【ネタバレ】ひぐらしのなく頃に。各編のあらすじ紹介!雛見沢症候群とは?

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同人サークル「07th Expasnsion」によるゲーム発のメディアミックス作品。ミステリー形式の出題編、ネタバラし形式の解答編に分かれている長編作品。公開当時は「正答率1%」と言われる。
その1%をご紹介します。

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「ひぐらしのなく頃に」の世界観

[竜騎士07, 鈴羅木かりん]のひぐらしのなく頃に 鬼隠し編 1巻 (デジタル版ガンガンコミックス)

「ひぐらしのなく頃に」とは昭和58年6月の小さな村「雛見沢村」が舞台。基本的には主人公「前原圭一(まえはらけいいち)」を中心に物語が進む。

雛見沢村の夏祭り「綿流し」を皮切りに起こる連続怪死・失踪事件を追う連作型のミステリー。

その夏祭りに起こる事件「オヤシロ様の祟り」と「雛見沢症候群」を鍵に、必ず訪れる死の運命を覆すのが物語のメインになる。

オヤシロ様とは?事件の犯人は?雛見沢の秘密とは?これらの謎に迫るプレイヤー参加型の同人ゲーム発のメディアミックス作品。

キャラクター紹介

物語に大きく関わるキャラクターを紹介します。「ひぐらしのなく頃に」では同一キャラクターでも話によって仲間になったり、被害者だったり、犯人にもなる。

前原圭一(まえはらけいいち)

本作の主人公、東京から引っ越して来た少年。頭の回転が速く口先のはったりがうまい。お調子者で熱血漢だが、短絡的な面もある。

困難な状況でも諦める事を知らず、「運命なんて金魚すくいの紙より簡単に破れる」と言って仲間を励ます。

何があっても仲間を信じ続けると言うほど熱い男。しかし、物語の性質上惨劇に巻き込まれ疑心暗鬼に陥り、仲間を疑うようになる事が多々ある。

竜宮レナ(りゅうぐうれな)

圭一の同級生。本名は「竜宮礼奈(りゅうぐうれいな)」一人称は「レナ」罪滅ぼし編では主な視点として語られる。

可愛いものが好きですぐに「お持ち帰りー」しようとする。可愛らしく温和で大人しい性格。

冷静で物事を客観的に見る暴走しがちな圭一達のストッパー役、たまに自分も暴走する。

普段は大人しいが時に想像もつかない強さを出す事があり、罪滅ぼし編では疑心暗鬼に陥り圭一と決闘する。

園崎魅音(そのざきみおん)

圭一より一つ上の上級生、雛見沢分校の委員長。圭一達の遊ぶためのグループ「部活」の部長。

勝ち気で男勝り、少し強引な姉御肌。自分のことを「おじさん」と言ったり性別の分け隔てを感じさせない。一見がさつだが、不慣れな場面では女の子らしさを見せる。

雛見沢村において絶対的な権力者御三家の一つ園崎家の次期当主。背中には当主の証として鬼の刺青が彫られていて、それを見られる事を嫌っている。

双子の妹詩音とは仲が良いが、忌み子として扱われる詩音に負い目を感じていることがある。

園崎詩音(そのざきしおん)

魅音の双子の妹。

初登場の「綿流し編」では圭一を、古手神社の宝物殿に連れて行く重要な役割をしていた。「目明し編」では主視点になっている。

魅音とは反対に女の子らしさを前面に出している。挨拶は「はろろ~ん」

実家である園崎家からは忌み子として扱われ全寮制の聖ルチーア学園に入れられている。

名前の意味として詩音は「出家させて寺に閉じ込める者」と言われている。

世話好きで献身的で恋に一途な面があり、失踪した想い人の北条悟史(ほうじょうさとし)の帰りを待ち続けている。

北条沙都子(ほうじょうさとこ)

失踪中の北条悟史の妹。

いたずら好きで事あるごとに圭一にちょっかいを出す。「トラップマスター」の異名を持つ。古手梨花とは親友で一緒に暮らしている。

強がりな性格で苦しい時でもなかなか助けを求めず、結果「祟殺し」編では心が壊れる。

雛見沢村では、雛見沢ダム建設計画に賛成した事故で死んだ両親の影響で村八分の対象になっていて、ほとんどの編で冷たく扱われる。

失踪中の悟史を「にーにー」と慕っていて、頼りきりだった沙都子は自分が兄を追い詰めたと思っていて、他人に頼らず立派な大人になれば悟史が帰って来ると信じている。

古手梨花(ふるでりか)

