【ワンパンマン】キャラクター紹介<怪人編>①

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どんな強敵も「一撃(ワンパンチ)」で倒すヒーローの青年・サイタマを主人公とした漫画『ワンパンマン』。ONEさんによるWeb漫画作品で、週間青年漫画雑誌「となりのヤングジャンプ」で連載されるリメイク版では村田雄介さんが作画を担当しています。そんな本作に登場する怪人に関して、声優情報も交えてご紹介していきます!

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目次

『ワンパンマン』とは?

『ワンパンマン』は、様々な能力を持ったヒーローたちと怪人たちが戦う姿を描いた漫画作品。作者は、『魔界のオッサン』や『モブサイコ100』などで知られる漫画家のONE(ワン)さん。2009年7月より作者のホームページ上に連載されているWeb漫画作品で、元は漫画原稿制作ソフト「ComicStudio」の練習のために描かれたものでした。当初は1話で終わらせるつもりだったものの、読者からの反響が想定よりも大きかったことから最終話までのプロットを組み直し、現在の連載をするに至りました。

2012年からは、集英社から発行されている週間青年漫画雑誌「となりのヤングジャンプ」で、リメイク版も連載されています。作画を担当するのは、アメリカンフットボールを題材にした少年漫画『アイシールド21』の作画を担当したことで知られる村田雄介(むらた・ゆうすけ)さん。もともと村田雄介さんご自身がこの漫画作品のファンで、色々な過程を経てONEさん原作による今作を連載することが決まりました。リメイク版の方ではONEさん確認のもと、原作版には存在しなかった番外編やエピソードが追加されることも多くあります。

テレビアニメは、第1期が2015年に全12話放送され、第2期も2019年に全12話放送。リメイク版の方のストーリーをベースにしつつ、アニメオリジナルのシーンも多く追加されています。第2期が放送開始される前週には、『それいけ!アンパンマン』のアンパンマン役で知られる戸田恵子(とだ・けいこ)さんがナレーション担当をした特番『一撃でわかる!TVアニメ「ワンパンマン」マジ振り返り!』も放送されました。

物語のあらすじ

主人公は、どんなに強い相手でも「一撃(ワンパンチ)」で倒してしまえるヒーローの青年・サイタマ。かつて就職活動がなかなか上手くいかなかった頃、怪人カニランテから1人の少年を救ったことをきっかけに、サイタマは幼い頃に見た「ヒーローになりたい」という夢を思い出しました。就職活動をせずにその夢を実現することに決めたサイタマは、頭髪を全てを失ってしまうほどの3年間にわたるトレーニングの末に、どんな相手でも一撃で倒すことのできる無敵の力を獲得したのでした。

しかし、その力を持ってしまったが故に戦闘時の張り合いをなくし、緊張感なども喪失するようになってしまったサイタマは、圧倒的な力とはつまらないものだと思い至り、ヒーローとして活動するようになった今も無気力な毎日を送ることになってしまったのでした。ひょんなことからサイボーグのジェノスを弟子にすることになったサイタマは、彼と共にヒーロー協会で正式なヒーロー活動を始めていくことになります。

怪人について

サイタマが青年になった頃から、怪人が凶悪化し、その数も激増するようになった今作。この世界において、怪人による被害は天災と同じ扱いをされており、その危険度は5段階の「災害レベル」で表示されています。災害レベルは低い方から順に、「狼」「虎」「鬼」「竜」「神」

作中の描写を踏まえると、災害レベル「虎」くらいまでであればA級ヒーロー上位単独でも対処することができ、災害レベル「鬼」にまで達するとS級ヒーローであっても状況次第では敗北することもあり得ます。それより上の災害レベル「竜」にもなれば、S級下位のヒーローでは敵わないこともあります。

ここからは、そんな今作に登場する怪人について、声優情報も交えてご紹介していきます!

『ワンパンマン』キャラクター1:災害レベル「竜」 ワクチンマン

ワクチンマンは、災害レベル「竜」の怪人。記念すべき『ワンパンマン』の第1巻第1話に登場した怪人で、「ワクチン」という名前がついていながら、さながら悪魔、もっと言えば『それいけ!アンパンマン』に登場するばいきんまんを八頭身にしたような見た目をしています。環境汚染を繰り返す人類文明を破壊するために地球の意思が生み出した存在で、手から生み出した小型のエネルギーボールを投げつけることで、数百メートルの爆発を起こすことのできる能力を持っています。

突如A市に出現して、破壊と殺戮の限りを尽くしていましたが、逃げ遅れてしまった少女を殺害しようとしたところでサイタマと出会います。サイタマの無気力な態度と「趣味でヒーローをやっているから」という理由で自分に刃向かうことに怒りを爆発させ、巨大な怪獣の姿に変貌して猛然と襲いかかったものの、サイタマによる右ストレート一発で木端微塵に砕け散ることになりました。

その後、落としてしまったゲームソフトを回収しに来たキングが瓦礫に躓き、ワクチンマンの血溜まりにダイブしてしまったことで、応援に駆けつけたヒーローたちから「返り血に染まったキング」を目撃されることになり、ワクチンマンを撃破したのはキングだということになりました。リメイク版の番外編「目撃」によれば、ワクチンマンは現場に駆けつけたA級以下のヒーロー31人を倒したようですが、本人は存在にすら気づいていなかった模様です。

