「ゾンビランドサガリベンジ」キャラとあらすじを復習!見どころを紹介するんじゃーい

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『ゾンビランドサガ』は、ゾンビとなって蘇った少女達がご当地アイドルとして佐賀県を盛り上げるアニメです。
本作は、他のアイドルアニメやゾンビ作品とは一味違います。
ゾンビの怖さを笑いに変える明るい作風で、未練やトラウマを乗り越える熱い成長ドラマや予想外の展開に引き込まれる作品なのです。
この記事では、1期のストーリーをおさらい、2期のあらすじやメインキャラクターを紹介します。

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ゾンビランドサガとは?

『ゾンビランドサガ』は、2018年10月に第1期が放送されて以来、ファンから根強い人気を誇るアニメ作品です。
放送中はTwitterでトレンド入りを果たし、Blu-rayがAmazonで売上1位を記録。
声優による聖地でのライブも超満員にしたほど人気となりました。
そして、2021年4月から2年半ぶりに2期が放送。
空白期間を感じさせない面白いストーリーや楽曲が、多くのファンを魅了しています。

本作は原作のないオリジナルアニメで、『呪術廻戦』『ユーリ!!!on ICE』など数々の人気作を生み出したアニメ制作会社・MAPPA、エイベックスピクチャーズ、Cygamesの3社が協同企画しました。

『ゾンビランドサガ』あらすじ

物語は、メインヒロインの源さくらがアイドルのオーディションに応募しようと家を出たところから始まります。
元気よく外に出たさくらはトラックに激突。
さくらはそのまま亡くなってしまうのです。

目を覚ましたさくらは記憶を失い、知らない洋館にいました。
そこにいたのは6人のゾンビたち。
恐怖で洋館を飛び出したさくらは警官に助けを求めますが拳銃で撃たれ、自分もゾンビになっていることに気づきます。
彼女を助け出したのは、謎のプロデューサー・巽幸太郎。
彼は存在感が薄い佐賀県を救うために、亡くなった少女達をゾンビに蘇らせ、ご当地アイドルとして盛り上げるプロジェクト「ゾンビランドサガプロジェクト」にさくらを参加させました。
さくらの他のメンバーは伝説の特攻隊長・二階堂サキ、伝説の平成アイドル・水野愛、伝説の昭和アイドル・紺野純子、幕末の動乱期に活躍した伝説の花魁・ゆうぎり、伝説の天才子役・星川リリィ、そして謎に満ちた29歳女性・伝説の山田たえと、年齢、世代が異なる7人の少女たち。

彼女達が幸太郎のプロデュースのもとで佐賀県のご当地アイドル「フランシュシュ」として奮闘しながら、飛躍していくストーリーです。

ゾンビに恐ろしいイメージを持っている人もいるでしょう。
しかし本作のゾンビ達は違います。
トラウマや劣等感に悩みながら、必死にもがきながら前を向いて、首の皮一枚つないだ希望を信じてトップアイドルを目指していく。
前向きで今を必死に生きていく姿を応援したくなる魅力的なヒロイン達なのです。

音楽の完成度の高さ、楽曲の豊かさに注目

ゾンビアイドル「フランシュシュ」の歌う楽曲は、デスメタルにラップ、ロック、バラードなど、楽曲の振り幅が大きいのが特徴とされてます。

その理由は、『ゾンビランドサガ』ではストーリー展開やセンターとなるキャラクターの個性に寄り添った音楽を1話ごとに登場するからです。

たとえば、野外ロックフェスで歌われた『アツクナレ』では、平成のアイドル・愛から昭和のアイドル・純子へソロパートが交代。
愛がトラウマである雷に怯えて声が震えてしまった際に、純子がフォローに入り、会場を盛り上げた場面が目に浮かぶように表現されていました。

この世に残した父親へ伝えたい想いをまっすぐ歌った楽曲など、キャラクターの想いを綴った楽曲もあり、ストーリーを思い出しながら感動に浸ることもできるのです。

主題歌も完成度が高く、作品に引き込む力があります。

1期の主題歌『徒花ネクロマンシー』では、死んでも夢を叶える想いや、明日に向かって生きていく強い意志が歌われており、彼女達の力強い歌声と合わさることで、生命力あふれる音楽に仕上がっていました。

一方で1期のエンディングテーマ『光へ』は、中学校・高校の卒業式の合唱曲のような切なさと希望を感じ取れる楽曲となっています。

フランシュシュは、全身全霊を込めた歌声や多彩な音楽を通して、聴く人の心に感動や前を向いて進む勇気を届けてくれるアイドルなのです。

笑いに衝撃展開も満載!斬新なストーリーが面白い

『ゾンビランドサガ』は、コメディとシリアスのバランスが絶妙で、視聴者の興味をそそるストーリーが展開されています。
1期の第1話では、開始1分ほどでメインヒロインがトラックにはねられ、宙に舞う姿とともにデスメタルサウンドのOPが流れたところが、予想外で驚いたファンもいるようです。

