【怪物事変】古来より日本に住み人に見つからぬよう生きてきた個性溢れる怪物たちのストーリーについてご紹介します!

カテゴリーまとめはこちら:怪物事変

古来より日本に住み人に見つからぬよう世の影に潜み溶け込んで生き、人と関わり合って生きる個性溢れる怪物たちの摩訶不思議な怪物事変のストーリーについてご紹介していきます。

記事にコメントするにはこちら

怪物事変とは?

怪物事変(けものじへん)とは藍本松氏によるジャンプスクエアにて2017年1月号より連載中の作品です。

古来より人に見つからないよう関わり合って生きてきた個性的な怪物たちが次々と登場します。隠神と出会った夏羽は両親に会いたいという想いから怪物が起こした事件を解決する何でも屋を営む彼の探偵事務所で働くことになります。

あらすじ

古来より日本に住み人に見つからぬよう世の影に潜み溶け込んで生き、人と関わり合って生きる怪物(けもの)たち。

彼らの多くは人間の世界に適応し、普通の人間と変わりなく社会に交じり生活していますが、現代では必要以上に深く関わろうとするケースが多数報告されるようになっていました。

東京でオカルト専門の探偵事務所を営む隠神は、怪物たちが起こす怪事件を追っており、家畜が次々と変死する奇妙な事件が起きているとある田舎村を訪れ、学校にも行かずに働かされていた泥田坊と呼ばれる夏羽という少年に出会います。

村で起こった事件をきっかけに自身が怪物だったと気づく夏羽に、血を持たぬ鬼「屍鬼(クーラー)」と人間の間に生まれた半妖の子だと隠神は自らも化狸であることを明かします。事件解決をきっかけに今まで捨て子だと思っていた夏羽は両親に会いたいと思うようになり、隠神のもとで働くことになります。

怪物とは?

主人公の夏羽をはじめ、見た目は至って普通の人間と変わりませんが、人に見つからぬよう人間社会に溶け込んで暮らしている怪物であり、それぞれ個々の得意とする能力を持っています。

彼らは表立って活躍することは少ないですが、共存出来る道を探しながら人と関わり合って生活しています。隠神探偵事務所には様々な怪物絡みのトラブルが舞い込んでくるため、他の怪物たちの情報が集まるようです。

 

怪物事変の登場人物

作品に登場するキャラクターを紹介していきます。

日下 夏羽(くさかかばね)

怪物事変 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

年齢:13歳
誕生日:6月15日
身長:151cm
体重:48kg

血を持たない鬼「屍鬼(クーラー)」と人間の間に生まれた半妖の子で、物心つく前に叔母の家に預けられてから学校にも行かせてもらえず働き手として虐待同然の生活を受けてきたため感情の起伏がほとんどなく、無機質な性格でいじめられっ子気質をしています。

感情の起伏がほとんどないため通常なら感じる嫌悪や恐怖を感じることなく、冷静に状況を判断し対処することが可能であり、自身の能力と合わせて危険な場所にも躊躇なく踏み込んでいくことが出来ます。隠神はその様子に夏羽は強いが同時に哀しいと感じています。

夏羽に感情が無い訳ではなく、同じ事務所で過ごす仲間の身を案じたり、紺の命を危険に晒した野火丸に怒りを感じるなと、優しさと思いやりを持っている少年です。

叔母の姓である「日下」を名乗っており、長らく田舎暮らしであったため、かなり世間知らずなところがあります。村にいた頃は周りに味方が居なかったことや、自分の体の特異性を知っていたため、誰かに助けを求めたり自分の身を守ろうといった考えが殆ど無く、側から見れば無茶だと思うことをしれっとやってしまう度胸もあります。

事件解決や窮地脱出の為に自傷することにためらいが無く、何処か不気味な印象も持ち合わせていましたが、隠神探偵事務所に来てからは仲間という存在に少しずつ重みを感じるようになります。

