【黒子のバスケ】技・特殊能力を紹介!

カテゴリーまとめはこちら:アニメ / 黒子のバスケ

「週刊少年ジャンプ」に連載された大人気バスケ漫画『黒子のバスケ』。10年に1人の天才が5人揃った「キセキの世代」の「幻の6人目」である主人公・黒子テツヤが、誠凛高校に進学後、そのバスケ部の仲間たちとともに、それぞれ別の高校へと進学していった「キセキの世代」たちと熱い試合を繰り広げる様が描かれます。そんな本作に登場する技や特殊能力についてご紹介していきます!

記事にコメントするにはこちら

目次

『黒子のバスケ』とは?

「黒バス」や「黒子」の略称で知られる『黒子のバスケ』は、藤巻忠俊(ふじまき・ただとし)さんによるバスケ漫画作品。 「週刊少年ジャンプ」にて2009年2号より連載が開始され、2014年40号に掲載された第276話(全30巻)で完結を迎えました。その後、本編の後日談として2014年9月から12月にかけて『少年ジャンプ+』にて「黒子のバスケ番外編」が連載され、『少年ジャンプNEXT!!』にて2014 vol.6から2016 vol.1にかけて「黒子のバスケ EXTRA GAME」も連載されました。

テレビアニメは第1期が2012年に放送され、第2期が2013年から2014年にかけて、第3期が2015年に放送されました。2017年には、「EXTRA GAME」を原作とした完全新作アニメーション映画『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』も公開されました。その他、小説、舞台、ゲームなど、様々なメディアミックスが展開されています。

物語のあらすじ

全中3連覇を誇るバスケットボールの超強豪校・帝光中学校。その輝かしい歴史の中でも特に素晴らしい才能を持ち、10年に1人の天才が5人同時に存在していた世代は「キセキの世代」と呼ばれていました。その「キセキの世代」には、誰も知らず、試合記録が存在しないにも関わらず、その5人が一目を置いていたという「幻の6人目(シックスマン)」が存在していたという不思議な噂が存在していました。

同じ中学校に在籍していた「キセキの世代」の5人はそれぞれ別々の高校に進学し、その「幻の6人目」もまた別の高校に進学しました。創立2年目を迎えた新設私立誠凛高校の男子バスケットボール部。そのバスケ部に入部した「幻の6人目」こと主人公の黒子(くろこ)テツヤは、誠凛高校バスケ部の仲間たちとともに、かつて試合で共に戦った「キセキの世代」とコートの上で熱い試合を繰り広げていくことになります。

ここからはそんな本作に登場するキャラクターたちの技や特殊能力についてご紹介していきます!

『黒子のバスケ』黒子テツヤの技・特殊能力その1:視線誘導(ミスディレクション)

視線誘導(ミスディレクション)は、本作の主人公・黒子テツヤが用いる技術。元々はマジシャンなどが用いる視線誘導テクニックの総称で、黒子自身の持つ「影が薄い」という特性を利用し、さらに優れた観察眼を元に相手の意識や視線を誘導することで、コート上の自分の存在を極限まで薄めて見えなくしていくことが可能です。これによって、相手からいつの間にかボールを奪われていたり、いつの間にかパスが通っていた、ということが起こります。

ただし、徐々に相手に慣れが生じてしまうために、1試合分全てで活用することは不可能だという欠点があります。また、「鷹の目(ホークアイ)」を持つ高尾和成(たかお・かずなり)、「鷲の目(イーグルアイ)」を持つ伊月俊(いづき・しゅん)といった高い空間認識能力を持つ選手や、既に黒子の存在感に慣れてしまっている選手には効果を発揮しづらいということもあります。

『黒子のバスケ』黒子テツヤの技・特殊能力その2:回転長距離パス(サイクロンパス)

回転長距離パス(サイクロンパス)は、黒子テツヤが放つカウンター専用の回転式パス。身体のバネをフルに使って遠心力をつけることで一気に加速させ、コートのエンドラインからエンドラインまで一直線に通るほどのパスを出すことが可能です。相手チームがゴールを決めて攻守が入れ替わる瞬間に、限りなく速く敵陣へと切り込みます。

『黒子のバスケ』黒子テツヤの技・特殊能力その3:加速するパス(イグナイトパス)