驚くのもつかの間、さくらは警官に撃たれ、鏡で自分がゾンビになっていると発覚。さらにはアイドルになって佐賀を救うことになるなど衝撃展開が押し寄せます。

何が起きているのか、これからどうなってしまうのかと視聴者の好奇心をくすぐるストーリー展開で、引き込まれずにはいられません。

ゾンビになったさくらを助けた男性プロデューサー・巽幸太郎は基本的にハイテンション。
朝のミーティングでは、幸太郎の勢いのあるボケとフランシュシュメンバーの冷めたリアクションが入ることで、思わず笑ってしまう雰囲気が構築されています。

ゾンビ達の体がバラバラになったり、目が取れたりする場面もコミカルに描かれることもあり、退屈することなく楽しい気持ちで観ることができるのです。

一方でゾンビでアイドルという斬新な設定も、ストーリーに深みを与えています。

フランシュシュのメンバーは、生没年も年齢も経歴も様々。
普通に生きていたら決して会うことのない7人が集結し、アイドルとして同じ目標に向かって進んでいきます。

しかし生きていた時代や環境、価値観が違うため、ぶつかってしまうこともあるのです。

ライブを通して信頼と絆を築き上げ、グループがひとつになった時のパフォーマンスは感動の一言に尽きます。

ゾンビでアイドルという斬新な設定があってこそ生まれる感動ドラマと、型破りな幸太郎を中心に予想外の展開が起こるので、気になって最後まで観てしまう。
中毒性抜群、笑って泣ける傑作アニメなのです。

1期の重大な出来事や気になる伏線を復習

2期放送にあたり、1期の重要な出来事と1期で回収しきれていない伏線をまとめました。
1期のおさらいや2期の考察の参考にしてみてください。

デスメタルライブに参戦

1話で幸太郎に助けられたさくらは、洋館にいたゾンビ達6人とともに半ば強引的にライブに参加することになりました。

この時点でさくら以外のメンバーは自我がなく、うめき声を上げてさまようことしかできません。
さくらもアイドル未経験だったため、アイドルグループらしいパフォーマンスはほぼ不可能でした。
舞台に出されたさくらは、どうすればいいか分からず立ち尽くします。
そこに幸太郎が、デスメタルを流します。
音楽を聴いたゾンビ達は思いのままにシャウトやヘッドバンギング。
まるで本当に首が折れたようなダイナミックなヘッドバンギングで観客を驚かせ、会場を沸かします。
ライブ中にさくらは会場の熱気にどこか懐かしいものを感じ、生前の記憶を思い出すためにアイドル活動に本気で打ち込むことにしました。

グループ名をフランシュシュに決定

初ライブの翌日、うめき声しかあげられなかった6人のゾンビ達が自我と生前の記憶を取り戻していました。
しかしアイドルになって佐賀を救えという幸太郎の意味不明な言動に呆れて、逃げ出そうとするメンバーが出たり、元レディースの特攻隊長・サキとさくらが衝突したりと、一筋縄ではうまくいきません。
挙句の果てにはさくらとサキは佐賀城で行われたイベントライブで、ラップで喧嘩を始めてしまいます。
怒ったさくらはラップで本心をサキやメンバー、観客たちにぶつけ、会場を湧かせました。

その後、幸太郎は、朝のミーティングで唐津駅前でのゲリラライブ開催を発表します。

ゲリラライブに向けてレッスンに励むさくら達ですが、幸太郎が仮に付けたグループ名にセンスが無いため、自分たちでグループ名を考えました。

グループ名が決まらない7人でしたが、たえが必死にくしゃみで「フランシュシュ」と発言。
ゾンビらしさと可愛さを併せ持つアイドルグループ「フランシュシュ」が誕生しました。

唐津駅前にてゲリラライブ開催

発表した次の日にゲリラライブを控えたフランシュシュの7人ですが、ダンス未経験のメンバーは練習をしていても失敗してしまいます。
うまくいかない現状を見た昭和のアイドル・純子は、一夜漬けの半端なパフォーマンスをお客さんに見せるべきではないと思っていました。

平成のアイドル・愛も、熱意だけで何とかしようとする未経験者達を一歩引いた目で見ていたのです。

ゲリラライブ当日も純子と愛はパフォーマンスに加わらず、車の中で待機していました。

やむを得ず5人でパフォーマンスをするさくら達ですが、練習で成功できなかった移動に失敗。
さくらも力が入ってしまい、歌詞が途中で出てこなくなり、混乱してしまいました。
客足も遠のいていく絶体絶命の大ピンチに、愛と純子が駆けつけます。

