【オーバーロード】キャラクター紹介<その他の国・部族・グループ編②>

カテゴリーまとめはこちら:アニメ / オーバーロード

丸山くがねさんによる大ヒットライトノベル作品『オーバーロード(OVER LORD)』。仮想現実体感型オンラインゲーム「ユグドラシル」で栄華を築いたギルド「アインズ・ウール・ゴウン」のメンバーであった主人公・モモンガが、「ユグドラシル」と似て非なる異世界に転移した後、自分と同じように転移したプレイヤーがいないかどうかを探しながら、意思を持ったNPCたちと共に世界征服に乗り出す様が描かれます。そんな本作に登場するナザリック地下大墳墓・リ・エスティーゼ王国・バハルス帝国以外の国や部族、グループなどに属するキャラクターについて、声優情報も交えながらご紹介していきます!

記事にコメントするにはこちら

目次

『オーバーロード』キャラクター17:竜王国女王 ドラウディロン・オーリウクルス

ドラウディロン・オーリウクルスは、竜王国を統べる女王である「黒鱗の竜王(ブラックスケイル・ドラゴンロード)」。真なる竜王「七彩の竜王(ブライトネス・ドラゴンロード)」と人間との間に生まれた子どもの子孫で、戦闘能力こそ一般人並ではあるものの、その竜王の曾孫で竜の血が8分の1流れているために、普通の魔法とは違って魂で行う魔法「始原の魔法」を使用することができます。

ただし、「始原の魔法」を使用するためには民を犠牲にしなければならず、「白金の竜王(プラチナム・ドラゴンロード)」ことツァインドルクス=ヴァイシオンの究極の一撃たる爆発を真似るには少なくとも百万人の犠牲を必要とする模様。「始原の魔法」を使用可能なためにスレイン法国の判定基準では「真なる竜王」に分類されるものの、生まれ持った異能にすぎないために「真にして偽りの竜王」という珍しい呼び方をされています。

本来の姿は抜群のプロポーションをした大人の美女のようですが、万人受けをすることから常に幼い少女の形態をとり、天真爛漫で可愛らしい子どものような演技をしています。本人はこの姿を気に入ってはいませんが、前線で戦う者たちをこの姿で激励すると実際に士気が高まることから、仕方なく受け入れています。裏ではやさぐれたような態度を取ってはいるものの、民を統べる者として責任感も持ち合わせており、近隣の大国であるビーストマンの国からの侵攻に頭を悩ませています。

『オーバーロード』キャラクター18:「クリスタル・ティア」のリーダー セラブレイト

セラブレイトは、竜王国に唯一存在するアダマンタイト級冒険者チーム「クリスタル・ティア」のリーダー。 異名は「閃烈」。ホーリーロードという聖騎士系統の職業を修めた人物で、「光輝剣」という剣技がその異名の由来となっています。純粋な剣技ではリ・エスティーゼ王国の王国戦士長のガゼフ・ストロノーフには劣るものの、ワーカーたちの間で剣の腕だけに限定した強者に名前があがるほどの実力者であり、竜王国に対して侵攻を進めるビーストマンを、他の冒険者たちと共同で討伐しています。

実際、竜王国でも有数の実力者ですが、中身はロリコンであり、幼い少女の形態をとった女王のドラウディロン・オーリウクルスに対してどこか欲望を感じさせるような熱い視線を送り続けている様子。ドラウディロンは、そのうちセラブレイトに対して与える褒美の中に自分自身の身体が入ることになるのではないかと頭を悩ませています。

『オーバーロード』キャラクター19:「豪炎紅蓮」のメンバー オプティクス

オプティクスは、竜王国のワーカーチーム「豪炎紅蓮」のメンバー。異名は「真紅」。凄腕の剣士で、ワーカーたちの間で「人間の剣士の中では誰が最も強いか」という議論があった際に、バハルス帝国のワーカーチーム「ヘビーマッシャー」のリーダーであるグリンガムから候補として挙げられていました。

