【オーバーロード】キャラクター紹介<ナザリック地下大墳墓編①>

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丸山くがねさんによる人気ライトノベル作品『オーバーロード(OVER LORD)』。VRMMORPG「ユグドラシル」内で栄光に輝いたギルド「アインズ・ウール・ゴウン」のメンバーであった主人公・モモンガが、「ユグドラシル」と似て非なる異世界へと転移してしまった後、自分と同じように転移してしまったプレイヤーがいないか探しながら世界征服に乗り出す様が描かれます。そんな本作に登場する「ナザリック地下大墳墓」のメンバーについて、声優情報も交えながらご紹介していきます!

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目次

『オーバーロード』とは?

『オーバーロード(OVER LORD)』は、丸山(まるやま)くがねさんによるライトノベル作品。元々は「むちむちぷりりん」の名義で小説投稿サイト「Arcadia」にて連載が開始され、後に別の小説投稿サイト「小説家になろう」にも掲載されるようになったWeb小説作品で、2012年7月からはKADOKAWAより書籍版が刊行されるようにもなりました。書籍版のイラストはso-binさんが担当しています。

2015年にマッドハウス制作のテレビアニメ第1期が放送され、2018年に第2期・第3期が放送。2017年にはテレビアニメ第1期の総集編として劇場版の前編「不死者の王」と後編「漆黒の英雄」が公開されました。2021年4月に、テレビアニメ第4期と完全新作劇場版の制作決定が発表されています。劇場版の方では「聖王国編」が描かれる予定です。

アニメ版が大ヒットしたこともあり、2020年2月時点でシリーズ累計発行部数は800万部を突破。ライトノベルガイドブック「このライトノベルがすごい!」の単行本・ノベルズ部門では2017年版で第1位、2018年版と2019年版では第4位にランクインしています。書籍版はWeb小説をそのまま単行本化したわけではなく、世界観や基本的な設定は共通しているものの、登場人物や物語の進行が一部異なっています。漫画版及びアニメ版は書籍版を元にして制作されています。

物語のあらすじ

時は2138年。一大ブームを巻き起こしたVRMMORPG「ユグドラシル」はサービス終了の時を迎えようとしていました。かつてそのゲーム内で栄光を築いたギルド「アインズ・ウール・ゴウン」のメンバーである主人公のプレイヤー・モモンガは、その本拠地であるギルド「ナザリック地下大墳墓」の中で1人、輝かしい日々の思い出に浸りながらゲーム終了のときを待っていました。

しかし、サービス終了の時刻を過ぎても一向にログアウトする気配はありません。本来プレイヤーが命令しなければ行動しないはずのNPCたちが突如として意思を持って動き出し、言葉を発し始めたことにモモンガは驚きます。「ナザリック地下大墳墓」は「ユグドラシル」とは似て非なる異世界に転移しており、ギルドの外には見たこともない景色が広がっていたのでした。

転移後のその世界において、ゲームの中で自分の作成したキャラクターになってしまったモモンガは、かつてのギルド名「アインズ・ウール・ゴウン」という名前に改めた上で、ナザリック地下大墳墓の勢力を率いて行動を起こしていくことになるのです。

ここからはそんな本作に登場する「ナザリック地下大墳墓」のキャラクターたちを中心に、声優情報も交えてご紹介していきます!

『オーバーロード』キャラクター1:主人公 アインズ・ウール・ゴウン/モモンガ

アインズ・ウール・ゴウンは、本作の主人公。異名は「骸骨の見た目を持つ最強の魔法詠唱者」。赤黒い眼光をした完全な骨人間のビジュアルをしており、頭の後ろからは黒い後光のようなものを発しています。現実世界では「鈴木悟(すずき・さとる)」という名前の冴えないサラリーマン男性でしたが、「ユグドラシル」において制作したアバター「死の支配者(オーバーロード)」のまま、NPCを含むギルド拠点「ナザリック地下大墳墓」ごと異世界へと転移してしまうことになりました。

元の世界では家族はもとより友人も恋人もいない天涯孤独の身の上だったようで、転移した後もそちらの世界に戻りたいという欲望は抱いていない様子。ゲーム時代は「モモンガ」というハンドルネームを使用していましたが、転移後は自分が意見のまとめ役を担ってきたギルド「アインズ・ウール・ゴウン (ainz ooal gown)」そのものの名前を名乗るようになります。これには、その名前を知れ渡らせることで自分以外にも転移したかもしれない「ユグドラシル」のプレイヤーを見つけ出したいという理由と、ただ1人残った自分が今はいないメンバー全員を背負うという意味があります。