加速するパス(イグナイトパス)は、黒子テツヤがパス中継時に放つ強力な威力を持ったパス。パス中継時に単純にタップしてパスの方向を変えるのみならず、掌底で殴ることで急激な加速をつけています。

パスルートを読むだけでは防げないという効果を持った一種の力技で、その強力さ故に受ける側にかかる負担も大きく、当初は「キセキの世代」と、同じ誠凛高校バスケ部に在籍する火神大我(かがみ・たいが)のみが取ることが可能でした。時を経て誠凛高校バスケ部メンバーが成長したことにより、受け取ることができる回数に制限はあるものの、全員キャッチすることが可能になりました。

『黒子のバスケ』黒子テツヤの技・特殊能力その4:加速するパス・廻(イグナイトパス・かい)

加速するパス・廻(イグナイトパス・かい)は、黒子テツヤの放つ強化版の「加速するパス」。「加速するパス」に大きく踏み込む際の勢いを加え、ボールを螺旋回転させることで威力を大幅に上げています。

ボールに触れた選手の腕を弾き飛ばしてしまうほどの威力を持ってはいるものの、あまりに威力が強すぎるために味方でもキャッチすることが難しく、通常の「加速するパス」をキャッチできるようになった誠凛高校バスケ部メンバーもキャッチすることはできません(その中でも出来ていたのは、火神大我と木吉鉄平(きよし・てっぺい)のみです)。また、それを使用する黒子自身の身体への負荷も大きく、連続使用することはできません。

『黒子のバスケ』黒子テツヤの技・特殊能力その5:消えるドライブ(バニシングドライブ)

消えるドライブ(バニシングドライブ)は、黒子テツヤの「視線誘導」を応用したドリブル技。コート上で大きな存在感のある味方選手(作中では火神大我)が相手選手の視界にいる際に、その視線を一瞬だけその味方選手へと誘導し、その隙をついて相手を抜き去ります。相手からすると、気がついたときには黒子に後ろに抜かれてしまったように感じます。

黒子は基本的にコート上では一瞬でボールから離れるパスだけを専門にしていましたが、この技を考案したことによってボールを自分の元に置いたまま「視線誘導」を行うことができるようになりました。「鷹の目」を持つ高尾和成、「キセキの世代」の1人である緑間真太郎(みどりま・しんたろう)さえもそれを破ることができませんでしたが、「キセキの世代」のもう1人・青峰大輝(あおみね・だいき)には、黒子1人にだけ意識を集中させることで破られてしまいました。

『黒子のバスケ』黒子テツヤの技・特殊能力その6:ミスディレクション・オーバーフロー

ミスディレクション・オーバーフローは、「視線誘導」の効果が切れた際に初めて使用することができる黒子テツヤの技。「視線誘導」の効果が切れて「見えるようになってしまったこと」を逆に利用することで、相手選手の視線を自分へと引きつけ、「消えるドライブ」におけるコート上の注目選手(作中では火神大我)役を自ら引き受けることで、他の仲間たちに「消えるドライブ」と同じ効果を与えることのできるサポート技です。

これを応用することで、シュートしようとする相手選手の視線をこちらへと誘導して、その精度を低下させることも可能です。ただし、「視線誘導」の効果が切れた後でなければ発動できないために試合終盤にしか使用することはできません。また、自ら「視線誘導」の種明かしをするようなことになるため、この技を使った相手チームにはもう二度と通常の「視線誘導」が通じなくなるという諸刃の剣のような要素もあります。

『黒子のバスケ』黒子テツヤの技・特殊能力その7:幻影のシュート(ファントムシュート)

幻影のシュート(ファントムシュート)は、「黒子自身がシュートで得点を取ることはできない」という弱点を克服するために編み出された黒子テツヤによるシュート技。相田リコの父親である相田景虎(あいだ・かげとら)によるマンツーマン指導、青峰大輝との特訓での閃き、そして黒子自身による練磨で完成しました。

「視線誘導」、左掌でボールを支えた上で右掌で上に押し出すようにして放つ変則フォーム、ジャンプのタイミングを組み合わせたことで生み出された技術で、黒子の手から放たれたボールが相手選手の視界から「消えてしまった」後にゴールリングの中に入ることになります。その仕組みは、黒子が低い位置からシュートをすることで相手選手の視線を下げさせ、そこからボールを急上昇させることで相手選手の視界からボールを一瞬外し、更に通常のタイミングよりも早くボールをシュートし、その瞬間に相手選手の視線を火神へと誘導することで、あたかも「消えてしまった」ように映るというもの。