「屍鬼(クーラー)」とは血液と痛覚がなく、不死に等しい再生能力を持っている怪物です。凄まじい再生能力を持ち、頭を撃たれようが首をはねられようが傷口から炎のような力が噴出し、瞬く間に再生してしまいます。

作中では再生能力に限界のある描写はないですが、感覚がなくなるのではなく衝撃を受けると気絶したり、トランクなど再生させるための空間がない場所などに収められると何も出来なくなってしまうようです。

また、血液がないため毒などの間接的な攻撃は全く効かない体となっており、非常に強力な身体機能を持っていますが、本人はその力を制御しきれていない面もあり、首から下げている勾玉に似た石「命結石」で普段は自分の力をある程度抑えています。

命結石を完全に体から離されてしまうと、たちまち屍鬼の本能に飲まれ、異形の姿と化して暴走してしまいますが、命結石さえ身に付けていれば、自我を保ったまま屍鬼としての力を発揮出来ます。

 

隠神 鼓八千(いぬがみこはち)

怪物事変 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)

年齢:36歳
誕生日:9月1日
身長:180cm
体重:76kg

東京で「隠神探偵事務所」を営む化け狸で、普段は人間の姿をしていますが、それでも尻の尻尾までは消しきれないようです。

人と怪物の双方のバランスをとる共存を方針としており、怪物が起こした事件を解決する何でも屋を営んでいます。飄々として掴みどころがないですが、夏羽をはじめ様々な事情を抱えた子供たちを保護するなど面倒見がいい人物です。

争いを好まず平和主義者であるため化け狐である飯生妖子とは表面上は協力関係となっているが、実際は互いに牽制し合う殺伐とした間柄であり、命結石を狙っていた飯生に呼び出された夏羽が警察署で命結石を奪われるトラブルが発生した際も奪わせないためにお守りとして偽の命結石を渡しています。

騙された飯生は紺を使って夏羽の命結石を狙ってきましたが、紺が失敗する可能性を危惧していた飯生は紺を始末しようとしており、飯生の目論見に気づいた隠神は紺の命を守り、飯生との敵対関係を認めています。

変化の能力を得意としており、自身の姿形を自在に変えたり、狸から人間形態、本性である化け狸まで自由自在に変化しています。

見た目を変えるだけに留まらず、全身の変化にはやや時間がかかるものの皮膚を金属に変えれば金属と同等の強度をもち、拳銃のような複雑な物体も再現したり実際に撃つことも可能となっています。

 

蓼丸 織(たでまるしき)

怪物事変 4 (ジャンプコミックスDIGITAL)

年齢:14歳
誕生日:11月10日
身長:163cm
体重:48kg

隠神探偵事務所に所属しており、夏羽と同じく半妖で「蜘蛛(アラクネ)」と人間の子です。尖った外見や態度と口調が悪いものの仕事では慎重かつ冷静で仲間思いの少年です。

粘性の高い糸を自在に操る能力を持ち自分の汗や唾などといった体液を利用して、蜘蛛の糸のように変化させることができ、全身から糸を出すことも可能で状況に応じて様々に変化することが出来るため、離れていても自分の体液であれば操る事が出来ます。

物心付き始めた頃に母親と別離し、曖昧な記憶のまま育ったこととで母親への不信感を抱いており、自身は捨て子なんだと割り切っていましたが、夏羽が現れたことにより蚊婆との戦いがきっかけになり両親探しをしようと前向きに考えるようになります。

最初は歳や境遇が似ている夏羽に先輩風をふかしたり何かと突っかかるよう態度を取っていましたが次第に打ち解けます。基本的には面倒見が良い性格で好物のピザを知らない夏羽に衝撃を受けていました。

 

岩木山雪里白那之五十六子 晶(いわきやまゆきさとしろなのごじゅうろくしあきら)

怪物事変 5 (ジャンプコミックスDIGITAL)

年齢:15歳
誕生日:2月24日
身長:159cm
体重:38kg

隠神探偵事務所に所属しており、雪男子(ユキオノコ)という怪物で、少女のような外見をしています。少女と間違われるのは嫌な素振りを見せますが、1日に何度も入るほどお風呂が大好きな少年です。