普段は温厚な性格で無益な殺生は好まないものの、アンデッド化したことによって感情の起伏が抑制され、人間であった頃の精神性のほとんどが消失されており、交流のある者以外への殺生は蚊を潰した程度の感覚になっています。ナザリック地下大墳墓のNPCに対しては、友が残していった忘れ形見、子を案じる親のような感情を抱いており、ナザリック地下大墳墓と彼らの誇りをくじく者に対しては苛烈なまでの怒りを露わにすることもあります。

中身はただの一般人であるため、鏡の前で練習したり、手本となりそうな人物を観察したりと、王としての振る舞いや言動を手探りしながら身につけている様子。彼自身にはそんなつもりはありませんでしたが、配下のデミウルゴスに「世界征服なんて面白いかもしれないな」と言ったことをきっかけに、世界征服へと邁進することになります。

架空の冒険者モモンとしても活動

「モモン」は、アインズ・ウール・ゴウンによる情報収集を目的とした偽装身分。リ・エスティーゼ王国にある都市エ・ランテルを拠点に、戦士の冒険者として活動しています。その際には漆黒の全身鎧を身にまとっており、これは後に「漆黒」の銘の由来になりました。人間の都市に潜入する都合上、兜を外した際に見せる顔に関しては幻術で誤魔化しています。

エ・ランテルを襲ったズーラーノーンとの戦い、吸血鬼ホニョペニョコ(実際には、スレイン法国の「漆黒聖典」によって精神支配を受けたシャルティア・ブラッドフォールン)の討伐により、極めて短い期間にアダマンタイト級冒険者にまで上り詰めました。その後、難易度の高い任務をこなしながら大悪魔ヤルダバオト(ナザリック地下大墳墓のデミウルゴスが変装した姿)を撃退したことで名声を不動のものとしています。

アインズ・ウール・ゴウン魔導国建国の際に小芝居を行ったことで、アインズ・ウール・ゴウンによって冒険者モモンがエ・ランテルの自治を認められることに。これによって人間社会の統治を円滑に進められるようになりました。書籍版の方ではこのようにアインズ自らが「モモン」を演じていますが、Web小説版では、ナザリック地下大墳墓の戦闘能力を持つメイド隊「プレアデス」の1人であるナーベラル・ガンマが「モモン」の名前を与えられて冒険者について知るべく行動しています。

アインズ・ウール・ゴウン/モモンガの声優は日野聡(ひの・さとし)さん

そんなアインズ・ウール・ゴウン(モモンガ)の声を担当するのは、アクセルワンに所属する声優の日野聡さん。 愛称は「日野ちゃま」や「日野っち」。1978年8月4日生まれで、アメリカ合衆国サンフランシスコ出身。身長170cmで、血液型はAB型。特技に剣道を挙げています。2015年に自身のブログにおいて、『ハヤテのごとく!』の貴嶋サキ役や『サークレット・プリンセス』の笠原美由紀役などで知られる同じ声優の中島沙樹(なかじま・さき)さんと2014年に結婚したことを発表しています。

10代の頃から児童劇団で活動して舞台俳優になることを目指していましたが、海外ドラマ「ER緊急救命室シリーズ」のジャスティン・ケーシー役の吹き替えを担当したことがきっかけで本格的に声優を目指すようになりました。初めてアニメのレギュラーを担当したのは、2003年に放送されたテレビアニメ『一騎当千』の周瑜公瑾役。その他にもこれまでに、『鬼滅の刃』の煉󠄁獄杏寿郎役、『ハイキュー!!』の澤村大地役、『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません』のオットー役などを担当しています。

『オーバーロード』キャラクター2:守護者統括 アルベド

アルベドは、階層守護者統括にしてナザリック地下大墳墓に存在する全てのNPCの頂点に立つ存在。異名は「慈悲深き純白の悪魔」。アインズ・ウール・ゴウンのギルドメンバーであったタブラ・スマラグディナによって制作されたNPCで、腰から黒色の翼を、こめかみから山羊のような角を生やした、長い黒髪の美しい女性の姿をしています。戦場では漆黒の鎧「ヘルメス・トリスメギストス」と、バルディッシュ「3F」を使用。戦闘においてアインズの盾を任せられるほどの高い防御能力もさることながら、ナザリックの内政面においても極めて高い能力を誇っています。