解決編の主人公。「ひぐらしのなく頃に」において本当の主人公。

各編の多重世界のループに囚われていて、自分の、延いてはみんなの死を回避するために、自分達を殺す犯人を捜している。

普段は可愛らしい性格を作っている。中身は大人びていてその豹変に周りが驚くことがある。

雛見沢村では神事を司る古手家の当主であり、巫女でもある事から神聖視されている。

村で崇拝されている「オヤシロ様」羽入を唯一常に知覚できる。羽入とは100年間惨劇に挑戦してきた事から友人よりは「パートナー」である。

羽入(はにゅう)

オヤシロ様の正体。「祭囃し編」でようやく実体化して圭一達の前に姿を現す。

祭囃し編以外では、常に見れる梨花以外には認識できず、雛見沢症候群を発症した人にのみ知覚される。そのされ方も足音がついて来るや気配がする程度。

梨花に助言はするが基本的には傍観者であり、積極的に物語には関わらなかった。それを「皆殺し編」でレナに指摘され、祭囃し編では自分から惨劇の回避に乗り出す。

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各編のあらすじ

「ひぐらしのなく頃に」の出題編「鬼隠し編」「綿流し編」「祟殺し編」「暇潰し編」と解答編「罪滅し編」「目明し編」「皆殺し編」「祭囃し編」の合計8編で構成されている。ここではその内容について触れていく。

各編の共通点

基本的には誰かが何らかの理由で疑心暗鬼なり、雛見沢症候群を発症、悪化して惨劇に至る。事件が起こるのは綿流しの夏祭りのあとになり、多くの編でフリーのカメラマン富竹ジロウは殺されたことが引き金になる、鷹野三四は失踪、死亡を偽造される。

