【オーバーロード】キャラクター紹介<リ・エスティーゼ王国編①>

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丸山くがねさんによる人気ライトノベル作品『オーバーロード』。VRMMORPG「ユグドラシル」で栄光を築いたギルド「アインズ・ウール・ゴウン」のメンバーであった主人公・モモンガが、「ユグドラシル」にログインしたまま異世界に転移してしまった後、意思を持ったNPCたちとともに世界征服に乗り出す様が描かれます。そんな本作に登場する「リ・エスティーゼ王国」のキャラクターについて、声優情報も交えながらご紹介していきます!

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目次

『オーバーロード』とは?

『オーバーロード(OVER LORD)』は、丸山(まるやま)くがねさんによって執筆されているライトノベル作品。元々は「むちむちぷりりん」名義で小説投稿サイト「Arcadia」にて連載が開始されたWeb小説作品で、後に別の小説投稿サイト「小説家になろう」にも掲載されるようになり、2012年7月からはKADOKAWAより書籍版も刊行開始されるようになりました。書籍版のイラストはso-binさんが担当しています。

テレビアニメは2015年に第1期が放送され、2018年に第2期・第3期が放送。2017年には、テレビアニメ第1期の総集編となった劇場版の前編「不死者の王」と後編「漆黒の英雄」も公開されています。さらに、2021年4月にテレビアニメ第4期と完全新作劇場版の制作決定が発表され、後者では「聖王国編」が描かれる予定です。

アニメ版の大ヒットも受け、ライトノベルガイドブック「このライトノベルがすごい!」の単行本・ノベルズ部門では、2017年版で第1位、2018年版と2019年版では第4位にランクイン。2020年2月時点で、シリーズ累計発行部数は800万部を突破しています。書籍版はWeb小説をそのまま単行本化したというわけではなく、世界観や基本的な設定は同じくしているものの、物語の進行や登場人物が一部異なっています。漫画版およびアニメ版に関しては、書籍版を元にして制作されています。

物語のあらすじ

時は2138年。一大ブームを巻き起こした仮想現実体感型オンラインゲーム「ユグドラシル」はサービス終了の時刻を迎えようとしていました。そのゲーム内で栄光を築き上げたギルド「アインズ・ウール・ゴウン」のメンバーであった主人公のプレイヤー・モモンガは、そのギルドの本拠地である「ナザリック地下大墳墓」の中で1人、かつての輝かしい日々の思い出に浸りながらゲーム終了の時が訪れるのを待っていました。

しかし、サービス終了の時刻を過ぎても、ログアウトして現実世界に戻される気配は一切ありません。本来プレイヤーが命令しなければ行動できないはずのNPCたちがとつぜん意思を持って動き出し、言葉を発し始めたことにモモンガは驚きます。「ナザリック地下大墳墓」は「ユグドラシル」とは似て非なる異世界に転移しており、その外には見たこともない景色が広がっていたのでした。

転移後のその異世界において、ゲームで自分がコントロールしていたキャラクターになってしまったモモンガは、ギルド名「アインズ・ウール・ゴウン」を自身の名前として名乗ることを決め、自分以外にも異世界に転移したプレイヤーがいないか探しながら、ナザリック地下大墳墓の勢力を率いて世界征服に乗り出していくことになるのです。

ここからはそんな本作に登場する「リ・エスティーゼ王国」のキャラクターたちを中心に、声優情報も交えてご紹介していきます!

『オーバーロード』キャラクター1:リ・エスティーゼ王国国王 ランポッサIII世

ランポッサIII世は、リ・エスティーゼ王国の現国王。健康的ではない痩せた身体にほつれた白髪をした男性で、年齢的に既に王位継承をしてもおかしくはないはずですが、跡継ぎとなる2人の王子に能力的に問題があることに加え、王派閥と貴族派閥との間に対立が続いていることから、いまだに王位についています。

貴族に限らず平民たちも暮らしやすい国をつくろうと尽力している人格者であり、王国戦士長を務めるガゼフ・ストロノーフからは引退した後も個人的に護衛を務めたいと言われるほどの信頼を得ています。その人格の良さ故に慕われることが多く、多くの優れた人材の登用にも成功しているものの、王としての資質は失敗もないが大きな成功もないというほどであり、長い在位年数にしては目立った政策はなく、王位交代の絶好のタイミングがあってもそれを先送りにしてしまうような潜在的な失敗も多くあります。

