【オーバーロード】キャラクター紹介<その他の国・部族・グループ編①>

カテゴリーまとめはこちら:アニメ / オーバーロード

丸山くがねさんによる大ヒットライトノベル作品『オーバーロード(OVER LORD)』。仮想現実体感型オンラインゲーム「ユグドラシル」で栄華を築いたギルド「アインズ・ウール・ゴウン」のメンバーであった主人公・モモンガが、「ユグドラシル」と似て非なる異世界に転移した後、自分と同じように転移したプレイヤーがいないかどうかを探しながら、意思を持ったNPCたちと共に世界征服に乗り出す様が描かれます。そんな本作に登場するナザリック地下大墳墓・リ・エスティーゼ王国・バハルス帝国以外の国や部族、グループなどに属するキャラクターについて、声優情報も交えながらご紹介していきます!

記事にコメントするにはこちら

目次

『オーバーロード』とは?

『オーバーロード(OVER LORD)』は、剣と魔法の異世界を舞台にアンデッドモンスターの姿をした主人公が世界征服を目指す様を描いたライトノベル作品。元々は作者の丸山(まるやま)くがねさんが「むちむちぷりりん」の名義で小説投稿サイト「Arcadia」で連載を始めたWeb小説作品で、後に別の小説投稿サイト「小説家になろう」にも掲載されるようなりました。2012年7月以降は、KADOKAWAより書籍版が刊行されています。書籍版のイラストを担当するのは、so-binさん。

書籍版はWeb小説をそのまま単行本にしたわけではなく、基本的な設定や世界観は共通しているものの登場人物や物語の進行に一部違いがあり、その違いを知るのが楽しさの1つとなっています。アニメ版および漫画版は書籍版を元に制作されており、2015年にマッドハウス制作のテレビアニメ第1期が放送。2018年にはテレビアニメ第2期・第3期が放送され、2017年にはテレビアニメ第1期の総集編として制作された劇場版の前編「不死者の王」と後編「漆黒の英雄」が公開されました。

2021年4月には、待望のテレビアニメ第4期と完全新作劇場版の制作決定も発表されています(後者では「聖王国編」が描かれる予定です)。アニメ版の大ヒットも受け、シリーズ累計発行部数は2020年2月の時点で800万部を突破。ライトノベルガイドブック「このライトノベルがすごい!」では、単行本・ノベルズ部門の2017年版において第1位、2018年版と2019年版において第4位にランクインしています。

物語のあらすじ

物語の時代は2138年。かつて大ヒットした仮想現実体感型オンラインゲーム「ユグドラシル」は、その歴史に終止符を打つときを迎えようとしていました。かつてそのゲーム内で栄華を築いたギルド「アインズ・ウール・ゴウン」のメンバーである主人公のプレイヤー・モモンガは、その本拠地である「ナザリック地下大墳墓」の中で1人、仲間たちとの輝かしい日々の思い出に浸りながらサービス終了のときを待ち続けていました。

しかし、サービス終了の時刻を過ぎても一向に強制的にログアウトする気配はありません。不思議に思うモモンガの前で、本来プレイヤーが命令しなければ動かないはずのNPCたちが突如として意思を持って行動し始め、言葉をも発し始めます。簡単な調査の結果、「ナザリック地下大墳墓」は「ユグドラシル」とは似て非なる異世界に転移しており、ギルドの外には見たこともない景色が広がっていたことが発覚します。

転移後のその世界において、ゲームの中で自身の作成したキャラクターになってしまったモモンガは、自身の名前をギルド名「アインズ・ウール・ゴウン」に改めた上で、自分と同じように転移してきたプレイヤーがいないかどうか捜索しながら、ふとした発言をきっかけにナザリック地下大墳墓の勢力を率いて世界征服に乗り出すことになるのです。

ここからはそんな本作に登場するナザリック地下大墳墓・リ・エスティーゼ王国・バハルス帝国以外の国や部族、グループなどに属するキャラクターたちを中心に、声優情報も交えてご紹介していきます!