タブラの作成した長大な設定文の終わりにある「ちなみにビッチである」という一文を、「ユグドラシル」がサービス終了を迎える間際にモモンガが茶目っ気を出して「モモンガを愛している」に改変してしまった影響か、異世界に転移した後は彼のことを心から慕うようになりました。このことに関してアインズはアルベドとタブラに対して罪悪感を抱いていますが、アルベド本人はむしろ前向きに捉えている様子。しかし、この改変によって、彼女の「騎獣召喚」のスキルによって呼び出される双角獣(バイコーン)に彼女が乗れなくなるという弊害も生まれています。

表向きはナザリック地下大墳墓のNPCを制作した他の「至高の四十一人」に対しても忠誠を保持しているように見えますが、実際のところは彼らのことをナザリックのNPCたちを見捨てたと見なしてわだかまりを抱えており、自分たちの長として残ってくれたアインズ個人にのみ忠誠と愛情を向けています。アインズの目の前で恋敵のシャルティア・ブラッフドフォールンと修羅場を演じることもありますが、普段は守護者統括として他の者たちを管理し、必要とあらば主人に対しても諫言を行うこともあります。

アルベドの声優は原由実(はら・ゆみ)さん

そんなアルベドの声を担当するのは、アーツビジョンに所属している声優の原由実さん。愛称は「はらみー」。1985年1月21日生まれで、大阪府出身。身長164cmで、血液型はB型。趣味・特技に、カラオケ・イラスト・バドミントン・書道などを挙げています。「アイドルマスターシリーズ」の1つ『THE IDOLM@STER SP』の四条貴音役に抜擢されたことで声優デビューを果たしました。

その他にもこれまでに、『ログ・ホライズン』のマリエール役、『ブレイブウィッチーズ』のアレクサンドラ・I・ポクルイーシキン役、『Fate/Grand Order』のアナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ役などを担当。『オーバーロード』でナーベラル・ガンマ役を担当する沼倉愛美(ぬまくら・まなみ)さんとは、同時期にデビューしたこともあって仲の良い関係を築いています。

『オーバーロード』キャラクター3:第一・第二・第三階層守護者 シャルティア・ブラッドフォールン

シャルティア・ブラッドフォールンは、ナザリック地下大墳墓の第一・第二・第三階層守護者。異名は「鮮血の戦乙女」。「至高の四十一人」の1人・ペロロンチーノによって制作されたNPCで、銀色の長髪と真紅の瞳をした14歳程度の少女のような外見をしています。そのような姿をしていても、所謂真祖としての「吸血鬼」として冷酷な超越者としての雰囲気を身に纏っており、1対1の戦闘であれば守護者最強の実力を誇ります。

その強さはアインズ・ウール・ゴウンすら凌ぐほどですが、戦闘時間が長引いてしまうと「血の狂乱」によってバーサーカー化して制御が効かなくなるという大きな弱点があり、それに加えて不用意で考えなしの行動に出てしまうことも多くあります。アインズのことを心から慕って睦言を口にすることもしばしばありますが、書籍版ではそのためにアルベドと修羅場を繰り広げてしまうことも多々あります。

アインズから情報収集の任務として裏事情に詳しい犯罪者を拉致してくるように命じられた際、書籍版では諸事情あって遭遇したスレイン法国最強の部隊「漆黒聖典」による精神支配を受けることになりました。アインズはシャルティアの状態異常解除のため、単身で彼女を討伐することを決意。アルベドに対して一騎討ちで戦った場合生きて帰れるかどうかわからないと語ったほどの天敵である彼女に戦いを挑み、これを打ち倒すことに成功しました。その後、消滅した彼女をナザリック地下大墳墓の玉座の間において復活させることとなりました。

シャルティア・ブラッドフォールンの声優は上坂(うえさか)すみれさん

そんなシャルティア・ブラッドフォールンの声を担当するのは、ボイスキットに所属している声優の上坂すみれさん。愛称は「すみぺ」や「すみちゃんぺ」など。1991年12月19日生まれで、神奈川県出身。血液型はO型。2011年にオンラインゲーム『トイ・ウォーズ』に登場するゾンビのハイド役で声優デビューを果たし、2012年に放送されたテレビアニメ『パパのいうことを聞きなさい!』の小鳥遊空役で本格的に声優業を開始しました。