ガゼフを通じて剣士のブレイン・アングラウスと懇意になっており、第三王女のラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフと騎士クライムの関係も一応黙認し、2人のためにまずはクライムに爵位を与えようかと考えている様子。作中では、王都に悪魔の大軍が出現した「ゲヘナ」において、危険を承知で前線に出陣。それにより王派閥に有利な状況をつくったものの、派閥の均衡が崩れてしまいます。カッツェ平野でのバハルス帝国とリ・エスティーゼ王国による戦いで起こった「大虐殺」では、バハルス帝国側で参戦したアインズ・ウール・ゴウンの魔法により壊滅的な被害を受け、自らも命からがら死地を脱出することになり、その後アインズの治める魔導国にエ・ランテルを割譲することになりました。

ランポッサIII世の声優は長克巳(ちょう・かつみ)さん

そんなランポッサIII世の声を担当するのは、スターダス・21に所属している声優の長克巳さん。本名は、芸名と読みが同じの「長克美」。1951年8月11日生まれで、群馬県出身。身長176cmで、血液型はA型。これまでに、『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』のグレーフライ役、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のノブリス・ゴルドン役、『ファイナルファンタジーX』のキマリ・ロンゾ役などを担当しています。

『オーバーロード』キャラクター2:王国戦士長 ガゼフ・ストロノーフ

ガゼフ・ストロノーフは、リ・エスティーゼ王国の王国戦士長。異名は「王国最強の戦士」。この地域では珍しく短く切りそろえた黒髪に黒目をした30代の男性で、胸当てを装備した状態でも筋肉の分厚さがわかるほどに鍛え上げられた肉体を持っています。王国戦士長として自ら鍛え上げた国王直属の精鋭たちを指揮するその実力は既に英雄に及ぶとも言われており、「六光連斬」を代表とした複数の武技を操り、さらには王国に伝わる五宝物の装備をも認められています。

平民出身で同じ身分の者たちを慮る想いが大変強く、たとえ自らを陥れる罠だとわかっていても民のために危地へと飛び込んでいく勇敢さと誠実さを併せ持っています。武人然とした人物で、貴族派閥の者たちなどからは疎まれており、政治的に微妙な立場にあるものの、あくまで敬愛する王の剣たらんとする考えを持ち、宮廷での政治闘争には関わりを持とうとはしていません。

作中では、リ・エスティーぜ王国領内にあるカルネ村においてアインズ・ウール・ゴウンと遭遇。スレイン法国の特殊工作部隊「陽光聖典」と交戦した際に窮地に追い込まれたものの、アインズが戦闘を代わったことで命を拾いました。カッツェ平野で行われたリ・エスティーぜ王国とバハルス帝国による戦いの際、バハルス帝国側で参戦したアインズ・ウール・ゴウンの魔法による「大虐殺」によりリ・エスティーゼ王国側が壊滅的な被害を被るなか、眼前に現れたアインズから死なせるにはあまりにも惜しいと勧誘を受けました。

もし自分がこの申し出を受ければ、平民はすぐに裏切るという悪評から平民出身者が不利益を被る可能性があったこと、王から信頼を寄せられた自分の死によって大敗北を喫した王に向けられる憎悪を少しでも和らげられる可能性があったこと、そして敬意を寄せたアインズに対して偽りの忠誠を誓うことはできないという想いから、その申し出を断って一騎打ちを申し込みました。その際に、アインズに時間停止された状態で、「真実の死(トゥルー・デス)をかけられ彼の腕の中で命を落とすことに。その亡骸はブレイン・アングラウスによって運ばれ、王都の墓地へ埋葬されることになりました。

ガゼフ・ストロノーフの声優は白熊寛嗣(しろくま・ひろし)さん

そんなガゼフ・ストロノーフの声を担当するのは、ぷろだくしょんバオバブに所属している声優の白熊寛嗣さん。1979年8月4日生まれで、神奈川県横浜市出身。身長175cmで、血液型はAB型。趣味にゲームを、特技にゲームを極めること・歌・ドラムを挙げています。低く太く声質が特徴的で、父親役や中年男性役などを演じる機会が多くあります。

これまでに、『ログ・ホライズン』のウッドストック=W役、『FAIRY TAIL』のウォーロッド・シーケン役やグラン・ドマ役、『トロピカル〜ジュ!プリキュア』のチョンギーレ役などを担当しています。