3人の中では一番年上ですが自信がないため頼りなさそうに見え、虫等の気持ち悪いものや怖いものが苦手でよく泣いたり気絶してしまったり、女の子らしい服装やグッズを集めたりと少女に間違われるのも仕方ありません。

晶は雪女の一族に100年に1度生まれる男児で、双子の兄を除いた血縁者全員が女性であるという特殊な民族に生まれ、晶に雪男子の運命を背負わせられないと感じていた兄の結の助けにより、里を出て東京にいる隠神を頼りに隠神探偵事務所にて働くことになります。

離れ離れになってしまった双子の兄とまた一緒に暮らしたいという願いがあり、戦闘でもめそめそしがちだった自分も強くなりたいと夏羽と一緒にいった依頼で仲間を助けたいという思いから能力を発揮するようになります。

雪や氷を操る能力を持つが、周囲に水が不足していると十分な力を発揮できないという弱点を持ちます。雪の里で前例がない双子の雪男子であり、代々受け継がれている六花の力も双子の場合は両方にその力が宿されているわけではなく、晶のみに宿されていました。

通常であれば水が無ければ氷も作れませんが、六花の力が表に出ている時には、自由に氷を操ることが出来るようになり、別人のように強くなります。

 

ミハイ

怪物事変 7 (ジャンプコミックスDIGITAL)

年齢:不明(忘れた)
誕生日:10月17日
身長:176cm
体重:54kg

隠神の旧友でルーマニア出身の吸血鬼であり、不老で半不死であると同時に高い知性と見た目に似合わず夏羽を腕相撲で負かすほど強力な怪力の持ち主ですが、傷の治りは意外にも人間と同レベルのようです。

暇が嫌いな性分であり、あらゆるものを学びつくした結果やることが無くなっていたところ見かねた隠神に日本へ呼ばれ、機械音痴な隠神に代わって、隠神探偵事務所の情報通信技術を担っています。基本的に事務所の一室に引きこもってオンラインゲームにはまって外に出てこないため、織や晶ですらその存在を知らなかったようです。

隠神曰くゲームをしているときは大人しいが機嫌を損ねたら何をしでかすか分からないというミハイは、仕事よりもオンラインゲームの方が大事なほどゲーマーっぷりを見せつけます。

非常にプライドが高く、自分以外を見下しているため気分次第で味方でも場を引っ掻き回すのが大好きという愉快犯的性質も持っています。情報通信技術力そのものはハイスペックのため、隠神からも信頼されていますが、基本的に自分本位で気まぐれすぎる性格でほとほと手を焼かせています。

楽しむための暴挙に出ることもありますが、ミハイは請け負った依頼は完了させようと考えており、ピンチになった夏羽たちに助言したり援護をするなど見捨てるようなことはしません。

 

蓼丸 綾(たでまるあや)

年齢:8歳
誕生日:11月22日
身長:121cm
体重:19kg

織の父方の叔父である蓼丸昭夫が、自身の名声欲のために生物のあらゆる怪我や病気を治癒する力を持つ「金の糸」を生み出す実験の過程で産まれた織の異父妹で腰まで伸びた長いピンク色の髪を持つ少女です。

昭夫は蜘蛛である織の母の弱みに付け込んで、金の糸を生み出すために彼女を様々な怪物と交わらせ続けていた中で、綾は唯一人の形をして生まれた存在でもあります。金の糸の能力を宿していたため、昭夫に物扱いされており、弱った母の回復に能力を使う役割をさせられていました。

夏羽たちの活躍により、兄である織と初対面し母と再会することが出来ました。昭夫から解放され、綾は自身の治癒能力を活かして怪物の治療屋になることを決め、隠神と契約を交わして協力関係になり夏羽達の元を頻繁に訪れています。

兄同様に気が強いところがありますが、幼いながらもしっかりとしており仲間を思いやり芯を貫くことが出来る気丈な性格をしています。

織に対しては複雑な感情を最初は抱いていましたが、織が責めることなく家族として認めてくれたことによりお兄ちゃんと呼ぶようになり、家族として気にかけている様子が伺えます。