その他にもこれまでに、『スター☆トゥインクルプリキュア』のユニ/キュアコスモ役、『鬼灯の冷徹』のピーチ・マキ役、『中二病でも恋がしたい!』の凸守早苗役などを担当。高校時代にソ連国歌を聴いて大のロジア好きとなり、大学でもロシア語を専攻していたこともあって、『アイドルマスター シンデレラガールズ』のアナスタシア、『ガールフレンド(仮)』のユーリヤ・ヴャルコワなどのロシア人キャラクターもよく演じています。

『オーバーロード』キャラクター4:第四階層守護者 ガルガンチュア

ガルガンチュアは、ナザリック地下大墳墓の第四階層「地底湖」の階層守護者。他の階層守護者とは違って「至高の四十一人」によって制作されたNPCではなく、「ユグドラシル」のシステムに元から存在していた全高30メートル程の戦略級攻城ゴーレムで、階層守護者の中では唯一自我や意思を持ってはいません。厳密には守護者ではなく、あくまで守護者の地位を与えられた純粋な兵器です。

「ユグドラシル」では相手ギルドの拠点攻略戦にしか使用できないという制限がありましたが、転移した後の世界でもその巨体と破壊力からナザリック内での運用には適してはおらず、普段は地底湖の底に沈められる形で保管されています。実は戦闘ステータスでは第一・第二・第三階層守護者のシャルティア・ブラッドフォールンをも上回り、単純な攻撃力・防御力であれば守護者最強クラスを誇りますが、その特殊な存在故に公式の戦闘力番付からは除外されています。

『オーバーロード』キャラクター5:第五階層守護者 コキュートス

コキュートスは、ナザリック地下大墳墓の第五階層「氷河」の階層守護者。異名は「凍河の支配者」。「至高の四十一人」の1人・武人建御雷(ぶじんたけみかづち)によって制作されたNPCで、巨大な体躯を持った二足歩行の昆虫を思わせる姿をしています。その4本の腕にはそれぞれに違う得物を携えており、武器を持った際の攻撃力は守護者随一を誇り、一定の魔法も行使することができます。

鎧を纏ったその外見にふさわしく武人らしい物の考え方をしており、たとえ格下であっても勇敢な戦士に対しては敬意を払います。低レベルのアンデッドの大軍による蜥蜴人(リザードマン)の集落への侵攻指揮を任された際、与えられた軍勢の脆さや蜥蜴人の予想外の奮戦により敗北を喫することに。その際に、アインズ・ウール・ゴウンからは処罰されず、積極的に献策することや慢心を忌むことなどを教授され、裏の目的であったNPCの成長の可能性を確信したことで満足されました。

その後は、勇敢な戦いを見せる蜥蜴人の助命をアインズへと嘆願。守護者総動員による蜥蜴人集落へのデモンストレーションを行なった後、矢面に立った蜥蜴人の族長達を正面から打ち破ったことで、亜人種統治のモデルケースの確立という大役を任されることになりました。後にナザリックを「アインズ・ウール・ゴウン魔導国」として成立させる際に、アインズが何という王を名乗るか案を募った際に「魔導王」を提案して採用されました。

コキュートスの声優は三宅健太(みやけ・けんた)さん

そんなコキュートスの声を担当するのは、81プロデュースに所属する声優の三宅健太さん。愛称は「みやけん」。1977年8月23日生まれで、沖縄県出身。身長181cmで、血液型はA型。趣味・特技に、柔道(初段)を挙げています。好きな女優に一目でいいから会いたいという想いから声優を目指し、1999年に放送されたテレビアニメ『ゾイド -ZOIDS-』の帝国兵士役でデビューを果たしました。

初めて名前のある役を演じたのは、ドラマCD『子供の領分』の茅野大地役。厚みのある低い声が特徴的で、その他にもこれまでに、『SK∞ エスケーエイト』のシャドウ(比嘉広海)役、『僕のヒーローアカデミア』のオールマイト役、『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』の轟力雷樹役などを担当しています。