『オーバーロード』キャラクター3:剣の求道者 ブレイン・アングラウス

ブレイン・アングラウスは、剣の道を極めようとしている人物。異名は「武の求道者」。テキトウに切ったボサボサの髪に、鋼鉄のように引き締まった肉体を持った男性で、顎にはカビのような無精髭が生えています。元はただの農夫でしたが、天賦の剣術の才能を持っていたこと、そして集中力のキャパシティが増えるタレントを持っていたこともあって、その道に進むことを決めました。

リ・エスティーゼ王国の御前試合の決勝でガゼフ・ストロノーフと戦い、人生初の敗北を喫することに。それ以来、打倒ガゼフの想いを抱いて武者修行に明け暮れ、自分の剣の腕を磨く上で何かと都合が良いという理由から半ば野盗と化していた傭兵団「死を撒く剣団」へと入団しました。そこで、ナザリック地下大墳墓の第一・第二・第三階層守護者であるシャルティア・ブラッドフォールンと遭遇した際に、次元が違いすぎる強さを知ってしまった絶望から逃亡し、一時は生きる気力を失うまでになりました。

王都まで落ち延びた後はガゼフに保護されることになり、ナザリック地下大墳墓の執事であるセバス・チャンから規格外の殺気を受けてもなお膝をつかなかった騎士のクライムの姿を偶然街なかで目にします。自分が耐えられなかった死の恐怖にクライムが耐えられた理由が、他者のために戦うことだと知ったことで折れた心を立て直し、それ以降はクライムと行動を共にするようになりました。

王都に悪魔の大群が現れたゲヘナにおいて、クライムと共に移動していた際にシャルティアと再会。その際に、彼女の小指の爪を切り飛ばすという2人の戦力差を考えれば奇跡とも言えることを成し遂げました。その後、第三王女のラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフの配下の兵士として採用され、カッツェ平野での「大虐殺」では、クライムとともにガゼフとアインズ・ウール・ゴウンとの一騎討ちを見届けました。

ブレイン・アングラウスの声優は遊佐浩二(ゆさ・こうじ)さん

そんなブレイン・アングラウスの声を担当するのは、フリーランスで活躍している声優の遊佐浩二さん。愛称は「ゆっちー」。1968年8月12日生まれで、京都府京都市伏見区淀出身。身長173cmで、血液型はB型。アニメではクールな役、狂気的な役、軽薄な役など幅広く担当しており、『青の祓魔師』の志摩廉造のような京都弁を話す役や、『鬼灯の冷徹』の白澤のような中国系の役も多くあります。

アニメデビューを果たしたのは、1995年に放送されたテレビアニメ『黄金勇者ゴルドラン』の舎弟役。その他にもこれまでに、『超者ライディーン』の鳥飼銀牙/ライディーン・アウル役、『Fate/Apocrypha』の赤のランサー/カルナ役、『TIGER & BUNNY』のルナティック/ユーリ・ペトロフ役などを担当しています。

『オーバーロード』キャラクター4:第一王子 バルブロ・アンドレアン・イエルド・ライル・ヴァイセルフ

バルブロ・アンドレアン・イエルド・ライル・ヴァイセルフは、リ・エスティーゼ王国の第一王子。綺麗に切りそろえた髪に立派な体格をした男性で、貴族派閥のトップのボウロロープ侯の娘を娶っています。王族として必要な武芸を修めてはいるものの権威を笠に着た言動が多く、父王のランポッサⅢ世とは違って平民のことなど気にもかけず、自分自身の名誉のためならば権力を行使することにも躊躇いがありません。

王族という身分にあるにも関わらず犯罪組織「八本指」と繋がって利益を得ていたり、ランポッサⅢ世と対立する貴族派閥に属して政治の混乱を招いたりするなど問題行動の多い人物で、第二王子のザナック・ヴァルレオン・イガナ・ライル・ヴァイセルフ及び現王の長女と結婚したペスペア侯と王位継承権を争っていましたが、子飼いの兵力を持っていなかったことから王国の悪魔騒動では王城に余儀なくされ、評判を大きく落とすことになりました。

カッツェ平野で行われるリ・エスティーゼ王国とバハルス帝国による戦いの際には自身も出陣を願い出ましたが、王からの命令で別働隊5千を率いてリ・エスティーぜ王国領内にあるカルネ村に赴くことになります。それが息子の戦死を避けたいという親心からきたものであるとは気づかず、王から冷遇を受けていると見なして苛立ちや焦りを覚え、カルネ村の住人に対して高圧的で無慈悲な態度を見せたことから抵抗を受けることになりました。