テレビアニメの方でも第1話に登場。漫画版よりもさらに八頭身のばいきんまんに近い外見になり、担当声優にはなんと、ばいきんまんの声優で有名な中尾隆聖(なかお・りゅうせい)さんが起用されることになりました。原作よりもさらに『それいけ!アンパンマン』に寄せていったことに、視聴者を衝撃を受けざるを得なくなってしまったのでした。

ワクチンマンの声優は中尾隆聖(なかお・りゅうせい)さん

そんなワクチンマンの声を担当するのは、81プロデュースに所属している声優・俳優・歌手・演出家の中尾隆聖さん。本名は「竹尾智晴(たけお・ともはる)」で、愛称は「トモちゃん」。1951年2月5日生まれで、出身は東京都。身長165cmで、血液型はA型。趣味・特技に、乗馬・スキースケート・ダイビング・作曲・ギターを挙げています。長男は、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』のDr.ゴート役や第2作目の『HUNTER×HUNTER』のサダソ役などで知られる声優・俳優の竹尾一真(たけお・かずま)さん。

祖父母からの勧めで3歳の頃に劇団ひまわりに入団し、5歳の頃にラジオドラマ『フクちゃん』のフクちゃん役で俳優デビュー。吹き替えでは『わが家はいっぱい』、テレビアニメでは1965年に放送された『宇宙パトロールホッパ』の主人公であるジュン役で声優デビューを果たしました。『それいけ!アンパンマン』の作者・やなせたかしさんから「セクシーな声」と形容された独特の声質の持ち主で、これまでに『ドラゴンボールZ』のフリーザ役、『王ドロボウJING』のキール役、『楽しいムーミン一家』のスニフ役などを担当しています。

『ワンパンマン』キャラクター2:災害レベル「虎」 カニランテ

カニランテは、災害レベル「虎」の怪人。蟹を食べすぎたことが原因で突然変異した怪人で、大きなハサミの両腕に甲殻に覆われた上半身を持ち、人間男性と変わらない下半身にはブリーフを履いています。「クプクプクプ(笑)」と笑うのが特徴的。ハサミの両腕で石畳を簡単に貫けるほどのパワーを持っています。

眠っている間に甲殻に油性マジックで乳首を描いた子どもを殺そうと探していたところ、就職活動に難航していたサイタマと遭遇。その子どもを庇ったサイタマを痛め付けましたが、サイタマから飛び出た目にネクタイを引っかけられて脳を引きずり出されたことで、あっさりと死亡しました。この出来事が、サイタマがヒーロー活動を行うきっかけになりました。

カニランテの声優は徳本恭敏(とくもと・ゆきとし)さん

そんなカニランテの声を担当するのは、 ケンユウオフィスに所属している声優・舞台俳優の徳本恭敏さん。 1977年9月22日生まれで、出身は山口県山口市。身長169㎝で、血液型はO型。趣味にダンス(TAP POP JAZZ)・野球・ダイエットを、特技に鷺流狂言・バドミントン・電卓を挙げています。声優の伊藤健太郎(いとう・けんたろう)さんが主宰する劇団K-Showの元メンバーで、2007年まで所属していました。

声優としてはこれまでに、『わがまま☆フェアリー ミルモでポン!』の結木摂役、「デュエル・マスターズシリーズ」の坂田ワタル役、『爆丸バトルブローラーズ ニューヴェストロイア』のブロンテス役などを担当しています。

『ワンパンマン』キャラクター3:災害レベル「鬼」 フケガオ&マルゴリ

フケガオとマルゴリは、災害レベル「鬼」の怪人兄弟。作中ではそのレベルだと言われていますが、描写から実質的には災害レベル「竜」かそれ以上の実力を有していたと思われます。原作では「天才と筋肉兄弟」という名称でしたが、リメイク版でそれぞれフケガオとマルゴリという名前が明らかになりました。兄のフケガオは世界征服の野望を持っていて、弟のマルゴリは世界最強の男になりたいという夢を持っています。

弟のマルゴリは、兄のフケガオの開発した究極のステロイド「上腕二頭キング」を服用することで、山をも凌駕するほどに巨大化することが可能(このステロイドは、マルゴリが口にしやすいようにイチゴ味に加工されています)。フケガオは巨大化したマルゴリの右肩に乗った際、いつの間にかマルゴリの左肩に乗っていたサイタマを叩き潰すように指示を出したところ、左右を間違えたマルゴリによって叩き潰されてしまうことになりました。

自ら兄を殺してしまったことに激昂したマルゴリはサイタマに猛攻を加えたものの、サイタマからの一撃で返り討ちにされることになりました。その後、ワクチンマンの時と同じように、たまたまそこに居合わせたキングが倒したのだとヒーロー協会からは誤認されています。純粋に強さを追い求めていたマルゴリが圧倒的な強さを手にしたことで虚しさを覚えたときは、同じような経験をしたサイタマから同情されています。

