが最後の島ラフテルだとされていますが、このラフテルこそが空白の100年で滅んでしまった国だと考えられます。

世界政府によって消滅した国であり、敵対していた光月家が残したポーネグリフが指し示すラフテル、空白の100年を研究することは禁じられていること、ポーネグリフが読めるのは今ではロビン1人だけとなっていることなど、地図から消されているとは言え、辻褄が一致します。

ネコマムシの「世界の夜明けを待つ男」やペドロの「ミンク族と光月家が待ち続けた世界を夜明けへと導く者」という台詞があるように、ルフィ達…Dの一族はやはり「夜明け」に関係している人々であり、Dの一族と深い関係がある様に感じます。

Dの一族のまとめ

現在までに判明しているDの一族に関してご紹介してきましたが、今後の作中でもしかしたらDの一族として明かされるのではと思うキャラクターもいます。

ワノ国で活躍している「光月家」は少なくともDに関連する一族であり、モモの助やおでんはDの特徴である海王類やズニーシャの声が聞こえますし、モモの助は唯一ズニーシャと意思疎通出来ること、ヤマトに世界を夜明けへと導く者だと言われてることから高い可能性があるのではないかと思われます。

また、ルフィとローと並んで戦っているキッドには覇王色の覇気が使えることが明かされているので、これもDの特徴になっているのでもしかしたらDの名を持っているのかもしれません。

ワノ国編もいよいよ最終戦へと突入してきたので、今後の作中で明かされるのが楽しみですね。

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