全員で精一杯のパフォーマンスをするフランシュシュを観て、小さな女の子が楽しそうに踊っていました。

さくらたち達とともに精一杯パフォーマンスした純子と愛は、グループで活動する楽しさや新しい仲間とともに全力でパフォーマンスすることの魅力に気づけたのでした。

地元製薬会社に営業へ。幽霊騒ぎ発生

活動資金がなくなったため、営業をすることになったフランシュシュ。
湿布が有名な地元大手製薬会社の温泉旅行で開催される宴会に参加することになりました。
幸太郎に隠れて観光を楽しむフランシュシュのメンバー達は、ライブ前に親交を深めます。
ライブも製薬会社の湿布を使ったパフォーマンスで大成功。
ライブ中はゾンビであることを隠すことができたのです。
その後、温泉を堪能したいサキと純子、彼女達の説得に失敗したさくらは人がいない時間を狙って大浴場に入りました。
しかし誰も入浴しないと思っていた時間に、製薬会社の重役の女性が入ってきたのです。
さくらはゾンビ姿で見つかってしまい、女性は怖くて逃げてしまいます。
さらにはさくら達を探しに来た仲間達がゾンビ姿のままで登場し、幽霊が出たと大騒動に。
スポンサーの件も流れてしまい、さらには佐賀で有名なローカル雑誌「サガジン」で騒ぎが取り上げられてしまいました。

人気店のCM出演、ガタリンピックに参加

フランシュシュの知名度を上げるべく幸太郎は、佐賀で有名な鶏肉料理の店「ドライブイン鳥」のCMにフランシュシュを出演させることにしました。

たえの鶏の鳴き声や7人のダンスが高評価を受け、少しずつ知名度を上げていきます。
その後、さらなる知名度を上げるため、佐賀県の一大イベント「ガタリンピック」にフランシュシュを参加させました。
干潟の上に設置されたターザンロープに捕まり、飛距離を競う競技に出場したたえは、7人の中で最高記録を出すものの四肢がバラバラになってしまいます。
ゾンビであることを隠さないといけない彼女達は必死にたえの腕や足、頭を集め、一大事を避けることができました。
一方、ガタリンピックに取材に来ていたサガジンの編集者は純子をどこかで見たことがある気がすると疑問に思っていたのでした。

チェキ会開催!愛と純子が対立

ドライブイン鳥のCMとガタリンピック出場をきっかけに、ファンが増えてきたフランシュシュ。
幸太郎は、ファンとの撮影会「チェキ会」を開催することにしました。
しかし、昭和のアイドルである純子は、チェキ会がアイドルがファンに媚びを売っているように感じ、撮影に乗り気ではありません。
ステージの上でファンを魅了するのがアイドルだと信じてきた純子は、ファンとの距離が近いことがどうしても許せませんでした。
純子に対し、愛は「これから本当にアイドルやってくなら、あんたのその考え方は邪魔になる」と言ってしまいます。
お互いプロだからこそ、譲れない価値観でぶつかってしまったのです。

九州最大級のロックフェスに参戦

愛と純子が仲違いしている最中、幸太郎は「佐賀ロックフェス」の新人枠に出演すると発表しました。

佐賀ロックフェスは、九州最大級の野外フェスイベント。
しかし愛は、かつて野外ライブ中に落雷を受けて亡くなったトラウマに苦しんでいたのです。

一方、部屋に引き込もっていた純子のもとに幸太郎が訪れます。
彼は、「自分の個性を貫き、現代に昭和アイドルの心意気を持って活動するその姿をメンバーやファンたちに見せてくれ」と言いました。
幸太郎の言葉を受けた純子は、さくら達と再びステージに立つことを決意したのです。

フランシュシュがライブステージに立った時、雷雨になりました。
愛は落雷に対する恐怖で、声が震えていつもの調子が出ません。
そこに純子がカバーに入ります。
盛り上がりをみせるステージに雷が落下。
ライブ再開不可能かと思われましたが、さくら達はゾンビであるために無傷でした。
輝きを放つ彼女達は、最高のパフォーマンスでライブ会場を湧かせました。

さくらが生前の記憶を取り戻す

ファンが増えて、ますます勢いを増すフランシュシュ。
幸太郎は、唐津市にあるふるさと会館「アルピノ」で500人規模の単独ライブ開催を発表しました。
多目的ホールはライブ会場として使われることが少なく、ライブハウスとして復活させ、佐賀復活の足掛かりにしようと考えたのです。
アルピノを視察した時、さくらは過去に訪れたことがあるような感覚になりました。