ビーストマンからの侵攻を受ける竜王国防衛の要として、アダマンタイト級冒険者チーム「クリスタル・ティア」のリーダーを務めるセラブレイトに次ぐ活躍していますが、国防費の増大と国力の疲弊によって財政難に瀕した竜王国には「豪炎紅蓮」を雇い続けるための資金が工面しきれなくなってきている様子です。

『オーバーロード』キャラクター20:ローブル聖王国の聖王女 カルカ・ベサーレス

カルカ・ベサーレスは、ローブル聖王国を治める女性。異名は「清廉の聖王女」。長く艶やかな金色の髪に、愛らしさと凛々しさを兼ね備えた花のように美しい顔立ちは「ローブルの至宝」とも評されています。王位継承順位は低かったものの、その容姿の美しさと、弱冠15歳にして第四位階魔法を行使できるほどの優れた信仰系魔法詠唱者としての能力から、先代聖王と神殿勢力の支援を受けて同国において女性として初の王位を手にしました。

善良で真面目且つ優しすぎる性格の持ち主。10年ほど国政を運営をする中で酷い失策などはなかったものの、その性格のために八方美人になり気味で強い態度をとることができず、女子が兄たちを押しのけて聖王の地位についたことに反発する貴族の多い聖王国南部を掌握できず、火種は燻り続けています。

趣味は美容で結婚願望が非常に強く、肌年齢などを維持をするために、自身を実験台として新たな信仰系魔法を開発してスキンケアを行っています。早く結婚相手を見つけたいという想いを抱いていますが、自身と仲の良いカストディオ姉妹と同様、異性と一度も交際した経験がないため、あらぬ噂を立てられることも。作中では、アベリオン丘陵の亜人を率いて聖王国を襲ったナザリック地下大墳墓の第七階層守護者デミウルゴス扮する「ヤルダバオト」に対処することになります。

『オーバーロード』キャラクター21:ローブル聖王国の王兄 カスポンド・ベサーレス

カスポンド・ベサーレスは、ローブル聖王国を治めるカルカ・ベサーレスの兄の1人。異名は「温厚なる王兄」。カルカと同じ民を慈しむことのできる温厚な性格の持ち主で優秀な人物ではあったものの、血族同士で次期王位継承権を争うことを好まず、さらに自分よりも優秀な妹のカルカに負けることもわかっていたため、カルカに王位を譲って貴族社会で生き抜く知識を得ていました。

カルカから唯一信頼されている血族であり、政敵に対して容赦のない聖王国神官団団長を務めるケラルト・カストディオからも恨まれてはいない珍しい王族。王位を譲ったことに関する後悔はなかったものの、理想の高すぎるカルカで大丈夫なのかとは思っていた様子。カルカとは違って裏工作などを講じることができるため、もしも彼が聖王に即位していた場合、カルカよりも王に向いていたと評されています。

『オーバーロード』キャラクター22:聖騎士団団長 レメディオス・カストディオ

レメディオス・カストディオは、ローブル聖王国の聖騎士団の団長を務める女性。異名は「聖王国最強の聖騎士」。聖王から与えられる9つの色の称号「九色(きゅうしき)」のうち「白色」を戴く人物であり、ローブル聖王国の神官団の団長を務めるケラルト・カストディオの2つ年上の姉でもあります。茶髪に整った顔立ちをした女性で、その瞳からは冷たく鋭い眼光が放たれています。

歴代の聖騎士団団長が着用してきた銀色の全身鎧とサーコートを装備しており、四大聖剣の1つ「聖剣サファルリシア」を所持しているものの、強い剣を持つと基礎を疎かにしてしまうという理由から普段は持ち歩いてはいない様子。その実力は既に英雄の領域にまで到達し、歴代の聖騎士団団長の中では最強だと言われています。レベルだけで言えば、リ・エスティーゼ王国の王国戦士長ガゼフ・ストロノーフよりも上にあたります。