フケガオの声優は鈴木琢磨(すずき・たくま)さん

フケガオの声を担当するのは、81プロデュースに所属している声優の鈴木琢磨さん。「たく」や「たくまさん」の愛称で知られています。1961年12月7日生まれで、出身は東京都。身長171cmで、血液型はB型。趣味・特技に、スキー・サーフィンを挙げています。これまでに、『魁!!クロマティ高校』の林田慎二郎役、『君に届け』の荒井善行役、『ゼロの使い魔』のジャン・コルベール役やバーガンディ伯爵役などを担当しています。

マルゴリの声優は浜添伸也(はまぞえ・しんや)さん

マルゴリの声を担当するのは、アクロス エンタテインメントに所属している声優の浜添伸也さん。1984年9月6日生まれで、出身は石川県。血液型はA型です。趣味・特技には、剣道・腕相撲・ボイスパーカッション(少々)・散歩を挙げています。2006年から2007年までケッケコーポレーションに所属した後、6年間に渡るフリーランスでの活動期間を経て、2013年より現在の事務所に所属しました。

これまでに『オーバーロード』のイグヴァルジ役やジュゲム・ジュゲーム役、『攻殻機動隊 ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE』のヤノザキ役、『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』の結乃イワベエ役などを担当。『ワンパンマン』では他にも、B級1位ヒーロー・地獄のフブキ率いる「フブキ組の」メンバーであるB級3位ヒーロー・山猿役、C級40位ヒーローの喪服サスペンダー役なども担当しています。

『ワンパンマン』キャラクター4:災害レベル「鬼」 地底王

地底王は、災害レベル「鬼」の怪人。「真の地球人」を自称する地底に暮らす種族の王で、地底人の数は地底には収まりきらないほどに膨れ上がっていました。地底王は地上を支配するべく、地底人を率いて侵攻。サイタマが全ての地底人を倒した後に姿を現しましたが、実はここまでの展開は全てサイタマが見ていた夢に過ぎず、現実の地底王はやる気を出したサイタマからの足蹴り一発で絶命してしまいました。

地底王の声優は上田燿司(うえだ・ようじ)さん

そんな地底王の声を担当するのは、アミュレートに所属している声優の上田燿司さん。本名は、芸名と漢字は違うものの読みは同じ「上田陽司(うえだ・ようじ)」。1971年8月7日生まれで、出身は兵庫県神戸市垂水区。血液型はA型。妻は、『スターオーシャン セカンドストーリー』のオペラ・ベクトラ役や『機動戦艦ナデシコ』のエリナ・キンジョウ・ウォン役などで知られる永島由子(ながしま・ゆうこ)さん。

これまでに、『ACCA13区監察課』のオウル役、『ノー・ガンズ・ライフ』のヒュー・カニンガム役、『真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました』のストームサンダー役などを担当。バイプレーヤーとして知られる声優の1人で、『さよなら絶望先生』では臼井影郎役、時田役、万世橋わたる役などを、『ジュエルペットサンシャイン』ではコール役、ヤミの将軍役、ドラゴン校長役などの多数の兼役を担当。その演技力は、『さよなら絶望先生』や『魔法少女まどか☆マギカ』の監督で知られる新房昭之(しんぼう・あきゆき)さんからも絶賛されています。

『ワンパンマン』キャラクター5:災害レベル「虎」 地底人

地底人は、災害レベル「虎」の怪人。「真の地球人」を自称する地底に暮らす種族で、地底王に率いられて地上を支配するべく侵攻。地上人の7割を殺害し、サイタマの寝込みを襲って戦闘に突入しました。その1人ひとりがサイタマに匹敵するほどの力を持ち、かつてない強敵の登場にサイタマも遂に本気を出そうとしましたが、実はここまでのことは全てサイタマの見ていた夢で、現実の地底人たちは地底王が簡単にサイタマにやられてしまったのを見て、あっさりと白旗を上げて地底に帰っていってしまいました。

詳細は不明ですが、後に地底人の間で内乱が勃発したようで、仲間同士で戦い合った末に滅亡してしまった模様です。生き残りが存在しているかどうかは、現時点では明らかになっていません。

地底人の声優は山本祥太(やまもと・しょうた)さん

そんな地底人の声を担当するのは、シグマ・セブンに所属している声優の山本祥太さん。3月7日生まれで、出身は大阪府。身長は179cm。趣味にボディビル観賞・ナイトランニング・ウェイトトレーニングを、特技に水泳・日曜大工を挙げています。声優デビューを果たしたのは、2010年に放送されたテレビアニメ『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』の門下生役です。

その他にもこれまでに、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII』のチャンドラ・イヒト役、『バトルスピリッツ 烈火魂』の紫堂信玄役、「ハイキュー!!シリーズ」の百沢雄大役などで知られています。

『ワンパンマン』キャラクター6:災害レベル「鬼」 深海王

深海王は、災害レベル「鬼」の怪人。作中では災害レベルはそうだと言及されていますが、描写を見るに「鬼」の最上位、あるいはは「竜」レベルの実力者だと思われます。身長6メートルほどある筋骨隆々とした体格をした魚人の怪人で、王様らしく王冠を被り、何故かオカマのような口調で話します。地球の真の支配者は自分たちだと主張し、人類を抹殺すべく地上へと侵攻を開始しました。