『オーバーロード』キャラクター1:スレイン法国最高指導者 最高神官長

最高神官長は、スレイン法国の最高指導者。スレイン法国の最高執行機関は、最高神官長を含めた7人の神官長のほか、立法機関長・行政機関長・司法機関長・研究機関長・大元帥を含めた12名で成り立っており、高い位にある者ほど私欲にまみれてはならないとの考えから、位が高ければ高いほど激務を行うことになり、その報酬も低く抑えられています。

そのため、本当にその仕事をする意志のある者だけが上にいける仕組みになっていますが、同時に中堅クラスまでは家柄の良さだけでも到達できるため、箔をつけるために士官する者が出てくるような問題も抱えています。次代の最高神官長は、「地」「水」「火」「風」「闇」「光」の宗派の神官長の中から、今の最高神官長の属する宗派を除いて選出されます。

最高神官長の声優は山本兼平(やまもと・かねひら)さん

そんな最高神官長の声を担当するのは、EARLY WINGに所属している声優・舞台俳優の山本兼平さん。旧名は「ヤマモトヒロフミ」。1977年5月9日生まれで、東京都出身。身長174cmで、血液型はO型。趣味・特技に、折り紙・ドット絵・登山を挙げています。

これまでに、『転生したらスライムだった件』のリグルド役、『グランクレスト戦記』のメスト・ミードリック役、『ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-』のジャンマリオ・スピネッラ役などを担当。『オーバーロード』では他にも、リ・エスティーゼ王国にある都市エ・ランテルの冒険者組合長であるプルトン・アインザック役も担当しています。

『オーバーロード』キャラクター2:火の神官長 ベレニス・ナグア・サンティニ

ベレニス・ナグア・サンティニは、スレイン法国の火の神官長。神官長の中では紅一点のふくよかな体型をした女性で、年齢は50歳以上。アインズ・ウール・ゴウン魔導王に対する報告の方針を固める会議において、アダマンタイト級冒険者の「モモン」と魔導王はグルであるという旨の主張を述べました。

ベレニス・ナグア・サンティニの声優は宮沢(みやざわ)きよこさん

そんなベレニス・ナグア・サンティニの声を担当するのは、ケンユウオフィスに所属している声優の宮沢きよこさん。4月6日生まれで、東京都出身。身長150cmで、血液型はA型。趣味に演劇・映画鑑賞を、特技に源氏物語のことを挙げています。30年ほど国語の教師を務めた後に退職し、還暦になる前に声優としてデビューした異例の経歴の持ち主です。

これまでに、「戦姫絶唱シンフォギアシリーズ」の立花響の祖母役、『心が叫びたがってるんだ。』の坂上シン役、『ライフ イズ ストレンジ2/The Awesome Adventures of Captain Spirit』のクレア・レイノルズ役などを担当しています。

『オーバーロード』キャラクター3:水の神官長 ジネディーヌ・デラン・グェルフィ

ジネディーヌ・デラン・グェルフィは、スレイン法国の水の神官長。年齢がわからないほどに年老いた老人で、土気色の肌をしています。他とは比べものにならないほどの知恵と知識を有しています。

ジネディーヌ・デラン・グェルフィの声優は櫻井(さくらい)トオルさん

そんなジネディーヌ・デラン・グェルフィの声を担当するのは、賢プロダクションに所属している声優の櫻井トオルさん。1987年11月10日生まれで、兵庫県出身。血液型はO型です。趣味・特技には、歌・関西弁・柔道・料理を挙げています。

これまでに、『銀の匙 Silver Spoon』の駒場一郎役、『銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅』のムーア役、『活撃 刀剣乱舞』の蜻蛉切役などを担当。『オーバーロード』では他にも、リ・エスティーゼ王国にある都市エ・ランテルの魔術師組合長であるテオ・ラケシル役、リ・エスティーゼ王国のミスリル級冒険者チーム「虹」のリーダーを務めるモックナック役なども担当しています。