政治な魔法の話をされると頭痛がしてしまうほどに頭を使うことが苦手で、物事を忘れてしまうこともしばしばありますが、言動には裏表がなく、その率直な無邪気さが、聖王国を治めるカルカ・ベサーレスや妹のケラルトの心を癒すこともあります。戦闘では打って変わって、妹から「野生の勘」と呼ばれるものを元に的確な判断を下すことができ、軍議においても優れた判断力を見せることから周囲からは信頼されている様子。

ローブル聖王国に暮らす民や平和を愛し、弱者に対して手を差し伸べることのできる騎士の鑑ではありますが、その反面、自国民の幸せのためであれば自分のどんな行為も正しいと信じ込む独善的な一面もあります。特に、カルカの願いを叶えることに関しては狂信的であり、疑念が向けられた際には凍りつくような寒さを宿した声色に変わることも。作中では、ナザリック地下大墳墓の第七階層守護者デミウルゴス扮する「ヤルダバオト」に敗北して撤退した後に聖王国解放軍団長となり、使節団をまとめて他国に支援を求めることになります。

『オーバーロード』キャラクター23:聖騎士団副団長 イサンドロ・サンチェス

イサンドロ・サンチェスは、ローブル聖王国の聖騎士団に2人いる副団長のうちの1人。剣の腕が評価されたことで、聖王から授けられる9つの色の称号「九色」のうち「桃色」を戴いています。真面目な性格の持ち主で、頭を使うことがひどく苦手な聖騎士団団長のレメディオス・カストディオからは物を尋ねられることも。

苦労人としての一面もあり、作戦行動中に敵の行動予測やその場の状況を伝えようとした際、レメディオスの理解力が全く足りなかったせいで「長い!」とばっさり切り捨てられてしまうことも。作中では、ローブル聖王国の北部にある城塞都市カリンシャに、ナザリック地下大墳墓の第七階層守護者デミウルゴス扮する「ヤルダバオト」が出現した際、レメディオスや他の精鋭の聖騎士団員たちと共に迎撃に向かいました。

『オーバーロード』キャラクター24:聖騎士団副団長 グスターボ・モンタニェス

グスターボ・モンタニェスは、ローブル聖王国の聖騎士団に2人いる副団長のうちの1人。異名は「胃痛とは慣れるもの」。剣の腕自体は凡庸ではあるものの、それ以外のことに秀でた人物で、同じく副団長を務めるイサンドロ・サンチェスと同様、常識人故の苦労人でもあります。

団長のレメディオス・カストディオとは違って状況によっては道理をわきまえた冷徹な考えを理解することのできる人物であり、聖騎士として己の信じる正義を実行するために暴走気味になるレメディオスのことを止めたり、イジメられているネイア・バラハのことをフォローしたりするなど、様々な場面で頭を働かせています。その頭脳はレメディオスから全幅の信頼を置かれており、それはグスターボが何か意見を口にした際に「お前が言うならそうなんだろう」と言われるほど。

しかし、他国に向かう道中で「何か知りたくなればお前や妹のケラルトが教えてくれる」と口にしたレメディオスに対して、甘やかしすぎてしまったと後悔したことも。日々の苦労から生じる胃痛を魔法で治した際の感動を知ったことから信仰系魔法の修得を考えている様子。ミルシェーちゃん、アモンナちゃんという名前をつけた「バーニア」と呼ばれるリスや兎のようなペットを放し飼いにするために住宅を購入しました。

作中では、ナザリック地下大墳墓の第七階層守護者デミウルゴス扮する「ヤルダバオト」が出現した際、ローブル聖王国の北部にある城塞都市カリンシャの城壁防衛にあたっており、それから生き残って他国に援助を求める使節団の副団長としてレメディオスに同行することになりました。

