【オーバーロード】ズーラーノーンの十二高弟の1人・クレマンティーヌに関する10個の知識を紹介!

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丸山くがねさんによるライトノベル作品『オーバーロード』。仮想現実体感型オンラインゲーム「ユグドラシル」で栄光に輝いたギルド「アインズ・ウール・ゴウン」のメンバーであったプレイヤー・モモンガが、「ユグドラシル」とは似て非なる異世界に転移した後、自分と同じように転移したプレイヤーがいないかを探しながら、世界征服に乗り出す様が描かれます。そんな本作に登場するクレマンティーヌは、邪悪な秘密結社「ズーラーノーン」の十二高弟の1人。そんな彼女について詳しくご紹介していきます!

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『オーバーロード』とは?

『オーバーロード(OVER LORD)』は、丸山(まるやま)くがねさんによって執筆された日本のライトノベル作品。元は「むちむちぷりりん」の名義で小説投稿サイトに投稿されたWeb小説作品で、2012年からKADOKAWAより書籍版が刊行されるようになりました。そちらの方のイラストはso-binさんが担当しています。書籍版はWeb小説をそのまま単行本にしたわけではなく、世界観や基本設定は共通しているものの、物語の進行や登場人物の設定が一部異なっています。

アニメ版と漫画版は書籍版の内容を元にしてつくられており、テレビアニメはマッドハウスの制作で、2015年に第1期が放送。2018年に第2期・第3期が放送され、2017年にテレビアニメ第1期の総集編にあたる劇場版前編「不死者の王」と、後編「漆黒の英雄」も公開されました。2021年4月には、待望のテレビアニメ第4期と完全新作劇場版が制作決定したことが発表されています。劇場版の方では「聖王国編」の内容が描かれる予定です。

物語のあらすじ

2138年、かつて大ヒットした仮想現実体感型オンラインゲーム「ユグドラシル」は終わりの時を迎えようとしていました。そのゲームで輝かしい時代を築いたギルド「アインズ・ウール・ゴウン」のメンバーであったプレイヤー・モモンガは、その本拠地のナザリック地下大墳墓の中で1人、仲間たちとの思い出に浸りながらサービス終了のときを待っていました。

その時刻を過ぎても一向にログアウトする気配がなく、不思議がるモモンガの前で、本来プレイヤーが命令しなければ行動するはずのないNPCたちがとつぜん意思を持って動き出し、言葉を発し始めます。調べてみると、ナザリック地下大墳墓は「ユグドラシル」とは似て非なる異世界に転移し、その外には見たこともない景色が広がっていたのでした。

転移後のその世界で、ゲーム内で自身の作成したキャラクターになってしまったモモンガは、自身の名前をギルド名であった「アインズ・ウール・ゴウン」に改めた上で、他にも転移してきてしまったプレイヤーがいないかを探しながら、ナザリック地下大墳墓の者たちを率いて世界征服に乗り出すことになるのです。

クレマンティーヌとは?

そんな本作に登場するクレマンティーヌは、邪悪な秘密結社「ズーラーノーン」の十二高弟の1人。ショートボブの金髪をした20歳前後の女性で、猫科の動物のような愛らしさと肉食獣のような獰猛さを併せ持っています。普段は黒いフードつきマントの下に隠れていますが、戦闘においてスピードを重視しているために、露出度の高いビキニアーマーのような軽装鎧を装備しています。

その鎧には今まで殺してきた様々な冒険者のプレートがハンティングトロフィーのように打ちこまれており、それは一見鱗鎧のように見えてしまうほど。そのプレートの中には、ミスリル級のものやオリハルコン級のものも存在しています。武器には、魔法を込めたスティレットを4本ほどと、モーニングスターを腰からぶらさげています。

ここからは、そんなクレマンティーヌに関してより詳しくご紹介していきます!