素手て軽々と高層ビルを崩壊させ、シェルターをぶち抜くことができるほどの怪力の持ち主で、忍者の里出身の音速のソニックとも渡り合えるほどのスピードもあります。地上では本来の力を発揮できないものの、降雨などで水分を得ることで回復することが可能な再生能力とタフさをもち、更に水分を浴び続ければ大幅にパワーアップすることも可能です。

作中では、A級ヒーローのスティンガーとイナズマックスを軽々と倒し、S級ヒーローのぷりぷりプリズナーとのパワー対決にも勝利。街の住民を皆殺しにすべく避難用のシェルターに突入し、住民たち共に避難していたヒーロー4人を叩きのめした後、そこに駆けつけたサイタマの弟子であるS級ヒーロー・ジェノスと戦闘になりました。

ジェノスには一度殴り飛ばされてしまったものの、油断したジェノスから腕を奪って互角に殴り合った末に、ジェノスに声援を送った子どもに対して溶解液を吐き、それを庇ったジェノスを戦闘不能に陥らせました。大雨の中、息を切らして駆けつけたC級1位ヒーロー・無免ライダーをズタボロに痛めつけた後、最終的にようやく現場に到着したサイタマからの一撃で胴体に大きな風穴をあけられ、死亡しました。

深海王の声優は小山力也(こやま・りきや)さん

そんな深海王の声を担当するのは、劇団俳優座に所属している声優・ナレーター・俳優の小山力也さん。「リッキー」や「りきちゃん」といった愛称で知られています。 1963年12月18日生まれで、出身は京都府京都市。身長173cmで、血液型はO型。趣味・特技に、空手・水泳を挙げています。俳優としては1988年から1999年にかけて放送された特撮テレビドラマ『仮面ライダーBLACK RX』の霞のジョー役でデビュー。

声優としては、1996年に海外ドラマ『ER緊急救命室』のジョージ・クルーニーさん演じるダグラス・ロス役の吹き替えでデビューしました。ジョージ・クルーニーさんの吹き替えに関しては、現在でもほぼ専属で担当しています。デビュー当初は吹き替えを中心とした活動をしていましたが、2000年代以降はゲームやアニメなどにも多く出演するようになりました。アニメ作品ではこれまでに、『名探偵コナン』の毛利小五郎(2代目)役、『血界戦線』のクラウス・V・ラインヘルツ役、『DOUBLE DECKER! ダグ&キリル』のトラヴィス・マーフィー役などを担当しています。

『ワンパンマン』キャラクター7:災害レベル「狼」 海人族

海人族は、災害レベル「狼」の怪人。アニメ版では「深海族」という名前で、その名前の通り深海に暮らしています。人間に似たかなり大きな身体に水棲生物としての頭や触手のようなものを持っており、単体での災害レベルは「狼」ですが、10体程度になれば災害レベル「虎」相当の実力を持ちます。作中では、地上を支配するべく深海王に率いられて侵攻。第1陣として現れた1体はサイタマに倒され、第2陣として現れた10体はA級ヒーローのスティンガーによって倒されることになりました。

『ワンパンマン』キャラクター8:災害レベル不明 天空王

天空王は、災害レベル不明の怪人。4枚の黒い翼を生やした天狗のような姿をした怪人で、天空を住処としている様子。同じような種族の長たる地底王・深海王・古代王がいなくなった今こそ地上を征服する時だと考え、イーグル、ホーク、ファルコン、カイトという4人の息子たちと共にヒーロー協会本部を急襲しましたが、そこに通りかかった「暗黒盗賊団ダークマター」の最上位戦闘員の怪人・メルザルガルドによって、息子共々惨殺されることになりました。

『ワンパンマン』キャラクター9:災害レベル不明 森林王

森林王は、災害レベル不明の怪人。身体中から樹木の枝を伸ばしたような姿をした巨大な怪人で、A級ヒーローのテジナーマン、B級ヒーローの引きこも侍、C級ヒーローのエコロ爺とダイナマイトマンを捕縛したものの、サイタマの弟子であるS級ヒーロー・ジェノスによって倒されることになりました。

『ワンパンマン』キャラクター10:災害レベル「虎」 森林族

森林族は、災害レベル「虎」の怪人。Y市に姿を現した植物で覆われたような姿をした怪人で、人類の屍の山を肥やしとして失われた緑を再生しようと目論見ました。そのうちの数体は、A級ヒーローのテジナーマン、B級ヒーローの引きこも侍、C級ヒーローのエコロ爺とダイナマイトマンによって倒され、残りの全てはサイタマの弟子であるS級ヒーローのジェノスの手で焼却されました。