自分達を助ける為に活躍してくれた夏羽に好意を抱いたようで、積極的にアプローチしていますが、恋愛がどういうものか理解出来ていない夏羽には通じないことが多くライバルである紺とはよく対立しています。

 

飯生 妖子(いなりようこ)

怪物事変 12 (ジャンプコミックスDIGITAL)

怪物でありながら警視として警察を裏で操る女性で正体は化狐です。人間の心を操る石である「妖結石」をイヤリングにして常に身につけ、警察官など多くの人間を自らの傀儡と化しており、狐の怪物でありながらも警察庁を牛耳る力を持っています。

紺曰く、「警察は飯生さまのもの。ここに足を踏み入れた人間は、皆飯生さまに心を奪われる。何も考えず、何も感じず、業務を全うするだけの傀儡。痛みも感じない」と明かしています。

抜群のスタイルを誇る美女ですが、自分の思い通りに事が運ばないと癇癪を起こし冷酷な眼差しを見せることもあり、基本的に口調は軽くラフに接してきますがいつも目が笑っていない様子です。

隠神とは古い馴染みであり表面的には協力者としてやってきましたが、飯生はあくまで自分自身の目的のために動いており、目的のためには手段を選ばないところがあります。

人間のことも食糧として思っているところがあり、無関係の人間や可愛がっていたはずの部下の紺がミスをすると容赦なく切り捨てる非道な性格をしており、親のように慕っていた紺の気持ちを利用して踏みにじる行為に、滅多に感情を表に出さない夏羽ですら激しい怒りを覚えました。

隠神から夏羽が命結石を持っているという情報を入手した際は、力付くで命結石を奪取しましたが、後に隠神によって狸のアクセサリーとすり替えられていたことに気がつき、隠神からは宣戦布告の電話があり、現在では敵同士になっています。

 

紺(こん)

怪物事変 3 (ジャンプコミックスDIGITAL)

警視庁の化け狐、飯生妖子警視に付き従う狐の少女で、飯生を母のように慕っており隠神探偵事務所と敵対していましたが、飯生の依頼をミスして始末されそうになってしまい自分を助けてくれた夏羽にとても懐くようになりました。

年齢は明かされていませんが見た目より幼く、純粋無垢で根は素直ですが感情の起伏が激しく情緒が不安定な面もある少女。

夏羽に対しては懐いてるというより恋心のようなものを抱いていますが、その感情を上手く表現出来ず振り回されている状態が垣間見えます。夏羽が他の女子と仲良くすると苛立ったり、夏羽と会えずに落ち込んだりと、夏羽の行動に一喜一憂する姿はとても可愛らしいです。

その後、四国で夏羽の命結石と四国屋島にあった幻結石の融合に成功した融結石を飯生のために盗んでしまった際、自分を信じてくれた夏羽の気持ちが嬉しかった紺は泣きじゃくりながら融結石を夏羽に返しますが、野火丸によって攻撃され致命傷を負ってしまいました。

同じく夏羽に対して恋心を持った綾とはライバル同士で対立していましたが、綾の治癒能力によって一命を取り留めた紺なので複雑な気持ちでいることでしょう。

 

野火丸(のびまる)

怪物事変 6 (ジャンプコミックスDIGITAL)

紺の後に飯生の元で働く化狐の少年で、礼儀正しく飄々として掴みどころがないが、消したい相手の体に指先で触れて灰にして消してしまう炎の能力を持っており、可愛らしい容姿からは想像もつかないほど冷酷で暴力的な一面を時折覗かせます。

耳も尾も消せない狐の中でも下の下の者ですからと自分を卑下しているものの確かな実力で飯生の命令を忠実にこなしているため、飯生からの評価は高いようですが、野火丸自身は本心から飯生に仕えている様子ではなく別の目的があるような謎を多く残しています。