黒子自身のシュートセンスが並以下であるために、命中率は5〜6割程度。相手選手がブロックのためにジャンプせずにバックステップしてしまった場合には効果がなく、その仕組みを見破った海常高校バスケ部の主将・笠松幸男(かさまつ・ゆきお)によって攻略されることになりました。

『黒子のバスケ』黒子テツヤの技・特殊能力その8:擬似的「天帝の眼(エンペラーアイ)」

擬似的「天帝の眼(エンペラーアイ)」は、ウィンターカップ決勝戦において、「キセキの世代」の1人であり洛山高校バスケ部主将を務める赤司征十郎(あかし・せいじゅうろう)に対抗するために、黒子テツヤが披露した技術。相手の動作を完璧に先読みできるという点では赤司の持つ「天帝の眼」と同じですが、黒子の場合はその対象が仲間に限定されています。

黒子の優れた観察眼を元に得た仲間に関する知識と、彼らとの強い信頼関係があって初めて使用できる技で、黒子はこれによってゾーンに入った火神大我の動きを先読みして、彼とは逆に動くことで赤司を止めることに成功しました。

『黒子のバスケ』火神大我の技・特殊能力その1:宙を歩く(エアウォーク)

宙を歩く(エアウォーク)は、火神大我の並外れた跳躍力を元に実現する技。その名前の通り、まるで空中を歩いているかのように長時間滞空することのできる技術で、火神より後にジャンプした選手ですら先に落下を始めることになります。

『黒子のバスケ』火神大我の技・特殊能力その2:流星のダンク(メテオジャム)

流星のダンク(メテオジャム)は、火神大我によって繰り出される無敵のシュート。「ジャム」はダンクシュートの別名。火神の並外れた跳躍力を元に相手選手のブロックよりかなり高い位置からボールを叩きつけるようにシュートする技で、ウィンターカップ準々決勝で当たった陽泉高校戦との対戦までに、火神のバスケットボールの師匠である「アレックス」ことアレクサンドラ=ガルシアから伝授されることになりました。

陽泉高校バスケ部の選手であり、火神の兄貴分でもある氷室辰也(ひむろ・たつや)から繰り出される無敵のシュート「陽炎のシュート(ミラージュシュート)」を「静の技」とすれば、こちらは「豪の技」。右脚で高く跳躍した上で左腕の正確なコントロール技術が要求されるため、非常に難易度の高い技です。後に赤司征十郎の「天帝の目」によって、火神はリズムを崩されて阻止されることになりました。

『黒子のバスケ』黄瀬涼太の技・特殊能力その1:模倣(コピー)

模倣(コピー)は、「キセキの世代」の1人であり海常高校の選手でもある黄瀬涼太(きせ・りょうた)の特殊能力。黄瀬が元から持っている高い身体能力と抜群のバスケセンスによって、一目見ただけで相手選手のテクニックや技を自分のものとして体得することができる能力で、元の人物以上の完成度でそのテクニックや技を用いることができます。

一度模倣したテクニックや技術はその試合のみならず、後の試合でも用いることが可能です。ただし、たとえばNBAの選手のような自分の身体能力を超えた選手のテクニックや技術は模倣することができず、黒子テツヤによる「視線誘導」もまた見ること自体が不可能なために模倣することができません。

『黒子のバスケ』黄瀬涼太の技・特殊能力その2:完全無欠の模倣(パーフェクトコピー)

完全無欠の模倣(パーフェクトコピー)は、「キセキの世代」の技術を再現するという恐ろしいほどの力を持った黄瀬涼太による能力。他の「キセキの世代」の繰り出す技をそのまま使用するには黄瀬の実力が足りないため、完全な再現こそできていませんが、足りないものを黄瀬の高いセンスで補うことによって、オリジナルと非常に近い完成度を実現しています。

2つ以上の技やテクニックを組み合わせることもできるため、非常に幅広いプレーを行うことが可能です。それは火神大我曰く「キセキの世代」全員を一度に相手にしているのと同じようなものらしく、実際火神や福田総合学園高校の選手・灰崎祥吾(はいざき・しょうご)はこの状態の黄瀬には全く敵いませんでした。