山籠り合宿後、さくらは生前の記憶を取り戻したくて必死になるあまり、グループ全体を見れていないことに気づきます。
しかし元気よく屋敷を出た途端トラックにひき逃げされてしまいました。
衝突の衝撃でさくらはゾンビだった時の記憶を失い、生前の記憶が蘇ります。
記憶を取り戻したさくらは、後ろ向きな性格でした。
必死に努力しても本番直前にアクシデントが起きて失敗し続けてきた人生を送ってきたため、自分には何ももないと思っていたのです。
アイドル活動をしないと意固地になるさくらをメンバー達が説得に行きますが、さくらは脱走してしまいます。

逃げてきたさくらを見つけたのは幸太郎でした。
自分には何もないと頑ななさくらに、幸太郎は「いくらお前が持ってなかろうが、俺が持ってりゃええんじゃい!」と力強く言い返しました。

洋館に帰ってきたさくらですが、アイドル活動には依然として消極的。
メンバーは、必死にさくらと向き合います。
愛は「私たちは全員死んでるのよ。ここには誰1人持っている人間なんていない」「失敗や後悔はだめなことだとは思わない。乗り越えたその先に強い自分がいるから」とさくらに言いました。
愛の言葉や仲間に支えられ、さくらは仲間達と再び舞台に立つことを決意したのです。

アルピノで初の単独ライブ

ライブ当日は、佐賀県史上最大の降雪量を記録していました。
大雪の中、多くのファンが集まります。
ステージが盛り上がりを見せた時、雪の重みで窓ガラスが割れ、ステージも倒壊。
音楽が止まってもなお幸太郎は彼女達が立ち上がると信じ、手拍子をします。
メンバー達がアカペラでつなぎ、再びさくらが立ち上がると機材も復旧。
ステージの上で歌うさくらはゾンビになってからの日々も思い出すことができました。
単独ライブも大盛況のまま幕を閉じたのです。

後日、ライブに取材に来た「サガジン」の編集者は、メンバーの3号、4号、6号が、水野愛、紺野純子、星野リリィによく似ていることを不審に思っていました。

1期で回収されていない伏線や謎は?

2期の『ゾンビランドサガリベンジ』を観るにあたって注目すべきところは、1期の伏線や謎は回収されるかどうかにあります。

1期で明らかにならなかった謎は、以下の6項目です。

1:謎のプロデューサー・巽幸太郎の目的
2:日本は火葬なのに、どうしてさくら達はゾンビになったのか
3:ゆうぎりの過去
4:ゆうぎりと幸太郎の行きつけのバーのマスターとの関係
5:バーのマスターの正体、マスターと幸太郎との関係
6:ゾンビィ0号・山田たえの正体

6つの謎のなかで、特に注目すべき点はゆうぎりと幸太郎に関することです。

ゆうぎりは、普段はふざけた口調の幸太郎がフランクに話す唯一のメンバー。
人気アイドルの愛や純子に比べて情報のないゆうぎりをなぜ幸太郎は知っていたのか、なぜ彼女をメンバーに加えたのか謎が多いです。
ゆうぎりを知っているというバーのマスターも幕末に生きていたことになるので、正体も気になるところ。
幸太郎がフランシュシュのメンバーにも詳しく話していないゾンビランドサガプロジェクトについて知っているようで、ストーリーの核心に迫るキーパーソンの可能性があります。
2期は、幸太郎、ゆうぎり、マスターの3人の発言や行動に注目です。

また、1期のラストではローカル情報誌「サガジン」の編集者が、生前の愛、純子、リリィと3号、4号、6号が似ていることを不審に思っていました。
2期3話の段階では、まだゾンビバレしていませんが、過去の幽霊騒ぎも取材し佐賀ロックフェスやアルピノライブで無傷だった姿を観ているので、明るみになる展開は十分あり得ます。

どんな波乱を巻き起こすか、最後まで目が離せません。

2期のあらすじ

ここからは、2期のあらすじを紹介します。
2期1話のネタバレを含みますので、ご注意ください。

アルピノでの単独ライブに成功し、CDの売上もうなぎのぼり。
イベント会場も満員になるほど人気を集めたフランシュシュ。
勢いに乗った巽幸太郎は、駅前不動産スタジアムで3万人規模の単独ライブを発表します。
しかし会場に集まったファンは500人。
集客率1.66%という悲惨な結果になってしまいました。
莫大な借金を抱えたフランシュシュは、返済すべくメンバー達がアルバイトをしていました。
一方、幸太郎は酒浸りになってしまい、フランシュシュの活動は停止状態。
さくらが説得に行きますが、聞く耳を持ちません。
このままではだめだと思ったさくらは、幸太郎抜きで活動を再開。
初めてライブをしたライブハウスで再びライブをしようと考えます。
フランシュシュの反撃がここから始まります。