『オーバーロード』キャラクター25:最高位神官 ケラルト・カストディオ

ケラルト・カストディオは、ローブル聖王国の最高位神官にして神官団の団長を務める女性。異名は「外面如菩薩内心如夜叉」。聖騎士団の団長を務めるレメディオス・カストディオの2歳年下の妹にあたり、レメディオス曰くの神が知性・才能・美貌の三物を与えた女性。茶髪を腰まで届くほどの長さにまで伸ばした女性で、口角の形や目じりの向きといった違いはあるものの、整った顔立ちをした姉とよく似た顔をしています。

ただ、裏表のない姉とは全く違って腹に一物ありげな雰囲気を纏っており、時に「うっふっふっふ、」といやらしい笑い方をすることも。理知的な性格で、慈悲を与えるような微笑みを浮かべた表情はあくまで演技に過ぎず、聖王国を治めるカルカ・ベサーレスや家族といった大切な人たちに敵対的な行動をとる者に対しては容赦がなく、姉以上に好戦的になり、激しい報復行為を行うことも。

上下関係はあるものの親しい友人間関係を築くカルカと、カルカに王位を譲ったカスポンドを除いて王族は総じて無能で唾棄すべき存在と考えており、カルカと敵対する貴族たちも追い落とす対象としてその機会をずっと狙っています。信仰系の第四位階魔法まで使用できると公表されているものの、実際は第五位階魔法まで使用可能で、既に英雄の領域に達しています。純粋な神官としては周辺国家最高峰の実力の持ち主であり、それはリ・エスエティーゼ王国のアダマンタイト級冒険者チーム「蒼の薔薇」のリーダーを務めるラキュース・アルベイン・デイル・アインドラをも凌ぐほど。

しかし、彼女のその本来の実力を知るのはごく少数の人間のみである模様。作中では、ナザリック地下大墳墓の第七階層守護者デミウルゴス扮する「ヤルダバオト」が亜人の軍勢を率いて聖王国へと侵攻してきた際、突撃を1人敢行していたレメディオスに対してカルカと魔法で援護を行いました。

『オーバーロード』キャラクター26:聖王国班長 オルランド・カンパーノ

オルランド・カンパーノは、ローブル聖王国の班長。強さを理由に、聖王から授けられる9つの色の称号「九色」のうちの1色を戴いています。身体のどの部分も太くたくましい筋骨隆々とした体格の持ち主で、重装革鎧、小型の円形の盾、片刃の剣を装備しています。ただし彼の場合は、使用する武器を破壊する代わりにその数倍の一撃を放つことのできるスキルを持っていることから、同じ剣を腰に8本も佩いています。

他者から命令されることを嫌い、強い相手に対しては敬意を持って接する性質の持ち主で、「九色」のうちの1色を授かった栄えある地位にありながら、上官や貴族と頻繁に揉めごとを起こし、降格されてしまった回数は既に10回にも及びます。しかし、その腕力に任せて我が道を突き進む生き方は、貧弱な貴族から顎で使われることに苛立ちを覚える粗暴な者たちを惹きつけており、部下たちからは尊敬の念を込めて「カンパーノ班長閣下」「閣下」などと呼ばれています。

かつて増長していた頃に、「九色」のうちの「黒色」を戴く凄腕の弓兵パベル・バラハと模擬戦を行って敗北。鼻っ柱をへし折られましたが、現在では近距離であれば勝つことができる様子。山羊人(バフォルク)の亜人王バザーと直に戦ったこともあり、その際は手持ちの武器らしい武器はみな破壊されてしまったものの、味方の援軍が来るまでのあいだ持ちこたえて退却させることに成功しました。しかし、オルランドは、自分がバザーにとって早く殺さなければならない敵だと判定されなかったことに悔しさも覚えている様子。

作中では、ローブル聖王国の東の城壁で登場。夜番のパベル・バラハと交代するついでに世間話をして、今まで自分は飛び道具や魔法を軽視していたという想いから、ローブル聖王国を出てアインズ・ウール・ゴウン魔導国に武者修行に出る相談をしました。その際に、ナザリック地下大墳墓の第七階層守護者デミウルゴス扮する「ヤルダバオト」率いる亜人の大軍が出現。武器を持って迎撃することになりました。