ただし、「キセキの世代」の技術の模倣は身体に非常に大きな負担がかかるため、1試合に5分程度(ウィンターカップの誠凛高校戦では計7分程度)しか使用することはできません。黄瀬自身の思考の癖も出ており、同じ模倣を続けて使用するのは無意識に避けたり、とっさの時には1番得意な青峰の技やテクニックを模倣する傾向もありました。「EXTRA GAME」では「ゾーン」と「完全無欠の模倣」を組み合わせる更に高次元の域に達しており、「完全無欠の模倣」以上に持続時間は短いものの、最早誰にも止めることは不可能な最強の状態と化していました。

『黒子のバスケ』緑間真太郎の技・特殊能力その1:超長距離3Pシュート(スーパーロングレンジスリーポイントシュート)

超長距離3Pシュート(スーパーロングレンジスリーポイントシュート)は、「キセキの世代」の1人であり秀徳高校の選手でもある緑間真太郎によって放たれる超長距離・超高度を兼ね備えた3pシュート。フォームを崩されない限り、100%の確率で3pシュートを決めることができます。中学時点では射程範囲はハーフコートまででしたが、高校入学後にコート全てでそのシュートを決めることができるようになりました。

緑間の高身長と高い跳躍力からボールが非常に高い打点から放たれるために、ブロックするのはもちろんのこと、そのフォームを崩すことすら困難です。また、放ったボールが恐ろしく高く長い弧を描くのが特徴で、そのボールが飛んでいる間に自分のチームがディフェンスに戻ることが出来るという利点があります。さらに、確実に決まるボールが飛んでいくその時間の長さ故に、相手に大きな精神的なダメージを与えることも可能です。

ただし、ゴールから離れれば離れるほどシュートするまでのタメが長くなってしまうという弱点があり、自陣のゴール近くで放つために仮にブロックされた場合すぐにカウンターを受けやすいという弱点もあります。身体への負担が大きいため、弾数の制限も。しかし、火神大我対策をするために基礎体力の向上を図り続け、ウィンターカップ都予選での誠凛高校との試合では、全体を通してこのシュートを投げ続けていました。

『黒子のバスケ』緑間真太郎の技・特殊能力その2:空中装填式3Pシュート(スカイ・ダイレクト・スリーポイントシュート)

空中装填式3Pシュート(スカイ・ダイレクト・スリーポイントシュート)は、緑間真太郎が空中でパスを受けたところでそのまま3Pシュートを放つ技。「超長距離3Pシュート」には、ゴールから離れれば離れるほどにシュートするまでのタメが長くなってしまうという弱点が存在していましたが、それを打開するために生み出されたのがこの連携技です。

緑間がシュートモーションに入ってジャンプした後に、同じ部の高尾和成によって手元に供給されたボールをそのまま放つという離れ業。空中でのパスキャッチ故にシュート精度が下がり、さらにシュートする体勢の関係でパスコースが定まってタイミングが読まれやすくなってしまうという弱点がありますが、本来不確実なシュートを撃たないはずの緑間は仲間のことを信頼してこのシュートを撃っています。誠凛高校バスケ部主将の日向順平(ひなた・じゅんぺい)からは「秀徳の光と影」と評されました。「EXTRA GAME」の方では、赤司征十郎との連携でこの技を使用しています。

『黒子のバスケ』青峰大輝の技・特殊能力:型のないシュート(フォームレスシュート)

型のないシュート(フォームレスシュート)は、「キセキの世代」の1人であり桐皇学園高校バスケ部の選手でもある青峰大輝による奇想天外な動きとフォームから放たれるシュート。青峰の卓越したボールハンドリング、優れた敏捷性、変幻自在なストリートバスケの動きによって生み出されている技術で、どんな位置、体勢、ディフェンス状況でもボールをゴールの中に入れることができます。青峰のプレイスタイルそのものがも基本的なものからかけ離れているために、動きの読み合いは通じません。

『黒子のバスケ』紫原敦の技・特殊能力:破壊の鉄槌 (トールハンマー)