あなたは誰を推す?魅力的なキャラクターと声優を紹介

フランシュシュは7人の女性アイドルグループです。
個性的なメンバーと彼女達のプロデューサーについてご紹介しましょう。

源さくら(CV.本渡楓)

メインヒロインのさくらは、ロングヘアとリボンがトレードマークの享年17歳の女の子。
佐賀県の方言・唐津弁を話します。
生前はアイドルに憧れる女子高生で、2008年の4月7日にオーディションに応募しようと家を出た途端、交通事故で命を落としてしまいました。
7人のゾンビの中で一番最初に自我を持ったため、ゾンビィ1号と呼ばれています。
目覚めた頃は、生前の記憶がありませんでした。
ステージに立った時に感じた懐かしい感覚の正体を知りたくて、人一倍レッスンに打ち込み、アイドル活動に積極的に打ち込みます。
さくらの精一杯、前向きに努力する姿や、ステージでメンバーや観客に言いたいことをストレートに言う度胸などが、バラバラだったメンバーの心を動かし、グループがひとつになるきっかけを作りました。

言葉が話せず、暴れてしまうたえに手取り足取り振り付けを教えて、できるようになるまで付き添うほど、面倒見のいい性格の持ち主です。

さくらを演じるのは、本渡楓さん。
エーデちゃんというあだ名でファンから親しまれている声優です。
『ゾンビランドサガ』での演技が高く評価され、第13回声優アワード新人女優賞を受賞しました。

他の代表作は、『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』のメイプル/本条楓や、『魔女の旅々』のイレイナ、『亜人ちゃんは語りたい』の小鳥遊ひかりなどがあります。

本渡楓さんの包み込むような温かさを持つ可愛い声は、素直で前向きなさくらの魅力を十分に引き出しているようです。

二階堂サキ(CV.田野アサミ)

 

サキは、伝説の特攻隊長の異名を持つ享年18歳の女の子。
90年代に九州に名を轟かせた伝説のレディースグループ「怒羅美(ドラミ)」の初代リーダーをしていましたが、ライバルグループとのバイクレースで事故を起こし、帰らぬ人となりました。
ゾンビになった今は、フランシュシュのリーダーを務め、2号という名で活動しています。
口癖も荒く、初対面の相手には攻撃的な態度で接しますが、自分が仲間と認めた人は決して傷つけることはありません。
雷に怯える愛の頭を撫でて安心させていたり、野外フェスの前にも彼女を気遣ったりと、仲間を大切に想っています。
記憶を取り戻し、自分には何もないと落ち込むさくらにも彼女の目の前にあった鏡を壊し、さくらが一歩踏み出す勇気を与えました。
誰よりも仲間思いなリーダー、それが二階堂サキなのです。

また、地元・佐賀への郷土愛が深く「ドライブイン鳥」や「ガタリンピック」の仕事は目を輝かせて取り組んでいました。
故郷・佐賀を盛り上げるために全力で仕事に挑むサキの姿に注目です。

サキを演じるのは、田野アサミさん。
2000年代にダンスボーカルグループのBOYSTYLEのメインボーカルを務めていました。
グループ解散後、ドラマ出演などを経て、2011年にアニメ『トリコ』のリン役で声優の仕事に初挑戦。
その後、『スマイルプリキュア』のキュアサニー/日野アカネ役で演技力に磨きがかかり、声優としても有名になりました。
『ラブライブ!サンシャイン!!』では、ライバルユニットのリーダー・鹿角聖良で出演。
声優によるライブステージでアニメと同じ振り付けで踊りながら、歌唱したこともあります。
本作では、情に厚くリーダーシップのあるサキを熱演。
役にはまった演技と、クールな歌声でサキのかっこよさに磨きをかけています。

水野愛(CV.種田梨沙)

 

愛は「平成の伝説アイドル」の異名を持つ少女で、今は3号と呼ばれています。

彼女は、2000年代に人気を博したアイドルグループ・アイアンフリルのセンターを務めていました。

愛は佐賀県の鳥巣スタジアムでの野外フェスに参加した際、指を立てた決めポーズが避雷針になり雷が直撃。
16歳という若さで亡くなっています。

プロ意識が高く、トップアイドルになるべく絶え間ぬ努力をしてきたため、ほぼ初心者集団のフランシュシュがライブをすることに反発していました。

1日練習した後にゲリラライブを開催といった無茶苦茶なプロデュースを行う幸太郎を信用しておらず、幸太郎とはよく衝突します。

フランシュシュの活動に消極的でしたが、ゲリラライブの向けて真剣に練習するメンバー達に感化され、彼女達と活動することを決意。
今は、メンバーにダンスの指導をし、パフォーマンスでメンバーを牽引しています。