当初は全面攻勢をかけて圧倒的に優位な立場にありましが、カルネ村にゴブリン軍団が出現したことで壊滅的な被害を受け、敗走することに。その先で突如現れた、ナザリック地下大墳墓の戦闘メイド隊「プレアデス」の一員であるルプスレギナ・ベータの趣味で玩具のようにいたぶられた後に殺害されることになりました。

バルブロ・アンドレアン・イエルド・ライル・ヴァイセルフの声優は楠大典(くすのき・たいてん)さん

そんなバルブロ・アンドレアン・イエルド・ライル・ヴァイセルフの声を担当するのは、アミュレートに所属している声優の楠大典さん。本名は「福田大典(ふくだ・だいすけ)」。1967年3月18日生まれで、東京都町田市出身。身長173cmで、血液型はB型。食べ物ではとんこつラーメンが好きです。

重々しい低音ボイスが特徴的で、主に壮年・中年の男性キャラクターを演じる機会が多くあります。これまでに、『ハートキャッチプリキュア!』のサバーク博士/月影博士役、『TIGER & BUNNY』のロックバイソン/アントニオ・ロペス役、『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』の森乃イビキ役などを担当しています。

『オーバーロード』キャラクター5:第二王子 ザナック・ヴァルレオン・イガナ・ライル・ヴァイセルフ

ザナック・ヴァルレオン・イガナ・ライル・ヴァイセルフは、リ・エスティーゼ王国の第二王子。異名は「ヴァイセルフ家最後の王」。顔にたるんだ肉のついた小太りな体格の男性で、そのいかにも冴えない風貌から冒険者チーム「蒼の薔薇」のリーダーであるラキュース・アルベイン・デイル・アインドラなどからは能力を酷評されていますが、これは第一王子のバルブロ・アンドレアン・イエルド・ライル・ヴァイセルフの存在から猫を被っているだけで、本来は王族として十分に優秀な人物です。

貴族派閥の後ろ盾のある第一王子のバルブロ・アンドレアン・イエルド・ライル・ヴァイセルフとの後継者争いで勝利を収めるため、宮廷の蝙蝠として名高いエリアス・ブラント・デイル・レエブン侯と手を組んでいます。後継者候補としての教育を受け、儀礼なども得意としていますが、第三王女のラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフや、レエブン侯に対しては軽口を交えるようなかなり砕けた態度で接しています。異母妹のラナーの本質に自力でたどり着いており、彼女に対しては嫌悪と畏怖の感情を向けている様子。

作中では、犯罪組織「八本指」の拠点襲撃時に、ラナーと利害が一致したことから連合を組むことに。王都の悪魔襲撃事件の際には、レエブン侯から兵を借り受けて治安維持に取り組み、貴族や民衆からの支持を集めました。カッツェ平野で行われたリ・エスティーゼ王国とバハルス帝国による戦いの際に王国側が大損害を受けた後、バルブロが行方不明となってしまったことから、ザナックが次期国王となることがほぼ決定的となりました。

ザナック・ヴァルレオン・イガナ・ライル・ヴァイセルフの声優は藤吉浩二(ふじよし・こうじ)さん

そんなザナック・ヴァルレオン・イガナ・ライル・ヴァイセルフの声を担当するのは、アイムエンタープライズに所属している声優の藤吉浩二さん。6月21日生まれで、愛知県出身。趣味にカラオケ・スキーを、特技にパソコンを挙げています。これまでに、『理系が恋に落ちたので証明してみた。』の郭鍾仙役、『メモリーズオフ ゆびきりの記憶』の天川龍三役、『AKIBA’S TRIP2』の坂口興馬役などを担当しています。

『オーバーロード』キャラクター6:第三王女 ラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフ

ラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフは、リ・エスティーゼ王国の第三王女。異名は「黄金の姫」。母親譲りの美貌を持った金髪碧眼の16歳の少女で、その容姿の美しさは吟遊詩人たちがこぞって歌を送ってくるほど。温厚で慈悲深い性格の持ち主で、国や民のことを慮った政策や法律を立案。王家と敵対する大貴族からの横槍により、奴隷売買の禁止、冒険者に対する報奨金の支払いや街道警備の強化など実行できた改革は少数で、内容も削られてはいるものの、恩恵を受けた庶民や見識のある者からの評判や人気は高くあります。

彼女の本来の性質は全く別のもので、善悪こそ理解できるものの、自分の目的のためであれば家族や国民を平然と裏切り、それに後悔も後ろめたさも全く覚えることなく行動できるタイプ。ナザリック地下大墳墓の第七階層守護者を務めるデミウルゴスや、守護者統括のアルベドに伍すると評されるほどの人間の域を超えた頭脳の持ち主で、王様優秀度は第2位のバハルス帝国の皇帝ジルクニフ・ルーン・ファーロード・エル=ニクスを大きく引き離すぶっちぎりの第1位。