夏羽に飯生の事が嫌いだと打ち明けたり、作中での度々の言動からのことを内心では嫌っている節もあり、時折見せる飯生への憎悪の理由は未だに明かされていません。

敵対する立場にいる野火丸ですが、夏羽たちにアドバイスや自分が飯生の命令で来たことなど打ち明けるなど、敵か味方なのか不明の謎多いキャラクターですが今後の展開で分かるはずです。

 

怪物事変のストーリーについて

1話での夏羽と隠神の出会いから摩訶不思議な怪物事変の話は始まっていきます。

夏羽と隠神の出会い

鹿の子村にある宿の女将の依頼で村へとやってきた探偵の隠神。女将が言うには、昨日まで元気だった家畜が一晩で腐ってしまうことが何度かあり、どう見ても人間ができるような仕業ではないため、村の子供たちに何かあったら困るので秘密裏に解決してほしいという依頼でした。

平日の昼間に学校へ行かず働いている畑仕事をする1人の子供がおり、女将は特に何も言わずに宿へと案内します。宿に着き温泉に入る隠神は、給仕係として現れた弥太郎に昼間見た子供について尋ねると、その少年は泥田坊と呼ばれており、生まれつき体臭がきついことから人前には出せない厄介者なのだということを話します。

隠神は給仕係を弥太郎から泥田坊に変えてほしいと女将にお願いし、次の日から給仕係として働くことになった泥田坊は隠神のところへ朝食を運ぶと名刺を差し出され、隠神探偵事務所の所長で隠神鼓八千と書かれてありました。

隠神は今回依頼された事件について何か知っていることはないかと泥田坊に尋ねると、自分が死体の始末を任されていることを話し、まるで物の怪の仕業のようであり、死体の始末を任されるのは決まって新月の夜のため、もしかすると次の新月にも何か起こるかもしれないと伝え、次の新月がある5日後に調査をすることになります。

泥田坊と共に時間を過ごすようになった隠神は、泥田坊の首から下げられている石のことを尋ねます。

捨て子である自分が赤ん坊の時に持っていたもので、おそらく両親のものだろうと答える泥田坊に、隠神はこれは命結石というとても貴重な石であり捨て子に渡すものではないため、泥田坊は捨てられてなどいないと教えます。

待ちに待った新月の夜、泥田坊のところに弥太郎がやってきて、隠神から給仕係を外されたのが気に食わず泥田坊に八つ当たりをし命結石を取り上げてしまいます。

泥田坊は怒って弥太郎を殴りますが、その時の泥田坊の姿は人間のものとは思えない異形の姿をしており、弥太郎は命結石を置いてその場から逃げ出しました。

命結石を取り戻した泥田坊は人間の姿へ戻りますが、この村で起きた事件の犯人が自分だと思い苦しんでいました。隠神はお尻から生えている尻尾を泥田坊に見せ、自分は人間ではなく化狸だと明かし、泥田坊のことを屍鬼(クーラー)と人間の間に生まれた半妖の子だと告げます。

命結石には正気を保つ力があるので持っている泥田坊は犯人ではなく他にいると話します。

泥田坊から逃げ出した弥太郎は、近くの小屋の戸を叩き必死に助けを呼びますが、出てきたのは屍鬼となった犬であり、弥太郎を襲ってきましたが隠神と泥田坊が何とか間に合いました。今回の事件の犯人である鹿の姿をした屍鬼を見つけ、犯人を倒して事件は解決しました。

事件は解決しましたが、弥太郎に自分の正体を知られたため、ここにはいられないと言う泥田坊に、隠神は前から正体を知っていた女将から泥田坊を殺せと依頼されていることを明かします。

その話を聞かされた泥田坊は納得して全てを受け入れ死を覚悟し、本当の名前を訊かれた泥田坊は夏羽だと答えます。隠神は親に会いたいかと尋ねますが、夏羽はいいえ、殺してくださいと笑顔で答えます。