実は愛はさくらが生前、憧れていたアイドルでもありました。

「失敗や後悔を決して悪いことだと思わない」、「失敗や後悔の先に強い自分がいる」という彼女の発言は、努力が報われないさくらの心に響き、オーディションに挑む勇気を与えます。

どんな経験も糧にする愛を、さくらはとても尊敬しているのです。

水野愛を演じる種田梨沙は、『ご注文はうさぎですか?』のリゼや『四月は君の嘘』の宮園かをりなど数々の人気作品に出演した実力派声優です。

2021年3月に開催されたアニメジャパンのゾンビランドサガリベンジのイベントでは、落ち込み過ぎてしまう自分から一歩踏み出せた体験談を語っていました。

歌やライブになるとうまくできるか不安になり緊張したり、落ち込んでしまうと話す種田梨沙さんは、2016年に喉の病気で1年ほど活動を休んでいた時期かありました。

なんとか気持ちを持ち上げたい種田梨沙さんは、ライブやお芝居に行くことに。
楽しい気持ちになった彼女は、お客さんに楽しんでもらうためにどうすればいいかを考えるようになったそうです。
今はお客さんでいた時の楽しい気持ちを大切に、ライブや舞台に前向きに臨んでいるといいます。

困難を乗り越えた種田梨沙さんが演じることで、台詞に説得力を感じるでしょう。

紺野純子(CV.河瀬茉希)

 

純子は、1980年代アイドルブームのきっかけとなった逸材。現在は、4号と呼ばれています。
礼儀正しい言葉遣いに謙虚な姿勢、セーラー服が似合う、「伝説の昭和アイドル」の異名にふさわしいアイドルです。
彼女が亡くなった原因は、航空機事故。
1983年12月9日、当時19歳だった純子は佐賀へコンサートに行く途中で事故に遭いました。
事故による負傷がひどかったためか、ゾンビ姿のメンバーの中で一番つぎはぎが多いです。

普段は清楚な純子ですが、歌う時はまるで別人のようで、低音を響かせながらパワフルに歌っています。

彼女にとってのアイドルとは、ステージの上から最高のパフォーマンスでファンを魅了するもの。

厳しいレッスンを重ねてアイドルとなった彼女は、初心者の多いグループが練習1日しただけでライブを行なうという幸太郎の考えに疑念を抱き、活動に消極的でした。

ゲリラライブでさくら達のフォローに入ったことをきっかけに、グループでの活動の楽しさを実感。

製薬会社への営業で温泉に行った時は、自分も温泉に入りたいと素直に言えるようになるほど、グループに溶け込んでいました。

アイドルとファンの距離が近いチェキ会だけは苦手で、「ファンがアイドルを育てるという」価値観の愛とぶつかったことも。

幸太郎の「チェキ会が嫌なら断れ。無理に迎合する必要はない」「それが私のキャラだと言ってやれ」という言葉に背中を押され、自分のスタイルを貫くことを決意します。

紺野純子は自分の理想を貫きながら、歌声でメンバーを支えるアイドルなのです。

純子を演じるのは、河瀬茉希さん。
高校2年生の時に好きだった漫画のアニメ化イベントの声優による朗読劇に感動して声優を志したそうです。

2015年から声優として活動し、アニメ『ひそねとまそたん』の星野絵瑠役で初めてのメインキャラに抜擢されました。
他の代表作は、『メジャーセカンド』の沢弥生、『くまクマ熊ベア』のユナ、『戦✕恋』の早乙女八雲などがあります。
本作で歌やダンスを披露していますが、当初はダンスは苦手で、他のメンバーについていけないことが悔しくて必死に練習していたそうです。

歌も磨きをかけて、現在はファンからイケボと讃えられるほど上達されています。
並々ならぬ努力を重ね続けてステージに立つ純子を体現していると言っても過言ではありません。

ゆうぎり(CV.衣川里佳)

 

ゆうぎりは、明治維新の裏に彼女ありとまで言われた伝説の花魁。
新選組の前進でもある壬生浪士組をお得意様だと言うほど高い実力の持ち主です。
明治15年12月28日、19歳の若さで亡くなっていますが、劇中でまだ死因が明らかになっていません。
ゾンビ時の外傷が首元の深い傷のみで、ファンの間では斬首ではないかと言われています。
フランシュシュでは、5号という名前で活動中。
メンバーの中で一番古い時代に生きていた人物ですが、生きていた時代と現代とのギャップにも動じない、落ち着いた性格の持ち主です。
喋り方も花魁らしい気品と強さを兼ね備えた言葉遣いで、ゆっくり話します。
懐の深さ、落ち着いた大人の言動はメンバーから一目置かれており、リーダーのサキも「ゆうぎり姐さん」と慕うほど。
彼女の発言には存在感や力があり、フランシュシュのご意見番ともいえます。
彼女の欠点は、人の発言を最後まで聞かずビンタしてしまうところです。
相手が本当に言いたいことを言っている途中で手が出てしまい、相手の言葉をそのまま自分の発言として言ってしまいます。