卓越した洞察・観察能力で数多の断片的な情報を組み上げて事実に到達することができ、自分自身は全く動かず、手駒も騎士のクライム以外にはいないにも関わらず、貴族王族間派閥の真の構造すらも見抜いています。それに加え、優しく慈悲深い王女としての顔や頭の悪い小娘の顔などを使い分けることのできる高い演技力も持ち合わせています。クライムに対しては執着と言ってもよいくらいの愛情を抱いており、彼と安泰な地位を保ったまま結ばれることを望んでいますが、それはあくまで殿上人に恋願う子犬のような彼に対して向けられるもので、「首輪をつけて飼う」ようなものと喩えられています。

ラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフの声優は安野希世乃(やすの・きよの)さん

そんなラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフの声を担当するのは、エイベックス・ピクチャーズに所属している声優の安野希世乃さん。愛称は「きよのん」や「やすきよ」など。1989年7月9日生まれで、宮城県遠田郡涌谷町出身。身長157cmで、血液型はA型。趣味に自転車に乗ることを、特技に歌を挙げています。 以前は「目澤希世乃(めざわ・きよの)」の名義で活動していました。

声優デビュー兼主役デビューを果たしたのは、2011年に公開されたアニメーション映画『キズナ一撃』の轟キズナ役。その他にもこれまでに、『スター☆トゥインクルプリキュア』の天宮えれな/キュアソレイユ役、『ブラッククローバー』のチャーミー・パピットソン役、『冴えない彼女の育てかた』の加藤恵役などを担当しています。

『オーバーロード』キャラクター7:第三王女付きの騎士 クライム

クライムは、リ・エスティーゼ王国の第三王女ラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフに仕えている騎士。異名は「忠犬」。短く切りそろえた金色の髪、太く吊り上がった眉に三白眼をした少年と青年の境にある男性で、ラナーから与えられた純白の全身鎧を身につけています。

幼い頃、身寄りもなく素性も不明のまま路上で死ぬ寸前だったところをラナーに拾われて以来、彼女のためであれば自分の命も惜しまないほどの忠誠心を抱いています。ラナーとはその頃からの付き合いということもあって、非常に近い距離感で接されている様子。彼女への想いには、命の恩人としての恩義や忠誠に留まらず、確かな恋心も含まれてはいるものの、明かすものでもないとして隠しています。

彼の望みはラナーに仕える騎士として恥じない存在となることで、特別な才能を持っていないなかで愚直なまでの努力を重ね、才能も実力もある王国戦士長のガゼフ・ストロノーフや剣士のブレイン・アングラウスには遠く及ばないものの、王国兵士内では上位に入るほどの実力を身につけています。その強くなろうとひたむきなその在り方は多くの者たちから好意的に思われてはいるものの、危ぶまれてもいる様子。

作中では、ナザリック地下大墳墓の執事であるセバス・チャンの技を偶然目撃したことをきっかけに師事を乞い、ほんの一時の稽古のなかで放たれた圧倒的な殺気をラナーへの想いで耐えきりました。その後は犯罪組織「八本指」の娼館襲撃や、「八本指」の拠点襲撃に参加する中で成長し、カッツェ平野で起こった「大虐殺」では、ガゼフとアインズ・ウール・ゴウンによる一騎打ちをブレインと共に見届けました。

クライムの声優は逢坂良太(おおさか・りょうた)さん

そんなクライムの声を担当するのは、EARLY WINGに所属している声優の逢坂良太さん。愛称は「りょーちん」。1986年8月2日生まれで、徳島県出身。身長176cmで、血液型はO型。趣味・特技に、散歩・ゲーム・ソフトボール・ボウリングを挙げています。2010年に声優デビューし、2012年に放送されたテレビアニメ『つり球』の真田ユキ役でテレビアニメ初主演を飾りました。

その他にもこれまでに、『魔入りました!入間くん』のアミィ・キリヲ役、『ようこそ実力至上主義の教室へ』の平田洋介役、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のハッシュ・ミディ役などを担当。2019年に、『進撃の巨人』の車力の巨人/ピーク・フィンガー役、『オーバーロード』のナーベラル・ガンマ役などで知られる同じ声優の沼倉愛美(ぬまくら・まなみ)さんとの結婚を発表しています。

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