破壊の鉄槌 (トールハンマー)は、「キセキの世代」の1人であり陽泉高校バスケ部員でもある紫原敦(むらさきばら・あつし)による強烈な威力を持ったダンクシュート。紫原の2m超えの体格とエネルギー量を活かして、竜巻のように身体を横回転させながら跳躍し、両手でダンクシュートを決めるというもので、自分を取り囲んだディフェンス選手を3人まとめて吹き飛ばしてしまったり、ゴールをポストごと叩き折ってしまうほどの威力があります。ゾーンに入った火神大我は、前方に跳ぶ力を上乗せすることによってそれをブロックしました。

『黒子のバスケ』赤司征十郎の技・特殊能力:天帝の眼(エンペラーアイ)

天帝の眼(エンペラーアイ)は、「キセキの世代」の1人であり洛山高校バスケ部の主将でもある赤司征十郎による特殊能力。超人的な視力により、相手の呼吸・心拍・汗・筋肉の収縮などの些細な動きを全て把握した上で、次の動きを正確に先読みすることのできる能力で、高尾和成の持つ「鷹の目」レベルの並外れた視野の広さも兼ね備えています。

ディフェンスでは相手がどんな動きをしようとしても初期動作の時点でボールを奪うことができ、オフェンスでは相手の重心の位置を正確に見抜くことで、本来ならば偶発的にしか起こらないはずの、相手の足をもつれさせて転ばせてしまうアンクルブレイクを意図的に起こすことができます。1 on 1であれば、どんなに強い選手であっても完全に封殺することが可能です。また、赤司の中にあるもう1人の赤司の人格が顔を出した場合、この「天帝の眼」を用いながら、味方選手の身体能力をゾーンの1歩手前でまで引き上げることも可能としていました。

『黒子のバスケ』灰崎祥吾の技・特殊能力:強奪(スナッチ)

強奪(スナッチ)は、黄瀬涼太が加入する前の「キセキの世代」の1人であり、福田総合学園高校バスケ部の選手でもある灰崎祥吾による技。灰崎の「人のものを見ると奪わずにはいられない」という粗暴で自己中心的な性格を反映したような技で、その「強奪」という名前通り、相手選手の技を奪うことができます。黄瀬の「模倣」と似ていますが明確に異なっている部分があり、それは「相手選手は灰崎に真似をされたその技を使えなくなってしまう」というもの。

灰崎は相手の技を習得した際に独特のリズムを加えており、その結果、間近でその技を見せられた相手選手は自分の本来のリズムを狂わされてしまい、以降その技を使うことができなくなってしまいます。作中では海常高校バスケ部選手の森山由孝(もりやま・よしたか)が変則シュートを「強奪」され、次の場面ではシュートを外すようになっていました。そのような凶悪さを孕んだ技術ですが、一歩間違えれば自軍の戦力を落としてしまいかねない諸刃の剣でもあります。また、自分の能力を超えるレベルにある「キセキの世代」の技術は「強奪」することはできません。

『黒子のバスケ』木吉鉄平の技・特殊能力その1:後出しの権利

後出しの権利は、「キセキの世代」の陰に隠れながらも同時代に天才と呼ばれるほどの実力を持った「無冠の五将」の1人であり、誠凛高校バスケ部のセンターでもある木吉鉄平の能力。バスケットボールを鷲掴みできるほどの大きさの手を持ち、ボールを片手で固定することのできる彼だからこそできるもので、常人ならボールを放してしまうタイミングであっても、相手の反応を見た上でボールの出し方を変更することができます。

『黒子のバスケ』木吉鉄平の技・特殊能力その2:バイスクロー

バイスクローは、木吉鉄平が相田景虎との特訓や握力強化トレーニングによって習得した技。空中にあるボールを片手で鷲掴みにして、相手からもぎ取ることのできる技で、より早い段階でリバウンドを制することができます。陽泉高校バスケ部との対戦時には、相手チームの高さを攻略するための武器にもなりました。紫原敦は、見様見真似で習得したこの技を木吉に対して使用しています。

『黒子のバスケ』花宮真の技・特殊能力:クモの巣

クモの巣は、「悪童」という二つ名を持った「無冠の五将」の1人であり、霧崎第一高校バスケ部の主将でもある花宮真(はなみや・まこと)による策略。花宮の優秀な頭脳を元にあらゆるパスコースや攻撃パターンを分析した上で高いスティール率を実現するというもので、辛うじて自分の読みについていけるチームメイトの瀬戸健太郎(せと・けんたろう)と協力してパスコースを減らしたり、ラフプレー指揮によって相手選手を物理的に潰してしまったり、精神的に追い詰めてしまったりすることによってその成功率を高めています。黒子テツヤは、全て独断でパスコースを変えることで破っていました。