『オーバーロード』クレマンティーヌに関する知識1:声優は悠木碧(ゆうき・あおい)さん

クレマンティーヌの声を担当する悠木碧さんは、プロ・フィットに所属する声優・俳優・歌手。本名および旧芸名は「八武崎 碧(やぶさき・あおい)」で、主に「あおちゃん」の愛称で呼ばれています。1992年3月27日生まれで、千葉県山武市出身。身長147cmで、血液型はA型。趣味に絵を描くことや本を書くことを、特技に音読や早口言葉を挙げています。

4歳で芸能界入りした後に映画やテレビドラマに子役として出演し、2003年に放送されたテレビアニメ『キノの旅 -the Beautiful World-』のさくら役で初めて声優の仕事をしたことを機に、この仕事を気に入るようになりました。2009年に放送されたテレビアニメ『あにゃまる探偵 キルミンずぅ』の御子神リコ役と、同年に放送されたテレビアニメ『夢色パティシエール』の天野いちご役の2作で初めて主人公役を担当しています。

その他にもこれまでに、『魔法少女まどか☆マギカ』の鹿目まどか役、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の比企谷小町役、「ソードアート・オンラインシリーズ」のユウキ/紺野木綿季役などを担当。『オーバーロード』でクレマンティーヌ役を担当した際は、そのキャラクターの持つ狂気を倍増させるような迫力たっぷりの演技を見せており、その凄絶な最期に関しては「身体から中身が出てしまう」という意識を強く持った上で演じたとのこと。今作のヒロインとも言えるアルベド役を担当した声優の原由実(はら・ゆみ)さんは、「すごいリアルに吐いた音がしたね」と、悠木碧さんに感想を送ったそうです。

『オーバーロード』クレマンティーヌに関する知識2:兄はクアイエッセ・ハゼイア・クインティア

クレマンティーヌの兄は、スレイン法国最強の特殊工作部隊「漆黒聖典」に所属する第五席次のクアイエッセ・ハゼイア・クインティア。 書籍版での異名は不明ですが、Web小説版には「一人師団」という異名があります。整った顔立ちをした男性で、十本の指全てに指輪をはめています。

作中では、アインズ・ウール・ゴウン魔導国とリ・エスティーゼ王国が戦争に入った後、スレイン法国から優秀な冒険者を引き抜いてくるようにとの指令を受け、他の者たちとともに、リ・エスティーゼ王国のアダマンタイト級冒険者チーム「蒼の薔薇」と、同国のアダマンタイト級冒険者チーム「朱の雫」のリーダーであるアズス・アインドラと接触することに。

残念ながら、両方のチームから誘いを断られてしまったものの、別の冒険者チームの引き抜きには成功しました。「蒼の薔薇」とアズスと接触した際には隊員たちのリーダーとして礼儀正しく落ち着いた態度をとっていたものの、「蒼の薔薇」のリーダーであるラキュース・アルベイン・デイル・アインドラからは「優男」、アズスからは「作り笑い男」と判断されていました。

『オーバーロード』クレマンティーヌに関する知識3:「ズーラーノーン」の十二高弟の1人

クレマンティーヌは、元々はスレイン法国の「漆黒聖典」の第九席次に在籍し、英雄級の実力者として活躍していました。しかし、何らかの理由でスレイン法国を裏切って国外へと逃亡し、その時に100万人に1人の女性しか扱うことのできない巫女姫の証「叡者の額冠(えいじゃのがっかん)」を強奪し、特殊工作部隊の1つである「風花聖典」から追われる立場となりました。

その後、どうやって接触し、いつ頃加入することになったかは不明ですが、「ズーラーノーン」の十二高弟の1人となることに。ズーラーノーンは、強大な力を持つことで知られる盟主が頭となった邪悪な秘密結社で、その下に十二高弟、さらに高弟に忠誠を誓った弟子たちが連なっています。アンデッドを使用して過激な行動をとることから、近隣国家からは敵とみなされています。