『ワンパンマン』キャラクター11:「進化の家」の首領 ジーナス博士

ジーナス博士は、「進化の家」の首領。類稀な才能を持った天才科学者で、15歳の頃から「人類という種全体の進化」を夢見ていますが、それを危険視した学会から追放されてしまったことをきっかけに自分の思想に同調しない世界に失望し、「進化の家」という研究所を創設。70歳を過ぎた頃から「人類殲滅計画」を始動し、研究成果によって自身の肉体を若返らせると共に、自分をベースに生み出した多数のクローンと共に人工進化の研究を勧め、様々な動物や昆虫などをベースにして凶悪な怪人たちを生み出しました。

その科学力は、サイタマの弟子であるサイボーグ・ジェノスすらも敵わないほどでしたが、「進化の家」で生み出された怪人・モスキート娘が倒されたことをきっかけにサイタマの身体に興味を持ったのが運の尽き。サイタマを捕獲するために派遣した怪人たちを全て倒された上に、乗り込んできたサイタマによって品性以外の全てにおいて最高傑作であった阿修羅カブトをあっけなく倒されてしまうことになりました。

サイタマの規格外の強さを目の当たりにしたことで自分の実験の敗北を認め、最終的に変わるべきは自分だったのだと考えを改めて人工進化の研究を断念。「進化の家」は壊滅することになりました。後に人体再生の研究中にたまたまタコの足を無限につくり出すことに成功し、生き残ったアーマードゴリラを販売員として「たこやき家」を開業。テレビアニメ第11話では、アーマードゴリラと一緒にその開店準備をしている様子が描かれました。

実はS級ヒーローのゾンビマンの生みの親でもあり、彼はかつて行っていた「不死身シリーズ」の研究の唯一の成功例でした。いずれ「進化の家」が地球規模の脅威になると確信したゾンビマンは密かに最終決戦への準備を勧め、後にジーナス博士に対する復讐も果たすためにそこに向かいましたが、既に壊滅してしまっていたことから、結局その悲壮な覚悟と決意は空回りに終わることになりました。

ジーナス博士の声優は浪川大輔(なみかわ・だいすけ)さん

そんなジーナス博士の声を担当するのは、ステイラックに所属している声優の浪川大輔さん。2012年6月に創設された同社の代表取締役も務めています。1976年4月2日生まれで、出身は東京都。身長173cmで、血液型はB型。1985年に劇団こまどりに所属し、海外テレビドラマ『白バイ野郎パンチ&ボビー』の子供役の吹き替えで声優デビュー。ヘンリー・トーマスさん演じる『E.T.』の主人公・エリオット役、ショーン・アスティンさん演じる『グーニーズ』のマイキー役など、立て続けにヒット作に吹き替えとして出演しました。

アニメ作品ではこれまでに、『BLEACH』のウルキオラ・シファー役、『君に届け』の風早翔太役、『FAIRY TAIL』のジェラール・フェルナンデス/ジークレイン役などを担当。現在でも少年から青年くらいの年齢を中心とした若々しい役どころを演じる機会も多くありますが、変声期を迎えて以降は深みを感じさせる低いトーンの演技に磨きがかかり、落ち着きのある成人男性役も数多く演じています。特に「Fateシリーズ」に登場するウェイバー・ベルベットの少年時代と青年時代では、それがよく表れています。

『ワンパンマン』キャラクター12:「進化の家」所属 災害レベル「鬼」 モスキート娘

モスキート娘は、災害レベル「鬼」の怪人。「進化の家」のジーナス博士によって生み出された蚊の姿をした女性怪人で、リメイク版では人型に近いデザインになっています。専門家曰く「完全な新種」である蚊の群れを自由自在に操り、標的に定めた人や動物を瞬間的にミイラ化させることが可能。彼女の指示が届く範囲は半径50kmとかなり広大で、その規模の大きさと危険性の高さから、蚊の群れだけで災害レベル「鬼」と報道されました。

蚊の姿をした怪人らしく高い機動力を持った飛行能力があり、爪による斬撃や額の口吻による刺突で相手を攻撃することが可能。後者に関してはサイボーグのジェノスの片腕すらももぐことのできる破壊力があります。通常形態ではジーナス博士からも「貧弱な羽虫」「所詮は試作品」と言われるような戦闘能力しか持ちませんが、その真価は吸血にあり、蚊の群れに集めさせた大量の血液を体内に吸収することで、災害レベル「鬼」に恥じない強化形態になります。身体能力を大幅に強化したこの形態になると、腕の一振りでビルを破壊力することができ、スピードも上昇します。

作中では、黒い霧に見えるほどの大量の蚊の群れを引き連れてZ市に襲来。多数の人間や野生動物を襲撃していたところで遭遇したジェノスと戦闘になりました。肉体がサイボーグ化している彼には蚊の攻撃は効かず、自ら戦ってジェノスの片腕を奪うも自身の両足も奪われてしまったため、吸血による自己強化を図るために一時退却しました。

その後、再びジェノスと交戦した際に、今度は強化形態による力でジェノスを圧倒。ジェノスを自爆寸前まで追い込みましたが、横で見ていたサイタマから平手打ちされ、ビルをぶち破ってそのまま空の彼方に消えていくことになりました。この事件をきっかけにサイタマの強さを惚れ込んだジェノスは弟子入りを志願し、さらにジーナス博士から興味を持たれたことで2人は「進化の家」との戦いに巻き込まれることになったのでした。