『黒子のバスケ』実渕玲央の技・特殊能力その1:地

地は、「夜叉」の二つ名を持つ「無冠の五将」の1人であり、洛山高校バスケ部でシューティングガードを務める実渕玲央(みぶち・れお)によるシュート技の1つ。持ち前の体幹の強さとバランス感覚を活かして相手選手にぶつかりながらシュートを放つというもので、シュートで相手選手がぶつかった場合、ほぼディフェンス側のファウルでカウント+ワンスローとなります。後に、実渕を参考にフォームをつくった日向順平によって真似されることになりました。

『黒子のバスケ』実渕玲央の技・特殊能力その2:天

天は、実渕玲央によるシュート技の1つ。 相手選手をかわすようにして放つシュートで、 フェイダウェイで3Pを狙うこともできます。実渕の優れたボディバランス、距離感、常人離れした効率の良いフォームがあってこそできる技で、シュートを放つ際に重心を少し後ろにおくことを特徴としています。

『黒子のバスケ』実渕玲央の技・特殊能力その3:虚空

虚空は、実渕玲央によるシュート技の1つ。相手選手にブロックさせずにシュートを狙うことができる技で、その秘密はフェイントによって相手選手の膝が伸びきってしまった瞬間を狙ってシュートを放つことにあります。 基本的には使うことのないとっておき的な技でしたが、誠凛高校バスケ部との対戦時には、日向順平によって実渕の放つ3つのシュートには重心の位置の違いがあることに気づかれ、ブロックされることになりました。

『黒子のバスケ』葉山小太郎の技・特殊能力:雷轟のドリブル(ライトニングドリブル)

雷轟のドリブル(ライトニングドリブル)は、「雷獣」の二つ名を持つ「無冠の五将」の1人であり、洛山高校でスモールフォワードを務める葉山小太郎(はやま・こたろう)によるドリブル技。まるで雷が鳴り響いているかのような爆音のドリブルでベネトレイトする様からそう呼ばれています。全身のバネの力を指先に集約し、観客席にまで鳴り響くほどに強くボールを床に叩きつけることで、相手がボールを視認することができず奪えなくなってしまうほどの速さのドリブルを行います。

その際に使用する指の本数を変えることによって段階調節を行うこともでき、本数を増やすごとにパワーが増していきます。3本の指で秀徳高校の宮地清志(みやじ・きよし)をあっさり抜き去り、4本の指で火神大我を苦しめました。MAXのパワーを出した5本であれば、誠凛高校の伊月俊による「鷲の目」と「鷲の鉤爪(イーグルスピア)」であっても止めることができず、木吉鉄平の「後出しの権利」同様の特性を持っているために読み合いも通じません。

ただしその爆音と速さを受けとめる手にはかなり負荷がかかるために切り返しの一瞬に硬直があり、伊月はその急な方向転換ができない点を突いて、火神の守備範囲に誘導することによってそれを阻止しました。

『黒子のバスケ』根武谷永吉の技・特殊能力:マッスル○○

マッスル○○は、「剛力」の二つ名を持つ「無冠の五将」の1人であり、洛山高校バスケ部でセンターを務める根武谷永吉(ねぶや・えいきち)による技。その二つ名の通り、「身体を動かすのは筋肉なのだからそれさえあれば全て上手くいく」という信条を元に鍛え上げられた圧倒的な筋力を誇り、そのパワーを活かして「マッスルダンク」「マッスルリバウンド」のような様々なプレーを行います。

そのパワーは、誠凛高校でセンターを務める同じ「無冠の五将」の木吉鉄平すら圧倒するほどであり、観客席にいた陽泉高校の氷室辰也には「キセキの世代」の紫原敦と同等のパワーを持っているかもしれないとまで言わしめました。

『黒子のバスケ』伊月俊の技・特殊能力その1:鷲の目(イーグルアイ)