作中でクレマンティーヌは、同じズーラーノーンの十二高弟の1人であるカジット・デイル・バダンテールが執り行おうとしていた儀式に協力することに。どんなマジックアイテムでも使用可能なタレントを持った薬師の少年ンフィーレア・バレアレを拉致し、「叡者の額冠」を使用させることで、カジットによる儀式の騒ぎのどさくさに紛れて風花聖典からの逃亡を図ろうとしていました。

『オーバーロード』クレマンティーヌに関する知識4:弱者をいたぶることを好む性格破綻者

クレマンティーヌは英雄級の実力を持ってはいるものの、その性格は、人間を殺すことや弱者を痛めつけることを「恋している」「愛している」と表現するほどに破綻しています。本人曰く、こうなった原因に「仕事で様々な人間を殺したこと」「優秀な兄ばかりが親から愛情を注がれたこと」「まだ弱い頃に陵辱を受けたこと」「友人が死ぬのを目撃したこと」などを挙げていますが、それらは嘘だとも言っているため、詳しいことは不明です。

普段は相手を嘲笑するような言動と間延びした喋り方をしていますが、それは演じている節もあります。戦士として凄腕であり、その自負もあったためか、死が目前に迫っていく中でも命乞いのようなことをするようなこともありませんでした。ただの残虐な言動をするキャラクターではなく、そういった多面的な側面が見えることがクレマンティーヌの魅力ではないでしょうか?

『オーバーロード』クレマンティーヌに関する知識5:強さはどの程度?

作中では戦士として圧倒的な実力を誇るクレマンティーヌは、甲冑に対して有効なモーニングスターと、オリハルコンコーティングを施したミスリル製のスティレットを使用して戦います。「スッと行ってドス」とする、刺突攻撃による一撃必殺に特化しており、その破壊力はオリハルコンコーティングを施したスティレット程度の刺突攻撃で、レベル100の魔法職のアインズ・ウール・ゴウンの作成した鎧に凹みをつくることができるほど。

リ・エスティーゼ王国で彼女とまともに戦闘ができるのはほんの一握りの人間だけで、たとえば王国戦士長のガゼフ・ストロノーフ、彼の好敵手である剣士のブレイン・アングラウス、アダマンタイト級冒険者チーム「朱の雫」のルイセンベルグ・アルベリオン、アダマンタイト級冒険者チーム「蒼の薔薇」の戦士であるガガーランなど。

彼女が強者だと認めているのは、スレイン法国にわずか3人しかいない神人である「漆黒聖典」の第一席次、スレイン法国最強の実力を持った「漆黒聖典」の番外席次などで、これだけでも作中トップクラスの実力を持っていることがわかります。

『オーバーロード』クレマンティーヌに関する知識6:冒険者チーム「漆黒の剣」を殺害

「漆黒の剣(しっこくのつるぎ)」は、リ・エスティーゼ王国にある都市エ・ランテルを拠点とした銀級冒険者チーム。構成メンバーは、リーダーである戦士のペテル・モーク、野伏(レンジャー)のルクルット・ボルブ、森祭司(ドルイド)のダイン・ウッドワンダー、魔力系魔法詠唱者のニニャ。

作中では、アインズ・ウール・ゴウン扮する冒険者「モモン」と、ナザリック地下大墳墓の戦闘メイド隊「プレアデス」の1人であるナーベラル・ガンマ扮する「ナーベ」と共に、薬師のンフィーレア・バレアレからの依頼で薬草採取に向かうことに。その依頼を終えてエ・ランテルに無事に帰還した後、冒険者ギルドに向かったモモンとナーベと別れ、ンフィーリアの店に向かいました。

そこでンフィーリアを攫う目的で店に侵入していたクレマンティーヌによって、全員殺害されてしまうことに。最終的に、ペテル、ルクルット、ダインはアンデッド化したところを店にやってきたモモンによって始末されることになり、ニニャに関しては他の3人のようにすぐには殺されずに執拗な拷問をされた上で殺害されることになりました。この一件が、「漆黒の剣」を自身の目的のために利用しようとしていたモモンの怒りに火をつけることになったのでした……。