『オーバーロード』キャラクター4:風の神官長 ドミニク・イーレ・パルトゥーシュ

ドミニク・イーレ・パルトゥーシュは、スレイン法国の風の神官長。穏やかな老人ではあるものの、かつてはスレイン法国の神官長直轄の特殊工作部隊の1つ「陽光聖典」に所属し、多くの異種族を滅ぼしてきました。その怒りは烈火、殺意は氷雪のごとくと言われています。

ドミニク・イーレ・パルトゥーシュの声優は浜添伸也(はまぞえ・しんや)さん

そんなドミニク・イーレ・パルトゥーシュの声を担当するのは、アクロス エンタテインメントに所属している声優の浜添伸也さん。1984年9月6日生まれで、石川県出身。血液型はA型です。趣味・特技には、腕相撲・剣道・散歩・ ボイスパーカッション(少々)を挙げています。

これまでに、『夢色パティシエール』の安堂千乃介役、『とある飛空士への恋歌』のミツオ・フクハラ役、『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』の結乃イワベエ役や鵺役などを担当。『オーバーロード』では他にも、リ・エスティーゼ王国のミスリル級冒険者チーム「クラルグラ」のリーダーを務めるイグヴァルジ役、リ・エスティーゼ王国領内にあるカルネ村にいるゴブリンたちのリーダーのジュゲム・ジュゲーム役なども担当しています。

『オーバーロード』キャラクター5:土の神官長 レイモン・ザーグ・ローランサン

レイモン・ザーグ・ローランサンは、スレイン法国の土の神官長。年齢は40代半ばで、スレイン法国の非合法活動を主な任務とした神官長直轄の特殊工作部隊群「六色聖典」の指揮官を務めています。かつては漆黒聖典の第三席次に在籍し、15年以上に渡って戦い続けていました。

『オーバーロード』キャラクター6:光の神官長 イヴォン・ジャスナ・ドラクロワ

イヴォン・ジャスナ・ドラクロワは、スレイン法国の光の神官長。痩せた身体に切れ長の瞳をした人物で、神官長たちのなかでも1、2を争うほどの信仰系魔法の使い手です。

『オーバーロード』キャラクター7:闇の神官長 マクシミリアン・オレイオ・ラギエ

マクシミリアン・オレイオ・ラギエは、スレイン法国の闇の神官長。丸メガネをかけた男性で、元は司法機関に在籍していました。

『オーバーロード』キャラクター8:漆黒聖典第一席次 隊長

隊長は、スレイン法国の神官長直轄特殊工作部隊「六色聖典」の1つである「漆黒聖典」の第一席次。通称は、隊名と同じ「漆黒聖典」。偽りの顔をつくる魔法の仮面の下には、中性的な顔立ちをした幼い少年の姿があり、その年齢も20歳には全く届いていません。身長は低く、地面に届くほどの長さをした射干玉の髪に紅玉色の瞳の持ち主。武装の割には、みすぼらしい槍を所持しています。

スレイン法国にわずか3人しかいない六大神の血を覚醒させた神人であり、スレイン法国の上層部からは婉曲的にではありますが、早く結婚相手を見つけて多くの子どもを残すように指示されています。「漆黒聖典」の隊長としての仕事、戦闘訓練、実験、スレイン法国の中での偽装身分としての生活などによって自由時間はわずかである模様。

「漆黒聖典」の中では番外席次に次ぐ実力者で、武装をしていないとはいえ、ナザリック地下大墳墓の第一・第二・第三階層守護者であるシャルティア・ブラッドフォールンからの本気の一撃を受けても尚、立ち上がって戦意を見せました。シャルティアからは、ナザリック地下大墳墓の戦闘メイド隊「プレアデス」の1人であるソリュシャン・イプシロンを遥かに上回る強さを持っていると認識されています。