本編ではサイタマの平手打ち一発で吹っ飛ばされて以降は未登場ですが、リメイク版の作画を担当する村田雄介さんがTwitterに、翅と蚊の腹部を失って四肢が義肢になったものの生き残って「たこやきの家」の看板娘になったモスキート娘のイラストを公開しています。登場した期間こそわずかであったもののリメイク版の人型に近い姿のおかげで根強い人気があり、いつか再登場することを待望されています。

モスキート娘の声優は沢城(さわしろ)みゆきさん

そんなモスキート娘の声を担当するのは、青二プロダクションに所属している声優・ナレーター・俳優の沢城みゆきさん。「みゆきち」の愛称で知られています。1985年6月2日生まれで、出身は東京都。身長154cmで、血液型はO型。趣味に本を読むことを、特技に料理(予定)・英語少々を挙げています。実弟は、『遊☆戯☆王VRAINS』の島直樹役や『TSUKIPRO THE ANIMATION』の七瀬望役などで知られる同じ声優の沢城千春(さわしろ・ちはる)さん。

1999年5月に開催された『デ・ジ・キャラット』の新人声優オーディションで審査員特別賞を受賞し、演技経験のないまま同作に登場するプチ・キャラット(ぷちこ)役に抜擢されて声優デビューを果たしました。2001年に放送された『しあわせソウのオコジョさん』では、コジョピー役でテレビアニメ初主演を担当。その他にもこれまでに、第2作目の『HUNTER×HUNTER』のクラピカ役、『PSYCHO-PASS サイコパス』の唐之杜志恩役、「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEシリーズ」の七海春歌役などを担当しています。

『ワンパンマン』キャラクター13:「進化の家」所属 災害レベル「虎」 カマキュリー

カマキュリーは、災害レベル「虎」の怪人。「進化の家」のジーナス博士によって生み出された怪人で、脳みそが露わにになったカマキリのような姿をしています。ジーナス博士の命令で、サイタマの捕獲を目的とした怪人軍団「旧人類撲滅用精鋭戦力」の一員としてサイタマの自宅を襲撃しましたが、天井を壊されたことに激怒したサイタマの手により、名乗る前に倒されてしまいました。

カマキュリーの声優は長谷川芳明(はせがわ・よしあき)さん

そんなカマキュリーの声を担当するのは、アクロス エンタテインメントに所属する声優・俳優の長谷川芳明さん。「はっせ」の愛称で親しまれています。1984年10月21日生まれで、出身は東京都。身長171cmで、血液型はA型。特技にバク転・走り高跳び・ボクシングを挙げています。映画『地雷を踏んだらサヨウナラ』の視聴をきっかけに舞台の養成所に入り、俳優として活動していましたが、フリーランスの頃に現在の事務所を紹介され所属してからは声優としての活動も行うようなりました。

声優としてのデビューは、エフエム東京のラジオドラマ「NISSAN あ、安部礼司〜BEYOND THE AVERAGE」の南総カズヤ役や向井山理人役。その他にもこれまでに、『ブギーポップは笑わない』の安能慎二郎役、『妖怪ウォッチ シャドウサイド』の月浪トウマ役、「カードファイト!! ヴァンガードGシリーズ」の江西サトル役などを担当。『ワンパンマン』ではカマキュリー役以外にも、A級6位ヒーローのブルーファイア役、B級1位ヒーローの地獄のフブキ率いる「フブキ組」に所属したB級2位ヒーローのマツゲ役なども担当しています。

『ワンパンマン』キャラクター14:「進化の家」所属 災害レベル「虎」 ナメクジャラス

ナメクジャラスは、災害レベル「虎」の怪人。「進化の家」のジーナス博士によって生み出された怪人で、その名前の通りナメクジのような姿をしています。一人称は「オデ」で、テレパシーを使うことが可能。サイタマによって同じ「進化の家」の怪人であるカエル男と共に頭から地面に埋められてしまい、そこから出ようとしたところを「進化の家」ナンバー2の怪人・獣王に切り刻まれることになりました。

『ワンパンマン』キャラクター15:「進化の家」所属 災害レベル「虎」 カエル男

カエル男は、災害レベル「虎」の怪人。「進化の家」のジーナス博士によって生み出された怪人で、その名前の通り二足歩行をするカエルような姿をしています。その顔には1本線の傷跡があり、左腕には「殿」と書かれた刺青があります。

同じ「進化の家」で生み出された怪人のナメクジャラスとコンビを組んでおり、サイタマによってそのナメクジャラスと共に頭から地面に埋められてしまい、そこから出ようとしたところを「進化の家」ナンバー2の怪人・獣王に切り刻まれることになりました。

カエル男の声優は後藤(ごとう)ヒロキさん

そんなカエル男の声を担当するのは、フリーランスで活動している声優・舞台俳優・ナレーターの後藤ヒロキさん。1985年11月16日生まれで、出身は埼玉県。身長は175cm。2002年頃から俳優やナレーターとしての仕事を始め、2008年からアクロス エンタテインメントに所属し、本格的に声優としの仕事を始めるようになりました。妻は、『遊☆戯☆王ARC-V』のアスール役や『ビッグシティ・グリーン』のティリー役などで知られるテアトル・エコー所属の声優・田中杏沙(たなか・あずさ)さん。