裏には必ず鷹野三四率いる山犬部隊と言われる特殊工作員が居て雛見沢症候群の集団発症を目論んでいる。

鬼隠し編

前原圭一は雛見沢村に「鬼隠し」と言われる連続失踪事件がある事を知り、興味本位から事件を調べ始める。

友人である魅音とレナに事件の事を尋ねるが口を閉ざす。その姿に疑念を抱いた圭一は事件の恐怖もあり疑心暗鬼になる。

魅音とレナに命を狙われていると勘違いした圭一は、二人を金属バットで撲殺してしまう。

それでもまだ誰かに狙われている幻覚を見る圭一は電話ボックスの中で首を掻きむしって死ぬ。

綿流し編

綿流しの夏祭りで古手神社の祭具殿に侵入した圭一は、村の禁忌であるその行為が魅音と園崎家の報復の対象になったと勘違いする。

圭一はレナと詩音の協力の元魅音を追い詰めるが、魅音に逃げられる。

その後「鬼」と化した狂気に満ちた魅音が現れ圭一を包丁で刺す。一命をとりとめるも、詩音の転落死と失踪していた梨花や沙都子の死を知り、彼も突如死んでしまう。

祟殺し編

圭一は家族の居ない沙都子の力になりたいと兄役を買って出て、兄妹のような関係を築いていた。

しかし、その関係は沙都子の叔父が村に戻って来たことから壊れてしまう。叔父からの虐待により苦しむ沙都子を救う為圭一は叔父を殺害する。

しかし、叔父の死体は消え、叔父はまだ生きており叔父を殺害した事実が消える。

その後圭一の周りでは人が次々に死に始める。やがて村人全てがガス災害の犠牲になる。唯一生き残った圭一も数か月後に死ぬ。

暇潰し編

昭和53年ダム工事反対運動中の雛見沢、そこに若手刑事赤坂が訪れる。

彼は建設大臣の孫誘拐事件を調べている途中、村の少女梨花と出会う。

彼女は赤坂に村はダムに沈まない、早く東京に帰れという。しかし、その助言に従わなかった彼は大臣の孫を助け出すが身重だった妻が階段から転落して死亡したことを知る。

数年後大災害により住民のほとんどが死んだ雛見沢を再び訪れた彼は、梨花の助言に従わなかったこと、彼女の助けを求める声に答えられ無かった事を後悔していた。

罪滅し編

鬼隠し編の解答編にあたり、レナが主人公。

レナは父親に近づく美人局の女と男を殺害、その秘密を部活メンバーに話一度は支えあうが、精神は不安定になっていた。

そんな中、鷹野の死をきっかけに「オヤシロ様の祟り」を考察(妄想)した「鷹野ファイル」を信じ込み人間不信になる。

疑心暗鬼が加速したレナは圭一達を人質に分校に立てこもる。最後には屋根で圭一と決闘し正気を取り戻すが雛見沢村は災害によりほろぶ。

目明し編

綿流し編の解答編、詩音が主人公。

北条悟史と出会った詩音は、彼に恋心を持つ。

しかし、悟史は沙都子を守るため叔母を殺害する。詩音は悟史を守るために自分が園崎詩音であると名乗る。

勝手に園崎の名前を使った詩音は爪を三枚剥がす事をけじめにされるが、翌日悟史が失踪する。その首謀者が園崎家である事を知った詩音は怒り狂う。

その後、魅音と詩音を使い分け公由(きみよし)村長、梨花、沙都子を殺害。圭一と詩音に見立てた魅音を殺害。

綿流し編の真相として、狂気に駆り立てられたのは魅音ではなく詩音であった。

皆殺し編

祟殺し編の解答編、梨花が主人公。

この物語では、圭一達が他の物語を夢として記憶している。かつてない現象に期待を寄せる梨花。

しかし、この世界では今まで惨劇を回避したことのない沙都子の叔父が居る世界だった。

今回も誰かが叔父を殺害すると思われたが。今回は誰もが疑心暗鬼にならず力を合わせるせかいでした。

梨花は今までの自分が知る全てを部活メンバーに打ち明ける。鷹野と山犬部隊の真実を知った梨花は仲間と立ち向かいますがあと一歩で殺されてしまう。

その際、梨花は怒りを忘れないために起きたまま腹を切り裂かれ殺される。

祭囃し編

ひぐらしのなく頃に全体に対する解答。

鷹野三四の存在、雛見沢症候群は三四の祖父の研究で発見され、それを認めさせるために彼女は雛見沢村で惨劇を引き起こす。

その惨劇を回避するために、梨花は部活メンバーと実体化した羽入、さらに赤坂や入江、大石の力を借りて立ち向かう。

山犬を出し抜きとうとう部隊を撤退に追い込む。最後に鷹野が銃を構えるが、その銃弾は羽入と梨花によって反らされ外れる。雛見沢症候群を発症していた鷹野は富竹に保護され、梨花達は誰も死なない未来を勝ち取る。

オヤシロ様の正体

オヤシロ様は雛見沢村で信仰されている神。その正体は羽入である。

正確には羽入と雛見沢症候群を発症した際に起きる幻覚である。

羽入を知覚できる梨花はオヤシロ様の生まれ変わりと言われているが、羽入が近くにいるのであくまでも村の言い伝え程度であることがわかる。

祟りが恐れられているが、羽入は一度も祟ったことはなくそのことに対して怒りを顕わにしたこともある。

能力的には時間の遡りがあり、その力で梨花と一緒に惨劇を回避するために100年間戦い続けた。

雛見沢症候群とは?

雛見沢村のみに蔓延している風土病、微生物による空気感染による拡散が特徴である。

発症すると精神的に不安定になり、強いストレスを抱える。重症になると幻覚を見始め、極度の疑心暗鬼に陥る。最終的に首のリンパ節の痒みから首を掻きむしり死に至る。

症状を悪化させる薬はあるが、治療薬は無く対処療法として軽減薬で凌ぐしかない。

各編の感染者

「鬼隠し編」前原圭一が発症。疑心暗鬼になり魅音とレナをバットで殺害、首を掻きむしって死亡。

「綿流し編」園崎詩音が発症。疑心暗鬼になり祖母、公由村長、梨花、沙都子、魅音を殺害、圭一を包丁で刺す。

「祟殺し編」前原圭一、北条沙都子が発症。前原圭一はさみの叔父を殺害、沙都子は幻覚に囚われる。

「暇潰し編」発症者なし。

「罪滅し編」竜宮レナが発症。美人局の男女を殺害。疑心暗鬼になるが、前原圭一の活躍により症状を克服した。

「目明し編」園崎詩音が発症。被害は綿流し編と同じ。

「皆殺し編」発症者なし。

「祭囃し編」発症者なし。

まとめ

[赤瀬 とまと, 竜騎士07/07th Expansion]のひぐらしのなく頃に 業 (1) (角川コミックス・エース)

多くの話で惨劇に遭う梨花が最後に辿り着いたのは誰も傷つかない死なない世界であった。特に祭囃し編の最期では幼少の頃の三四の前に大人になった梨花が現れ、助言をする。

それにより三四とその両親は事故に遭わず三四は不幸な人生を歩まなくなった。

幾つもの奇跡が重なり最善の解答を得た梨花は大人になり物語の幕を閉じた。

結果ひぐらしのなく頃にはハッピーエンドで終わりを迎えました。

 

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