作中では、スレイン法国が「陽光聖典」の隊長であるニグン・グリッド・ルーインを監視していたときに謎の爆発が生じ、土の巫女姫が死亡。破滅の竜王(カタストロフ・ドラゴンロード)の復活だと勘違いした上層部から出撃を命じられることになりました。その途上で、シャルティアと遭遇して交戦。「漆黒聖典」のメンバー2人が死亡し、護衛対象のカイレも重体となったため、精神支配を受けたシャルティアをその場に放置して本国に帰還し、神官長たちに報告を行いました。

隊長の声優は利根健太朗(とね・けんたろう)さん

そんな隊長の声を担当するのは、アイムエンタープライズに所属している声優の利根健太朗さん。愛称は「トネケン」や「モジャック・スパロウ」など。1982年5月29日生まれで、広島県出身。血液型はA型です。趣味には効果音づくり・舞台鑑賞・サイクリングを、特技には舞台音響・英会話を挙げています。2006年に、茨城県近代美術館の『真夜中の美術館』展示用PCコンテンツに関する仕事で声優デビューを果たしました。

これまでに、『バクマン。』の服部哲役、『ファイアーエムブレム ヒーローズ』のバアトル役やラインハルト役、『真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました』のディル役などを担当。『オーバーロード』では他にも、野盗まがいの傭兵団「死を撒く剣団」の一員であるザック役を担当。2019年に、『UQ HOLDER! 〜魔法先生ネギま!2〜』の近衛刀太役や『まじもじるるも』の柴木誠太郎役などで知られる同じ声優の高倉有加(たかくら・ゆか)さんと入籍したことを発表しています。

『オーバーロード』キャラクター9:漆黒聖典第五席次 クアイエッセ・ハゼイア・クインティア

クアイエッセ・ハゼイア・クインティアは、スレイン法国の神官長直轄特殊工作部隊「六色聖典」の1つである「漆黒聖典」の第五席次。元「漆黒聖典」第九席次にして邪悪な秘密結社「ズーラーノーン」の十二高弟の1人であるクレマンティーヌの兄にあたります。整った顔立ちに柔和な笑みを浮かべた男性で、十本の指全てに指輪をしています。

作中では、アインズ・ウール・ゴウン魔導国とリ・エスティーゼ王国が戦争に入った後、スレイン法国から指令を受けて優秀な冒険者の引き抜くために、他の隊員たちとともに、リ・エスティーゼ王国のアダマンタイト級冒険者チーム「蒼の薔薇」と、同じくアダマンタイト級冒険者チーム「朱の雫」のリーダーを務めるアズス・アインドラと接触しました。どちらのチームからも断られてしまったものの、別の冒険者チームの引き抜きには成功しています。

『オーバーロード』キャラクター10:漆黒聖典第八席次 セドラン

セドランは、スレイン法国の神官長直轄特殊工作部隊「六色聖典」の1つである「漆黒聖典」の第八席次。異名は「巨盾万壁」。鏡のような巨大な盾を装備した人物で、作中では破滅の竜王(カタストロフ・ドラゴンロード)を支配下に置く目的で、ワールドアイテム「傾城傾国(ケイ・セケ・コゥ)」を装備したカイレと共に、番外席次を除いた「漆黒聖典」の1人として出撃しました。

その道中で偶然遭遇したナザリック地下大墳墓の第一・第二・第三階層守護者のシャルティア・ブラッドフォールンと交戦し、カイレを守るための盾となりましたが、シャルティアがめちゃくちゃにスキルを使用して強化した清浄投擲槍に貫かれて死亡。後に、本国で蘇生されています。

『オーバーロード』キャラクター11:漆黒聖典第九席次 エドガール・ククフ・ボーマルシェ

エドガール・ククフ・ボーマルシェは、スレイン法国の神官長直轄特殊工作部隊「六色聖典」の1つである「漆黒聖典」の第九席次。異名は「神領縛鎖」。漆黒聖典を離反して、邪悪な秘密結社「ズーラーノーン」の十二高弟の1人となったクレマンティーヌの後任にあたります。