『オーバーロード』キャラクター27:聖王国兵士長 パベル・バラハ

パベル・バラハは、ローブル聖王国の兵士長。異名は「夜の番人」。聖王から授けられる9つの色の称号「九色」のうち「黒色」を戴いています、よく見ても暗殺者、悪く言えば殺人鬼と称されるような鋭い目つきをした男性で、鍛え抜くことで無駄を削ぎ落とした身体には、魔法の込められた軽装の革鎧と大きな魔法の弓を装備しています。

元聖騎士の妻の尻に敷かれながら娘のネイアを溺愛しており、その親バカっぷりはリ・エスティーゼ王国の「六大貴族」の1人であるエリアス・ブラント・デイル・レエブン侯と良い勝負ができるであろうほど。ネイアが最近父親離れをしだしたことにショックを受け、休みが取れたらキャンプで父親としての威厳を取り戻そうと企んでいる様子。同じ城壁で働いているオルランド・カンパーノに対して何度も娘に関する同じ話を繰り返し、一度話し出せば止まらないほどですが、仕事に対しては真面目なので、その話をすると止めることが可能です。

近距離戦にも関わらず、「九色」のうちの1色を戴く戦士オルランドとの模擬戦で勝利したことがあり、武技とスキルを上乗せしたその弓の一撃は、重戦士が大上段から振り下ろすのと同等の破壊力を持ちます。レンジャーとしても優秀で、訓練で亜人と同じく優れた夜目を修得しています。作中では、ローブル聖王国の東の城壁に配置され、昼番を務めるオルランドと交代をする場面で登場。オルランドと娘の話や世間話をするなかで、ナザリック地下大墳墓の第七階層守護者デミウルゴス扮する「ヤルダバオト」率いる亜人の大軍勢が出現することになります。

『オーバーロード』キャラクター28:聖騎士団訓練生 ネイア・バラハ

ネイア・バラハは、ローブル聖王国の聖騎士団に所属する訓練生。異名は「犯罪者瞳」。聖王から授けられる9つの色の称号「九色」のうち「黒色」を戴く凄腕の弓兵である父親のパベル・バラハと、元聖騎士の母親との間に生まれた女性で、父親譲りの目つきの悪さと目の下にあるクマから、どことなく裏街道にいる住人を思わせるような凶悪な印象を抱かせます。

そのため、初対面の相手からはほとんど忌避されがちで、子どもの頃から友人もほとんどいませんでした。そのことから、良い人間関係を構築することが不得意になり、1人で何かをする方が好きという性格に育ったものの、すれたりはせず、いたって真面目で強い責任感もあります。父親からは弓の才能と鋭敏な感覚を受け継いでおり、特別な訓練を経なくても弓であればそれなりに使うことは可能。母親から何も受け継げませんでしたが、母親に憧れて聖騎士を目指すことを決めました。

作中では、ナザリック地下大墳墓の第七階層守護者デミウルゴス扮する「ヤルダバオト」の率いる亜人の軍勢にローブル聖王国が襲撃され、「解放軍」という名の敗残兵で構成された使節団を他国へと送り届ける斥候役として登場。ヤルダバオト襲来後に感情の抑制がきかなくなった聖騎士団団長のレメディオス・カストディオからの八つ当たりと理不尽な扱いに精神を磨り減らしながらも、ローブル聖王国で苦しむ人々のことを考えて何とか耐えていました。

その後、レメディオスから疎まれた末にアインズ・ウール・ゴウンのご機嫌取り用の付き人になることを任じられ、一時的にアインズと行動を共にする立場になりました。理不尽な扱いをするレメディオスとは違って、アインズの王としての威厳ある態度や庶民の目線に立った上での言動を目にするうちに、徐々にアインズに対して心酔していくようになります。