鷲の目(イーグルアイ)は、誠凛高校バスケ部でポイントガードを務める伊月俊による能力。高い空間把握能力によって可能となるもので、頭の中でコート全体を上から見たように把握することができます。まさしくチームの司令塔たるポイントガード向きの能力で、それを元にした的確なパス回しで構築されるゲームメイクは、同ポジションの実力者である海常高校の笠松幸男、桐皇学園高校の今吉翔一などからも評価されています。

『黒子のバスケ』伊月俊の技・特殊能力その2:鷲の鉤爪(イーグルスピア)

鷲の鉤爪(イーグルスピア)は、伊月俊が相田景虎との特訓で習得した技。「鷲の目」を用いて、相手選手のドライブ直後の一番無防備な瞬間を狙って、後ろ向きのまま片手でバックチップを行うというもの。後ろを振り向く必要がないために、フルドライブにも追いつけるほどの速さを生み出すことができます。これによって海常高校の笠松幸男のドライブを封じることに成功しました。

『黒子のバスケ』高尾和成の技・特殊能力:鷹の目(ホークアイ)

鷹の目(ホークアイ)は、秀徳高校でポイントガードを務める高尾和成による能力。頭の中でコート全体をあらゆる角度から把握することのできる能力で、誠凛高校の伊月俊による「鷹の目」よりも広い視野を誇ります。伊月同様のポイントガード向きの能力であると同時に、黒子テツヤによる「視線誘導」の天敵。ただし、1部分に視線を誘導されると、視野が狭まってしまうという弱点があります。

『黒子のバスケ』氷室辰也の技・特殊能力:陽炎のシュート(ミラージュシュート)

陽炎のシュート(ミラージュシュート)は、陽泉高校でシューティングガードを務める氷室辰也によるシュート技。火神大我による「流星のダンク」と並ぶ無敵のシュートで、あちらを「豪の技」とすれば、こちらは「静の技」。理想的なフォームとフェイントに長けた氷室ならではのシュート技で、相手選手にブロックをすり抜けたと錯覚させることができます。

その秘密は空中でボールを2回リリースしていることにあり、1度目は跳躍しながらボールを真上に軽く放り、それをキャッチしてからもう一度シュートを行っています。その1回目のシュートのフェイクがまるで本当にシュートしたかのように見えてしまうために、ブロックをすり抜けたと錯覚してしまうことになります。

相手の跳躍するタイミングを見極めて、フェイクに使っている1回目のリリースでそのままシュートすることもできるため、仮に仕組みを見破れたとしても封じることは困難。誠凛高校バスケ部との試合においては、ゾーンに入った火神はその2つのリリースポイントからのシュートに超跳躍を元にブロックし、木吉鉄平はフェイントをわざと見破らせた上で、打点の低い1度目でシュートを打たせて日向順平との連携で止めました。

『黒子のバスケ』日向順平の技・特殊能力:不可侵のシュート(バリアジャンパー)

不可侵のシュート(バリアジャンパー)は、誠凛高校で主将兼シューティングガードを務める日向順平によるシュート技。日向が相田景虎によるトレーニングを受けたことで習得した技で、重心移動を用いることで相手のブロックをかわしながらシュートを放つことができます。初見でそのタネを見破るのは困難ですが、桐皇学園高校のマネージャーを務める桃井(ももい)さつきは、足の動きを見てそれを見破りました。

『黒子のバスケ』相田リコの技・特殊能力:読み取る目(アナライザー・アイ)

読み取る目(アナライザー・アイ)は、 誠凛高校バスケ部の監督兼マネージャーを務める相田リコの能力。元全日本代表のスモールフォワードで「相田スポーツジム」を経営する父・景虎の元で、幼い頃からスポーツ選手のデータや肉体を繰り返し目にしてきた経験から、その選手の身体を見るだけで身体能力の高さや伸び代、疲労度合いを数値化して分析することができます。

服を着ている状態よりも裸体の方が正確に分析できるため、チェックをする際には部員たちにパンイチになることを命ずることも。景虎の方がより正確に相手の肉体のデータを分析することができます。

『黒子のバスケ』ナッシュ・ゴールド・Jrの技・特殊能力:魔王の眼(ベリアルアイ)