『オーバーロード』クレマンティーヌに関する知識7:冒険者「モモン」との激闘

クレマンティーヌは、エ・ランテルの墓地にやってきたモモンと1対1で戦うことになります。ハンデとしてけして本気は出さないと挑発され、この頃はまだ無名のカッパー冒険者であった彼を相手に格の違いを見せつけてやろうと、武技を使いながらモモンを翻弄します。

しかし、一瞬で急所を突いたものの全くその攻撃が効いておらず、モモンによって簡単に拘束されてしまいます。その際に彼の正体を明かされ、本来は戦士などではなかった魔法使いと剣の戦いをしたのはどんな気持ちだったといった様子で馬鹿にされ、じわじわと身体を締められていき、苦痛のあまり失神してしまってもその手は緩められず、最終的に嘔吐物や内臓を吐き出して、背骨が折れて死を迎えるという惨たらしい最期を迎えてしまうことになったのでした……。

『オーバーロード』クレマンティーヌに関する知識8:再登場の可能性は?

カジット共々クレマンティーヌの死体はモモンによって冒険者組合へと引き渡され、転移阻害を施した安置所に置かれることになったのですが、その事件の翌日の朝になんと死体が姿を消していたのでした。もしもここで本当にクレマンティーヌが退場したのであれば、このような描写を入れる必要ありませんよね。いつか復活を遂げて、物語に舞い戻ってくることもあるかもしれませんね。

『オーバーロード』クレマンティーヌに関する知識9:Web小説版での活躍

Web小説の方ではクレマンティーヌはそもそも死んですらいません。帝国にある宗教団体の幹部として登場したクレマンティーヌは、アインズ・ウール・ゴウン辺境侯の案内役を任されますが、その際にアインズを値踏みするような敬意のない態度をとったことで怒りを買ってしまい、アインズが2トンはあるであろう石の椅子を持ち上げて豪速で投げ、椅子と壁を破壊する様を目にすることに。

あまりに恐ろしい光景を目にしてしまったことで、クレマンティーヌの反抗心は完全に崩壊。付き添いをしていたソリュシャン・イプシロンと一緒に自分が壊れた椅子の代わりになろうと進言したものの拒否されてしまい、醜態を晒してしまうことに。アインズが帰った後は、戦おうとしなくてよかったと、ため息混じりに考えることになったのでした。

『オーバーロード』クレマンティーヌに関する知識10:スマホゲームでは聖女に?

「MASS FOR THE DEAD」は、2019年より配信を開始した『オーバーロード』初のスマートフォン向けゲーム。そちらではなんとクレマンティーヌは「聖女クレマンティーヌ」として登場しています。かつて「漆黒聖典」の第九席次として活躍していたクレマンティーヌが、リ・エスティーゼ王国にある都市エ・ランテルに移住してきた後の姿で、その都市の人々はもとより都市の幹部からも「聖女」として信頼を寄せられています。

その性格や人に対する態度も穏やかで柔らかい「聖女」そのもの。キャラストーリーによれば、エ・ランテルで追手によって深手を負わされて瀕死の状態となっていたところを「誰か」によって助けられ、真偽こそ不明ですが、その恩人から自分に恩を返すよりも困っている都市民にそれを返してほしいと言われたことから地道な奉仕活動を続けているとのこと。何か理由があるのかは不明ですが、ゲームキャラとして回復魔法を使用することが可能です。

クレマンティーヌは作中トップクラスの実力者!

ここまで『オーバーロード』に登場するクレマンティーヌに関する知識についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

書籍版ではトップクラスの実力を誇りながらも、早々にアインズ・ウール・ゴウンの手によって倒されることになったクレマンティーヌ。その死体が消えてなくなってしまった彼女が、また物語に登場することを期待したいですね。これからの物語の展開に期待していきましょう!

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