これまでに、『ACCA13区監察課』のポチャード役、『ダーリン・イン・ザ・フランキス』のフトシ役、『ヴィンランド・サガ』のトルグリム役やブーイ役などを担当。『ワンパンマン』ではカエル男役以外にも、C級ヒーローの十字キー役、アニメオリジナルの怪人であるバリカスタムよ649ZマークII役や古代王役なども担当しています。

『ワンパンマン』キャラクター16:「進化の家」所属 災害レベル「鬼」 アーマードゴリラ

アーマードゴリラは、災害レベル「鬼」の怪人。「進化の家」のジーナス博士によって生み出された怪人で、自称組織のナンバー3。見た目はサイボーグ化したゴリラで、戦闘においては並外れたパワーと頑強な装甲を武器としています。無機質でロボットらしくエコーまでかかった片言で喋りますが、これは恰好つけのための演出のためにわざとそうしているだけで、実際は普通に抑揚をつけて喋ることができます。

作中では、「進化の家」で生み出された怪人・モスキート娘を平手打ち一発で倒したサイタマの強さに目をつけたジーナス博士からの命令で、組織ナンバー2の実力者である獣王を筆頭とした襲撃部隊の一員として登場。他のメンバーがサイタマを狙うなか、アーマードゴリラはジェノスの足止めをするために彼との戦いに挑みました。

あと一歩のところで力及ばず戦闘不能に追い込まれた際、ジェノスから自身の目的と素性を問われたものの、組織ナンバー1の実力を持つ獣王の方がジェノスよりも遥かに強かったことから、強気な姿勢を崩さないまま質問に答えることを拒否。しかし、サイタマがその獣王を肉片に変えてしまったと知ると、あっさりと素に戻って降伏し、あらいざらい全てを白状しました。

組織ナンバー1の実力を持った阿修羅カブトさえもサイタマに敗れてしまったことで、「進化の家」は壊滅。アーマードゴリラは、この一件で更生したジーナス博士の「たこ焼きの家」を手伝うようになりました。その後リメイク版の方では、食材の買い出しの最中に、災害レベル「虎」の怪人・マーシャルゴリラと遭遇。A級ヒーローのヘビィコングを一方的に叩きのめすほどの実力者であったその怪人にナイフで襲われたものの、一撃で返り討ちにしました。声は、災害レベル「虎」の怪人・地底人役と同じ山本祥太さんが担当しています。

『ワンパンマン』キャラクター17:「進化の家」所属 災害レベル「鬼」 獣王

獣王は、災害レベル「鬼」の怪人。「進化の家」のジーナス博士によって生み出された怪人で、筋骨隆々とした人間の身体にライオンの頭部を持ち、指先からは鋭い爪が生えています。「進化の家」の怪人の中ではナンバー2の実力を持ち、アーマードゴリラ曰く、それは当時のジェノス程度では勝てないほど。自分の強さに絶対的な自信を持つ彼は弱肉強食を信条としており、相手を圧倒的な力で叩きのめすことを好みます。

爪から衝撃波を飛ばして対象を斬り裂く「獅子斬」を得意技とし、その技を目にも止まらぬ速さで連射することで夥しいほどの衝撃波を生み出す「獅子斬流勢群」を最大の必殺技としています。作中では、「進化の家」で生み出された怪人・モスキート娘を容易く退けたサイタマの実力に目をつけたジーナス博士からの命令により、他の怪人たちとともにサイタマを捕らえるために襲撃。

先陣を切ったカマキュリーたちが返り討ちになった後、アーマードゴリラやグランドドラゴンと共に登場しました。グランドドラゴンの力で地中に埋められたサイタマに対して持論を聞かせつつ自分の力を誇示しようとしましたが、いつまで経っても無気力なままで真剣に向き合おうともしない彼の行動に怒り、必殺技の「獅子斬」を放ったものの、かわされてしまって生き残った先陣の怪人たちを切り裂くだけに終わりました。

他の攻撃もことごとく交わされたことでついに怒りが頂点に達し、ジーナス博士からの生け捕りにしろという命令も忘れて自身最大の必殺技「獅子斬流勢群」を放ったものの、これも通用せず、最終的にサイタマからの「連続普通のパンチ」を受けて肉片となりました。その肉片は色々と危ない効果を持っていたようで、コミックス3巻に収録されたおまけ4コマでは、放置されたその死骸を口にしたカラスが突然変異を起こす様が描かれています。

獣王の声優は斉藤次郎(さいとう・じろう)さん

そんな獣王の声を担当するのは、ケンユウオフィスに所属している声優の斉藤次郎さん。1965年5月24日生まれで、出身は栃木県。身長176cmで、血液型はB型。趣味に山歩きを、特技に猫遊びを挙げています。これまでに『僕のヒーローアカデミア』の紅頼雄斗役、『進撃の巨人』のテオ・マガト役、『ポケットモンスター サン&ムーン』のモーン役などを担当しています。