『オーバーロード』キャラクター6:第六階層守護者 アウラ・ベラ・フィオーラ

アウラ・ベラ・フィオーラは、ナザリック地下大墳墓の第六階層「ジャングル」の階層守護者。同じ階層の守護をしているマーレ・ベロ・フィオーレの双子の姉にあたります。異名は「負けん気あふれる名調教師」。「至高の四十一人」の1人・ぶくぶく茶釜(ちゃがま)によって制作されたNPCで、外見年齢は10歳程度。実際は長命種である76歳のダークエルフで、金髪のショートヘアに緑と青のオッドアイを特徴としており、制作者の趣味から男装をしています。

単体としての戦闘能力こそ他の階層守護者に劣るものの、総数100にもなるレベル80までの魔獣を使役し、また強化・弱体化をはじめとした様々なスキルを駆使することで群としての強さを誇ります。長い年月を生きていても長命種のためか、外見も言動も元気いっぱいの子どものようで且つ主人を慕う子犬のような性格をしており、アインズ・ウール・ゴウンからはマーレと揃って癒しのように思われています。

その反面、仲間以外に対しては、幼さ故の無邪気な残酷さを垣間見せることも。アルベドとシャルティア・ブラッドフォールンによるアインズの寵愛をかけた修羅場では第三者的な立場で冷めた言動をしていることが多くありますが、(情操教育を考えた)アインズから「アウラが大好きだぞ」と言われたときにはかなり動揺を示していました。アインズからは森林や魔獣に関する知識で頼りにされている他、トブの大森林の内部に緊急避難場所を建設するようにも命じられています。

アウラ・ベラ・フィオーラの声優は加藤英美里(かとう・えみり)さん

そんなアウラ・ベラ・フィオーラの声を担当するのは、81プロデュースに所属している声優の加藤英美里さん。 愛称は「えみりん」や「えみりぃ」など。1983年11月26日生まれで、東京都福生市出身。身長155cmで、血液型はB型。趣味・特技に描画を挙げています。2004年に放送されたテレビアニメ『今日からマ王!』の3人組メイドの1人・ドリア役で声優デビューを果たしました。

初主演を飾ったのは、同年に放送されたテレビアニメ『ネポス・ナポス』のネポ役。その他にもこれまでに、『出ましたっ!パワパフガールズZ』の赤堤ももこ/ハイパー・ブロッサム役、『プリティーリズム・レインボーライブ』の彩瀬なる役、「〈物語〉シリーズ」の八九寺真宵役などを担当。特に『魔法少女まどか☆マギカ』に登場する、思春期の少女たちを魔法少女になるように勧誘するキュゥべえ役で有名です。

『オーバーロード』キャラクター7:第六階層守護者 マーレ・ベロ・フィオーレ

マーレ・ベロ・フィオーレは、ナザリック地下大墳墓の第六階層「ジャングル」のもう1人の階層守護者。異名は「頼りない大自然の使者」。「至高の四十一人」の1人・ぶくぶく茶釜によって制作されたNPCで、外見は同じ第六階層の守護者であり双子の姉でもあるアウラ・ベラ・フィオーラとよく似ていますが、配色が逆の緑色と青色のオッドアイになっているという違いがあり、また制作者の趣味でスカートを履いています。

いつもおどおどとしていて、姉にはなかなか逆らうことのできない気弱な性格の持ち主。しかし、アインズ・ウール・ゴウンから広範囲の地形改変を任されるほど後方系魔法職としての能力は高く、ナザリック地下大墳墓の執事・セバスからは守護者の中では二番手につけるほどの実力があると評されています。意外なことに、戦士系守護者のアルベドをも押さえ込んでしまえるほどの凄まじい怪力の持ち主でもあり、接近戦もある程度こなすことが可能です。

また、ナザリック地下大墳墓の中では気弱に振舞い、たとえ新参者であっても他のNPCと差別せずに親しみを持って接するような一面を見せていますが、外界の存在には徹底的に無関心で少なくとも敵に対しては一切の容赦がなく、愛用の神器級アイテムであるシャドウ・オブ・ユグドラシルで人間を平然と撲殺するようなこともあります。

マーレ・ベロ・フィオーレの声優は内山夕実(うちやま・ゆみ)さん

そんなマーレ・ベロ・フィオーレの声を担当するのは、大沢事務所に所属している声優の内山夕実さん。愛称は「うっちー」や「ゆみっち」など。1987年10月30日生まれで、東京都出身。身長160cmで、血液型はA型。趣味に写真撮影を、特技にカラオケを挙げています。声優デビューを果たしたのは、2005年に放送されたテレビアニメ『ARIA The ANIMATION』です。