作中では、破滅の竜王(カタストロフ・ドラゴンロード)が復活したと勘違いをした上層部からの命令で、番外席次を除いた「漆黒聖典」全員で出撃。その道中で、ナザリック地下大墳墓の第一・第二・第三階層守護者のシャルティア・ブラッドフォールンと偶然遭遇。動きを停止したシャルティアを捕縛しようと近づいたところ、敵対的行動と判断されて殺害されました。その後、本国で蘇生されています。

『オーバーロード』キャラクター12:漆黒聖典番外席次 番外席次

番外席次は、スレイン法国の神官長直轄特殊工作部隊「六色聖典」の1つである「漆黒聖典」の番外席次。異名は「絶死絶命」。スレイン法国の聖域である五柱の神々の装備が安置された場所の守護者でもあります。スレイン法国の切り札とされた女性が森妖精(エルフ)の王国の国王に拉致されて身籠もった子どもで、その女性は出産前にスレイン法国に奪還されました。見た目は10代前半の少女ですが、実年齢は最高執行機関の者たちよりも年上。長い髪の片方は白銀、もう片方は漆黒の色をしており、瞳も左右異なるオッドアイ。他者から耳を見られることを嫌っているため、髪の下に隠しています。

スレイン法国最強を誇る不敗の存在にして人類の守り手であり、血と血の混じり合いとありえない確率で生まれていることから、六大神の血を覚醒させた神人である「漆黒聖典」の第一席次の隊長をも凌駕する実力を持っています。また、大陸の中でも10本の指に入る極めて強力なタレントも所持しています。 隊長からは、番外席次と武装していない状態のナザリック地下大墳墓の第一・第二・第三階層守護者であるシャルティア・ブラッドフォールンとでは、番外席次が確実に勝つと判断されています。

同じ「漆黒聖典」のメンバーが亡くなったと聞かされても、特に何の感情も生じない性格の持ち主。六大神が広めたとされている玩具「ルビクキュー」をよくがちゃがちゃといじっています。隊長からは冗談だと捉えられましたが、もしも自分に勝つことのできる男性であれば人格や種族などを問わずに結婚しても良いと考えており、その間に生まれた子どもがどれほどの力を持つのかにも興味を抱いている様子です。

番外席次の声優は田村(たむら)ゆかりさん

そんな番外席次の声を担当するのは、アミュレートに所属している声優の田村ゆかりさん。愛称は「ゆかりん」や「ゆかり姫」など。1976年2月27日生まれで、福岡県出身。身長157cmで、血液型はA型。趣味・特技に、リボン結び・お菓子づくり・猫寄せを挙げています。1997年にラジオドラマ『マクロス・ジェネレーション』のヒロインであるパッセル役で本格的な声優デビューを果たしました。

その他にもこれまでに、「魔法少女リリカルなのはシリーズ」の高町なのは役、『HUGっと!プリキュア』のルールー/キュアアムール役、『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』のペコラ役などを担当。従兄は、『テイルズ オブ シンフォニア』のマクスウェル役や「KOF MAXIMUM IMPACTシリーズ」のソワレ・メイラ役などで知られる同じ声優の服巻浩司(はらまき・こうじ)さん。

『オーバーロード』キャラクター13:陽光聖典隊長 ニグン・グリッド・ルーイン

ニグン・グリッド・ルーインは、スレイン法国の神官長直轄特殊工作部隊「六色聖典」の1つである「陽光聖典」の隊長。人混みに埋もれてしまうような平凡な顔立ちに人工物のような黒い瞳をした男性で、金属糸で編んだ衣服鎧を身につけています。「陽光聖典」は亜人集落の殲滅などを基本任務としており、かつてそれを行った際、リ・エスティーゼ王国のアダマンタイト級冒険者チーム「蒼の薔薇」と遭遇して敗走。この際に、そのリーダーを務めるラキュース・アルベイン・デイル・アインドラから受けた頰の傷を、魔法で治せるものにも関わらず、敗北への戒めとして今も残しています。