ゲリラライブの前日、歌やダンスの難しさに苦悩し、練習を諦めかけていたさくらが立ち直った際に、ゆうぎりがさくらにビンタしてしまったことがありました。

1期の最終回では、ステージに出るのを頑なに拒むさくらにビンタ。
たえを含めたメンバー達の想いを代弁し、さくらが聞く耳を持つきっかけとなりました。

フランシュシュメンバーの頼れる姉貴分です。

ゆうぎりを演じる衣川里佳さんは、アニメは、「orange」茅野貴子役、「魔装学園H×H」飛騨怜悧役などを演じた声優。

現在は、人気スマートフォンアプリゲーム『ウマ娘プリティーダービー』で、ナリタブライアンの声を休業中の相坂優歌さんに代わって演じているので、ご存じの方もいるでしょう。

衣川里佳さんは、フランシュシュのメンバーの中でも歌声に安定感があると言われています。

ゆうぎりがセンターを務めた『佐賀事変』は、和のサウンドとジャズを融合させた楽曲。

音程が独特ながらも音程に安定感があり、歌声は凛々しさの中に艶めかしさと強さ、奔放な一面も感じ取れます。

ゆうぎりの魅力を歌声に落とし込み、表現できる声優と言ってもいいでしょう。

星川リリィ(CV.田中美海)

 

6号ことリリィは、数々のドラマ数々のゴールデンタイムのドラマに出演経験を持つ天才子役。

星の髪飾りがチャームポイントの愛らしいアイドルです。

子どもらしい無邪気な性格の持ち主ですが、幸太郎には冷たく毒舌を吐くこともありました。

メンバーの中でも最年少で、2011年11月30日に12歳の若さで亡くなっています。

リリィは、テレビを見るのが大好きな父親を楽しい気持ちにさせたくて子役になりました。

父親は頑張るリリィのために仕事をやめて、マネージャーになりましたが、プライベートでリリィと関わる時間が少なくなってしまいます。

普段の姿を見てくれていないように感じたリリィに追い打ちをかけるように、足に毛が生え、ついにはあごにひげが生えているのを発見。

可愛い自分で居続けたかったリリィは、精神的なショックと心臓麻痺でそのまま息を引き取ってしまいました。

ゾンビになってからのリリィは、緊張状態になると心臓が体の外に飛び出してしまうこともありますが、この現象にはリリィの亡くなり方と深く関係があったのです。

1期12話では、ダンスの練習にずっと付き合ってくれて嬉しかったたえの気持ちを代弁するなど、仲間思いな一面も持っています。

 

リリィを演じるのは、田中美海さん。

アイドルアニメ『プリパラ』では、アイドルユニット『トライアングル』のメンバーであるじゅのん、ぴのん、かのん、彼女達を演じ分けていた真中のんを演じていました。

『アニメジャパン2021』のゾンビランドサガのイベントで、高校の先生に反対されても声優になる夢を諦めず、大きな役のオーディションに次々挑んできたことを発表。

直感を信じて前に突き進む姿勢に会場にいた5人のメンバーも心動かされていました。

田中美海さん演じるリリィがセンターで歌う『To My Dearest』はライブ会場に来ていた父親に大好きな気持ちを乗せた楽曲。

台詞を歌っているようなミュージカル風の楽曲で、アニメでは8話のエンディングテーマとして使われ、父親とリリィの在りし日の姿や父親の泣く姿につられて泣いた視聴者もいたといいます。

リリィの純真さや父親への感謝の気持ちが伝わってくる歌声は、必聴。

ぜひ耳を傾けてみてください。

山田たえ(CV.三石琴乃)

 

0号こと山田たえは、メンバーのなかで一番謎に満ちたキャラクターです。
他のゾンビたちのように自我がないため、会話らしい会話はできません。
しかし、くしゃみでグループ名を「フランシュシュ」にしようとアピールしたり、生前の記憶を取り戻してふさぎ込むさくらに積極的に関わろうとしたりと、コミュニケーションを取ろうとしています。

もちろん歌うこともできないので、ステージではダンサーとして動いています。
最初は、観客の持つスルメイカを狙って観客席に飛び込むなどゾンビの本能に忠実だったたえ。

現在はダンスも周囲のメンバーの動きに馴染めるまでになっており、自我がなくても成長している珍しいゾンビです。
他のメンバーと違い死因も生前の職業も分からず、謎に満ちていますが、メンバー達はたえを温かい眼差しで受け止め、大切な仲間として認識しています。