初レギュラーを獲得したのは、2011年に放送されたテレビアニメ『Aチャンネル』のナギ(天王寺渚)役。その他にもこれまでに、『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』のシドゥリ役、『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜』のルーデウス・グレイラット役、『Re:ゼロから始める異世界生活』のパック役などを担当しています。

『オーバーロード』キャラクター8:第七階層守護者 デミウルゴス

デミウルゴスは、ナザリック地下大墳墓の第七階層「溶岩」の階層守護者。異名は「炎獄の造物主」。「至高の四十一人」の1人であるウルベルト・アレイン・オードルによって制作されたNPCで、Web小説版では真紅のローブを身に纏い、山羊を思わせる角や巨大な翼を持った悪魔らしい外見をしていますが、書籍版では三つ揃えのスーツを着用し、オールバックの黒髪に丸眼鏡をした知的ホワイトカラーめいた外見をしています。

非常に慇懃で優しいともとれる口調をしていますが、悪魔らしく人間を陥れて破滅に追いやることを喜びとしています。ナザリックに所属する者に対しては親切に接しますが、人間に対してはある種好意的とはとれるものの実際には有用な家畜か面白い玩具程度にしか見なしておらず、捕らえた人間たちに対しておぞましい所業を振る舞うこともあります。その点においては、執事のセバスとしばしば意見が対立することも。

そのインテリめいた姿にふさわしく、ナザリック地下大墳墓の中では最高峰の頭脳を有しており、様々な方策に関与しています。特に深い考えもなくモモンガの口にした「世界征服」という言葉を本気にし、その計画を進めるために尽力。ナザリックの他の住人たちと同じように彼もまたアインズ・ウール・ゴウンが自分たちNPCを圧倒的に凌駕するほどの鬼才の持ち主であると信じ込んでおり、中身はただの一般人にすぎないアインズは知ったかぶりをしながらデミウルゴスの考えた策を追認し、彼らの期待に応えるために頭を抱えざるを得ないコメディチックな状況に陥っています。

大悪魔ヤルダバオトとしても暗躍

大悪魔ヤルダバオトは、デミウルゴスが仮面を被った「強敵」として変装した姿。アインズ・ウール・ゴウンの冒険者としての偽装身分「モモン」の世間での名声を高めることを目的に用意した仮の姿で、アインズの世界征服計画の裏の実行役としても暗躍しています。

作中では、悪魔を召喚・使役するためのアイテムを回収するという目的で、リ・エスティーゼ王国の王都に出現。アダマンタイト級冒険者チーム「蒼の薔薇」の戦士・ガガーランと、忍者・ティアをたった一撃で殺害し、魔法詠唱者・イビルアイを為す術なく追い込むほどの強大な力を見せつけましたが、モモンとの戦いで撤退して彼の名声を高めることに成功しました。後に、「魔皇ヤルダバオト」と名乗って、自らの支配下においたアベリオン丘陵の亜人部族を「亜人連合」とまとめた軍勢を率い、ローブル聖王国を襲撃することになります。

デミウルゴスの声優は加藤将之(かとう・まさゆき)さん

そんなデミウルゴスの声を担当するのは、賢プロダクションに所属している声優の加藤将之さん。1972年9月23日生まれで、東京都出身。身長163cmで、血液型はA型。趣味・特技にマラソンを挙げています。これまでに『宇宙兄弟』の真壁ケンジ役、『うちのメイドがウザすぎる!』の高梨康弘役、『デッドマン・ワンダーランド』の千地清正役などを担当しています。

『オーバーロード』キャラクター9:第八階層守護者 ヴィクティム

ヴィクティムは、ナザリック地下大墳墓の第八階層「荒野」の階層守護者。異名は「生贄の赤子」。天使の羽と輪っかのついた赤ん坊の胚子のような容姿をしていて、移動する際には他の階層守護者などに抱きかかえられていることが多くあります。通常の人間では理解することのできない奇怪な言語を用いていますが、アニメ版では文字としてそれを表現できないこともあってか、普通の言葉を喋っています。