最低でも第四位階まで使用できると思われる信仰系魔法詠唱者で、英雄の領域には達しないものの、人類では最高位に近い強さがあります。所持しているタレントじゃ、召喚モンスターの強化。神への信仰心に厚く、人類統一のために必要であれば殺人すらもいとわない冷徹な性格の持ち主であり、部下の統率力にも優れ、状況に応じた冷静な判断ができる優秀な隊長ではありますが、いざ自身に命の危険が迫った際には部下のことを見捨ててでも助かろうとする俗人としての一面もあります。

作中では、リ・エスティーゼ王国の王国戦士長ガゼフ・ストロノーフ抹殺の密命を受け、44人の部下を率いてスレイン法国を出立。リ・エスティーゼ王国領内にあるエ・ランテル周辺の村を別働隊に襲わせることでガゼフの戦士団を消耗させ、見事カルネ村へとガゼフを追い込んで包囲したはずでしたが、その村にはアインズ・ウール・ゴウンとナザリック地下大墳墓の守護者統括の立場にあるアルベド、周辺には第六階層領域守護者のアウラ・ベラ・フィオーラとマーレ・ベロ・フィオーレ、そして15体の八肢刀の暗殺蟲(エイトエッジアサシン)がいるという逆包囲網が築かれていました。最終的に部下を見捨てての必死の命乞いも虚しく、不幸な意味で部下たちと共にナザリック入りを果たすことになりました。

ニグン・グリッド・ルーインの声優は子安武人(こやす・たけひと)さん

そんなニグン・グリッド・ルーインの声を担当するのは、ティーズファクトリーに所属している声優の子安武人さん。1998年に設立した同社の代表取締役も務めており、その会社には『アラド:逆転の輪』のロイ・ザ・バーニングペン役や『ヴァルキリーアナトミア -ジ・オリジン-』の白月のジークフリート役などで知られる同じ声優で長男の子安光樹(こやす・こうき)さんも所属しています。

1967年5月5日生まれで、神奈川県横浜市出身。身長174cmで、血液型はA型。1988年に放送されたテレビアニメ『どんどんドメルとロン』で声優デビューし、1989年に放送されたテレビアニメ『天空戦記シュラト』の夜叉王ガイ役で初レギュラーを担当しました。これまでに『楽しいムーミン一家』のスナフキン役、『新世紀エヴァンゲリオン』の青葉シゲル役、『機動戦士ガンダムSEED』のムウ・ラ・フラガ役などを担当。『オーバーロード』のニグン・グリッド・ルーインは、子安武人の怪演が見事にハマったことでチョイ役にもかかわらず人気を集めることになりました。

『オーバーロード』キャラクター14:漆黒聖典に同行した人物 カイレ

カイレは、スレイン法国の神官長直轄特殊工作部隊「六色聖典」の1つである「漆黒聖典」に同行した老齢の女性。「漆黒聖典」の隊長から様づけで呼ばれることからスレイン法国の中でも高位の人物のようで、六大神の残した真なる神器(ワールドアイテム)「傾城傾国(ケイ・セケ・コゥク)」を装備することが許されています。その「傾城傾国」のビジュアルは、金糸で天に昇る龍を刺繍した白銀の生地のチャイナドレス。

作中では、破滅の竜王(カタストロフ・ドラゴンロード)を支配下に置く目的で、「傾城傾国」を装備した上で、番外席次を除いた「漆黒聖典」に守られながら出撃。その道中で、ナザリック地下大墳墓の第一・第二・第三階層守護者であるシャルティア・ブラッドフォールンに偶然遭遇。その危険性をいち早く察知した「漆黒聖典」の隊長からの指示を受け、精神支配を行うために「傾城傾国」を使用しましたが、自身の盾となった「 漆黒聖典」の第八席次のセドラン共々、「清浄投擲槍」で貫かれて重傷を負うことになりました。不完全な精神支配になってしまったこと、そして何らかの呪いで治癒もできなかったため、シャルティアを放置して本国へと帰還しましたが、その後死亡しました。