監督と山田たえ役の三石琴乃さんの対談で、たえはフランシュシュのメンバーがゾンビであることを忘れさせない役どころであり、重要なキャラクターだと言われていました。
山田たえは、物語の鍵を握る人物と言っていいでしょう。

山田たえ役の三石琴乃は、『美少女戦士セーラームーン』の月野うさぎや『新世紀エヴァンゲリオン』の葛城ミサト、『ドラえもん』ののび太の母など数々の有名作品に出演するベテラン声優。

1話、2話ではたえの声優名は伏せられており、3話のテロップで三石琴乃さんと判明した時、多くのファンが驚きました。
1話のライブで披露した『ようこそ佐賀』は、たえが唯一参加した楽曲で、三石琴乃さんのデスボイスとシャウトが堪能できます。
気持ちを乗せた三石琴乃さんの熱演から目が離せません。

巽幸太郎(CV.宮野真守)

 

フランシュシュをプロデュースする謎の男・巽幸太郎は、風前の灯である佐賀県を救うべく、ゾンビによるご当地アイドルで盛り上げる「ゾンビランドサガ」プロジェクトの発起人。

常にサングラスをしており、彼の素顔を知るメンバーはいません。
性格も掴みどころがなく、朝のミーティングでは、メンバーをいじったりからかったり、ライブを翌日や一週間後に開催するためメンバーから鬱陶しがられることもありました。

常にハイテンションで無謀な仕事をさせる幸太郎ですが、仕事のスケジュール管理、相手先との交渉、フランシュシュの楽曲の作詞作曲、デモデープ作成、メイク、ホームページ作成、グッズのデザインに至るまで全て1人で担当。
特にメイクには、紙粘土やホッチキス、絵の具なども使用していますが、ゾンビの彼女達を本当に生きているように見せることができるので腕は確かでしょう。

時に落ち込んで前に進めないメンバーがいたら、真剣に正面から向き合い、奮い立たせたこともあり、マネージャーとしての実力も高いことがうかがえます。

そんな幸太郎ですが、1期12話では、生前のさくらと面識があったことが判明。
さくらとは同じクラスの同級生で、乾君と呼ばれる物静かな男子だったのです。
なぜ巽幸太郎と名前を変えて、当時と正反対の性格を演じているのかは未だに分かっていません。
彼を演じるにあたって宮野真守さんが、監督に「幸太郎は佐賀を本当に救いたいと思っているのですか」と尋ねた際、「そうです」と答えられたので、本気で佐賀を救いたいと思っているようです。

掴みどころのない幸太郎を演じるのは、宮野真守さん。
『うたのプリンスさまっ』の一ノ瀬トキヤや『シュタインズ・ゲート』の岡部倫太郎など、二枚目から三枚目まで幅広く演じられる声優です。

ライブツアーで自身が主演したコントをVTRで披露したこともあり、お笑いの実力も確か。
感情の振り幅の大きい幸太郎をユーモアたっぷりに描いており、ミーティングシーンが始まる度に笑みがこぼれます。
2期では、どんな演技で楽しませてくれるのか注目です。

2期の見どころ、注目点は?

2021年4月から待望の2期が放送されています。
集客に失敗し、莫大な負債を抱えたフランシュシュがどう反撃に出るのか、失敗からどのように成長していくのか注目です。
また、3話でフランシュシュに転機が訪れます。
トップアイドルと同じ舞台に立つことになったフランシュシュ。
決して負けられない戦いへのプレッシャーと失敗への不安、レッスンの中心にいた3号・愛のソロ活動も始まり、グループにピンチが訪れます。
果たして、フランシュシュはこの逆境をどう乗り越え、どんな進化を遂げるのか、どんなパフォーマンスで私達の心を動かしてくれるのかぜひ注目してご覧ください。

「ゾンビランドサガリベンジ」は観る人の心を掴む傑作エンターテインメント作品!

いよいよ放送が始まった『ゾンビランドサガリベンジ』。
ホラーあり笑いあり感動あり、ハチャメチャな展開もシリアスな展開も存分に堪能できるジェットコースターのような作品です。
コミカルな場面もライブシーンもその場の楽しさが伝わってくるアニメとなっており、自分が佐賀にいて応援しているような感覚を味わえます。
ストーリーが進むに連れ、キャラクターの知らなかった顔や新たな一面も知れるので、好きなキャラクターが増えていき、さらに作品の深みにハマれるでしょう。
作画、音楽、キャラクター、声優陣の演技、どれをとっても秀逸で、最後まで観た後は最高な気分になれるはずです。
ぜひ、『ゾンビランドサガ』の世界に足を踏み入れてみてください。

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