献身的で健気な性格の持ち主。他の階層守護者に比べると圧倒的に戦闘能力が低く、公式の格付けからも除外されるほどですが、その真価は死亡すると広範囲の敵を長時間に渡って強制的に足止めすることのできる強力なスキルにあります。言わば命を引き換えとした「爆弾」。本人は自分自身の存在を死ぬことが仕事だと当たり前のように受け入れています。

ヴィクティムの声優は東山奈央(とうやま・なお)さん

そんなヴィクティムの声を担当するのは、インテンションに所属している声優の東山奈央さん。愛称は「奈央ぼう」や「とーやまん」。1992年3月11日生まれで、東京都出身。身長152cmで、血液型はA型。趣味・特技に、歌唱・ダンス・エレクトーンを挙げています。2010年秋の同時期に放送されて『神のみぞ知るセカイ』の中川かのん役と、『STAR DRIVER 輝きのタクト』のスガタメ・タイガー役でテレビアニメデビューを果たしました。

初の主役を飾ったのは、2011年に放送されたテレビアニメ『異国迷路のクロワーゼ The Animation』の湯音役。湯音役もそうであるように妹キャラを演じる機会が多く、これまでに『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』の夏川真那役、『GATE 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり』のレレイ・ラ・レレーナ役、『重神機パンドーラ』のクロエ・ラウ役などを担当しています。

『オーバーロード』キャラクター10:執事 セバス・チャン

セバス・チャンは、ナザリック地下大墳墓の第九・第十階層に控えている執事。異名は「鋼の執事」。「至高の四十一人」の1人であるたっち・みーによって制作されたNPCで、額の真ん中で分けた白髪と白髭に黒のタキシードという老執事そのもののような姿をしています。本体は竜人で、普段の姿は人間形態を取っているものにすぎません。普段から猛禽のように鋭い目つきをしていますは、怒りにふれた際にはその目が赤く染まります。

厳密には守護者ではありませんが、他の階層守護者たちと同格の扱いにあり、異世界に転移する前は第十階層のフロアボスの役目を担っていました。戦闘面では総合的にはナザリック随一の実力を持ち、武器を用いない格闘戦を主とし、搦め手なしの純粋な近接戦闘では同格の戦士職のアルベドとコキュートスに勝ります。スキルとしては、気功術による治癒や支配化による情報の聞き取りなどを有しています。

制作者のたっち・みーによく似た人格者で、ナザリックではごく少数派の「善」に傾いた性格の持ち主。弱者を弄ぶことを好むデミウルゴスとは反りが合わず、弱者の守護と救済を是としたその在り方はナザリックの方針に沿わないこともありますが、アインズ・ウール・ゴウンへの忠誠心は自らの善性をためらうことなく捻じ曲げることができるほどに強くあります。

作中ではアインズからの指示で、「プレアデス」の1人であるソリュシャン・イプシロンと共に商人の令嬢役と執事役として王都の魔法・科学技術の情報収集を行うことに。その合間にゴミのように打ち捨てられていた人間の女性・ツアレニーニャ・ベイロンのことを保護したことで、様々な因縁や確執を生むことになり、一時はアインズへの忠誠心を疑われるまでになりましたが、後にその誤解が解けてツアレニーニャをナザリックのメイドとして受け入れることになりました。

セバス・チャンの声優は千葉繁(ちば・しげる)さん

そんなセバス・チャンの声を担当するのは、81プロデュースに所属している声優の千葉繁さん。本名は「前田正治(まえだ・まさはる)」。愛称は「千葉先生」や「ちばしー」。1954年2月4日生まれで、千葉県菊池市出身。身長166cmで、血液型はO型。趣味・特技に、アクション・殺陣を挙げています。1976年に放送されたテレビアニメ『ドカベン』の野球部員A役で声優デビューを果たしました。

初めてアニメの主人公役を担当したのは、1985年に放送されたテレビアニメ『ハイスクール!奇面組』の一堂零役。その他にもこれまでに、『うる星やつら』のメガネ役、『平成天才バカボン』のおまわりさん役やレレレのおじさん役、『呪術廻戦』の漏瑚役などを担当しています。ハイテンションな役を多く演じてきた中でシリアスな役がなかったわけではありませんが、千葉繁さん曰く、『オーバーロード』のセバス・チャン役に関してはここまで真面目なキャラクターは初めてだったのだとか。

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