隠神は、夏羽の死体と弥太郎を抱えて宿に戻り、夏羽の死体を確認した女将は処理を隠神に依頼し、隠神は夏羽の死体を抱えて村から出て行きました。

車の中で目を覚ました夏羽は、自分が何故生きているのか不思議だったが、隠神から屍鬼は殺しても死なないって言ったじゃんと言われ、泥田坊は死んだから夏羽として生きていく道へ導かれます。

隠神探偵事務所

隠神が東京で営んでいる隠神探偵事務所に連れてこられた夏羽は、うちで働かないかと訊かれます。

緊急の依頼が入ったため、夏羽も一緒に向かうことになり、現場では三尸蟲という大量の蟲が発生しており、兄妹のうち1人と母親、助けに向かった警官が蟲に覆われ倒れていました。蟲の駆除は100%出来るが人命救助は半々だと話す隠神。

隠神は自身の皮膚を鉄に変化させている最中だったが全身を変げさせるには時間がかかるため、傷を負うことを覚悟で部屋の中へ入ることに決めましたが、夏羽が自分が蟲の好物となるものを取ってくると言い出します。

三尸蟲は血液に作用する麻酔針を持っているが、屍鬼である夏羽は血液を持たないため通用せず痛覚も無いので何の障害もないのでした。夏羽は恐怖することなく躊躇わずに三尸蟲の好物となるものを見つけて取り上げ蟲の駆除に成功します。

その様子に隠神は躊躇いなくやってのける夏羽に強いが哀しいと感じます。事件が解決し三尸蟲の好物は罪悪感であり、おそらくこの靴は盗品なのだろうと隠神は言います。

2人のもとに礼を伝えに兄妹の長男が走って来て蟲が大量発生した原因を訊くが、夏羽から盗品の靴を差し出され、悪さをしなければ大丈夫だと言われた長男は顔を曇らせました。

母子家庭で貧しい生活をしており、自分のことは後回しでボロボロの靴を履いていた母親のために幼い弟が母親にプレゼントするのだと言って店から靴を持ってきてしまい、それが悪いことだとは知らず、母親のためを思っての行為だったため、長男が弟を叱ったところに蟲が湧きだしてきたのでした。

事務所に帰ろうとなった時、夏羽は隠神のところで働けば両親に会うことが出来るのかと質問すると、親に会いたいかと質問を返されます。

以前訊かれた際は躊躇していましたが、今度は何の迷いもなく会いたいと答える夏羽に、隠神は調査料はバイト代から引いておくと言いました。

 

警察

隠神探偵事務所に帰ってきた夏羽は、自分の他にも働いている仲間に出会います。夏羽と同じく半妖の子である織と雪男子の晶という2人の少年で、何故か敵対心を剥き出しにしてくる織は夏羽に先輩風を吹かせたり嫌がらせをしてきますが、何事もなかったように罠を抜け出してくる夏羽に驚く織。

織は蜘蛛(アラクネ)との半妖の子であることを明かし、自分を捨てた親は既に死んでいると思うことにしていると話しますが、夏羽はそんな織の意見を否定し、隠神から捨てられてないことや両親を見つけてくれるという希望を与えてくれたこと、織の親も同じく生きていると話す夏羽でした。

悪戯をした事がバレた織は、隠神にお仕置きとして夏羽を警察の飯生の元へ連れてくことになり、新宿警察署へと向かいます。

飯生は化狐の怪物でありながら警察内に権力を持つため、隠神も表面上は協力関係を築いていました。飯生に挨拶に来たが、飯生の部下の紺が夏羽以外は連れて行かないと言うため織と晶は待機することになります。

隠神から夏羽のことを聞かされていた飯生は、命結石を見てみたいと言い出し石の効果を話し出し、命結石さえあれば人間との共存などという回りくどいことをしなくて済むと力付くで命結石を奪取し、紺が夏羽の首を切り落として再生出来ないようにトランクに閉じ込めます。

飯生は紺に付き添いで来ていた織と晶の始末を言い渡しますが、変化がすぐにバレてしまった紺は炎の能力で2人を襲います。トランクから解放された夏羽の力もあり、3人は隠神の元へ無事に帰宅します。