『オーバーロード』キャラクター29:カルサナス都市国家連合ベバート都市長 リ・キスタ・カベリア

リ・キスタ・カベリアは、カルサナス都市国家連合のベバート都市長を務める女性。カルサナス都市国家連合は12の都市(小国家)で構成された共同体で、バハルス帝国の北東に位置しています。過去の恨みを解消するために各都市順繰りで5年に一度競技大会が行われており、ベバート都市長を務めるリ・キスタ・カベリアは、4年後にベバートで開催される予定の競技大会の運営などに頭を悩ませている様子。

上級内務員の頃に、バハルス帝国でジルクニフ・ルーン・ファーロード・エル=ニクスと謁見したことがあり、彼の脳内好きな女ランキングでは第1位にランクインしています。

『オーバーロード』キャラクター30:キスタの祖父 リ・ベルン・カベリア

リ・ベルン・カベリアは、カルサナス都市国家連合のベバート都市長を務めるリ・キスタ・カベリアの祖父。ベバードの前都市長であり、80歳近くになる頃までベバードをつつがなく統治していました。近隣からは「ベバードの古烏」という異名で呼ばれています。夜半まで仕事を続ける孫娘のキスタのことを心配し、アドバイスを送りました。

『オーバーロード』キャラクター31:ルーン技術の再興を目指すドワーフ ゴンド・ファイアビアド

ゴンド・ファイアビアドは、山小人(ドワーフ)の国でルーン技術の復興を目指しているドワーフ。異名は「ルーン開発家」。身長は140cmほどで、ビヤ樽を思わせる体格に、金属製のヘルメットと、無骨なデザインの上下一体型の作業着を身につけています。今は亡き祖父と父親が国の筆頭ルーン工匠で、残念ながらゴンドにはその才能は受け継がれませんでしたが、ルーン技術が歴史に消えゆこうとしているなかでその技術に執着し、ルーン技術の開発家を名乗って研究や研究費集めを行っていました。

ルーン技師としての才能に恵まれていないことに関しては周囲からも同情の目を向けられており、ゴンドさえ望めば役職つきの待遇も用意されていましたが、ゴンドは自分の夢のためにそれを断り、研究素材集めの一環で白鉄鋼(ホワイトアイアン)を採掘する鉱夫として働いていました。その資金が溜まって一時放棄した都市「フェオ・ライゾ」で白鉄鋼の採掘をしていたとき、アインズ・ウール・ゴウンや、ナザリック大墳墓の第六階層守護者を務めるアウラ・ベラ・フィオーラと遭遇。

アインズに対してルーン技師としての才能に恵まれていないことを吐露した際は、彼から人選を誤ったと切り捨てられかけたものの、これまで溜め込んできた感情を爆発させて「祖先や父の技術を残したい」と言ったことがアインズの心の琴線に触れることに。アインズから資金面のサポートと全ルーン工匠をアインズ・ウール・ゴウン魔導国に引き抜くことを提案され、ルーン技術を不滅にするための代償が自分の魂であれば安いものだとこれを快諾しました。

『オーバーロード』キャラクター32:ゴンドを心配する班長 ガゲズ

ガゲズは、ゴンド・ファイアビアドがドワーフの国の首都フェオ・ジュラで採掘を行っていたときの班長。昔から祖父や父親のことを含めてゴンドの事情をよく理解しており、たった一人で危険な採掘に挑むことを心配していました。ルーン技術の再興を目指すゴンドが、その才覚に恵まれていないこと関しては深く同情しており、彼さえ望めば役職つきの待遇も用意していた様子です。

『オーバーロード』キャラクター33:ドワーフの国の最後の王族 ルーン工王

ルーン工王は、ドワーフの国の最後の王族。200年前、その当時のドワーフの国の首都であったフェオ・ベルカナが魔神によって襲撃された際、ルーン工王以外の王族は途絶えてしまい、ルーン工王はドワーフの秘宝である6つのルーンが刻まれた「大地を激震させるハンマー」を持って旅に出ました。それ以後の消息は不明。現時点で確定ではありませんが、十三英雄の1人である「魔法工」がドワーフであったことから、読者の間では同一人物の可能性が高いと目されています。