『オーバーロード』キャラクター15:偽装兵部隊の隊長 ベリュース

ベリュースは、リ・エスティーゼ王国の村落を襲撃していたスレイン法国の部隊長。バハルス帝国の兵士に偽装していたため、面頬付き兜(クローズドヘルム)と、胸に帝国の紋章の入った金属製の全身鎧を装備していました。作戦中であっても村娘に乱暴を働こうとするとするような下衆を絵に描いたような男性で、村人の男性と取っ組み合いになった際に仲間に助けを求めてしまうほどの強さしかありません。

「あいつが隊長になったせいでケチがついてしまった」「隊長とはいえ人望の欠片すらもない」と言われるほどに、部下からの人望もありませんでした。スレイン法国では資産家ということもあり、作中では箔をつけるために隊長として作戦に参加。リ・エスティーゼ王国の王国戦士長ガゼフ・ストロノーフを罠にはめるため、リ・エスティーゼ王国領内にあるエ・ランテル周辺の村を、隊員たちとともに襲撃して回っていました

カルネ村の村娘のエンリ・エモットに対して下衆な性根を丸出しにして襲いかかろうとした際に、彼女の父親と揉み合いになり、仲間に助けを求めました。アインズ・ウール・ゴウンの手で兵士の死体を媒介にして召喚された「死の騎士(デス・ナイト)」により部隊全体が危機に陥った際は、部下を盾とするために大金を提示したものの、誰も動かずに恐怖のあまり失神。その直後、死の騎士の手で殺害されました。

ベリュースの声優は斎藤寛仁(さいとう・ひろのり)さん

そんなベリュースの声を担当したのは、ディーカラーに所属している声優の斎藤寛仁さん。1983年12月6日生まれで、青森県出身。身長167cmで、血液型はA型。趣味にスポーツ観戦を、特技に野球を挙げています。これまでに、『Fairy gone フェアリーゴーン』のディッパー役、『抱かれたい男1位に脅されています。』の沖大輔役、『TRICKSTER -江戸川乱歩「少年探偵団」より-』の田中幸弘役などを担当しています。

『オーバーロード』キャラクター16:偽装兵部隊の隊員 ロンデス・ディ・クランプ

ロンデス・ディ・クランプは、ベリュース率いるスレイン法国の部隊員の1人。リ・エスティーゼ王国の王国戦士長を務めるガゼフ・ストロノーフ抹殺の前段階の工作として、バハルス帝国の兵士に偽装した上で、リ・エスティーゼ王国にある村落を襲撃して回っていました。

死の騎士によって部隊長のベリュースが殺害された後、茫然自失となってしまった隊員たちを鼓舞して撤退の指示を出しました。自身も時間稼ぎのために死の騎士と向き合い、敬虔な信者としての意地を見せたものの、最終的に首を刎ねられて死亡しました。その他の隊員にはエリオン、リリク、デズン、モーレットがいましたが、死の騎士によって全員殺害されています。

ロンデス・ディ・クランプの声優は佐々木義人(ささき・よしひと)さん

そんなロンデス・ディ・クランプの声を担当するのは、AIR AGENCYに所属している声優の佐々木義人さん。1982年7月28日生まれで、東京都出身。身長171cmで、血液型はA型。趣味・特技に、スキー・観劇・模型製作を挙げています。これまでに『SHOW BY ROCK!!』のオガサワラ役やダイシゼン役、『僕のヒーローアカデミア』の顎大和筒隆役、『転生したらスライムだった件』のスケロウ役などを担当しています。

記事にコメントするにはこちら