後に予測していた隠神によって事前に命結石が狸のアクセサリーとすり替えられていたことに気がつき、電話で隠神からは飯生に宣戦布告をしたため、現在では敵同士になっています。

 

命結石

夏羽が肌身離さずに持っている命結石は、夏羽の両親が残したもので、怪物特有の渇きを押さえる力を持っている貴重な代物です。

もし命結石が無ければ、夏羽は正気を保てず渇きに支配されて人間や仲間を襲ってしまう衝動に駆られてしまうため、夏羽は命結石を手放せないと、時には体内に隠して持っていたりします。

命結石以外にも似たような名前の石は1000年ほど前から全国各地にいくつか存在しており、全てが怪物同士の力の均衡を保つための重要なものだということが明かされています。

晶の双子の兄・結の持っていた雪の里の零結石、四国屋島の幻結石もその内の1つであり、その土地で強い力を持った怪物たちに受け継がれてるものです。

石はどこの土地で誰が受け継いでいたのかを調べる事が出来る可能性があり、夏羽の両親がどのような経緯で命結石を手に入れたのか知ることも出来る可能性があると言うことです。

lこの石は、屍鬼の骨で作られているらしいという事も作中で判明し、結石同士をくっつけると融合して1つにすることも可能なようです。

 

怪物事変アニメについて

怪物事変は漫画だけでなく、ついにアニメ化されることになりました。

2021年1月10日放送開始

2021年1月10日よりTOKYO MX他にてアニメが放送開始となりました。またリアルタイムで見れなかった人のためにAmazonプライムやHuluなどにて見逃し配信として見ることも出来るのが嬉しいですね。

 

担当声優さんは?

TVアニメ公式サイトには作者の藍本松氏、担当声優さんたちのコメントも載っています。

主人公の夏羽役は藤原夏海さん、隠神役は諏訪部順一さん、織役は花江夏樹さん、 晶役は村瀬歩さん、ミハイ役は小野大輔さん、飯生役は花澤香菜さん、紺役は花守ゆみりさん、野火丸役 は下野紘さん、と なっており、とっても豪華なメンバーですよね。

 

また、オープニングの主題歌はミハイ役の小野大輔さんが担当しています。

 

今後の怪物事変について

2021年からアニメも放送開始され、ますます目が離せない怪物事変ですが、今後の展開について確認しましょう。

最新刊は?

怪物事変 13 (ジャンプコミックスDIGITAL)

怪物事変の最新巻は2021年2月4日に13巻が発売されました。

飯生は桜牙ハムの工場を落とし損ねたことが悔しかったため、隠神を苦しませたいと狸が暮らすだけの何もない屋島を襲う計画を立てたことに野火丸は快く思っておらず、事前に隠神に伝えに来ます。立場上、命令に背くわけに行かない野火丸は、狐による襲撃を防ぐために任務阻止のための協力を申し出ますが、赤城と花楓によって予定よりも早く襲われてしまいます。

自分の本当の力と向き合うことを決める夏羽、自分の記憶を思い出し良い子かどうかは他人に決めさせるのではなく自分で決めればいいと飯生に逆らい立ち向かうことにした紺がどのように活躍するのか目が離せない展開へとなっています。

検索すると打ち切りと出てくるのは?

怪物事変を検索すると、打ち切りという検索候補が出てくるのが不思議に思った方も多いはずですが、理由として過去に連載していた漫画「MUDDY」、「保健室の死神」という作品が、途中で打ち切られてしまった事がありました。

そのため、同様に怪物事変が打ち切られる心配を感じたユーザーが打ち切りにならないか検索したことが検索候補に上がった原因だと思われます。

そんな心配を他所に怪物事変は2021年にアニメが放送開始され、2021年2月には最新の13巻が発売され、今後もこの人気は勢いよく伸びていくはずです。

漫画とアニメ、どちらも見逃せない展開となっていますので、今後も楽しみですね。

記事にコメントするにはこちら