『オーバーロード』キャラクター34:摂政会 総司令官(そうしれいかん)

総司令官は、ドワーフの国の「摂政会」のメンバーの1人。摂政会は、総司令官・鍛冶工房長・事務総長・大地神殿長・食料産業長・酒造長・洞窟鉱山長・商人会議長の8名で構成された行政機関で、総司令官は軍事や警察関係を管理し、軍最高指揮官としてドワーフ軍を指揮しています。「大地の大裂け目」という天然の要害を利用することで、ドワーフの国への侵攻を進める土掘獣人(クアゴア)を撃退してきたものの、ドワーフが戦術のみならず戦略の時点で既にクアゴアに敗北していることを察していた様子。

最後の拠点を孤軍奮闘で守護するなか、ドワーフのみならずクアゴアさえも想定していなかったアインズ・ウール・ゴウンからの介入にり拠点を守りきることに成功。アインズの行動を深読みしすぎてしまった結果、無自覚とはいえアインズの策略に利する役割を担ってしまうことになりましたが、物事を冷静に考えることのできる性格故に、クアゴアからの侵略を防ぐためにはアインズ・ウール・ゴウン魔導国の協力が不可欠だと考え、摂政会で他のメンバーを説得しました。

『オーバーロード』キャラクター35:摂政会 鍛冶工房長(かじこうぼうちょう)

鍛冶工房長は、ドワーフの国の「摂政会」のメンバーの1人。同じ摂政会の一員である事務総長とは旧知の仲にあります。鍛冶を始めとした生産関係を管理しているドワーフで、自他共に認めるほどの優秀なルーン技師であり、自身の才能にあぐらをかくことなく現在でも鍛錬を積んでいました。

アンデッドを嫌っているため、アインズ・ウール・ゴウンに対しては否定的な立場にありましたが、そのアインズから武具制作を依頼されてインゴットを渡されたときには、その特性に驚愕し、ルーン技師として修練を続けてきた自分の全てを費やしてでもインゴットを加工しようと試みましたが、実現することは叶わず、誇りを完全に打ち砕かれてしまうことになりました。

『オーバーロード』キャラクター36:摂政会 事務総長(じむそうちょう)

事務総長は、ドワーフの国の「摂政会」のまとめ役。同じ摂政会の一員である鍛治工房長とは旧知の仲にあります。大地神殿長や食料産業長などの各長たちの管理していない内務全般を担当しており、野心や私利私欲を挟むことなく、平凡ではあるものの温厚で堅実な政治運営を行ってきましたが、それ故にクアゴアの侵攻に際して後手に回る結果を招いてしまうことになりました。

ドワーフの国を守護するにあたって、特に平時において軍事予算の増額に踏み切らなかったことが致命的となり、アインズ・ウール・ゴウンからの介入がなければクアゴアに完全敗北を喫しかねない状況に陥ってしまいます。他のドワーフと同じようにアンデッドに対する恐怖心は持っていますが、アインズとの交渉を経て、アインズ・ウール・ゴウン魔導国との国交を樹立する意思を固めます。

『オーバーロード』キャラクター37:エルフの国の国王 エルフの王

エルフの王は、エイヴァーシャー大森林にあるエルフの国の国王。オッドアイという特徴はわかっていますが、名前は不明。国王という立場にあるにも関わらず自国や民たちに対する関心が薄く、スレイン法国との戦いで劣勢に追い込まれていても弱い国民を救おうという意思はありません。

自分の子どもで構成された強者の軍隊が世界に名前を轟かすことを夢見ており、これまでに数多くの子どもをなしてきましたが、どれも自分の半分の強さにも至っていないことを苦々しく思っている様子。かつてスレイン法国の切り札であった女性を騙して強姦しましたが、出産する前にスレイン法国に奪い返されることに。その後、自国に戻ったその女性は、スレイン法国最強の存在となる「漆黒聖典」の番外席次を産むことになりました。

記事にコメントするにはこちら