『ワンパンマン』キャラクター18:「進化の家」所属 災害レベル「虎」 グランドドラゴン

グランドドラゴンは、災害レベル「虎」の怪人。「進化の家」のジーナス博士によって生み出された怪人で、おおよそ身長1メートル程度のモグラを直立二足歩行させたような姿をしています。モグラにしてはやや細身のスマートなデザインで、目つきが鋭く、両手には長く鋭い爪を持っています。お腹に漢字で「土竜」と記されているのも特徴的。「グランドドラゴン」という名前の由来は、もちろんモグラの漢字表記の「土竜」を英語に直訳した”ground dragon”。

戦闘の際は「進化の家」のナンバー2の怪人・獣王のサポート役を担っており、彼からは「よくやった」と少々下に見るような態度をとられていますが、グランドドラゴン自身は特に敬語を使ったりはしていないため、明確な上下関係は意識していない様子。モグラの怪人だけあって、手足から伸びた鋭い爪を利用して、土であろうとコンクリートであろうと驚異的な速度で掘り進むことのできる能力を持っています。

作中では、「進化の家」で生み出された怪人・モスキート娘を簡単に倒してしまったサイタマの実力に注目したジーナス博士からの指令を受け、サイタマを捕獲する目的でアーマードゴリラや獣王たちと一緒に登場。サイタマの不意をついて首まで地面に引きずり込みましたが、直後に抜け出されてしまい、更に獣王まで倒されてしまいます。身の危険を覚えてすぐに地中深くに逃げ込みましたが、そこでサイタマに追いつかれてしまい、空高く吹き飛ばされてしまうことになりました。

『ワンパンマン』キャラクター19:「進化の家」所属 災害レベル「竜」 阿修羅カブト

阿修羅カブトは、災害レベル「竜」の怪人。「進化の家」のジーナス博士によって生み出された怪人で、アーマーに覆われたような巨大な身体にカブトムシのツノを生やしたビジュアルをしています。「進化の家」において最強の実力を持っていますが、精神が不安定且つ傲慢で品性にも欠けていたことから、コントロール不可能と見なされて「進化の家」の地下に封印されていました。

ジェノスによる焼却砲を一息で押し返したり、さらには彼を破壊寸前にまで追いつめたりするほどの実力の持ち主。傲慢さ故に本気になった自分の方が強いと見誤りはしましたが、サイタマの高すぎる戦闘能力をすぐに察知できるほどの直感力も持っています。理性を喪失する代わりに闘争本能と戦闘能力を極限にまで高める「阿修羅モード」という強化形態があり、それを使用した場合は1週間は自分でもコントロール不可能なほどの破壊と殺戮を繰り返すことになります。

作中では、サイタマを捕獲するための最終手段としてジーナス博士によって地下から解放され、「阿修羅モード」を発動。阿修羅カブトからの来週の土曜まで大量殺戮を止めることはできないという発言から、今日がスーパーの特売日だと気づいてショックを受けたサイタマからアッパーを繰り出されたことにより、胸部から下顎部までを吹き飛ばされて死亡しました。その後、サイタマが自分の研究の集大成である阿修羅カブトを簡単に倒してしまった光景を目にしたジーナス博士は、変わるべきは自分自身だったと思い直し、たこ焼き屋に転職することになりました。

阿修羅カブトの声優は石塚運昇(いしづか・うんしょう)さん

そんな阿修羅カブトの声を担当したのは、青二プロダクションに所属していた声優・俳優・ナレーターの石塚運昇さん。本名は、漢字は同じで読みの違う「石塚運昇(いしづか・ゆきのり)」。1951年5月16日生まれで、出身は福井県勝山市。身長168cmで、血液型はA型。趣味にゴルフを挙げています。2018年8月に、67歳で食道癌のため亡くなりました。

1984年に放送されたテレビアニメ『巨神ゴーグ』のナレーターで、声優デビュー。低く渋い声が特徴的で、生前は「ポケットモンスターシリーズ」のオーキド博士役、『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』のジョセフ・ジョースター役、『機動戦士ガンダム00』のセルゲイ・スミルノフ役などを担当していました。2018年時点でプレスコによる事前収録を行っていたことから、2019年7月に公開されたアニメーション映画『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』が事実上の遺作となりました。

ゲーム版の阿修羅カブトの声優は稲田徹(いなだ・てつ)さん

ゲーム版の阿修羅カブトの声を担当するのは、青二プロダクションに所属している声優・ナレーターの稲田徹さん。「トロンベ」や「ボス」という愛称で知られています。1972年7月1日生まれで、出身は東京都八王子市。身長184cmで、血液型はA型。趣味にドライブを挙げています。1994年に発売されたOVA『マクロスプラス』で声優デビューを果たしました。

低く響く野太い声が特徴的で、屈強なタフガイや熱血のスポーツマン、豪快な荒くれ者などといった筋骨隆々としたたキャラクターを演じる機会が多くあります。これまでに、『この素晴らしい世界に祝福を!』の荒くれ者役、『フューチャーカード 神バディファイト』のガルガンチュア・ドラゴン役、『僕のヒーローアカデミア』のエンデヴァー役などを担当しています。

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