魔王の眼(ベリアルアイ)は、「EXTRA GAME」に登場したストリートバスケのチーム「Jabberwock(ジャバウォック)」のリーダー・ナッシュ・ゴールド・Jrの能力。赤司征十郎の持つ「天帝の眼」を超えた能力で、赤司が1人の相手の未来が読めるのに対して、ナッシュの場合は敵・味方関係なくコート上にいるあらゆる選手の動きを予知することができます。ナッシュ自身の優れた技術もあって、赤司との1 on 1も制していました。

『黒子のバスケ』誠凛高校バスケ部の陣形技:S・A・Mディフェンス(ステルスオールコートマンツーマンディフェンス)

S・A・Mディフェンス(ステルスオールコートマンツーマンディフェンス)は、誠凛高校バスケ部が夏から練習してきた陣形技。自陣のゴール付近でオフェンス側にプレッシャーをかけながら、自分のマークした選手に徹底的につく「オールコートマンツーマンディフェンス」から相手チームのマークを細かくチェンジさせ、 そこから黒子テツヤの存在感の無さを利用したスティールを狙います。

『黒子のバスケ』複数人が使用可能な技・特殊能力その1:野生

「野生」は、研ぎ澄まされた五感によって相手の行動に直感的に反応することで、予測より更に速く反応が可能になる能力。いわゆる「野生の勘」のことで、誰もが生まれつき持っていますが、成長とともに失われていってしまいます。

激しい試合や訓練の中で取り戻していくことができ、火神大我は師匠のアレックスの下で賭けバスケを死にもの狂いで行ったことでそれを取り戻し、青峰大輝はウィンターカップの誠凛高校との試合中に、火神との1 on 1の中でそれを取り戻しました。作中では火神は「虎」、青峰は「黒豹」、洛山高校の葉山小太郎は「チーター」、誠凛高校の小金井慎二は「山猫」、Jabberwockのジェイソン・シルバーは「恐竜」にたとえられていました。

『黒子のバスケ』複数人が使用可能な技・特殊能力その2:ゾーン

ゾーンは、選手の持つ力を最大限に引き出し、驚異的なパワーやスピード、跳躍力を得られる状態のこと。トップアスリートでも偶発的にしか経験することができない状態のことで、通常の集中を超えた極限の集中状態の中で余計な思考や感情は全てなくなり、ひたすらプレイにだけ没頭することができます。作中では、ゾーンに入った選手の瞳からはバチッと光の筋のようなものが出る描写があり、汗の描写もなくなります。

そのような非常に強力な状態ではあるものの、あくまで一時的な無敵状態のようなもので、スタミナの消耗が激しく、時間制限が存在します。また、一度その状態を体感してしまうと「もう一度入れれば」という誘惑が生まれてしまい、それが雑念となってしまうことで極限の集中を必要とするゾーンに入ること自体が難しくなってしまうというジレンマが生じます。

さらに、それに入るためには1人ひとり異なる何らかの条件を満たさなければならず、それを満たしたとしても必ず入れるわけではありません。火神大我は「仲間のために戦おうとする意思」、赤司征十郎は「人を動かすのではなく、自分の力だけで勝利を得ようとする決意」が条件となっており、青峰大輝の場合は自分の意思で自由に入ることが可能です。

『黒子のバスケ』火神大我が辿り着いた技・特殊能力:直結連動型ゾーン(ダイレクトドライブゾーン)

直結連動型ゾーン(ダイレクトドライブゾーン)は、火神大我が辿り着いた「ゾーンを超えたゾーン」。「第2のゾーン」「本来のゾーンの姿」とも言われており、ゾーンの扉を開けた先にあるもう1つの扉を開けることによって成立します。火神、青峰大我共に、そのもう1つの扉の前には門番(黒子テツヤ)が立っているように見えていました。

青峰はチームプレーを捨ててしまったため開けることはできませんでしたが、火神はそれを開けることに成功。 ゾーンに入った火神に対して他のチームメンバー全員が動きを合わせるという超高速の連携技で、仲間との一瞬のアイコンタクトで意志が伝わります。

『黒子のバスケ』には魅力的な技や特殊能力がいっぱい!

ここまで『黒子のバスケ』に登場する特殊能力や技の数々をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

『黒子のバスケ』は、個性豊かなキャラクターたちが魅力的なたくさんの技を使用しているのが面白いですよね。ぜひコミックスだけでなく、アニメの方も観てその特殊能力や技の数々をチェックしてみてくださいね!

記事にコメントするにはこちら